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WL・ロシア戦 とりあえずまだ2008バージョンで。 [バレーボール]

ここ数日モントルーを見ていたせいか、ハイビジョンかつ過不足ないカメラ割りのTBSの中継の見やすさに改めて気づきました。今回、日本だけなく相手チームのスタメンローテもきちんと図解していたところがよかったです。バレー観戦を楽しむためには、ポジションだけでなくローテの順番を把握しておくことも欠かせません。そのことにやっと気づいてもらえたようで何よりです。これで第3セット序盤をカットしていなければ文句なしだったんですが。

そのローテはこんな感じ↓

 福澤        宇佐美       松本

 北島         清水        山村      L田辺
-------------------------------------------------------
ポルタフスキー  メルニク    ボルコフ(MB)

カザコフ(MB)  ベレジュコ   グランキン(S)  Lベルボフ

両チームとも北京組が主体のチーム編成。なので、1から作り上げるというよりも、08バージョンからどれだけ上積みし、新たな展開へ持ち込もうとしているかに注目していました。が、結果的には、両チームともまだ「08バージョンの復習」という印象。その点で比べると、日本のほうが精度を増していて、上積みできていたと思います。

ただ、ロシアは新監督のもと、守備力がアップしていました。さらに、カザコフと北京五輪に控えだったポルタフスキーの両ベテランをスタメンに戻しています。一方、大活躍だったベテラン・テチューヒンを控えに。この辺の層の厚さはさすがロシア。明日(14日)の起用をどうしてくるのか楽しみです。

もう一つの注目ポイント=植田監督の采配ですが、第2セットまでは及第点かなと。ただ、第3セット、追い込まれてからばたばたと選手を変えていく悪いクセが出ましたね。イライラして選手をとっかえひっかえするものの、それがすべて後手。この辺のレベルは08バージョンのままのようです。

日本はきょうのスタメンがほぼMAX。越川・石島がいないので、選手交代=初選出チームになってしまいます。この層の薄さをにらみながら、WL第1週をどう戦うか。まず北京組からがっちり固めるのか、それとも新人・控え組の底上げを図るのか。

↑こういうところをスタッフ同士できっちり詰めて戦略化していれば、第3セットのような意味不明のどたばた選手交代にはならないはずです。2連戦なんだし、パナソニック勢と東レ勢が多いわけですから、宇佐美チームと阿部チームを作って1試合ずつさせてみるのも一つの手ではないのかなと。

試合内容は、第1~2セットについては見ごたえがありました。宇佐美・清水・福澤のトリオはいい感じですねー。同じチームでVリーグ出ずっぱりだった効果が出ているようで、息がぴったりあってます。

特に成長著しいのは福澤ですね。ライトからの攻撃も精度・パワーともにアップしていましたし、センターとライトの間からのパイプ攻撃も決めていました。攻撃だけでなく、守備力も伸びてますね。レシーブ、ブロックもしつこくていい感じですし、打ち切れなくて返球するときもきちんと相手の弱点を狙っていました。このWLを通じて、世界にマークされる存在になっていくでしょう。そこからが福澤の09年スタートですね。

一方、清水はすでにマークされているフシがありますが、それでもすばらしい攻撃力です。ライト平行とライトバックアタックが主体ですが、もっといろいろできるんじゃないかと。たとえば中へ切り込んだり、ダブルクイックに跳んだり。パワーだけじゃなくて、そういうトリッキーなことをさせてみてほしいです。

ちなみに、第3セットでは何度も完璧にブロックされていましたが、あれはトスを集中させすぎたからでしょう。ブロッカー陣が最初から清水を意識して構えているのに、それでも上げてしまう(上げざるを得ない)のが痛い。

北京五輪の準決勝、アメリカVSロシアで、アメリカのセッター・ボールの試合運びが思い出されます。ボールは、オポジットのスタンリーへのマークがきつくなったところで、わざと使わないようにしてローテをまわし続けたんですね。で、スタンリーが前衛レフト(←得意ではないポジション)に来たときに、いきなり使ったのです。スタンリーを使わない=つぶしたと思っていたはずのロシアは、予想外の奇襲にブロックの的をしぼれなくなり、そこにつけこまれて崩されていったのでした。

↑これができるのは、セッターの戦略・戦術の深さ、試合観の確かさと、それを形にできるアタッカーがそろっているからですね。ひいては、そういうところまでチームを高めてきた監督・スタッフの手腕です。

