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新型インフル騒動、煽ったのはだれだ? [けっこう気になる]

新型インフルエンザがメキシコでじわじわ広がり始めたのが、4月中旬。ウイルスが新型だと特定されたのが、4月23日(24日?)。外務省がメキシコ方面の渡航延期を勧告したのが4月28日。WHO(世界保健機関)がフェーズ4に引き上げたのが4月29日(以下略)。

ここの辺りからしばらく、新型インフル関連のあれこればかり追っかけてました。発生~ゴールデンウイーク辺りまでは、世界各国ともけっこうバタバタ。WHO内でも、強い危機感を持っていた現場と、世界経済にこれ以上のダメージを与えたくない上層部との間で綱引きがあったのだとか。

その間にも感染者は拡大し続けましたが、ほとんどは軽症→回復。ウイルスが実は弱毒性っぽいということもわかり、ロイターが「欧州では警戒和らぐ」という記事を世界に配信したのは、5月11日の時点でした。

ところがどっこい。世界に冠たる”清潔大国ニッポン”の人々はその程度では納得しなかったんですねえ。

簡易検査で「A型インフルエンザに感染の疑い」(←季節性のA型インフルかもしれないという意味合いを含んでいる)という”だけ”の人を、マスコミは「新型インフルエンザに感染の疑い」とわざと言い換え、犯罪容疑者のように追いかけ回したのでした。最初に「容疑者」となった女性は、マスコミが大挙しておしかけたせいで、頭からすっぽりと上着をかぶって移動せざるを得ない状態。その映像がテレビで流れたときには、背筋がぞぞぞっと寒くなりました。

その後も「容疑者」が出るたびにマスコミが押しかけ、現場は混乱し、地域の不安が高まる繰り返し。そして極めつけは、カナダの研修から帰国した高校生への感染がわかった5月9日でした。

実はこの前日までは、マスコミもそろそろ飽きてきてトーンダウンしかかっていたんですね。ところが、ついに「日本人の初感染」となったために、それをまたしてもわざと「国内初感染」と言い換え、再び大騒ぎを始めたのでした。

マスコミがこれだけ騒げば、それに簡単に乗せられる人もたくさんいるわけで。高校生が通う学校や教育委員会には、苦情や怒りの電話が殺到したそうです。非国民あつかいです。こわいですねえ。。。橋下府知事が(←大嫌いですが)インタビューで、「責めても仕方ないじゃないか」という主旨の発言をしていましたが、しごくまっとうな見解だったと思います。

それにしても、マスコミの薄っぺらなやり口も、人々の浅はかな煽られやすさも、ファシズム時代の日本とちっとも変わってないんじゃないでしょうか。特に、感染者が出た学校や教育委員会に苦情電話をかけるという発想が、まったくもって理解できません。

ところで。

実はこの騒動、もうちょっと根深い部分があった(ある)んだろうなと思ってます。

まず、毎日のようにマスコミから流れてくるデータが、感染者と死亡者の「累計」だけなんですね。世界中には軽症で治っている人も、症状すら出てないひともたくさんいるはずなんですが、そういうデータはまったく出てきません。なので、数字だけを追いかけていると、感染爆発が起きてものすごいことになってそうな印象を受けてしまいます。

これはマスコミの責任というよりはむしろ、WHOや各国政府の問題です。感染者と死亡者の累計データだけをとってマスコミに渡せば、それを元にニュースが作られるのは当然だからです。

「感染者が○○人を超す」というニュースに、健康でぴんぴんしている人の映像や写真をくっつけるわけにはいきません。どうしてもマスク姿などの”わかりやすい”ビジュアルを選ぶことになります。するとそれを見た視聴者・読者が「私もマスクをしなければ!」と思うのは、これまた仕方のないことでしょう。

日本ではすでに花粉症対策でのマスク姿が珍しくなくなっていることと、政府がまとめている予防方法の中に「マスクの着用」があることから、一気に”マスク爆発”が起きたのだと考えられます。

次に、政府内の対応も足並みがなかなかそろいませんでした。政府は強毒性の鳥インフルエンザを想定した行動指針を決めていますが、それをきちっと運用したい(予行演習を狙ってたのか?)厚労省と、世界と足並みをそろえたい外務省とで対応がわかれました。そのギャップを、麻生首相をはじめとしてだーれも調整しようとしなかったために、国民が右往左往させられるハメになったのです。まさに”縦割り行政”ってやつです。

さらに、日本の大企業は次々に、「海外出張の自粛・禁止」「感染国からの帰国者の自宅待機」を決定しました。1社が発表すると、我も我も…という感じ。感染者が数人しか確認されておらず、全員が完治しているような国でも、公式データ上ではいつまでたっても「感染国」なんですが、その辺もおかまいなし。

もちろん、経営トップが社員の「健康」なんぞを考えて決めたわけではありません。そんなことを考えるようなトップなら、その前にもっと給料を出し、働きやすい環境作りを心がけているでしょう。経営陣が恐れたのは、「感染者を出すことによる企業のイメージダウン」です。

先に書いた通り、感染者を出すと「苦情」が来ます。苦情は理屈ではなく”感情”なので、どれだけご説明申し上げてもムダです。かといって、へいこら頭を下げていれば収まるという保証もありません。非常にやっかいでめんどくさいので、だったら最初から行くな!行ってしまったヤツは出てくるな!ってことになるわけです。

もしかしたら、これを機に「二度と出てくるな!」になるかもしれず。その不安感がある社員は、旅行を控え、マスクをし、執拗にうがい・手洗いをして机を守り続けるしかないという。

うすら寒い社会ですなあ。

ざっと大づかみですが、私はこんなふうに騒動を眺めていました。

「累計」データしか取っていないWHOや各国政府、融通のきかない日本の縦割り行政、一過性のネタとして無責任に大騒ぎするマスコミ、事なかれ・横並びしか頭にない企業、そして、すぐに踊らされて感情的になる市民。

さあ、この中でいちばん悪いのは誰でしょう?と聞くと、「良し悪しの問題じゃねーよっ」と叱られるかもしれませんので質問を変えます。

さあ、この中でいちばんめんどくさいのは誰でしょう?


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古都の侍

こんばんは。

う~ん、難しい問題だと思いますねぇ。
ただ、ホントに私としては罹りたくないと言う思いが強いですね。花粉症があるのと、喉を痛めるのがいやなので、電車内とかはマスクをするようにいつもしています。密室とか乾燥しているところが辛いんですよね・・・しかも、電車の中って外気と内気の差があるので、鼻に来るんですよねぇ・・・
と言うわけでマスクが必需品な私なのですが・・・最近は、マスクがない!どこへ行ってもない!「♪ないないないマスクがない!ないないないマスクがない!・・・♪」の世界です。あらら、また昭和臭い曲ですねぇ・・・もう、平成21年なのに。

しかし、今年の冬が問題なのではないでしょうか・・・と思っています。今年の冬までに解決策が生まれているのかどうか・・・

ところで、私が今気になるのは今日から始まる裁判員制度ですね。これは、大問題でしょう。
私が思うに、制度だけアメリカから持ち込んで、しかしながら人を裁くことに関する知識やら教育やらが欠如しているわけですよね。それ以前に、裁くために必要なディスカッションする力を持っていない人間が多いのではないかと思っています。
裁けるかどうか・・・ということが話題になっていますが、私はそれ以前の判決に至るまでの議論や考える力を日本人は持ち合わせているのか、と言う点が非常に気になっています。
学校教育がいろいろ言われていますが、アメリカ的なこういう制度を持ちこんだ以上は、アメリカ的な「議論をする」という教育も教育現場に持ち込むことが必要ではないでしょうか・・・今、社会に出てしまっている大人は仕方ないとしても、これからの子供たちにはそういう力をつけてもらいたいと思います。それは、裁判員制度ということのみならず、その他の色々なことに反映されるとも思うのですが。

