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WGP予選・カザフスタン戦 両チームとも言い訳たらたら [バレーボール]

やらなくてもいいのに始まってしまったWGP。やってるからには見ますが、TBSのあまりのぐだぐだな放送ぶりに初日からげんなりです。WGPはTBSドラマの番宣番組なんでしょうか。土井アナはなんであんなに間違いを連発するんでしょうか。制作はなんで選手交代とその後のローテをきちんと画面表示しないんでしょうか。

試合後に竹下が「会場にこんなにたくさんの方がいると思いませんでした」と強烈なコメントをしていました(たくさんと言ってもFIVB発表で5200人。東京体育館の半分以下)。本人の意図はわかりませんが、私は、これはTBSへ向けられた言葉だと感じています。皮肉なのか感謝なのかと言われれば、前者でしょう。

それはさておき、まずはFIVBが配信している試合後のコメント。

柳本監督…いい試合だった。とても大きな大会なので少し緊張していたが、いいスタートを切れた。北京に向けていくつかのヒントを見つけることができた。次の試合も集中して自分たちのバレーをしたい。

竹下主将…世界最終・アジア予選後、充分に休めていない状況。チーム一丸となってベストを尽くすしかない。

ジュラレフ監督来日して3日目で時差ぼけが治っておらず、試合前に考えていたプランの50%も達成できなかった。日本はとても速く、ヨーロッパとまったく違うスタイル。勝つためにはベストメンバーで臨まなければならないと感じた。北京に向けて、今大会では経験を積んでいきたい。

グルシコ主将…普段どおりのプレーができなかったので、結果は50点以下。主力を欠いていたこと、大会初日だったのでコートを使っていなかったことが原因。試合ごとによくなっていくと思う。

全日本女子がいまさらWGPごときで緊張したりするんでしょうか。「休みがなかった」なんて言ったら、しょっちゅう来日させられているほかの国の選手たちに殴られる[パンチ]と思います。カザフもおかしい。3日も治らない時差ぼけってどんだけよ。5月にも来てたのに。

そんな言い訳たらたらな両チーム、気になったことを書いてみます。

ローテはこんな感じ。

 竹下/河合     栗原              多治見/庄司

 杉山         木村              高橋/大村
-----------------------------------------------------------------
カルポワ(MB) クツコ/ザイツェワ イシムツェワ/イリシェンコ(S)

マトベエワ     グルシコ          ジューコワ(MB)

”チーム・パブロワ”と言ってもいいカザフは、そのパブロワを出さず、スタメンには控えセッター・イシムツェワ。これ、完全に2軍仕様ですよね。対する日本は、荒木がいないとはいえ、ベストメンバーでスタート。勝って当たり前です。

<全体>
第1セット、高橋がベタ足で歩いておらず、ほかの選手も好調な動き。つないで素早く切り返すスタイルがはっきりとわかる内容で良かったと思います。第2セット、カザフは正セッター・イリシェンコをスタメンで使いますが、日本は好調を維持。

ところが第3セットで急に落ちるんですねえ。サーブが弱くなり、相手のサーブ戦術の変更に対応できずにレシーブが崩され、ブロック戦術の変更にも対応できずに攻撃が単調に。「変化とスピード」に相手が追いついてきた時のもろさには、まったく進歩がありません。カザフだから追いつくのに2セットかかったんだと思いますが、これが世界トップなら、へたすると1セット目の20点までに追いつくかも。どうするんでしょうか。

<2枚替え>
今大会でやっと、「竹下→大村」「高橋→河合」の2枚替えに挑戦…したのはいいんですけど、河合の緊張やチームの不慣れを差し引いたとしても、あれではてんでお話になりません。時期尚早。

まず、河合のレフトへのトスは「平行」ではなくただの「オープン」。正確性を意識したのかもしれませんが、ブロックががっつりついてきていました。さらに、竹下のテンポと違いすぎるために、結果的に大村や木村の入りが早すぎてかぶってしまい、打ち切れない。一方、センターバックやライトへのトスは速さを意識したのか、低すぎて、短かすぎて、トスになってませんでした。

にわかに”お姐さん集団”となった全日本女子、河合にあれこれ声をかけながら(←一切、笑顔なし…)必死にカバーして決めてあげてましたが、結局、河合が自信をなくしてしまって、最後のほうはコンビを使えなくなってました。

五輪前にこんな巨大な弱点を思いっきり見せつけて大丈夫なんでしょうか。

<2段トスの処理>
結局、木村が上げることになったようで。センターが上げてサイドの攻撃枚数を確保するのがセオリーとはいえ、いまのチームなら上げるとしてもどうせレフト。だったら木村にきちんと上げさせたほうがいいよね、という発想でしょう。

しかし、前衛が木村・杉山・竹下のときに竹下が1stボールを触ると、木村はどこに上げればいいんでしょうか。栗原のバックアタック単発しかないように思うのですが。それとも…木村はラリー中にクイックを上げられるほどセッター能力が向上しているんでしょうか(それはない、と自分で書いてて否定してみたり)。

<庄司>
第3セット、スタメン出場のチャンスに張り切る庄司。2-1の場面、クイックにコミットしてブロックし、相手が拾って切り返しのレフト攻撃もきちんと読んでシャットアウト。6-4では、トスがふられて竹下が1枚にされた場面で、焦って斜め跳びになるのではなく、きちんとクロスに跳んでカンチャンはレシーバーにまかせるブロック。しつこく手を残して、結果的にワンタッチを取りました。こうしたことは世界最終・アジア予選からチームとしてやっていたと思いますが、杉山や荒木よりも、庄司のほうがきちんとできている印象です。相手にしたら嫌なブロッカーだと思います。

だがしかし。やっぱり竹下と相性がよくないんでしょうか。攻撃では今回も持ち味がほとんど発揮されませんでした。持ち前のトリッキーな動きが出たのは2本ぐらい。あとはひたすらブロードに走らされ、おとりだと相手に無視されて、打つ時は2枚ブロックがついてきている状況。結局、最終盤に多治見と交代させられてしまいました。

解説・川合も言ってましたが、本来はレギュラーでもおかしくない選手。竹下が庄司を使いこなせていないように思えます。

<良かった点>
竹下は世界最終・アジア予選とトスワークを変えてたように感じました。ブロードの本数を極力減らし、セッターに近い位置でのCクイックとレフト平行の組み合わせを多用。クイックおとりでサイドがセンターへ切り込んでいく攻撃は高橋バージョンしか使いませんでした。第3セットの15-14、追い上げられた場面で栗原の”ダブルBもどき”が出ましたが、あれはたぶん隠しておくつもりだったんでしょうね。

