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グラチャン男子・ブラジル戦 ブラジルにびびるな! [バレーボール]

数字の上では完敗。ですが、第2~第3セットだけを見るとやっぱり、キューバ戦とは違ってかみ合ったゲームになってました。第1セットが終わった時点で「いまの無し!ここから本番!」って叫べばよかったのに(違)。

日本は、最悪の部分からすばらしい部分まで、ある意味すべてさらけ出した試合でした。シーズンの締めくくりにふさわしい?内容で、舌打ちと感動の盆踊り状態。ブラジルは新チームになって急に巨大化しましたが、黄金時代を築いたメンバーのほとんどは190センチ台前半から半ば。なので、日本だってやればできるはずなんです。

金メダルと銀メダルははるか前方を走っていて4位以下はすぐ後ろにいる状態ですが、いまのチームなら、ここから積み増していけるでしょう。来期(WL出られないけど)に期待がつながった1戦でした。

ローテはこんな感じ↓

ブルーノ(S)  ロドリゴ(MB)   ジバ

ムーリオ    ルーカス(MB)  ビソット
---------------------------------------------
石島/米山    清水       松本

  富松    宇佐美/安部  福澤/石島


日本は第1セット先発が、宇佐美・石島・福澤、第2セット先発が阿部・米山・福澤・リベロ井上、第3セット先発が阿部・米山・福澤に代えて石島・リベロ井上と、これまでにないメンバーチェンジで勝負に出ました。

今大会からリベロを2人ベンチに入れて何回でも交代していいルールが適用されてるなんてちっとも知りませんでした。いつまでルール変え続けるつもりなんでしょうか。”わかりにくい”ってことが敬遠されるいちばんの原因なのに、毎年のようにルールを変えていては、せっかく興味を持った人がすぐに離れてしまう気がします。

それはさておき、田辺はキューバ戦からサービスエースを取られる場面が目立つようになり、ブラジル戦ではあまり足が動いていませんでしたね。疲労…なんだったとしたら、ちょっと不甲斐ないかも。故障じゃなければいいのですが。

<第1セット>
第1セット終了時点のサーブレシーブ返球率が、日本30.4%に対し、ブラジル88.9%。もうこれがすべてで、日本の攻撃はことごとく拾われてカウンターをくらい、サンドバック状態のまま12-25のダブルスコアで落としました。

この点差は、今大会でブラジルが戦った相手の中で最大です。主力を欠き、初戦で日本に負けて意気消沈のポーランドでも、ブラジル相手に最低17点取ってます。日本だって普通にやれば第2、第3セットのような内容になるわけで、第1セットはそれだけびびってしまったってことなんでしょうね。なんで、ここぞ!というときに限ってへなちょこになるんでしょうか。

特に気になったのはやっぱり清水です。ブラジルサーブからの最初の攻撃、相手ブロックはほぼ1枚なのに思い切りぶつけてシャットアウト。イラン戦、キューバ戦の反省が活かされないスタートを切ってしまったのでした。

第2セット以降は修正されたものの今度はそれがミスにつながったりと(←第2セット最終盤)、いまいちまだ荒い部分がありますね。若さゆえ…と言いたいところですが、グラチャンだけを見ても清水と同年代が緻密なプレーをしています。ここは一つ謙虚になって、パワーを過信することなく、”小型オポジット”の自覚をもって技を磨いてほしいところです。

もう一つ、清水には期待してるので逆にアラが見えてしまうのですが、清水は打ち切れそうにないボールを福澤や石島のように強引に打っていかず、完璧に足を止め、簡単に返しますよね。代表デビューしたときから、この点についてはまったく進歩していません。

強引に打つのがいいとは限りませんが、いまどき、ブロックに自信のあるチームでもイージーボールを返すケースはほとんどありません。まして日本はブロックの高さに難があるチーム。実質的には簡単に返した時点で失点1です。

ゴリ清水はプレーがさわやかで健全すぎるんですね。もうちょっと阿部ちゃんの小憎たらしいプレーと不敵な笑いΨ( ̄ー ̄)Ψケケケ...を見習ってほしいと思います。

それはさておき、序盤からすんごいプレー連発のブラジルですが、特に印象に残った2つがこれ↓

8-21の場面、日本のサーブレシーブが乱れてダイレクトに返り、ブラジルのチャンスボール。ブルーノはライト・ビソットを使いますが、これは富松・米山がよく見ていてブロックし、ボールはビソットの後方へ。普通ならこれで決まるはずですが、なんとリベロ・セルジオが回り込んでいて拾ってしまうんですねー。

そのボールを、ブルーノはネットを背にした形で待ちうけ、そこから腕をレフト側へ真横に振ってルーカスへクイックのトス。ルーカスが打った瞬間には、富松のブロックの手はまだネットを越えていませんでした。

ルーカスはセンターにしては腕を振り回しすぎる感じで、この時も大振りでクロスに打ち下ろしてくれたためにネットとなったのですが、もし軽く落とされていたり、長いコースに打たれていたら確実に決まったでしょう。それぐらい日本の守備はついていけていませんでした。

↑こういうプレーを日本語で「スピードがある」と表現してしまうために誤解をうみまくりなんですが、ブラジルがすごいのは絶対的なスピードよりもテンポの速さなんだと思います。絶対的なスピードだけを比べると日本のアタッカーもそう遅くはないはずなんですが、攻撃のテンポでは圧倒的に差をつけられています。

もう一つ、↑この場面ですごいのはリベロ・セルジオです。

チャンスボールがブラジルに返り、その返球がブルーノの手に入った瞬間、アタッカー4人は全員がすでに助走を開始しています。それも、日本のように”なんちゃっておとり”ではなく、全員が本気で打つ勢い。

ところが、↑この場面、セルジオは後衛レフト側でぼけーっと突っ立ってブルーノを眺めています。レシーブの体勢すら取っていません。代表も含めて日本中を見渡しても、ラリー中に突っ立ってるリベロなんていないでしょうし、きっと日本では”許されない”行為でしょう。意味のある無しにかかわらず、リベロは常にレシーブ体勢を取っているもの。それが日本の”型”です。

ところが、突っ立ていたセルジオは、トスがブルーノの手を離れた直後から後衛ライトへの移動を開始。日本のブロッカー陣はこのときまだクイックをマークしていて、セルジオよりワンテンポ遅れてライト側への移動を開始しています。

トスはライト・ビソットへ上がり、ビソットは完全にクロス狙いの体勢。なので、セルジオはコート中央で一度止まります。ビソットの身長でライトからクロスに打ちおろした場合、ブロックにかかれば(真下にシャットアウトされない限り)ボールがコート中央付近に飛んでくる可能性が高いわけですから、セルジオの動きは非常に合理的です。

しかし、ビソットがコンパクトなスイングで素早く振りぬいたため、ブロックの昇り際(完成より早い段階)に当たり、浮いたボールは真下へもコート中央へも落ちずビソットの後ろ=後衛ライトへ。セルジオはすぐに反応し、一度止まった地点から1~2ステップで落下点に入ってレシーブしたのでした。

↑これがセットプレーなら、サインを手がかりにある程度は動けるかもしれません。しかし、ラリー中で全員が同じように助走しているなか、どこのブロックカバーに向かうべきかを瞬時に判断し、セッターやアタッカーの動きとシンクロして(←ここ重要)無駄なく動くなんて、すごすぎです。ブルーノがトスを上げるまではぼけーっと突っ立っていたのに!

