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カネがないならほめてくれ、ってことかな(違) [今日のニュース]

自然科学研究機構生理学研究所という難しい名前の機関がつきとめ、アメリカの学術雑誌『ニューロン』に掲載されたそうです。定藤(さだとう)規弘教授らが中心、とのこと。

毎日新聞(24日付)より引用。

(脳中心部にある)線条体は、食べ物やお金などの「報酬」に対して反応を示すことがこれまでの研究で判明していた。

実験では、大学生の男女19人(平均年齢21歳)を対象に、脳の血流量を測定した。「信頼できる」や「優しい」といった84種類の言葉を見せて褒められる状況を与えたところ、金銭を得た時と同じように線条体が活発に反応する様子を撮影することに世界で初めて成功したという。

定藤教授は「子供は褒めると育つと言われるが、褒めることも金銭や食物と同様の『報酬』として脳内で処理されていることが明らかになった」と話している。

そーでしょう、うんうん。「私、褒められて伸びるタイプなんです」って自分で言ってしまう人がいますが(←それは私)、そういうことをうかつに口にできない状況でも、褒められると「もっと褒めて」と念じている人は少なくないはず(←それも私)。念じるだけでなく言ってしまうこともあるはず(←それも…しつこい)。

チップの習慣がない日本では筋合いのない金銭のやりとりは「品がない」とみなされがちなので、記事のように「褒める=金銭をもらう」と結びつけるのは短絡的な気がしますが、褒め言葉に脳を活性化させる効果があるというのは、長年の仮説が裏付けられたことになるわけで喜ばしい限りです。

小学校時代、「テストでいい点をとったらお小遣いをもらえる」という同級生がいました。家で親にその話をすると「カネもらわな勉強でけへんのやったら学校に行かんでええ!」と怒られましたが(笑)、やる気を出させるには、お小遣い作戦もあながち悪い方法ではないんですね。

ただ、カネを渡さなくても褒めてあげることで同じ効果があるんだから…そうなると、やっぱりカネより褒めるほうがいいような気がします。マスターカードのキャッチコピー「お金で買えない価値がある」「物より思い出」、これって核心を突いていると思うんですよね。

褒められることで自信がつき、そこが自分の居場所だという実感も持てる。たぶん、そうやって生まれた信頼関係は強い。子どもの頃にそういう信頼関係を経験しておくと、他者への目線が優しくなるんだと思います。そう、文句ばっかり言ってる人は褒め言葉が足りてないんですね(←つまり私)。有森裕子さんを上回る情熱で、自分で自分を褒めたいと思います。


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大鷲の健

今晩は。

でも、こちらのお子方は「ほめられすぎて」、それが当たり前になってしまっていることが自分の悩みです。
褒められて調子に乗って、他の子をバカにする。褒められないと恨み言を言う。困ったものです。
時々褒めるくらいがいいような気がします。
自分はまったく(本当に全く)両親に褒められずに育ったので、自分に自信が持てないまま大人になっちゃいましたが。だから逆に他人に対して、「自分は人にあーだこーだ言えるような資格はない」と思ってきました。
歪んで育ったんですね。
でも、お世辞は言えませんが、他の人を褒めるのは好きですよ。

by 大鷲の健 (2008-04-25 20:59) 

madoka

褒められると脳が活性化する!
私が最近どえらい勢いで物忘れの女王と化しているのは、「褒め言葉不足」のせいに違いない・・・。

斉藤和義さんは私の大好きなミュージシャンの一人ですが、『進めなまけもの』という曲、ご存知ですか?
私が勝手に「私のテーマソング」と決めて(笑)、カラオケでよく歌う歌です。今回の記事を読んで、この歌を思い出しました。

♪とりあえず今夜は この辺でよしとしよう
♪あとはテレビでお茶を濁そう
(中略)
♪ほっといて そっとして だけどもっと褒めて
♪言い訳はほどほどに 進め なまけものよ
 (中略)
♪ほんと言って ちょっとだけ なんか泣きたくなる
♪それでいい それがいい 進め なまけものよ
♪言い訳は ほどほどに 進め なまけものよ
♪最後には 最後には 笑え なまけものよ・・・

冒頭とサビの部分だけ引用してみました。いい歌詞でしょ?(笑)
なんとこの歌、進研ゼミのCMソングでした。
私は「頑張れば夢は叶う」とか「自分を信じて」とかいうクリシェがどうにもこうにも苦手なのですが、こういう斜め目線の応援ソングだと、素直に「よし、いっちょ頑張ってみっかな」という気になるんですよ。
まあ「なまけものの開き直り」と言われればそれまでですが・・・。

