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【今年も】うまい焼き芋が10分でできます。 [これはいいね]

今年は暖冬らしくなかなか芋の気分にならない小春日和が続いています。だがしかし。やっぱりこの記事のアクセスは、10月ごろからむにゅむにゅと伸びまくり。需要と供給、ということで今年も再々掲しておきたいと思います。

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日テレ『所さんの目がテン!』(07年10月放送分)で、”おいしい焼き芋の秘密”をやってました(画像はイメージ)。サツマイモを加熱すると、酵素がデンプンを分解して糖分に変え、甘くなるそうです。その最適条件はイモの内部の温度を60~70度で10分間キープすること石焼きはこの条件にぴったりな方法だそうです。一方、電子レンジで普通に加熱するとキープ時間が短すぎてだめなんだとか。

と、↑ここまでが、日テレの番組情報。

ネットでいろいろ調べてみると、同じ番組を見て、実際においしい焼き芋に挑戦された方がおられました。その方の発見された方法をもとに、私がやっている方法がこれ↓です。

1、サツマイモを新聞紙でくるむ
→ラップだと蒸気でイモが蒸れてしっとりします。ラップをとって1分ぐらい放置すると、蒸気が抜けていい感じになります。「電子レンジに新聞」は怖いなあという方は、ラップでどうぞ。

2、電子レンジで約1分半加熱する。新聞の表面に触れるとじんわり温かいぐらい(約60度)
→大事なのは「内部」なので、表面はさっさと加熱します。

3、さらに電子レンジの解凍で10分程度加熱する(中ぐらいのイモの場合)
→大きいイモの場合は、途中でひっくり返すとさらにいい感じです。イモの大きさによって時間を調節してください。

4、1~3をしてもまだイモがかたい場合は、解凍ではなく「レンジ」で、普通に3分ぐらい加熱する
→イモの糖度は、約60度/約10分間の加熱でピークになり、あとは何時間加熱しても変わらないそうです。ということで、約10分間「解凍」したら、あとは一気にチン!してしまいましょう。
焦げがほしい場合は、この後にちょっとガス火であぶればOK。

たったこれだけで、石焼芋のような甘みとホクホク感が出ます。しかも絶対に失敗しない。すごいぞ電子レンジ。今年も、実家から送ってきたイモで作りまくりです。(業務連絡・イモといっしょに夏のそうめんの残りをふたのない小箱にいれて送ってくるのはやめてください。それと、イモのなかにイモに似た形の土つきショウガを1個だけ混ぜるのもやめてください)。

※ちなみに、上記の方法で何度試してもイモが甘くならなかったり、パサパサしたりする場合は、悪いのはイモです(断言)。または、そんなイモを扱っているスーパーです(断言)。ちゃんとしたイモでやれば、成功率100%です。


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コメント 4

to

rioさん、こんにちは。

昨年の記事で興味を持っていたので、芋を買ってきてトライしました。ウチのレンジだと、レシピ通りでは芯がカチカチに硬くなってしまいました。

色々とネットで調べて、新聞紙には濡れたままの芋を入れる(パサパサになるのを防ぐため)、レンジ弱(200W)にする、で試してみたら10分で芯まで軟らかく仕上がりました。最初はレンジ強(500W)でレシピ通りに1分半加熱したのですが、ちっちゃい芋だったので加熱し過ぎたのかもしれません。

ただ、レンジ弱で上手くいったとはいっても全体的には蒸し芋風で、まだ温度が上がり過ぎているのかも。部分的に石焼き芋屋の様な黄金色に変化しているところが見られるので、ちょうど良い条件がどこかにあるに違いない(←本当だろうか?)。解凍機能なら、一時的に加熱、停止を繰り返していくので、温度をキープするのには理に適っているのかもしれませんね。

解凍機能も駆使して再トライしてみます。きっと、今シーズン中に「勝利への方程式」ならぬ「レンジ焼き芋への方程式」を完成させてみせます。「勝利...」よりも道は近いはず。

by to (2009-11-15 16:51) 

rio

>toさん、ぜひイモ道に精進し方程式を完成させてくださいまし。

元記事は07年に書いたもので、それをほぼそのまま再掲載しているのですが、たしかに電子レンジの機能によっても違うかもしれませんね。

このやり方のポイントは解凍機能を使うところだと思います。レンジ機能だと水分が抜けすぎてカチカチになってしまいます。それをカバーするために濡れた新聞でくるむと、ラップでくるむのと同じく水分が抜けにくくなるため、蒸しイモ風になるようです。

一度成功すると、あとはその手順でいつでもうまいイモが食べられるようになり、はまります。がんばってください!
by rio (2009-11-16 08:52) 

カリメロ&パタリロ

お久しぶりです、情報ありがとうございます。所で蒸し器ではどうやってやればいいですか?それと、私が個人的に安納芋がお勧めなんですが、人気が出過ぎてなかなか出まわらない上、品質にばらつきがでているようですブランド化は大変みたいです、やはり小金せんがんが一番ですかね。
by カリメロ&パタリロ (2009-11-18 22:39) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、焼き芋理論は「内部を60度で10分間」ということだそうですから、蒸し器もその理論にそって調節するしかないでしょうね。

でも、いまの金属製の蒸し器だと密閉率が高すぎて、じんわり熱を通していくのが難しそうです。木製・竹製のもののほうがいいんじゃないでしょうか。

ど庶民の私は安納芋をどころかブランド芋を食ったことがありません。実家から届いたのは、たしかベニアズマとかキントキとか言ってたような。スーパーで普通に売られているものと同じです。
by rio (2009-11-19 02:26) 

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