いろいろ言われてるけど [けっこう気になる]
やっぱり”お友達内閣”でしょ。だって、閣僚、首相補佐官からしり退いたのは”あべちゃん””しんちゃん”と仲がよく、「今回はちょっと遠慮してよ」と言える人たちばっかり。塩崎、高市、中川昭、世耕、下村などなど。党三役はお友達でね。何も仕事をしなかった人で切られたのは雑魚キャラ(含む小池)だけ。
小池は最後に「I shall return」だって。日本を空襲し、原爆を落として占領した軍人の言葉を、退任のあいさつにもってくるなんて、頭おかしいんじゃないか。語るに落ちるとはこのことで、小池がどういう発想で政治をやっているか、自分の口から語ったようなものだ。自民党でだめなら行き場がなくなるから、次はアメリカに擦り寄るつもりだったというのはわかってたけど、ここまで露骨とはね。
舛添が年金担当になったのは民主にとっては好都合かもしれない。話がかみ合う数少ない自民議員だから。ただ、この人を消化試合の今の内閣に放り込むのはもったいない。なんで引き受けたんだよ。どうせならもっとしっかりした内閣で厚労相になり、介護問題、労働問題にじっくり取り組んでほしかった。
菅は読売に通り魔的に刺された傷がもとで落選。朝日は読売に抜かれた腹いせからから、菅をかばってたけどね。菅がいなくなって一番ほっとしてるのはNHKでしょう。結局、安倍の無能さがよくあらわれた処遇。菅みたいな”できる”政治家を党の選挙当番にするなんて。ま、どうせつぶれる内閣だからいいけど。
邦夫が財務に座ったのも謎。民主の由紀夫へのあてつけだろうか。しかし「サプライズがないのが一番のサプライズ」と珍しく気の利いたコメントを出した由紀夫に軍配。
小池百合子には驚かされますね!
オヤジのご機嫌とりがうまい、よくいる「政界のマスコット」系の女だと思っていたけど、これは想像以上にたちが悪いですね。
今後は辞書の「馬脚を露わす」の欄に、「例:2007年夏の小池百合子」と書いたらいいと思います(笑)。
街頭アンケートなどでも、今回の組閣で唯一「期待できる」と言われる舛添厚労相ですが、これって、晋三ぼっちゃまが”お友達”の面々と、
「あいつは選挙の時、ボクの悪口を言った!厄介な年金問題をあいつに押し付けようじゃないか!」
「そうだそうだ!」
「ボクに楯突くなんて生意気だ!」
「やれるもんならやってみろ、ですよねー、ぼっちゃま!」
ってな感じで決まったんじゃないですか?
昔は嫌いだった舛添ですが、政治家の中に入るとすっごくマトモな人に見えるから不思議…。
rioさんの「こんな内閣にはもったいない」っていう気持ち、よくわかります。
こんな沈みかけの泥舟に乗らなくてもよかったのに…。
鳩山由紀夫は「安倍さんが居座ってることが一番のサプライズ」みたいなことも言ってましたよ。
ほんと、珍しく冴えてますよね(笑)。
by madoka (2007-08-28 23:10)
madokaさん、舛添は当選2回ですから、自民党的には”入閣適齢期”に達してないんですよね。参院議員の”適齢期”は3回ですから。この辺に、舛添がついうっかり引き受けてしまった原因があるのでは、と。権力欲は強い人だと思いますから。
その煽りではじかれた矢野が猛抗議。安倍は「次回の組閣で必ず」とわけのわからない約束をしたそうですが、ほんと「首相」という仕事を分かってないとしか言いようがありませんね。これで自民参院には決定的な亀裂。ますます国会運営が厳しくなりました。
与謝野官房長官、あまりのストレスで癌が再発するかも。。。
by rio (2007-08-29 21:11)