ちなみに、矢野顕子さんの「いいこいいこ(GOOD GIRL)」も大好きです。
こちらは糸井重里さんの作詞です。

♪たまにね たまにね ほんとにたまにね
♪おかあさんも ほめられたい
♪さくらの季節にいちどだけとか そのくらいたまにでいいんだ
♪いいこいいこ いいこいいこ

私は「おかあさん」じゃないんですけど(ま、GIRLでもないしさ…)、「おかあさん=おとな」と置き換えると、きっと誰にでも当てはまるんじゃないかなあ、と思います。

うーん、私って、人のことは褒めないけど、自分はひたすら褒められたい人間なんだなあ…とシミジミ実感。
ああ褒められてえ!!
by madoka (2008-04-25 21:11) 

rio

>大鷲の健さん、子どもを褒めるのも、叱るのと同じぐらい技術がいりますよね。

うちの親も褒めるのがどヘタでした。子どもが褒めてほしいと張り切ってるときに限って、その結果を必ず一言、二言腐すんですね。なのに、子どもが大して意識せずにやったことが親にとって都合がよければ、聞いてるほうが恥ずかしくなるぐらい”褒める”んです。おだてて木に登らせようという。悪い見本です。

褒められて調子に乗る、他人を見下す、褒められないとすねる、って子たちも、きちんと褒められたことがないんでしょうね。叱るのがめんどくさくて甘やかされているだけか、褒められるときにいつも誰かと比較されているんでしょう。特に、兄弟姉妹や他人と比較して褒めるのは最悪ですよね。

かくいう私、バレーボール記事でこっそり褒めているんですが、その100倍ぐらい文句を書いているのでダメダメです(笑)。これからは文句は70倍ぐらいに抑えようと思います。




by rio (2008-04-25 22:18) 

rio

>madokaさん、斉藤和義は知ってましたがこの歌は初めてでした。You Tubeで聴いてみました。いい歌ですね。私が歌詞を書いたんじゃないかと思ってしまうぐらいぴったりです。妄想がどんどんひどくなる私。

私も「頑張れば夢は叶う」なんてよく言えるよなーと思ってしまうタイプです。「頑張れば夢は叶う」って、夢が叶った人しか言わないんですよね。

頑張っても夢が叶わなかった人のほうが圧倒的に多いのに、「頑張れば」の一言で、夢が叶わなかった彼らは”頑張らなかった人”にされてしまう。こんな理不尽な仕打ちはないですよね。

同じ文脈で、私は努力至上主義も大嫌いです。努力は楽しいからする、楽しいことのためにする、というものだと思っているので。もちろん、努力しなくても良い結果が手に入るなら、それにこしたことはありません。

なのに世間には、努力が手段ではなく目的になってしまって、無駄な努力、苦しいだけの努力を強いる人たちがいますよね。そのことに文句を言ったり、そこから逃げたりすると、「なまけもの」呼ばわりして見下す人たち。さんざんっぱら努力を強いておいて、結果が出なければ「努力が足りなかったんだ」と切り捨てる人たち。

そんな仕打ちをくらうぐらいだったら「なまけもの」でいいや、ダメ人間でいいや、って思ってしまうんですね。

♪その音が響き渡ればブルースは加速していく
by rio (2008-04-25 22:45) 

大鷲の健

madokaさん、自分も斉藤和義の大ファンです!!
「歩いて帰ろう」等が好きなんですが、この歌にもずいぶん慰められました。
「ちょっとだけ 気になる隣が 羨ましい夜は 心に聴け」。
斉藤さんは、こんな感じの歌だけじゃなくて、音楽業界や社会に対しての問題提起も多いので大好きです。って、斉藤さん語ってる場合じゃないですね。すみません。
rioさん。確かにそういう子達って放任だったり、塾に通っていてほんの少し他の子より進んでいたりしてることが多いですね。点数という物差ししか持たないみたいな。
自分は、好きなこと、やらなきゃいけないと自分が思うことなら、自分から進んで努力するもんだと思います。でも自分の努力していることが、親や上司の要求するレベルに達しないと、認めてもらえないあげくパワハラにあって、自滅してしまうんです。自分がそうでした。
あ、最後の歌詞は「Train Train」ですね。自分は、自分への情けなさに、「チェイン・ギャング」でしょっちゅう泣いていました。



by 大鷲の健 (2008-04-25 23:53) 

まりふぁな

…フクちゃん(謎

いや~それにも増して、大鷲の健さんのおハナシには更に考えさせられますね。
>褒められて調子に乗って、他の子をバカにする。
>褒められないと恨み言を言う。困ったものです。
ちょっと俺らには想像つかないほどの「イジメ」の問題とか、「近頃の子供はキレやすい」なんていわれるコトとかと何か関係ありそうななさそうな?


