【お知らせ】 69万アクセス御礼

黄金週間で夏日でガソリン値上げのこの頃ですが、たくさんのアクセス、コメント、ありがとうございます。

自公政権はたぶん、これで崩壊ですね。ガソリン、年金、高齢者医療制度。こういう生活に密着したことで右往左往させられた記憶はなかなか薄れません。必要な道路云々言ってみたところで、道路建設が道路族だけでなく、地方自治体の首長の富と権力の源泉になっていることは誰でも知っています。ここまでやらかした自公政権に、「それでも道路が大切だから次も政権をまかせよう」なんて考える人は相当少ないはず。政権交代は国の新陳代謝。早く解散してくれないかなー。

明日は1日、映画の日。ついに『相棒』の映画版が公開されます。さっそく見に行ってきます。いやー、いままで1度も書かなかったのが自分で不思議なぐらい、テレ朝『相棒』シリーズが好きなんです。水谷豊と寺脇康文のキャラと演技力もさることながら、ネタがジャーナリスティックで引き込まれてしまいます。

いまの日本の問題点をえぐるネタだったり（警察も含む官公庁の不祥事、裁判員制度、死刑制度など）、過去の大事件の要素を盛り込んだり（3億円強奪事件、ペルーの日本大使館襲撃事件など）、その両方が絡み合っていたり。その合間に、コメディタッチなネタもあって。複数の脚本家を起用していて、原則1話完結（でも全体は緩やかにつながっている）なので変化に富んでいます。

脇役もゲスト陣も演技力のある人たちばかりなんですね。お子ちゃま向けの漫画原作ドラマか、おばちゃん向けの2時間ドラマがほとんどになってしまった中で、地味な顔ぶれで8年間も視聴率を取り続けているのはさすがです。去年のテレ朝「点と線」のドラマ化の時に北野武が言ってましたが「良質の脚本と確かな演技できちんと作れば、見る人は見る」ってことですよね。

コメント 2

あまり政治の話はなんですが、いまの福田政権は前の政権と同じで国民の支持を勝ち得てないですね。土壇場で逃げた人間を選挙の責任者に選んだことに、福田さんの覚悟が透けているのかもしれません。いい年をして残念ですが。
一国の総理は、先の人生の保障を求めてする職ではないはずですが、いまの総理にその覚悟はないでしょう。それは、その下の３役も同じ自分の保身しか関心のないレベルなのかもしれません。
守旧派といわれる人たちの利権を優先した姿勢を糾弾できるシステム、開かれたシステムをどれだけ作れるかが課題ですね。
その観点では裁判員制度も反対の動きがあるようですが、民主主義には大事ですね。あとは教育がついていくがですが。。。

by おじさん (2008-05-01 02:48) 

>おじさん、古賀を選対に選んでおいて、「21年度から道路財源一般化」なんて言っても信じる方がマヌケですよね。

きょうも朝の情報番組に谷垣が出てきて、「（道路特定）財源の一般化ということは、福祉や教育など、使途を目的化しないということ」などと発言していました。要するにこれ、道路特定財源を一般化しても、そのほとんどを道路建設に使いますよ、ってな宣言ですよね。馬鹿にするにもほどがあります。

対する民主は菅直人が道路問題で先頭に立っていますが、隠れ道路族を党内に抱えているのもまた事実。ただ、自民よりも明確に財源の見直しを発言していますから、政権交代による新陳代謝の効果は期待できると思います。

裁判員制度については、私はマスコミの報じ方に問題があると思っています。やたらと専門性を強調して「私たちにできるでしょうか」なんて感じの一般人の声ばっかり特集してますよね。

一般人が生半可な専門知識で裁判員に就任するぐらいなら、専門家だけでやればいいんですよね。裁判員制度の建前上の目的は、庶民感覚を裁判に反映させることですから、付焼き刃の専門知識などむしろない方がいいと思います。（本音ベースでの導入意義は、もっときな臭い話ではないかとにらんでいるのですが）。
by rio (2008-05-01 14:52)