SSブログ

【お知らせ】 51万アクセス御礼 [お知らせ]

もう1月が終わってしまいましたね…。たくさんのコメント、アクセス、ありがとうございます。ごくたまーにですけど、不特定多数の方が見る場所でこれはいかがなものか、と思われるコメントをいただくことがあります。投稿される方に悪気は無いのだと思いますが、私の規準で随時削除しています。ご了承ください。

それにしても、この時期になると小学校の時の朝礼を思い出します。寒い校庭の朝礼台の上に校長がたち、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言います」と毎年こればっかりで(笑)。いや、ほんとそうなんですけどねー。でも当時の子どもたちには「3月はサル」としか聞こえなくてウッキー!

JVAの登録料問題は今後、どのような展開を見せていくのか興味津々。今回の毎日新聞の記事は高体連の先生のコメントでしたが、その前の記事ではJVAの幹部が「日本が世界で勝てなくなったから」とトンデモ発言をしているわけで。

こういうケースを目にするたびに、日本のメディア・リテラシー意識が遅れているなあと思います。マスコミとどう接すればいいのか、学校教育でも組織内研修でもほとんど教えませんよね。産官学問わず、広報が過不足ない”しっかりした対応”ができるところは非常に少ないと思います。

一方で、トンデモ発言がメディアに載るのは、その記者やデスクの力量の問題もあると思うんです。取材中にトンデモ発言が出てきたらそこを突っ込み、言葉を変えて説明させて、その本質をぎゅぎゅぎゅっと記事に詰めるのが腕の見せ所ですよね。

相手が徹底してトンデモ発言を押し通した場合はそれでもいいんですが、例えば今回の「高体連はJVAの傘下組織」という発言については、「ほんとにそうなの?」というツッコミは無かったのでしょうか。あるいは「世界で勝てないから」という発言について論理的な説明を要求するとか。

言ったことをそのまま書けば記事になる、ってのは違うよなあと感じております。


nice!(0)  コメント(17)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 17

ピピ

JVA幹部の「日本で世界で勝てなくなったから」という他人行儀な発言、それでも役員の座に居座り続けていることに対して憤りを感じます。
まず、この他人行儀で投げやりな発言を何とかしてもらいたいです。
あらゆる手段を講じて、「日本を強くする」ことがあなた方の仕事なのではないですか。仕事しないんだったら、給料もらうな、と言いたい。

31日付の「京華時報」を見て思わず「おおっー」とうなってしまいました。
「明日、rioさんのブログのコメントに書かせてもらおう」と思ったんですが、ちょうど良いタイミングでした(笑)まさに渡りに船です!
「日本マラソン界の父が中国陸上界に加盟」というタイトルに目を奪われました。
76歳の竹内マラソンコーチが江蘇省体育局の要請に応じ、中国チーム顧問として、3日から中国入りし、雲南省昆明で女子のマラソン選手(主に周春秀選手)の高地トレーニングを指導するそうです。
その後も引き続き、北京五輪の金を目指して周選手を指導するらしい。
記事は、シドニーで高橋選手、アテネで野口選手が金メダルを獲得している日本女子マラソンの圧倒的な強さを紹介し、竹内顧問が事実上、数年前から中国人のマラソン選手を指導し、その結果、周選手が大阪の世界陸上で銀を獲得したなどと説明していました。
そして「シンクロの母」と呼ばれている井村雅代監督に続く、2人目の日本人指導者だと紹介していました。
こういう記事を見るにつけ、女子バレーのイタリアやアメリカが3位以内に浮上して、強くなっているのをただ指を加えて見ているJVAって何なの?と思うのです。
これははっきり言えば、郎平監督の功績なんですけどね。
イタリア女子はプロ化に伴い、クラブチーム監督に郎平氏を招きました。
これが底力となって、世界選手権で優勝できるほどの強いチームに成長したわけですよね。
郎平氏に限らず...ですが、そういうことをきちんと認識して、世界一流の監督を招聘する心づもりというか、準備がなくてはいけないのではないでしょうか。
さらにつけ加えると、中国バレー界は張容芳氏が取り仕切っているので、郎平氏は国内に居場所がないと囁かれています。
郎平氏もアメリカ暮らしが長いので、中国に住むことに全く興味がないみたいですけどね。
しかーし、こんな時に伝わってくる協会の資金不足というニュースには本当にがっかりです。一体、これまでにどれだけの無駄使いをしてきたんでしょうね。
by ピピ (2008-02-01 13:30) 