「頑張れば夢は叶う」ってのは俺もなんか嫌いですね。
「頑張れば夢は叶う⇔夢が叶わないのは頑張りが足りない」のか?と。
「頑張んなきゃ叶う夢も叶わね~べさ?」ぐらいなら素直に同意しますが。


ある種の宗教とかも同種の理由で更に嫌いなんすよね。
「上手く行ったら信仰のおかげ・上手く行かないのは信仰が足りんから」とか。
…なんでやねん?と。
宗教や信仰が救いになるのは一応理解してるつもりですが、一歩踏み越えるコトで簡単に他者の否定や排斥につながるコトもまた事実やと思います。

そぉいう意味では(ちょっとハナシ飛躍しまくりますが)あんまし宗教やの信仰やの信念やのってのに縁のない俺としては、なんでそんなコトの為に文字通り「血みどろの」抗争が絶えないのかが理解できませんです。
キリスト教に限らず、一般的な宗教とかってのは「友愛」やの「協調」やのが基本的なお題目な気ぃするんすけどねぇ?
by まりふぁな (2008-04-26 00:24) 

rio

>大鷲の健さん、子どもは生きる術として、本能的に大人の期待していることに先回りしますよね。

大人が自分たちにとって都合のいいことだけを褒めていれば、子どもはどんどん”先回り”がうまくなっていくんだと思います。そのうち自我に目覚める年齢になり、「何やってんだ、俺…」「私のほんとの居場所はどこ?」ってな具合になるんでしょうね。

その時に大人の欺瞞と対決して決別できればいいですが、そうできない子もいて、本来なら対決のためのエネルギーが自分より弱いものに向いてしまう。あるいは、「誰でもよかった」殺人に発展してしまう。そんな気がしています。

相対評価ではなく、絶対評価で子どもを褒めれば、世の中もっとよくなるんじゃないかと思ってます。
by rio (2008-04-26 06:10) 

rio

>まりふぁなさん、宗教を考え出すと、きっと一生モノですね。

私は宗教を持っています。といっても、自分で勝手に作り上げた自分だけの神様です。日本の八百万の神々に近いものを感じてますが、なんとか神、みたいな名前はありません。どうにかこうにか生きてこれているのは、神様のご加護だと思ってます。

宗教心ってもともとこういう素朴なものだったんだと思います。シャカにしても、キリストにしても。でも、彼らが生きていた頃からすでに、宗教は人心掌握の道具、統治のための道具でもあったんですよね。

世界を動かしているのは何か、という話題になった時に、日本人の多くは政治とかカネ(経済)って答えると思います。半世紀以上にわたって宗教を回避してきた民族らしい答えだと思いますが、たぶんこの答えに賛同するのは、宗教で国を統治した経験を持たない中国ぐらいでしょうね。

世界を動かしているのは宗教だそうです。例えば、ユダヤ資本とひとくくりに言われますが、ユダヤ人ってのはユダヤ教を信じている人ってことですし、イスラム教徒も同じく。アメリカ大統領になるにはキリスト教右派の支持が欠かせませんし、ローマ法王がバチカンで何か言えば数億人に影響を与えます。宗教は統治装置でもあるんですね。

宗教の生命線は「正しい」ことですから、宿命的に、正しさの押し売りをし続けなければならない。自分たちの「正しさ」が、他者の「正しさ」によって相対化されるなんてことは許せない。

なので「正しさ」を受けいれない相手、脅かす相手には、政治やカネで持って恐喝、懐柔していかなければならない。それでもだめなら、武力で屈服させてでも、自分たちの「正しさ」を守らなければならない。

きっとこれも、宗教の本質なんだと思います。これを創価学会がやれば”折伏”と呼ばれ、アメリカとイラクがやれば”宗教戦争”と呼ばれるんだと思います。

実は日本も、創価学会や立正佼成会など以外にも、宗教が政治と経済を動かしている例がいくらでもあります。成熟した先進国なので血みどろの抗争にならない(見えない)だけで…。宗教ってそういうものだと思うしかないのかもしれませんね。
by rio (2008-04-26 06:53) 

area71

>「頑張れば夢は叶う」なんてよく言えるよなーと思ってしまうタイプです。「頑張れば夢は叶う」って、夢が叶った人しか言わないんですよね。

そうだと思います。そして、夢が叶ったこともないのに、それを唱える人がいるのがつらいところです。

教育者にしろスポーツ指導者にしろ、政治家にしろ、発言を向けた対象者のほうが、もっと大きなものを達成する可能性を持っていて、自分の器の方が小さいとしても・・・・。頑張った、頑張らないの裁量を他人に委ねるだけでなく、誰に褒められないまでも、有森じゃないですが自分ですることが出来るように導くことも必要だと思います。自己評価の低さから生まれる歪みは取り扱いが結構厄介だと思います。