どこのチームも、WGPは「手の内を見せずにきちんと勝つ」ことを意識しているはず。今後も、追い込まれて手の内をさらけ出すことの無いよう、きょうの第1セットのような動きをキープしてほしいと思います。

(おまけ)
○なぜ土井アナがテンパってるのか。
その1、第1セット、16番マトベエワを6番ナセドキナと勘違いして実況。私のメモに著しい混乱を引き起こす[むかっ(怒り)]
その2、第2セット、栗原のサーブ時に「バックアタックです」と口走る
その3、同じく第2セット、杉山のAクイックターン打ちを「一人時間差」と口走る
芋洗坂係長に告げ口してモルジブあたりにとばしてもらおうと思います。

○中田姐さん、高橋の入れとけサーブにキレる。
高橋はさぼるたびに中田姐さんにぐー[パンチ]で殴ってもらえばいいと思います。

○杉山の紹介VTRに『The Rose』が流れる!
ベット・ミドラーの名曲(1979)で私の大好きな曲です。日本では、スタジオジブリの映画『おもひでぽろぽろ』のエンディングとして、監督の高畑勲の手によるめちゃくちゃヘタクソで音数がまったく合わない訳詞が作られ、それを都はるみに歌わせたものが流れました。許せません。

それはさておき、杉山のVTRで流れたのはこの部分。

When the night has been too lonely, and the road has been too long,
And you think that love is only for the lucky and the strong,
Just remember in the winter,far beneath the bitter snows,
Lies the seed, that with the sun's love in the spring, becomes the rose.

(直訳)
夜があまりにも孤独だったとき 道があまりにも遠すぎたとき
そして 愛はただ幸運な人と強い人のためだけにあるのだと思ってしまうとき
これだけは思いだしてほしい 冬の間 降り積もった雪のはるか下に
埋もれている種は 春には太陽の恵みを浴びて 美しい薔薇になるのだと

杉山さん、いまそんなに苦しいんでしょうか。。。


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madoka

♪ジン、ジン、ジンジカ~♪
ほんと、「確実に」とばしてもらいたいものです。

私は今日はひたすら、川合の佐野へのストーカーぶりが気持ち悪かった・・・。
中田姐さんがいつも無言なのも、多分「また始まった!キモッ!」という心の声を抑えるのに必死だからだと思われます。
私はテレビの前で遠慮なく叫びましたけどね。
「川合、キモッ!!!」

もうひとりの「かわい」、平成生まれの方の河合は、なんか不憫でした・・・。
ある意味、メンタルの強い選手だなあ、と感心しますが(^^;)、やはり召集したこと自体が大間違いですよねえ。
「休みがない」と愚痴タラタラの竹下、疲労が溜まって怪我・・・なんてことにならないことを祈ります。
by madoka (2008-06-20 23:04) 

rio

>madokaさん、試合の内容よりも余分な内容のほうが多い記事になってしまいました。

まあ、WGP=興行ですから、勝敗はどっちでもいいですし。特に決勝が日本開催なので、日本は予選全敗でも決勝進出。そんなばかばかしい大会を一生懸命見る気にもなれず。

本来なら河合スタメンで予選を戦いたいところなんでしょうが、きょうのあのトスを見ているとさすがに…興行としてお見せするにはねえ。。。

若手を使ったアメリカは経験を積みたいトルコに負けたそうですし、結局、五輪出場国にしてみれば、本音では出たくない大会なんでしょうね。
by rio (2008-06-20 23:58) 

madoka

モトコレによると、「反省会」と称した飲み会があったらしく、豪華な伊勢海老のお写真がアップされておりました。
高橋のサーブについて、「サボりではない」と言いたげなことが書いてありましたが、なんとなく「言い訳たらたら」に見えてしまいます・・・。
あと、モトコさんの、文章は、句読点の、打ち方が、おかしくて、イライラします。
by madoka (2008-06-21 00:04) 

古都の侍


こんばんは。

今からでも板橋姐さんに土下座してでも来てもらわないと拙いような気もします。事実上の1試合目だったので、大目に見ましたが次戦以降もあのような内容なら、ホントに板橋に来ていただかないと。

やれルーキーズだ、松田聖子だって・・・集金もとい、“興行”とは言えうるさいですね。3セット目の前には何やら騒いでいたようですし。
聖子ちゃんだけにカットして欲しいところです。

視聴率も悪かったんでしょうね。合間合間でちらちら観ていたゴチバトルの方が面白かったですね。東幹久にゴチになりま~す!

愚痴だらけで失礼致しました。


by 古都の侍 (2008-06-21 00:07) 

rio

>madokaさん、モトコレ見てきました。

反省会に新タアナ(←素子さん、字まちがってますよね)ということは、実況は土井アナじゃなかったんでしょうか。私の見間違いでモルジブにとばされたら気の毒ですね。

中田姐さんがキレた高橋のサーブは、確かにバックライトを狙ったようにも見えました。しかしねえ、簡単にとられてコンビを使われているようでは、それは「狙った」んじゃなくて「入れにいった」と思われても仕方ないですよね。

男子を見ると、越川なんか同じコースを狙って思い切り打ってますよね。要はやる気の問題だと思います。そういうことをしっかり指摘しない素子さんは、中田姐さんと比べて優しくないと思います。

しかし。視聴率10%もいかないような興行試合のあとに、反省会と称してイセエビやらホタテやら食ってんですね。「いやーん また伊勢海老があ…」と「が」になっているのは、「また伊勢海老かあ…」と発言してバッシングされることを恐れたからでしょうか。
by rio (2008-06-21 00:36) 

rio

>古都の侍さん、河合に罪はありませんが、きょうのトスだと春高バレーでも通用しませんよね。

春高時代から考えてももうちょっと上手に上げられるはずですが、それでも五輪で控えに入れるレベルでないことは明らか。WGPで大差がついたときの20点目以降、なんて使い方をしていてなんとかなる雰囲気ではありませんでした。

でも、ルール上、もう追加招集はできなかったように思います。できたとしても、WGPも河合が控えなので、五輪本番でいきなり違うセッターがやってきてもコンビが合わないかと。私は板橋よりも内田だと思いますが、チーム・柳本には最後まで来てくれませんでした。監督、きょうの試合で、自分の人望のなさを痛感したことでしょう。

私は裏番組の「和田アキ子物語」が気になって仕方ありませんでした。
by rio (2008-06-21 00:44) 

1992☆LОⅤE

こんばんは。昨日、宮崎被告のページにコメントしようと思いましたが、
rioさんと皆さんのやりとりのコメントを真剣に読んでいたら、コメカミが痛くなってしまったのでリタイヤしました。rioさんが「感想文を書く時は人の記事を読む前に書く」という気持ちが少しですがわかりました。バレー・うまいもん・言葉のジャンル位に限定しておこうと思います。

モトコさん、今日も伊勢海老でしたね。昨日も伊勢海老と神戸牛でしたし、ゴージャスで良いですね~。費用はTBS持ちですかね?

