続・亀田事件、ちょっとだけ [けっこう気になる]
産経のサイトizaで、内藤が亀田事件に怒り爆発、という記事が載っていた。内藤はテレビと活字とで意識してキャラを変えているようで、それは非常に正しいと思うんだけど。ただ、これ以上、マスコミの無責任なあおりにのらないほうがいいと思う。防衛を果たしたチャンピオンなんだから、王者然としておくほうが、自分と関係者のためにも、亀田兄弟の更生のためにもいいんじゃないかな。
記事中に、こんな部分があった。見出しにもとられている”目玉”だ。
内藤の怒りは収まらない。30分近く続いた独演会では、内藤がリング上であった大毅の情けないヘタレ秘話まで明かした。
試合終盤、クリンチ中に繰り返されるサミング攻撃にキレた内藤が、倒れ込む大毅に「お前いい加減にしろ!」と一喝したところ、大毅が殊勝にも「ハイ…」と小声で返事したというのだ。(引用)
これが本当だとしたら、大毅は自分の中の倫理観・道徳観と亀田父との板ばさみになって、相当苦しんでいる(これまでも苦しんできた)んじゃないかという気がする。それを「情けないヘタレ秘話」と表現するのは、TBSと同類の愚かさだ。刺激的な言葉でアンチ亀田家に媚びた記事を書く。こういうものを報道とは言わない。
さらに、こうした書き方は、内藤の品性までを傷つけてしまう。試合後の”大人”のコメントで世間の評価をさらに上げた内藤。しかし、たった一言が、「ヘタレ秘話を内藤暴露」などとさっそくマスコミの金儲けに利用され、結果的に内藤の品性をおとしめてしまうのだ。内藤のジムの宮田会長は、この辺をよくよく考え、配慮してあげたほうがいい。
テレビ業界でも活字業界でも、たぶん一般でも、亀田家離れが一気に加速している。協栄ジムの金平会長までが、亀田家を擁護せずに見捨ててしまった。まさに「水に落ちた狗は叩け」。チャンピオン内藤がこうした風潮に巻き込まれないことを祈っております。
亀田事件では、亀田親子を非難する意見ばかりですが、冷静になって少し考えると、おかしな点があります
それは、反則は勝つためにするのが普通だろうということを思い出して欲しいのです
亀田の反則の中で、相手の身体を持ち上げて投げるというものは、あそこまであからさまな反則になると、不利にはなっても有利なことは一つもありません
まるで、自分の負けを決定するための反則でした
仮にもボクシングの世界チャンピオンが、股間に腕を入れて持ち上げられなんて、よっぽどスタミナが切れていたとしか思えません
そのスタミナ切れで、へたったチャンピオンを持ち上げて投げるスタミナが、亀田には残っていたのも事実です
つまり、チャンピオンのパンチは、亀田には効いてなかったことになります
亀田が、なぜ自分の負けを決定付けるような反則を繰り返したのかは解りませんが、妙な事件であることは間違いないと思います
by 心如 (2007-10-16 00:01)
>小父蔵さん、コメントありがとうございます。
スタミナやパンチがどうだったか、ということは実際に見ていないわたしにはわかりませんが、大毅のすくい投げの反則は「反則をしている」ということをアピールしたかったのでは、という気もしますよね。
亀田家の「必勝」パターンは、
首から上のガードで常に前進して相手をじらす
見えない反則で相手を消耗させる
この2つの組み合わせで相手の戦意を喪失させることでした。
大毅がこうした亀田家の汚さや、さらには嫌いなボクシングから逃れるには、「反則負け」しかないと思いつめたのでは。
しかし、王者内藤は「反則負け」すら許してくれませんでした。それが王者の厳しさというものだと思います。
亀田父は3ヶ月の謹慎を自主申告し、自宅にこもっているそうです。練習はしているらしい、とのことですが、大毅への虐待が行われていないか、しっかり監視する必要があると思います。
by rio (2007-10-16 13:41)