SSブログ

Vリーグ女子を偵察…ちょっとげんなり。 [バレーボール]

せっかくケーブルとか録画の機械とかを導入したので、100年ぶりにVリーグを最初から見てみようと思い立ちました。Vリーグ決勝や黒鷲決勝はなんだかんだ言いつつも見ているのですが、これだけ全日本女子が迷走しているいま、もっときちんとVリーグを観察せねば!と。

そう思いつつ、きれいさっぱり忘れて遊び呆け、28日の開幕日を見逃してしまいました…orz

反省しつつ眠りについたのですが、29日も忘れてまして、気づいたときにはJT対久光が第3セットでした。いけません。同じ失敗を繰り返すなんてまるでJVAみたいじゃないですか。あとで厳しく折檻しておきたいと思います。

さて。
文句から先に書いておきます。

まず第1に、審判のレベルが低すぎでしょう。ホールディングを取らなさ過ぎです。あれだけホールディングを取らなければ、そりゃあフェイントの応酬になりますわな。だから代表選手もすぐに意味不明のフェイントをしたがるんでしょうか(←最近、やっと少なくなってきましたが)。

JT対久光のときには往復3回ぐらいフェイントの応酬がありました。ドッジボールじゃないんだから。さらに別の場面では、JT/キム・ヨンギョンの明らかなホールディングを取らず、久光/エリザンジェラがぶち切れ。その直後に久光のドリブルはきっちり取られたもんだから、一気にムードが悪くなって負けていったのでした。

主審は北村友香とかいうおばちゃんです。チームは審判になかなか文句を言いづらいでしょうから、ファンがきっちり指摘して、レベルの低い審判は淘汰される方向へ持っていかなければいけません。そうでないと、いつまでたっても女子バレーは世界から周回遅れのままです。

東レ対シーガルズでもひどかったです。シーガルズ・森、何回ホールディングしてるねん[むかっ(怒り)]ってぐらい。それでも1本も取られないんですね。森も自信を持ってしまって、正々堂々とホールディング。いまからでもハンドボールの選手になればいいのに。

第2セット最終盤の判定もひどかったですねー。ジュースからシーガルズがセットポイントを握って30-29の場面、東レ・木村のライト攻撃は明らかにアウト。主審はアウトの判定で線審はワンタッチ有りの判定だったのですが、なぜか主審が線審を呼んで協議した結果、ワンタッチ有りに判定が覆ったのです。ありえねー。

テレビがスローを出してましたが、ボールはブロッカーから完全に離れていて、なおかつラインも完璧に割っている100%アウトの状況。つまり、第2セットはシーガルズが31-29で取っていたはずなんです。主審も最初はそう判定したんだから、線審がどう判定しようと自分の判断で裁けばいいわけですよね。

結局、シーガルズは呆然と立ち尽くし、サーブに下がった木村に2連続ノータッチサービスエースを決められ、このセットを失ったのでした。

主審は田野敏彦とかいうおっちゃんです。このおっちゃん、東レのブロックがシーガルズのレフトの身体に当たってアウトになったプレーでも、いちいち試合を止めて副審・線審を集め、説明を求めてからジャッジしてました。そこまで自信がないんだったら主審なんて引き受けないでほしいと思います。

ちなみに、中道が拾ったように見えるレシーブを落ちたと判定し、中道のアピールを受け付けなかった場面もありました。スロー再生で見る限り、拾っているようにしか見えないのですが。

審判がこんなレベルでは、「Vリーグに観客が集まらない」とか「全日本がなかなか世界に追いつけない」なんていくら嘆いても自業自得と言われるのがオチ。審判はほぼボランティアだとか、審判技術を磨く時間とお金がないんだとか、そういう言い分はいろいろあるでしょう。しかし、ここに挙げたケースはそんなぎりぎりの高レベルな判定についてではなく、素人がテレビを通じて見ていても気づく反則。JVAはなにをやってるんでしょうか。

さて、肝心の試合内容ですが…。

なんというかまあ、お世辞を行っても仕方ないのではっきり書きますが、JT対久光については、つまんねえバレーやってんなあ…という感じです。「速い」と思ってやってるのかもしれませんが、ずーっと同じテンポでばたばたとボールを返しあってるだけ。すごく雑なバレーという印象でした。