小太郎

初めましてこんばんは。小太郎と申します
オイラの小学校では先生が「根気、勇気、元気の3本の木を育てよう」とコッチが洗脳するまで言ってました~
日本のマスコミは、アジアの中ではいい方ではないかと思っています。比較的自由に報道出来ますからね。問われるのは正義、イデオロギーではなくモラルなのかも知れませんね~

バレー問題これからもブッタ斬っていって下さいね~
by 小太郎 (2008-02-01 20:59) 

rio

>ピピさん、登録料問題は結局、JVA役員たちの”放漫経営”を覆い隠すための画策に過ぎないのでは、というのが私の印象です。そうでなければ、これほどまでのずさんなやり口の説明がつかないですよね。

日本の場合は、JVAが今の状態である以上、外国人監督を招聘してもだめだと思います。

外国人監督のサポート体制が整っていないこと
国内スタッフ陣の一部から反発が予想されること
などの理由もさることながら、最大の理由は、根幹の部分=国際大会の運営方法です。

外国人監督が招聘されても、国際大会の選抜・開催・試合順などは日本びいきのまま変わりませんよね。アウェーでの弱さというのは解消できないわけです。

万が一、外国人監督で日本がメダル争いするほどに強くなった場合は、ヨーロッパを中心に偏った大会運営に反発が出ることは必至です。その場合、あくまでジャパンマネーにこだわってバレー界が混乱するか、運営方法を「是正」して、また日本が勝てなくなるか、どちらかしかないはず。

結局、JVAとFIVBにとっては、日本が5位ぐらいをうろうろしつつ、”メグカナ”や”カオル姫”みたいなキャラの立った選手が出てくれるのがベスト、というのが本音なのではないでしょうか。
by rio (2008-02-01 23:13) 

rio

>小太郎さん、小学校の校長って、なんでそんなに駄洒落で韻を踏んだ言葉が好きなんですかねえ(笑)。しかもオリジナリティなしで。

それにしても、「アジアの中ではいい方」って…orz
お気持ちはわかります。わかりますが…もっと志を高く持っていきましょうよー。だって「アジアの中」って、あんな国とかこんな国とかそんな国しかなくて、せいぜい韓国が日本のはるか後方で影が見えるぐらい。。。

欧米だってもちろん万全ではありませんが、それでも日本よりはるかに高質な活動をしていると思います。
by rio (2008-02-01 23:18) 

小太郎

そうかも知れません・・・
韓国も政府の圧力バリバリかかってるし・・・
反日やないと数字も売り上げものびんみたいやし・・・

オイラはいつも古都の侍殿のブログでウロウロしてます
またおじゃまさせて下さい
by 小太郎 (2008-02-01 23:53) 

ピピ

>日本の場合は、JVAが今の状態である以上、外国人監督を招聘してもだめだと思います。

>過去外国人監督のサポート体制が整っていないこと
国内スタッフ陣の一部から反発が予想されること
などの理由もさることながら、最大の理由は、根幹の部分=国際大会の運営方法です。

rioさんの上記の見解ももっともですが、もうこんな状態がずっと続いていますよね。だからJVAは無能と言われても仕方がないんです。

国内スタッフ陣の一部からの反発が予想されることについては、
だから進歩がないんです。
反発できるような器量があるのかを考えてみて下さい。

私がシンクロの母やマラソンの父の例を挙げた理由は、とても潔いと思ったからです。
中国に13億(いやもっと)の人間がいたとしても、1人の76歳のマラソンコーチにかなわないんです。この人より有能な人材は中国広しと言えども存在しない。理屈抜きでそれを認めていることが潔いのです。
日本の女子バレー界に多数の熱血指導者がいたとしても、現段階においては郎平氏1人にかなわないことを早く知るべきです。