とりとめもなく書いてしまいましたが、アメブロの方で今度、整理して書きたいと思っています・・・

by 古都の侍 (2009-05-21 01:14) 

さくら

お久しぶりです。TVでもネットでも、連日新型インフルエンザのニュースがすごいですね。

私もGWに海外に行ったんですが(その時点で感染が確認されていない地域)、出発前に「もし新型インフルエンザに感染したら…」とちょっと心配になりました。

そのときの心配の種が、「感染源になってしまったら怖いな」っていうことと、「周囲や世間の反応が怖い!」っていうことでした。

↑と心配した身としては余計に、苦情電話をかける人の思考が怖すぎます。。。たとえ、ニュースを聞いた段階で「怒!電話じゃ!!」と思っても、ちょっと考えれば見当違いなことがわかりそうなものなのに。

それと、この件でマスコミの報道にも「?」と思うことはありますが、マスコミだけを非難しても仕方のないことがここにもあるんだなぁいうことが、rioさんの記事を読んでよくわかりました。

あっ、「めんどくさいのは誰?」の回答は…個人的には、「めんどくさい」という響きにぴったりくるのは、「市民」かなという気がします。「悪い」っていうとしっくりこないけれど、「めんどくさい」にはしっくり感が。。。そういう私も市民の一人なので、容易く踊らされないように注意したいと思います。。。
by さくら (2009-05-21 01:21) 

rio

>古都の侍さん、街からマスクが消えているのは、市民が買っているという理由もさることながら、企業・団体が買い占めているからです。

企業などはそれを社員に配るわけですが、これまた「企業イメージを守るため」に、感染者を出さない措置ですね。言い換えれば、「客からうつされないように」マスクを配っているのです。本当にお客様のこと、社会全体のことを考えているのなら、お客様にも配ればいいわけで。

マスクで鼻口腔内の湿度を保つのは予防に効果的だそうですから、もよりの大企業へ出向いて奪い取ってやってください。

アメリカの陪審員制度でも、やりたくないと拒否してもめる人、感情的になってトラブルになる人などいろいろあるそうですね。特に問題になっているのが、「陪審員の買収」だそうです。

日本も同じ問題に直面する気がします。いまのところ、裁判員になった人の守秘義務・個人情報保護のレベルは、かなりの強度に設定されています。ということは、裏を返せば、「万が一、買収されるようなことがあっても、なかなかばれない」ということだと思います。

日本は情報公開が遅れてるくせに、情報漏えいでは世界トップクラスです(恥)。裁判員の個人情報なんて、その筋が調べればすぐにわかってしまうでしょう。

この点について、諸外国の例でケーススタディをしながら議論が戦わされた形跡がありません(少なくとも、一般人に知れるレベルで)。そこが最大の問題(というか危機)だと思ってます。
by rio (2009-05-21 01:57) 

rio

>さくらさん、マスコミは新型インフルを、完全に「ネタ」として扱ってますよね。

社会面で煽りたい放題に煽っておいて、社説で「冷静に」と書くお決まりパターン。追い掛け回された人たちが、インフルじゃない理由で体調を崩していないか心配です。

そんな社会ですから、「周囲の反応が!」と思ってしまうのはもっともだと感じます。大企業ですらそんな状態なのですから、一個人で”世間”に立ち向かうなんて無理ですよね。

メキシコ政府いわく、メキシコで死亡者が多かったのは「発熱で病院に行くという習慣がない人が多いから(貧困問題含む)」だそうです。熱もないのに医者にいったり薬を飲んだりする日本人とえらい違いですね。

どっちの社会が住みよいか…難しい問題です。
by rio (2009-05-21 02:09) 

area71

この件に関しての流れを、分かりやすくまとめて下さってありがとうございます。(って私がお礼を言うのも変ですが)
こちらでは情報が少ないので、全て断片化してしまっていて、一体何が何だか分からなくなっていました。

関西の休校も、”感染させない、感染しない”ということが重要な問題で、休校にしたから、問題が解決するわけではないですよね。それで、生徒が繁華街に繰り出していて、先生たちが見回りをしているって、一体なんなのでしょうか?ウイルスが何だってことを教えるのが学校(教育)の役目で、休みにしたり、見回りをすることではないと思います。

こうして、町に繰り出す生徒というのは、今の事態を把握していないわけですから、教育の役目を果たしていないといわれても仕方がありません。

学校ではこれだけ対応したんだから、というのが大事で、感染するしないはもはや2番目の問題のような気がしてきます。
by area71 (2009-05-21 03:57) 

hat

すっかりごぶさたしておりますが、rio様の鋭い大マスコミ批判に「異議無し」です。

>「容疑者」が出るたびにマスコミが押しかけ、現場は混乱し、地域の不安が高まる繰り返し。

>社会面で煽りたい放題に煽っておいて、社説で「冷静に」と書くお決まりパターン。

 僕の感想は、一番最初の、「疑い例」の横浜の高校生について、判定が出ていない真夜中に、鬼の首を取ったように得意げに、深夜に目を血走らせて記者会見した、舛添厚生労働省大臣閣下の、選挙目当てのパフォーマンスが、
 大マスコミの悪ノリに政府保証を与え、助長したと思います。

 マスゾエや麻生が、今になって国民に「冷静に」と呼びかけるのは、マッチポンプそのもので、滑稽すぎます。さすがは、マンガ内閣です。あの深夜会見の翌朝、横浜市長に「冷静に」と注意されて、ムキになって反論してたのは当のマスゾエでしたよね。

 「血走り」深夜会見おかげで、本当は何でもないのに、レポーターが校門で絶叫したりヘリが飛んだり、高校と生徒は悲惨な思いをしたと思います。しかし犯人扱いしたマスゾエからは何の謝罪もありません。

 さらに、学校閉鎖や集会の禁止は、アメリカでもEUでも、効果無し、あるいは、むしろマイナス、と当局が判断しています。
読売新聞 記事抜粋
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090425-436828/fe_090519_02.htm
アメリカ: 感染者がいても授業を続ける学校が多い。
休校措置により、「生徒間の感染速度が遅くなる」とする一方、「市全体の感染状況は変わらない」と限界を認めた。ウォール街やブロードウェーでビジネスやミュージカル公演を自粛する動きもない。

欧州疾病対策センター: 休校や集会自粛が社会に及ぼす影響について、「病気そのものより破壊的になる可能性がある」
休校措置に関しては、学校に行かない児童・生徒の面倒をだれが見るか考慮する必要があると指摘

 以上のように、海外の専門家が効果を否定している事を、大阪のような巨大自治体で、全県一斉学校閉鎖してしまう、ヒステリー国家ニッポン。

 普通の風邪レベルなのに、大阪や、インフル発生地域の中小企業が倒産したら、誰がどう責任を取るんでしょうか?
 (実際に観光業は全部キャンセルで、エライことになっているらしいです)

 インフルエンザの本番である冬が見物です。○○閉鎖の余波で、自分の職場が倒産しないかどうか、マジで心配です。自分や家族がインフルにかかるより心配です。
by hat (2009-05-21 18:28) 

しっぽなし

こんばんは。

こういう時に、他の人と同じにしてないとまるで犯罪者を見るような目で見られるということがありそうで怖いです。

マスクをしていないというだけで奇異な目で見られたり、むせただけで睨まれることにならないといいのですが。まあ、せきやくしゃみをして手を当てもしない人は問題外ですが。

ここ北海道でさえ、マスクが手に入りません。(私の知る限りですが)
そのわりにマスクをしている人はあまり見かけません。旅行者っぽい人はしていますが。

煽られないようにとは思っていますが、いざマスクが買えないとなると少し不安ですね。
by しっぽなし (2009-05-21 20:25) 

area71

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090521/20090521-00000052-jnn-soci.html

