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台北はおいしい♪ ~私が出会った日本編~ [これはいいね]

台湾が親日ということは聞いていましたが、噂にたがわぬなかなかのものでした。裏表なく、ただまっすぐに”日本っていいよね!”って雰囲気。
 
                     たとえばこんな感じ↓

                090504_121950.jpg

アクエリアスが日本で大ブームだったのは、私がいまよりさらにぷりぷりの少年だったころのような気がしますが…大ブームだったこと自体は間違ってないわけで。好感が持てます。

                日本の有名人も紹介されていました。たとえばこの方↓

           DSCF0059 (2) 士林 阿部.jpg

だれ…。この絵によく似た俳優がいた気がしますが、名前はA-Beじゃなかったと思います。っていうか、この方、そもそも日本人なんでしょうか?

         A-Beさんのお店の近くでは、こんなものも売られていました↓

             DSCF0051 (2) まりも.jpg

私はどこを旅行したのでしょうか…。まりも自体はあちこちにありますが、「阿寒湖のまりも」となると日本の特別天然記念物。産地××などという流行の四字熟語が浮かびつつカメラを構えてのぞき込んだところ、香具師がとても困った顔をしたので許してあげました(←そんな権限ないけど)。まりもが不幸を呼び寄せる前に、商売の方向性を変えたほうがいいと思います。

こうした産品や人物だけではありません。日本の伝統文化もすみずみまで行き渡り、しっかりと根付いていました。たとえば、ガイドブックにも載っている迪化街でのこと。

         朝早くから拍子木を打ち鳴らし、通りを南下して行きました↓

              DSCF0063 (2) 天理教.jpg

奈良の山の辺の道が好きで、数年前まで、年に一度は桜井~天理(大神神社~石上神社)までのコースを歩いていました。この色と紋章を見るのはそのとき以来です。ちなみに、私の中で天理といえば、紫のアンダーシャツが印象的な高校球児たち。それ以外のことはよく知りません。

        その迪化街の近くには、こんな建物がありました↓

              DSCF0066 (2) 大正12年.jpg

建物の脇の路面に埋め込まれていた説明書によると、「大正12年」に建てられた陶磁器かなにかの店だったそうです。写真右の赤い部分はレンガが敷き詰められた抜け道で、建物の現オーナーの好意で私道を開放しているのだとか。オーナー名はわかりませんでしたが、あえて「大正」と書いているところからすると、もともとは日本人だったんでしょうね。

            この建物から東へ10分ほどいくと、こんなお店がありました↓

           DSCF0072 (2) 上井 日本料理.jpg

「上井」という名前の日本料理店です。大通りに面しているわけでもなく、見つけるのは至難の技だと思います。赤い横断幕には、「めでたい母の日!上井はクロマグロでの宴会をめっちゃ予定中やでっ!」と書かれてます(たぶん)。気になったのですが、まだ準備中で中に入れませんでした。

このお店から宿泊先までは歩いてすぐ。満足した私はホテルに戻り”ウン-タッチ”。無料のコーヒーで一息ついたのでした。


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moody

ご無沙汰しております
rio様お元気そうで何よりです

ムーディ勝山の如くフェイドアウトしておりましたが、台湾旅行の記事でしたので久々にカキコミさせていただきます

台湾いいですよね
知り合いが何人かおります
国が親日なのも日本人として大変光栄ですが、基本的に、誰であろうと相手をおもてなししようというホスピタリティに溢れた国ですよね
何回行っても台湾で意地悪されたことないですもん
まあ今まで運がよかっただけかも知れませんが、1回だけ行った中国では散々な目(盗難・恐喝・その他もろもろ)に合ったので、よけい好きになりました
遺伝子的にも日本人と台湾人はかなり近いと聞いたことありますし

お店もいいんですが、私は屋台の食べ物ばかり食べてしまいます
安くてほんっとにうまいですよね

by moody (2009-05-05 20:12) 

ka!