またそれは本当にスポーツを尊敬し、競技の厳しさを知っているからこそできることなのです。トレーニングと練習の質が試合結果に如実に表れるわけですから。

日本のサッカーがW杯に連続出場できるようになった、
クロアチアなんかの常連の強豪と0-0で競い合うことができるほどに成長した背景には、協会の『潔い選択』があったからだと思います。
いくら戦略がないと批判されたジーコ氏でも、日本人監督とはオーラも競技者としての実績も違いますから、当然ながら選手のモチベーションも上がります。
一流の指導者の下では、ガゼン、力を発揮したいと思うのがアスリートの本能です。なんだかんだ言っても、サッカー界はバレー界よりも数倍マシです。
それにしても、日本が5位ぐらいをうろつくのを希望しておきながら、「日本が世界で勝てなくなったから」と言って中高生からお金を取るJVAは矛盾していますよね。
rioさんはとても鋭い見方をしていると思いますし、私も薄々、そんな感じがしているんですが。
by ピピ (2008-02-02 13:12) 

rio

>小太郎さん、いつでもお越しください。

>ピピさん、

JVAがどうしようもない、無能だ、ということは一致していますよね。ここはしっかりと確認させていただいて(笑)。

それで、ちょっと話がそれるんですが、私は、中国の例と日本サッカー協会の例は、似ているようで別の性格を持っていると感じています。

中国が各競技で”お抱え外国人”を招来したのは、「スポーツは政治・経済」と割り切っていたからだと思います。つまり、政治=国威発揚、経済=外貨獲得、ですね。

サッカーの割り切り方は、地域スポーツ・文化として発展させていく方向性を明確にしたことから生まれていると思います。スタッフや選手の国籍がどこであろうと、地域に密着したそのチーム(と、延長上にある代表チーム)が活気づけば成功、という考え方だと思います。

いずれにせよ、バレーには(あちこちで指摘されている通り)明確な方向性がないんですよね。というより、沈みゆく”企業スポーツ”という船からの脱出方法がわからず、そのままぼけ~っと突っ立って一緒に沈んでいるというのが現状だと思います。

バレーボールが企業にとってどれだけの広告価値があるか、イメージアップ効果があるか、JVAには冷静に分析する力がないんでしょうね。なので、テレビ局・電通に丸投げしてみたんだけど、彼らは利益を持っていくだけで、沈む船をどうすればいいかは教えてくれないんだよねー、ってところなのでは。それで自前の資金力をつけようと、他団体の猿真似をしてみたのが登録料、ってことなのでは、と感じています。
by rio (2008-02-02 17:50) 

o-kun

こんばんは。
JVAの話をうかがっていると、いっしょというわけではないですが、ラグビーの上層部の話をある意味似ているのかな?という感じを受けます。両方共に世界に開けているスポーツなのに、両方の上層部がともに日本の外を知らなすぎる。だから世界で勝つためにいろいろ施策を打とうとしても結局何にも動けない、ということになってしまってますね。ラグビーの方は亡くなった宿沢氏の意を受けた清宮とか平尾がいるので、現場サイドでは少しずつそういう動きが出つつあるのかな、というのと、今の代表監督であるカーワンというラグビー界で世界超一流の人を迎えていることから、少し少し期待していいのかな、という雰囲気ですが、バレーボールの方はそれすら見えない(ラグビーは昔に栄光なく、バレーにはいちおう栄光があったのが足枷になっているようですが)。
上層部のレベルだけでいえば野球界だって大したことないと思いますけど、野球はファン層、特に中高年以上のファン層が厳しいでしょうからそこで歯止めになっているように思います。そう考えるとバレーボールもそういう厳しい目をもったファン層をもっと増やすことが必要なんでしょうね。(逆言えば野球界も甘いファン層ばかりになったら一気に崩れるのではないでしょうか?そうなる前に落合が粘って、イチローや野茂あたりが指導者になれば持ちこたえるかもですが・・・) その一歩としてメディアサイドで何かの間違いが起きて、バレーボールの世界トップのゲームを流してくれる局が出てきてくれれば、見る目が少しは変わってくるのにな、と思うこのごろです。
とりとめのない話ですみません・・。
by o-kun (2008-02-02 19:04) 

rio

>o-kunさん、バレーの”足かせ”がどの程度のものなのかわかりませんが、確かに外野から見てるだけでも、バレー界はいまだに何かにとらわれているように感じますね。

madokaさんも何度も指摘されていますが、なんで内部の声がまったく聞こえてこないんでしょうか。登録料問題に限らず、代表やVリーグに関しても、個々の選手への批判や漠然とした提言が散発的にあるだけ。バレー人たちが日本のバレーをどうしたいと思っているのか、外野にはさっぱり伝わってきませんよね。

