SSブログ

世界バレー・1次rd 中国戦の負けは”高さ”じゃないよね [バレーボール]

世界バレー1次ラウンドの1位通過をかけた中国戦は、フルセットでの惜敗。勝てるチャンスがたくさんあった試合だっただけに残念ですね。。。試合後に真鍋監督は「中国は高かった」と言ってましたが、それはきっと一言では敗因を説明したくないからなんだろうな。

確かに、199センチ?のシュ・テイに上から打たれる場面が何度もありましたが、それはこれまで対戦したガモワでもハニーフでも同じこと。チーム平均身長が180センチ台、センター線は190センチ以上が当たり前となっている女子バレーで、あえての低身長チームでこれまで結果を出してきたわけで、今さら高いも何もないでしょう。

観戦した印象では、中国がもっとあっさり勝ってもよかったし、逆に、日本がさらっと勝ってもおかしくなかったと思います。それぐらい、両チームともまだまだ完成度が低くて不安定なプレーが目立ってました。今の段階であんまり言いたくないけど、それでも言ってしまうんだけど、フルセットで負けたわずかな差は、戦力面で比べるとセッターの経験度の違いですよね。

ギ・シュウゲツは満身創痍でもやっぱりうまいし、勝つための組み立てを熟知している。宮下はこれから駆け引きや組み立てを磨いていこうという段階。そう考えたら、むしろフルセットまで競り合ったことをほめるべきかもしれません。


 石井    迫田/江畑   新鍋

 木村    宮下/中道  長岡/大野
------------------------------------------------------
 ケイ      ソ    ジョ(MB)

 ヨウ(MB)  ギ(S)   シュ


<第1セット>

ただ、周りを固めるべき選手たちがふがいない。チーム最年少のセッターをもうちょっと支えてやれんのか、という。例えば第1セット、あっという間に3-8と走られてしまってましたよね。ここまでで、迫田のバックアタックのミス2本、新鍋のサーブレシーブのミス2本、長岡のスパイクミス1本。対する中国はドリブルでのミス1。ミスで差引4点ですよ。それがなかったら接戦だよな?っていう。

迫田のミスは、トスがあってなかったからなんだと思うんですね。低いかネットに近かったか。でも、中国はいつも通り、レフト、センター、ライトにブロックを1枚ずつ張りつけるパターン。迫田のバックアタックへのマークはきつくなかったので、いくらでもやりようがあったはず。

長岡がスパイクミスの前に2本立て続けにシャットアウトされていたこともあって、真鍋監督は早々に宮下と中道を交代させましたが、もうこの時点で第1セットは捨てたも同然でした。中道のトスで攻撃を立て直せたとしても、ブロックの上から打たれまくるのは目に見えてます。そのハンデの上に5点ビハインドを背負って逆転できるほどのチームなんだったら、はなっから中道でいけばいいわけで。

結局、終わってみれば9点差の16-25。セッター交代時の5点差からさらに開いてしまうという残念な結果でした。ここは真鍋監督、采配ミスと言われても仕方ないでしょうね。

<第2セット>
で、第2セットは迫田→江畑、長岡→大野。セッターは宮下に戻しました。WGPのときも書きましたが、大野[ひらめき]はいいんですよね。ブロックとサーブはいい、レシーブは標準、クイックは速さとパワーがあるし、サイドからも打てる。宮下がもっと積極的に大野を使えばいいんだけど、まだそこまでの関係が築けていないのか?大野だったら、中国のソ・シュンライのようにアジアバレー伝統の”ライト”もできそうです。

このセット、大野と並んでよかったのが筒井[ひらめき]ですね。バックアタックもクイックもばんばん拾って、それがセッターの位置にしっかり返って得点につながっていくというね。いやもう、感動しましたですよ。筒井のレシーブ→両サイドからの切り替えし、でリズムを作って寄り切った、って感じでした。

た・だ・し。それだけでワーイワーイってならないのが今のチーム。流れを切ってしまうヤツらがいるんですよね。。。江畑、長岡、新鍋。江畑と長岡、なんで真正面に飛んできたスパイクが上がらないかな?江畑ははじくか、コースがわかってなくて見当違いな動きをしてるし、長岡にいたっては手に当たらない。。。目標が全員リベロのチームなんだったら、レシーブ苦手でもせめて”並”じゃないとダメなんじゃないの?