こんばんは。
試される大地の住人です。
札幌の定額給付金は、必要書類の発送が5月下旬予定で、給付金自体は6月ごろ。
遅っ!
クリスマス商戦やら年末までに給付なんていわれていたのは、幻聴でしたでしょうか・・・。

旅に出る、とおっしゃっていたのでふろしきひとつで砂漠や森をうろついている姿を想像していましたが、良いところに行っていらっしゃったのね。
うらやましいです。
台湾は食べ物の値段が日本よりも安いそうですが、味は口に合いましたか?
私は昨年の12月に韓国に行ってきました。
雪がないのにとっても寒った・・・。
韓国は地震がないらしく、高層ビルが東京以上(?)に多かったのですが、台湾はどうなのでしょう。

まりもって、有名なんですね。
by ka! (2009-05-05 22:52) 

カリメロ&パタリロ

リオさん台湾ですか、私は台湾の日本語世代の老人方にいろいろ昔の話しを聞いてみたいです。いつも日本に五月蝿い事を言ってくるかの国より、良い事も悪い事も分かるような気がするのです…まずはパスポートの申請からかな。
by カリメロ&パタリロ (2009-05-05 22:53) 

rio

>moodyさん、ムーディ勝山はひげをこっそりそっていて笑えました。

台湾は穏やかですね。いかにも南国という感じ。フレンドリーで、親切で、物腰がやわらかいと感じました。電車やバス停での並び方で、大阪より良いマナーだったことに衝撃を受けました。大阪…orz

私も一度だけ上海に行ったことがあります。こっちはもう、なにがなんでも早いもの勝ちの世界でしたねー。

犯罪にはあわなかったのですが、ぶらっと入ったレストランで、20代前後のウェイトレスの娘さんたちにずいぶんと不快な対応をされてしまいました。

大阪人2人と旅行していたので、「そういう街なんやったらこっちもそれなりでええんちゃうの?」という結論になり、地を出しまくった結果、ホテルの近所の売店のおばちゃんと仲良くなり、一方でみやげ物屋の若いお兄ちゃんを涙目にしてしまいました。

台北はそういうエネルギーを使わなくていいところも好きです(笑)

台北はおいしい♪とタイトルにしておきながら、食べ物がぜんぜん出てこないんですが、私も夜はずっと夜市の屋台か商店街の小汚い食堂でした。ランチはあえて観光&地元の人のお出かけ向けのレストランに行き、それなりのものを食べてみましたが、やっぱり地元の人に人気の安い店のほうがうまいですね。

またあとで、写真を少し載せてみたいと思います。
by rio (2009-05-06 00:23) 

rio

>ka!さん、札幌の給付が遅いのは雪解けを待っているからではないでしょうか(絶違)。あ、でももしかしたら、わざとベストシーズンの6月に配るようにしてるのかも。使ってもらわないと配った意味がないですもんね。

数ヶ月単位で旅行できるなら、バックパッカーとしてあちこちをうろうろしたいのですが。大自然が好きでそういうところをずんずん歩いて旅したいといつも思ってます。

でも実は、そういうところを少し旅すると、すぐに街の喧騒が恋しくなるんですよねえ。人ごみの中で生まれ育ったせいか、結局、人間がたくさんいるところが好きなのかもしれません。

台湾は活火山島ですから、地震は多いでしょうね。何年か前に大地震があったように思います。その分、温泉もたくさんあって、今回は2ヶ所に入ってきました。

韓国も大好きなんですが、旅のしやすさは、漢字で理解できる台湾のほうが上かもしれません。特に、バスが使いやすい(バス停がわかりやすい)のが大きいですね。おかげで交通費はすごく安く上がりました。
by rio (2009-05-06 00:38) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、台湾と韓国を比較するのはちょっと難しいでしょうね。

台湾は日本の最初の植民地で、日本もまだ列強とは呼びがたい国力でしたから、統治に相当、気をつかったようです。

台湾側も、日本時代以前、オランダ、スペイン、清、イギリス、フランスに脅かされ、支配され、常に戦争の恐怖にさらされていました。なので、日本の領土として国際的な地位が”確定”したことで、一定の安心感を持ったのかもしれません。

サンフランシスコ講和条約で日本が台湾の領有を放棄したとき、当時の台湾人は、少なからずショックを受けたという話も聞いたことがあります。その後の国民党の統治で、中国共産党との関係が緊張し、また国内が不安定になったために、日本時代を懐かしむ高齢者が多かったと聞きました。

一方、朝鮮半島は、台湾での成功やその後の戦果・軍事力を背景に、日本が傲岸不遜になっていく過程で植民地化したので、統治に驕りが出てしまったのではないかと想像します。