両チームともブロックがまずく、特にセンターの横移動が遅すぎるので、両サイドのケアが全然できてませんでした。なのに、ラリーになると両チームともレフトからの高くて遅いトスか、コンビが合わずに苦し紛れのフェイント。JT/山本愛も遅くて低くてワンパターンのセンターになってしまっていて…移籍直後だからなのか、劣化してしまったのか、気になるところです。

まあ、リーグ戦の序盤の2セット分だけで決めつけてしまうのはよくありません。もう1回ぐらいきちんと観察してみようと思います。

その点、東レ対シーガルズは、それなりにまともな試合だったと思います。主審の大ボケ判定がなければ好勝負になっていたかも。

良かった点はなんといっても大山加奈ですね。パワーもジャンプ力も全盛期からすればまだまだ戻ってませんが、プレーの質はピカイチ。なにより存在感・威圧感にはすごいものがあります。

大山のプレーを久々に見て気づいたのですが(←いまさら)、彼女は踏み切ってからボールにヒットするまでの移動距離が長いんですね。幅跳びのように前に飛びながらその勢いで打ち切っているので、ブロックに当たったりコースに切ったりしてもボールの威力が衰えません。しかも、助走に入るのが速いので速いトスにも対応できています。

↑この打ち方、典型的な欧米型ですね。たとえば、ブラジルのシェイラなんかは、非力さを補うために思い切り“前跳び”して前傾姿勢で打っています。前跳びだと踏み切りが早めのタイミングになりますから、それでブラジルの高速バレーのエースでいられるんでしょうね。

一方、木村JT/坂下なんかは典型的な日本型で、助走から真上にジャンプして手で打ち分ける感じ。物理がまったくできない私ですが、それでも、助走の勢いが殺されてしまうことぐらいはわかります。助走が小幅で短くても打てるので素早く多彩に打ち分けられるのがメリットなんでしょうが、相手に触られたら簡単に上がってしまうところが難点です。

全日本女子では、先ほどのグラチャンからトスをネットから離して打たせるようにしています。栗原はそのほうが打ちやすそうでしたが、木村や坂下は対応しきれていませんでした。日本が世界トップとの周回遅れの差を詰めるには、こうした点も、代表だけでなく全階級で改善する必要がありそうです。

3連覇を狙う東レの最大の穴は、今年も荒木の対角でしょう。西脇改め森はそろそろ中堅からベテランへ移行する世代だと思うのですが、ちょっと信じられないぐらいのヘタさです。東レ、シーガルズ両チームとも個人の能力がある程度そろっているので、その12人(コート上)のなかに一人だけ劣る選手がいると、ものすごく目立ちます。

結局、西脇改め森は途中で和田と交代させられましたが、和田も似たり寄ったり。東レが連続得点を取られていたのは、ほとんどがこの西脇改め森/和田とコビトの中道が並ぶローテでした。大山・荒木・木村が並ぶローテが脅威的なだけに、その裏の穴のでかさがまるで別のチームのようです。

シーガルズについては可もなく不可もなく。第2セットを取っていれば…というところですが。同じ主審にあたったら、思い切りスパイクをぶつけてやればいいと思います。

それはそれとして。
クラブチームには是非がんばってほしいと思いつつ、日本バレー全体の底上げを考えると、プレミアのすべてのチームがシーガルズを一蹴するレベルにならないとだめだと思います。

シーガルズの低いサイドはもちろん、トリッキーなクイックの数々もよく見ていれば2度跳びで止められるはず。クイックに引っかけたブロードも決して速くありません(森なんかはむしろ遅い)。ネット際に強いので中途半端なブロックやフェイントをすると切り返されますが、全員が同じ水準で基本に忠実にプレーするチームなら、シーガルズは恐れるに足らずでしょう。

そういう意味で、シーガルズが勝ちっぷり(負けっぷり)が日本女子バレー界の指標になる!と勝手に決めつけて見守りたいと思います。


nice!(2)  コメント(20)  トラックバック(2) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 2