ただ、結果的にはルーカスがセルジオやブルーノのすばらしい個人技を台無しにしたわけで(笑)、ブラジルでもこうした隙があるんですね。ルーカスの「しまった!」という表情がアップで抜かれてましたが、この辺にもっとつけこんでほしかったですね。

つけこむといえば、地味ですが5-13でロドリゴのサーブの場面も印象的。ちゃんと研究してきたんだろうなと思わせる直線的なジャンプフローターで石島の頭上を狙います。しかも、笛が鳴ってすぐぐらいの早いテンポで打っていくあたりが嫌らしい。

案の定、石島のオーバーハンドが乱れてラリーに。そこで戻ってきたボールを田辺・福澤あたりが一瞬見合って落としてしまいました。

すると、次のサーブでロドリゴは、石島のほうへ打つと見せかけて打つ瞬間に手首を返し、ミスした田辺に。意表を突かれた田辺はレシーブを右へそらし、2段トスをレフト清水が打つしかない最悪の展開に。3枚ブロックで完璧にシャットアウトされたのでした。

ロドリゴは続くサーブの田辺の前狙い。これは福澤が田辺の前に割り込んで強引にカバーし、宇佐美がライト側ポール付近から、後ろに倒れながらなんとかレフト清水へトスをあげてサイドアウトを取ったのでした。ただ、リベロとしては、サーブレシーブを横にそらした上に、アタッカーにカバーされるなんてすごく不名誉。守備システムの危機です。

ブラジルの選手はこういうプレーを、試合のなかでどんどん”創造”していけるところが強みですね。基礎に忠実なプレーはするけど、型にはまったプレーはしない。ベンチから「石島を狙え!」という指示が出ていたとしても、田辺がミスったら止めを刺しに行く。そういう試合巧者なところを日本は見習っていってほしいです。

<第2セット>
阿部、米山、リベロ井上で仕切りなおし。サーブレシーブが安定したことと、清水がパワーより技を重視した打ち方に変えたこと、阿部がトスをうまく散らしたことなど、仕切りなおしの効果はしっかりと出て競り合いに。

ブラジルは8-9でラリーの場面、リベロ・セルジオのトスからジバがバックアタックを決めて8-10。川合も大興奮(←どうでもいい)。

確かにスーパープレーなんですが、日本はブロックが中央に3枚寄っていて、富松・米山はジバのバックアタックにタイミングを合わせて跳んでいました。ただ、清水が跳ぶタイミングが遅かったうえに、富松との間があいていて、そこを抜かれたのです。つまり、清水がジバのバックアタックにしっかり反応し、富松との間をつめてタイミングを合わせて跳んでいればシャットアウトで同点だったはずなのです。

相手の苦し紛れの攻撃を決めさせてしまうと、1点以上の重みとなってはね返ってくる気がします。実際に、バックアタックを決めた後のジバはめちゃめちゃ嬉しそう。それに対し、レシーブに入っていた福澤や阿部はげんなりの表情でした。

↑これを引きずったのか、ムーリオが8割ぐらいの力で打ったなんでもないジャンプサーブを福澤が強く返しすぎ、ダイレクトを打たれて8-11ジバの苦し紛れのバックアタックを止め切れなかったことをきっかけに、一気に3点差となってしまったのでした。

この差を埋められないまま終盤を迎え、19-23の場面。ここからは感動しましたねー。ちょっと泣きそうになりましたよ。

ジバが”いれとけサーブ”を打って松本がクイック。松本の得意コース(相手レフト側サイドライン)にはセルジオ、真正面にはジバ、ターン打ちの方向はロドリゴがブロックで押さえているという完璧な連携で、松本は真正面に打つしかなく、拾われてしまいます。

松本・阿部はここからすぐに相手レフトのカウンターアタックを止めに走ってワンタッチ。清水がそれをネット際にきっちりと返し、松本・阿部は急いでセンターに戻ってCクイック。それも、またしても真正面にセルジオ、得意コースにジバ、ターン側にブロックがある状況でボールを斜め後ろに打ち、そこしかない!と思える精度でコートの右奥に。

小型センターでも、走り回ればこうやって相手を撹乱できるんですよね。これで日本のムードは一気に高まりました。

ブラジルはロドリゴのクイックで簡単にサイドアウトを切り、20-24のセットポイント。しかし、ここにきて上り調子の日本は動じません。

またしても松本がライト寄りの位置から阿部の前でクイック。それがブロックに跳ね返されてリバウンドになると、阿部の動きに合わせてレフト寄りに移動し、またしてもクイックで21-24。完全に意表をつかれたブラジルは、レシーブが一歩も動けませんでした。

そこでサーブは石島。レシーブを崩してラリーに持ち込むと、チャンスボールを強引にバックアタック。ブラジルは必死につなぐファインプレーを見せますが、3rdボールが日本側のエンドラインを割ってアウトとなり22-24

こうなるとお祭り野郎の血が騒ぎます。石島はなんと2連続サービスエースを決めて24-24のジュースに。流れは完全に日本でした。

ブラジルはロドリゴのクイックでサイドアウトを取り24-25。続く日本の攻撃は、松本のクイックおとりで清水のライトバックアタック。松本がその前にクイックを連発しているので、センター・ルーカスは松本に完全コミット。清水には1枚ブロックしかついていなかったのですが、ここでストレートを切りすぎてアウト…。

思い切り打たなくてもブロックの腕に当てて外に出せばいいだけの場面だったんですが…盛り上がりが一気に醒め、現実に引き戻されてしまったのでした。

<第3セット>
福澤の位置に石島が入って先発。こっちのポジションのほうが合ってるのでは?と感じるほどやけにのびのびとプレーしてましたね。

第2セットで自信がついたのか、序盤はシーソーゲーム。7-7の場面で石島がサーブで崩し、チャンスボールを清水が直接、両手で押し込み。ブロックと逆のほうを狙ったのですが、セルジオが読んでいてレシーブ。さすがです。結局、これをレフト攻撃で切り返されて7-8

石島のサーブで第2セット追いつき、その流れで↑この場面も崩しているわけですから、ここは絶対に点を取っておきたかったところ。ダイレクトは絶対に決めてこそ打つ意味があるわけで、決めきれないのならセットプレーにすべきなんですよね。。。

さらに、清水のまずいプレーが続きます。いやほんと好きな選手なんですが、この試合に限ってはここぞ!という場面でのミスが多すぎました。

タイムアウト明けの7-8では、松本のクイックが拾われてラリーになったあと、ライト清水が3枚ブロックの真正面に力まかせにぶつけてシャットアウト。

次の7-9では、サーブで崩されてレフト米山のワンタッチ狙いが拾われ、ブラジルのカウンターはジバのバックアタック。速いテンポで攻めるにはそこしかなく、ブルーノはアタックラインの後ろからトスを上げます。しかし、他のアタッカーがきちんと開けてなかったこともあり、松本・米山はジバを読んで完全なタイミングでブロックに跳びました…が、やっぱり清水が穴に。松本との間があいていて斜め跳びになってしまったのです。

ジバはクロス方向を向いて跳んでいたのですが、清水のブロックがそろっていないことを空中で確認し、ボールの横を強打して清水の左手(松本との間)にぶつけています。そのためにコースに入っていたリベロ井上は不意をつかれ、拾えなかったのでした。

第2セットと同じく、これも清水がきちんとした位置取りでタイミングを合わせて跳んでいれば、シャットアウトできたはずです。

一方、ブラジルにとってみれば、7-7で石島サーブに崩されるというピンチをしのぎ、さらに苦し紛れの攻撃も決まって7-10としたことで完全に落ち着きを取り戻しました。

結局、この差を埋められないまま22-25でゲームセット。ラリーで転んだ石島がライトバックにまわり込んで打つ!という気持ちのいいプレーもあり、足を使ってひっかきまわせばチャンスはあるということがわかった一方で、基礎的なプレーの精度、反射神経、チーム全員の状況判断の速さ、発想の柔軟性といったところで大きな差があることも実感した次第です。

<そんなわけで>
キューバ、ブラジルには負けはしましたが、開幕3連勝は立派。フルセットに2回勝ってるのもいい感じです。ブラジルだって黄金時代を築くまでに10年以上かかってるわけですし、キューバもここ10年以上は低迷していました。

そう考えると、方向性を間違っていない全日本男子は、さらに上に行けるはず。来年の世界バレーがいまから楽しみです。がんばれ清水!


