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世界バレー ポーランドに粘り勝ち [バレーボール]

 高さのある相手にアジアバレーで粘り勝った。めでたい!ランキングは下とはいえ、欧州選手権ではやたらとつよいポーランド。でも今回は台湾にも負けたし、韓国にはフルセットの辛勝でアジアを苦手にしてるのかなと思わせるところがある。

 中継を見られないのでなんともいえないけど、これはたぶん、守備体型の違いなんじゃないだろうか。ポーランドはイタリアと同じく、ブロックを中央よりに持ってきて、セッターの動きをみてどこに飛ぶか決めるシステムを採ってると思う。高さがあるからこその戦術で、ブロッカーの横移動の速さ次第では、セッターにふられても二度飛びして追いつけることもよくある(コンビのトスは低いから)。でも、それ以上に攻撃側のコンビが速かったとしたら?

 今回のポーランド戦の要は、相手ブロック対日本のコンビの速さ対決だったんじゃないかと思うのだ。というのも、スポーツナビの観戦コラムに載っていた荒木のコメントで、2セット目を振り返って、「ジュースに突入した場面で自分にトスを挙げてもらえることがうれしかった。絶対に決めてやろうと思いました」ってのがあるからだ。

 ちょっと脱線。TBSは独占中継のくせにぜんぜんいけてなくて、HPでは全日本の先発の名前(ポジションなし)しかわからない。ローテーションも、相手チームの先発もローテーションもなにもわからないのだ。”世バレ写真館”とか言って写真ばっかり充実していて、TBSがいかに視聴者をなめているかよくわかる。”世の中バックレ写真館”の略なんじゃないか?何度も引き合いに出しているけど、サッカーの報道体制と比べてみてほしい、サッカーの国際試合で、自国の先発の名前だけ、なんて見たことありますか?

 それはさておき、荒木が前衛のライトにいたということは、高橋も前衛で、バックには小山もいたんじゃないだろうか(違ってたら教えてください)。そこであえてライトにいた荒木を使ったということは、それだけ日本のコンビが有効に機能していたんだと思う。荒木はパワーはあってもスピードがない選手なので、コンビが読まれているときはなかなか使えない。ここ一番でライトのオープンにあげて、それが決まったということは今後の展開に影響してくると思う。って、ぜんぶ想像だけど。

 ちなみに、第3セットのジュース、1点差つけられている場面でも竹下は荒木を選択。このときは移動攻撃で、サイドラインを割ってアウトだった。荒木いわく「ありえないミスだった」そうだ。そうなんだろうけど、やっぱりそれはスピードがないからでは…。まあ、その分、A、Bのクイックをきっちり決めて、相手が「荒木がいるときは守備はセンターより」って思うぐらいになればいいんだけど。D組であたるイタリアのようにもっと組織的で速いブロックをしてくるチーム相手にも通用するか。楽しみです。 


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