コメント 20

まりふぁな

おぉ!?rioさんがV観てはるっっ!!??
…未だ地上アナログ+BS1な昭和なワテクシ、今季は何試合観るのやら↓

つ~か。

>文句から先に書いておきます。

…あの~?全編文句ばっかなんすけどwww

審判はほんまキッツぃっすよ、V。
俺も去年ちょっと真面目に観たんすけど、大体毎試合数ヶはアゴ外れそぉなジャッジ炸裂してますたからね~。TVでもアレやけど、視界も限られリプレイもないってな会場自由席で観てても「ぉぃぉぃ!?」っての連発ですし。
ほんまあぁいうのは萎えるんで勘弁してほしいっす。
一見さんとか無理に観させててアレ食らうと、ほんま立場ないっすよ(; ̄Д ̄)
とはいえなにしろ国際マッチでもあの体たらくですし orz
国内の審判団が「な~んや?それなら俺らも充分がんがってるやん♪」とか変な自信持ってんのちゃう?なんて失礼な心配までしてしまいます。


カナ出てるんすね~?んじゃ今季は滋賀大会ぐらいは観に逝こっかな~♪
※コビト発言は勘弁してくださいよ↓せめて「テンちゃんと同サイズ」ぐらいで…
by まりふぁな (2009-11-30 00:42) 

IRAN

こんばんは。
1か月くらい前から楽しく拝見させていただいてますが、
初めてコメントさせていただきます。

僕もこれからシーガルズというチームを見ていきたいと思う
今日この頃です。
外人選手を受け入れないのは何となく聞いたことありますが、
他チームからの移籍も滅多にないのは本当でしょうか。。。

何か鎖国的なイメージが強いのですが
テレビでも生でもシーガルズバレーを見たことはありません。
(地上波しかみれないので)
rioさんのおっしゃっている意味を確認するために
今シーズンは女子の試合も見に行ってみようと思います。

by IRAN (2009-11-30 00:42) 

area71

rioさん、
よくぞ言ってくれた!という内容です。
現場にいると、同じことを思っていても、感情論抜きに中々問題点を指摘できないでいました。

ヨーロッパの審判のレベルは高いとは言いません。日本の審判がオリンピックの決勝の笛を吹いたことからも分かる通り、
レベルの高い人は圧倒的に高い人がいます。

ただヨーロッパでは微妙な判定の必要な軟攻がほとんどないので、
それは見る方もやるほうもストレスが少なくて済みます。

お客さんは力と力のぶつかり合いを見たいのであって、
弱いボールがコートに落ちるバレーを見てもそれほど面白いと思わないのではないでしょうか。


この先もどんどんVプレミアリーグを見て、
ずばり気になる点を指摘して欲しいです。

楽しみにしています。
by area71 (2009-11-30 01:04) 

rio

>まりふぁなさん、なにおっしゃる、私だってほめてるところの一つや二つ…えーと…ちょっとまってくださいよ、いま探しますから…ほらー、大山加奈についてはほめてるじゃないですか(ホッ

大山加奈についてはほめているのに全編文句だらけと思わせるあたりが私の心憎いまでの配慮です(痴)

あの北村とかいう審判、どこかで見た記憶があるんですよね。若かりし頃のビートルズとデビュー当時のモトコさんを足しっぱなしにしたような髪形が特徴的で、印象に残ったのもミスジャッジがあったからだと思います。

それにしても、一見さんへの紹介、ほんと躊躇してしまいます。バレーはよく知らないけどスポーツ観戦は大好き、という見巧者が今日の2試合を見たら、たぶん2度と見なくなってしまうでしょうねえ。。。

カナは28日の開幕戦では決定率が3割を切ってしまったそうですが、今日の試合では活躍していました。決まった時はもちろん、ミスったときでもミスったなりに楽しそうにプレーしているのが印象的。

雰囲気も大人びてさらにきれいになってますねー。腕の筋肉なんかはまだ回復とはいかないようですが、全体的にアスリート体型に仕上げてきているところもさすがです。これで試合勘が戻ってくれば、楽しみなことになりそうです。