バレー界は良質なファンを育てることをまったくしてこなかったと思います。特に90年代以降は、衆愚政治みたいに「アイドル出しとけばいいだろ」的なやり口で。

中継の仕方にそれが如実にあらわれていて、
試合をカットする
解説がただの雑感になっている
実況が間違っている
ローテーションを日本チームの分しか出さない
などなど、うんざりすることだらけです。

サッカーは地域クラブのサポーターたちから、世界トップの試合も見てみたいという需要がうまれ、それがビジネスにまで成長しましたよね。バレーもやろうと思えば当然できるほどの人気と魅力があると思うのですが、FIVB、JVA,テレビ局・電通のトライアングルがいまの状態である間は無理そうです。
by rio (2008-02-03 06:12) 

ピピ

ギョーザ中毒問題で日本中が大変なときに、この手の話題で盛り上がれるワタシってつくづく平和だなーと思います(笑)
こちらでは南方地域の100年ぶりぐらいの大雪で都市全体が停電、断水が続いている地域もあって、このニュースへの関心が大きいです。
紙面記事として私は確認してませんし、ネット見ているような中国人しか知らないでしょうね。

>私は、中国の例と日本サッカー協会の例は、似ているようで別の性格を持っていると感じています。

中国が各競技で”お抱え外国人”を招来したのは、「スポーツは政治・経済」と割り切っていたからだと思います。つまり、政治=国威発揚、経済=外貨獲得、ですね。

地域に根ざしたクラブ運営から成長していったサッカー界ですが、代表監督を日本人にこだわっていたら、今のように人気は続かなかったと思います。
それと一部の野球に飽きた?或いは、あまり好きでない人がJリーグ発足と同時にワッーと流れていったのではないかという気もします。
「川渕チェアマン」というネーミングもかっこよかったし(笑)、イメージ戦略にも成功した。バレー界のようにアイドルに頼る一辺倒のやり方ではなかった。

中国の割り切り方についてですが、マラソンの金メダリスト1人を育成したところで、多額の外貨を獲得できるとは私は思いません。
一番の憶測は「所詮は金メダルの賞金目当てなんでしょう」ということですが、3億円(そんなに多くはないが)積まれても金メダルなんて獲れるものじゃないんです。
政治=国威発揚の発想はあるでしょうが、大部分を占めているのは『中国陸上界のメンツ』だと思います。
そして、外国人指導者からノウハウと指導テクニックを学び、吸収することもできますから、ただ一時的に強くなれば良いというわけではないと思います。それこそが文字通りの「発展」=人気獲得=協会のメンツも立つだと私は感じます。
o-kunさんのコメントから察すると、ラグビー界も前進しつつあるようですね。

私は仮に郎平氏を女子監督に招聘したとしても、日本女子が銅メダルを獲得できる確率は50~60%だと思います。でも、そういう夢ならいくらでも見ていたいのです(笑)
男子については誰が監督になっても銅メダルは奇跡しかないと思うので、
日本人でも外国人でも良いから、気概のある人に監督になっていただきたいです。間違っても年齢順で順番に....とかは止めてもらいたい。
五輪に出場して、5~7位になれたら満足です。(希望が低すぎるかな?)
by ピピ (2008-02-03 12:25) 