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Sib

はじめまして!
ではないのですが…前に使っていた名前が↑のものかわからなくなってしまいました。

バレーだけでなくサッカーでも攻撃の速さを求めているとのことですが、どちらも同様にrioさんが仰るようにテンポが遅い?悪い?ように感じました。
僕の中で一つ気になったのは、強打レシーブの反応です。rioさんが反射神経を理由の一つにあげていましたが、何でこんなに反応しないの?ってくらい日本の選手は強打に反応できていません。ブラジルの選手(セルジオ、ジバら)は上がらなくても触れているボールが数多くありました。強打レシーブには、個々のレシーブスキルだけでなく、ブロックや相手スパイクの威力が関係したりしますが、それでも触れないボールの数が多い気がします(特に福澤、清水)。

そして、川合さんのブロック論に聞き飽きました。実況の方(誰だかわかりませんが)もいい具合にスルーしていたのには笑えました。まぁ、バンチリードブロックという言葉を世に広めた、という点では良しとします。笑
by Sib (2009-11-24 02:40) 

HARU

連日の更新、お疲れ様です、そしてありがとうございます。
お言葉に甘えすぎて、こちらも連日コメントしてます・・・

今日は1セット目はブラジルのすごさに力が抜けて気楽に見てしまいました。ひとりひとりもすごいですが、それが合わさってもチグハグにならないところがまたすごいなあと。今までジバやアンドレ、リカルドばかりに注目してましたけど、セルジオがものすごく好きになりました。

気楽に見ていたので、2セット目米山と阿部ちゃんが入って元気がよくなったので「裕太デーだな」と暢気に思ってました。
そのあとゴッツと井上が入ってさらにマツタがようやくお仕事をしたので「裕太&ゆうすけデーか・・・」とまた暢気に思っておりました。
rioさんのほかの方へのコメントで6枚替えなんてあったので、ここはぜひ「ゆうすけ」か「ゆうた」という名前のオポともうひとりMBを見つけて、「ゆうたとゆうすけ」だらけのチームにしていただきたいです。

冗談はさておき。
最後、宇佐美が入りましたが、終わりまで阿部ちゃんでよかったんじゃないのかとも思います。
清水は・・・ちょっと目も当てられない状態でしたね・・・。
わたしも清水は大好きです。
好きだからこそ、ここ二日間は不甲斐なく思えます。
動きは今日も鈍く、細かいプレイでも精度に欠けてたなあ、と。もともとレシーブやブロックがうまい選手ではないでしょうし、相当疲れてもいるのでしょうが、コンディションが悪い中での戦い方があるのではないかと思いました。
清水が機能していれば、と思うようなところもありましたよね。
やはりrioさんのおっしゃられるとおり、パワー一辺倒ではなく、もっといろんな技術を磨いてほしいですね!
試合後、もっと練習する覚悟ができたとかなんとか言ってましたが・・・今まで覚悟なかったんかい!とか突っ込んでしまいました^_^;
もっと精進するってことなんでしょうが。
憎めない選手ですね、ゴリ。

いや、しかし。
ほんとに今後が楽しみになりました!
この盛り上がりがリーグまで続きますように!
長々と失礼いたしました!

by HARU (2009-11-24 02:59) 

pat

はじめまして
いつも楽しく拝見しております。

北京五輪の時のチームを見て女子は全選手100%の能力発揮&奇跡
が起きてもメダルは無い(伸びシロが無い、限界が有る)
男子は全敗かメダルと思っておりました。
(もしかしたら化学反応を起こせるチーム)

その去年の失敗を踏まえて五輪後翌年のチーム作りとして女子は疑問?
男子に関しては及第点をあげられると思います。

女子は3年後本気でメダル取りに行くのなら皆様方が口が酸っぱくなるほど言っている大型セッター育てる・・・なんちゃら・・・です。
男子はいい意味でのポジション争いと海外での修行&経験。
全日本バレーはどう見ても身内に敵有り感丸出し(JV〇の事でぇす♥)
ですが選手には腐らずやってもらいたいものです。
男女共に今この世代は優秀な外国人監督連れてくれば大化けしそうな感じなんですけど……。
   
      《2009年ベリーロールな日々バレー流行語大賞》

      を勝手に決めさせて頂きました。
 
最優秀賞  旅館の女将

優秀賞    四十肩、三宅さん!!、やまんば

佳作     パニッ・・・采・・・ 


rioさんこれからも楽しみに拝見させて頂きます。




          
by pat (2009-11-24 04:04) 

456

こんにちハ

第2セットの最終盤、石島はどうして思いっきりサーブを打たなかったのでしょうか。
せっかく自分のサーブで、「失敗が許される場面」を作り上げたのに。
色気を出しやがってとガッカリしました。
あそこは一世一代のサーブを打つケースじゃなかったんですか?


川合はバンチリードの説明を振られた途端に一夜漬けの知識を完璧に披露しようとテンパってしまって急に呂律が回らなくなってましたね。
その後明らかに誰かがまとめた感アリアリの文章を棒読みしてましたが。


結局イモトアヤコは男子の会場には来なかったのかな?
これもいい大会(放送)になった一因ですね。
by 456 (2009-11-24 08:17) 

美海ママ

おはようございます!
いやあrioさんの解説はわかりやすい♪
川合は興奮してやかましいし荻野はボソボソで聞き取りづらいし(笑)
第1セットが終わった時点では泣きそうでしたが、第2、第3は何度も『いけるんじゃないか!?』と興奮しましたよ!
清水は逆に課題が見えて今後に生かしてくれるのではと期待します。。
(阿部ちゃんの小憎たらしさをに笑いました)
驚いたのは米山のサーブレシーブ。
私が見てる限りでは素晴らしい返球だったように思います。
来年は世界バレーですか!
すごく楽しみにしたいです。
一年が長い…

by 美海ママ (2009-11-24 08:42) 

funny bunny

おはようございます。

ほんとはしっかり朝から勉強しないといけないんですが、やはりバレーボール好きとしては書かすにはいられないかと笑

rioさんのおっしゃる通り、セルジオの反応スピードは尋常じゃあないですね。またT.w さんのブログ「suis annex weBLOG」で書かれている「新ツーセッターシステム」(引用http://suis.cocolog-nifty.com/suis_blog/cat8029195/index.html)も相変わらず健在で、セルジオの身体能力はすごいなと思いました。
ひとつ気になったのは、ジャンプしてチャンスカットする意味は何かあるんですかね…??

今大会で(てか2回しか観てないですが…笑)うれしかったことは、センターの松本とトミーが上手くなっていたことです。
確かに以前から、Aクイックの位置からBクイックに流れて飛んで打つ(その逆もまたしかり)ようなことはしていましたが、特にrioさんが

>松本・阿部はここからすぐに相手レフトのカウンターアタックを止めに走ってワンタッチ。清水がそれをネット際にきっちりと返し、松本・阿部は急いでセンターに戻ってCクイック。それも、またしても真正面にセルジオ、得意コースにジバ、ターン側にブロックがある状況でボールを斜め後ろに打ち、そこしかない!と思える精度でコートの右奥に。

とご指摘された場面!!
感動しました!!