洗足学園の校長・・・涙ながらに話すことか?
この先生は何か悪い事でもしたのでしょうか。

「はい!休校にしました!」でいいと思います。
by area71 (2009-05-21 20:59) 

hat

area71さん、まったく同感です。
しかし、大マスコミが殺到し、声に出さずとも学校を非難し、追い詰めるのです。

 最初の「疑い例」となった横浜の校長は、生徒さんがただのインフルエンザと判明したときに泣きました。それぐらい、ぎりぎりまで追い詰めるのです。今の大マスコミは。

 今回の生徒さん達は、模擬国連会議というのに参加してました。時間をかけて準備して、勉強して、NYで世界の学生と交流する、なんて素晴らしいことでしょう。
 それを「弱毒性」のインフルエンザに罹患するかもしれない(かからないかもしれない)という理由で、あきらめられますか?スポーツ大会で、ケガを我慢して試合に出るのと同じで、あきらめられないでしょう。
 本人も先生も、誰も悪くないです。

 そして僕は、今回の学校は休校にする必要は無いし、むしろ、すべきでない、と思います。今回の感染者はNYに行った2名だけです。帰国後登校してないのですから、他の生徒に感染してないはずです。

 こんなんで休校にしてたら、冬の受験シーズンはどうするんでしょうか?たまたま自分の学校で新型患者が出たら休校になって、その学校の生徒は、受験会場での感染を防ぐために、受験禁止になるでしょう。
 意図せずに、同級生の人生を狂わせた新型患者の生徒は、一生立ち直れなくなるでしょう。

 このように、魔女裁判のように合理的な根拠が無く、一方的に何でもかんでも閉鎖してたら、学生は勉強できないし、地域経済は疲弊します。
 SARSのような致死率だったら、安全策>経済性・授業時間だと思いますが、今の新型インフルでは、安全策<経済性・勉強時間、だと思います。
by hat (2009-05-21 22:22) 

rio

>area71さん、おっしゃるとおりです。なんで校長が泣かにゃあならんのか。一体なんのための休校なのか。

一方で、5月上旬に早々と修学旅行中止を決めた徳島県は、「過剰反応だ!」とバッシングされまくったんですよね。知事の定例記者会見でも記者たちからかなり突き上げをくらったらしく、教育委員会の方々はへとへとになってました。

行っても叩く、行かなくても叩く。彼らは何を目的として記事を書いてるんでしょうねえ。。。

SARSのときの教訓からいうと、感染予防に効果をはっきしたのは「うがい・手洗い」です。特に、こまめに手を洗ったり、ウェットティシュでぬぐったりすることが効果的だそうです。

あとは睡眠をたっぷりと、バランスよく栄養を取り、ついでにタバコや過度のストレスを追放すれば、免疫力が高まってばっちりですよね。

先日、カナダ人の実業家と話す機会があったのですが、「新型インフルで大変ですよね」と話題をふると、「いやいや、いまがチャンスですよ。いまなら誰もビジネスに集中してないですからねー」と笑ってました。確かに。納得です。
by rio (2009-05-21 23:05) 

まりふぁな

俺的に一番不思議なんは「なんでマスゴミ共は(ヨソの国じゃひとまず終わってる)ある意味陳腐なネタをここまで必死に盛り上げるのか?」デス。

1.自分らの世論誘導能力を検証してる。マダマダヤレバデキルゼオレタチ♪
2.ほんまはさっさとヤメたいのに、珍しく世間の食いつきがことのほかよかったもんで、今更退くに退けなくなってにっちもさっちも↓
3.もしかしたらこの期に及んでなお重大問題やと信じている
4.情報自爆テロで、結構本気で日本国の転覆を目指している
5.実は世間の目をこの時期の他のトピックスから必死で逸らしている

…なんか読売辺りは5が本命やったりしそぉで怖いっすねw <笑うな#
それにしても、これでまた諸外国へと「不思議の国ニッポン」ネタを無償で
提供したかと思うと、自称日本人としては背中が丸くなる思いデス、はぃ orz

by まりふぁな (2009-05-21 23:09) 

rio

>しっぽなしさん、国会かどこか忘れましたが、政府関係が10数万枚のマスクを買い占めたりしているようですから、しもじもにはまわってこないのかもしれませんねえ。

大企業もマスクを買占め、社員たちだけに配っているようですし。自分のところの社員だけ助かってもお客さんが全滅したら意味ないんですけどねえ。

私はきょう、電車の中でくしゃみを一つしました。いつもは手で押さえてするのですが、このご時勢ですから、人のいないほうに顔を背け、さらに下を向いてひかえめにしました。でも、車中の皆様に一斉にガン見されました。

ムカッとしたので、ガン見のみなさまと立て続けに目を合わせまくりました。みなさますぐに目をそらしました。

この程度のはやり病でここまでになってしまう国民性のほうが怖いですよね。

ちなみに、マスクはarea71さんが記事で書かれている通り、基本的には「感染者がウイルスをまき散らさないようにするため」です。のどや鼻の湿度を保つことで予防効果があることは確かですが、健康な人なら、こまめな水うがい・水手洗いと、睡眠・栄養で十分予防できると思います。
by rio (2009-05-21 23:14) 

rio

>hatさん、私もまったく同感です。

今回のウイルスは、秋ごろにももう一度はやるんじゃないかと言われています。それこそ、学生にとっては受験直前。いま以上のパニックになるんでしょうか。うんざりです。

東京都が「関西への修学旅行の中止を指示」みたいなニュースが流れてますが、あれもマスコミがわざと言い換えてるんですよね。

正確には、「新型インフルエンザを理由として休校が行われている道府県への修学旅行について、延期か行き先変更をするように指示」だそうです。

つまり、大阪、神戸、京都の3都市めぐりを予定していた学校は、京都と奈良、みたいにすればOKなわけです。なのに、「関西ぜんぶだめ」みたいな報道の仕方…異常ですよね。

私はいっそのこと、休校じゃなく「休国」すればいいのにと思います。どうせモノ作っても売れずに製造業は大赤字、株価が下がってカネを貸す先もなくて銀行も保険も大赤字、みんながマスクして家にこもるから飛行機も旅館も大赤字。

だったら「休国」にして家にひきこもり、江戸時代みたいにびっちりと戸を閉めて、はやり病がおさまるまで息をひそめてじっとしていたほうがいいような気がします。エコにもなりそうですし(笑
by rio (2009-05-21 23:24) 

rio

>まりふぁなさん、実は私、正解を知っております。

正解は、「ほかがやめないから」です。

冗談抜き。大真面目です。たとえば、明日の朝刊で読売や朝日がぴたっとやめて1行も書かなければ、翌日の夕刊までには全国紙・地方紙を問わず「終息」するでしょう。

逆に言えば、大手がやめない限り延々と続きます。いい加減飽きてきて、うんざりしても、次の話題が見つかるまで続きます。自分たちの判断でやめることができないんですね。

そういう業界です。

なので、きょう(21日)の読売夕刊の社会面(東京版)なんかひどいですよ。インフルがトップ記事で、その主見出しが「首都圏でマスク姿増える」みたいな感じ。副見出しが「市民は冷静に対応」みたいな感じ。それはニュースなんか???とつっこんでしまいました。

もうネタは尽きてるのに、「ほかがやめないから」やめられない。そういうレベルの方々が、日本でいちばん高い水準の給料をもらってます。
by rio (2009-05-21 23:34) 

to

rioさん、こんばんは。

マスクマン&ウーマン、東京でも増えてきましたね。今朝のニュースでは、前日に東京八王子に感染者が発生したということで、JR中央線と京王線が名指しされ、新宿駅までの1日の移動客数まで緻密に調べて、煽りまくりの報道がなされていました。ほんと困ったもんです。

