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素人が気になる踏み切り足の問題。 [バレーボール]

女子はタイに負け、男子は来年のWL出場を逃したバレーボール。なのに女子の監督さんは「グラチャンでメダル」なんて能天気なことを言い散らかしてうんざりです…が、こうして悪態をつきながらもほうっておけないと思ってしまうあたり、なにか前世からの因縁でもあるのかもしれません。

ちなみに、男子がなぜか、FIVBのニュースコーナーで取り上げられました。書いた方は「習うより慣れろ」ってことを伝えたいらしいのですが、たいした内容じゃないので軽くパスします。

そんなあれこれはさておき、私がにわかに気になっているのは”右(左)利きアタッカーの踏み切る足は左(右)でいいのか”という問題なのです。こんな地味な問題はとっくに解決されていると思い、ネット検索ですっきりしようとしたのですがうまくヒットしませんでした。おかげでもう、頭がいっぱいで夜しかぐっすり眠れません。

仕方がないので、いつものように自分で勝手に(=自分勝手に)考えてみることにしました。

一般的には、右利きアタッカーなら左足を右足に合わせてジャンプしますよね。ブロード攻撃だと左だけで踏み切ります。ボールを打つ手と軸足が交差するわけで、いかにも西洋人が考えたスポーツ!って感じです。たまーにこれと違う選手がいると「逆足」なんて言われてなにか間違ってるかのように扱われ、”矯正”されてしまうケースもあると聞きます。

でも実際は右利き=右足で踏み切りのほうが有利なのでは?という妄想にとらわれ、ここ最近、道端で、駅のホームで、ビルの廊下で、右手を上げた状態でブツブツつぶやきながら助走のステップを繰り返してしまいました。逮捕されても(ちょっとしか)文句が言えないぐらい危ない人物だったと思います。周囲の人はさぞ薄気味悪かったことでしょう。

生まれてこのかた一度もブロード攻撃なんぞというハイカラな動作をしたことがないのですが、踏み切る足の問題を解決するためにはそんなことも言っていられません。夜道のコンビニからの帰り、荒木…よりかは杉山をイメージしながら見よう見まねでやった瞬間、袋が破けて買ったものが道に散乱したときには、月に向かって吠えてしまいました。

そんなこんなを経て、やっぱり右利きは右足で踏み切ったほうが攻撃の幅が広がるんじゃないかとの思いを強くしているのです。

というのも、まずレフト攻撃の場合、右利きで右足が軸足なら、クロスコースに向いて助走しながら空中でストレートコースに打つことが、左足が軸足のときより楽になるはずだからです。右足に重心がかかっているときは体を左側に開きやすいからです。

※ここで間違っていれば、苦心惨憺のrio理論は崩壊です。どうぞまちがってませんように。

レフト攻撃でクロスを向いてストレートに打つのは難しいですよね。男子・越川や女子・栗原、木村はそれを得意にしているから一流なわけで。でも、右足を軸にしてしまえば、けっこう誰でもできるようになるのではという気がします。

さらに、もしかしたら攻撃後の機動性も高まるかもしれません。相撲、空手、柔道、合気道など日本古来の格闘技はたいてい同じ側の手足を同時に動かします。前進(攻撃)と同時に体が半身になるので、次の動作としてさらに前進か後退(防御)かのどちらにも移りやすいという利点があるのだと思います。これをバレーに応用すれば、打った選手もおとりの選手もそのあとすぐにブロックフォローに入れるのではないでしょうか。

続いてライト攻撃の場合、レフトと逆で、ストレートコースに助走してクロスコースに打つことが容易になります。いま、右利きのライト攻撃でストレートコースに助走する選手なんていないですよね。クロスにほとんど打てなくなりますから。それがなんと、軸足を変えるだけ!たった3分でトリッキーな動作があなたのものに!!なんか決め付けてしまってますが、私が道端で飛び跳ねた結果では確かにそうなのです。

そしてセンター。いまの右利きのブロード攻撃は左足で踏み切って体を思い切りねじってクロスに打ってますよね。なんか打つ瞬間の体勢が左下がりの斜めった感じで、右足も右手も曲げた上体で背中を沿ってますから、静止画を見るとグラビアアイドルの決めポーズのようです(謎)

しかしこれも、右利きなら右足で踏み切るようにするとあら不思議、ストレートに打ちやすいのはもちろん、クロスにも自然と体が開くではありませんか!これを追求すると、代表選手の技と身体能力なら、ブロード攻撃をクロスギリギリのアタックラインの内側に突き刺すこともできるはず。

