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世界バレー女子・3位決定戦 日本、悲願のメダル獲得!!! [バレーボール]

すごい試合でしたねー!!3位決定戦のアメリカ戦、連日のフルセットを3-2(18-25、25-23、21-25、25-19、15-8)で制して、実力の銅メダル獲得です!!!生きている間に日本のメダルが見られるなんて[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)] 今日は時間配分を間違えなかったTBS。すべて放送されてなによりです。

開催国特権がたっぷり活かせる状況で、格上に一つも勝てないままの4位で終わったらかっこがつかなかったところ。そういう外野の声を封じ込めるすばらしい内容の試合でしたね。チーム全体で作戦を徹底し、場面ごとに一喜一憂せず、一つ一つセットを取っていく地道なバレー。はっきりと疲れが見えている動きでしたが、ほんとによく粘ったと思います。

第3セット序盤、モトコさんのコメントが印象的でした。
「戦わせてもらっているという時代もありましたけども、(今は)もう堂々と、対等に戦ってるという感じですよね」

大会を通じてストレート負けは1度もなく、ブラジルと互角、アメリカには勝ったわけですから、世界のバレーファンも納得でしょう。

マッカーチョン監督は、日本がずっと東京で試合をしていたことに対し、アメリカは日本国内の移動が多かったことを負け惜しみっぽくコメントしています。もちろん、そういう点での大変さはあったと思いますが、それよりもなによりも今回は日本の作戦勝ちだった、というところが重要だと思います。

これではっきりしましたね。今季の日本は、データ重視で仕掛けてくるチームには強い。相手の動きを正確に先読みして、サーブで攻め、ブロックとレシーブの連携でつなぐ。このパターンを大舞台で2試合続けて徹底できたことは大きな収穫だったと思います。

データ重視のマッカーチョン監督に、荒木・石田をぶつけた采配も当たりましたね。特に、疲労が目立つ江畑に代わって、レシーブができる石田が入ったことで試合の流れが一気に変わりました。守備ができるサイドアタッカー、という当たり前の存在がどれだけ大切か。江畑・迫田だけでなく、代表入りを目指す選手たちに改めてアピールできたんじゃないかと思います。

そんなすばらしい勝利のローテはこちら↓

    山本        江畑       山口
                              L勝った瞬間も脇を締めての
    竹下        木村       井上   ガッツポーズだった佐野
-----------------------------------------------------------
 アキンラデオ(MB)   トム     バーグ(S)

   フッカー       ラーソン   バウン(MB) Lシコラ

日本は全セットとも竹下が前衛ライトから始まる布陣。攻撃力ではいちばん弱いローテのはずですが、井上のブロックの出現率を高めたんでしょうか。

一方、アメリカは第4セットまでバーグサーブから始まるローテにしていましたが、第5セットはトムを1stサーブにする賭けに出ました。これが明暗をわけましたね。ここぞ!というときに決めるはずのトムが後衛からスタートし、唯一のブロックの穴になっているバーグが早々と前衛に上がってくるという。

日本は前日のブラジル戦の第5セットでサーブ順を変更した結果、相手のブロックに対応できなくなってしまって負けました。先に変化するということは、それだけ「やばい!」と思っているというメッセージにもなります。奇襲はあたれば大きな成果をもたらしますが、組みとめられたらサンドバッグ状態にされかねません。それでもマッカーチョン監督、ガマンし切れなかったんでしょうね。

<第1セット>

疲労感たっぷりの日本は動きが重く、アタックにも体重がのっていない深刻な立ち上がり。守備面でも、序盤だけで2回もタッチネットがあって、これはまずい…という雰囲気でした。

ただ、アメリカのサーブが予想外に緩く、きっちりサーブレシーブでいたため、序盤はなんとかシーソーゲームでついていったんですよね。

だがしかし。11-14とアメリカが走りかけ、タイムアウトを取った後のプレー。竹下は果敢に井上のAクイックを使いますが、これが完璧なトスだったにもかかわらずコースと切りすぎてアウト。ここから、江畑のレフト攻撃が拾われて戻ってきたチャンスボールで、いつものようにばたついて木村のバックアタックのフェイントがシャットアウト。続いて、Wクイックでライト側アンテナに走った山口が、ブロックアウトを狙うもパワー不足で決めきれず。日本は重ねてタイムアウトを取りますが、それでもサーブで崩されて江畑がシャットアウト。あっという間に11-18とされてしまいました。

↑この時点では正直、この疲れっぷりではだめかなあ…と思ってしまいました。

眞鍋監督はここで、井上に代えて荒木を投入。竹下はすかさず荒木のAクイックを使います。続くプレーでは、前衛に上がってきた山本にBクイック。2枚ブロックがついていたんですが、山本が間を抜いて13-18。竹下としては、やっと思い通りの組み立てのきっかけをつかんだという感じでした。

でもやっぱり、足が動かないんですねえ。。。2枚替えをしてもだめ。高さ以外は取り立ててすごいところのないフッカーの攻撃を、止められない上がらないカッパえびせん状態。見せ場だったのは、竹下が山本のBクイックをつかった布石を引き継いで、中道が山本Bおとりの木村のレフト平行を使ったところぐらいでしょうか。中道、仕事してます。いつでもばっちこい!です。

ただ、↑この時間差、山本のおとりから木村が打つまでの間がかなりあって、これが木村じゃなかったらどシャット、という場面でした。疲れ果てていた木村の入りが遅かったのか、中道のトスが遅かったのか。ここは修正ポイントでしょうね。

というわけで、サーブレシーブがきっちり返っているにもかかわらず、攻撃が単調で、センター線とサイド陣のシンクロ率がとても低い(=攻撃がばらばら)という、大会初日のポーランド戦のような状態でスタートしてしまったのでした。

<第2セット>

文字通りの“腑抜け”状態でプレーするだけで精一杯な感じの日本。第2セットもいきなり、山口の完璧なサーブレシーブからあがったBクイックを井上がアウトにしてしまいます。そこから一気に崩れ、ラリーでは木村がレフト攻撃をネットにかけ、井上もCワイドをネットにかけてお付き合い。江畑のバックアタックは簡単に拾われ、フッカーのライト攻撃を拾ってからの木村のレフト攻撃はアウト。あっという間に0-4の大差です。

ここで救世主=アキンラデオがいなかったら、メダルの行方は変わっていたかもしれません。前世はカンガルーだったアキンラデオですが、アンテナいっぱいまでのブロード攻撃を2本連続でストレートに打ち、大きくアウトにしてしまったんですね。

↑この場面、スローで観るとなかなか興味深いミスです。WGPのときのアキンラデオは、ブロードジャンプをしてからの空中での移動距離がびっくりするぐらい長かったんですが、トスとのタイミングを合わせられず、落ち際を打ってました。

ところが、このセットでは、ブロードジャンプの幅が以前より小さくなっていて、その分、最高到達点で打てるようになっていました。ただ、横移動の勢いが残ったまま真下に叩きつける打ち方をしているために、サイドラインのはるか外にボールが落ちるほどのミス。ストレートコースに佐野が入っていて、クロスはブロックでふさがれている状態ですが、日本のセンター陣ならインナーを狙って打つ場面でしょうね。この辺の経験値の低さに助けられた感じです。

アキンラデオのブロード攻撃をつぶしたことで、日本のブロックはかなり余裕が出てきました。サーブレシーブがバーグにきっちり返った場面では、セッターの前でのクイックを徹底マーク。アキンラデオのAクイックをことごとくワンタッチにかけて切り替えし、ついに17-14の場面でアキンラデオをタマスと交代させることに成功したんですね。これはでかい。

アキンラデオに対するバーグのトスは、グラスのトスよりも低くて速いんだと思います。遅いクイックでもいいからトスを高めにすればブロックの上から打てるのに。そこに気づかれなかったことが幸いでした。

とかなんとかアメリカのことを前座に書いてますが、ほんとの救世主は石田ですね。江畑のピンチサーバーで入って、いきなりライトからのバックアタック。続いて、トムのレフト攻撃を山口が上げて石田のセンターからのバックアタック。これは拾われてチャンスボールになりますが、石田が走りこんできて山本をカバーし、竹下に完璧に返球。そこから井上がノーマークでブロード攻撃で10-12

さらに、トムのレフト攻撃をワンタッチかけ、これまた石田が完璧にレシーブして井上のブロード攻撃で、あっという間に11-12の1点差。マッカーチョン監督はたまらずタイムアウトを取ったのですが、流れは完全に日本に来ていました。

タイムアウト明け、日本はトムをサーブで徹底的に狙って崩しにかかります。これが大当たりで、トムのレシーブのカバーに入ったシコラも一緒に崩れてくれたんですね。アメリカはどんどんムードが悪くなり[バッド(下向き矢印)]、一方、日本は竹下がトムを狙ってサービスエースを奪うなど急上昇[グッド(上向き矢印)]。一気に逆転して16-14、そしてアキンラデオの交代へとつながったのでした。

一度は20-20の同点に追いつかれたものの、疲れがない石田のフットワークが潤滑油となって守備陣がつながるようになったこと、そしてジャンプ力もスイングの速さも快調だったことが大きかったですね。

そして最終盤、木村のレフト攻撃がシャットアウトされて23-22となった場面。ブラジル戦では、第2セットの23-22の場面で見合ってしまい、23-23から延々と続くジュースの泥沼に引きずり込まれたのでした。

アメリカ戦でも、山口がサーブレシーブをミスして木村→レフト山口と上げるしかない状況。絶対絶命のなか、リバウンドを狙った山口の打球は垂直に落とされますが、佐野が手のひら一枚で拾い上げ、山口が相手ブロックとネットの隙間に押し込んで24-22自分のミスを自分で取り返し、セットポイントとしたのでした。ここで23-23にされていたら試合がどうなったかわからないだけに、山口は佐野に何か御礼を贈っておいたほうがいいんじゃないでしょうか。肩たたき券とか。

<第3セット>

石田がスタメンで迎えた第3セット。息を吹き返した日本は終盤までシーソーゲームで競り合いますが、石田がサーブをミスして18-20となった場面で、石田→井野の交代。この辺の采配=攻撃枚数を減らしてでもレシーブを重視するという消極的な戦略が、眞鍋監督の弱さではないかと感じています。

これより前に2枚替えで中道と栗原が入っていて前衛は3枚ですが、疲労の色が濃い木村と山本、それに本調子ではない栗原、なわけですよ。久々にトスを上げる中道に、前衛のこの3人だけでなんとかしろというのは無茶ぶりでしょう。