サイドアタッカーばりに肩を入れてコートの隅に決めた松本には思わず画面に向かって叫びました笑

二人にはもっといやらしい技術を身につけて日本をけん引してほしいです。
180㎝でセンターをやっていた僕としても(しかも腕短い!!笑)、小さいセンターには頑張ってほしいです!!
頑張れ松本、トミー!!



by funny bunny (2009-11-24 10:24) 

yoko

《2009年ベリーロールな日々バレー流行語大賞》
私も「旅館の女将」に1票です!!
古田に女将のズラを被せた姿がすぐ浮かんで、しかも密会の場に間違って「入っちゃた」的なあせり顔がぴったりです。
個人的な話で申し分けないのですが、我が家での昨日の流行語は「ブラジルのリベロ」です。
十回繰り返して言ってみてください。かなり舌が丸まってくるのでは?
セルジオの名前がわからなかったのですが、あまりの活躍に息子と連呼してるうちにハマってしまいました。
その息子いわく、「川合さんはゴッツ大好きだよね~ゴッツを誉める時のテンションが違う」と。
中学生に指摘される解説というのもどういうもんかと…
ほんと、今回のグラチャンはrio様のお陰で何倍も楽しめました。楽しい解説ありがとうございました。最後に我慢できずコメントしてしまいました。
グラチャンが終わってrio様の解説が読めないのが一番悲しいです
by yoko (2009-11-24 11:37) 

moody

こんにちは

バレーの日々が終わってしまいましたね。感想文を読むのを毎日楽しみにしていました。一字一句を満喫させていただきました。ありがとうございました。

ブラジルはやっぱり強かったですね。攻撃もすごいけど守備がすごい。しかもみんな全然ミスしねーし(笑)
組織としての完成度をあれほど高くするには、個々の能力が相当高くないとできない芸当だなあと思いました。

リベロの存在感があんなにあるチームは他にないですよね。レシーブが上手ければいいなんてとんでもない話だと再認識。世界最高峰のリベロに感動すらしました。

ブラジルのバレーはカッコイイですよね。別にジャニとか呼ばなくても、あんなのを見せられたら自然にファンは増えますよ。面白い。

そんなブラジル相手に、日本は今の力をそれなりに発揮できたのではないでしょうか。今のメンバーは課題を見つけて取り組んでいけますから、今後がさらに楽しみです。
いつかブラジルバレーを凌駕する日を夢見て!

rioさんお疲れ様でした。
by moody (2009-11-24 13:09) 

どこどこ

楽しい楽しいバレー国際大会期間が終わってしまいました。。。
rioさん、いつも素人にもわかりやすい感想本当にありがとうございますm(__)m
これからもバレー以外の記事でもROMらせてもらいます♪

今回の大会、何が悲しかったかって男子の会場が東京じゃなかったこと。
生ブラジル見たかった。・゚・(ノД`)・゚・。ジバも年齢的にまた次スタメンで来るかわからないし、セルジオももう若くはないし。(あの動きを見てると心配無用かもですが(苦笑))

とりあえずすごく鈍臭い感想を述べると…ボールの動き?軌道??がブラジルだけ違いません?
日本は"ポーンポーンポーン"で、ブラジルは"ポンポポン"
どんなボールが返ってきても必ずそこにセルジオが突然現れて、いきなりジバが空中にいて、気づいたら日本コートにボールが落ちてる。見てて楽しかった~!(←非国民)

またしばらく世界のすごいプレーが見れないんですね。。生で見れないならせめてCSで来年のWLや世界バレー、欲を言えばスポーツチャンネルなんかでイタリアリーグやブラジルリーグを見せてほしいです!

あ、最後に、日本銅メダルおめでとう☆若い選手のうれしはずかしな微妙な表情がかわいかったな(笑 これを励みにもっともっとバレーうまくなってね!(何様(笑))
by どこどこ (2009-11-24 13:45) 

なつ

rioさん、こんばんは~!随時とご無沙汰してましたが、毎回ROMっ子させて頂いてました!
連日の感想文、ありがとうございます♪
ホント面白くて分かり易い!最高です。。
男子は良くなってますね~ゴリくんの変えが居ないのが気になりますが、地道に力を付けてるのが分かりますね。。
普段、ダンナは男子を見ないのですが、今回最初の3試合は一緒に熱く観戦し、キューバ戦はほとんど見ず、ブラジル戦は1セット目にお風呂に入ってましたよ(^_^;)
なんて分かり易い…と思いながらも、今回はゴールデンタイムだったし、きっと他にも男子ファンが増えたはず!とポジティブに考えて、これからも応援して行きたいと思います。。
今年は宇宙放送に仲間入りしたrioさん。(私もですが…)Vの感想文なんぞも楽しみに待ってます♪
by なつ (2009-11-24 19:54) 

カリメロ&パタリロ

いやー終わっちゃいましたね、リオさんや皆さんの意見を聞くのが本当に楽しみでした。とりあえず、目標に到達できたので、良かったです。いつか日本もあのレベルに到達できるでしょうか?越川の完全復帰、ゴリのスタミナ、諭吉のレシーブ、ブロックシステム、植田監督の…その他いろいろありますが、成長が楽しみなチームです。
私は『古田の嬉しはずかしセンターデビューポッ』に一票、それと私が気になったのは、荒木のプレイ前にするサイドへの右足踏み、ゆきちのエアー袖捲り、を画像エントリーしたいです。
by カリメロ&パタリロ (2009-11-24 20:39) 

rio

>Sibさん、これからもよろしくお願いいたします。

自分の近くにきたボールにとっさに手が出るかどうかは、完全に練習と経験によるんだと思います。

まず、自分の稼動域を正確に把握していないとだめですよね。最近はなくなりましたが、つい数年前の全日本男女では、100%届かないことがわかっているのに”建前”で転んだり膝をついたりして、「レシーブがんばってるよ!」とアピールするのが当たり前でした。こんなことしてたら強くなるはずがなく、無駄な動きで疲労して終わるのが落ちでした。

↑この悪しき風習は日本のバレー界全体を覆っていて、春高予選なんかを見ていると、いまだにボールと全然関係ないところで選手がころんころんやってるチームがあります(特に女子)。

ブラジルバレーの強さは、そういう意味不明な”伝統”にしばられてないことが大きいんでしょうね。「3回以内にボールを返す」というルールに集中しているから、自分の近くのボールは自分のボール。結果的に、リベロとサイドがお見合いするなんてことにはならないんだと思います。

そんな環境でレシーブの練習を重ねていくと、乱れたときでもボールのほうに自然と手足が向くんでしょうね。

もう一つ、ブラジルは反射神経がいいだけではなく、空中でのバランスもすばらしいですね。フライングレシーブできっちりセッターに返すには、滞空時間が長く、ボールを手にあてた瞬間もバランスを保てる能力が必要だと思います。体幹とバランス感覚をどうやって鍛えているのかこっそり偵察したい気分です。

清水は、「アタックを決めても1点、守備でミスっても1点」というところをもっと突き詰めて練習してほしいです。攻撃がある程度通用することは十分わかったわけですから、底上げには苦手克服が避けられませんよね。