頑張っても、叶わないこともたくさんあり、自分より努力をしていないと思える人でも先に成功を手にすることはたくさんある。それが現実で、
一度叶わなくても、もう一度挑戦する、やり方を変えてまた挑む、他人は他人であって、自分ではないということを受け入れる度量を身につけることが必要だと思います。常に他者との比較で自分を評価する、評価される事で不必要な苦しみを得ることもあるのではないでしょうか。

すみません、全然まとまってなくて何が言いたいのかわからなくなってます。




by area71 (2008-04-26 19:29) 

rio

>area 71さん、おっしゃりたいこと、わかります。と断言して分かってなかったら困るんですが、わかっているつもりになっています。

勝負事の世界で生きている人たちは、「頑張れば夢は叶う」ってことがなければやってられない、というのもまた、真実なんだと思います。

プロとアマチュアの違いもありますよね。プロは結果がすべてですから、結果(目標)から逆算して頑張ります。それが仕事なので、辛くても苦しくても、頑張って当たり前。なので「頑張れば夢は叶う」のは、8割、9割がた計算の範囲内で、あとは時の運をつかめるかどうかですよね。

アマチュアの場合、夢が叶わないことのほうが圧倒的に多くて、その分、頑張ったことに重きが置かれます。「夢中になって努力したことは貴重な体験だ」って具合に。アマチュアですから、好きで楽しくてやりたいことだから頑張る。結果が伴わなくても、自分が好きでやってることだからそれはそれでいい経験、ってことなんだと思います。

これを混同する人たちがいるのが困るところですよね。プロやセミプロに対して「結果を意識せずにがむしゃらにやってみろ」なんて言ってみたり、結果が出せなかった名門校の選手たちに「努力が足りなかったからだ」なんて責めてみたり。あるいは、アマチュア相手の指導者の中には、非科学的・精神主義的な頑張り方、無駄な努力を強いる指導者もいます。

話は飛びますが、イチローはヘッドスライディングを絶対に許さないそうです。駆け抜けるよりタイムが遅く、ケガもしやすくて、百害あって一理なしの方法だからです。

しかし、頑張っているアピールにはなるので、高校野球の甲子園出場レベルでも、いまだにヘッドスライディングを選手に強いる指導者がいます。「一塁に間に合わないと分かっていたら、せめて頭から突っ込んでチームを盛り上げろ」なんてことを言うんですね。その教えが抜けなくて、プロでも練習でやってしまう選手もいるそうです。

こんな指導者に「頑張れば夢は叶う」なんて言われたら…私だったらついていけません。神風特攻隊じゃあるまいし、ぐらいのことを言ってしまうかもしれません。

そういう意味で、areaさんのおっしゃるとおり、頑張り具合の裁量を人に委ねるのではなく、自分の中でストイックに判断できる力が必要だと思います。そのためには…やっぱり、しっかりと褒められた経験があるかどうかが関わってくると思うんですね。

自己評価が低い人に何かを教えるのはとても難しい。特にそれが大人の場合、なかなか心を開かなかったり、心を開いた途端に一気に依存してきたり、バランスが大変ですよね。

そうならないように、子供の頃からしっかり褒めて育てることが大切なんだろうなと思います。褒めるといっても、別にべたべたする必要はなくて、ぶっきらぼうでもなんでも、印象に残る褒め方ができればそれでいいのだと思います。

そういう経験がなく大人になってしまった場合は…最近、「育て直し」って言葉がじわじわと浸透していますが、その辺に鍵がありそうです。

by rio (2008-04-26 21:49) 

madoka

今日、『HEY!×3』で、Hey!Say!JUMPの新曲(OQTのイメージソング)を初めてちゃんと聴いたのですが、いやー、かなり笑わせてもらいました!