結局、木村のレフト攻撃を拾われてフッカーのライトバックアタック、というパターンを2連続で決められ、栗原がまだ前衛にいる段階で2枚替えを戻す羽目になりました。ということは、山口のバックアタックがないので、この時点での攻撃は木村と井上の前衛2枚です。ありえませんね。

サーブに下がった山本がきっちりくずし、チャンスボールが返ってきた場面、木村と井上しかないので、竹下は井上のブロード攻撃を使いますが、簡単に拾われてフッカーのライトバックアタック。24-19となった場面で、思い出したかのように、石田をコートに戻しましたがときすでに遅し、でした。

<第4セット>

あとがない日本は、スタメンで荒木を起用。これは大当たりでした。パワーがあり余っている荒木が、序盤から立て続けにセッターの前でのクイックを決め、Wクイックにも入ってアメリカのデータを混乱させることに成功。サービスエースも取るなど大活躍で、スタートダッシュに成功します。

ラーソンのレフト攻撃を山口が1枚でシャットアウトして14-9と点差を広げ、アメリカにタイムアウトを取らせて、これはもうフルセット勝負だろうと誰もが期待した(たぶん)場面。まさかというより“またか”のお見合い…。やらかしますねえ。。。

フッカーのライト攻撃を竹下が高く上げ、動けるのは佐野、木村、山口の3人。山口はすでにライトに開いていたわけですが、なぜか佐野と木村が手を叩いて山口に取れ!と指示しています。え?わたし??という表情の山口。そりゃびっくりするでしょう。

取りに行くべきだったのは、どう考えても佐野でしょう。ボールが上がったのはアタックラインの外側なんだから、佐野が素早くボールの下に入って、ジャンプトスで山口か木村に上げればいいんですよ。シンバル持ったサルのおもちゃみたいに手を叩いてるヒマがあったら足を動かせ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)] オーバーハンドでトスを上げる意識がまったくないからこういうことになるんですよね。この1点で負けたらどうするつもりだったんでしょうか。

そもそも、リベロのくせに攻撃に開いているアタッカーをレシーブに呼ぶということが信じられません。間に合いそうにないならまだしも、竹下はボールをあえてコート中央に高くあげているわけですよ。いくらスパイクレシーブが良くても、このリベロでは、日本は次のステージに進めないと思います。山口は、佐野に肩たたき券を贈ったあと、思い切りひっぱたいてやればいいと思います。

チームのムードが一気にさがりそうな最悪のミスでしたが、竹下が荒木・山口のXプレーで山口に決めさせて落ち着かせ、荒木がサービスエースをとって16-10としたことで、なんとか持ち直しました。点差に余裕があったことに救われました。

これ以降は順調にサイドアウトを重ね23-14まで走ります。フルセットが見えた!と思って気が抜けたのか、ここから急にガタガタしましたが、立て続けにタイムアウトをとってしのぎ、25-19で取ったのでした。

<第5セット>

ローテを動かしてトムのサーブから始めたアメリカ。狙い通りにブレイクされて0-1とされ、後を追いかけるスタートにされてしまいます。だがしかし、木村が2連続サービスエースを奪って5-3と逆にリード。この辺がほんと大黒柱ですね。アメリカはたまらずタイムアウトを取りました。

しかし、2点差を握ったらもう日本ペースです。点差をキープしたまま終盤にもつれこみ、11-8の場面、ここでアメリカは、これまで1度も使ってなかったバウン/フッカーのXプレーを仕掛けたんですね。ライトからセンターに走りこんできたフッカーが、クロス側に跳んだ荒木の1枚ブロックを避け過ぎてアウト!!!これが決定打となりました。

この局面で、経験の浅いフッカーにこの試合の攻撃をさせる度胸はすごいと思いますが、決まったとしても11-9の2点差は変わらない状況です。マッカーチョン監督から指示が出ていたのかもしれませんが、大きなリスクを負ってまで仕掛けるべきところだったのかどうか謎ですね。

アメリカはまたしてもタイムアウトをとらざるをえず、その間の日本の指示は、フッカーにブロック2枚(木村と荒木)、レフトのラーソンに1枚(山口)。ところが、アメリカはまたXプレーを仕掛け、今後はバウンのCワイドを打たせたんですね。フッカーをずっとマークしていた木村の前に、バウンがわざわざ走りこんできて打ったわけで完璧にシャットアウト!!!アメリカの心が折れた音が響き渡った瞬間でした。

絶好調に盛り上がった日本は、ラーソンのレフト攻撃を2回連続で拾って切り返し、最後はトムがラーソンへの2段トスをミスったために、ラーソンはアタックをネットにかけて吉本新喜劇ばりの大コケ。

最後は、竹下がサーブでラーソンを崩し、フッカーのライトオープンを竹下が上げ、佐野がお約束のアンダーで木村に上げてブロックアウト。15-8で銅メダルをもぎとったのでした(祝)


いやいやほんとによく戦いました。WGPの決勝でストレート負けした相手だけに、ここできっちり叩いたことは大きいですね。ただ、両チームともまだまだ発展途上。ここからの取り組みが、世界トップへの第一歩。ただ、世界バレー2006で優勝したロシアが、北京五輪で惨敗したのも記憶に新しいところ。ここをピークにして守りに入ってしまってはどうしようもありません。課題をどう克服するのか、新しい戦力が登場するのか、期待して見守りたいと思います。


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やす

日本が強くなってるのでしょうか?それとも相手が弱くなってるのか、判断しきれません。(外国チームの焦点はあくまでオリンピックなので...)

ただ、それなりに高さのあるプレーヤー個人の技術がアップしてきたからの結果かなと思ってます。
今後はこのチームに松浦や宮下が主軸となって高さが加わった、さらに強い日本を見たいです。

by やす (2010-11-15 02:50) 

バレー馬鹿

この試合現地で見ました。佐野木村山口のお見合いシーンですが、あれは敢えて竹下は山口に取らせるようにレシーブを上げてました。上げたあと「ユメ!」と声も出してます。もしあれがコントロール付いてないたまたま上がったボールなら佐野か木村がたぶん取りに行ってたと思います。
競った場面でしたし、佐野のアンダーより山口のオーバートスを期待しての山口へのパスだったと思いますが、あの場面でいきなり約束事を破る竹下の単独行動に衝撃でした。佐野も木村も竹下の「ユメ!」の一言で足が止まり、2人とも山口を見守るしかありませんでした。さすがの山口もそりゃ「なんで私?」になりますよね。
原因はオーバーで上げられない佐野と、あの場面で佐野を信じきれなかった竹下のベテランコンビにあると思います。

突然長文失礼しました。
by バレー馬鹿 (2010-11-15 03:12) 

ダゴ

いやー嬉しいですね。生きている間に世界選手権でメダル獲得の試合を見れるなんて思ってもいませんでした。

ほんとに1セットと2セット目出だしとかだけ見ると、選手の疲れも見え見えでこれはストレート負けか?なんて思ってましたが、いやいや。

カンガルーアキンラディオ選手のそんなミスは、多分ネットのつながりが一時悪くなったところで見れませんでしたが、確かに彼女の良さは移動速度だったり、打点の高さだったりするところなので、グラスのほうがあっているのかもしれませんね。バーグ(イタリアリーグが長引いて)のWGP後の練習合宿参加っていうところのツケがここに出てきたのでしょうか?

前回コメントした、2枚替えをこの試合ではしていましたが、rioさんのご指摘のとおり、辛い感じでしたね。簡単ではないんだなーと納得していました。

にしても、石田選手よくやりましたよね。この最後の試合にきて試合の途中とはいえセットスタメンであれだけやってくれたというのは。確か迫田選手と準決からベンチメンバーで入れ替わったんですよね?昨日のピンサ登場もこの布石だったのでしょうか?彼女としてはモチベーションも高まったでしょうし、心の準備もできたといえばそうなのかな?と思っちゃいました。

(パワー有り余っている・笑)荒木選手の活躍も良かったですね。あれは、確かにベンチの指示でしょうね。セッター前でのクイックだしてましたもんね。データバレーのアメリカチームには嫌な感じですよね、荒木・石田両選手のあの動きは。しかも、ダブルブロードはことごとく(懸命に囮として走り飛ぶ)荒木選手にブロックが付いて、その外に走りこむ山口選手にはノーブロックで(ブロックを既に荒木選手へ飛んでしまった)ラーソン選手とか「ギャー」とか叫んでましたね。気持よかったし、面白かったです。その叫びが場内に響き渡って聞こえて。

あと、井上選手強打できるんじゃないですか!ビックリしました。アメリカデータバレーはますます混乱ですね。というか、自分で驚いただけですけど。

サーブでトムを狙って成功したというのがやっぱりアメリカチームを潰すのには今大会は特に有効でしたね。トムの調子の悪さもだし、チーム内の一匹狼的なところもあるし。ツボをついたのでチームの雰囲気は落ちる一方ですしね。フッカーとトム喋ってなかったなー。アメリカバレーファンの間では、もちろんこの(目にもくれずに見下してきた)日本チームに敗戦なんてショックなんだろうけど、トムやスコラのサービスレセプションが悪いので「ニコール・デービス(もう一人のリベロ)はどこに行った???怪我してんのか??」なんて試合中バレーファンサイトでラーソン並に叫んでいる人もいました。

それにしても、今大会のサーブ良かったですね。特に最後の2試合。栗原選手のジャンサも追いつけませんでしたけど、良かったですしね。

アメリカのサービスレセプションは調子が出ないままこの試合は負けてしまってましたしね。でもスパイクレシーブはお前は中国か?なんてと思わせるようなディグの嵐でしたけど。

眞鍋監督はタイムアウトで具体的な指示をしていましたね。あーゆーのは選手は心強いと思いますよ。しかもそれがバッチリ当たるという経験をすることは。監督だけじゃないんでしょうね。やっぱりその下にいるデータ収集分析を今大会上手く使えたというのは、今後の糧になっていくことだと思います。

とにかく、おめでとう、日本チームですね。



by ダゴ (2010-11-15 03:36) 

猫田家

24カ国が参加しての国際大会。しかも、三大大会のひとつで胴メダルを獲得できたことは日本バレー界にとって快挙です。大変喜ばしいことです。

米国マッカーチュン監督の言葉は「日本の他都市と比べて、東京というアウェーに近い場所で勝つのは大変だ。」という趣旨だと思います。「我々は長野~名古屋への移動で振り回されて・・・」という意味ではありません。 そんなに移動距離は長くないし、冬季五輪を開催して米国でも有名な街です。 また2日間の休養日数をちゃんと取っているし問題ありませんよ。あまり神経過敏に考えないほうがいいですよ。

夏季五輪、W杯、世界選手権。 三大大会で3位以内に入ることは大変なことです。今日は全日本女子を褒めてやりたいですね。
by 猫田家 (2010-11-15 11:37) 