これをバックアタックにも応用すれば、相手チームを大混乱に陥れられること請け合い。日本代表はいますぐ、右利きは全員右足軸、左利きは左足軸に変えましょう。ついでに、何度も提唱している右向きセッターも導入してください。

私、またしてもものすごいことを思いついてしまったのかもしれません。興奮で今日も朝までしか眠れなさそうです。そしてなにより、ここにしっかと書き留めたことで、もう道端で飛び跳ねなくてもいいのかと思うと感無量です(呆)


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NO NAME

利き足と利き手が必ずしも一緒ではないことと、なぜ利き手を軸に足を合わせるか(飛び足を決めるか)を考えた方がいいように思います。

だったら両利きになって空中で打つ腕を決めても一緒じゃないかな?私には確実にどちらもできませんが(笑)
by NO NAME (2009-09-29 01:09) 

rio

>NO NAMEさん、コメントありがとうございます。

この手の妄想をこれまでも書いてますが、乱暴な言い方をすると、正しいか間違っているかはどうでもいいんです。というのも、”非常識”な発想を臆面も無く発言して楽しめるのがど素人の特権だと思ってるからです。

それが一考に価するものかどうかはプロの方々が判断してくださればいいわけで、そこまで責任を持たなくていいのも素人のいいところです。

それはさておき、「利き手を軸に足を合わせる」理由は、本文でも少し触れましたが、バレーが西洋人の考えたスポーツだからだと思います。右手と左足、左手を右足を交互に出して移動する習慣のある文化で生まれたものですから、彼らにとっては(というか、明治以降の日本人にとっても)右利きの軸足が左足というのは自然だったのでしょう。

しかし、私の妄想では、江戸時代の日本人がバレーを考えていれば、右利きは右足が軸足だったはずです。

※この際、利き足がどっちかということは関係ないように思います。現状でも、利き足に関係なく踏み切り足や軸足を決めているわけですから。

両利きになって空中で打つ腕を決めるプレーは究極の理想ですね。両腕を上げてジャンプして打てれば最高ではないかと妄想し、それだと力が入らなくてフェイントぐらいしかできないなと思いなおしたこともあります。

キューバのルイザがたまに空中で手を左に変えて打ち、決めることがあります。なんでそれをほかの選手も真似しないのかと思っていたのですが、プロに聞いたところ、ルイザのあのプレーは悪いトスのときの苦し紛れで、本人としても不本意なんだそうです。

それでも、新しい技は苦し紛れの偶然からうまれることも多いわけですし、意図的に手を使い分ける選手が出てこないかなとも思います。
by rio (2009-09-29 08:19) 

maikka

はじめまして、maikkaと申します。
今迄ROM専でコメントのやり取りも込みで楽しみにしております。

現在、ママさんバレーでアタッカーをやっております。
一回では踏み切り足が右利きでは左足と理解できませんでしたが
よく読んで見たらやっと理解しました。

不器用なものですから練習してみないとわかりませんが
たまにレフトから短いトスの際走りこんで打つこともあるので
その場合に試してみたいなあと思いました。

右利きですが威力はありませんが左で打つことも多いです。
理由は悪いトスでなく、自分が踏み込みが遅いので右手だと
間に合わない場合や何故かダイレクトで打とうとして飛んだら
左手しか届かないところだったりで意図的に左で打つことは
していません。
ネット際の処理で右手が近いのに左手で処理するときは
インナーより前に落としたいと考えているのと左の方が
やりやすいようです。
ジャンプ力がなくなりクロスの体勢からストレートに捻って
打てなくなったから左手を使うという風に変化したんだと思います。
最初はフェイントからで気がついたときには打っていましたね。
学生時代は左手で打つという概念はありませんでした。

両手を意図的に使い分けは瞬時にカラダのスイッチができれば
可能なのではないでしょうか。
無意識で苦し紛れにできるのだから。

やっと気がつきましたが左手で打つ際、ボールを目で追えていないです。
手にはきちんと当たっているしどこに目がついているのでしょうか(汗)
右では手のひらでなく手首で打つこともあり謎です(笑)

by maikka (2009-09-29 23:59) 

rio

>maikkaさん、図や動画を使う技術があればもっとわかりやすく書けたと思うのですが、なにぶんIT弱者なもので…すみません。読み取っていただいてありがとうございます。

左右の使い分けの実践例、とても興味深いです。ある能力の衰えをカバーするために、ほかの能力が発達したということですよね。人間の脳と身体ってほんとうまくできてますね。