竹下と中道は国内外のリベロを含めてもミニマムでしょうから、コビト感はいなめないですね。。。っていうか、全日本が竹下でいいんだったら中道でもいいはずで、むしろ荒木・木村・大山に上げている中道のほうが適任なはず。と、中道自身もきっと思ってるでしょうね。
by rio (2009-11-30 01:55) 

rio

>IRANさん、コメントありがとうございます。

シーガルズは大阪国際滝井出身の監督で、選手も滝井の卒業生が中心です。そういう意味では春高バレーの延長にあるバレーで、プレミアのほうで生き残っているのは奇跡的(っていうか、ほかが不甲斐なさすぎ)ですね。

ただ、他のチームが学ぶべき独創的な攻撃・守備を数々開発・実践していて、英語の意味どおりのuniqueなチーム。いつまでもこのスタイルでできるとは思いませんが(選手の平均年齢も高いですし)、存在意義は大きいと思います。

ちなみに、今シーズンは初めて、デンソーから福田舞の移籍を受け入れたそうです。私も今日の試合で初めて知りました(遅)。チームのHPにはまだ顔写真も用意されていません(悲)。早く作ってあげてほしいものです(願)
by rio (2009-11-30 02:04) 

古都の侍

こんばんは。

田野ブラザーズは、審判部の部長&副部長ですが、何かと誤審が多いですねぇ。北村氏もしかり。と言うか、特定のチームに対するアレが見受けられるわけで・・・
今年4月の入れ替え戦の時、この審判たちではなかった出すがJTに有利な判定が多かったりと、何だか疑ってしまいたくなることは多いですよ。
因みに28日の「久光×シーガルズ」戦では、田野主審、北村副審で試合が行われたのですが、シーガルズのリベロ米村がアタックラインの後ろから(足一足分)トスを上げたのに、“前衛でトスを上げた”と判定されていると言うプレーが・・・その試合の再放送は、12月2日(水)17:30~です。お時間があれば、偵察を・・・

中東の笛、アンリの手もびっくりな2連戦でした。

by 古都の侍 (2009-11-30 02:09) 

rio

>area71さん、またまたー(^^; ついさっきもまりふぁなさんに「全編文句ばっか」と言われたところなんですから。これからは歯が浮くようなお世辞路線で攻めたいと思います(違)

ただ、審判についてとなると、確かに競技人は言いづらいですよね。アピールにどれだけ気をつかったとしても、いいほうに転ぶことはまずないでしょうから。

なので、一視聴者の私がフルネームを上げて指摘してみました。審判名は公式スコアにきちんと記載されているので、どこのどいつが”なんちゃって審判”なのか、きちんと把握しようと思います。

国際試合でもそうですが、「うまい!」と思わず声がでるフェイントは1試合に1本あるかどうかですよね。たいていは苦し紛れだったり、レシーブの警戒が甘かったりで決まってるケースです。

それでも試合内容が充実していればいいのですが、試合内容はぐだぐだ、トスは単調、コート内ではお散歩や休憩中が横行、そんな状況で3往復もフェイントが続くとうんざりします。会場に阪神ファンがいたらきっと「風呂のなかで屁ぇこくみたいなプレーすなっ!」ってヤジられているはずです。

なんとかの一つ覚えみたいにフェイントを打つのは、両チームともなんとかの一つ覚えみたいに同じアタッカーに上げ続けるからで、きちんとした体勢で打てないのが一番の理由なんだと感じました。セッターの能力の問題もあり、ほかのアタッカーが休憩しているからでもあり。

東レ対シーガルズ戦は↑これがなかった分、それなりに楽しめたんだと思います。
by rio (2009-11-30 02:20) 

ハラ

北村・田野兄弟は審判失格ですね。
せっかくの白熱した試合も誤審でげんなりの試合になってしまいました…。

昨日今日の試合をテレビで見ましたが、大山はこれで完全復活したら全日本スタメンも見えてきそうですね。と言ってもまだたった2試合なので、これが4月まで続くかが問題ですが。