バレー大好き中年

今回の大会を通じて感じるのは、やはり江畑の凄さです。
予選ラウンドのセルビア戦を生で観戦しましたが、ブロックを見て打っているのがよくわかりました。
スピードがある平行とストは言え、常にブロックがついてる場面で、
これだけ決める事ができるのは凄いと言わざるを得ません。
初めて江畑が入っているのを見たときには「なんでこの選手が?」と思いましたが、これだけの大活躍を見せ付けられると「なるほど」と感心しました。
今回のブラジル戦もマークされている中での大活躍です。
さらなる飛翔を期待したいと思いますが、チャレンジリーグという一段レベルが劣る環境にいる事が残念ですね。
by バレー大好き中年 (2010-11-15 11:57) 

まりふぁな

勝っちゃいましたね~(・∀・)
ぶっちゃけ第5で10点取るまで勝てると信じてなかったっすw
よくぞあの序盤のどよどよな空気から盛り返したもんです。あっぱれ♪

しかし今回「基幹世代交代ナシ+チビっこ大集合♪」な布陣で
まがりなりにも結果出しちゃったのは長期的に見てどぉなんかな~?って
ついつい思ってしまいますねぇ。
「これで間違いないっ(`・ω・´)」とかヘンな自信持たれると困ります↓

ま~でも全日本が普通に大型化してったら「…やっぱチビはダメなのね↓」と
体格的にチビなチビっこ達がバレーやんなくなっちゃうと協会的に困るんで
「アピール要員」としての召集って意味もあるんでしょね、こぉいうのは。

なんにしろ今回まがりなりにもメダル獲ったことやし、もぉええ加減
TV局も「ドンキホーテ的負け犬キャラ」扱いはヤメてもらわな困りますな。
てか毎度「勝てないコトへの免罪符」をこれ見よがしに見せびらかしてちゃ
勝つにせよ負けるにせよ、いい方向へは進めへんと思いますね~。

ところで、ほんの1年ほど前に決まったはずの「ヒノトリニッポン」とかって
愛称はいったいどこに逝ったんすかね~???  …いや、いらんけどw

by まりふぁな (2010-11-15 13:33) 

ふみふみ

良かったです。世界バレーでメダルを取れるなんて思ってませんでした。
ホント嬉しくて、夜中に録画をもう一度見直すくらい。

相変わらず、お見合いしたりしていて「えええ???(>_<)」って場面が多かったので、最後まで勝てる!と確信できませんでした。

木村の気迫、集中力、素晴らしかったですね。
本当にかっこよかった。石田も良かったし。。

今朝、朝ズバに選手の面々が出演していましたが、竹下が居ませんでした。どうしちゃったのかな。

ロンドンまでにいろいろ修正してオリンピックでもメダルを取って欲しいです。
by ふみふみ (2010-11-15 13:48) 

★いさおみ

確かに何であろうと全日本女子が銅メダルを獲得したコトに対しては『素直に喜ばないといけない』と思っています。が…しかし、僕はソノ瞬間に湧き上がった感情は『喜び』ではなく『哀しみ』でした。僕は眞鍋政義監督に対しては今日まで常に『アンチの立場』を取ってきました。竹下佳江選手に対しても同じです。『一番嫌いな女子バレー監督』が率いるチームが『(現状において)一番最高に良い結果を出した』コトが僕にとっては本当に哀しい以外に出てくる言葉がありません。そして眞鍋全日本女子の銅メダル獲得が決定したソノ瞬間に僕は女子バレーファンの中で『異端』または『野党』の立場となってしまった感じがします…というよりも『仲間外れ』か『村八分』になってしまった。何だか自分自身の女子バレーに対する考え方や理想を『完全否定』された気分です。しかし村八分の野党になった(気分でいる)現在の僕が今思っているコトとして…このままJVA(日本バレーボール協会)を中心とした日本女子バレー界全体が『ナアナア』のムードにならないか非常に心配です。特にVリーグとの協力関係は現在以上の『進化・発展』が必要不可欠だと思っています。ソウイウ状態になった現在のバレー界で『馴れ合い』や『事なかれ』で解決する体質が未だに残っているコトが大いに不安です。そしてコレからは世界バレーで更に増えたであろう新しい女子バレーファン達を女子バレー界全体が大事にしないといけないと僕は思います。コレ以上、一過性の『ニワカファン』や僕のような『ヒネクレ女子バレーファン』を出さずに女子バレーファンを大切に考えてくれる女子バレー界であって欲しいと切に願っています。
by ★いさおみ (2010-11-15 13:51) 

yoro

いつも楽しく拝見させていただいてます。
開催国の利点があるとはいえ銅メダルはうれしいことです。

今大会で感じた事は、まず苦手なことはとことんやらない姿勢です。
ブロックは完成度の低いまま。セッターが、スパイクレシーブをとったときの佐野選手のアンダーハンドトス。これでは、アタッカーは打ちにくいです。
また、苦しい場面で、決めきれないエースの不在。中国やロシアみたいに、大きな選手が、苦しいときにバンバンブロックの上をぬく、重くて破壊力のあるスパイクを打つ選手が出てきたらうれしいです。


by yoro (2010-11-15 14:04) 

M

こんにちは。
生きている間に日本のメダルが見られるなんて

本当ですね!!シドニー敗退からバレー見始めた&部活入った私としては、すごく感慨深いです。。ウゥッ・・。

今回、交替要員が(今までに比べて)豊富だったのが一つのキーポイントですね。

只、皆さんおっしゃってますが、これで協会やら関係者が胡座かきやがることになのは非っっ常ーーにまずいので、向上心を持って、しっかりみっちりやっていただきたいですね。怒ったり笑ったりしながら、その辺含め応援していきたいです。

by M (2010-11-15 14:16) 

forte

銅メダルおめでと~ですねw
私も1,2セットの流れを見て、今日は無理かなぁーと思っていましたが、石田、荒木と、控えのメンバーがよくやってくれました♪
まず柳本体制ではありえない展開ですよね!
さてさて。ロンドン五輪まで2年をきりましたが、私は真鍋監督がこの良いとこ悪いとこ混ざった銅メダル獲得で覚悟を決め、ブロックに弊害のでない控えセッターとセッティング技術のあるリベロ育成に、本格的に手をつけだすことを信じています。
レセプションに入れるサイドアタッカーは、今回控えだった栗原や石田、イタリアリーグへ行った狩野など他のVの選手なども刺激を受けているでしょうから、きっと大丈夫でしょう!
所属チームも協力しろよですね☆
by forte (2010-11-15 15:25) 

エレア

rioさんこんにちは。
全日本、メダル獲得できて良かったですね。あと、ロシアも、2連覇おめでとう(祝)。
アメリカ相手に最後までくらいついていった日本に感動!!しました。
マッカーチョン監督は石田が入って以降ずっと、しきりにデータの確認を取っていたようで、そっちも印象的でした。でもアメリカは結局、対応しきれなかった、という事なのでしょうかね。
rioさんも書かれていたように、アメリカのサーブは緩かったですよね。あのサーブがもっとキレがあって強かったら、日本はきっとついていけなかったでしょうね。
今回の試合の石田の活躍を観て、なんでいつも12人から外されてるんだろう・・・なんて思っちゃいました。まあ、それまでは江畑、迫田の調子が良かったからかなあ・・・と単純に考えているのですが。今後、江畑たちが石田とポジション争いするのなら、石田くらいか、石田以上にレシーブが大丈夫なスパイカーにならないときついんじゃないでしょうか。
石田もまた、江畑や迫田とお互いに意識し合いながらロンドン五輪まで成長していってほしいと思っています。


by エレア (2010-11-15 15:25) 

76

準決勝のブラジル戦で力を使い切ってしまって、アメリカ戦ではぼろ負けしてしまうだろうと思っていたのですが、勝っちゃいましたね~~
第2次ラウンドまでの試合はポーランド戦以降特に盛り上がれる試合がなかったので28年ぶりのベスト4でも今大会は微妙だったな、となるところでしたが、ブラジル戦、アメリカ戦でなんと今大会のピーク状態をもってきてしまうとは思いませんでした。特にこの2戦で山本、井上がそんなに決まっていないがクイックに積極的に入るようになったことに感動しました。(ホントは当たり前にやらなければいけないことなんですけどね...)あとは、打数は多くないにしても山口がハイセットを積極的に打ったり2次ラウンドのふがいなさがなくなり、かなり強気になったのもよかったです。決定率は高くはないですけどチームの雰囲気をよくしていると思うし、来年につながるプレーだと思います。石田と荒木の途中から入っていい仕事しましたね。
木村選手も明らかに疲れているのがうかがえる状態でしたし、アメリカチームがスパイクコースに徹底的に入ってスパイク拾ってもその上を行く頭を使ったプレーで点をとっていったところはさすがでした。でも今大会スパイク打数、サーブ受数ともに全チーム中1位でしたね。この負担は尋常じゃないです。

とにかく32年ぶりのメダルはホントにすごいことだと思います。
だけれども今回はチームとしての問題も多く見えたと思います。佐野のオーバーハンドや、レセプションが出来るウィングスパイカーの不足やセンターのクイック、ライトからのバックアタックなどなど、あとは監督も最終戦はよかったですが、だめなときも多々あったので来年はこういうところを見直していって、もっと強いチームを作っていってほしいです。決してこの勝利は低いバレーをやったことで勝ったわけではないことも気づいてほしいです。

あと、日本が勝っていい気分で深夜の決勝(ブラジル対ロシア)を見ようと思ったのですが、2~4セットはカットばっか、CMばっかで、流れがいまいち分からないときに第5セットに突入したのでいまいちテンションあがらない試合観戦になってしまいました。日本戦じゃないからって手抜き編集にはがっかりです。
by 76 (2010-11-15 17:35) 

eigo

ほんとに選手みなさんにおめでとうと言いたいですね!
木村選手はお疲れでしょう。彼女のがんばりがないと絶対勝てていない試合でした。ほんとに頭が下がります。感謝感謝です。


ぼくはメダルは無理だと正直思っていました。なにせ何度も何度も期待して駄目だったパターンが多すぎたので。
でも有言実行してくれた。そして監督が選手を信頼し、選手も監督を信頼し、選手にしっかり指示してそれをプレーに表すことができる選手は素晴らしい。

そして今大会はストレート負けがなかったこと。これも評価したい。しっかり相手を研究してチームで一戦一戦挑んでいる結果です。
ブラジル、アメリカ、ロシアなどの強豪にも、自分たちがやることをちゃんとすればいい試合ができることを選手も感じたんではないでしょうか。
おそらく対戦相手がどこだからという理由で緊張したりすることはなくなると思います。