両手の意図的な使い分けについて、私も、練習すれば誰でもできるようになるのではないかと思ってます。要は神経系の発達の問題ですから、真剣に取り組めば速い人で3ヶ月、遅くとも1年後ぐらいにはものになりそうです。

余談ですが、学生時代に塾講師のアルバイトをしていたときの先輩で、左右両方で黒板に字を書ける方がいました。黒板の半分まで進むとおもむろに手を変えるんですね。そうすることで、文字を自分の身体で隠してしまうことがないため、生徒はノートが取りやすくなるという。やればできるもんなんだなあと思った記憶があります。

アマチュアのレベルだと、右利きで軸足が右の選手や、右向いてトスを上げるセッターがいるだけで、相手チームをかなり混乱させられそうですよね。世界の代表選手でも、ヨーロッパのどこかだったと思いますが、いわゆる”逆足”の選手がいてブロックを翻弄していた記憶があります(たしか去年)。

それにしても、目で追えていないのは謎ですね(笑)。それでもきちんと打てるぐらいにセッターとの息が合ってるということなんでしょうね。

あるいは、先天的には左利きだったでは?左利きとして生まれつつ、周囲が気づかずに右利きとして育てた結果、右利きになっている方もいるそうです。そういう方は、左の握力が意外なほど強かったり、特に練習していなくても左で字が書けたりするそうなのです。興味深いです。
by rio (2009-09-30 08:26) 

あすか

助走(ステップ)が、攻撃によって3歩、1歩にわかれ、3歩の場合
右→左→ほぼ両足(右左とすばやく)とまでは調べてみたのですが・・・。

私も、もちろん素人ですが、単純に最初に出すほうが左足だと
スピードが落ちるとか、最後の踏み切りのときに左足のほうが
ジャンプする力がないとか、そういうことはないでしょうか・・・。

あと、レフト中心の考え方で、トスが短い!となったとき
右に寄りやすいとか・・・すみませんー思いつくままに書いてしまいました。

ぜひ続きを読みたいです!
by あすか (2009-09-30 18:33) 

rio

>あすかさん、自分で書いておいてこんなこと言うのもなんですが、考えるたびに混乱してしまいます。

えーと、右利きの通常のステップは右足で踏み込んで左足をあわせてジャンプですよね。なので3歩で考えると左・右・両足ですね。でも実際は、ジャンプ前に細かくステップしてたり、右足を前に出して構えていたりしているので、最後が右・左(左を合わせて両足ジャンプ)だけを見ればいいかなと。

それでもって、右利きの選手が左足で踏み切るのは、行進のときに左右の手足を互い違いに出すことと同じ理由だと思うんですね。ただ、それはあくまで西洋人の文化・習慣であって、いわゆる「なんば歩き」の文化・習慣を持っていた日本なら、右で踏み切って右で打つことがあっていいのではないかと。そこから妄想が始まったわけです。

ちなみに、本文でも少し触れましたが、例えば相撲は右手右足、左手左足の組み合わせで動かして、張り手をかましたり寄り切ったりします。空手も右足で踏み込んで右手で突く、という「なんば歩き」がもとになった動きです。たぶん、韓国のテコンドーや中国の太極拳も同じ側の手足を動かします。

せっかく西洋にはないこうした文化・習慣を持っているので、それを取り入れてなんとかオリジナルのものが作れないだろうか…という素人考えの記事でした。”軸足”という言葉を使ったのが混乱の原因かもしれないと、いま気づきました。
by rio (2009-10-01 05:02) 

アメちゃん

rio さん、お久しぶりです

政権交代は叶ってしまったし、バレーはエアポケット状態だし、オリンピック招致もなんだかなぁ~だしで、ご無沙汰しておりました
(まぁ、更新もなかったみたいで)

私はミュンヘン世代(中学の部活でもボールをネットに入れてロープをつけてぶん廻していた)なのですが、先輩から教わった(右利きの)アタックのジャンプでは、最後の大きくステップする左足のすぐ近くに右足を寄せて両足ジャンプでした。
当然足の向きはネットに垂直(つま先がネットに正対する)になりました。
両腕を直情に振り上げてから「弓を引くように」右肘を引いてバックスイング。
以上のフォームはもう古いようで、今の選手は皆クローズドスタンス(って言うの?)ですね。
両足が開いてネットに向かって前後していて、木村選手なんか完全に足首から下がネットに平行。
よくあれで挫いたりしないものだと。(関節も柔らかそうだし)

以前お勉強した「へりくつバレーボール」では、オリビアさんという方が詳しく解説していましたが、バックスイングが上から廻る(前後する)か下から廻る(回転する)か・・などパターンがあったように思います。