全日本2009がまず取り組むべきは、↑ここなんじゃないでしょうか。試合のなかで、清水を目立たせる場面と潜伏させる場面のメリハリを作る。清水を潜伏させているときにはどうやって点を取るか。そこを考えるのが監督の仕事だと思います。

素人でもわかることとしては、センター線の強化ですね。アメリカがスタンリーを使わなくても試合を組み立てられたのは、センター線(特にリー)の活躍が大きいと思います。

ということで注目していたのですが、松本はやっぱり、黒鷲のときに書いた通りの”得意コース”に集中していました。ロシアはすぐに対応し、それからはワンタッチとられるかレシーブで上げられるかで、北京五輪とまったく同じパターンにはまってました。

ただ、そのままで終わらず、セッターの前から後ろへ回り込んでCクイックを打ったり、ライト側のアンテナ近くでクイックに入ってクロスに決めたりと工夫している様子も見えました。いい兆しです。松本の速さで打つ幅が広がれば、それだけでチームの攻撃力はかなり底上げされると思います。

そうそう、松本に関しては、チャンスボールをオーバーできちんとセッターに返せないミスが何本かありました。試合に長く出ていなかった影響でしょうか。レシーブ面は強化されつつあるように感じたので、つなぎの精度を上げて、早く09年のスタートラインに立ってほしいです。

気になるのが北島。サーブレシーブで福澤との位置調整がきちんとできていなかったようで、崩されたりエースを決められたりする場面が何度もありました。WL08でも一緒にやってたのに、なんでその辺があいまいなんでしょうか。攻撃面でもなかなかいいところがなく、第3セットは身長が10センチ低い米山にポジションを奪われてしまいました。

米山は、守備力に加えて、Vリーグレベルでの速さとジャンプ力をかわれての代表入りだと思います。しかし、世界レベルで見ると、かつての千葉のように、守備固め要員までなんじゃないかという気がします。その米山と交代になるようでは…越川・石島・福澤といったサイド陣の一角に食い込むのは難しいのでは。

もう一つ、第3セットで流れを変えるために宇佐美→阿部をした際に、松本→富松も代えて、東レのラインを作ってみてほしかったです。宇佐美・清水・福澤のパナソニックバレーが読まれて止められだした流れを変えるわけですから、阿部・富松・米山・田辺(リベロ)の東レ勢で仕掛けてみたほうが面白かったんじゃないかと。

そういうあたりも含めて、今年もまた滝に打たれている植田監督の戦略性の向上に期待したいです。滝つぼに落ちたりしませんように。

あ、またしても山村のことを忘れるとことでした。ブロックの横移動はまだまだ課題ですねー。攻撃はよくなっていると思います。今日の私の中での”山村ハイライト”は、第2セット18-17の場面でした。

その前の18-16で、センター・カザコフがセッターの後ろから前に回りこんでBクイックを突き刺すプレーがあったんですね。ぐへぇ~…と思ってみてたんですが、その直後、今度は山村が宇佐美の後ろから前に回りこんでBクイックを叩きつけたのです。おおお!!!と思わず声が出ました。まったく同じことを同じ威力でやり返す。喧嘩上等。痛快です。

宇佐美/阿部は、山村をもっと使ったほうがいいですね。多少トスが遅くなっても、高い位置で打たせてみてほしいです。たぶん、斎藤ノブコフのようにいろいろな打ち方で対応できるレベルになってるんじゃないかという気がします。今後に期待です。


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古都の侍

こんばんは。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/tm1051004/article/1592
拙文ブログの写真にあるのですが、山村のブロックは課題ですね。私が載せたのは囮につられる山村でしたが、横の動きが遅れているのもあるんですよね。
松本もさほどいいブロックの動きではなかったように思えたのですが・・・

北島は1セット目だったか、あっち向いてほい的な感じで1本決めていたと思うのですが、あれが今日のMAXでしたね。
越川と石島が故障持ちなだけに、北島には期待しているのですが今日のはちょっとねぇ・・・

福澤は公式帳票によるとサーブカットはボロボロみたいな数字が出ていますが、いやいや結構頑張ってましたよ。
ブログにも書きましたが、自分でサーブカットしてすぐにパイプに入って決めたところはなかなかでした。

