SSブログ

月刊バレーボール12月号(先月号) [バレーボール]

12月号と言っても先月号なので、W杯は女子がセルビア戦の敗北まで、男子はまだ12人に絞り込まれる前の情報しかのっていません。数日後には今月号が出るので、その前にざっと目を通しておこうかなと。W杯女子の目先を変えただけの各国情報が3回ぐらい繰り返されていたりと、相変わらずページを埋めることに苦労している感がありありです。

斜め読みなので正確に再現はできないのですが、気になった言葉など。

1、アゲロ、トルコリーグに移籍の理由
わざわざイタリアに帰化しながら、格下のトルコリーグに移籍するそうです。その理由は「少し体を休めるため」だそうで。そういう移籍もありなんですねえ。Vリーグも今やそういう「ファーム扱い」をされてるんでしょうね。幸か不幸か欧米から遠いので、一流どころはあんまりこないですが。

2、荻野と山本の対談
荻野がひたすら山本をヨイショ。山本は素直で自覚があって…なんかばかばかしくてあんまり覚えてないですが。一方、山本は荻野を師匠と崇め、荻野のおかげでブロックをラクに外せて打てるようになった、などなど。まあ、2人で褒めあいです。でもねー、どこをどう読んでも、ベテラン同士の対談に見えないんですよね。荻野と清水ならこの会話でいいんだけど、って感じ。荻野、ほんと優しいキャプテンです。

3、松平翁と越川の対談
いやー、気持ち悪かった。薄気味悪かった。ぞっとしました。優等生・越川は松平のお気に入りなんですねえ。よく分かりました。なんでお気に入りなのか?越川が大学に行かずに実業団に入ってきたからです。松平いわく、大学に行ってから入ってくるような選手は「プロ」じゃない、と。越川は、松平が全日本男子の監督をやって以来、40年間で初めてのプロ選手なんだそうです(40年前の南や猫田は松平と「心中覚悟でバレーをやっていた」として、松平規準で「プロ」に認定)。こんなのがJVAの名誉会長?世界どころか、国内の他競技にも馬鹿にされてるんだろーなー。げろげろ。

そんな松平とばっちり話がかみ合って、松平にうながされるままに主張を代弁させられる越川。爺ころがしならまだしも、まるでジジイに手篭めにされているような…って言いすぎです。撤回撤回。

アジア選手権の2敗(オーストラリアとタイ)についても、越川は「山本と宇佐美が入ってきてチームカラーが変わった」なんてことを言わされて。それを松平が「植田はWLの結果よりさらに上を望んだんだねえイッヒッヒ」(←こんな効果音ついてないけど)ってな具合で引き取って。げろげろ。

一事が万事この調子で、越川に「ガキじゃないんだから、ちゃんと目をあけて世の中を見ろ」と言ってやりたくなりました。

4、Vリーグ女子選手たちのマイブーム
アクセサリーとかファッションとかニンテンドーDSとか、20代、30代女性のコメントが並ぶ中、櫻井の答えは「加圧トレーニング」。加圧ベルトまいてポーズ決めてて、ツボにはまりました(笑)


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 6

July 11

rio先生、手篭めって・・・
年齢属性、「若い方」じゃなかったんすか?

越川、翁の意のままですか・・・。非現実的なキラキラ瞳をもつ絶対ポジティブ好青年、という印象でしたが、もしかしたら、あんまり何も考えてない少年なのかも。

櫻井、ばかうけです。バカになりきれる力って大事だと思うけど、女捨てるのと紙一重だとおもうんですけどね、ポーズ付って。ニックネームは「エビ」・・・。もう、とことんやってくださいって感じ。
by July 11 (2007-12-11 21:38) 

madoka

さすが櫻井!
加圧トレーニングは、「エロス侍」こと杉本彩姐さんも取り入れてらっしゃるぐらいだから、櫻井も、「女を捨てる」どころか、「女っぷりが上がる」かもよ(笑)。

それにしても、松平、キモッ!!心の底からウザッ!!
「大学に行ってから入ってくるような選手は「プロ」じゃない」ってなんだそれ!!
プロの基準をテキトーに決めんな!!
自分も大学卒業してから実業団に行ったくせに、自分以外の大卒選手は否定かよ…。
最近は女子でも大卒選手が増えましたが、さぞや気に入らないんでしょうねえ。
もう、ほんっとにこいつが・・・しなない限り(わざと間違えてみました)、日本のバレーはダメだわ(-""-;)。 

