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何を勘違いしているのか [けっこう気になる]

<その1 食品業界>
白い恋人、不二家の製品、ミートホープのコロッケ(生協で販売されていたもの)、赤福、比内鶏の燻製、ぜんぶ自分で買ったりお土産でもらったりして食べたことがある。御福餅と吉兆の菓子、それに宮崎のウナギや地鶏には手を出してなかったからあーよかった、なわけないだろ。

消費期限・賞味期限については業者が独自に決められるはずなのに、自分で決めた期限を自分でやぶって隠蔽して。プロでも見分けられないからと産地を偽装して出荷して。不思議なのは、事件を起こした企業がどこも、そこまでしないと会社がつぶれそう、という経営状態ではなかったこと。普通にやってれば存続したはずなのに、結果的に会社を潰してしまったり、大損をだしてしまったりしてる。

日本の消費者は食の安全と味覚について世界一厳しいとされている。食品のブランド志向はその表れで、カバンや服のブランド志向とは方向性が違うのですよ、食品業界のみなさん。勘違いしないでもらいたい。

<その2 舛添厚生労働相>
仕事ができる人であるのは間違いないが、一方で、権力欲や名誉への執着心が異常に強いと言われている。「小人の戯言」発言でその片鱗を見せたのは記憶に新しい(後日、国会で民主党議員に責められ、逆ギレのような早口で「撤回する」と答弁)。そして今回、薬害事件がらみの調査チーム会合をドタキャン→秘密開催、説明拒否にいたる一連の行動で、この人の負の場面が前面に出始めた。

「他の用事ができた」「忖度してください」「静かに見守ってもらいたい」。何を勘違いしているのか。舛添は、誰に厚労相の席に座らせてもらったのか、もう一度よく思いだすべきだ。安倍でも青木でも福田でもない。主権者が”仕事のできる”舛添に厚労行政を託す流れを作ったのだ。にもかかわらず、動きを主権者の目から隠すのであれば、あえて舛添に託す意味はない。

<その3 鳩山(弟)法務相>
「ぼくちゃん、法務大臣だからって死刑なんてことに手を染めたくないんだよね。悪いことしたやつなんか自動的に殺しちゃえばいいじゃん」と発言し、頭の悪さを世間にさらした鳩山法務相。今度は「ぼくちゃんの友達の友達がアルカイダだからさ、バリ島でテロがあるってのも知ってたんだよね」と発言。それも外国特派員のクラブで。情報収集能力を誇示したかったのだろうが、馬鹿げた勘違いにもほどがある。国辱、とはこういうことを指す。

特に、2002年10月のバリ島テロ事件では、日本人を含む202人が犠牲になっているのだ。鳩山弟は「ぼくちゃんは知ってたからバリ島に行かなくてあーよかった」と言っているに等しい。政治家として以前に、人間として、ぞっとするほど恐ろしい感覚の持ち主だ。

忘れてはならないことは、鳩山弟を法務相に据えた事実上の責任者は麻生、そして党利党略で福田内閣にも残留した、という点だ。安倍改造内閣で法務相として入閣し、総裁選では麻生支援の中心人物だった。福田は麻生の取り込みに失敗したために、鳩山弟を残したと言われている。

その麻生は、勝手に「ポスト福田」の最右翼を名乗っているらしい。何を勘違いしているのか。


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としき

大臣達の問題発言が多発していますが、鳩山氏にも困ったものです。
by としき (2007-10-31 13:23) 

rio

>としきさん、コメントありがとうございます。

鳩山弟は東大法学部で何を学んだんでしょうねえ。学歴の頭の良さは比例しない見本のような人ですね。大学教授になりたかった兄と、父に反対されたにもかかわらず政治家になった弟。仲が悪いのもさもありなんです。
by rio (2007-10-31 20:56) 

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