このrioさんの記事で、雪だるま式に作られていった「インフル騒ぎ」の図式が良く分かります。

死亡者の累計の話しがありましたが、私は、毒性についての情報が紆余曲折したことについて非常に不満を憶えました。メキシコでの特異な医療状況を考慮せずに、新型インフルの致死率が0.4%で、スペイン風邪の2.0%よりは低いものの、一般的なインフルの0.1%に比べると高いという情報が流れたのですが、こんなのが報道で流れたら心配になるでしょうに。

企業の対応については、rioさんと少し意見が違って、企業イメージだけが理由ではなく、もう少し色々の事情があると思っています。

まずは、お上からの通達が出されているので会社の総務関係の人たちは動かざるを得ません。ただ、通達は具体的な行動は示していないので、対応は各会社にまかされている訳ですが、最近はリスクマネージメントなんてものが流行っていて、当然、感染症への対応もあらかじめ決められていて、過去のSARSなどの対応を参考に横並びになってるのではないかと思います。

あとは、感染者が出た場合、目安として周囲2mの範囲にいる濃厚接触者で外出不可、要するに勤務不可となるので、仕事そのものに支障をきたすということも考えていると思います。普通の会社ならば、同じ部署は席を近くにしているので多分全滅で、重要部署ならば会社全体の機能停止に追い込まれる場合もあると思います。それに、感染者が発生してしまった場合の対応は経験したことがないので、面倒は避けるに越したことはないとの考え方もあるでしょう。

まぁ、rioさんの言う通り、会社は個人の心配をしてくれる訳ではなく、イメージの低下も、仕事への支障も全て会社の利益を考えてのことですけどね。

あっ、そうそう話しは変わりますが、新宿駅で思い出したのですが、先月末の外出時に新宿駅で偶然「生ノブコフ205」とすれ違いました。遠くから頭1つ抜けた物体(←ノブコフ、ごめんなさい)が近づいてくると思ったら、スーツ姿のノブコフでした。いやぁ、歩いてる姿はまさにラピュタのロボット兵の様(←またまた、ごめんなさい)。

ゴールデンウィーク直前の新宿駅で都庁方面に歩いていったが、何をやっとったんだろう?。すれ違いざまに目は合ったんだけど、声は掛けられなかった、残念...。

by to (2009-05-21 23:38) 

古都の侍

こんばんは。

いや~、電車の中のマスクマンが今日は一気に増えた気がします。昨日と今日の朝を比較すると3倍と言ってもいいのではないでしょうか。
関東圏の某Y線ですが、ホントにマスクマンが多かったですね。一人くらいタイガーマスクがいれば面白いのにと、思いつつ本を読んでいました。

交差点で立ち止まれば右からも左からも、「インフルエンザが○○」、「マスクがな~い」と言う声。特に若いのから、そう言う声が多く聞こえたような気がします。

インフルエンザよりも、その対応に右往左往している舛添大臣の方が、どんどんやつれているような気がしてなりません。

by 古都の侍 (2009-05-21 23:41) 

Sacchan

>まず、毎日のようにマスコミから流れてくるデータが、感染者と死亡者の「累計」だけなんですね。世界中には軽症で治っている人も、症状すら出てないひともたくさんいるはずなんですが、そういうデータはまったく出てきません。

いや、そういう当たり前のことを突っ込まれても困るのですが。科学的に意味のあるデータとして現時点で得られるのは感染者数と死亡者数だけですよ。人類社会という汚い実験フィールドを研究対象とする以上、仕方のないことです。

Scienceを立脚点にした組織がScienceの観点で数字を出すのは当然のことで、WHOに出来るのはそれ以上でもそれ以下でもありません。(医学・保健学は純粋にScienceだけでは語れない側面もあるがとりあえず置いといて)その数字を科学に素養のない人がどう受け止めるかについて考えなくてもいい……とまでは言いませんが、現実問題として不勉強な人に付き合ってられるほど現場の戦士は暇じゃないからなぁ。
by Sacchan (2009-05-21 23:48) 

子豚のこむぎ

rioさん、こんばんは。

私の地域では、マスクをした人はまだまだそんなに歩いてはいませんが、何故か店頭からさっぱりと消えてしまいました。なんでも親類縁者の方々が送っているようです。

店頭に入荷未定の紙が貼ってあると、いささか不安になるもんですよねぇ。と思っていたら先日、地元のお役所から定額給付金を押しのけて「新型インフルエンザ用マスク在中」として丁寧に茶封筒に入ったマスクが1人につき3枚送ってきましたよ。こんな事初めてなんで、逆に有ること無いこと想像して戸惑っています。マスクが無くて困っている地域にしてみれば贅沢な話しなんでしょうね。大切に使わせて頂きます。

そう言えば、先に手洗いをするほうが良いそうですよ。手をきれいにしてから、うがい用のコップを持ったほうが清潔だと言っていました。
私は、かばちゃんマークのイソジン味ちょっと気に入ってますが、喉の為に水うがいにしたいと思います(笑)

by 子豚のこむぎ (2009-05-21 23:51) 

rio

>古都の侍さん、マスクはもはや、交通安全のお守りと同じですね。来年の正月からは、寺社仏閣でマスクも売ればいいと思います。

ほんとに完全防備をめざすなら、マスクをしたうえでタイガーマスクをかぶるのがいちばんですよね。まあ、ウルトラマンでもオバマでもフランケンでもなんでもいいんですが。東急ハンズでパーティー用マスクがバカ売れ!みたいになると面白いのに。

by rio (2009-05-22 00:06) 

rio

>Sacchanさん、いろいろと誤解があるようですね。

今回の新型インフルエンザでは、遺伝子レベルでの「判定」が行われています。さらに、強制入院や停留といった措置もとられています。ということで、「新型」と判定された方々を追跡調査すれば、重症・軽症の内訳、回復者数、回復までの期間などを把握できます。しかもこれは、科学的・医学的に重要なデータです。

霞ヶ関のお役人も「WHOとか各国政府がそういうデータを取ってくれてないんですよねえ」と嘆いていましたが、こういうものは最初から取りつづけなければ、あとから追いつけるものではないですからねー。貴重な機会を逃してしまいました。

ちなみに、WHOはただの研究機関ではありません。国際社会の保健政策、公衆衛生政策の立案機能を備えた国際機関です。なので、きっとSacchanさんがおっしゃるような発想では、動いていないはずです。
by rio (2009-05-22 00:19) 

rio

>子豚のこむぎさん、マスクのお中元ですか(笑)。早いですね。

それにしても、なんかいかにも日本人な発想ですねえ。今回の新型インフル騒動で、政府や自治体がマスクを配ったのはメキシコだけなんじゃないかという気がしますが、こむぎさんのところが世界で2番目だったら笑えますよね…って、笑いごとじゃないですね。すみません。

私のパターンは、手を洗いつつその流れでうがい、水をのどのおくまでいれて出したり、鼻へ逆流させたりして、気分がのったら顔を洗う、というものです。あまり人には見られたくない場面です(笑)
by rio (2009-05-22 00:44) 

なつ

rioさん、こんばんは~。
私も世間の皆様と同じく、田舎の母にお米を送って貰うついでに、マスク頼んじゃいました(^_^;)
川崎市も出た!って騒がれちゃったので、みんながすればしない訳にもな~。って思ってます。。
マスク苦手なので、保育園の送り迎えがなければやらないんですがねっ。
小学校とかも早々にプリント貰って来たし、体温と体調のチェックシートも記入して登校です。。なんだか今となっては新型インフルにならない様にと言うより、学校なり保育園なりの、第1容疑者にならない様に気を付けなければ感でいっぱいです…orz
by なつ (2009-05-22 01:01) 

なな

諸事情で全然見に来れませんでした。
さあ、過去エントリ読んでいくぞー!