そして今日はリベロを中心に見ました。
JTの井上はトスはいいけどレセプションが残念ですね。出足もまだ遅いと思います。
濱口は全日本でずっと控えだったせいか感覚が戻ってないようですね。慣れてきた頃にどれだけ全日本での経験を生かしたプレーが出るか…。
佐野も足が動いてないですね。ただオーバーを意識し始めたのか、チームの決まり事なのかチャンスボールや2段トスを積極的にオーバーで上げるようになりました。まぁ球質は……ですが意識を持ってやってるという点は評価してあげようと思います。
あとは井野の成長具合が楽しみですね。
噂ではそれほどでもないようですが…。
リベロも正直人材難ですね。

by ハラ (2009-11-30 02:20) 

rio

>ハラさん、北村もムカッときたのですが、田野の第2セットの誤審とそれでもへらへらしている態度にはムカッを通り越してカチンときました(怒)

大山加奈は無理せずこのシーズンで身体と頭を慣らして、来期から代表復帰を果たしてほしいですね。ジャンプ力がどこまで戻るかがカギですが、中道のトスが若干低いような気もしたので、実際はもっと上から打てるのかもしれません。

井上はバックトスでレフトに上げてましたね。出足が遅い件については、チーム全体がごちゃごちゃした動きだったので、真価を発揮できていないのかも。

濱口は、チームのレシーブ力の平均値が高いために目立ちませんが、リベロとしてはまだ全然だめだと思います。なんで代表に呼ばれたのか不思議なぐらい。そもそも、あれだけ腕だけで取ろうとするリベロって国内外あわせてもちょっといないんじゃないでしょうか。

そういえば佐野はオーバーをつかってましたね。四十肩が治ったのでしょうか(違)。コースに入ってクロスを上げた場面が何度かあって解説のテラマワリンがほめてましたが、それ以前に久光のブロックがぼろぼろでしょ…と思ったのは私だけじゃないはず。

リベロはレシーブができて当たり前で、それ以外で一番求められるのは”チームの守備をデザインする能力”だと思います。監督・コーチやセッターと同じレベルで試合を把握し、相手の戦略・戦術を読み解き、ブロッカー・レシーバーに指示を送って連携を強める。そういうキャプテンシーを持ったリベロが出てきてほしいものです。
by rio (2009-11-30 02:37) 

rio

>古都の侍さん、お返事が前後してしまってすみません。

バレーのアニメといえば「アタックNo.1」ですが、もう一つ、「アタッカーYOU!」というのもあったのを覚えてますか?私も再放送で子どものころに見ただけなのですが。

↑このアニメのなかで、悪徳審判が主人公チームのぎりぎりのプレーをすべてアウトと判定して主人公たちがピンチに陥る、というエピソードがありました。ガキんちょだったのですっかり感情移入して、「なんてひどいやつらだ!」と怒り狂い、執念深いのでいまだに覚えてます(笑)

アニメでは確か、主人公たちが「絶対にインと認められるようなプレーをすればいいのよ!」みたいにポジティブに団結して乗り越えるのですが、大人になった私は、おいおいそうじゃないだろ…と突っ込んでしまうと思います。

もちろん、試合中にコート内でできることはポジティブに団結することだけなのですが、安物の審判を放置しておくとバレー全体のレベルがさがってしまいますよね。悪貨は良貨を駆逐する。腐ったみかんの方程式です。

審判は特定のチームに有利な判定をしたと疑われた時点で、それが事実でなかったとしても失格だと思います。それぐらい厳しい立場だという自覚がないんでしょうね。情けないものを見てしまいました。
by rio (2009-11-30 02:49) 

area71

いつもコメントをする時に推敲しないまま送信してしまって、誤字や乱文になり申し訳ないです。みっともないので削除して下さい。

シーガルズは、2001年頃に、朝日生命(廃部)から神蔵なほ子という選手を入れて第1回Vカップ(www)で優勝していますよね。
ヨーコ・ゼッターランドさんは東芝時代に1シーズンプレーしていますね。