横山樹里(古い?)江上由美(古い?)佐藤以知子(古い?)などは皆、クローズドスタンスで回転スイング。
最近の選手は「スピード重視」なのか、スイングがコンパクトですよね。
オールドスタイルの最後の世代が吉原とか佐々木みきなのかなぁ・・

確かに、空手の正拳突きとか手刀打ちなどから何か学べるかも。
ブロックもコースを切られたら足を上げるとか(星飛裕馬の大リーグボールか?)。

野球のピッチングフォームなどもバレーに応用できそうです。
今のMikasaボールだと「変化球スパイク」も編み出せると思いませんか?
セパタクローみたいに、リベロがバックからオーバーヘッドキックで攻撃できたりしないんでしょうかね?
by アメちゃん (2009-10-01 21:25) 

アメちゃん

追伸です

探してみたらまだ開けました。・・・『へりくつバレーボール』

http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/7907/kikou/kikou.html

ブロックの解説は「T.W.さん(suis annex)」だったのですね
by アメちゃん (2009-10-01 21:35) 

大鷲の健

こんばんは。

特に何でもありませんが、ご報告を。
正座して読んでいるのですが、ここを読んでいる自分のつま先が、さっきからずっとちょこまか動き続けています。
明日はきっと生徒に見られないように廊下の端を跳んでいると思います。

大鷲、秋の空に飛ぶ?

早く台風が来て、休校にならないかなあ(教師は休みではありません)。



by 大鷲の健 (2009-10-05 21:10) 

opposite

はじめまして。私もこの問題についてよく悩まされます。



私は左利きですが、レフトから打つ際にいつも以下の事が気になります。

1.左利きがレフトから打つ場合、つま先が外側を向く為、身体自体も外側を向く為、トスが見えづらい。

2.1の状況から更にトスが短くなった場合、外側につま先を向けながらコートの内側へ切り込むことはとても窮屈。(やっぱりトスが見づらい)

3.1の状況からストレートのコーナーへ正確に打つのは難しい。ポジション1と6の間に落ちるパターンが多い。(角を狙おうとすると狙いすぎてアンテナやブロックに当ったり、アウトになる)


やはり、内側から外側にアプローチするよりも外側から内側へアプローチするほうが容易なので、レフトは右利き、ライトは左利きで打てれば最高だと思います。

つま先をネットと垂直にして跳ぶのは、私はあまり好きではありません。
なぜならバックアタックの際にそのようにして跳ぶと若干、両足が前後して
ラインを踏みやすいからです。



逆にライト側から打つ場合、左利きは本当に有利だと感じています。

1.身体をつねに内側に向けてアプローチ出来るのでトスが見やすい。

2.背中をサイドラインと平行にしてストレートに打つと確実にコーナーを狙える。(背中で腕を外側へ行かないようにロックしている為正確に打てる)
《ジバ選手や越川選手がレフトからストレートへ打っている打ち方》

3.外側へブロックアウトを狙うとき、逆に背中をサイドラインと垂直にして外側に向かって打つ。


ブロックのステップは、レフトとライトが左右対称なので、スパイクのステップも練習次第ではものに出来ると思います。


私はセッターを背にしてアプローチをしていくのは苦手なので(ブロードを除く。)rioさんの言う
「右利きで右足が軸足なら、クロスコースに向いて助走しながら空中でストレートコースに打つことが、左足が軸足のときより楽になるはず」
というのは非常に難しいことなのではないかと思います。

しかし、ものは試しでそのようなアプローチで何か出来ないか模索してみたいと思います。

rioさんの記事を見て、いつも新しいバレーボール技術を作り出せないか妄想に耽ることが出来ます。日本のバレーボールにとってとても良い事ですね。

私も一度公式戦で右向きセッターで試合してみたいです。
by opposite (2009-10-10 21:56) 

あすか

あれ~?

右利きの場合、最後の踏み切り足は左なのか、右なのか
よくわからなくなってきました・・・。

いろいろ調べてみると、右利きの場合、右、左、右で踏み切り
左足は添えられているような感じ・・・というような記述が・・・
バスケで、シュートするとき、左手が添えられているように見えるのと
同じ感じなんでしょうか・・・
スパイクフォームの動画を見ていると、左足が踏み切り足のように
見えるのですが、それは右足がすでに蹴りあがり、左足が残っている
ような状態からのスタートだからでしょうか・・・

大混乱~、ぜひぜひスッキリできるような続きを、ゆっくりお願いします!