イギリスから見てると、この件に関して、日本人って本当に滑稽ですね。
正直大した事の無い細か〜いことにガチガチのルールを決めて、全国民が絶対守らないといけないという空気があっという間に出来上がり、それを守らない人は一斉に叩かれる。
今までは携帯の使用法に見られるような公共マナーへの厳しい従順について滑稽に思っていましたが、豚インフルの件でここまでヒステリックな国民性だったとは、とかなりあきれました。

こちらでは豚インフルなんぞ、過去の出来事になっています。
さすがに当初は大きく報道されましたが、気をつけないといけないのはメキシコへの渡航者、首相が充分薬確保したから安心してね!と発表したぐらいで、後は大した話題にもなりませんでした。
この国では医療体制の問題ですぐに医者に会えませんので、風邪だと鎮静剤を飲んで寝るだけです。おかげでインフルエンザだと気づかずに高熱で死亡する人が出るお国柄なので、豚インフルは放置しておくと死亡するかもしれない病気だから注意しないとね、という認識が広まったぐらいですね。
つい最近、日本の両親から救援物質が届いたのですが、母親が手紙に「豚インフルに気をつけてください」と書いていました。イギリス人の夫に「豚インフルってなんだっけ?…あ、思い出した!でも、どうしてそんなことわざわざ書いてくるの?」と非常にびっくりされました。
そんなもんなんです。
by なな (2009-05-22 01:22) 

rio

>なつさん、結局そうなんですよねー。

自分ひとりのことだったらなんとでもなるんですが、そうじゃない場合は周りとあわせなければいけない…てのが、良くも悪くも日本社会の特徴ですよね。

私もマスクは苦手です。試しにつけただけでも、息苦しくて、酸欠になりそうな気がします。頭がぼーっとして、10分ぐらいが限界です。幸いなことに花粉症もありませんから、当分はマスクいらずで過ごせそうです。

ちなみに、いま我が家にあるマスクは、献血のセットの中に入っていた1枚だけです。
by rio (2009-05-22 01:24) 

なな

また投稿ですが、家にNHS(National Health Service)から豚インフルに関する冊子が送られてきたので、面白いと思った箇所を。
TVのCMでも使われていますが、キャッチコピーは、

CATCH IT, BIN IT, KILL IT

CATCH IT - 咳やくしゃみをする時は、きれいなティッシュで口と鼻を覆いましょう。
(なぜかこの国の人は、咳やくしゃみをする時に余り口を押さえる習慣がありません。夫の家族(看護婦長含む)にこれで風邪を移されたことが数回あって恨んでいます)

BIN IT - 使ったティッシュは捨てましょう。
(どうして欧米の人は、一度使ったティッシュをポケットにしまって、また取り出して使うんでしょうね! ジジババは未だにティッシュじゃなくハンカチを使っています。これを機会にこんな習慣なくなってしまえと思いますが、誰も深刻に受け止めていないので撲滅することはないでしょう)

KILL IT - 手を洗いましょう。

マスクに関しては、他の国では支給されていますが、感染予防に役立たないと科学的根拠が出てますよん、と言い切っていますね。
とにかく手洗い励行、ちなみにうがいの習慣ありません。夫はガラガラうがいを知りませんでしたし、やらせてみましたが出来ません。

豚インフル?と思ったら、自宅待機。医者には行かずに電話で指示を仰いでね、です。なんだか全然緊迫感ないですね。

全然緊張感のないパンプレットは下記でDLできますよ。
実は私自身、全く気にしていなかったので、1週間ほどパンフレットをほったらかしにしていました…
http://www.direct.gov.uk/en/Swineflu/DG_177831

カナダの研修生の件で、校長が現地でマスクが出来なかった、と言ったことに対して非難が殺到した模様ですが、欧米じゃマスクをしていると豚インフルよりヤバい病気の持ち主と思われ、場所によっては強盗と間違われるので、校長の判断は間違ってなかったんですけどね…

私も昔に、感染系の病気にかかったことがあり、一言も「大丈夫?」も言わずに、自分には移っていないか、それしか言わない人達に本当に傷つけられました。結局、会社に顔を出さずに辞める羽目になりましたから。
今回、豚インフルにかかった人達は私よりもよほど軽い症状だろうに、もっとつらい目に合っているのだろう、と思うと本当に同情してしまいます。
by なな (2009-05-22 02:12) 

カリメロ&パタリロ

リオさん本当に大変な騒ぎ様ですよねー(苦笑)、家の田舎は病院や保健所から紙が配られていて薬が有効だというので安心しています。ただ、持病がある人妊婦さんは注意が必要なのは当然の事ですね。感染した人は身体が怠い上にあの執拗な追い掛け本来なら労わってもらいたいのまさしく『殺人鬼』扱い…もし、自分がなったらと思うとゾッとします。そうそう『うがい』と『マスク』はどうやら効果がないようですね、本当にただの日本人の『お守り』で、そのお守りのせいで一番重要な『手洗い』が疎かになってるのではないかと懸念しています。
by カリメロ&パタリロ (2009-05-22 13:49) 

hat

なな様、外国からの情報は大変参考になります
 今回、英国は日本と同じ島国なのに、水際作戦(空港での検疫)をやらなかったと聞きます。
 そしてその理由はたしか、SARS?の時に、やってもムダだと分かったからだとか。潜伏期間がある病気はすり抜けがあるので、検疫にかけるマンパワー(医師看護師の大量投入)と、効果が見合わないということでした。

 この指摘は騒動の初期に報道されていましたが、マスゾエ大臣が、日本国民はウイルスと断固戦う、的なトンデモ会見をしたので、考慮されなかったようです。

 効果が無いと分かっていて、空港で過重労働をした医師看護師のご努力には頭が下がると同時に、竹やりで爆撃機に立ち向かった65年前と同じで、合理的な根拠の無い努力を、中央官僚が現場に無理じいをする、社会体制にぞっとします。

なつ様、カリメロ様の御心配もよく分かります。

 感染者を出した高校や県庁には、日本から追放しろとか、めちゃくちゃな電話がかかってくるらしいです。今の生徒さんはネットを使うので、2chのヒドイ書き込みを見て、ショックを受けているらしいです。
 こんな話は、関東大震災の時にデマで人が殺された事件を想起させます。21世紀の科学の世紀で、多くの国民が高等教育を受けている現代でも、日本人の行動は変わらないものですね。

 僕は知り合いのアジア系外国人に、もし日本人が電車でマスクをしだしたら、信じて無くてもマネした方がいいよと言いました。外国人はマスク教育を受けていないので、日本人のマスク好きを理解してません。杞憂だと思いますが、満員電車で皆の気が立っている時に何が引き金になるか分からないからです。
by hat (2009-05-22 16:19) 

to

rioさん、こんにちは。

やっと今日になって、季節性インフルエンザに近い対応まで格下げになりましたね。元弁知事が元弁大臣を「あんたはエライ」とほめる発言をしている様で、落ち着くべきところへ落ち着いたという感じです。

しかし、まだ感染者は特別な状態に置かれ、自宅で療養して感染の拡大防止に努める措置は継続されるという、季節性よりも厳しい対応を行なっていく様で、その言い訳として元弁大臣は「糖尿病やぜんそくなどの基礎疾患を持った人が重症化しやすい」と述べておりました。

こういう基礎疾患を持った人が重症化しやすいのは免疫が低下しているせいで、季節性でも同じではないかと思うんですが。何か違うところがあるんでしょうかね。

こんなことを言うと煽ってしまう様ですが、パンデミックとなったスペイン風邪は、3月頃に発生して5~6月に世界的に第1波が流行し、その後一旦収束して、秋に強毒化してから全世界で同時多発して大流行となったそうです。

今の時代と違って医療の状況も違うでしょうから、秋までにワクチンが出来れば問題ないとは思いますが、もしかしたら、弱毒性の今のうちに掛かっておいた方が免疫が出来ていいかも?。

by to (2009-05-22 17:00) 

ka!