川合はなんであんなにだらだらしゃべるんでしょうか…。1プレーの間ずっとごちゃごちゃ言ってることがありますよね。イラッとします(^^;
by rio (2009-11-24 21:15) 

rio

>HARUさん、セルジオはほんと、レシーブ職人って感じですよね。風来坊のような飄々とした感じで、あらよっ!みたいにレシーブしてます(笑)

ゆうたとゆうすけだらけって(笑)。弱小派閥”たつや”の巻き返しに期待したいところです(謎)。

阿部と清水の最後の交代は謎ですね。ブラジルが阿部の配分を分析し終わって、対応し始めていたのかもしれませんね。

清水は世界では小型なのに、左利きだったせいで”打ち屋”としてしか扱われてこなかったところが大変ですね。日本バレー界の育成システムの欠陥です。そっちは早急になんとかしてもらうとして、清水はいまからブロック・レシーブを徹底的にやり直さないとだめですね。今シーズンもレシーブに必死に取り組んできたようですが、残念ながらあまり進歩は見られませんでした。

清水だけでなく、日本はブラジルと比べると、守備の位置取りや状況判断といった頭脳面ですでに負けていました。それでプレーしても勝てるはずはなく…逆に言えば、頭脳面を強化するだけでも見違えるほどよくなるはず。期待してます。

代表の経験がVリーグにいい感じで浸透してほしいですね。
by rio (2009-11-24 21:27) 

rio

>patさん、流行語大賞ありがとうございます。古田と清水、なにごともなくてほんとよかったです。

女子はほんともう…目をこらして点検しないと08年までと同じに見えてしまうところが切ないです。

男子は、実力伯仲の相手には粘って勝つケースが増えてきましたね。キューバやブラジル相手に萎縮してしまってるあたりがちょっと(^^; ですが、監督がパニクるタイプなので仕方ないのかも。

女子については、ロンドンまでの残り3年も、ロンドンそのものも、これまでと同じでしょうね。セッターを一人前にするには5年かかると言われます。今シーズン初めから着手しても間に合うかどうか、という感じだったのに、結局、竹下で通しましたからねえ。ロンドンも竹下でやるんでしょうね。

ただ、北京のときと違って、こんどのW杯には中国やロシアも出てくるでしょうし、そこで切符がとれなければ、世界最終にまわってきます。全日本女子がシドニーを逃したのと同じパターンになることが考えられます。

竹下、もしかしたら”五輪を2回逃したセッター”として歴史に名を刻むことになるかも。。。
by rio (2009-11-24 21:36) 

rio

>456さん、第2セットの連続サービスエースのあとの入れとけサーブは、石島の方針なんだと思います。

石島も代表に呼ばれた当初は、つねに100%で打ってよくミスっていました。しかし、代表やVリーグで経験を重ねて、「攻めるときは攻める、抑えるときは抑える。確率から判断する」ということを身につけたそうです。

石島のこれまでの発言を手がかりに想像してみます。

1本目のサーブで崩し、2~3本目でエースで同点。ただ、3本目は危うくネットになるところをなんとか向こう側に落ちてくれたラッキーな1点でした。

ということで、もう一度強打して入る確率と、コントロールサーブを打ってブロックでしとめる確率のどちらが高いか、つまり、自分のサーブ力を信じるか、チームの総合力を信じるかで後者を選んだのではないでしょうか。

川合が解説席にいるってのはほんとおこがましいと思います。解説は綿密な取材に基づいて行うべきで、見たまま雑感をだらだらしゃべってるだけなのは解説とは言いませんよね。野球やサッカーの解説者は(すべてとは言いませんが)、若い人ほどしっかり取材して解説しています。

現役時代から練習をしなことで有名だった川合ですが、コツコツ努力する才能には恵まれなかったのかも。
by rio (2009-11-24 21:50) 

rio

>美海ママさん、私が書いているのはあくまでも感想文で、正しいという保証はどこにもないですから気をつけてくださいね!

第2セットは取りたかったですねー。追いついたことで精神的には日本が有利でしたし、サイドアウトでしぶとくくらいつけば、必ずワンチャンスめぐってきたはず。ロンドンまでに1回ぐらいはブラジルをやっつけてほしいです。

米山は185センチの身長をカバーすべくものすごい努力をしてますよね。ほんとなら、福澤や清水の身長なら米山ぐらいにできなければいけないんですよね。日本だからたまたま代表レギュラーになっていますが、海外チームなら控えになることも難しいような身長ですから。

来年の世界バレーは、みんながどこまで米山レベルに達しているかに注目したいと思います。
by rio (2009-11-24 21:56) 

rio

>funny bunnyさん、心残りを作って勉強に集中できなくなるといけませんから、思う存分、書き込んでください!

セルジオは一生懸命な感じが全然伝わってこないところもいいですね(笑)。セルジオのプレースタイルだと、日本バレー界では見た目で判断されて集中砲火を浴び、干されてしまうと思うのですが…ブラジルはそういうめんどくさいことがないんでしょうね。 そのブラジルが世界トップに君臨しているという事実には重みがあります。

リベロがジャンプしてセッターにパスすることについてはキューバ戦のところで書いたのですが、セルジオは当たり前のように多用してましたね。

解説の川合も触れていましたが、↑これは攻撃のテンポを速くし、相手の守備隊形を回復させないための方法だと思います。

ジャンプしてオーバーハンドで取り、セッターに直線的に返すと、アンダーとくらべて時間がかなり節約できますよね。特に、ラリー中で相手の守備隊形が乱れているときなんかは、相手が定位置に戻るまえにクイックを打つことも可能です。

その辺をまったくわかってないのか、わかっていて無視しているのか、全日本女子のリベロ佐野はかたくなにアンダーしか使いません。だからこのブログでみなさんに”四十肩”と言われてしまうわけで(悲)。

松本は08年まで足でよく稼いでいたのに、この大会では定位置に張り付いていたのでおかしいなあと思って見てました。ブラジル戦では、第2セット終盤からいきなり動き回りだしましたよね。もっと早くからやれよ、っていう(笑)。

180センチでセンターといっても、学生スポーツなら”あり”なんじゃないでしょうか。今年の春高に出てきた南砺総合平の平均身長はたしか168センチでしたから。180センチは一人もいませんでした。っていうか、私は180センチぐらいになりたかったです…。

おニュー(←死語)なインフルにかからぬようお気をつけください。
by rio (2009-11-24 22:12) 

rio

>yokoさん、ブラジルのリベロ、RとLの発音に注意して言ってみると…頭がこんがらがります。。。

セルジオのレシーブを見ていると、なにを投げてもあの調子でレシーブしてくれそうな気がします。パイナップル…はケガしそうなので、こんごスイカとかで試してみてほしいです(謎)

川合はゴッツが代表入りしたときからラブラブ光線を発射しまくりでしからねえ。あのわかりやすい性格が川合の単純さと合うんでしょうか。川合はゴリも好きなんだと思うんですが、秀才タイプの福澤にはあまり思い入れがないようですね(笑)。

バレーの国際大会は終了しましたが、ブログはこっそり続いていきますのでいつでも遊びにきてください。
by rio (2009-11-24 22:19) 

rio

>moodyさん、目立つミスは少なかったですが、ブラジルも細かいミスはいろいろあったように見えました。なのに、日本がそこにつけこめない(悲)

記事で書いたジバのバックアタックの場面なんて、2回ともミスとは言えないまでも苦し紛れで、日本はあっさりシャットアウトしなければいけなかったと思います。そこで決めさせてしまって、相手を波に乗せてしまうところが、日本とブラジルの差ですね。