迫田もまだまだヘタだし、後ろにそらしてしまうこともあるけれど、初めて代表入りしたときよりは上達してるんですよね。ブロックのワンタッチで飛んでくる位置を読んで、そこにしっかり下がっておいてセッターの位置にきれいに返す、なんてことができるようになってるわけで。地道な努力の差って、年単位でみるとかなり大きいですよね、という。

一方の新鍋、今大会は守備だけでなく攻撃もソツなくこなしてるんですが、サーブ、やばいですよね。本人も気にしてるのか、絶対ミスってはいけない場面でサーブがまわってきたとき、ほぼミスってます。このセットも筒井のファインプレー連発でさあ走るぞ!からのサーブミス。間にネットがある球技の場合、サーブはほぼメンタルなんですよね?テニスでも卓球でもセパタクローでも。自信がつくまで毎日練習しなさいよ、って話ですよ。

このセット、中国で目に留まったプレーが23-17の場面の時間差。ライトのソ・シュンライをヨウ・ホウギョクに替えた直後のプレー、センターのヨウ・クンセイが短い移動攻撃で思い切りジャンプで手までしっかり振り切るんだけどこれはおとり、打ったのはライトのヨウ・ホウギョクでノーマークでした。

日本はクンセイのどこで踏み切るかわからない移動攻撃を追いかけるために、ブロックを中に寄せてそこから追いかけていく布陣だったんですね。なので、短いおとりにまんまとひっかかって2枚ともそこで跳んでしまうという。これ、山口に見習ってほしい。ガン見してほしい。

山口、なんでおとりに入らないんでしょうね。たまに入るときも、ただその場でジャンプするだけ。いかにもVリーグな怠慢なプレーだと苦々しく見ています。相手の心理を読むのが得意だかなんだか知らないけど、相手にはそういう怠慢なとこ、見抜かれてると思いますよ、と言っておこう。( ゚д゚)ハッ! 試合に出とらん人をののしってしもうた。いかんいかん。

<第3セット>
お互い手の内が見えてきて、ここからがガチンコ勝負。それがここ最近の日中戦の醍醐味でもあるわけですが、いやいや、序盤の競り合いの中で江畑、守備ヘタすぎるでしょ。真正面で両手に当たってるボールが上がらないって、もはやそれはレシーブではなく、ボールをよけているだけ。

一方、ブロックの上を越すフェイントを打たれたときには、筒井が完全に間に合うタイミングでフライングレシーブしているその上空で、ボールを筒井が取れないところへわざわざはじいてあげる愛のムチ(違)。きっと、チーム全員が鋭い舌打ちをしたことでしょう。

↑このプレーからですよ。チームの歯車がおかしくなってことごとくラリーに負け始めたのです。江畑はレシーブをはじく、スパイクをふかす、サービスエースをとったと思ったら2本目をミスって差引チャラ。宮下が組み立てに苦しんでいるのに、それを助けるどころじゃないんですよね。江畑の攻撃面のプラスと守備面のマイナスを計算したとき、ほんとにチームのためになってますか?

このセット、そういう要素を除いて客観視すると、宮下が適切な場面で大野のクイックを使えず、その結果、トス回しが単調になって墓穴を掘る、という苦しさだったと思うんですね。ただ、ダメかな…と思ったときにサーブに立った石井が神がかり的なサービスエース連発で追いついてジュース、そこから大野のクイックを使った宮下は気丈だなと思いましたが、最終的には木村がしっかりまとめて取ったのでした。

ただ、しつこいんだけど、守備に大穴があいてるから苦しまなくていい苦しみを味わっているのではないかと。

<第4セット>
この試合に限ってなぜか采配が定まらない真鍋監督は、このセットは再び江畑→迫田で、大野、石井は残留。その布陣で中盤まで競り合っていたのに、大野のサーブミスで10-12、石井のレフト攻撃ミスで10-13となった時点で、いきなり石井→高田の前衛での交代。これがこの試合2つ目の采配ミス、なおかつ試合を壊してしまった真鍋監督の重大ミスですね。

石井のスパイクミスは、2枚ブロックがそろっていた場面で、木村のように超インナーに切って逃げようとした結果、サイドラインを大きく割ってしまったんですね。明らかに弱気なプレーだし、打ちきれないなら何度でもリバウンドを取って粘るというチームの方針にも反してます。だからって、第3セットを取った立役者で相手に嫌な印象を与えている石井を一瞬で下げるか???