また、朝鮮側も、半島が外国に支配されるのは初めてだったことがあり、いまでも”恨”が強いんだろうなあと思います。日本も敗戦後、外国(アメリカ)に初めて支配されたために、その世代には嫌米派が多いですよね(その裏返しで対米従属になってしまってる人もいますが)。

もう一つ、台湾の統治は日本オリジナルで、朝鮮半島の統治はイギリスのアイルランド支配をモデルにした、という説も聞いたことがあります。これは、在日コリアンの歴史研究者が言ってました。この辺も、両地域の人々の感情の差の原因になっているのかもしれません。
by rio (2009-05-06 00:55) 

area71

1枚目の写真のアクエリアスの缶の潰れ具合が気になります。
握りしめたのでしょうか。
A-beというのは、ベンガルとかそういう名前の俳優に似ている気がします。


台北旅行記、オリジナリティがあると思います。

自分も体験してみたい、そこを見てみたいという気になる写真と記事ですね。グルメネタでどう持って来られるのか、非常に楽しみです。
by area71 (2009-05-06 01:59) 

rio

>area71さん、そうそう、ベンガルですね。やっと思い出せてすっきりました!ダンカンという名前が先に浮かんでしまって、そこでずっと停滞してました。

写真は…これだったら日本と一緒だろ!というツッコミを受けそうな写真ばかり載せてしまってます。アクエリアスは誰かが置いていったものなんですよ。私は砂糖入りの飲み物をめったに飲まないので、空き缶が放置されていなければ知らないままの情報でした。

グルメも写真を撮ってみたのですが、食べることに気をとられてぜんぜん上手に取れませんでした。へんなところにピントがあってたりして。

それと、今回、写真を撮りながら街を歩いて気づいたのですが、旅行中の私は、いつにも増してぼけーっとしているようです。ありふれた公園のベンチでぼーっと座ってたり、同じところを気のすむまでいったりきたり歩いてみるとか。

なので、写真もかなり撮ったつもりが、たいした枚数にならないんですねえ。オンとオフのギャップがありすぎることに自分でもおかしくなってしまいます。

というわけで、グルメ編もあまり期待せずにいてくださいましm(_ _)m
by rio (2009-05-06 02:38) 

area71

台湾も、北京も、イタリアもデジカメを購入する前にいったことがありました。
写真撮影も、フィルムの枚数を気にして、厳選の角度、場所で、最小限の写真のみ。帰ってきて気がつくと、ピンボケ、意味なし構図、全く失敗としか言いようのないものばかり。ここ数年は、一度行ったところに写真を撮るためにもう一度行くような旅になっているような気がします。
かといって芸術的なものを写すわけではありませんが、自己満足には浸っています。

昨夏の台湾でも無駄にたくさん撮りました。まだ掲載していないものがたくさんありますが、もう整理するのも面倒になって、フォルダの奥深くに収納されて二度と日の目を見ないような気がします。

rioさんは、文章も充実されているのでそこが私と大違いですが、
写真だけでもぜひ拝見させて頂きたいものです。


by area71 (2009-05-06 04:18) 

rio

>area71さん、デジカメが使えるようになって便利になりましたよね。現像代もかからないですし、仕上がりを待つこともないですし。なにより、撮ってすぐに確認できるところがありがたいです。

今回、私は128MBのコンパクトフラッシュ1枚だけを持っていきました。その時点ですでに、areaさんのように撮りまくるぞ!という意気込みからずれまくってるんですが、それでも400枚以上は取れる計算だったんですね。

しかし…終わってみれば150枚ぐらい。台湾はメモリが日本より安いと聞いていたので、足りなければ買おうぐらいのつもりで行ったのですが、まったくの杞憂でした。

まあ、1年いたオーストラリアでも400枚も撮ってない私ですから、5nightsで150枚はかなりがんばったと思います(笑)

レストラン編をアップしたので、次は屋台編を整理してみます。ただ、レストラン以上に食べることに気をとられ&人ごみで、さらにわずかの写真しかありません。

フォトショップで写真をいじっていて気づいたのですが、私が撮る写真はぜんぶ説明的ですよね。それをトリミングして、さらに説明的に仕上げているという感じがしてきました。

芸術系の写真を狙おうとすると、それなりに”ロケハン”と”待ち”が必要ですから、旅行中は難しいかもしれませんね。
by rio (2009-05-06 05:24) 

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