山口選手もかなりがんばっていましたが、この選手は二枚替えで重宝するタイプではないかと。いかんせんサーブが弱く、ハイセットが打ちにくそう。
流れを変える意味でも来季はそういう扱いを期待します。
佐野選手のアンダーは荒木田さんをはじめ、本人たちも十分わかっている様子なので(スポナビコラム)海外を経験する佐野選手にさらなる期待をしましょう!(笑)

流れを変えた、石田、荒木選手を起用した監督も良かったと思います。批判は多いですが、ipadいじってる姿も、個人的には嫌いではないです。アメリカ戦もちらっと、竹下選手にトスワークを変えるような指示をかけたのも聞こえました。スタッフ、選手みんなの勝利ですね!
by eigo (2010-11-15 19:21) 

FB

初めてコメいたします。ともかくメダル奪取で良かったですね。振り返ってみると、やはり全般的にサーブに助けられましたね。あと井上のブロックが大きかったかなと。競争原理で江畑の上達ってのもあるのかなとは思いますが、MBがしっかり囮で相手をひきつけているからこそってこともあるので。でも当初よりかなり上手くなったと思います。

しかし今後はというと?です。当初から竹下問題がありました。竹下が前衛の時は2枚替え策で少しごまかしましたが、基本初めから捨ててるわけですから。でも今大会、竹下の貢献度は高かったと思うんですね。明らかにレセプションが悪くなってきている中、右に左に体を張ってセットしてましたし、ディグもかなり助けられた。竹下がファーストボールを受けることに対して異議を唱える人もいるようですが、それはムリってものだと思うので。つまり、竹下の高貢献度でのメダルは、逆にいえば竹下をやっぱり外せないってことにもなるわけで。セッター問題は切羽詰ってます。セッターがいないですな。

あと竹下がファーストボールを受けた後、リベロがセットするべきですね。特にオーバーでセットできない人は代表に呼んじゃダメです。有望なセッターがいれば竹下はリベロがいいんです。セッターリベロ問題が今後の大きな重荷になるなと思ってます。

竹下抜きでも高さがないチームは、コンビとスピードを求めるしかないので、現在の方向性は正しいと思いますが、カメレオン眞鍋がどうするかってところでしょうか。
by FB (2010-11-15 19:46) 

rio

>やすさん、たぶんそのどちらもですね。

今大会の決勝・ロシアVSブラジルはどちらも、ほぼ北京組です。メンバーを変えずに戦っているので安定して強くて当然なんですね。

一方、準決勝の日本VSアメリカはどちらも世代交代の途中です。なので、今回の結果=真の実力とは言えないところがあります。ここから一気におお化けするかもしれませんし、つまずいてしぼんでしまうかもしれません。

ということで、ここから日本が一花咲かせるためには、勢いをしぼませないよう、文字通りの全日本体制で支援することが大事ですよね。
by rio (2010-11-15 21:44) 

rio

>バレー馬鹿さん、なんと!!!竹下の指示だったんですか???

ありえない…というか許せない…。単独行動ですし、越権行為ですよね。キャプテンでもなければリベロでもなく、あの場面では1レシーバーでしかない竹下が、なの権限でアタックに開いている山口に指示したんでしょうか。

佐野がシコラのようにオーバーハンドで普通にトスを上げられるなら起こらなかったミスですから、佐野は不要、という考え方には変わりありません。

ただそれ以上に、チームの指揮系統が乱れていることに衝撃です。これまでの数々のお見合いも、指揮系統が乱れていることが原因だとしたら…。
by rio (2010-11-15 21:51) 

SON

昨日、当日券を求めて観戦し、「歴史的瞬間」をナマで見ることができ、ホントによかったです。現場に行くことで、初めてバレーを観たときの「純粋に楽しい」というキモチをできるだけ思い出すようにしています。テレビ観戦だとどうしても細かいチェックをしてしまうので・・。
表彰式で、ロシアの主将にインタビューしたあとに、銅メダルの日本チームのメンバー全員に一言ずつ・・という場面があり、「これは違うんじゃない?」という感じでした。そのときは11時を回ったところでした。
その後、ブレイクの時間についてわかりましたか。ちなみに昨日はブレイクが「10分」でした。
by SON (2010-11-15 21:52) 

rio

>ダゴさん、想像するに、ダゴさん情報がネットを通じて日本バレー界を駆け巡った結果、トム封じに成功したんじゃないでしょうか(笑)

バーグのAクイックのトスは、アキンラデオには低くて速すぎるんでしょうね。WGPのときのグラスは、高くてゆっくりしたトスを上げていましたから、すごく高いところからコート奥に打っていました。今回、あれだけワンタッチをとられるなんて、本人としてもびっくりだったでしょうね。

石田の投入ですが、江畑の疲労がピークに達しているような状態だったんでしょうね。しかし、迫田だとサーブレシーブができません。ロシア戦で木村に代えて井野を出さざるをえない状況に追い込まれて、初めて気づいたんでしょう(遅)

ラーソンのあの叫び声は笑いました。ラーソンって典型的なWASP顔ですよね。それがカリビアンみたいに叫ぶんだから、かなりのやられた!感だったんでしょうね。

井上は意識的に強打をするように心がけているようですが、まだまだです。決まった打球は強いように見えますが、レシーバーの手にあたれば上がってしまう程度なんですよ。

荒木だと、レシーバーが真正面に入っていても横にはじいてしまうぐらいの強さがあります。アメリカ戦でも、2枚ブロックの間に強引にぶちこんで決めてましたよね。あれぐらいにならないと、アメリカや中国の固い守備は崩せないと思います。

アメリカ戦は、トムが特にいいところでミスってましたよね(笑)。数字だけでみると大崩れした感じではないんですが、明らかにチームのムードを悪くしてました。「また、ローガン???」みたいな感じで。シコラがカバーしてミスり、トムがムキになって自分で取りにいってミスり、いいところなかったですね。

あのマッカーチョン監督が、日本での移動が多かったことを言い訳にするんだから、相当悔しかったんでしょうね。山口のフェイントがホールディングを取られなかったことも不満なんでしょう(ええ、たしかに、あれはホールディングでした)。

岡山シーガルズはいい加減にホールディングバレーをやめないと、そのうち痛い目をみるような気がします。

なにはともあれ銅メダル。長生きはするものですね!
by rio (2010-11-15 22:10) 

rio

>猫田家さん、マッカーチョン監督は「ぼくらには日本のいろんな都市を訪問する“特権”があって、それってやっぱり、NYでプレーすることとはちょっと違って難しかったんだよね」って言ってますよね。悔しさをアメリカンジョークに交えて表現してるんだと思いますがどうでしょう。

彼らにとって、東京=完全にアウェーですから、「東京というアウェーに近い場所」というのはちょっと変かなと思います。

ブラジルと互角、アメリカには勝ったわけですから、これからは世界のマークがきつくなるでしょうね。W杯2011では、日本に連敗しているイタリアなども含め、日本包囲網が敷かれるかもしれません。ここからが正念場ですね。
by rio (2010-11-15 22:20) 

rio

>バレー大好き中年さん、江畑はあの若さでこれだけ大活躍したわけですから、Vリーグのチームが食指を伸ばすかもしれませんね。

ただ、江畑がこのまま全日本に定着するとは思えません。江畑程度の身長で、江畑ぐらいの攻撃力のある選手は、これまで何人もいますよね。太る前の高橋(み)や成田もそうですし、ビーチに行った佐伯、その前の世代の中村などなど、いずれも170センチ台半ば以下です。

しかも、彼女たちはレシーブ力やつなぎのうまさを兼ね備えていて、いずれも守備のスペシャリストとして代表入りしていました。

いくら高身長選手が少ない日本とはいえ、少なくとも高橋(み)までは、守備力のない170センチ台が代表に呼ばれることはなかったんですよね。

木村は文句一つ言わずに戦っていますが、サーブレシーブ陣がオーバーハンドの使えない佐野と本職ではなくしかもライトポジションの山口なので、相当きつかったと思います。

ということで、江畑・迫田のがんばりは認めつつ、あえて、「代表には、守備ができない170センチ台の居場所はないよ!」と厳しいことを言ってやりたいと思っています。
by rio (2010-11-15 22:29) 

aw

アンチ日本の自分としても今回はビックリしました。アリーナ席取っていたのでアメリカに日本がやられるのを期待して行ったら、まさかまさかで勝っちゃったみたいな。
32年ぶりのメダル獲得の瞬間に立ち会うとういまさかの誤算でした(笑)
確かに、アキンラディウォのブロードが2連続でミスでこれは・・・と思いました。さらに、トムの不調っていう追い討ち。なかなかアメリカも厳しい状況だったかな。


個人的にはなんでバーグを使ったかが疑問でした。今まで、若手で大型のグラスを使い続けてきたのに(多分)。バーグ先発で無難に勝ち行ったのかなーとも思えますが、どーなんでしょう?


決勝はロシア2連覇で嬉しい限りです。負けたブラジルのギマラエス監督が「第5セットで主審のジャッジミスがあった。なぜ、開催国の日本人ではなく韓国人の審判なんだ。」って会見で言ってたみたいです。そんな、無茶苦茶なって思っちゃいました。確かに、あのシェイラのバックアタックは微妙な感じでしたが明らかな誤審ってわけでもないと思いますけどね・・・。それだけ、悔しかったんでしょうね。
まぁ、ブラジルは余計ロシアがトラウマになりそうですね(笑)



なんだかんだ、日本も頑張ったと思うしこれまでに比べたら随分きちんとしてるチームだなとは思います。でも、なんか素直に凄いとは思えない自分がいますね。開催国特権で優遇されまくってたのは確かなわけで。
ブラジルにフルセット、アメリカに勝って銅メダル・・・、うーんやっぱ凄いのか。

ただ、これでロンドン五輪まで竹下で行く方向性で固まってしまったんじゃないかと。




by aw (2010-11-15 22:43) 

rio

>まりふぁなさん、私も最後の最後までほんまかいな?と思ってました。なんせ、木村がほとんどジャンプできてませんでしたからねえ。。。

「これで間違いない」と思ってしまったとしたら、日本バレー界は完全に脳死判定ですね。

日本社会って、ちょっと結果が出たり外国帰りだったり、なにか人と違うことをするとハクがついて、にわかカリスマになりますよね。で、にわかカリスマが失敗すると手のひらを返してバッシングするという。

すぐ好きになる人はすぐ嫌いになる。←これ、私の持論です。眞鍋監督はこれで一気にハクがついたでしょうが、ここがピークならあとは落ちるだけ。それぐらいの危機感を持ち続けてほしいと思ってます。