案の定、高田はいきなりの前衛でまったく機能できずにシャットアウトされまくり。おまけに得意なはずのサーブまでミスってしまって、最後もラリーのボールが高田に上がり、あっさりシャットアウト。真鍋監督の采配で、石井・高田の2名が一気につぶされた瞬間でした。いやー、惨劇惨劇。こんな展開を誰が予想したでしょうか。

<第5セット>
石井は結局、このセットでスタメン復帰。ただ、アゼルバイジャン戦もそうでしたけど、フルセットになると宮下が力入ってしまってダメなんですよね。いきなりドリブルをとられ、木村へのトスは短すぎて打ちきれずシャット、迫田へのバックアタックもトスが合わずシャット。それも単発の攻撃だからブロックがしっかりついてきてしまうという。

だったら誰ががんばるの?ってとき、石井は第4セットの変な交代の余波で乗っていけない感ありあり、大野は活かしどころでトスが上がってこない、新鍋もスパイクをネットに。もう、木村・迫田でいくしかないわけで、その2人がバシバシ止められるという。「中国は高かった」by真鍋監督……違うよね、接戦だった第4セットを真鍋監督が壊したから、こういうことになったんだよね。

第1セットと第4セットで、真鍋監督がしなくていいはずの交代をしてしまったのはたぶん、監督自身もこのチームの勝ちパターンを見極められていない(勝ちパターンの可能性を見いだせてない)からでしょう。それはもしかしたら、宮下、大野、石井といった大化けする可能性を秘めた選手たちの成長を待つ余裕をなくしてしまっていることが原因かも。まさか、焦ってる?東京五輪は2年後ではなくて6年後、とても偉そうな私は、それまで長い目で見ていけばいいんじゃないの?と思ってます。


nice!(0)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 10

オーソノ

こんばんは。
2010年の銅から運が良かった五輪銅と来たその続きを何かLIVEで観てますw

結局、ポイントゲッターに大野と石井が入るパターンが一番セット勝率がよいようです。やはりディグとサーブで差をつけていると思います。何々専門は最低一人でしょうね。

ここまで木村の決定率が高く、ブロック1枚で打たせてもらっているとコメントしてました。ハイブリッドの効果と思いきや、ゲーム後半、中国はしっかり付いて止めを刺してきました。まやかしに騙されませんでしたね。結局は木村のチームってことなんでしょう。

選手をクルクル変えたり、複雑な動線のパターンで戦うより、大野版のMB育成方が早いような。石井を木村側にシフトして、最低一人の枠を江畑、迫田、長岡でしょう。どうしてもハイブリッドを名乗りたいなら、複数の役割をこなせる集合の意味とすべきです。

本日から2次ラウンドが始まります。良い方へ変化することを期待して観ていきます。
by オーソノ (2014-10-01 21:20) 

カズ

こんばんは!
とってもひさしぶりにこのページにお邪魔させていただきました。いつの間にか復活していて嬉しいです

私も中国戦見てました。
20点がらみでストレート負けか、良くて1セットとるかな~なんて思ってましたが、2セット目からの好レシーブ連発におおお!と思わず感動、ガッツポーズの嵐でした。
木村ありきの攻撃と迫田のバックアタックに随分助けられてましたが、それでも中国とフルセットで戦えた事実が嬉しかったです。
ただ、気になるのが本文でもご指摘されていた、4セット目の石井高田の交代ですね。なぜここで?としばらく眉間からしわが消えませんでした。
石井っていう若手を育てなきゃいけない時期に、どーして監督はチャンスをもぎ取るのか。サイドコースを割ったものの、石井なりに考えてのプレーだったので、もう少しコートで粘らせようよ、とがっかりでした。個人的に石井は木村と同等の働きができる選手になると睨んでます。どうでしょうか。
この大会中ずっと気になっているのが、江畑さんの表情が浮かないこと。ふてくされてる??のかよく分からないのですが、キャプテン木村から肩をポンと叩かれたりと、周りから気を遣われてるようです。新鍋さんも攻守ともに良かったのですが、二人ともクールで地味なので、流れを引き寄せるプレーを繰り出せないんですよね。
淡々としたプレーも必要ですが、お姫様体質じゃあこの先勝てないぞと思ってしまいます。身体をはってトスを上げまくってる後輩を見習ってほしいなぁ、なんて。
by カズ (2014-10-01 22:27) 

o-kun

おっしゃるように、、、
2次リーグ突破、危なくなってきましたね…
by o-kun (2014-10-02 20:03) 