そもそもの目的は、なんでバカみたいに簡単に真っ直ぐブロックに
捕まるのさ?もっとかわす方法があるんじゃないの?ということ
ですよね・・・きっと・・・

私もなんか、道路の標識の棒の部分にわざわざ真っ直ぐ打ち込んで
跳ね返されて、あぁ・・・というイメージがあるんですよね・・・
(棒の部分が、相手ブロックの腕のイメージです・・・)

ちょっと横から、棒の側面に打つことができれば、ブロックアウトを
とれるのでは?と・・・すみません、全く間違っているかもしれないですが・・・
by あすか (2009-10-11 12:34) 

rio

>アメちゃん、なんと1ヶ月以上もお返事を差し上げず大変申し訳ありません。

「ボールをネットに入れてロープをつけてぶん廻していた」というのが、何の練習なのかもよくわからないぐらいの若輩者で…いったいそれはどこの強化に役立つものだったのでしょう?温故知新でいまの選手たちにも役立つ情報が隠れているかもしれません。

私も、ネットに平行に足を内側にねじってジャンプする選手たちに、常々疑問を感じています。確か、男子の越川はそれを矯正するように指導されて、一時期は調子を落としたものの、いまでは以前より助走からジャンプまでが早くなったのではなかったでしょうか。

私は物理関連がまったくできないのですが、そんな頭で考えても、足をネットに平行にねじってしまうとそれだけ力が分散されてしまうのではないかと気になっています。そのことをなんとか文章化しようと、高校生のときに習ったベクトルの知識を引っ張り出そうと試みたのですが…あとかたもなく消えていました(泣)

いつの日か、物理学を専攻していた友人に聞いておきます。

野球のピッチングフォームとバレーのアタックフォームを比較した論文は、ネットで見かけたことがありました。それは、利き手と反対側の肩・ひじをさげるのはいいの?悪いの?という視点からの考察で、たしか「いい」という結論になっていた気がします。

投げる動作と打つ動作は似ているところが多いはずなので、もっと比較研究が進んでほしいですね。

ちなみに、リベロは攻撃そのものが禁止なので、オーバーヘッドでもだめなものはだめだと思います(笑)
by rio (2009-11-11 01:42) 

rio

>大鷲の健さん、大変ごぶさたしておりました。廊下の端を跳ばれた結果はいかがでしたでしょうか?

私は10月の台風の日にあちこちまわる用事があり、JRがぜんぶ止まったので腰を抜かしそうになりました。仕方がないので地下鉄(高っ!)をのりついだりしてみたのですが、大混雑の地下鉄の駅で、「JRが復旧した」というデマに流されて去っていく人を何人も見かけました。

これからも自分を強く持って生きていこうとシミジミ決意した一日でした。

なんのこっちゃ。
by rio (2009-11-11 01:47) 

rio

>oppositeさん、コメントありがとうございます。

実体験に基づく考察で、素人には見えないところがいろいろとわかってワクワクします。

いきなり話はそれますが、最近立て続けに読んでいる作家の小説で日本舞踊を取り上げたものがありました。日本舞踊のなかには、両手に扇子を持って舞うものがあるらしく、それをきれいに見せるためには手足とも左右両利きじゃないとだめなんだそうです。なので、両手に扇子の舞をやる流派は、左右両利きになるように訓練するのだとか。

なんて話を聞くと、すぐに「バレーもそうすればいいのでは!?」と興奮してしまいます。きっと練習でものにできるはずですよね。たとえ8:2とか9:1でも、利き手と逆の手で攻撃することができれば、相手の精神的負担は相当なものだと思います。

いまのところ、テレビで見られる範囲にいわゆる”逆足”の選手がいないので研究(=妄想)がなかなか進みませんが、また突拍子もないことを思いついたら記事にしたいと思います。
by rio (2009-11-11 01:59) 

rio

>あすかさん、最後の踏み切りということで考えると、サイド攻撃は両足踏み切りで、右利き選手のブロード攻撃は左足踏切ですね。

ただ、サイド攻撃の両足踏みきりといっても、重心は右足ですよね。右足でためて左足をまってジャンプするイメージでしょうか。

まっすぐブロックにつかまるように見える点については、いくつかのパターンにわけて考える必要があるのかなと思ってます。アタッカーのミスなのか、ブロッカーが手を振っているのか、それとも最初から斜めに出しているのかなど、テレビでは真横から見るアングルになっているので、判断しづらいのが難点ですが、その辺のパターンのなぜをつきつめていくと、そのチームの戦略が透けて見えてくる気がします。
by rio (2009-11-11 02:05) 

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