ロシアの監督、なかなかの“日本語ツウ”でしたよ。
by 古都の侍 (2009-06-14 01:21) 

rio

>古都の侍さん、おとりに跳んでしまうのは、本人のミスなのかチームの作戦なのか、判断が難しいと思います。ベンチからクイックにコミットしろという指示が出ていれば、相手がおとりでも跳んでしまうでしょうし。

ただ、山村のブロックの課題はその判断の遅さとそのあとの動作なんですよねえ。

世界の一流のセンターは、おとりだと判断するのが早い分、全力で跳ぶことなく次の動作に移っていることが多いと思います。2度とびしたり、すぐにサイドへ移動したり。またその横移動がめちゃめちゃ速いので、間に合うんですよね。

山村は判断も横移動も遅いので、205センチもありながら、サイドへのヘルプでは、180センチ台の宇佐美や福澤よりも低い位置にしか手が出ていないことがしょちゅうありますよね。せめて判断力か横移動か、どっちかだけでも世界レベルになってほしいです。

北島は195センチの選手とは見えないような小さいバレーをしますよね(笑)。それがだめだというわけではないのですが、もったいないなあと思います。

あっちむいてほいは、クロスを向いてストレートに打つ技ですよね。そういうことができる器用さはいいんですが、実はそれって、越川・福澤もできますよね。米山もできます。

一方、パイプ攻撃のレベルでは越川・福澤に大きく差をつけられているように思います。レシーブのレベルではやや上かほぼ同じ。そうやって要素を並べていくと、越川・福澤じゃなくて北島を使う理由というのがちょっと見つけにくいんですよね。イケメンレベルでもほぼ同じですし(笑)

越川がケガで休んでるいまをチャンスだと思っているはずなので、まずは14人の枠に定着して、そこから北島にしかできないプレーを開拓していってほしいと思います。

サーブレシーブの返球率は人間の目での評価なので、判定員の印象にかなり左右されるそうです。なので、あくまで一つの目安と考えたほうがよさそうです。実際、私も数字ほど日本が崩されている印象はありませんでした。

とにかく福澤は、背が高くて一流のスポーツマンでイケメンで頭がいい。バレー引退後には司法試験に合格してJVAとパナソニックの顧問弁護士ですか?バラ色ですな。彼がそういう道を歩んでくれると、バレー界もずいぶんよくなりそうです。
by rio (2009-06-14 06:16) 

moody

こんにちは

ご無沙汰しております
全日本になるとカキコミするファンもどきです

ここのところ、バレー記事が続いて嬉しいです
拝読させていただいております

地デジしか写らない我が家では、やっと昨日のロシア戦を見れました

勝敗度外視で、チームや個人の目指すものが見れたらいいなーくらいにしか思ってなかったんですが、予想したよりずっと、楽しく見られました。もっとボロボロかと思ってました

清水はもう宇佐美専用って感じでしたね(笑)早いテンポのトスにバッチリ合ってました

そして久々全日本の阿部ちゃん!最近は阿部ちゃんというと少年少女の方のイメージが強かったんですが、昨日の阿部は楽しそうにやっててそれだけでも満足してしまいました

北京よりは、乱れたレセプションでもセンターラインを使おうという意識が見られたり、北京の課題を解決しようとしてるのがわかって安心しました

まだ動き出したばかりですね。これから可能性を感じさせるようないいチームを作ってほしいです
追伸:私は宇佐美と交代で、富松をブロッカーとして出すのは、やっぱり勿体ない気がしてます
宇佐美は低いけどブロックいいし、コンビの要を失ってまで出すほどかなあと
まあ、富松をブロッカーとして出すとしたら宇佐美んとこしかないのは分かってますが・・

宇佐美を出すなら、セッターがいないときにコンビのトスを上げられるアタッカーがいるといいですね
by moody (2009-06-14 09:18) 

なつ

rioさん、おはようございます。早速WLのリーグの戦評ありがとうございます。(^-^)v
ストレート負けとは言え、なかなかの見応えがあり楽しかったです♪
でもrioさんのおっしゃる通り、阿部ちゃんにする時はトミーにしなよ!って思いましたね~。
14人居るわけだし。。
それと点差はすでについてたんだから、最後まで阿部ちゃんでも良かっんじゃと(^_^;)
その辺りが素人だから正しいのか分からないんですが、気持ちが萎えるんですよね。。
またまたrioさんのおっしゃる様に、後手になってるからそう感じるんでしょうか…??
by なつ (2009-06-14 09:19) 

rio

>moodyさん、モントルーが写るようになった我が家ですが、あまりの映像のまずさに目がなかなか追いつかず、具合が悪くなりそうでした(^^;