o-kun

ピピさん、皆さん、こんにちは。
ピピさん。
ラグビーの方は私も好きではありますが詳しいところを知っているわけではないので、そこらへん間違いがありましたらすみませんが・・・。
ラグビーというところも(私に言わせると間違えた?)アマチュアリズムが跋扈していてなかなか改革が進まないまま、気がつけばサッカーに人気を奪われ、代表チームも低迷していました。国内の早明戦人気におんぶに抱っこしていて、数年前までは代表強化もかなり混迷していたように思います。それが6年ほど前、早大の監督に清宮という男が監督(ヘッドコーチ)に就任して雰囲気がかなり変わってきたように思います。世間で本がいっぱい出版されているので有名な話ですが、そのころ思いっきり低迷していた早大ラグビーを、この6年間で大学ではほとんど敵なしのチームに変貌させてしまいました。今はサントリーを率いて日本一を目指していますね。彼が早大の指導者になってから、ラグビー界が彼にある意味ひっかきまわされているように動きが出てきたように感じています。彼の言動は反発を買う部分も多々あるのですが、彼がある言動を発することでそれに同調しようが反発しようが、とにかく彼のチームに負けないべく他のチームもいろんな工夫をするようになってきているのでは、と思うのです。(各チームが世界を意識したチームを考え始めているのではないかと思われるます)
そういう流れの影響かどうか、昨年、ジョン・カーワンというほんとうに超一流の人間が代表チームのヘッドコーチになりました。それまでラグビー代表チームは日本人監督が結果を出せず苦しい状況が続いていました。それが昨年、ジョン・カーワンがチームを率い、半年ほどでワールドカップを迎えたわけですが、そこで確かに1勝もできなかったにせよ、世界の強豪相手にかなり好勝負を演じれるほどチームが成長していました。代表の選手が急激に変わったわけではないのです。ジョン・カーワンという世界のトップを知った男がチームを指導し、率いたことで少しずつでもチームが変わり始めたことによると思います。
このカーワンがいつまで代表を見てくれるのか、によりますが、国内リーグの状況、代表チームの強化を見ていますと、確かにワールドカップで1勝もできないラグビーではありますが、夢をみていいのかな、という期待を持てると思います。そしてそれはトップ組織である協会が邪魔しなければ、少しずつにせよ前進していくだろうと感じれる期待でもあります。
さて翻ってバレーボール。バレーはラグビーと違って女子は少なくとも世界のトップレベルにはいるでしょう(トップ5ではないですが)。ですがその代表チームにラグビーで感じれる期待感がないのも事実です。ピピさんと同じで、結果として順位は5位でも7位でもいいんです。それが期待のもてる結果であるならば、です。
バレーボール界にラグビー界の清宮のような男が現れてくれると面白いと思うのですが、、、。ラグビーの指導者たちは清宮もそうですがいったん普通に企業に就職して、普通に仕事をこなしていた連中が多いですよね(亡くなられた宿沢氏は銀行の役員にすらなっている)。バレーボールの指導者さんはどうなんでしょうね???世界を知るために外の世界を知るのも一つではないでしょうか。。
※長文失礼しました。
by o-kun (2008-02-03 14:49) 

madoka

日本にはたくさんの記者さんがいるのに、その中に「バレーが好きだ!バレーに関する取材は私のライフワークだ!」という方は1人もいないのでしょうか。1人ぐらいいてくれてもいいんじゃないでしょうか…(T_T)。

>言ったことをそのまま書けば記事になる、ってのは違うよなあと感じております。

全くです。それなら誰でもできちゃいます。
JVAや高体連のオッサンがどんだけ「トンデモ発言」をしたところで、記者さんがバレーのことを知らなければ、それが「トンデモ」であるってことにすら気づかないまま、スルッと記事になって終わり。
気づいたとしても、「とんでもねえな、でも、まいっか、バレーだし」でスルッと記事になって終わり。
ううう、酒でもかっくらいたい気分だぜ!飲めないけど!


ラグビーやサッカーのお話が出ていて、私は両方とも詳しくないので興味深く拝見していますが、どちらにも共通しているのは、良くも悪くも「動いてる」って感じがすることです。
バレーの場合は、淀みきってますから。(たまーに動いたかと思えば「迷走」だったりする…(-"-;)。)
もう詰まりきった血管をドロドロの血液が流れているようなもんで、このままじゃ死んじゃうぞ、ってわかってるのに、手術もしないし薬も飲まないし暴飲暴食もやめないし、そもそも検査自体を拒否してる、って状態。

やっぱりねえ、過去の栄光は…ちょっと重荷ですよね。
いや、栄光自体を否定する気はさらさらないし、過去の栄光でバレー界全体が食っていけたありがたい時代もあったし。感謝の気持ちは、大いにありますですよ。
でも、そろそろ若い血を導入しないと、ほんと死んじゃうからさ(^^;)。

例えばrioさんも推してる三屋さんやゼッターランドさん。
彼女らは、栄光も知ってるけど、その後日本バレー界が陥った苦境も肌で知ってる人たちです。
そして、「余生」でバレー界に関わっているご老人たちと違い、この先何十年もバレーに携わりながら生きて行く覚悟であろう人たちです。
既に栄光を成し遂げた方々にとっては、所詮、今の日本バレー界の苦境は他人事のように映るのではないでしょうか。
そういう方々に、今現在、現場で実際に危機感をひしひしと感じている人たちの真剣さは、やはり期待できないと思います。

2月2日のo-kunさんのコメントを読んでいてつくづく感じました。
新旧交代をしたくても、バレー界の「旧」はデカイ(笑)。
しかも、同じくデッカイ「旧」を抱える野球界とは違って、「新」の層も薄いし、それを支えるファンも未熟。
だから記者も真剣に危機を伝える気がない………って、なんだよ、私!めっちゃネガティブなこと書いてない?!