世界トップは各国から研究されまくりながらも安定して勝ち続けているからこその世界トップなわけで、日本がこれからどこまで行けるか、楽しみ半分、不安半分ですね。

そういえば、火の鳥ニッポンってTBSもあまり使ってなかったですよねwww。ブロガーやツイッターに無視されるような“愛称”は、本当の愛じゃないんだと思います(謎)
by rio (2010-11-15 22:47) 

rio

>ふみふみさん、録画をDVDに焼いてとっておくか、それとも、またすぐ次のメダルを取る!ということを信じて思い切りよく消してしまうか、考え中です。

朝ズバに竹下だけ不在…どうしたんでしょうね。プロ選手なので、竹下のスポンサーと番組のCMとの間の微妙な三角関係があったんでしょうか…ってそんなわけないですね。緊張がとけてぶっ倒れたのかな。

とにかく、次の山場はW杯ですね。W杯は総あたりなので、世界バレーほどには開催国特権が効きません。W杯のメダルにはもれなく五輪出場権がついてくるので、ここで取れれば五輪でのメダルの可能性がかなり高まります。そこまでいかなくても、ライバルの中国をぜひ叩いておきたいところです。
by rio (2010-11-15 22:52) 

rio

>★いさおみさん、なんですかその引退宣言のような悲しいコメント(^^;

「野党」上等じゃないですか。私は、柳本時代は与党内の抵抗勢力でしたが、眞鍋時代はいまのところ健全野党です。自分で健全って言うな、って感じですが(笑)

このブログを始めた当初は、竹下を批判しては非難ごうごう、男子の山本隆弘を批判しては非難ごうごう。「みんな頑張ってるのに悪口を言うなんてひどい!」式のコメントをたくさんいただいていました。

それから4年。ファンの成熟とともに全日本も少しずつ強くなっていき、ついにメダルに手が届きました。感無量です。

正当な批判には、与党か野党かの違いはあっても、「仲間はずれ」も「村八分」もないですよ。これからも言うべきことを歯に衣着せず言っていきましょう!
by rio (2010-11-15 23:02) 

rio

>yoroさん、佐野には、疑問を感じるという能力が欠けているんだと思います。

なんでチャンスボールの決定力が悪いのか。なんでお見合いミスが多いのか。なんでディグがぴたっとセッターに返らないのか。いろいろな不具合に目をつぶってここまできたんでしょうね。その佐野を使い続ける理由がよくわかりません。

ブロックの上…重くて破壊力のあるスパイク…。大山加奈ですよね。。。あれほどの逸材をなんで大成させられなかったのか。理由ははっきりしているのに、それでもまだ、筋トレをさせない、基礎体力をつけさせない状態で、技ばかり教え、むやみにしごいている指導者が腐るほどいます。

全日本がほんとに“全”日本になり、選手の養成過程から協力できる体制になれるかどうか。ロンドンまであと2年、しっかり見守りたいと思います。
by rio (2010-11-15 23:08) 

rio

>Mさん、あらやだお若いのねえ…って、思わず近所の商店街のおばはんの口真似をしてしまいました(謎)

日本バレー界でいちばん不安なのは、メダルをとった結果、眞鍋監督や竹下に対して、周りが何も言えなくなることですね。

柳本さんがそうでした。実際は日本に対する超優遇措置のおかげなんですが、見かけ上は就任直後にチームを五輪に導いた“名将”となったわけで、しかも大フィーバーを巻き起こした仕掛け人でもありました。

そんな柳本さんに、周りは何も言えなくなり、07年、08年とそれはそれはつらい晩年を過ごす羽目になりました。

眞鍋監督は就任時にゴタゴタしただけあって、このまま祭り上げられて「さわらぬ神に~」ってな状態になってしまう危険性がありますよね。竹下に対してはすでに、批判をするのはネット界の方々だけになっています。

チームを強くするうえで、本当に大変なのはここからですよね。
by rio (2010-11-15 23:17) 

rio

>forteさん、いまのチームに本調子の栗原・狩野と大型セッター、そして世界標準のリベロが加われば、これは強いでしょうね!

って書いてみて思いましたが、けっこういろいろ足りてないですね(^^;

ここから上にあがっていくには、Vリーグや大学・短大・高校の部活の協力が不可欠ですよね。東龍の相原監督のように、「身体作りはVリーグでやってもらえ」とか言っている指導者が幅をきかせているようでは、絶対に先へ進めないと思います。

これまで代表チームのじゃまばかりしてきたJVAですが、今後、どれだけ裏方=調整役に徹して、献身的に代表を支えられるか。そこにかかっていると思います。
by rio (2010-11-15 23:22) 

rio

>エレアさん、試合後にたまたまツイッターを見ていたら、ガモワの喜びのつぶやきが流れてきてびびりました(^^;

今季、このブログでしつこく書いてきましたが、江畑・迫田は、栗原・狩野が本調子で加入したら、その時点でよくて控え、へたしたらお役ごめんになる可能性がありますよね。

170センチ台で守備(レシーブだけでなく、ブロックやつなぎも含めて)ができない選手が代表入りするというのは、全日本の長い歴史のなかでほとんど(まったく?)ないと思います。

山口も含めて、そういう選手を3人いれてしまっていたために、井野もメンバーに入れざるをえず、4人で1人分というものすごく効率の悪い、バリエーションに乏しいチーム編成になってしまっていました。

その結果が、木村がジャンプできなくなるほど疲労困憊するまで打たされたアタック500本、なわけで。

今季と同じことを同じレベルでやっていては、来季は勝てませんよね。今季の路線を活かしつつチーム力を上げるためには、サイドは全員、一定以上の守備力を代表入りの必須条件にすべきですね。
by rio (2010-11-15 23:30) 

rio

>76さん、井上はWGPから意識的にセッターの前のクイックに入ってましたね。ブロックが少々ついてきても、荒木みたいに強打でぶち破れるといいんですが。

そしてご指摘の通り、山本・山口ともアメリカ戦は必死で走り回ってました。やればできる子たち。必要に迫られてやってみたらできた。できたら勝った。勝ったらメダルがもらえた。ってなところでしょうか。この成功体験はでかいと思います。

木村はこれまでも狙われまくって疲れ果てることが多かったですが、今大会のアメリカ戦ほど疲労困憊の姿を見たのは初めてでした。痛々しかったです。

いくら勝てる能力があっても、体力が続かなければ、W杯のような3連戦→移動→3練成→移動というような過酷な大会や、五輪のように精神的にぎりぎりの大会は乗り切れません。

そういう意味で、木村の負担を減らすこととチームの総合力が上がっていくことはイコールですよね。来季は、ここがまず大きな課題だと思います。

私もロシアVSブラジルを観ようとしたんですが、うんざりして3セット目でやめてしまいました。公共の電波を使っておいて、あれはひどいですよね。放送枠の延長もなくて、最初からカットありきですもんね。TBSはやっぱり、どうしようもないテレビ局だと思います。
by rio (2010-11-15 23:41) 

rio

>eigoさん、眞鍋監督がこの2年間で唯一、有言実行したのが世界バレーのメダルでした(笑)。あとはもう、有言不実行だらけでしたから、これでしょうもない結果だったらぶち切れるところでした。

ストレート負けがなかったのは大きな進歩ですよね。これはまず、ベンチワークの進歩だと思います。

WGPではアメリカにあっさりストレート負けしていますが、このとき日本は、トムにボールを触らせず、ラーソンをつぶすという作戦に出たんですよね。しかし、ラーソンはいっこうに崩れず、そこからベンチがどうしていいかわからなくなってまごまごしている間に負けたのでした。

ベンチワークで負けるのは、負け方としては最低だと思っています。情報収集と分析・作戦は事前にできるわけですから、万全にできていて当たり前。それを選手がどこまで正確に実行できるかにかかってくるわけで、その点では、大会を通じてベンチも成長したんじゃないでしょうか。

山口の2枚替え要員は私も賛成です。スタメン起用の選手じゃないですね。ブロックが低く、本職センターとは思えない位置取りの悪さもありますが、どうせバックではレシーバーと交代するんですから、ここは思い切って2枚替えでしょう。

控えセッターとコンビをあわせまくり、出てきたとたんにWクイック、なんてのは、流れを変えるためにはかなり有効だと思います。

いやー、それにしても、イタリアのバルボリーニ、ポーランドのマトラク、ブラジルのギマラエス、アメリカのマッカーチョンと、そうそうたる智将・謀将たちをやっつけて、今季はそれがいちばんの喜びでした。
by rio (2010-11-15 23:53) 

rio

>FBさん、コメントありがとうございます。

アメリカはなんであんなに緩いサーブを打ってきたのか、謎ですね。経験の浅い選手が多いとはいえ。。。特定の選手を狙うコントロールサーブを強く打てるレベルまで達してないんでしょうか。

井上は今季、もっとも成長した選手だと思います。私の中では、今季の全日本女子MVPは井上です。センターとしてやるべきことは、得意不得意にかかわらず全部やってやる!!とい気迫があふれてましたよね。ロンドンまでに筋力をしっかり強化し、打球がレシーブを弾き飛ばすぐらいになってくれたらばっちりです。期待してます。

竹下のブロック問題ですが、いろんなチームが竹下の上からばかすか打ってきたなか、ブラジルがなぜか、竹下に1本シャットアウトされ、8本もリバウンドを取られています(笑)。

竹下のディグのすばらしさは誰しもが認めるところですよね。私は、竹下がアテネ後にリベロに転向し、木村がセッターをやってくれていたら日本はどんなにすごいチームになっていたことかと今でも夢でうなされます。何年か前にこのブログでしつこく書いていたのですが、世間の支持が得られませんでした(悲)

竹下の1stボールへの批判は、今大会ではあまりなかったのでは?WGPまでは、竹下が自分の守備範囲を越え、佐野を押しのけてまで拾ってしまう場面が多々あって、そのプレーに批判が集まっていましたよね。でも今回は、守備範囲内をきっちり守っていたと思います。

リベロ問題は、まず佐野を除外して考えるべきですよね。確かに、佐野のディグの反応はいいときはものすごくいいですが、ポーランド戦のように、悪いときは素人か?と思うぐらい目の前にアタックを叩きつけられてます。

しかも、佐野のディグってセッターにきちんと返ることがほとんどないんですよね。上にあげてるだけ。中国女子と比べると雲泥の差です(セッターのでかさにもかかわる問題ですが)。

