毎日新聞とTBSはもういらないよ [けっこう気になる]
「TBS不祥事の歴史年表」というページを見つけた。その中から、今年に入って起きた不祥事だけを抜粋して引用しても以下の分量になる。
マスコミで報じられていないものもあって、その辺の真偽のほどはわからないけれど、それにしてもまだ6月上旬なのにこんなにも。
毎日新聞が何度目かの経営難に陥り、創価学会の機関紙「聖教新聞」の印刷を請け負うようになってから、このグループはますますおかしくなった。今年の春の選抜をテレビで見た人は気づいたと思うけれど、甲子園のライトスタンドに「聖教新聞」の広告が入っていたのがその象徴。野球中継でライトと言えば、カメラでよく抜かれる”特等席”だ。そこに聖教新聞が来るのだから、毎日・TBSはもはやF票ならぬFメディアなんだろう。不祥事が急増したこととの関連は分からないけれど、少なくとも”中立のメディア”という目でみるわけにはいかないと思う。左派に軸足を置く記者群を抱え、経営には創価学会マネーが流れ込んでいる。報道姿勢にひずみが出ないわけがない。
関連する話題を一つ。2005年2月、ノーベル平和賞受賞者のケニアのワンガリ・マータイ環境副大臣が来日し、京都で講演会をした。黒人女性の環境保護活動家で、「もったいない」という言葉を連発していた人といえば覚えている人も多いかも。マータイは京都議定書関連の行事の目玉として招かれたのだが、全面的にバックアップしたのが毎日新聞である。というのも、マータイはケニアにある創価学会支部の(たしか)支部長なのだ。それでもって、来日当時の毎日新聞京都支局の支局長が創価学会員だった(はず)。訪日中、マータイが毎日・TBSに登場した回数は、他のメディアと比べて群を抜いている。「もったいない」という言葉を教えて興行を打ったのも、この支局長の入れ知恵だというウワサを聞いたことがある。
話はそれるが、ケニアでのマータイは、黒人女性の希望の星のような存在らしい。女性初のナイロビ大学教授、アフリカ人女性初のノーベル平和賞、アフリカ連合経済社会文化会議の初代議長などなど輝かしい経歴を持つ。一方、ウィキペディアには、マータイが「HIVウィルスは西洋諸国がアフリカ黒人を懲らしめるためにばら撒いた生物兵器である」という主張に賛同しているとする風評が書き込まれている。テレビでは、日本に来て一番驚いたことは水洗トイレの水量が「大小」に分かれていることだったと語っていた。世界に広めなきゃと意気込んでいたけれど、いやいや、すでに広まってますから。。。行動力は抜群だけど、あらゆる意味で危うい。活動家によくあるパターンの人物なのではないかと感じる。
それはさておき、このような毎日・TBSの創価学会への急激な傾斜は、どうしても約20年前のオウム真理教事件への関与を思い起こさせる。当時はまだ郵政族が強かったから、なんとかかんとか政治的な動きがあって放送免許停止(または抹消)を免れたのだろうけど、間違った判断だったと言わざるを得ない。
情報番組で盗聴未遂事件を起こし、フリーの司会者を生本番で泣かせ、社長は「ばっかじゃないか」と部下を批判してふんぞり返っている。まともな会社ではない。その会社を実効支配しているのが毎日新聞なのだから、どっちももういらない。毎日新聞の大先輩(で日蓮宗信徒)、石橋湛山が「死もまた、社会奉仕」という言葉を遺しているではないか。毎日・TBS、あなたたちはもうとっくに消費期限が切れているのだよ。
政治と新聞とテレビの癒着構造については、毎日新聞の元役員が書いたこの新書に詳しい。
この本の中で筆者は、読売や朝日の肥大を批判しながら、毎日・産経・中日の”弱者連合”を提唱するというわけの分からない論理を展開している。なんだかんだいって、毎日新聞延命論なんだな。といっても、名古屋で充分もうけている中日新聞にはその気はまったくないみたいだけど。それ以外の部分は、記者らしい客観的なデータの積み重ねで(目新しい話はないが)、業界内部のことを初めて知る人にはお勧め。
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