セルジオはかならずいい場所に入ってますが、どこぞの女子リベロと存在感の発揮の仕方が違いますよね。ヤマカンに頼った”サーカスプレー”はほぼゼロ。チームのルールに忠実に、無駄なく動いています。バレー少年少女が真似したくなるうまさ。”本物”を見せるとファンは自然と広がりますよね。

日本がブラジルの背中を追い続けている間に、ブラジルは北京2位の”反省”から一気に大型化を進めました。

ただ、ビソットはまだミスが多いですし、太っちょルーカスはあのグスタボの代わりにはなり得ていません。ロンドン五輪では30代半ば前後になるジバ、セルジオ、ロドリゴあたりが先発レギュラーでいる保証もありません。

追いつくならいま!ですね。
by rio (2009-11-24 22:31) 

rio

>どこどこさん、生ブラジル…なんかうまそうですね。生キャラメルみたいで(謎)

いまのブラジルだと、セルジオ、ジバ、ロドリゴがどこまでやるかですよね。ジバはすでに休み休みの出場になってますし、もともとジャンプ力はそれほどでもなく、速さで勝負する選手ですから、年齢による衰えはきついと思います。ロンドンでもあの華麗なバックアタックやフライングレシーブができるかどうか。

ブラジルはできるだけ直線的で速いパスをしてますね。それが独特のラテンのリズム?を生んでる気がします。日本のバレーはとてもみやびやかで(^^;

しかも、ブラジルのバレーはとても戦略的で、一つ一つの動作に意味があるので見ていて楽しいです。なるほどね!ってなことを見つけたときはもう、興奮して夢に見てしまうほど(笑)

来期が楽しみですね!
by rio (2009-11-24 22:50) 

rio

>なつさん、清水については、植田監督が「なにがあってもはずさない」とか言い出しているようですね。

もうほんと、なんで日本の指導者はすぐに、そういう気持ち悪いことを言うんでしょうか。。。清水を「なにがあってもはずさない」なんて扱いにしたら、Vリーグのオポジットの選手が代表入りをあきらめてしまいます。代表入りしてもどうせずっとベンチなんでしょってな感じで辞退が相次いだら、女子・柳本時代の二の舞ですよね。

選手は競争で鍛えられるわけですから、調子が出なければ代えられるという緊張感を清水にも持たせるために、タイプの違うオポジットをぶつけてほしいです。

ナイショですが、Vリーグは見ていて眠くなるんですよねー(特に女子)。それでもせっかくですから、時間があるときにコツコツ見ていこうと思います。
by rio (2009-11-24 22:55) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、男子は監督・スタッフ・選手が謙虚にひたむきに進んでいけば、女子より早く世界トップの背中が見えてくると思います。

いまはまだ世界標準を身につけるべくがんばってる段階ですが、北京をホップ、ロンドンをステップとして、リオでジャンプしてもらいましょう!

ユキチのエアー袖まくり(笑)。ユキチは緊張するとユニのあちこちを触ったり引っ張ったりしてますよね。ゴリはよくデコの汗をふいてましたが、今大会ではあまり見られませんでした。荒木の右足踏みって、あの反復横跳びみたいなやつのことでしょうか?みんな何かしら面白いことをやってるんですね。
by rio (2009-11-24 23:02) 

to

rioさん、こんばんは。

ブラジル戦の最終セット、セットを取ることは出来ませんでしたが、終盤、流れは日本の方にありましたよね。1セット目は自由にスパイクを打たれまくっていましたが、セットが進むにつれてブラジルも自由に攻撃が出来ない状態になって。本当に微妙ですが、サーブがレシーバーの前に1歩、あるいは横に1歩ずれることでレシーブがボール1個または2個分ずれて、ブラジルの攻撃が遅れた分、日本のブロックが追従できていたのではないかと思います。終了後、選手たちは反省の弁を口にしていましたが、手応えはあったのではないでしょうか。

rioさんが型のことを述べられていたので、私の感じていることを一言。型にはめてしまう、というのはもちろん良くないことですが、一流になるには、まず型を極めなければならないと思います。超一流とは型を超えたところに存在しているのかもしれませんが、型から外れるにはまず型を理解して習熟していることは大事なことです。

ブラジルのセルジオがボケらったしていても、瞬時に適切な反応ができるのは揺るぎない基礎があってのこと。恐らく、その創造力でさえも身体にしみ込んだ型があってこそ生まれてくるものだと思います。それにしても、ブラジルのリベロは女子のファビもそうですが、集中力が桁外れですね。ネット際のボールでも後衛から、ヤマンバ・ザリニ(←気に入ってます)のごとく突っ込んでくる姿はプロ意識を感じます。

現時点で全日本男子は型を極めつつあるところまできているのではないでしょうか。ここまでの修練によって一流の仲間入りを仕掛けている段階です。そうは言っても、ここまで植田監督が就任して5年掛かっているんですよね。女子は型を身につけることがやっと始まった段階で、さてさてロンドンでどの辺りまで到達できるのか。

日本のバレーボールでは、どっかの時点から、この型を誤った捕らえ方をしてしまったのではないかと思うのです。バレーボールも時代とともに変わっていくのに、自分たちが体得した型が一番なんだと考えてその型を押し付ける(日本では政治家や大企業の経営者も同じかも...)。32年前は、ジャンプしてサーブするやつも、後衛でジャンプしてアタック打つやつもいなかった訳ですから、その時代の常識が今に当てはまる訳がありません。やっと、全日本男子は今の時代の型に追いついてきたんでしょうね。

しかし、女子に比べて男子は各国の実力が伯仲している厳しい状況で、この2戦で更なるレベルアップが必要であることも分かっているでしょう。来年の世界選手権で、今大会で見せた力が本物であることを証明して欲しいと思います。

by to (2009-11-24 23:17) 

子豚のこむぎ

rioさん、こんばんは。
rioさんの感想文を読ませて頂くと、来期の全日本男子にますますの魅力を感じてしまいます。この勢いを失わないよう、是非Vリーグで切磋琢磨をしてほしいです。

それにしてもあっぱれ・サンバ軍団でした(笑)
サンバコート内のボールの流れがスムーズで綺麗でした。解説の方達が女子にしても男子にしても、すぐに「0.なん秒」なんて口走っていますが、rioさんがおっしゃるようにテンポがあってこその「0.なん秒」なんでしょうね。

皆さんの声が届いたのか、霜降り君(笑)がピンサの時、ローテーション間違いに気づいたベンチのアタフタには、少しは学習したんだぁ~と思わず苦笑いをしましたけど…。

天下のrioさんを虜にしたフェロモン・ゴリ君は、ゴッツイ上半身に比べて下半身が細いですよね(←こむぎ観察) 素朴な疑問ですが、強靱な上半身を支えきれずブロックやレシーブの瞬時の移動が遅いって事はないんでしょうか?