前回、同様に何故に聖子ちゃん?解説下手過ぎ!相変わらず♂川合さんは佐野びいき…♀河合ちゃん、春高レベルのトス上げてちゃヤバイでしょ。
って言う程度の感想でした。男子OQT後に、この試合を見てもつまらなく感じるのは仕方ないですよね…(♀バレーファンの方ごめんなさい)

メルシさん、ちなみに私はハマっ子(三代目)ですが、名物は焼売と有明ハーバー(最近はベイブリッジサブレも登場)位でごまだれ餅は?ですね。

by 1992☆LОⅤE (2008-06-21 01:03) 

1992☆LОⅤE 

後から↑見ました。実況は土井アナでニッタアナはモトコさん同様にベンチりボだっんじゃないかと思います。
by 1992☆LОⅤE  (2008-06-21 01:19) 

NO NAME

rioさん、こんばんは〜!ROSEは、私も大好きな曲です!中学生の時に、NHKラジオの基礎英語?か何かで初めて聞いて、訳詞の美しさに感動しました。昔の洋楽って、メロデイも詞も美しいものが多いですよね。たまたまTVをつけた時に、マライアキャリーが新曲を歌っていたのですが、訳詞を見て椅子からずっこけました。あんな曲がヒットしちゃう国って一体…。一方、大阪では、探偵ナイトスクープグランドアカデミー大賞が、大々的に放映されました(笑)ナイトスクープ制作の地というだけで、大阪の存在意義はあると思います(笑)
by NO NAME (2008-06-21 01:51) 

yu-ka

すみません、上記のコメントは、私です(焦っ)
寝ぼけて名無しにしてしまいました。
申し訳ありません(涙)
by yu-ka (2008-06-21 02:01) 

madoka

よかった、実況はやっぱり土井だったんですね(美香さん、情報ありがとう)。
rioさん、これで安心してモルジブにとばせますね。でも、モルジブだと海もきれいだし、遊ぶところがいっぱいありそうだから、土井が喜びそうで不安です。

それから、rioさんも『和田アキ子物語』なの~?!
千酔亭さんもだよ(笑)。
君たち、2人揃って趣味悪すぎです。反省!

聖子さんは、前の大会から全く進歩が見られず。
ほとんど「すごいですね!」しか言ってないような・・・。
こんなうわっつべりな口先だけの言葉でいいんなら、いっそ高田純次ぐらい呼んでくれればいいのに。
高田 「こんばんは、アンジェリーナ・ジョリーです」
麻耶(首71°で) 「高田さん、どうですか!今のプレー!」
高田(まぶたに眼の落書きで) 「え?ああ、素晴らしいんじゃないですか?ちょっと今、見てなかったですけど」
麻耶 「北京ではメダルを目指しているんですよ!」
高田(ブリーフ一丁で) 「あ、そうなの?俺、レスリングの小林選手の金メダルを口に入れたことがあるんだけどさ、金メダルって結構苦いんだよ、知ってた?」
麻耶 「・・・・ガンバレ!ニッポン!」

こんなんだったら見たいなあ。でも苦情殺到かな(笑)。

あ、一応言っとこう。
明日はいちばん手ごわいかもしれないトルコ戦。
延長にならないように、スカッと勝ってください! ガンバレ!ニッポン!
by madoka (2008-06-21 03:11) 

moody

rioさんこんにちは。

 男子の余韻の残る中、バレー見れるのがうれしかった本日。
 ・・・正直つまらない試合でしたね。男女差以上に、熱意というか魂というか。ハートに伝わらない試合でした。やってるから見たという意見激しく同意です。試合後の選手コメントからも仕方ないからやってる感が出ちゃってますね(笑)ちなみに訳して下さってるんですよね?英語できていいなあ。

 河合登場しましたね。「時期尚早」と四文字熟語でズバッと、相変わらず見事な切れ味!
トス乱れまくりでしたが、いいとこを書けば、最初のトスでクイックとはなかなか。球質がすごく打ちやすそうなので、これでスピードや精度があがっていけば面白いのでは。まず実業団で正セッターの座を勝ち取ってほしいですね(つーかなんでそんなの選んでんだ監督、改めてツッコミ)。
 河合だと竹下のときと違ってブロックシステムがまだ機能してたように思います。でもブロックシステムを考えるといいかげん大山妹とかでかいセッターを育てる方向で行ってほしいんですが・・・

 攻撃が多少スピードアップしてるようには確かに感じましたが、まともにスパイク打ててるのが高橋と杉山だけのような。後はやっとこさ打ってるからみんな体重の乗っていない手打ちで、強いチームならワンサイドで持ってかれてたと思います。完成までもう少し詰めが必要だなと思いました。
 今日の竹下のトスはみーんなネットに近い気がしましたが、あそこが定位置なんでしょうか。あの場所だとブロックがしっかりと前に出ているチームには格好の餌食になりそうで怖いです。

 あと、木村セッターの素晴らしさ。木村がネットのはるか上でボールを捉えて高橋へ平行をあげている場面があり、おおっ!と思いました。
 竹下が高すぎるボールを苦し紛れに全く無意味なツーアタックをしている場面がまたまたまたまた何度もあったので、「4年前木村が断らなければこんなことにはならなかったのに!!」となおさら勿体無い。もちろんセッターの資質は高さだけではありませんが、あーほんと勿体無い。

 庄司ももったいないおばけがでてきそうですね。全日本という場所が、彼女のよさを引き出せていない(むしろ殺してる?)ですよね。宝の持ち腐れということわざが胸に響きます。

 男子に清水と福沢が入ったとき、「こいつらに活躍させてやろう」というのが伝わってきて見てる方もすごく盛り上がりましたよね。一方、河合が入った時の今日の他のメンバーの反応・・。河合がセッターだからというのを差し引いても、今の女子が技術云々ではなく、チームとしてまだ全然一つにまとまっていないことを露呈してしまったように思います。
全体を通して、これなら男子の日本-エジプト放送してくれと願ってやまない一戦でした。全日本男子のルーキーズ達を早く見たいですね。