日本は、リベロだけは量産体制にあるわけで、佐野にここまでこだわる理由はないと思います。
by rio (2010-11-16 00:07) 

rio

>SONさん、過去にもブレイクが20分のときと10分のときがあったようですね。局によって違うのか、その日の番組構成によって違うのか、そのあたりはわかりませんが。

スポーツの興奮をじかに感じるには、会場での観戦がいちばんですよね。私は、DJとか言う人たちがマイクでわーわー言ったり、“一体化”させようとしたりという盛り上げ方がつらいので行きませんが、そういう時代が過ぎれば、また足を運んでみたいと思っています。
by rio (2010-11-16 00:12) 

rio

>awさん、いろいろな観戦があるものですね(^^;

バーグの起用は、私も無難に勝ちにいったからだと思います。セッターはコート内で監督の戦術を具体化する存在ですから、大一番の舞台にはグラスでは力不足だと考えたんでしょうね。

それと、バーグはオーモーサントスの控えにまわることが多かったとはいえ、竹下や木村とは何度も対戦して勝っています。経験がものをいうポジションだけに、相手を知っているバーグに託したんでしょう。日本としては、非常に好都合でした。

ギマちゃんは日本人の審判がよかったんですね。Vリーグでの誤審の連打を見ると泡吹いて倒れるんじゃないでしょうか。

ロンドンまで竹下で行く方向性は、世界バレーの直前、松浦をはずして中道を呼んだ時点で固まっていたと思います。

ここから2年間で代表正セッターを育てるのは無理ですよね。中道でも無理だと思います。できることと言えば、オールラウンダーの松浦をアタッカー兼任で入れるぐらいでしょうね。

ただ、ロンドンには間に合わないから、じゃあセッターの大型化はロンドンからにしよう、ってなことをやっていると、リオ五輪にも間に合わないと思います。いまから、いますぐ、始めてほしいですね。
by rio (2010-11-16 00:22) 

hellosunday

rioさん こんにちは

今年のWGPからブログ拝見させていただいてるもので
ブラジルからの勝利の時に一度コメントさせていただきましたが
こんなに早く結果が出るなんて と びっくりしてます

今回のブラジル戦は本当に本当に残念でしたが
最終戦を負けて銀メダルなら勝って銅メダルの方がいいかな と
もちろん金メダルならもっとフィーバー状態ですが 

以前も書かせてもらいましたが
僕は木村選手と迫田選手のミーハーなファンで
木村選手登場あたりから全日本の試合はずっと見てます

木村選手は今回もいろいろ魅せてくれたなぁと
数字以上に観ている人に驚きを与えてくれる感じで
シャットアウトも以前より少なくなったので
バージョンアップしているんだな と
とりあえずメダルを獲れたので天才という言葉に
少しは説得力が出たのではと安心しております
今回さすがに疲れてましたがケガが少ないっていいですね

で迫田選手
またWGPと同じく江畑選手に持っていかれてしまいました
出場した試合はそれなりに活躍しましたが弱いチームの試合ばかりで・・・
登録最後の試合ではミスを連発・・そして石田選手大活躍 と
とりあえずVリーグでレシーブ力もアタックの力もつけて
舞い戻ってきてほしいです 世界一のバックアタックを目指して と

あと他の方も書かれてましたが山口選手がレギュラーなのが
なんとも納得いきませんでした
バレーそんなに詳しくないので思いつきですが
栗原選手や狩野選手がそのポジションやればいいのでは と
ミスが少ないと実況がいうたびにミスしてたような印象で
強いチームの時にはアタックもほとんど決まってませんでしたし
まぁ栗原選手のアタックもまったく通用してませんでしたが
日本で一番大きな選手なので前にいると存在感はあるので と

そんな感じですがとにかく嬉しくて嬉しくて と
今後の全日本女子にも期待を持って応援していきたいな と

by hellosunday (2010-11-16 01:38) 

ダゴ

rioさま

そうですか、僕のアメリカチームのゴシップが役に立ちましたか。ってそーだったらやばいですけどね。でも、トム選手の調子の悪さは大会通じて、負けた試合はトム選手の悪さが目立っていたので、そこをついたんでしょうね。でも、そんなかすかな(バレー関係者にネットサーチ担当がいるという)可能性も捨てずに、これからもアメリカ(だけですけど)ゴシップ情報お伝えしますね。

5セット目の(フッカーのX攻撃アウトでとった)タイムアウトで確かに眞鍋監督は「19番(バウン)に(ブロック)2枚、クロス」って言ってますね。次のプレーで的中したけど、荒木選手のブロック遅くて木村(?)選手がほとんど一枚でブロックして止めてますけど。いやー木村選手スゴイねぇ。

フッカー選手に任せなくてはいけないアメリカチームの弱さが今回はでましたが、フッカー選手は今までスッゴイ勢いで成長しているので、そのペースでいかれると来年、再来年(五輪)あたりにはスッカリ大エースとなっていることが怖いですね。彼女は確か高校でバレークラブ(アメリカでは基本的に高校の部活より、名門バレークラブとかで練習)に入ってなくて、大学4年間でバレー選手になったわけだし、怖いですね。でも、日本チームがフッカー選手のボールを拾ってきたり、コースに入って触ったりしているのはトスが集まるフッカー選手にとっては嫌だったでしょうね。なんで、こんなちっちゃなチームにやられるんだ!みたいな。で、ギリギリ狙ってアウトのオンパレードって感じでしたね、5セット目を観直してみると。

僕はラーソン選手がすごい選手になると思うんですよね。木村選手みたいな。アメリカ男子チームのプレディ選手みたいな感じというか。ま、rioさんの心配するバウン・タマス・バーグ(ポッチャリ)チームに入らないといいですが。あれだけ試合で動いていたらならないだろうとは思うんですけど、そんなこといったらこの3選手だって動いているのになっているんだから、アメリカの食生活の問題ですよね。

またローガン?!?って雰囲気ありましたね。そして一匹狼の血が騒いで、確かにムキになってしまったトム選手がそこにいましたね。シコラ選手はそのためにきっとリベロでいたんだと思います。シコラ選手は(ガムかんで一見ヤク中みたいで)見た目怖そうですけど、選手とコミュニケーションも一生懸命とるし(ほら、日本のオーバーしかできないリベロ見習え!)、シコラにおまかせ状態でしたよね。きっと、ヤク中にみえてしまうのはアドレナリンが出まくっているからでしょうね、コート内では。だから、ディバ・デービス姫なんかじゃあの場は収まらなかった(シコラ選手でも収まってなかったですけどね)ことは監督は承知だったのでしょうか。

マッカッチョン監督は日本に負けて悔しくてたまらなかったんじゃないですか?でもNYでバレーの世界選手権やっても、あんなにアメリカチームに対して、バレーの試合に対して大声援にはなっていないです(苦笑)。なので、負け惜しみですね。ま、アメリカチームとそのバレーファンへのコメントなのでしょう。オジイサン・オバアサンが観客でもよければ、ラーソン選手の出身ネブラスカ州オマハ(やることないので高齢者のバレーファン多し)でやれば人は集まるでしょうけど、興奮して病院に運ばれてしまう観客がたくさん出てしまうかもしれません。っつーことで、負け惜しみはきっと、あんなに大声援をおくるファンベースはアメリカにはないってことだと思います。アメリカバレーファンも、ネット観戦して日本のプレーに一喜一憂する大声援にビビって別世界でもみているような感じですからね。っていう、自分も日本でバレー観戦したことないんですけど。

決勝後の表彰式をネットで見ましたが、なんてブラジルチームの悲しそうなこと。マリとパウラのユニフォームを持ってメダル授与されてましたけど。みんな泣きまくった後の顔で。しかもシェイラは試合直後(?)ブラジルテレビのインタビュー(ポルトガル語で何いってんだかわかんないけど)受けて、受けながら涙が出てきてしまってみたいな。しかも、テレビの向こうには(多分)シェイラママが語りかけるという、日本TV局も真っ青のアレンジで。確か女子スポーツはバレーが一番人気って聞いた覚えがあるので、世界選手権での金をとれなかったというのはトラウマでしょうね。でも、もし日本に負けていればもっと大変だったでしょうね。だって、泣きじゃくって疲れた後にアメリカ戦だったはずだし。

日本は銅メダルで良かったと思います。いろんな意味で。決勝が日vsロじゃつまらなくなっただろうし、ブラジルに接戦で負けて、アメリカに勝ったという銅のほうが世界にもちょっとは示しがついたとも思うし。決勝でロシアにぼろ負けして銀じゃ、まぐれで今回ホームで優先されてブラジルに勝っただけで銀かよ、みたいには見られないし。

さてさて、どうなるんでしょうね、来季からの世界のバレーは。日本バレーがこれからもっと発展していくといいですね。前回のガマジャパンのようにではなく。
by ダゴ (2010-11-16 01:56) 

rio

>hellosundayさん、前季Vリーグで、再び故障してしまった大山加奈に代わって迫田が大活躍したところから、ずっと注目しています。

江畑があれだけ通用したのは、江畑の努力と素質もさることながら、使われ続けたことがいちばん大きいですよね。周りに助けられながら試合の修羅場をくぐることで、急速にいろいろなことを身につけたんだと思います。

ずっとベンチだった迫田が、プレッシャーのかかる場面での登場でミスをしてしまったのは、ある意味、仕方がなかったと思います。江畑も大会序盤はそうでした。

江畑と迫田は一長一短で、ブロックアウトは江畑のほうがうまいけれどバックアタックは迫田のほうが速いとか、江畑はワンハンドレシーブができるけどブロックは迫田のほうがうまいとか。

で、そんなところで競う前に、2人とも守備のスペシャリストになってくれ!というのが私の願いです。そうでなければ、2人とも代表で生き残ることは難しいと思います。そのことは、決して守備がうまいとはいえない石田がアメリカ戦で活躍したことで、はっきりと証明されたと思います。

江畑・迫田・石田ほか、170センチ台のアタッカーは本来なら、守備ができてはじめて選考対象になるはずなんですね。外国チームでも、ポーランドのバランスカ178センチ、イタリアのボゼッティ175センチ、ブラジルのサッサ178(179?)センチなどなど、170センチ台のサイドに求められているのは、なによりもまず守備力です。

Vリーグの選手たちにはそこをまず自覚してほしいですね。

栗原は故障明けで本調子ではなく、狩野は故障中で14人のなかに入っていないんですね。

眞鍋監督の当初の構想では、木村と栗原が対角を組み、セッター対角は狩野だったと思います。理想的なサイド陣ですが、このうち2人がケガで…ほんとよくメダルを取ったと思います。きっちり治して、来季は本調子で戻ってきてくれることを願っています。
by rio (2010-11-16 02:02) 