スローリプレイは大地震のニュース報道のようにカメラがぐりぐり動いてなにも天井と床を行ったりきたり(ボールや選手はちょっとしか写らない)するので、正視しないようにしています。

プレー中も、ボールが基本的に画面から見切れてしまうので、アウトかインかの判断を選手のリアクションで想像しつつ審判の判定を待たなければいけません。テニスは強いスイスですが、同じネットがある球技のバレーにはそれほど思いいれがないようです(笑)

それにしても、「少年少女の阿部ちゃん」って、またとんでもなくサイドラインきわきわにフェイントしてきましたね(笑)。テレビで3回ぐらい目撃をしたことがありますが、一瞬うまく思い出せませんでした。こちらにお越しの方でこの手の話題を好レシーブできるのは、お笑いクイーンのmadokaさんか古都の侍さんぐらいではないかと。

私も冨松と宇佐美の交代は疑問です。特に、このロシア戦では、宇佐美は完璧にブロックを決めてましたよね。

セットプレーのときに、上背のない日本が相手の攻撃をシャットアウトする確率はとても低いと思います。ほとんどの場合は、コースをふさぎ、ワンタッチをとるなどしてレシーブをしやすくするためのブロックですよね。

ということは、当然そのあとに切り返すことを想定しておかなければいけないわけで、単純に宇佐美→富松の交代は意味をなさないと考えるのが普通ですよね。植田監督の脳みそのなかには、素人にはわからない何かめくるめく意図が隠れてるんでしょうか。だとしたら、いまのところずっと隠れたままなんですが…。
by rio (2009-06-14 15:05) 

rio

>なつさん、まったく同感です。結局、植田監督が最後までがまんできなかったんでしょうね。

宇佐美→阿部の交代でも、流れが変わらなかったことは確かです。むしろ、米山以外は阿部のトスを経験したことがほとんど(まったく?)ないはずで、「低くて速い」から「高くて丁寧」な球質への変化に戸惑っている感がありました。

だからこそ、センターに富松を入れてみればよかったんですよね。「流れを変えるってのはそういうことなんじゃないの?」と画面につっこんでしまいました。宇佐美を戻したあとの米山→前田の交代も意味不明でしたよね。

女子と違って、男子の場合は北京までのベースの上にあるチームですから、内容+勝利にこだわるのはわかります。ただ、植田監督がああいう素人臭い采配をしているようでは、勝てる試合も勝てなくなるんじゃないかという気がしてなりません。
by rio (2009-06-14 15:12) 

ABC

こんにちは

モントレーはそんなに映像がダメなんですか
地デジもやはりダメですよ。見やすいし綺麗ですが、短い放送の中で試合をカットするくせに滝修業映像を何度も流す辺り噴飯ものです
メディアの意識はいつ上がるのか

少年少女はそんなにトリッキーな攻撃でしたか(笑)あの雰囲気がツホなんですよ

全日本の1番の不安要素は植田監督かもしれませんね
ロシア第2戦の話で恐縮ですが、リードしてるとこで交代を7回しようとして認められず、フォーメーションがガタガタになった場面ありましたね
勝敗度外視とはいえ、自信になるし勝つに越したことはありません
結果としてセットとれたからよかったですが、彼は幻のブラジル勝利の悪夢からまだ醒めてないようです

阿部ちゃんのトス「ワーク」いいっすね
宇佐美と阿部のタイプが違ってて、活きれば理想的ですよね

しっかし期待が募る男子に比べ、女子は土砂降りみたいですね・・
見れなくてかえってよかったのかも知れません
リベロ竹下、自分から言い出さないかなあ・・せめて成田復帰を願ってやみません

ちなみに男子も、朝長がリベロで復帰とかになったらすんごく戦力ですよね
by ABC (2009-06-15 05:57) 

ミハイロフ

カザコフは北京にはでていないのでは・・・北京のセンター陣は
クレショフ、ボルコフ、オスタペンコの3人では・・・
by ミハイロフ (2009-06-16 20:57) 

rio

>ABCさん、お返事が遅くなってすみません。

WLのロシア戦 in 所沢の第2試合はいきなり第3セットから始まって、もう笑うしかない状態でしたよね。一体、誰に見せるための映像なんだ?って。

植田監督のあの交代ミスは信じがたいですよね。W杯2007のブラジル戦をきちんと反省したんでしょうか。それに気づかずに第3セットをとられたロシア(しかも枩田にブロック決められて)もどんくさいですが。