rioさんこんばんは。

「そんなに大騒ぎすることなのだろうか」とこの事態を見守っておりました。
何が何だか・・・。
麻生首相が「冷静な対応を・・・」と訴えるcmまでながされたくらいにして・・・。(←そんな太郎は太平洋島サミットで来道中)

昨日テレビで「65歳以上のヒトはこのウイルスに対しての免疫を持っている。新型ではなくて、旧型のウイルスではないか」
なんていう情報を耳にしたのですが、本当なのでしょうか。
それにしても、マスコミの影響力って影響力って本当に強いものなのだなと感じた出来事です。

by ka! (2009-05-22 22:23) 

古都の侍

こんばんは。

rioさんの指摘した
>まず、毎日のようにマスコミから流れてくるデータが、感染者と死亡者の「累計」だけなんですね。世界中には軽症で治っている人も、症状すら出てないひともたくさんいるはずなんですが、そういうデータはまったく出てきません~~~
と言う問題についての、マスコミの報道姿勢を疑うものとしてナイナイの岡村さんが言及してましたねぇ~。
ウィルス自体がどういうものなのかとか、発症しない人はどうだったのかとか、ただただ「A地域で~が感染しました!」という報道の繰り返しはアホらしいですからねぇ~。それを踏まえて、じゃあどうするの?って言うのがないのが・・・
マスコミがそう煽るから、どこかの学校の校長が泣いたり、感染者がまるで犯罪者のように扱われたり(電話が鳴りやまないとか?)・・・
このままだと、全国の佐藤さんを~の『リアル鬼ごっこ』(山田悠介)の世界になってしまいそうだなぁと、いや既になっているなぁと思います。

それとは別に、ちょっと前(2,3か月前だったかなぁ)の記事であったのですが、生後半年まではなるべく手洗いなどをさせない、適度に汚い部屋で過ごす、などをしたかしないかでアレルギー体質になりやすいか否かというのが分かれる・・・と言うようなのを目にした記憶があります。
要は、抵抗力の差と言うことなのでしょうか?
たぶん、水うがいがいいとかそういうのと同じ原理ですよね?
記事が見つかれば、リンク先を張っておきます。

by 古都の侍 (2009-05-23 01:38) 

hat

 感染者数の発表を、何人まで続けるのでしょうかね?
十万人?百万人?60億人?(苦笑)

 最初は病状が不明でしたが、弱毒性で、タミフルで治るし、タミフルを服用しなくても治る、と判ったのに、その今でも、これでもかこれでもか、と魔女狩りをする意味が分かりません。

 今後の問題で例えば、インフル妊婦の受入れ拒否、インフル解雇(零細企業なら企業イメージを優先して、日付さかのぼってクビにするでしょう)、
インフル倒産、インフル不合格、等々、今後そうなったらどうするんでしょうか?そしたら、大マスコミは拒否した病院やクビにした会社を、魔女狩りするのでしょうか?

 最後に、日刊ゲンダイに、野球の助っ人外国人のコメントが紹介されてました。
 こんな清潔な国でパニックになる理由がわかんない、僕の母国はハエやゴキブリがうようよだよ、インフルエンザより悪い菌があちこちにあるよ、それでもマスクしないでみんな元気だよ、マスクなんてしたことないよ、マスクを強制されたら仕事を休むよ(笑)、というお話しでした。
 みなさん、冷静になりましょう。
by hat (2009-05-23 13:32) 

rio

>toさん、お返事が遅れてすみません!投稿したつもりが、反映されていなくて、いま気づきましたm(_ _)m

東京の発生の件、路線名を特定する必要があったのがどうか、私も強い疑問を感じています。

政府はいま、休校措置などを緩和し、感染者が軽症の場合は一部地域にとどめるよう指導しています。先日、京都市内でも発生しましたが、休校措置がとられたのは中京区と下京区のみ。

↑こういうことを取材して報じているのもマスコミなのに、結局彼らも「縦割り」で、記事のトーンが統一できないんですよねえ。ほんと、いまのマスコミは機能不全におちいっていると思います。

前にもちょっと書きましたが、メキシコ政府が「国民は熱で病院に行く習慣がないので、悪化して死亡したケースが多い」と公表していました。そういう点も考えると、そもそも致死率の世界平均を出すことに実用的な意味があるのか?という疑問もわきますよね。

特に、今回のインフルはタミフルやリレンザがばかすか効いているそうです。もはや「歴史的もし」のレベルですが、最初の発生国が日本だったら、致死率は限りなくゼロに近かったんじゃないかと思います。

会社の対応ですが、政府が2月に鳥インフルの行動指針を出してますよね。舛添さんが異様なほどはりきってるのは、行動指針の予行演習をしているつもりだからじゃないかと思うのですが、それはさておき。

企業はその指針にもとづいて、リスクマネジメントなどの部署で対策を作ってきたと思うんですね。おそらく彼らのスケジュールでは、秋~冬の流行に間に合うように、ということだったと思います。

しかし、予想外の時期にパンデミックが始まり、政府自体も対応が割れてふらふらしているので、大企業は周りの様子をうかがいながら、製作途中の社内基準を独自の判断で運用せざるをえなかった、という実情があると感じています。


そうした「独自の判断」のなかで、「うちだけ目立つのは困る」といういつもの横並び意識が登場したと思ってます。記事の中には、海外出張(旅行)のことだけを取り出して書きましたが、これは大企業の役員クラスから聞いた話です。

「感染した社員が自宅待機」と「感染者が出た国から帰ってきた社員が自宅待機」だと意味合いが全然違いますよね?とつっこんだところ、「そうかもしれないが、だからといって、うちが率先してリスクを背負うことはない」というお答えでした。「おまえのとこみたいな会社、顧客に見放されてつぶれてしまえっ!」と念じておきました。

それにしても、「生ノブコフ205」って(笑)。なんか新手の栄養ドリンクみたいですね。スーツはやっぱりオーダーメイドなんでしょうか。ノブコフぐらいの高さがあれば、ウイルスもなかなか届かなさそうです。

GW直前で都庁方面…ずばり大予想!ですが、「パスポートの期限切れで再申請していたので、それを受け取りにいった」というのはいかがでしょう?かなり現実路線をねらって当てに行きました。あるいは、石原に呼ばれて、知事室の蛍光灯を取替えにいったのかもしれません。
by rio (2009-05-23 13:38) 

rio

>ななさん、いろいろな角度からの情報をありがとうございます。

日本でもようやく「せき・くしゃみエチケット」ということが言われるようになりました。それでも先日、電車の中でおっさんが「びえっくゃああっっ」とすごいくしゃみをぶちかまし、周囲の人が露骨に席をたったりして、暴動が起きるんじゃないかと思いました。

その昔、シドニーの某所(まあ、カジノなんですが)で遊んでいたとき、東アジア系(たぶん日本人)が、手などで押さえずにゴホゴホやっていて、ディーラーに厳しく注意されていました。日本では客にそういう注意をする発想がないので、見ていてすごく新鮮でした。

うちのばーさんも、使ったティッシュをポケットにいれて再使用します…。ばーさんいわく「乾いとるところが残っとるのにもったいないぞね」だそうです。そういえば、向田邦子さんがエッセイの中で、みみっちいと思いながらもティシュを再使用してしまうという話を書いていました。

日本では質素倹約が絶滅しかかっていたので(小泉・竹中時代のせいで貧困層が増え、最近また質素倹約は復活しつつありますが)、うちのばーさんや向田邦子さんのような人たちが少数派になってますが、イギリスではまだ多数派なんですね。イギリス人の友人は「日本人とイギリス人はけっこう似てるところがある」とよく言いますが、なるほどなーと思いました。