最近、サッカーや野球のサイトを見るのですが、
レベルが高い上に辛辣な意見が活発にかわされています。

また審判の誤審についてはファンの間では徹底的に叩かれます。

私も実名で徹底的に糾弾したい審判がいますが、
今となっては過去のこと。傍観者として佇んでおきます。


by area71 (2009-11-30 06:24) 

rio

>area71さん、えーと、コメントを削除するとお返事も削除せねばならず、なんかどっちももったいないので、今回は継続と評決しました(←事業仕分け

シーガルズ、移籍組がいましたか。デンソーの福田が「初めて」とテレビや新聞で紹介されていたので、そのまま信じていました。いけません。

サッカーや野球のファンは知識が豊富でオリジナリティにもあふれていて、レベルが高いですよね。だから「だって、バレーでしょwww」ってなリアクションをされてしまうことがあって悔しい限りです。

まあ…バレー界にはつい数年前まで、「選手たちだってがんばってるんです!」とか「だったらお前がやってみろ!」なんて恥ずかしげもなく叫ぶファンがたくさんいました(←まだいるところが悲しいですが)。それを思うと、ファンの意識・見方は劇的に成長しているように思います。

誤審の問題についても、ファンが流してしまうとそのままぬるーい状況が続いてしまうと思います。

東レ対シーガルズの誤審なんて、シーガルズにとれば第1セットを失ったあとの第2セットをジュースで取っていた展開ですから、シーズン全体の成績に大きく影響しますよね。アウトになった木村も、アウトになった自覚があって、打ち切ったあとに喜んでません。

主審はそれをきちんとアウトと判定していたのに、線審の誤審を見て判定がぐらつき、呼び集めてヒアリングした結果、間違ったほうへ判定を覆したわけですから、最低最悪という言葉では足りないぐらいのボケナスです。ライセンスを降格して主審になれないようにしたうえで、誤審を繰り返すようならば剥奪すべきです。

「審判は絶対」と胸張って言えないスポーツになってしまっては普及どころの話ではなくなりますから、現場も唯々諾々と従ってあきらめるのではなっく、もっと危機感を持つべきだと思います。少なくとも、試合後の会見で指摘するなり、JVAに対して質問趣意書を出すなり、それなりのアクションを起こしてほしいです。
by rio (2009-11-30 08:51) 

o-kun

こんばんは。
国際大会終了後冬眠に入ることの多かった?rioさんがVを観ているのは不思議な気がしますなぁ。
私はまだTVで1試合しか拝見(東レvsJT)していないのですが。
いつも思うのがV女子を見ると、ブロック力のなさがあまりにも顕著で悲しくなります。ほんとうにブロックしてるんかいな?と思うくらいです。確かにたまにブロックポイントてのが出てきますが、チームとしてのものではなく、個人の偶然、みたいに見えてしまうのが悲しいです(実際にはそうではないのでしょうけど…というかそうではない、と信じたい)。
仰るようにシーガルズを圧倒する(できればブロックで圧倒する)ことができないと、その後はないように思います。
私は今シーズンは男女ともブロック(及びそのディフェンス)に注目して観戦したいと思います。といっても素人の私。きちんと厳しくは観れないでしょうけど。。。
by o-kun (2009-12-01 01:19) 

あすか

曖昧な記憶ですが、荻野さん、結構はっきりジャッジしてたような・・・。
審判やったらいいかも~なんて・・・。

ブロックは、やっぱり身長の問題なのではないでしょうか・・・。
プレミアリーグでも、チームに何人かは、低身長の選手がいるので
ブロック重視という考え方自体がないように思います。

バレーボールを、誰もが楽しめるスポーツと考えても、ブロックを
しないのではなく、ネットを低くしてでも、ブロック重視とすべきかと
思います。(プレミアリーグでは無理かと思いますが・・・)
そのためには、体力がとにかく必要になるかと思いますが
そこが、遊びと競技との境界線になってくるのではないでしょうか・・・。

ママさんバレーの一部では、ブロック禁止というのがたしか
あったような気がするのですが、まずそういったつなぎを楽しむ
バレーボールと、ブロックが常につきまとう国際試合は
分けて考えるべきでは・・・と思います・・・。

