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あいうえおーすとらりあ 【う…運転】 [あいうえおーすとらりあ]

【う…運転】

 国土が広いオーストラリアはもちろん車社会。シドニーやメルボルンなど大都会の中心部は車で行くとかえって不便ですが(駐車場が高い、渋滞するなど)、週末ちょっと郊外へ、などというときには車は欠かせません。って、わたしは持ってないのですが。

 

 交通ルールはイギリス系なので左側通行。日本と同じなのでまったく問題ないと言いたいところですが、唯一、「右折優先」であるところが違います。交差点では、まず右折車が行ってから直進車。間違って日本式で行くと大事故につながりかねません。でも、信号のない小さな交差点、特に大通りと路地の交差点のようなところでは、直進車が優先される慣例になっているようです。

 

 もうひとつ特徴的なのが、小さな交差点に多いロータリーです。進入して時計回りにくるくる回る決まりになっていて、ここでも自分の右側から来る車が優先です。一度、バスに乗っていて、バスが優先なのに若者が運転する車が進入してきて、あわや大事故という状況にでくわしたことがありました。こんなとき、車中の皆様は意外と冷静で、せいぜい「Damn!」とつぶやく程度。「Shit!」もほとんどなく、いわゆる“Fワード”は聞かれませんでした。このあたりがアメリカンな人々とは一線を画すイギリス系文化なのでしょう。

 

 その代わりというわけでもないでしょうが、オージーはどんなときでもすぐにクラクションを鳴らします。信号待ちのあとの発信が遅いときはもちろん、右左折の減速のタイミングが遅いとき、車線変更が遅いとき、カーブを回るスピードが遅いときなどなど。鳴らされるほうもまったく気にしていないようで、あいさつ代わりのようなものだそうです。

 

 歩行者優先の意識はきちんと守られているのですが、歩行者との距離がそこそこある場合はなぜか減速しません。また、信号が変わった瞬間にF1レーサーのように飛び出すので、横断歩道をもたもた渡っているととんでもなく怖い目にあいます。

 

 また、車社会なのにもかかわらず車庫や駐車場を持っていない家が多く、路上駐車場がその代わりになっています(月ぎめの路上駐車場もある)。小さな通りでも歩道が確保されているので危なくないとされているのですが、自転車やバイクのことも考えると気になります。しかも!路上駐車場は1台分の距離がぎりぎりで、いつも混んでいるので、難易度高めの縦列駐車のテクニックが必須。わたしは自信ありません…。

 

次回は【え…映画】。シドニーで見た話題の映画の感想などを書いてみます。


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