だってさー(開き直り)、だいたい根がネガティブなのに、最近バレー界でなんかポジティブなこと、ひとつでもありました?
W杯の情けない負け方、希望の持てない選手選考、わけのわからん大会の新設、そしてJVAのこの狼藉。
ここはやはり、JVA独自(苦笑)の「富士山方式=トップが強くなれば裾野が広がる」に倣って、JVAのトップを若返らせるしかないでしょう!
それにしても、三屋さんも今年で50歳。これが「若い血」であることの、この絶望感…。

結局暗いまま終わっちゃいました…。ネガティブでごめんなさい…。
by madoka (2008-02-03 19:14) 

しっぽなし

こんばんは。

>日本にはたくさんの記者さんがいるのに、その中に「バレーが好きだ!バレーに関する取材は私のライフワークだ!」という方は1人もいないのでしょうか。1人ぐらいいてくれてもいいんじゃないでしょうか…(T_T)。

という所に、うんうんとうなずいてしまいました。今のところ中西美雁さんくらいでしょうか。今日たまたま美雁さんの、2005年のアジア選手権の所を読んでいて、男子は優勝したのに「記者は私一人だけでした」とありました。

バレーのことを載せても雑誌の売上に繋がらないというのは、ある程度しょうがない部分があるとは思いますが、個人で情報発信してくれる記者の人がいないのは淋しいことですね。去年はフジテレビの森アナウンサーがよくVリーグを見に来ていてTVにちらっと映っていることがありましたが、バレーに興味を持ってくれたんじゃなくて単に仕事の一環としてだったのかなあ。
選手の方たちからの情報発信なども他のスポーツと比べて少ないように感じるのですが…。

rioさんをはじめ、いろいろな方のブログでバレーの情報が入ってくるようになったのがせめてもの慰めです。
by しっぽなし (2008-02-03 21:43) 

madoka

しっぽなしさん、こんばんは。
rioさんが書いてくれなかったら、私、登録料問題のことなんて知らないままだったかもしれない…と思ってゾッとしています。
それくらい、扱いが小さいですよね…。
JVAのお偉方のほくそ笑む顔が目に浮かぶようで、はらわたが煮えくり返る思いです(-"-)。

私も毎日、というか登録料問題以来1日に何度も(笑)、期待を込めて中西美雁さんのブログをのぞいているのですが、今のところ何もありませんね。
まあ、あんまり頻繁に更新があるブログじゃないので(^^;)、きっとそのうち書いてくださると信じておりますが…。

緘口令でも布かれているのでしょうかねえ…?
by madoka (2008-02-04 00:39) 

rio

>ピピさん、あの餃子(←一口のやつ)、買いそうになってたんですよ!

冷凍食品安売りデーがあって、餃子は使い勝手があるから一つ冷凍庫にいれとけばいいか、と思いながら買うのを忘れていたのでした。いやー、何が明暗を分けるかわかりませんね。体調を崩された方のご回復をお祈りします。調査報告を見ていると、なにやら犯罪のにおいもしてきましたよね。。。

中国の件、賞金<国威発揚、でしょうね。社会主義国はおしなべてそうです。現在は特に、五輪が近いですから力が入ってますよね。日本も東京五輪の時にサッカーで外国人監督を招聘するなど「国威発揚」に力をいれていました。その時代にバレーは”自家発電”で一時代を築き上げたわけで、それが実績にも足かせにもなっているということなのだと思います。

ただ、過去の栄光が足かせになっているとすれば、それはもちろん当事者と後継者の思慮が足りなかったからなわけで、その程度(と、あえて言ってしまいますが)ぐらいは乗り越えてほしいものですね。
by rio (2008-02-04 01:43) 

rio

>しっぽなしさん、madokaさん、「バレー取材はライフワークだ!」という気概を持っている人はいると思いますが、バレーだけでは食っていけないという現実が大きいですよね。

企業ジャーナリスト・ライターたちの場合、バレーが好きでもバレー取材担当にたどり着ける保証はありません。幸運と努力が重なってたどりつけたとしても、現場で取材できるのは数年が限度。人事異動がつきものですから。