阿部のトスはそこそこ速い上に、高くて丁寧なので打ちやすそうですよね。現時点での清水や福澤は、高速トスを力まかせに打ち込むシーンが多いですが、もうちょっと技を身につけると阿部のトスのほうがあってくるかもしれません。石島や越川には阿部トスのほうがいいかも。

女子も、才能と体格に恵まれた選手はそろってきていると思います。そろってきているというより、ほんとは2003年の時点でそろってたんですよね。4年かけて”花開く”時期のはずだったんですが、開花が遅れているようです。。。

結局、監督がぶれてしまっては話になりません。選手も信頼してついていけませんよね。
by rio (2009-06-16 21:57) 

rio

>ミハイロフさん、誤解を招く表現だったので、ポルタフスキーとカザコフを入れ替えました。ありがとうございます。

by rio (2009-06-16 21:58) 

カリメロ&パタリロ

久しぶりに見たらバレーの解説ばかりで嬉しすぎます。とうとう入ったんですね。遅くなりましたが『祝CCTV』私も入りたいです。バレーはせっかくの試験の年今年しないでいつするのか!というつもりでいて欲しいけど、女子には早速幻滅どうするのでしょうかタレ目のおっさん…男子はソリーズが頑張っているようなので一安心、ユキチのレシーブもっともっと上がってほしいです。それとコッシー&ゴッツはきちんと怪我を治してサイド争いに加わればなおいいねー。
by カリメロ&パタリロ (2009-06-16 22:48) 

古都の侍

再びのこんばんはです。

いや~、何あの「枩田事件」は?
07年12月のあのブラジル戦の反省とか、丸っきり活かされてないですよね。下手なお笑い芸人の詰らないギャグよりかは笑えるかもしれません。ただし、背中を伝う冷や汗と怒りも伴いますが。

阿部、宇佐美の二人が先発でもリリーフでもどちらでも問題なく機能するならばいいのですが・・・
ただ、20代前半のセッターで有望な選手が一人くらい欲しいですよね。


by 古都の侍 (2009-06-16 23:52) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、ケーブルテレビ入りましたよー。ずっとバレーを観てたら、うっかり洗濯を忘れていてここ数日雨…。着るものがなくなるんじゃないかと戦々恐々です。

真鍋監督って国際大会での監督経験がほぼゼロなんですよね。もともとの性格が落ち着いているようなので、植田監督のようなパニック采配&マヌケ采配はしないと思いますが、その分、モントルーのポーランド戦のように、手堅く行ったつもりが独りよがりだった…なんてことになってしまうんでしょうね。経験を積めばよくなっていくと信じたいところです。

越川・石島・福澤に北島が加わってサイドの4人が同レベルまで能力をつければ面白いですねー。そうなると休ませながら使うことができるので、粘ってつなぐプレーの多い日本にはうれしいかぎりですよね。
by rio (2009-06-17 00:10) 

rio

>古都の侍さん、あの采配がわざとではなく、単なるパニック采配だとしたら、コーチやマネジャーは何をやってたんでしょうか。チームワークなどと言っておいて、スタッフの連携がなってないんじゃないの?と毒づいてしまいました。

20代前半の有望なセッター、ほしいですねー。ロシアのグランキンみたいな。男子は女子と違って、なんとかして代表入りしたいという雰囲気があるようですから、きっとメンツはいるんでしょうね。それをうまく見つけ出して育てられるかどうか。学校レベルからVリーグ・代表まで、指導者側の眼力と育成能力が問われていると思います。
by rio (2009-06-17 00:16) 

ぷりぴん7☆LОⅤE

WL二戦目を『なかったことにしよう』と秘かに(堂々w)思っているrioさん、
こんばんは☆

ダイジェスト1時間枠(でも滝修行&ゴリユキチ紹介VTR入り###)第3セットからの放送やMB3名の奇襲wもイラッ#としましたが、FIⅤBのライスコも途中で修正がはいったものの、先発トミーに■印が付いてなかったり、リベロにBLポイント1がついたり、米兄の得点が0になっていたり、超アバウトでした。