越川もねえ…。ナイーヴすぎますね(英語本来の意味で)。
なんか、変なセミナーとかにコロっとはまりそうな危うさを感じます(^^;)。
彼がもっとずる賢く、たくましく、したたかになってくれれば、いい選手になれると思うんですけど…。
やっぱり青山をコーチに迎えて、ずる賢くなる秘訣を叩き込んでもらうべきだと思う(笑)。
by madoka (2007-12-11 23:29) 

rio

>July 11さん、手篭めって書くと健全な青少年には分からなくて自主規制できてるかなって…できてないですねorz

また、松平翁が老獪なんですよねえ。活字に起こしたライターがたくみなのかもしれませんが。

櫻井、引退したらバレー界発のお笑い系タレントになってほしいです。

>madokaさん、加圧トレーニング、櫻井周辺でははやり始めてるらしいです(笑)
。語りが熱かったっす。

松平翁いわく、プロ=バレーで人生を切り開く=大学に行かずに実業団に入る、だそうで。いつか機会があったら、指差して笑ってやろうと思います。

この対談はW杯前に出されてるんですけど、関係者が読んだとすれば、面白くない気持ちを抱いた人もいるでしょうねえ。勉強など「余計な」ことをするよりバレーに染まりたいという価値観は、それはそれでありだとは思いますが、4年間先にスタートを切った成果がいまのところ見えていないことが気になります。
by rio (2007-12-12 04:18) 

dhalmel

あああ面白くない。
面白くないったら面白くない。

と、毒を吐いてみました。ふぅ。

一大学バレーファンというか、
「大学からバレーの何かを変えていけないか」に乗っかってバレーを見ている者からすると、著しく不満が募ります。

やっぱり翁はそういう動きがお気に召さないんだろうなぁ…
by dhalmel (2007-12-12 10:48) 

machi

rioさん、こんにちは。

昔々…あたしがバレーボールのサークルに所属してた大学生だった頃、試合が終わるとみんなドヤドヤと居酒屋へ行き、その日のプレーを肴にワイワイやっていました。
で、男子達はよくチームメイト同士で褒めちぎり合いをして(その褒めポイントの的をわざと外したりして、すでにそこで笑えるんですが)
みんなが気持ちよくなったところでそれぞれが「やっぱ(ナンバーワンプレーヤーは)オレだな」とか言い出して、まぁもちろん周りからは「お前ほんとバカだなー」などと言われて、一同爆笑して散会、みたなパターンになることが多かったです。半ばネタとしてやっていたことですが☆

というのを、↑荻野と山本の対談の箇所を読んでいて思い出しました(笑)。
荻野はともかく、もうお一方は本気で、「やっぱ(ナンバーワンプレーヤーは)オレだな」という言葉が
最後まで前歯の裏側まで出掛かっていたことでしょう。。。

しかし。しかし!しかし!松平翁め。
彼にとってバレーはもはや「今後」とか「未来」とかの概念はなくて、
ただひたすら自分を気持ち良くさせるためのツールでしかないんですねぇ。
そして、こういうヤツ、ほんと会社のエライ(ようなつもりでいる)人にほんっとに多い~。
by machi (2007-12-12 14:21) 

rio

>dhalmel さん、越川が男子では珍しいパターンだということは、松平翁の考えに賛同する人がいないということかもしれないので、少しは安心なのですが。

それにしても、海外では男女関係なく、大学でさまざまなことを学びつつ一流アスリートとして結果を出している選手はいくらでもいます。越川のように、高卒で、日本の実業団しか知らない生活を送ってしまうと、人生をトータルで見たときにちょっとしんどいんじゃいかなあなんて、他人事ながら気になります。

>machiさん、たしかに、ミーハーな月バレの取材で、選手同士が対談するのにダメ出ししても仕方ないですもんね(笑)

山本がW杯後半、荻野の一言からアタックがバシバシ決まるようになった場面がありましたよね。やっぱり信頼関係がしっかりしてるんだなあと。

ちなみに、山本と石島、石島と越川の対談もあって、ぜんぶ褒めあいでした(笑)。内容としては、山本・石島のが、読んでて一番小っ恥ずかしかったです。

松平翁はいまや、”名誉都民”ですからねえ。都民の中でも名誉あるお方。どこまでエラくなられるおつもりなんでしょうか。
by rio (2007-12-12 17:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。