その結果、プレミアリーグに関しては、ブロック最重視
低身長の選手はブロックをかわす選手のみ生き残れる・・・
という方向でいくべきでは・・・と、私も思いました。
by あすか (2009-12-01 09:14) 

rio

>o-kunさん、日本バレーの取り組みがうまくいってるかどうかは代表を見ればわかるってもんですが、せっかく見られる環境にもなったもので。

それにしても、JT対久光の試合はひどかったです。あんなのでよくカネ取るよなあって感じでした。

Vリーグのブロックは個人技に頼りきってますよね。なので、止めたのも偶然というか、その個人の読みかヤマカンが当たったというレベル。がっかりします。

シーガルズの攻撃は多彩と言えば多彩ですが、一つ一つが単発なんですよね。

たとえば、ブラジルの場合は、ほぼ毎回、前衛3ヵ所と後衛1ヵ所か、前衛・後衛2ヵ所ずつの攻撃の選択肢があって、それを3枚ブロックで止めなければいけないから難しいわけですよね。

シーガルズの場合は、例えばダブルブロードやダブルクイックに入ったとしても、それしか選択肢がない中でやっているので、的は簡単にしぼれるはず。実際に、東レはかなりの確率でブロックが間に合ってました。

ただ、ホールディングが多いのと、降り際・昇り際に打つ技があるのでブロッカーが勝手にばたばたして利用されてるだけなんだと思います。180センチ超のセンターがしっかり手を前に出して跳んでいればシーガルズは手も足も出ない(モントルーでの森や、グラチャンのブラジル戦・イタリア戦での山口がそうだったように)はず。

結局、Vリーグのセンターの大半がブロックが下手すぎるんですよね。代表選手とそうでない選手の差が大きすぎると思います。

そう考えると、今のあの状況の全日本でも、代表入りして国際試合の経験を積む意義は大きいですね。
by rio (2009-12-01 22:08) 

rio

>あすかさん、ブロックは身長がある選手が有利なことはもちろんですが、跳ぶタイミング、手の出し方、コースの見極め方、横移動の速さ、あきらめない精神力などさまざまな要素があります。また、ブロックはあくまでも守備システム全体の一部で、レシーブとの連携、特にブロックフォローの緻密さ・素早さも重要ですね。
by rio (2009-12-01 22:12) 

カナ

初めまして。(どなたかと名前が被っていましたらスイマセン)
びびりなので、記事が2番目に来るのを待っておりました。

田野とし/あきひこは兄弟だったんですね。いつも名前の聞き違いかと思っていました。そしてすごい地位の方々だったんですね。さらには誤審界でも有名みたいで。グラチャンで主審で登場したときには、この程度で国際ライセンスが取れるのかと、かなりびっくり(がっかり)しました。
余談ですが、私のブラックリスト「Aべこう(ゆう?)たろう」も是非お見知りおきを。既にご存知でしょうか。さらには、つい昨日(@インカレ)「Iんどうともかず」もリスト入りしました。わりと信頼してた方だったんですが。

審判については私も言いたいことはたくさんあるのですが、ひとつだけ。
関係者の方々が言いにくいように、男性が口にしづらいと思われる、女性審判について。
私は女性審判(線審含む)が好きではありません。一概には言えませんが、女性は男性に比べて動体視力や瞬発力が劣り、そのため判断が鈍ったり間違えたり(もしくは単純に見えないだけ?)することが多いのではないかなと。特に若くない方。また、性格として(男性に対する)負けん気が強いのか、自分の判定を覆すことも、抗議を聞き入れることすらもしない人が多い気がします。あくまで私の主観です。
もう審判は全て男性にお願いして、女性にはIFとかJVISくらいで落ち着いておいてもらたいものです。
勿論女性全員が、というわけではありません。信頼できる女性ラインズもいますので。今現在1人(東海近辺で出現)だけですが。