恭介

rioさんこんばんは(^O^)また更新されてて嬉しいです。

女子ね~~、本当にセッターの差、ですね。中国もそんなに強いチームとは思えませんでした。

個人的に宮下すっごく期待してるんですけど、彼女トス上げた後やたら頻繁に転ぶのすっごく気になります.....5セット目はもうトスも割れて短いし、足もがくがくだったんじゃないのかと。細いので、もうちょっと身体作る必要があるかと思いました。
あと迫田の前衛でのバックアタックにまったくもって魅力を感じませんね。ミス多いしブロック一枚でシャットの場面が多すぎる。
ハイブリットなんちゃら~ゆっても結局オープン木村頼りのおおざっぱなバレーになってて実に残念です....
やはり竹下さんの引退は大きかった....



by 恭介 (2014-10-02 22:22) 

YM

こんにちは。

難しくなってきましたねえ。
下位のクロアチアに負けて、ドイツにもやっとの勝利。 
今の実力は本当はここらあたりじゃないでしょうか。
土曜日だというのに、もうrioさんも見限ってかアップしてくれません。(悲

確かにWGPでは、対戦相手を「ハイブリッド6」とやらで惑わしてホームにおいていい成績を収めることができました。
でも、世界バレーになって「ハイブリッド6」を使っているとは言えないでしょう。
いや、使ってないのではなく、使うことができていないというのが正しいのではないでしょうか。
誰もが少しずつずれているので中道は木村、迫田に上げ続ける。 そしていずれは捕まるというロンドンまでと同じ展開。 そして今は単にセンターがほとんどいないチームに他ならず、ゲームを通じてクイックや移動攻撃は、あっても1か2点andブロック力は劣っている。 これじゃあ相手は怖くないですよね。 バックアタックも概ね真ん中から真っすぐだから遅れさえしなきゃあ止まるという・・・・orz
だったら岩坂でも入れときゃ5本くらいのブロックポイントは稼いだでしょうに、と思わず思ってしまうのは・・・・良くないですね、ハイ。
まあ、これがあくまでも「ハイブリッド6」完成の過程なのだと監督が言うのであれば、もうちょっと見守っていましょう。(←偉そう)
それでもなぜ石井を使わないのでしょうねえ。 甚だ疑問です。

江畑の移籍の件ですが、江畑もいまお尻に火が付いているのを自覚していると思うんですよ。
これまでと同じようにVリーグにいても活躍のパターンは同じだし、全日本に残るなら起死回生を狙って苦手のレシーブを磨くしかなく、その為には環境を変えなければその機会もない。 身長が低いからスタメンは難しいと思うのですが、サーブの力をつけて交代要員で試合に出してもらい、そこで少ないチャンスをものにするくらいの実力をつけなければもう時間はありません。 ある意味、越川に似ているところもあると思うのです。 越川はついには移籍先でリベロにまでなっています。 まあそこまでは難しいとしても、今のままでは先はないので是非チャレンジしてきてほしいと思います。

越川と言えば、アジア大会ではキャプテンとしていいリーダーシップを発揮しているようですね。
これまで男子が盛り上がっている時は女子は弱く、女子が活躍している時は男子は停滞という状況が多いですが、やっと男子も大型化し素材は揃いつつあります。 これから上手に花を開かせていくことができるかどうか見ものです。 
女子も今がピークで終わらないよう、次のイタリア戦、ドミニカ戦を楽しみにします。


by YM (2014-10-05 01:42) 

rio

>オーソノさん、結局は木村のチーム…が、2次rdはそこを徹底的に突かれてつぶされてしまいましたね。

MBの件、私もまったく同感です。ラリー中のクイックがないことでサイドばかりの単調な組み立てになり、最終的に山口・大野に頼った構成にシフトせざるをえませんでしたよね。だったら最初からセンターをいれておけばいいんじゃないの?っていう。

また、これだけ毎試合、毎セット、選手を入れ替え、ローテをいれかえていたら、それで集めたデータで何がわかるんだろう?っていう疑問もわきます。変数が多すぎて結論が導けないのでは。

こうした迷いからスランプに陥るパターンってよくありますよね。真鍋監督がそんな迷宮に入り込まないことを願ってます。
by rio (2014-10-05 13:59) 

rio

>カズさん、お久しぶりです。こっそりアングラ活動やってます(違)

真鍋監督は今大会、ブロックを逃げてクロス打ちしてミスった選手をあっさり下げる場面が目立ちますね。ただでさえ、新鍋・山口のピンチサーブ用の枠を計算しておかないといけないのに、1本のミスで下げていたらチーム事情が余計に厳しくなるだけなのでは、と思いながら見ていました。