マスクは、イギリスでは「根拠なし」とされたことが日本でも報道されていました。一方で、日本では飛まつの飛散距離が短く抑えられることや、のど~鼻の乾燥を防げることから、「一定の効果あり」というのが公式見解になっています。政府の行動指針にも、マスクの着用が感染拡大の防止の方法の一つとして明記されています。

↑この辺に関しては、研究者の間でしっかりと結論を出してほしいですね。ウイルスもさることながら、不正確な情報で右往左往するときの群集心理も相当「怖い」ですから。

私はGW中の成田空港で、マスクをあごのほうへずらしてしゃべってたり、歩いてたり、なにか食べたりしている日本人をたくさんみました。「マスクしてるよ」と「マスクしてないよ」の中間を狙ういかにも日本人的な行動。意味不明です。マスクであごを保温すると何かご利益があるんでしょうか。
by rio (2009-05-23 13:52) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、今回のインフルで高熱が出ているのは10代に多いそうですが、リレンザ(タミフルではなく)を処方すると1日で回復しているようですね。

水うがいは効果があるはずですよ。その際は、鼻の中も洗いましょう。森光子さんが以前テレビで言ってたのですが、あの大女優は、マヨネーズの空き容器のふたに小さい穴をあけ、容器に水をいれて鼻の中へチューって感じで洗うそうです。想像したらちょっと笑ってしまいますが、89歳で現役女優のお言葉ですから、説得力があるように思います。

ただ、私は、口に含んだ水を鼻から出す技を持っているので、もっぱらその方法で鼻も洗ってます。いい感じです。
by rio (2009-05-23 13:57) 

rio

>hatさん、昨日、うちの親からメールがきました。いわく、「マスクの最終争奪戦に勝って1箱ゲットしたからわけてあげるで!」という内容…。丁重にお断りいたしました。

マスク関連株やイソジンを作っている明治製菓の株などが上昇しているようですね。こういう形でおいしい思いをしてしまうと、次回からは意図的にマスクやうがい薬の強力プッシュをするんじゃないかと、余計なことばかり気になってしまいます。


by rio (2009-05-23 14:03) 

rio

>toさん、舛添さん~厚労省からは、経済・教育その他もろもろのがどうなろうと知ったことではなく、自分たちの責任範囲内だけをカンペキにすればいい、という印象さえ受けてしまいます。

スペイン風邪の例をひいて、今回の新型も秋にまた流行すると予測している専門家もいるようですね。欧米文化では、くしゃみをした人に「bless you」(神のご加護を)という習慣がありますが、これはスペイン風邪のときに広まった説があるそうです。

くしゃみ=スペイン風邪=死ぬという連想ゲームで、くしゃみをした人にbless youと声をかけておいて、素早くその人から遠ざかったのだとか。日本だと、眉をひそめて「お大事に」という感じでしょうか。

完全にパニックムービーの発想で考えると、強力な猛毒ウイルスで世界の人口が半分ぐらいになれば、さまざまな国際問題がむしろ解決に向かうと思ってしまうのは私だけでしょうか。
by rio (2009-05-23 14:27) 

rio

>ka!さん、1957年以前に生まれた人は、今回のウイルスによく似たタイプの流行を体験しているようですね。今回のインフル騒動で、WHOと並んでいまいちしゃきっとしないアメリカの疾病対策センター(CDC)が発表していました。

新型であることは間違いないのでしょうが、人間の免疫力は「以前と似ている=やばいヤツだ!」ってあたりまで融通をきかせられるようです。

今回の騒動で、もっとも感染力が強かったのは、マスコミの”煽り”かもしれませんね。
by rio (2009-05-23 14:35) 

rio

>古都の侍さん、アレルギーの話、テレビで見たことがあります。

欧米のどこかの研究者が、酪農家の子どもたちにはアレルギーが少ないことに気づき、調査をしたそうです。

酪農家の子たちは、うまれたときからさまざまな動物や肥料がある環境で育ちます。なので、生後数ヶ月で、細菌・ウイルスに強い体質になり、免疫力も高まるそうですね。

その結果からさらに研究を広げていて、犬や猫を飼っている家の子とそうでない子を比べると、犬・猫を飼っている家の子のほうがアレルギーになりにくい傾向にある事もわかったそうです。

ということで、アレルギーに対する感受性を決めるポイントは、多様な生物と共存する環境=自然に近い環境で育つかどうか、というところにあるようです。

一時期、犬猫の毛が乳幼児の喘息をひきおこすと言われてたような気もしますが、テレビに登場していた酪農家は、生後数ヶ月の赤ん坊をバギーに乗せて牛小屋に連れて行き、目の届くところで牛の世話をしていました。ハエはとびまくってるし、フンもヨダレもばんばんで、犬猫の毛どころの騒ぎじゃない環境(笑)。その中で強くなるわけですから、人間もやっぱり、動物の一種なんですよね。
by rio (2009-05-23 14:56) 

rio

>hatさん、感染者の発表は「WHOがやめるまで」でしょうね。WHOが発表し続けるのは「終息宣言を出すまで」でしょうから、結局、その日まで延々と累積されるんだと思います。

インフルに限らず、病気は往々にして差別・排除の対象となりますよね。HIVウイルスなどの感染症からうつ病などの精神疾患まで。その根本にあるのは、不正確な知識が原因でわきあがる「得体の知れない不安」だと思います。

そういう事態をなくすためにマスコミがあるはずなのですが、彼らはむしろ、「得体の知れない不安」の感染源になっている始末。いまちょうと、インフル以外の大きな話題がないので、だらだらと煽りを続けているように感じます。
by rio (2009-05-23 15:05) 

まりふぁな

ぅゎ~久々に超特大コメ付エントリに育ってるw しかもバレー以外でw
あれですか、皆さん自宅待機中っすか?<違
てか、やっぱ大抵の人は「…この騒ぎおかしくね?」と思ってるんすよね。

と、どぉでもいいツッコミをひとつだけいわせてくだされ。
>マスクをあごのほうへずらして~(中略)
>なにか食べたりしている日本人をたくさんみました。
ごめん、喋ったりは確かに「なんでやねんっ (`Д´)シ ビシッ」ってカンジやけど、飲み食いと喫煙時はさすがにマスクずらしますよ、俺でも↓
いちいちきっちし外すのもめんどぃしねぇ。

ところで・関係ないけど、こぉいう情勢やとさすがに電車ん中で飲み食いする類のボンクラコゾー・ボンクラコムスメの生息数も激減してるやろし、その点においてはメリットになっとるのではなかろぉか?と思ってみたりしておりマス。
※この機会に是非レッドブック入り⇒絶滅への道を歩んでいただきたく。

ついでに脱線ネタに乗っかりますと、乳幼児のアレルギーの件って真偽のほどはともかく、なんか「さもありなん」なハナシですよねぇ?
多分この国の昨今の育児衛生って、ほとんど病的な気ぃします、はぃ。
んでもって過保護化?が進めば進むほどアレルギーやアトピーや肥満てな困ったチャンの発生頻度が上がってってる気ぃしますね。
「めちゃくちゃ愛情注がれた結果が悪影響 orz」ってなんか切ないっす↓

by まりふぁな (2009-05-23 23:20) 

rio

>まりふぁなさん、有休がまともにとれない人には、自宅待機のほうがおいしかったりして。

マスクであご保温の件、いやー、そうはおっしゃいますが、見てるとおかしいですよー。ちょっと飴なめたりガム食べたりじゃないですから。

成田の中のカフェとかマクドとか待合とかで、ずーっと”あご保温”のまま食べてしゃべって食べてしゃべって飲んで食べてしゃべって。マスクオブゾロゾロよりも異様な光景でした。

東京にきて思ったのですが、電車の中で飲み食いは関西系のノリなのかも(笑)。東京では電車の中でメイクは見ますが、あとはせいぜいペットボトルの「飲み」とか飴・ガムの「食い」ぐらいしか見たことないです。