最近やたらと筋肉が気になる私ですが、センター陣ももっと「ご飯」を沢山食べてボールに重さをつけて頂きたいです。

ps…
大きな声で「内緒事」をバラすと、2人のお嬢様がrioさんの後頭部めがけて、ダイレクトスパイクを打ち込みますわよ~(笑)勢い余ってボールがアウトになることをお祈りしておきますね(笑)

by 子豚のこむぎ (2009-11-25 00:13) 

あすか

キューバが、ボヨーン、ズドーンとすごいのは、なんとなくわかるのですが
ブラジルがしなやかで、レシーブひとつでも、ぜんぜん違うのはどうして
なのでしょう・・・。

日本はうまくはないので、さらにブラジルの攻撃がすごく見えて
しまいますよね・・・そこがrioさんのおっしゃるような”びびり”に
つながるのかな・・・と、私は思いました。

米山選手がブロックに対し、いろいろ対応できるのは、米山選手の
力もあると思いますが、身長がちょっと足りないから、最初から常に
ブロック相手に攻撃をしてきたから・・・ということもあるのかな・・・と
思いました。

女子は、ブロックのかわりに板のようなもので練習やってました・・・。
それじゃ上手くなるはずないと思うのですが・・・。

今の男子メンバーでは、週刊誌に載ったり、イモトに親に紹介したいとか
そういうことを、ペラペラしゃべってしまうある選手は、実はちょっと性格が
好きじゃないのですが、それでも応援しないわけにはいかないですが
とりあえず、その選手じゃなく、福澤選手と清水選手が中心になって
まとまってくれていることに、ほっとしています・・・。
(たぶん最初監督は、この選手中心でまとめるつもりだったと思うので)

越川選手のように、二人とも海外へいくか、ブラジルの選手のように
夏はビーチバレーをするとか、してほしいかな・・・と思います。

私は山本選手は絶対代表に入ってほしいと思っています、それが
こじれているので、監督は清水選手を外さないと言っていると勝手に
思うのですが、そうならば、あきらかに監督が間違っていると思います。
もちろん、どうしても古田選手でいくというなら、それもいいのかも
しれないですが・・・2mオポジットは必要かなと思います。
by あすか (2009-11-25 10:00) 

funny bunny

>rioさん
わかりやすい解説ありがとうございました!!
高い位置で直線的にチャンスを返せば、テンポが速くなりますもんね!!

佐野は…
四十肩…涙

おっしゃる通り、180㎝で小さいと嘆くのは贅沢ですよね笑
平均身長が低くても、工夫して面白いバレーを展開するのが学生スポーツの醍醐味ですしね。
こういう話をすると、春高バレーも楽しみになってきました。

インフルには気をつけて頑張ります!!
では失礼いたします。
by funny bunny (2009-11-25 12:24) 

めぐ

やっとブラジル戦のビデオを見終わりました。2セット目は本当に取りたかった。

川合の解説を聞いていてびっくりしたのですが、rioさんはじめ、ここのコメンテーターの皆さんも指摘している、リベロがオーバーでとること(しかもジャンプで)に対して、「相手の守備が整う前に攻撃するためにやっている」と言っていましたよね。
知っているんだ、と思ってしまいました。女子の解説をしている時に彼は一度も「チャンスボールをアンダーで取る地球一のリベロ」については触れませんでしたよね。
女子はしなくても良いとおもっているのでしょうか?

女子では「リベロがアタッカーにフォローされている場面」をよく見ますよね。
栗原や木村が、チャンスボールをアンダーで取ろうとしている佐野の前に出て、オーバーで処理するプレーを何度みたことか。
やはり、アタッカーにレシーブでフォローされるようなリベロではだめだと思いますね。

あ、そうだ、今日は男子の話です。
途中で入った井上が、飛び跳ねながら、「ムードを変えよう」と頑張ってましたね。田辺がどうこうではないですが、実際、井上が入ってから、ムードが変わった気がします。
今回のこのリベロの自由交代のルールは理解できないのですが、でも、このルールをうまく使ったな、と思いました。

今のブラジルとの差はそう大きくはないと思います。でも、そこを勝てないところが問題でもあるのですが・・・
とりあえず、ベストスコアラーを出さないチームにしたいところです。
by めぐ (2009-11-25 14:51) 

しっぽなし

rioさん、こんばんは。

キューバ戦とは違い、ブラジル戦は持ち直しましたね。選手たちもブラジルのプレーを目の当たりにするうちにやる気が出てきたんでしょうか(笑)

toさんのコメントで思い出したんですが、以前、中村勘三郎さんが何かの番組で「基本を極めず新しいことをやるのは形無しだ。基本を極めて初めて型破りになる」というような話をされていて(うろ覚えでスミマセン)なるほどな~と思っていたんですが、toさんの仰る通り型を極めつつあるんでしょうね。ただ、rioさんの感想文にあるように基礎的なプレーの精度がまだまだなんですよね…。

例えば、今大会2段トスの拙さはそう目立たなかったですが、単にリベロが処理すること増えたためにそう見えるんであって、他選手それぞれの技術が特に向上したわけではないと思うんですよね。うまくいっているときはそれでいいんですが、追いつめられるとやっぱりボロが出てしまう。

とは言え、宇佐美選手が我慢強くなったこと、石島選手が腐らなくなったこと、監督に成長の跡が見られること(←上から目線)は長い間の懸念材料だっただけにとても明るい材料ではないかと。なので、来年も期待して見守りたいと思います。

いや~、国際大会が終わるともう師走ですね…。
by しっぽなし (2009-11-25 20:21) 

rio

>toさん、「型」という言葉を使ったので誤解を招いたかもしれませんが、私が記事で書いたのは、ブラジルは「基礎に忠実なプレーはするけど、型にはまったプレーはしない」ということでした。

釈迦に説法ですが、広辞苑には、

型にはまる=世間一般の方式に従っていて、独創性・新鮮味がない
型にはめる=決まった枠をはめて個性や独創性をなくす

とあります。1970年代までは「個性」と「独創性」で世界の最先端を走っていた日本ですが、80年代以降は過去の栄光にこだわって「型にはめる」指導者が増え続け、選手たちが「型にはまる」プレーしかできなくなった結果、低迷を続けています。

余談ですが、女子で竹下や佐野が起用され続けているのも、指導者が型にはまったチーム作りしかできない(=指導者自身が型にはめられて育ってきているので、型にはまった発想しかできない)からだと思っています。率直に言うと、思考停止しているということになります。

男子に話を戻しますと、レシーブの個人技だけを比べると日本はブラジルに引けを取らないと思います。それだけ基礎はしっかりできています。なのに、ラリー中にあれだけの差が出るのは、型にはまったプレーばかりしてきたからだと思います。

田辺と福澤が一瞬お見合いしたときに、川合が「ブラジルではああいうプレーは見たことがない」と指摘していましたが、まさにその通り。3回以内にボールを返すということに集中したチーム作りをしていれば、目の前にボールがあるのに手足が止まる、なんてことはないはずなのです。

またしても余談ですが、↑この点でも現在は女子のほうがひどく、グラチャンで私が覚えているだけでも、完全なお見合いでボールが落ちたプレーが2回ほどありました。男子は田辺が気づいてボールに触っただけまだマシですね…。

このことと、勝ちパターンという意味での「型」はまた別物ですよね。ややこしいですが。勝ちパターンということでは、全日本は男女ともサーブが強くなってきましたから、意外や意外、サーブ&ブロックが勝ちパターンになる可能性が高いんですよね。

そこを意図的に強化している男子と、サーブ強化は成功しているのに竹下や170センチ台アタッカーを使い続ける女子のまぬけな感じと、10年ぐらいで立場が逆転するかもしれませんね。
by rio (2009-11-25 22:07) 

rio

>子豚のこむぎさん、Vリーグ…クセモノなんですよねえ。

Vリーグの全チームが世界標準のバレーをベースに、オリジナリティをとかしこんだバレーをやってくれればいいのですが。Vリーグにしか通用しないバレーをやっているケースが見受けられますよね。

↑この傾向がひどいのは女子ですが、男子でも毎年のようにベストスコアラーを日本がとってしまうのは、そのレベルでVリーグを勝ちぬけてしまうからだと思うんですよ。

ただでさえ日本開催が多くて、それだけ国際試合の経験が豊富なのに、Vリーグがいつまでも江戸時代のバレーをしているのはどういうわけなんでしょうか。。。

それはさておき、ゴリ清水は下半身ほそいですねえ。上半身がさらに強化されただけに、余計に下半身のきゃしゃな感じが目立ちます。低いところのレシーブでの動きがぎこちないのは、確かにそのせいなのかも。。。