KGBH

おはようございます。

いやー、準決勝の「鳥類対決」が終わった段階で「あぁ、結局格上に勝てず4位か。締まらないなぁ。。。」なんてつぶやいてましたが、久しぶりに良い意味で期待を裏切ってくれました。

栗原・狩野がいた09年はロシアにも勝ってますし、普通にやるべき事をやればどこが相手でもまともな試合になることが証明されてなによりです(負け犬根性からの脱却!)。後は中国ですねぇ。

まー、これだけはっきりした課題がいくつもあるわけですから、しっかり向き合って1つずつ穴を消す努力をして欲しいところです。

男子がキチンとフィジカルを鍛えてOQT突破、女子がキチンとブロックシステムを組んで銅メダルなんですから、妙なオリジナルとやらは封印していただいて、世界トップが当たり前に取り組んでいることを、日本も当たり前に取り組んで欲しいですね。
by KGBH (2010-11-16 08:40) 

hat

日米対決を会場で観戦しました。
第1セット、テンもサオリも江畑もお疲れで、ぜんぜん攻撃が決まらず、こりゃアカンと思いました。今日はストレート負けと思いました。
特にサオリのミラクルが決まらないとキツイ。いつもミラクルで流れを変えられるのに、キレが無くて悪い流れを変えられませんでした。

しかし、第2セットから、隠し玉の石田が大活躍。前衛でも後衛でも攻撃できて、レシーブもできるという、なんで今まで出ていなかったんだとさえ思いました。石田が入って攻撃が少しずつかみ合いだしました。それで流れを日本に持ってきました。
rio様御指摘の、隠し玉がデータバレーのチームに効くのは本当で、アメリカが対応できていない様子がよく分かりました。

第4セットのキャプテン・エリカもかなり効いてました。なんで今まで出ていなかったんだと思いました。あの仁王立ちする後姿は会場で見ると迫力です。体格の良い外国人に負けていません。ネットをはさんで、タイマン張ってエリカが勝ってます。日本代表にエリカがいて良かったと思えます。チームを盛り上げる気迫もすごかったです。

 終盤は、驚くべきことにサオリが復活してきました。お疲れモードから、いつものミラクル・モードに復活。第5セットはサオリさまさまでした。前にブロックがついているのに、それでも決めてくる反射神経は神技だと思います。

 本大会の全日本は、スタメンも活躍するけど、交代選手も同じように活躍できる、そういう素晴らしいチームだったと思います。
 印象的なシーンが、試合に勝ったすぐ後で、選手が集まる時に、キャプテンのエリカが、コート外にいる2人の選手(リオとカナリ)を来い来いと手招きしていたのが印象的でした。日米決戦の流れを変えたのは、ずっとエントリーを外れていた石田でした。今日は石田の活躍がなかったら、あのままストレートで負けていたと思います。スタメンも交代選手もユニホームを着れない控え選手も含めて一丸になった勝利だと思います。

 このように3位決定戦と表彰式まで、見る事ができました。次回はイタリア開催だそうで、今後、世界大会の日本離れが進むとすると、今日の観戦は一生の思い出になると思います。本当に良かったです。

 アメリカについて一言
 このブログで予習した通り、トムは浮いてました。タイムアウト中、セッターとしか会話せず。赤いハチマキ(ディスティニー)にはやられっぱなしでした。あれは止められないと思います。でも、やられたのが彼女1人だったので、何とかなったと思います。センターのメガネっ娘(アキンラデオ)がいつの間にか消えていて、それが日本が楽になった理由の1つだと思います。日本が特に苦手なセンター攻撃がなくなったので、対等に戦える状況に持って行けたと思います。

 他の試合のコメントも一言
 中国ポーランド戦は、中国が淡泊で、ポーランドの完勝でした。中国にとっては9位でも10位でも関係ないのだろうと思います。監督も置物みたいな感じで、あの様子だとチームの立て直しに時間がかかりそうに見えました。

 決勝戦、ブラジル対ロシア、は、白熱の試合でした。ブラジルは、前日のフルセットの疲れか、コンビネーションがいまいちでした。細工のない力勝負だと、ロシアに軍配が上がります。ロシアはガモアが要所で活躍し、エースの貫録を見せたと思います。
 もうひとつ、会場はブラジル人の応援が多く、会場はブラジルホーム・ロシアアウェイと化していました。ロシアサーブの時は、笛までならしての大ブーイングです。その中で、切れないで冷静に勝ったロシアの精神力はすごいと思いました。

 表彰式について、優勝したロシアのはじけっぷりと、ブラジルがお葬式みたいに悲痛な表情だったのが、とても印象的でした。優勝して当然と思われている両チームの、優勝を遂げたチームと、負けたチームの差が出ていました。
 ふだんTVで見るロシアは、日本に勝っても「別に」という表情で、うれしそうでもなかったですが、日曜日はすごかった。ロシアの選手って、あんなに笑うんだ、とさえ思いました。なにしろ表彰式入場は、肩を前に組んでジェンカで入場してきましたよ(笑)。表彰台の上でも、音楽にのせて体を動かしたり、とても表情豊かで魅力的でした。ロシア女子は、ツンデレだったんですね。
by hat (2010-11-16 18:44) 

hat

追伸です。竹下の球ぎわの反応はすごいと思いました。会場で観戦してみると、動き出しがとても早いんです。竹下がファーストタッチに行ってしまうと誰がトスをあげるんだ状態になりますが、でも、彼女が一番早いのも確かだと思いました。レシーブはもちろん、サーブもうまいですし、バレーボール能力の高さというか、プラス要素は、僕の認識を変えさせられました。竹下サーブでサオリとエリカが前衛の順番は、見ていて頼もしかったです。日米対決の第5セットの最後は、竹下サーブのこの瞬間で決めてくれ、と祈りました。

 会場で近くに見てプラスの面は良く分かりましたが、でも、平均身長が高い世界相手の代表戦だと、ブロックの穴であるとか、低いトスが高身長の選手には打ちにくそう、とかもありました。彼女の評価は、プラスマイナスの入り混じった、非常に難しい問題だと実感しました。

 竹下選手の、2000年のシドニー予選敗退で一度は選手引退にまで追い込まれたのに、その地獄から這い上がって、2010年まで日本代表を支え続けた心技体は比較できるもののない、素晴らしい業績だと思います。
 表彰式のインタビューでは、相変わらず素っ気なかったですが、3位メンバーの中で、一番うれしかったのが、10年かけてメダルを首にかけた竹下選手だろう、と思いました。本当におめでとうございます。
by hat (2010-11-16 21:02) 

to

rioさん、こんばんは。

さすがに世界バレーのメダルということでrioさんの記事も絶好調ですね。

今大会の最大の収穫は、この最後のステージで戦えたこと。色々な場面を想定して数限りない練習をしても、ここで感じる緊迫した状態だけは経験するしかないんですよね。それも、メダルを掛けた試合で勝てたという自信は何ものにも換え難い財産だと思います。

米国戦は、絶妙な選手起用が勝利をもたらしたということで、事前のデータだけではなく試合の流れを掴むことが非常に大事なことを改めて感じました。rioさんの言われた通り、どちらがより先に読むかであって、今大会で日本が利用したオンタイムでの解析は、本来、日本の得意とするところなのに、その様な技術がようやく活かされたのかと感じています。

今シーズン、Aパスでの得点率を繰り返し主張してきた全日本(というか眞鍋さん?)ですが、大会を通じて見てみると、ブロックとレシーブの連係でまず相手の攻撃を受け止めて、切り返しの攻撃で仕留めるということが最も効果的であったと思います。

そう言えば、TBSの放送で印象的なことが一つ。米国戦で勝利した日本チームを、誰として「火の鳥...」なんて呼び名は使わず、「全日本」と呼んでいました。喜ばしい限りです。

by to (2010-11-16 23:03) 

rio

>ダゴさん、やばいですか(笑)。単なるゴシップだったらスルーされるでしょうが、フッカーがツイッターに書き込んですぐに削除したとなると、それが非常に高度な“情報戦”だったとしても、私ならそこに賭けてみると思います。

5セット目のプレーは、19番なのでフッカーに2枚ですね。で、ラーソンに1枚。なので、荒木はバウンを見ながらフッカーを止めに行こうと思ったら、フッカーのほうから中に入ってきたので、中にステイしてたんだと思います。

一方、木村はフッカーを追いかけて中に動こうと思ったら、バウンが走ってきていて、バーグがバックトスの体勢になっていたので、ライト側にステイしてバウンを待ち構えていた、ということなんだろうなと。

なので、このときの荒木・木村の判断は、どちらも監督の指示に忠実に動いた結果だと思います。バーグとしては、第4セットでアキンラデオに同じ攻撃を2本続けて2本ともアウトにされてますから、フッカーで同じことをするわけにいかなかったんでしょうね。

で、バウンのブロードに上げたのいいけれどトスがみじかかった。経験の浅いアキンラデオはそれをストレートコースに打ってアウトにしたんですが、バウンはベテランなので、当然、ターンしてクロスに打ってくる。そこを木村が読んでいてどシャット、という場面でした。

フッカーはまだ、100%の力で打ってないですよね。フォームを覚えている途中のような印象です。マッカーチョン監督の指示なのかな。フォームが固まって強打してくるようになると怖いですね。

ラーソンはうまいですね。WGPから数ヶ月で、また一段とうまくなった気がします。ただ、トムとの対角がやりづらそうじゃないですか?それか、センター線とあわせづらいのかな。なんか動きがうまくはまってないですよね。

シコラは佐野と代わってほしいです。佐野、アメリカにあげます。

北京五輪で優勝して、ついに無冠の女王から脱出か!と思われたんですが、世界バレーはまた今回もダメでしたね。日本にWGPで負け、今回もフルセットにされて、ロシア戦はもっと早く燃え尽きるかなと思ったんですが、意外に粘りました。それだけに悔しかったんでしょうね。

日本が今季勝った格上~同等チームは、ブラジル、アメリカ、イタリアとポーランド。データバレーばりばりのチームばかり。データバレーで激突すれば、地の利を活かして人海戦術でデータを集められるチームが有利ですよね(笑)。一方、基礎体力・基本技術のレベルが高い中国や体格差があるロシアには歯が立ちませんでした。ここをなんとかしてほしいですね。

来季はどうなることか。期待しながら見守りたいと思います。
by rio (2010-11-17 23:49) 

rio

>KGBHさん、石田VSマッカーチョン監督、でしたよね(笑)

ロシアは昔から主要3大会しか本気を出さないチームで、しかも点差が離れたり2セット先取したりするとすぐに手を抜き始める、なのに勝つ、というそのヒールっぷりがすごく素敵です。大好きです。やっと戻ってきてくれたかロシア!って感じです。