かくいう私も高校生のとき、電車の中でパンやらなんやらを食ってました。あの頃は食っても食っても腹が減って、しこたま食うと眠くなるという、なかなかやっかいな時代でした。

最近はそういうこともなくなりましたが、先日、電車の中でおもむろに水筒を取り出し、コポコポと茶をついだところ、車中の皆様の視線を一斉に浴びてしまいました。停車中のすいている車内ですから、そのまま気にせず、おいしくいただきました。やっぱり私はボンクラでしょうか…。

アレルギーの件、汚い話ですが、なんだかんだいって身近になんらかのフンがある状況だと強くなるってことなんだろうなあと解釈してます。フンそのものをきちんと処理していても、そこから飛び出した細菌・ウイルスを完全除去するのは無理ですもんね。

便所はぽっとんで、犬猫がいて、庭には二羽鶏がいて、場合によってはヤギとか牛とかがいたりもして、ネズミもモグラもあちこちにいて、しかも多産で赤ん坊もわんさか、という状況だと、あちこちフンだらけ。フンを避けるほうが難しそうです。

そんなスカ…っとした環境の大切さを見直すべきなのかもしれないですね(エヘ
by rio (2009-05-24 05:26) 

hat

強毒性に変化する可能性はほとんどない

毎日新聞
 世界保健機関(WHO)の緊急委員会委員を務める田代真人・国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター長によると、
 今回の新型インフルエンザウイルスは「遺伝子解析から典型的な弱毒型」で、重症化しやすい強毒型に変異する可能性はほとんどないという。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090512ddm016040071000c.html

 これでも魔女狩りを続ける必要性があるのでしょうか。無いでしょう。もうやめましょう。


 欧米のマスクの理解は、なな様が書き込みなされたように、「感染者が、他人にうつさないためにマスクをする」ことです。欧米で、マスクをしていると「感染者」扱いされるようです。

 マスクがウイルスをもらうことを防ぐ医学的効果を欧米の専門機関は認めてません。
 この点は、毎日毎時間、垂れ流される、日本のテレビやラジオの公共CMで、国民にマスク着用を義務づけていることと完全に矛盾します。
 健康な人がマスクをすることが、医学的に予防効果があるのか?ちゃんと説明してほしいところです。

 ただ、僕が通勤電車に乗ったときにマスクをするかどうかですが、もし半数以上がマスクをしていたら、僕もマスクをします。僕もしょせん日本人です。今の社会的な集団ヒステリーの状況下で、無用なケンカに巻き込まれたくありません。


 ちなみに、ウイルスの遺伝子検査について、
1)けっこう高価らしいです。時間もかかります。よってインフルエンザの患者を全件遺伝子検査という訳にはいかないらしいです。

2)国内の多くの場所で、遺伝子検査ができるのは日本くらい、らしい。

以上のことから、
1)→たまたま大阪のお医者さんが、ウイルス検体を遺伝子検査に出したら、新型ウイルスの感染が判明した

2)→国内感染があった、と判ったので、あちこちで検体を遺伝子検査に出しはじめたら、他にも感染者が見つかった
ということになるようです。
by hat (2009-05-24 05:38) 

rio

>hatさん、ウイルスちゃんの立場上、強毒化して人間を本気にさせてしまい、天然痘のように絶滅させられてはたまったもんじゃないと思っているでしょうから、ここはおとなしくフェイドアウトしていってほしいものです。

欧米の「マスクに科学的根拠なし」という点に関しては、「科学的根拠がまだ見出されていない」という意味合いだと思います。科学的に「効果なし」ということが証明されたわけではないと思いますので、その辺りには慎重になる必要があると思ってます。

遺伝子検査に関しては、メキシコは国内で行えず、アメリカとカナダに依頼したんですよね。その結果が出るまでに1週間ぐらいかかって、蔓延を招いてしまったそうです。

結局、こういう問題は「一国平和主義」では解決しないわけで。水際作戦とやらに莫大なコストをかけるより、世界的視野でもっとなすべきことがあったのではないかと思ってしまいます。
by rio (2009-05-24 18:38) 

area71

http://d.hatena.ne.jp/nitoyon/20090523/h1n1_flu_kyoto_u

京都大学ではこのような対応をしていました。
さすが、というかなんというか、誰でもやろうと思えばこうやって出来ると思うのですが。
by area71 (2009-05-24 19:52) 

rio

>area71さん、情報をありがとうございます。さすが京大。厚労省やマスコミを”へ”とも思ってないところが笑えます。

記事に「いちばんめんどくさいのは誰でしょう」と書きましたが、私の中の正解は「無知(≠鞭)を振りかざす人々」です。個々人ならフツーに知性的な人でも、組織・集団の中に組み込まれると”突然変異”することがあります。そうなったときの群衆のほうがウイルスよりもよっぽど怖いと思います。

別記事で書きましたが、”感染地域”である東京では盛大にムスメさんたちのかけっこが行われていました。東京はいまのところ、休校措置をとらずに様子を見るそうです。大阪も休校措置の解除を決めましたし、やっとまともな方向へ進みつつあるのかもしれません。
by rio (2009-05-24 20:11) 

to

rioさん、コメントへのお返事、お気遣いいただき有り難う御座います。これだけのコメントが返ってきているのに、毎回きちんと返事をして下さって感謝しています。

新型インフル、自然界からは以下のYoutube動画の様な苦情がきています。

http://www.youtube.com/watch?hl=ja&v=tbt_PuVAVTU

同じ名前の動画が何件かあったのですが、昔のMTVっぽく作られていて、かつキュートだったので、これを選びました。FBIのTシャツがおしゃれです。

今回の新型インフルで、特に若年層に拡がりやすい理由として、日本における養豚へのインフルエンザワクチンの投与が'90年台から開始されていることと関係しているのではないか、という疑いを持っている大学教授がいるそうです。これにより若年層が豚インフルウィルスとの接触がなくなったのではないかという意見です。もしかしたら、今回の騒動は本当にman-maid(人工)なのかもしれません。

古都の侍さんが、アレルギーの原因として自然との接触がなくなったことをコメントされていましたが、インフルとも上手く共存していくことが大事なんでしょうね。

area71さんのコメントの様に京大がこの様な対応がとれるのに、厚生労働省が出来ないのはナゼなんでしょうね。当然、感染症に関して医学的な見解を提示するチームがあるはずなのに、結局、組織の中に埋もれているのでしょうか。

by to (2009-05-24 23:14) 

rio

>toさん、動画情報ありがとうございます。豚からの抗議(笑)。なんか耳に残る声とメロディーですね。キュートです。

知り合いの動物検疫官いわく、豚・豚感染のインフルは、人間にはうつらないそうです。ただ、豚は鳥インフルにもヒトインフルにもかかるので、豚の中で豚・ヒト感染するインフルが作られてしまうのだとか。

これが正しいとすれば、90年代から投与されているワクチンとは、豚・ヒトウイルスをやっつけるものだったんでしょうか。んー、この辺になるともう、一般人の手には負えませんね。。。

ウイルスたちも強毒化して叩きのめされるのは本望じゃないでしょうから、このままひっそりと静まっていってほしいです。

厚労省が京大のように冷静になれなかったのは、「冷静になれない大臣が所管しているから」ということに尽きると思います。元来、目立ちたがり、でしゃばりで短気。それがここ最近、ずっと年金やら医療崩壊やらとバッシングされるばかりの仕事で、いい加減うんざりしてたんでしょう。

舛添さんは福田内閣崩壊時に、本気で厚労相を辞められると思ってたようです。ぶらさがりのインタビューにも晴れやかな顔で応じていましたし。しかし、まさかの留任。その直後のげんなりぶりもテレビで流れましたが、思い出すといまでも笑えます。
by rio (2009-05-25 23:46) 

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