追伸:松田聖子とRookiesはジャニタレよりよかったのでは。Rookiesなんかはドラマは見てませんが、原作はコンビニでジャンプを立ち読みして泣きそうになったくらいの最高傑作です。大ファンなんで贔屓目はお許しください(笑)
 「the Rose」私も気づきました!あれは名曲ですよね。ベッドミドラーは歌うまくないと思いますが、なぜか魂を揺さぶられる歌手ですよね。
 高田順次先生は大好きで人生の目標でもあります(いや本気で)。madokaさんのコメントが、順次さんなら本当にそんなこと言いそうで一人ツボでした。試合終了後のコメントで、「いや~、今日は面白かったねぇ。サオリンのゆっさゆっさしか見てないけど」とか言いそう(笑)
by moody (2008-06-21 03:37) 

rio

>1992☆LОⅤEさん、私もあの手の話はこめかみがいたくなります。このブログは日記も兼ねているので、あの話題ははずせないよなあと思ってがんばってみましたが、なかなか一度、二度で意見交換が尽くせるようなテーマではないですよね。

土井アナ実況でしたよね?よかった。濡れ衣を着せたか!?とちょっと焦りました。ありがとうございます。

「反省会」の費用は鉄板でTBS持ちだと思います。店もTBSが選んで、会場→店、店→帰宅のタクシーなんかも呼んじゃってるんじゃないでしょうか。バレーマスコミによるバレー系タレントへの接待攻勢はすごい(=ひどい)らしいですから。

WGPのそもそもの目的は「テレビを通じたバレーの普及、アジア地域を中心に開催」というものです。これだけバレーが普及している日本でやっていること自体が謎です。予選は日本も開催地になっていいけれど、決勝をタイ、台湾、カザフのような新興国に持っていってあげてほしいと思います。
by rio (2008-06-21 06:47) 

rio

>yu-kaさん、『The Rose』は原詞も簡単な英語で書かれていて、ベット・ミドラーの歌い方も聴き取りやすいので日本人向けですよね。

スウェーデンかどこかのアイドルグループ(男4人組)がカバーした動画もYou Tubeにあったような気がします。そっちはもっと発音がクリアです。

私も「Hey!」×3でマライアの新曲を聴いてずっこけました。固定ファンを持っている人ですから、歌えばなんでも一定のヒットになるんでしょうね。でも11年ぶりに日本に営業にきたということは、アメリカではそれほどはやらなくて焦っているのかもしれません。

昨日はバレーのあとに探偵ナイトスクープを見ました。東京でも再放送をやってるんですよ。「赤ちゃんがうんこするときの面白顔を見たい」という依頼の回でした。でも秘書が「まりさん」じゃなくて、ちょっと違和感がありました。
by rio (2008-06-21 06:57) 

rio

>madokaさん、ついに姉妹デビューですか。「不叶姉妹」は今田・田中にとられてしまいましたから…「化膿姉妹」とか。ちょっと痛々しいですね。「仮納姉妹」はいかがでしょう。税金の払いっぷりがよさそうで好感が持てます(ホンマカ)。

『和田アキ子物語』をみようと思ったんですが、主役の大阪弁のひどさに気持ち悪くなって3秒でやめました。モデル出身で背が高いから、という理由だけで選ばれたに違いありません。

和田アキ子といえば、在日コリアンであるということずっと週刊文春がしつこく追いかけていた時期がありました。和田自身はそのことを一度も隠したり否定したりしたことがない(自分から公にはしなかっただけ)のに、それをあたかもスキャンダルかのように書き立てていたんですね。

で、たぶんホリプロと文春がガチンコで協議したんだと思いますが、「和田アキ子の半生を真摯に記事化する」ということで合意し、「金福子」という本名(旧名)も含めて、読み応えのある長文記事が何年か前に掲載されました。

そういうことがあって、テレビが作る「物語」がどこまで踏み込めるかに興味があったんですね。

それにしてもmadokaさん、だんだん”妄想ウーマン”化してますね。いいんですよ、スーパーマンにもスーパーガールという相方がいますから。ウィキペディアによると、ス・ガールのほうは旧設定ではス・マンの従妹、新設定では人造人間だそうです。
by rio (2008-06-21 07:12) 

rio

>moodyさん、おかげさまで私とても重要なことに気づくことができました。

生まれてこの方、ずっっっっっと「時期早尚(じきそうしょう)」と思ってたんですね。で、いつも一発変換できずに、パソ君をバカだアホだと罵ってました。。。正解は「時期尚早(じきしょうそう)」ですね。ありがとうございます。

記事に載せた試合後コメントは、日本チームについては、日本語をFIVBが英訳して載せているものを見て、私が意訳しているので、もとの日本語とどれだけ違っているかドキドキです。

河合の最初のクイックはたぶん、ベンチの指示だったと思います。一度、タイムアウトのときに柳本監督が「ユキ!自信持ってセンター使え」みたいな一言ぼそっと指示を出していたと思います。そこからの想像なんですが、最初に送り出すときに「センターを使え」という指示が出ていたのでは。

そういえば、高橋がライト→センター、多治見がブロードというクロスの時間差の時にも、竹下はほぼ100%高橋に上げますが、河合は多治見に上げてましたよね。

河合投入時は、前衛レフトで竹下→大村、後衛ライトで高橋→河合の2枚替えなので、ブロックはかなり強いローテが3回続きます。

その代わり、サーブレシーブから高橋が抜けて佐野・木村の2枚になるために、レシーブがきちんと返らず、河合のトスがさらにぶれるという場面もありました。これを北京までに「完成」させるのはかなり難しいと思いますが、せめて、「緊急時には使える」レベルにはしておいてほしいですよね。大山妹はそのうち代表に入ってくるでしょうね。その頃に大山姉が治っていれば…またマスコミが騒ぎそうですが。

いまのチームのサイドアタッカーは、高さがない高橋と、ひねって打つしかない非力な栗原・木村。ということで、トスをネットから離すと打ち切れないのではないかと思います。でも、もしかしたら「トスをもう少しネットから離す」ということを、アタッカーもセッターもやってみたことがなく、近いトスを打つもんだと思ってやってることも考えられますね。大山や佐々木のように離れたトスを打ち切れる選手が、竹下のトスを打ちにくそうにしていたことも考えると、その辺は竹下の能力の問題なのかもしれません。

元NECの大貫のようにある日突然セッターに転向させられたケースもありますし、木村がセッターになるのはまだ間に合うと思います。が、私はそれよりも、Vリーグの優秀な人材をもっと活用すべきだと思います。大山妹もそうですが、鍛えれば世界に通用するセッターは多いはず。竹下の控えは嫌だというだけのことなんだと思いますから、そこが解消されれば、優秀な本職が代表に入ってくると思っています。