今までの「頑張れば夢は叶う」「奇跡を信じて」路線とは一線を画す、なんとも微妙~な歌詞です。
タイトルだけは一応『Dreams come ture』なんですけどね。
「女子はともかく、男子に関しては“夢が叶う”かどうか微妙だなあ…」というモヤモヤ感が、見事に表現されております。
出だし(サビ)からして、

♪夢見ましょう 素敵なこと 夢見ましょう いつまでも♪
♪夢見ましょう 夢のような 夢を見ましょう♪
♪(We can dream We can dream)♪

そりゃまあ、夢のような夢を見るだけなら誰でもできますから!
サビ以外の部分も、

♪どこへ君は向かっていくの 遠い未来へ 話しかけよう♪

なるほど、3ヵ月後の北京ではなく、「遠い未来へ話しかけよう」、と。

♪どんな明日がくるとしても 描く情熱 変えられない♪

「どんな明日がくるとしても」覚悟しといてくださいよ、と。

♪手を伸ばしてごらん きっと(僕は)ここにいるから♪

てっきり「手を伸ばしてごらん きっと届くから」だろうと思い込んだ、想像力貧困な私をお許し下さい(笑)。
コーラスでも、

♪reach for the sky, reach for your dream♪

「届く」とは口が裂けても言いません(笑)。

♪We can do it. We can do it. We can dream♪

「We can do it」の「do」が、「勝つ」でも「獲る」でも「行く」でもなく、「dream」であるというこの微妙っぷり!

わたくし、ある意味、感心しました。
今までのイメージソングには、心底「ケッ!」と思わされたもんですが、「頑張っても夢が叶わないことだってある」「奇跡はそうそう起こらない」ということを、こんなふうに明るく能天気に歌い上げる応援歌ができようとは!
作詞者の苦労がしのばれるじゃありませんか(笑)。

ちなみにこのシングル、初回限定版と通常版でジャケ写真が違い、さらに、初回版に5人、通常版に5人しか写っていないので、全員揃えるためには両方買わなければならない、というオニ仕様になっております。
OQTがどんな結果になろうと関係なく、バカ売れするんでしょうなあ。ジャニーさん、ウハウハですなあ。
「夢」なんていうふわふわした言葉とは裏腹の、あこぎな…もとい、たくましい商売魂。これぞプロ。

まあ、なんだかんだ言いながら、どうせOQTでは手に汗握りながら観戦するであろう私。
テーマソングを歌いながら、テレビの前で応援頑張りたいと思います。
よーし、夢のような夢見るぞ~!!
って、力、入らねえ~・・・・・・・・_| ̄|○
by madoka (2008-04-28 22:49) 

rio

>madokaさん、ネットで歌詞を探して読んでみました。

すごいですねー。幕末の「ええじゃないか」騒ぎのようですね。

♪ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか!今年は五輪でええじゃないか!出場できたらええじゃないか!だめでもともとええじゃないか!

って頭の中で勝手に変換されてしまいます。そのうち空からおふだが降ってくるんじゃないでしょうか。

「reach for the sky」は「大志を抱け」ですが、私の手元にある英英辞典には、「目標に向かって一生懸命頑張ること。たとえそれが、どれだけ困難な目標だとしても」という意味の説明が載っていました。なんと的確な(笑)。

ネットでみた歌詞にはこんな部分がありました。

僕たちが見る夢には/幸せがかくれてる/喜びと笑顔抱いて/前に進もう
/Fake

なんでしょう、この最後の「Fake」。誤植じゃなければ、「うそぴょん」ってことなんでしょうか。そうだとしたら、人をなめきっていてとても素敵だと思います。
by rio (2008-04-29 00:38) 

madoka

Fake?!
そんなんありましたか(笑)。
私が見たやつでは、最後は唐突に「心広げて♪」で終わってたような気がします。
なんだろう、Fake…。是非是非、「うそぴょん」であってほしい(笑)。

「reach for the sky」にはそんな意味があったのですか!勉強になりました。(ただ単にreach for ~で、~に手を伸ばす、という意味かと思ってました^^;)
「たとえそれが、どれだけ困難な目標だとしても」・・・。
これ、そのまま歌詞に使えますがな(泣)。

ちなみにこの曲、「夢」と「dream」が、合計21回も出て来るそうです。
どんだけ夢物語なんだ・・・。
by madoka (2008-04-29 01:13) 

rio

>madokaさん、バレーを利用したジャニの新曲って、脳内メーカーみたいに名前とか生年月日を打ち込んだだけで勝手に出てくるんじゃないかと思ってしまいますよね。

21回も夢…。しかもその中に、「夢のような夢みたい」って、そんなの薄気味悪い人は鳥居みゆきだけにしていただきたいものです。
by rio (2008-04-29 07:28) 

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