そのロシアが、シドニー五輪でしたか、3連覇をかけたキューバ相手に2セットとったあとに3セットとられて負けるという。そういう負け方をしてくれる筋金入りのヒール・ロシア!やっぱり、女子バレーの盛り上げ役としてのロシアは必須です。

今大会の結果で、眞鍋監督もJVAもバレーマスコミも、バレーファン世論はそうそうあなどれないことに気づいたと思います。これをきっかけに、JVAがもっと謙虚に、率直に、ファンの声に耳を傾けるようになってほしいと思います。
by rio (2010-11-17 23:57) 

rio

>hatさん、マッカーチョン監督のように、戦略ばっちり戦術ばっちりで理論で選手を指導するタイプほど、データにない選手への対応をどう指示するか、悩むんでしょうね。

その点、葛和さんなら「ここ集中や!」、柳本さんなら「切り替えろ!」、眞鍋監督なら「落ち着いて!」で済みます。全日本、楽勝です(謎)

石田はデータを取られないように、ほんとに“隠し玉”にしていたのかもしれませんね。荒木はキャプテンということもありますし、先発させてつかまりだして下げる、というパターンと、先発がだめなときにリリーフで出す、というパターンでは、試合に与える影響が雲泥の差になります。なので、今季の起用法はこれでよかったのではないかと。来季は不動のスタメンからの出ずっぱりを目指してほしいですね。

勝利直後の荒木の配慮、さすがキャプテンですよね。でかいし、たくましいし、優しい。昭和の母ちゃんキャラですな。

ロシアはフジテレビからたしか氷の女王と表現された時代もあったと思いますが、表情ひとつ変えず淡々と試合を進めるんですよね。昔からロシアがはしゃぐのは優勝したときだけだという印象があります。

日本とキューバが復活の兆しを見せる一方で、中国とイタリアが落ち込んできてますが、この辺すべてひっくるめて、ロシア、ブラジル、アメリカとともにしのぎを削るようになったら、女子バレーは相当面白いことになりますよね。楽しみです。
by rio (2010-11-18 00:12) 

rio

>toさん、決勝進出をかけた試合でわずかなミスと体力の差で敗れ、銅メダルをかけた試合で最後まで集中力をきらさずに勝った。この2つを一度の大会で経験できたことは大きいですよね。

アメリカのタマス主将だったと思いますが、試合後のコメントで、「私たちのほうが一瞬早く、試合を終えてしまった」という主旨のことを言っていました。

直接的には、フッカーのスパイクミスとバウンのシャットアウトを指すんでしょうが、それ以前に、シーソーゲームでフルセットにもつれ、トムのサーブが期待したほどは効果がなかった時点で、アメリカの世界バレーは終わってたんでしょうね。

ただ、今季の全日本がWGPと世界バレーで格上をやっつけたのは、すべて日本会場ですよね。海外会場では、ここまで徹底した情報収集体制がとれないかもしれません。そのときにどうするか。ここも今後のテーマですね。
by rio (2010-11-18 00:21) 

ダゴ

rioさま

あ、そうですね、19番はフッカー選手でしたね、失礼いたしました。フッカー選手はポテンシャルは凄いですよね、というかこの年代のフッカー、ラーソン、(セッター)グラス&スパイサー&(フッカーとチームメイトの左利き・188㎝)イングル、アキンラディオ、ホッジ(トム選手の後釜として期待)、ハーモット、ボルボッサ(も入れちゃえ)とかこの1-2年で卒業組のアメリカ選手みんなポテンシャルがありますよね。アキンラディオ選手以外は、ヨーロッパとブラジルのリーグでプレーしますし、もまれていくのでしょうかね。

アメリカはチーム内に今シーズン3-0で2戦勝利しているし、ちょっと余裕かもという気持ちと、チームの雰囲気の悪さがでたのではないでしょうか。(素人)アメリカバレーファンの間も、余裕勝ちと思われていたこの試合に負けて、セッターバーグだからだとかなんとか話題になってます。ま、マッカッチョン監督の決断ですけどね。セット2-1でリードの時点でもまだ楽勝ムードで最後のセットで負けを認める(タイムアウト後)までの流れは日本人としてはいい気分です。国際バレーに通じているファンは、前日の日本のブラジル戦を観て、ヤバイと思っていたみたいですけどね。最初はなんで日本はサーブでトムを攻めるのかって(馬鹿じゃないか、ぐらいな勢いで)言われていたけど、最初からターゲットを絞って攻めていたからこそ、最後に勝てたんだよ思います。ある意味トム選手はアメリカチーム内でレジェンド的な扱いをファンのなかではされている感じですね。ビーチには戻らないでしょうね、アメリカプロビーチ組織が今年倒産してやっと来期から新しいスポンサーで始まるメドがたったぐらいですし。ま、ビーチで活躍できなかったですしね。でも、やっぱりトム選手の一匹狼ぶりは使いにくそうですね。来季はスタメンはってきますかね。スタメンはずされてもいいのかな、彼女。シコラ選手といいブラジルのリベロといいあのぐらいインテンス(殺気立って)にリベロは守備を統率してくれないと困りもんですよね。

あと、アメリカチームのサーブは確かにユルユルですね。どうしたんでしょうか。ここは改善しようと思えばすぐにできるのでしてくるでしょうね。

ラーソン選手は早いトスを打てる選手なので、これからその辺をもっときわめていくのと、2段を決めきる技術を身につけていくのでしょうね。前にもどこかで書きましたが、彼女が大学4年の時に地元シアトルで大学選手権の準々決勝で彼女が大活躍してフルセットの大逆転で僕の応援地元チームが負けたんですよね。あの時会場で生で観ましたが、凄かったです。ジャンサから、つなぎから、ブロックから、ディグまで。当時の彼女の名門大学チーム(メトカフ選手も出身)の監督も運動能力+バレーセンスで今まで一番って言っていましたしね。5セット目を見直したときに確かにラーソンの日本の14点目(?)のプレーはすっごい吉本新喜劇入ってますね。叫び声といい、ズッコケぶり(彼女のせいではないけれど)といい、いいキャラですね。 
http://www.youtube.com/watch?v=ofmTckvnPlM&playnext=1&list=PL4604C71A73CDD106&index=1

見た目からも相手チームとプレーできる荒木選手と、見た目からは想像できないブロック力の井上選手、なかなか日本もセンター陣いいですね。


by ダゴ (2010-11-18 04:57) 

ディーラー

こんにちは。はじめて書き込みいたします。

まずは、世界バレーでの木村。すごかったですねぇ。私は、2009ー2010Vプレミアリーグから木村は変わったと思っているんです。2008年のシーズンまでは、東レファンの自分としては木村がエースでは勝てないと思っていました。実際、2007年はベタニア、2008年は張という大エースがいたためにチームでも次女的な存在であったと思います(レセプションはがんばっていましたが)。そして、2009年シーズンも当初は大山、バルボッサがいたためにOPでのスタメンでした。それが大山は怪我で直ぐに離脱、バルボッサもイマイチ決定率が上がってこない中で、初めてエースとして、中堅選手として、目覚めたのではないでしょうか。

2009年シーズンでは開幕当初の東レはチームとしても調子が上がらず(たぶん木村が確変するまでに時間がかかったからだと思います)、苦労していました。
そして、シーズン後半は・・・もう、言わずもがなですよね。今では、東レでも代表でも木村にトスが上がっても安心してみていられます。
また、大山が離脱したからこそ迫田もスタメンのチャンスを与えられ、見事それをものにしたんですよね。
こう考えると、大山が離脱しなかったら、バルボッサの決定率がもっと高かったら、木村は、日本代表は、どうなっていたのでしょう?大山がエースとなっていたのでしょうか?(それはそれで見たかったですが・・・(涙))

この辺の巡り会わせを考えると何だか不思議な感じがします。

次に、主要大会の日本開催ですが、オリンピックやサッカーWCのように招致合戦というものをバレーボールでは聞いたことがありません。オリンピックで男子金、女子銀の米国などでも招致活動をしているというのは聞きませんよね。また、今回の世界選手権男子を取材された方のブログを読むと大会運営はグダグダだったと書かれていましたし・・・。

結局、資金力、運営ノウハウ、治安その他を考えると日本がベストだということになるのでしょうが、私はそれならそれでかまわないと思います。世界的なプレーヤーを間近に見られるわけですし(サッカーなどでは考えられないことです)。
また、そのことによって日本代表がひ弱になるとも思えません。事実この夏に国外でブラジルやイタリアに勝っているわけですしね。

つまりは、日本を含めた世界中のバレーボーラーが望む場所で開催されればいいんです。

そして、日本はバレーボールの聖地を目指せ!といいたいです。

by ディーラー (2010-11-22 00:03) 

rio

>ダゴさん、お返事をしておらずすみませんでした。書き込んだ記憶があるんですが…もしかしたら、違うコメントのところに間違ってお返事してしまっているかもしれません(^^; お許しを。
by rio (2010-11-23 22:18) 

rio

>ディーラーさん、木村はずっと守備型サイドやライトをやってきて、いわゆるエースの役割ではないところで活躍してましたよね。

ところが、前季のVリーグで全責任が木村にかかってくる存在になり、それがそのまま代表にも引き継がれてしまって、今に至ると思います。

木村がいくら故障が少ないとはいえ、かつて腰を痛めていたこともありますし、Vリーグでも代表でもこんな無茶な起用をしていては、長くもたないんじゃないかと心配です。

ほんとなら木村は、試合のなかでそれほど目だ立ず、でも決定率は安定して高い、という立場が理想的だと思ってます。代表の木村の対角とオポジット、ロンドンまでに解決するでしょうか。

大会運営については、日本だけでなく世界のバレー関係者がバレーボールで食べていくためには、日本開催に偏っているいまの状況ではだめだと思います。

特にバレーボールは、女子選手がプロとして食べていける可能性のある数少ないスポーツですよね。テニスやゴルフなら、日本も含めて世界各地にオープン、準オープンが散らばっています。その結果、競技者・ファン層とも裾野に広がり、普及に役立っていると思うんですね。

FIVBへの加盟国数はFIFAよりも多い、というのがFIVBの決まり文句ですが、加盟国数のうち活動実態が一定レベル以上の国が何カ国あるのか、という観点で比べると、FIFAの足元にも及びません。

バレーは、FIVBが目先の利益にとらわれず、世界中(特にアフリカ、アジア、中南米)で普及活動を展開すれば、サッカーに対抗できるほどの人気スポーツになるはず。

その流れのなかで、日本オープンが最高峰の大会と位置づけられて聖地になれば、言うことなしです!
by rio (2010-11-23 22:40) 

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