河合への反応は厳しかったですねえ。「義務」としてみんな必死に決めてはいましたが、「なにやってんのこの子!」みたいなムードで。木村に1本あがったトスが全然あわなくてフェイント、カザフがそれをチャンスボールで返してきた時、木村はまたトスを呼んであげてましたが、その時の呼ぶ右手の位置が肩ぐらいで(笑)。「お前、相手が竹下だったらちゃんと挙手するんだろ!」とつっこんでしまいました。河合のトスがセンターと大村に偏ったのはそういうところも原因かもしれませんね。

私はルーキーズのドラマの原作も見てないので内容はわからないんですが、試合前に一人ひとりを選手のように紹介して一言いわせる演出ってどうですか?フジですら、ジャニに歌をうたわせているところしか流しませんよね。そもそも、バレーを利用して自局のドラマを宣伝しまくるといういやしさに腹が立ちます。バレーだったら何をやっても許されると思ってるんでしょうね。一度、サッカーで同じことをやってみて、どういう反応が出るか確認してみてほしいです。



by rio (2008-06-21 07:45) 

Miya

rioさん、おはようございます。
お邪魔致します。

女子バレーは男子のようにわくわくしながら見るということは
ないのですがやはり見てしまいます。
河合の話題が出ていますのでちょっと失礼します。
春高バレーの2年、3年と一回戦からずっと見ていますが
レフトへの早いトスは東龍バレーの持ち味で
そのときは全日本並み(ちょっといいすぎかな)の
スピードのある攻撃ができていたと思います。
高校時代は河合のチームといっていいほど
監督の信頼も絶大で気の強いトス回しをしていました。
なのであのゆっくりとおそるおそる上げているトスを見て
がっかりしました。
私の買いかぶりでなければもっと潜在能力の高い
選手だと感じています。気長に見て生きたいと
思っています。

昨日はなまるマーケットに荻野キャプテンとゴッツが
出ていましたね。
たまたま仕事が休みで見ることができました♪
荻野のスーツ姿は中堅サラリーマンといった感じでしたが
ゴッツの白ジャケとインナーのシャツはとってもおしゃれでした。
トークもあいかわらずお茶目でしたよ(^^)

最後にスピードアンドビューティーのキャッチフレーズの
杉山選手。見ていて気持ちいいほど手足が長く
素敵なのですがどうしてもココリコの田中に似ていて
仕方ないのですが、、、もしかしたら私だけ、、、?
by Miya (2008-06-21 09:00) 

ka!

家に帰ってからテレビをつけてみたら、河合がトスを上げているではありませんか!
「おお~!?」と思ったら、なんだ、スタメンではなかったのですね。
河合を観られたのは良かったのですが、やはりレベルはまだまだのようで。
北京が終わって、次のロンドンまでは河合中心で行きたいのでしょうか。
でも扱いがかわいそうな気がします。

かわいそうと言えば、庄司ってリーグのときはすごく良い選手だなと思っていたのですが、全日本だと「?」だったんですよ。
今日、rioさんの記事見て納得!
なるほど~!使いこなせていないんですね!
それでも、3セット目の終盤で交代させられたときは気の毒だなと思いましたよ。
悪いわけではなかったのだから、我慢して使ってもらいたかったです。

「THE ROSE」、よく耳にする曲ではありましたが、改めて聴いてみるとほんとうに心にしみ込む良い曲ですね。
英語が聞きやすいと、勉強にも良さそうです。
今、英会話勉強中なのですよ。
それにしても、歌詞=現在の状況、ではないと思いますが、心配ですねおすぎさん・・・。
そういや、どこかのセットで栗原へのミラクルトスがあったような。
by ka! (2008-06-21 09:25) 

妄想マン

rioはん、妄想ねえさんことmadokaはん、こんにちは。

サオリン天然キャラっぽい、なんていうのは先輩の前だけで実は後輩イジメがきっつーいんじゃないかっていうのがビシビシ伝わるWGP開幕戦でしたね。

「もうこれ北京の空の下か?」というくらいのスモッグ級の空気の悪さに、途中でギブアップ。BSでやってたミスターAORボズ・スギャグスのライブに逃げました。うぃーあーおーるあろーん(みんな1人ぼっちなんだ・・・ってダメじゃん!)

====

ベンチに下がっていたときのテンシン丼。

隣のスコアラーだかアナリストに露骨に媚売って、
イビリおねえ目線でぶつぶつと・・・

テン「あーあ、いわんこちゃない。みちゃいられないわよねー。
   これで全日本のレベルつーか。まじ、あのこやる気あんの?
   みたいなー」

シン「そうそう。よーくいっとかなくちゃだわ。
   うちらがいない全日本なんてクリープを入れないコーヒーつーか、
   イチローのいないマリナーズみたいなもんでしょ。
   今日見てるお客さんはみんなわかったでしょ、
   うちらの「偉・大・さ」が。」

テン「あかんて。カナさん、そんな甘いことしちゃ。
   若い奴はビシビシやったらいいの。
   決めたらあかんがな。いい薬になんだから。」

シン「サオリー!あんたわかってんでしょーね。なに打ってんのよ。
   カザフ相手にマジなんなよ!

    かんとく~、あたしまだぁ~?あーひまやわ~。

    あーあ、モトコさんええなあ。この後麻耶ちゃんたちと反省会
    なんやて。佐藤隆太さんも来るんかなあ。あたし、どっちかいうと、
市原隼人くんより小出くんとあわび食べたーい!
    たぶん今度でオリンピック最後やから、ベンチレポータやらして
    もらえんかなあ。うちのほうがしゃべくりうまいで。
    しゃべりならトモさんには余裕で勝てるし♪

    そうや。北京でもベンチレポータっていう企画あらへんかなあ?

    最近、メジャーリーグでも、試合中に監督さんや選手に
    インタビューしてるっていうやんか。
    あれバレーでもやるのよ。うけるとおもわへん?

