SSブログ

あいうえおーすとらりあ 【が…学校】 [あいうえおーすとらりあ]

 【が…学校】

 留学生と一口に言っても通っている学校はさまざまです。オーストラリアには大きく分けて、民間または大学付属の英語学校、公立のTAFE(テイフ)、大学、コミュニティーカレッジがあります。英語学校は、学生ビザがとれる政府公認校と、それ以外に分かれます。TAFEは日本の専門学校にあたり、職業訓練や技術の習得を目的としています。コミュニティーカレッジは社会人のための“習いごと教室”で、週末や平日の夜に週1回のペースで開校されます。アート、料理、学問、スポーツなど幅広いテーマが用意されているのが特徴です。

 

 留学の場合は学生ビザを取ることが一般的ですが、語学留学に限れば、観光ビザやワーキングホリデービザでも3~4ヶ月以内なら学校に通えます(実際はその期間を超えて通っている学生も多いのですが、移民局にばれた場合は国外強制退去になります)。学費はピンキリですが、一般的には週2~3万円あたりでしょうか。TAFEにも一般英語コースがあり、そちらは公立なので少し安いようです。

 

 このように学費の“定価”は意外と高いのですが、シドニーでは競争が激しく、そのため各校ともさまざまな値下げプラン(長期割引、閑散期割引など)を用意しています。政府公認系の学校では、一定以上の人数を維持しなければ公認が取り消されるため、閑散期に半額以下にしてしまうところもあります。値下げは“講師の質”に直結するので、安ければいいというわけでもありません。

 

 わたしが通った学校(SELC)はシドニーでも定評のある英語学校です。シドニー在住が長い知人の紹介でした。講師の質がよく、授業時間が週23時間(普通は20時間)と、ほかより長いのが特徴です(その分学費も割高です)。立地もよく、世界中からサーファーが集まるボンダイビーチの玄関口“ボンダイジャンクション”にあります。学校の隣が巨大なショッピングモール、周辺にはさまざまな店がそろっていてとても便利です。

 

 ここに6ヶ月通ったのですが、わたしにはとてもいい学校でした。授業中にばんばん質問したり雑談したりするのを歓迎する雰囲気があり、こういう授業を日本の英語の時間に受けていれば違っただろうなあと感じました。韓国人、日本人、ブラジル人、スイスなどヨーロッパ系の順で多いのですが、同じ国の人同士でも英語でしゃべるようにしているなど意識の高い人が多かったように思います。普段の授業以外にも、選択授業(オーストラリア・スタディやコーヒーを入れる職人“バリスタ”になれるコースなどがある)や遠足など面白いイベントが毎月あり、いつのまにか英語嫌いが解消されていました。感謝、感謝です。

 

 次回は【ぎ…疑問】。生活していると、あれ?と思うことがしばしばあります


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。