ブロックについては、完全に判断が遅いですね。しかも位置が悪い。W杯07のころは「すごくへた」だったと思うんですが、それが2年たって「へた」ぐらいにはなってきた、というところでしょうか。来年までにはせめて「ちょっとへた」ぐらいまでにはレベルアップしてほしいです。
by rio (2009-11-25 22:22) 

rio

>あすかさん、ブラジルも全員がうまいわけではないですよね。

明らかにうまい!というプレーを続けていたのは、ジバ、ロドリゴ、セルジオのベテラントリオ。ただ、ブラジルには下手な選手がいないんですよね。すべてのプレーについて、一定のレベルに達しているのでバランスがいいんだと思います。

一方、日本は、記事に書いたように3枚ブロックの2枚がそろっていてもあと1枚がそろってなかったり、197センチがレシーブで崩されて185センチと交代せざるを得なかったり、200センチのセンターが筋力も技もなくて控えだったりと、なかなか「最低ラインの底上げ」が実現しません。そこがブラジルとの大きな差につながっているんだと思います。

あの板みたいなのを掲げてやるブロック練習、意味不明ですよね。板のような手の形をした人間がいるんでしょうか。台の上に人間を立たせて両手を挙げさせておいたほうがよっぽど練習になると思います。

山本は北京の直後から監督批判をブログで公言し、自分から代表拒否宣言をしたわけですから、もう選ばれることはないでしょう。こじれているとか、監督が間違っているとか、そういうレベルの話ではないと思います。
by rio (2009-11-25 22:34) 

rio

>funny bunnyさん、180センチといえば、前代表セッターの朝長と同じですから。元代表セッターで強気なトス回しで名を馳せた松田も180センチだったような。「ッ」と「ン」も似てますし(謎)。春高バレーのときには身も心も軽くなってますように。
by rio (2009-11-25 22:39) 

rio

>めぐさん、川合はリベロのジャンプパスについて、いきなりコメントを始めましたよね。これまで男女を通じていっっっっっかいも触れたことがなかったのに。

佐野はあれだけアタッカーにフォローされて、情けなくないんでしょうかねえ。向上心がなさそうですから、コート内にいるだけで満足なのかもしれませんね。

反対に、レシーブでムダにでしゃばる竹下は、今回のグラチャンでは山口に押しのけられた場面がありました。山口が突き飛ばすように竹下を押し出して自分が1stを取り、竹下にトスを上げさせたのです。

10年も代表セッターをやっていながら、いまだにその程度のことを自分で判断できない竹下…。でもきっと、ロンドンまで正セッターなんでしょうね。毒のため息がもれそうです。

そうでした。男子の話でした。ついうっかり。
日本とブラジルの差は、監督・スタッフも含めてあらゆる分野で少しずつあるんですよねえ。それを全部足し合わせると結構な差ではないかと(笑)。あと3年間でどこまで詰められるか、たのしみです。
by rio (2009-11-25 22:48) 

rio

>しっぽなしさん、日本は基礎的な技術はしっかりと身についていると思います。

ブロックやアタックの個人技で劣る選手はいますが、サーブやレシーブに関してはチーム内のでこぼこも相当解消されています。ただ、応用力が足りないんですよねえ。。。

「型にはまる」と記事に書いたのはそういう意味でして、言われたことを言われた通りにやってくればよかったバレーエリート君たちの前に、大きな壁がそびえ立っているんだと思います。

アメリカやブラジルのように、体格にも身体能力にもめぐまれた選手が米山のような技を当たり前のように身につけているのに比べ、高々190センチ前後の日本人選手はできないことが多すぎますよね。

でも、昔のやる気のない全日本男子とちがって、いまのチームには貪欲さを感じます。きっと試合を重ねるごとにうまくなっていくはず。

宇佐美や石島のメンタルの成長も大きいですね。植田監督にしても、扱いやすい朝長が引退し、一筋縄ではいかないやんちゃ坊主2人がW主演(笑)。自分自身が成長せざるを得ないですよね。必要は発明の母です(謎)。

来年の世界バレーは、またしてもイラン・エジプトとあたるうえに、因縁のイタリアも同組。いまから力が入ります(笑)。
by rio (2009-11-25 23:00) 

赤原

遅れながらrioさんが指摘されていたオーバーパスの大事さを目にすることができたので、それについて。

素人なので、当ブログを拝見させていただくまでは、TVのキャッチフレーズの通り、「地球ナンバー1リベロ」なんて呼んでいたと思うと、なんだかTVの魔法にかかるようで情けないです。
どうか皆さんを報道の魔法から解除してやってください(号泣)

オーバーパスはrioさんや皆さんも絶賛されいるように本当にすごいですよね。ほぼネットに垂直・・・。
日本側からするとため息しか出ませんね。
こちらの方が“地球ナンバー1リベロ”でしょうに(汗)

後、このグラチャンを放映したTV局(名称とか区別は知らん^^;)もなかなか印象いいですよね!
他のTV局と違って、‘キャッチフレーズ’は最小限にしようと努力した感があります。なんせ栗原が「絶対エース」と表示されいたのですから(笑)
試合カットもほぼありませんでしたし、四年前のグラチャンとは全然違います。

最後にですが、イモト男子のほうには全く出ていませんでしたよね。
なんていうかいろいろと男子女子に対応の温度差を感じてしまって、
悲しくなりました。
あの手抜きなメールもいらないよって思いましたね。

P.S.やはり爺やの解説を心待ちにしていたのに現れませんでした。
代わりの荻野さんは声低すぎて音量大大にしないと聞き取れないし、
近所迷惑orz
by 赤原 (2009-11-26 08:54) 

o-kun

こんにちは。

SUISさんのブログで紹介されていた『ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」』は面白かったですよ。

rioさんの記事のブラジルチームの「基礎的なプレーの精度、反射神経、チーム全員の状況判断の速さ、発想の柔軟性といったところで大きな差があることも実感…」について、これらがはぐくまれてくる理由の一端が理解できる内容となっています。

良く耳に心地いい言葉に「短所を改善するより、長所を伸ばす」という言葉があります。でもこれは皆さんもご指摘のように最低限の基礎の土台があっての話で、基礎の土台ができていないのに「短所の改善よりも云々」もないだろうと思いますね。それがまともな2段トスのできないMB(荒木のトスを見ると悲しくなります)や、レセプションに参加できないWS(一時期の栗原もそうかな、大山や坂下はレシーブなんてやってきていないのでしょうね…)や、オーバーでディグできないリベロ(でもこのリベロはサーカスプレーでは私も抜群だと思ってます)を産んでしまっている一つの要因になっているように思います。

今のトッププレーヤーたちはもう仕方ないですので、今の練習から意識して変えてもらうしかないと思いますが、10年後の日本が、世界のバレー階で2流どころか3流、4流に堕ちこまないためにも、ジュニア世代の強化方法、きちんと見直し、考えてほしいと思います。代表監督はともにブラジルを見習う(でも試合でのプレー内容のみの言及で強化部分ではないところがきになりますが…)と言ってますが、組織サイドもいろいろ見習うべきところは見習ってほしい姿勢を見せてほしいです。(バレー王国のつもりでいる上層部には無理な話なんでしょうがね…)
by o-kun (2009-11-28 10:25) 

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