    うちにぴったりやと思うわ。そやけど、気合と根性の中田姐さん、
    あれ、なんとかせんと・・・うちあの人苦手やわ。」
 
丼 「(・・・・DSIやDSIや。
    北京までにどげんとせんといかん・・・この空気。
    こんなチビ共とはやってられんて、荒木が合宿所から
    帰ってしもうたなんて記者にさとられたらあかんで・・・
    あーあ、わしのこと立ててくれた大山カナ、大友、荒木の
    ハイタワートリオがおったらなー・・・マジ、メダルもいけるんやが
    のー。)おお、一本や一本!ええでええで。
    そろそろユキ。準備しといてや。」
 
コートでもベンチでも空気悪いっす。

「監督ぅ~たばこ吸ってきていいっすか?」っていう雰囲気でした。

・・・がんばれ、日本!


by 妄想マン (2008-06-21 10:04) 

rio

>Miyaさん、ココリコ田中と杉山、目→鼻→口にかけてがそっくりですね!意外な盲点でした。

私も河合の春高バレーの印象があって、もう少しできる子なんじゃないかと思ってました。とはいえ、春高バレーだと周りのレベルも低いし(確かネットも低いのかな)、相対的に良く見えるということはあるかもしれません。ただ、河合はジュニア代表でも正セッターやってるんですよね。

国際試合がまったく初めてというわけでもないはずなのにあの萎縮ぶりは、やっぱり”お姐さん”たちの仕打ちがかなりのものだからなのでは、と思ってしまいます。河合をリラックスさせようとしていたのは大村だけだったような気が。あとはみんな「私は私の仕事をやるだけ」ってな具合で。

そういう点も含めて、いまのチームに河合をいれるのは時期尚早(←きちんと使えました)だと思いました。男子のアルジェリア戦が象徴的ですが、「初陣」ってのはああいうふうにやらないとだめですよね。新人の自信をなくさせるような選手起用は最悪だと思います。
by rio (2008-06-21 10:47) 

rio

>Ka!さん、庄司のあの使われ方はひどいですよね。

第3セットでスタメンで入って、明らかにブロックやクイックのおとりでチームに貢献しているのに、最終盤の詰めで前衛に上がってくるタイミングでの多治見と交代。選手のやる気を打ち砕く采配だと思います。交代で下がる時に、庄司が呆然とした顔をしてましたよね。

竹下は「ブロードおとりで高橋のレフト平行」という攻撃が100%見切られていても使いたがりますよね。高橋のブロックアウト能力を信じているんでしょうが、それがチーム全体の攻撃を単調にしているという事実をなぜ受け入れようとしないのか、まったく謎です。

さらに、多治見の時は相手ブロッカーが2枚ついてもクイックに上げてなんとかさせるのに、庄司にはそのチャンスすら与えません。よほど庄司を信頼していないのか、個人的に嫌いなのか、またはトリッキーな動きが理解できないのか。度量が狭いなと感じてしまいました。

「The Rose」や、OQTの時の「I will survive」みたいな70年代のスタンダードナンバーを持ってきているのは、TBSの固定観念の表れ=バレーを見ているのは40代~60代の女性、と思っているからでしょうね。彼女たちの青春時代の洋楽を流しておけば食いつくだろう、みたいな。

一方、フジは10代少女に照準をあわせてのジャニ三昧。いま、世間の流行なりセンスなりを引っ張っているのは30代だということぐらい、テレビ局の人ならわかってそうなもんなのに。
by rio (2008-06-21 10:58) 

rio

>妄想マンさん、「お局さま」的口調ではじまったテンシン会話が、最後は大阪のおばはんになってます。。。orz

しかももう一人はついに「丼」に(笑)。まあ、三位一体ですし丼にテンシンが盛られているということで「言いえて妙」ってやつですね。

あんなギスギスした感じのチームで、しかもセッターで入るのは嫌でしょうねえ。

もともと柳本体制ってアテネのときでもぜんぜんまとまりがなかったんですよね。高橋や大友みたいに根がビビリで協調性が無いタイプ、栗原のように押し黙るタイプ、杉山のように自己主張しないタイプ、大山のような優等生タイプ、そして竹下マシーン。吉原鬼軍曹と成田姐さんがいたからまとまったようなもので。

いまはマシーンがまとめ役で、高橋をびびらせる役は誰もいませんから、まとまるはずもなく。若い選手たちは、ただひたすら多治見を見習って成長してほしいと思います。
by rio (2008-06-21 11:11) 

moody

rioさん返信ありがとうございます。またずらずらと長くてスミマセン。

 時期尚早の件、こちらこそ失礼しました。いや、私はちゃんとかかれてらっしゃると思ってたんで、指摘するつもりではありませんでした。「」つけちゃったりして、結果的に嫌味っぽくなってしまいましたね。スミマセン。

 サイドアタッカーのパワー不足は否めないですよね。以前、栗原特集のなんかの番組で、栗原のバックアタックが高校生男子に悉くレシーブされているのを見ました。確かにあの威力ですと、コースに入ってしまえばあげられてしまうでしょう。パワーで言えば、大山佐々木山内辺りのレベルでないと厳しいですよね。
 単体でみれば、いいスパイクの構成要素は「高さ・パワー・コース」だと思います。高さをあげるのは一苦労ですが、パワーというものは一番地道な努力が出やすい要素ですよね。栗原はどうしても手打ちに見えてしまうんですよ。体全体をもっと活用すれば、彼女ならもっと体重の乗ったいいスパイク打てると思うんですが。

 木村セッターについて、納得です。そうですよね、何も木村でなくてもいい。要は「高さのあるセッターを4年かけて育てる」方法を一回試してみてもいいですよね。なんだかんだ言って、日本はやりかけたことはあっても本気で4年我慢して試したことないはず。新監督はぜひセリンジャーJr.で、セッターを発掘していただきたいものです。

 河合に対して「なにやってんのこの子!」という雰囲気だというツッコミは的確すぎて吹いてしまいました(笑)まさにそんな感じでしたね。「セッターをお膳立てする」のはアタッカーよりやりにくいでしょうが、それでも雰囲気は作ってやれるはずなのに。河合はなんか針のむしろっぽくて見てて痛々しかったです。川合(ダメ解説の方)と佐野には悪いけど、チームを大人にするためにもぜひリベロに成田投入で。

 私はタレントはジャニタレよりもちゃんと応援してたなあという意味でした。TBSの起用法については同感です。試合をドラマの宣伝に使ってほしくないですよね。松田聖子については、彼女は永遠の少女なのでノータッチで(笑)ちなみにくどいようですが、ルーキーズは私の中で「花の慶次」に並ぶ傑作です。もし機会があったらぜひお勧めします。

 いつも自由に書き込ませていただいていますが、今日も最後に勝手なことを一つ。いまさらですが、植田ジャパンを取材した市川忍の「復活」を読みました(やっと図書館で借りられました)。今思えばOQT始まる前に読んでおけばもっと面白かったのにと悔やまれます。
 その中で、アナリストの分析がベンチで止まっていて指示がなく、敵に対して後手後手に回ってしまったという内容の記述がありました。選手自身がそれをわかっていて、よく荻野が直接アナリストのところへ意見を聞きにいっていたそうです(何やってんだ監督)。
 女子もひょっとしてそんな感じなんですかね。ご指摘のようにいつも敵の戦術変更に対する対応が遅いですよね。アナリストの出すデータをどのように活用するか、ここでも柳本スタッフは宝の持ち腐れなんでしょうか・・・。