同じ女だから言えること(言って許されるかどうかは別ですが)だと思いますので、リアクションしづらければ、放置/削除していただいて構いません。
お邪魔しました。
by カナ (2009-12-07 21:46) 

rio

>カナさん、お名前はかぶってないですし、魔の巣窟というわけでもないのでそんなにびびらないでください(^^; コメントありがとうございます。

私はここ何年か、Vリーグは地上波でやる準決勝、決勝クラスしか見てなかったんですね。日本が世界にどんどん置いていかれていった90年代から気持ちが離れ始めて、95年前後のごたごたでめんどくさくなってました。

今シーズンは久々にきちんと見ているのですが、審判のレベルがかなり下がっているような気がします。もしかしたら昔を美化しているだけなのかもしれませんが、田野のボケナス兄弟なんかを見てしまうと、あそこまでひどい審判はいなかっただろうと思ってしまいます。

女性審判の能力の低さは私も感じます。ただ、それはたぶん、男性との身体能力の差ではなくて、男社会のなかで紅一点的に扱われてきたせいではないかと。

年配の女性で責任ある立場の人のうち、能力的にいけてない人はたいてい、表面的には男社会に反発しながら女性であることを最大限に利用してのしあがってるんですよね(独断)。いわゆる“クインビー症候群”です。もしかして、日本バレーの審判界にもそういうことがあるのかも。

それと比べると、テニス界はすごいですね。4大オープンをテレビで見る程度しか知りませんが、男女の関係なく、厳格にジャッジしてます(当然ですが…)。これを見る限りでも、やっぱり性別の差でなくて、日本バレー界の審判育成システムが欠陥だらけなんでしょうね。。。
by rio (2009-12-07 22:19) 

カナ

お返事ありがとうございます。私の場合、びびらなくなった途端、大口を叩き始めます(典型的A型)ので、多少びびっているくらいがちょうどいいのかなと。

私は90年代後半から見始めたのですが、審判については去年おととし辺りから、何かが違ってきたように感じています。ようやく試合に慣れ、審判にも目が向けられるようになっただけかもしれませんが。

最近、審判(主審)の独裁化(大袈裟ですが)が進んでいるような感じがしています。(試合時間短縮化と関係あるのかな、と考えているのですが・・・)
些細なことで注意を与える場面をよく見ますし、抗議を聞いてくれる(認める、とは別)主審が少なくなったような。ラインズと主審のジャッジが食い違っているのに、選手も激しく抗議しているのに、胸に手をあて、自分の目を指差し、「私の判断だ。私がきちんと見ている」という嫌味な身振りまで。
そういう審判を見ると「お前の試合じゃねーんだぞ」と言ってやりたくなります。審判にもメンバーチェンジがあればいいのに。

育成も何もないですよね。講習さえ受ければたしかC級はもらえた(実践が必要だったかも)はずです。その後も経験さえ積めば、自動的にランクアップされていきますし。今、近場で目にするへたくそなラインズたちがそのうち、主審クラスまで上がってくることを思うと試合みる気も萎えてしまいます。
by カナ (2009-12-09 20:49) 

rio

>カナさん、審判は「正しい」ことが前提になっているからこそ、ジャッジは「絶対」のはずなんですが、現状を見る限り、選手同士が手分けしてジャッジする”体育大会方式”のほうがマシなんじゃないのかと思ってしまいます。

審判が厳格にジャッジしている印象が強いテニスでも、選手の技術の向上にともなって誤審が増え、数年前からビデオ判定/チャレンジ制度を導入しています。

表向きは伝統のカタマリのような大相撲なんかは40年も前からビデオ判定を導入しています。

バレーもこれまで、何度も何度も何度もビデオ判定の導入が議論されているはずですが、なぜかまったく実現する気配がありませんよね。

田野ボケナス兄弟のありえない誤審は論外にしても、まともな審判でも球速や技術の進化に目が追いつかなくなっているのが現実だと思います。

そもそも足をつかってよくなったのは、球速が速くなってレシーブが腕にあたったか太ももにあたったか判定しづらくなったからだと記憶しています。

↑これぐらい大きなルール変更をしておきながらビデオ判定を導入しないとなると、ビデオ判定で”正確に”ジャッジされたらFIVBとしてなにか困ることがあるんじゃねーの?と疑ってしまいます。
by rio (2009-12-10 00:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。