農作業を補助するロボットスーツが登場 [今日のニュース]
ちょっとわかりにくいですけど、時事通信のページに写真が載ってます。
介護用のロボットスーツの技術を応用して、運搬、剪定、引き抜きなどの作業を補助するスーツだそうです。写真は大学院生で20キロのおもりを持っていますが、「持っている感覚はほとんどない」のだとか。4、5年後に1台20万円前後での実用化を目指し、小型軽量化やスーツ同士のコミュニケーションツールを取り付けることも検討中だそうです。
21世紀はロボットの時代と予見されていますが、これこそまさに、ロボット先進国の日本ならでは。すばらしい技術です!…と手放しで喜んでばかりもいられません。技術の進歩には必ず善悪あるもので。
農作業を補助できるほど頑丈で利便性の高いロボットスーツで、しかも20万円前後という”低価格”なら、犯罪に悪用しようと考える(だけじゃなく実行する)人間がきっと出てきます。それだけじゃなく、技術があっという間に世界中に広まり、安価で大量生産の”軍事用(「警備用」というカムフラージュをするでしょうが)ロボットスーツ”が登場するかもしれません。そしてそれらはきっと、テロ集団や犯罪者集団に流れるでしょう。
日本国内だけじゃなく、国際社会で早急に、ロボットスーツ関連の法整備・管理体制の研究を始める必要があると思います(←もちろん日本主導で。アメリカ主導なんかになったら銃社会にロボットスーツが加わって大変なことになりそう)。夜道でロボットスーツを着た暴漢に…とか、就寝中にロボットスーツを来た強盗集団が…とか、そんな社会だけは絶対に嫌ですから。
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