 ちなみにこの辺の自主性、ダメなことはドンドン文句言って、かつできることは自分達でカバーするていう姿勢は、今の植田ジャパンならではですよね。
 本の中に、いいエピソードがありました。「今日の練習はきつかったから、最後に8割位の力でセッターと合わせるくらいでスパイク練習」みたいな事を植田監督が言ったら、即座に石島と越川が「は?本番では8割で飛ぶことなんかないんだからそんなことしたって本番で合うわけないじゃん」というような内容で返したそうです。素晴らしい。
 この本、越川と石島の「意識の高さ」というのが存分に表現されていて驚きました。越川なんかは高校時代からお菓子やインスタントラーメンを食べなかったというエピソードもあり、自分がその年齢のときの意識と比べて彼らはなんて「プロ」なのだろうと感銘を受けました。
 チームの支柱はやはり荻野でしょうが、石島・越川の「勝利への貪欲さ」や「プロ意識」が周囲に与える影響は、今の全日本の根幹を成す要因だったんだろうなと思いました。
by moody (2008-06-21 11:31) 

めぐ

rioさんこんにちわ。昨日の試合は見ていてつまらなかったですね、本当に。
試合後のコメントを見て絶句。「とても大きな大会」にもびっくりだし、竹下の「十分に休めていない」というのはもしかしてY監督に対する嫌味かと・・・

さてさて河合ですが、はっきりいってひどかったですね。あんなセッターではないはずなのですが・・・
河合が入ったときのコートの雰囲気が最悪。「何してんのよ、ちゃんとあげてよ」と言っているように見えました。

私は男子の方が好きなのでどうしても男子との比較になるのですが、男子がアジア選手権で優勝したとき、Vリーグでも正セッターの座を取っていない朝長が一人だけのセッターでした。周りの選手が「朝長を助けよう」と一生懸命動いていたと感じました。もちろん荻野がメンバーにはいっていたし、ほとんどコート内にいた、というのもあるでしょうが、昨日の様子とは全く違うものでした。

彼女たちは北京のセッターは竹下一人でいいと思っているのでしょうか?竹下に何かあったら河合があげるしかない、今できないことが北京の本番でできると思っているのでしょうか?つくづくチームワークのないチームだな、と思ってしまいました。

ちなみに私は東龍の頃から河合を見てますが、あの時のほうがよほどいいバレーをしていたと思います。
片下(現デンソー)がカットを直線的に河合に入れて、速いトスを川原(現JT)にあげて決める、というのが気持ちよいくらいでしたよ。
全日本も真似すればよいのに・・・と思ったくらいですから。だから、昨日のできはほんとに残念。
by めぐ (2008-06-21 13:44) 

メルシ

rio様、こんにちは。蒸し暑いですね~。早くもエアコンで除湿の日々です。

ドラえもん・クレヨンしんちゃんの後に女子バレー見ました・・・・・
何だか、コートが広く感じますね。
私は、佐野選手(川合さん同様)と庄司選手・離れて、荒木選手に釘付けでした。
庄司選手は、どう見てもaikoに見えて仕方ありません。。。
荒木選手、怒ってる???やっぱり、コートに立ちたいですよね~。
センター争いも厳しいし。

大村選手の【団結】という言葉、何だか、可哀相になります。
今頃?そこ?みたいな・・・

とか言いながら、今日はオーラの泉までの間、見ようと思ってます。
イ~~~ッとなるであろう気持ちを癒して貰います。


1992☆LOVEさん。横浜名物???と突っ込みたかったんですが、何しろ、お隣のおば様は、江守徹にそっくりで(近所で有名)、おまけに、(私の苦手な)学校の先生。。。2言目には、東京は良いわよ~(30分コース)
だから、さっくり穏便に、感謝の気持ちで戴きました。この気持ち、お察しして、いただけると有り難いです。冷やして頂くと美味しかったです。銘菓献上と書いてありました。。。

by メルシ (2008-06-21 13:52) 

rio

>moodyさん、ご指摘いただいたほうがありがたいんですよ。このままずっと間違い続けて寿命が尽きる間際に気づいたりなんかしたらもう死んでも死に切れませんから。

中田のあと、正セッターになった代表で170センチ以上あったのは永富と大貫だけのような気がします。大貫は無理やりセッターに転向させられた口で、しかも竹下が入ってきたらいきなりお払い箱→シドニー予選落ち。「日本の生命線はコンビ、課題はブロック」と100年ぐらい言い続けているのに、なんで強化方針がそこからかけ離れてしまうのか、子供のころからいまだにわからないままの謎です。

「アナリストの分析がベンチで止まっている」というのも謎ですね。それってつまり、植田・大竹両氏には、データを理解する能力が無いということになりますよね。W杯2007でインカムでしゃべってたのはなんだったんでしょうか。理解できないからOQTではインカムなしだったんでしょうか。

まさか、あの「パニック采配」はデータを理解できないがゆえの…?ああ、だからブロックシステムの構築のために真保コーチを呼んだんですね。選手が監督・コーチをとばして直接アナリストに聞きにいくということは、指揮系統がぐちゃぐちゃってことですよね。そんなものは「チーム」じゃないですよね。

しかも監督の指導方針が選手にバカにされてるって感じで…。自主性とか意識の高さとはちょっと違うような。。。

これでまた、野球やサッカーのファンから「バレーってスポーツなの?」って言われてしまう気がします。

柳本監督もデータがわかってないタイプの指揮官ですよね。

昨日の試合でも、杉山と木村が相手レフトに跳んでるときに、なぜか高橋はリリースされずに相手センターにコミットで跳んでた場面がありました。木村がレフトコミット、杉山がリードでセンターからレフトに走ってるのに、なんで高橋がセンターコミットで跳ぶんでしょうか。

↑これ、ブロックがわかってない高橋の大ボケだったらまだ話はわかりますが、柳本監督の指示だったら最悪です。「レフト:センター:ライトの確率が3:2:1や!せやからライト捨ててレフト2とセンター1でせーので跳んだれ!」みたいな指示だったらどうしよ。。。いつかすれ違うことがあったら、手が滑って目をチョキでついてしまうかもしれません。
by rio (2008-06-21 14:44) 

rio

>めぐさん、私も思いました。昨日のトスだったら春高でも通用しないだろって。

だいたい、河合に表情がなかったですよね。土気色で。W杯で大山にトスをあげたときも、低すぎるヘタクソなトスでしたが、あのときはまだ無邪気にわらってたような気がします。高校生と社会人の差なのかもしれないけど、それよりも”お姐さま”たちの本性に気づいたというか。。。