一部の例外的な”才能”はコラムニストとして一段上にいけますが、その場合はスポーツ全般が相手ですから、どうしても野球とサッカーの比重が高まります。

一方、野良のスポーツ記者(でもライターでもジャーナリストでも何でも)で食える人は、二宮清純など、ほんの一握りです。その場合も、野球・サッカー・競馬などの”メジャー”系を足場にし、多角経営をすることが必要条件です。10年ほど前にフリーの競馬記者が取材で滞在していたホテルで過労死したという事件がありましたが、それほどまでに野良は過酷です。

余談ですが、ミャンマーで射殺された長井さんもフリーですよね。週刊誌報道によると、長井さんは「ミャンマー情勢はよく知らないし、行きなくない」とはっきりおっしゃっていたそうです。しかし断れない。フリーだから。

背景には、企業ジャーナリストと野良の間の厳然たる差別があります。ずいぶん前ですけど、本多勝一(朝日)がリクルート事件関与の疑いをフリーに暴露された際に、「フリーライターは卑しい職業」と罵ったことがありました。今もこの程度の認識からそうかわっていないと思います。

結局、日本のマスメディア環境(に限らず、各業界そうですが)が「社会主義(独裁)国家型」になっていて、野良の大半は生きていけない構造になっているんですね。


なので、野良がバレーを取材しようとしても、
JVAのお膳立てがなければ取材をすること自体が難しい

取材ができても、それを発表する場=収入につなげられる場がない
という苦境に陥ります。

企業記者の場合はお膳立てがなくても取材はできますが、「発表する場がない」ことに変わりはありません。社内で出世しようという野心のある人なら、なおさらバレーには手をださないでしょう。

こういう不毛な状況の最大の原因は、マスコミ業界のゆがみだと思います。ただ、JVAが有効なメディア戦略を持たず、マスコミ対応をテレビ局と電通に丸投げしてしまっていることも大きいですね。

最近になって、マスコミ対応に目覚めたのか、共同通信の論説委員が理事に加えられました。その結果、世界バレー2006であれだけ硬派な記事を出していた共同通信が、登録料問題でJVAの言い分のみを配信したことは記憶に新しいところです。

JVAのやることは常にこんな感じ。見ざる言わざる聞かざるで逃げ切ったもの勝ち、という発想なんでしょうね。
by rio (2008-02-04 02:22) 

ピピ

rioさん、餃子の被害に遭わなくて良かったですねー。
餃子が好きで被害に遭われた方は本当にお気の毒ですが。

私の主観でしかないのですが、ただひとつ気になったのは、河北省の
取引先の工場が本当に信頼できる会社だったかという点です。
先進国日本の食卓に上がる冷凍餃子なのだから、せめて北京、上海の
大都市で流通しているような老舗、又はブランドメーカーの餃子を輸入した方がいいと思います。連絡先と質量安全マークが5つぐらい印刷されたような。(100%信用できるかどうかは別として)
勝手な想像ですが、大都市の中国人も知らないようなメーカーでは?

当然ながら、毒を入れる方が絶対に悪いですし、資質の低い人間がいる限り、こういう事件を防ぐことは難しいともいえます。
中国側を弁護するつもりはありませんが、日本企業側の過剰な?コスト削減意識も気になるところです。(→問題発言かもしれませんね)

o-kunさんのコメントに全く同感です。ラグビー界の進化について詳しく教えていただきありがとうございます。

>バレーボール界にラグビー界の清宮のような男が現れてくれると面白いと思うのですが、、、。ラグビーの指導者たちは清宮もそうですがいったん普通に企業に就職して、普通に仕事をこなしていた連中が多いですよね(亡くなられた宿沢氏は銀行の役員にすらなっている)。バレーボールの指導者さんはどうなんでしょうね???世界を知るために外の世界を知るのも一つではないでしょうか。

日本バレー界で私が期待している指導者も実はたくさんいます。バレー選手は一般的に所属企業で半日社員ぐらいの経験しかないと思いますが、特に筑波大出身の方たちは立派なリーダーの資質を備えていらっしゃいます。体育界系の中でも筑波大に集まる学生は資質が高く、また大学の教育方針と環境が優れているのでしょうね。
by ピピ (2008-02-04 12:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。