攻撃しか見せ場がない江畑はおそらく、宮下のトスが合わないことにふてくされてるんだと思います。確かに、ネットに近すぎたり遠すぎたり低すぎたりで、特に江畑がアピールしたいラリー中ほどトスの精度が低いですね。

ただ、江畑はもう中堅でメダリスト。しかも、守備でチームに多大な負担を強いている選手。四の五の言わずにアタックぐらいはどんなトスでも決めろよ!と思ってしまいます。

江畑、迫田、石田の世代は、自分が東京五輪に出ているイメージが持てるかどうか、そこをもっと気にしたほうがいいと思うんですよ。年齢的にはベテラン枠で出ていてもおかしくない。

ただ、ベテラン枠にはふつう、絶対に必要とされる何かをもっている選手が入りますよね。たいていの場合それは、攻守の総合力、メンタルの強さ、読みの深さ、駆け引きのうまさ、です。少なくとも江畑には、その可能性が感じられないです。残念。
by rio (2014-10-05 14:12) 

rio

>o-kunさん、落選が決まってしまいました。まあ、ある意味、妥当な結果ではありますね。。。
by rio (2014-10-05 14:13) 

rio

>恭介さん、ありがとうございます。

宮下はすべてのことを要求されて大変なんでしょうね。ミドルブロッカーとして両サイドにヘルプに行きながら、そこから切り替えしのトスを上げる、なんてことを代表セッターでやらされているのは宮下が初めてでは。

スパイクレシーブでも再三にわたって好プレーを見せるほど体を張っていて、しかも連日のフルセット。これから体力をつけていく20歳には、相当ハードだと思います。

正直、「ケガしなければそれでいいから…」ってぐらいな感じで、はらはらしながら見ています。

迫田の前衛のバックアタックは意味ないですね。目新しい期間は決まるでしょうが、リードブロックで余裕をもって対応できる程度の速さなので、すぐに見切られると思います。味方の動線が複雑になって、守備が難しくなるだけですね。
by rio (2014-10-05 14:22) 

rio

>YMさん、見限ってないですよ(^^; ただ、クロアチア戦、ドイツ戦の両方とも、特に見るべきものはなかったですよね。

よく似たタイプのチーム相手で、クロアチア戦は日本がミスから焦り初めて勝手に転んだだけ、ドイツ戦はぐだぐだながらもフルセットでやっと尻に火がついただけ、っていう。

実力伯仲のフルセット勝負ではなく、お互いに決め手を欠いている発展途上のチームだからフルセットになったという印象でした。

ハイブリッドなんちゃらは、個人もチームも何もハイブリッドしていないことがばれてしまったので、企画倒れですね。過ちを改めるに如くはなし。真鍋監督には、頭かきながらのテヘペロでハイブリッドなんちゃらを引っ込めていただきたいなと、ちょー上から目線で思ってます。

江畑に関しては移籍の理由がよくわからないのですが、あの身長で生き残るには新鍋レベルのレシーブ力が必要だと思うんですね。しかも、江畑の場合はブロックもどヘタなので、その練習も積まなければいけない。

なのに、明らかに出場機会が減るだろうと思われる移籍をする意味は???って感じです。そもそも、日本でできないことは、海外に出たらもっとできないと思うんですよ。そういう前例はいくつもありますよね。

江畑の移籍は、私には現実逃避に見えてしまいます。部活時代からずっと"エース”としてちやほやされてきた選手が、いまさらVリーグの選手層の厚いチームに移籍してスタメン争いなんてできない。だったら海外に出たほうがかっこよくない?っていうノリ。

これまで、日本のサイドアタッカーで守備ができない選手が海外に移籍した前例があるのかどうか、もしかしたら江畑が初かもしれません。そういう意味で、どう評価されるのか興味があります。

男子ですが、アジア大会の韓国戦を少しみて、イラン戦を録画しています(まだ見てないのですが)。韓国戦に勝った後、「あとは勢いで優勝へ」ってな発言をしてイランに完敗したため、マスコミに「そんな甘いもんじゃない」と叩かれてました。

つい余計なこと、かっこつけたことを言ってしまう性格なんですね。。。あの大きな口を閉じておく訓練をするべきでしょう…って、でもブログに書いてしまうのか(笑)。ともあれ、不倫報道に動じない活躍を見せた図太さは評価できると思います。あとは…イラン戦をまず見てみます(^^
by rio (2014-10-05 14:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。