河合が入ったら、もっとみんなが温かい気持ちでてんてこまいしていいムードになるかと期待してたんですが、いまの”個人技”集団には逆効果でしたね。年齢的には男子より平均高いのに、どうやら男子よりもけっこうなお子ちゃまたちなのかもしれません。。。


by rio (2008-06-21 15:26) 

rio

>メルシさん、aikoと庄司は鼻とほっぺたのあたりが似てますよね。髪形も似てる感じなので、庄司がaikoふうメイクをするとそっくりになるかも。

実は私、荒木の欠場はフェイクなんじゃないかと疑っております。。。いまの全日本の大黒柱、真のエースは実は荒木。どこのチームも主力を出さない練習試合なので、荒木を温存してどこまでやれるかを試しているとか。考えすぎですかねえ。

私はきょうも定刻で見ます。しょうもない試合だったら記事の長さが激減すると思います。
by rio (2008-06-21 15:47) 

madoka

moodyさんもおっしゃってますが、『復活』を読むと、どう考えても筑波大や東海大の方が意識の高い練習をしてるように思えてしまいますよね(ただし先輩からの”鉄拳制裁”の話はいただけませんが…)。

アナリストからの指示がベンチどまり、って本当に意味不明。
以前、ブルガリアのニコロフが東レにいた時、ニコロフはセット間には必ず、アナリストから渡されたプリントを食い入るように読んでました。
全日本は、アナリストとコーチ・監督間で、「え~、そうなん?試合前に聞いてたんと違うなあ~。困るわ~。ブロック対応できてないな~」と言い合って終わり、なんでしょうか。
アナリストも、アナリストに直接聞きに行った荻野も、泣きたいでしょうね・・・。

荒木は来週の香港ラウンドからは出るみたいですよ。
連日連夜の豪華なお食事会で、OQTから2キロ太ったというモトコさんのモトコレ情報ですが・・・。
(タイトル「内容」・「差し入れ」なんて、かなりトンチンカンで、ほんとにこの人、大丈夫?ってイラッと・・・もとい、心配になってしまいます。)

ところでrioさん、お気づきですか?
TBS公式サイトにおける、元祖ぶりっ子女王・松田聖子さんの首の角度(「出演者紹介」のところをご覧下さい)。
トップページの右端の方に出てる高橋なんて、ちょっとアゴを上げ気味でふてぶてしさ全開。
そしてその真下の竹下は、なんか他に写真あったでしょうに、なぜこんなマヌケヅラの写真なのか・・・。
相変わらず写真だけは(変な意味で)充実しているTBSです。
by madoka (2008-06-21 18:09) 

1992☆LОⅤE 

WGP見て(し)ま(い)した。
madokaさんの予想通りにフルセットでしたね~
rioさんは今頃、メモ見ながら感想文の作成中で忙しいでしょう。
以前、Ⅴプレミアで合成の松田監督が「出来るものなら自分が(トス)上げたいよ」とコメントしていたそうですが、解説の久美さんも同様の気持ちだった事でしょう。

今日は川合さん(♂45)は居ませんでしたね…居ないと寂しいと感じる自分にビックリ!
実況のニッタアナって、濃いお顔の所も似ていますが(やや疲れた)カビラ氏が実況しているみたいに聞こえるのですが…orz
多治見さん(山田邦ちゃん似)頑張ってましたね。荻野さん同様に活躍して欲しいですね☆
それにしてもMiyaさんの杉山=ココリコ田中、ピンポイントでツボに入りました。(ぶわっはっはっ~笑笑笑)

♂エジプト戦…数字だけでは?ですが、ディグ×・ブロック×でボロボロでしたね~柴田君も一戦だけでは何とも言えませんが、スペインで磨いた(はず)のディグはどうしちゃったんでしょうか?朝長さんのキルブロック2が最多って…監督とコーチがサインを出したとは現状では考えられないので、ベンチでずっと見ていたから読みが当たったのでしょうか?
早く♂の試合が見たいです。

メルシさん、胸中お察し致します。江守 徹似のおばさんって…(怖過ぎ!)
私でもたぶん、沖縄土産に夕張メロン、あるいは北海道土産に完熟マンゴーを頂いても黙って頂くと思います。(トーゼン)


by 1992☆LОⅤE  (2008-06-21 22:02) 

rio

>madokaさん、アナリストの報告をなんでベンチどまりにするのか、というところを徹底的に取材してほしいですよね。どういう理由なのかが知りたいです。

私は大林素子のこの書き込みにイラッときました。

>すごーい!って感想だけでなく、見方が変わってきませんか?
>ファンが選手を育てる!って事なのですよ

「五輪切符を取り、乗り越えた」らしい女子について、柳本監督と「大人になったなあ」と話したという流れでのコメントです。言ってることは至極まっとうなのに、大林にこのノリで言われるとイラッとくるのはなぜでしょう。

松田聖子の角度、あれはもしや、area 71さんのご研究の中にあった松浦亜弥と同じなのでは。。。areaさんはいまドイツ辺りでバレーボールをされておられるようなので確かめようがありませんが。

「I will survive」や「The Rose」もそうですが、松田聖子の起用も、そのファン層がバレー視聴者だというTBSの思い込みが原因ですよね。なので、若者たちのバレーブログを見ると、「なんで松田聖子なんだ」という声であふれています(笑)。しかもなんであんな落ち着いた曲なんでしょうか。
by rio (2008-06-21 23:57) 

rio

>1992☆LОⅤEさん、川合がいないと、中田がセッターの配給をのびのび解説できるので、そっちのほうがいいと思います。

というか、中田はトスワーク以外については「思い切っていってほしいですね」しか言えないので、川合のだらだらしゃべりのせいでトスワークの解説時間が削られると、存在価値がなくなってしまいます。解説席で折られる鉛筆が気の毒なので、やっぱり中田には一人でさせてあげてほしいです。

多治見って全日本デビューした19歳のころよりだんぜんきれいになってますよね。あのころは髪型のせいか、いまより体重が重かったのか、もっと丸顔であごが強調されていたような。。。当時、我が家の全員から「アゴ見麻子」と呼ばれてました(内緒)。多治見がブロックを決めると「アゴでシャット!」とかも言われてました。もちろん、ミスると「あ、ごめん」ってベタも。いやですねえ、大阪人って。

でも今見ると、多治見ってどちらかと言えば面長で、それぞれのパーツがかなり整ってるんですよね。しかもすっぴんであの肌具合。豚足を食べまくってるんでしょうか。




by rio (2008-06-22 00:09) 

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