正直言ってロシア相手じゃ、ワンサイドで成す術もない試合になるかなぁ・・・など悲しい予想に反して、初戦にしては善戦したのでは・・・と言う印象です。
ロシアサイドの言い分だと予想メンバーと大幅に違ったからとの事ですが。

力の差は歴然ですし課題は山積みとは言え、ゴリ&ユキチコンビも黒鷲旗の好調さを維持して活躍していましたし、Ⅴリーグの経験のおかげで目覚しい成長です。
コッシーもゴッツも怪我を治して復帰しても、うかうかしていられませんね。
切磋琢磨してお互いに向上してくれる事を願います。

アサシン松本のコースの件は御指摘通りだと思いますが、堺Bzのブログに本人のコメントがありましたが、工夫をしているみたいですね。
第二戦で多少なりとも成果があったのは明るい材料だと思いました。

それに反して北島のコメントはちょっと切なかったです。
第一戦で怪我をした様な話もありましたが、確かに高身長のメリットを生かした(周りが期待している様な)ダイナミックさが足りず、小さくまとまってしまいそうで心配です。ヤマコフ同様に、パワー&スピードアップを期待したいです。

宇佐美隊長は新人、古田隊員が入隊したのを機に(?)昔の山本=ゴリに交代になっただけではなく、Bカットからでもセンターやソリーズ以外のWSも使って欲しいですね。

第二戦は東レラインが見たい!!!と言う声がゲタッチャンに聞こえたのか?トミーと阿部ちゃんのコンビが光りましたね。
Ⅴリーグ同様に阿部ちゃんがMBに負けじとキレイにBLに飛んでいたのも印象的でした。

関東以外は来週土日にBS放送されるので、今度は第二戦も1.5時間枠らしいので、女子の放送も終わった事だし、試合があったのを思い出してみる気になったらw、また感想文を宜しくお願いします。

そういえば、昔は日露対抗や日米対抗などの国際試合をやっていましたよね。
今となっては日本がどちらにも勝っていた試合があったのが懐かしいです。
by ぷりぴん7☆LОⅤE (2009-06-17 00:36) 

rio

>ぷりぴん7☆LОⅤEさん、ロシア第2戦のあまりのぐだぐだっぷりに脳みそをふさぎたくなった私ですが、阿部ちゃんの相変わらずのプレーにはバカウケでした。

笛が鳴った瞬間にジャンプフローターを打って、相手リベロが焦ってホールディング(笑)。「ざけんなよっ!」って感じでリベロが審判にアピールしているのがまた笑えました。

なのに阿部ちゃん、またしても笛が鳴ってすぐにサーブを打って、焦ったロシア(ポルタフスキー?)がアタックミス(大笑)

さらにさらに、阿部ちゃんにすっかりのせられたロシア、やり返そうとして笛が鳴った瞬間にサーブを打ったらアウト(爆)

もう、こういうところがたまりません。病みつきです。

ほかにも、不発でしたが、「ツーアタックを打つと見せかけてブロックを誘い、ぎりぎりでトスに変えて相手のオーバーネットにしてしまう」という技もやってましたよね。左利きでツーを強打できるからこその技。いや、それ以前に、阿部ちゃんのずる賢さむんむんの技。大好きです。

そんなわけで、植田監督の得意攻撃”パニック采配”も結果オーライで決まったことですし、試合そのものはもうどうだっていいやと思ってしまったのでした。

そうそう、阿部のブロックはいつ見ても上手ですよね。宇佐美もきれいに跳んでいてよくブロックを決めてます。日本の代表=セッターがブロックの穴、というイメージはこのチームにはあてはまりませんから、同レベルのチーム(特にアジア各国)はやりづらいでしょうね(フフン

松本がライト側からクイックを打って決めていたのはいい作戦だと思いました。打つコースを変えるのが難しい場合は、打つ場所を変えればいい。とても合理的な発想だと思います。

ターン打ちもやってましたが、こっちはかなりきつそうに見えました。背筋・腹筋の問題なのか、身体の固さの問題なのか、フォームの問題なのか、原因は素人にはわかりませんが、ひねりきれて(ターンしきれて)なかったです。この点については、山村・富松に遅れをとってますね。

もともとスピードで代表入りした選手ですから、これで打つ幅が広がれば、攻撃ではかなりいい線にいくのではと期待しています。

北島はどこかやりにくそうというか、おどおどしてるようにすら見えてしまいました。守備で貢献できなかったことで自信をなくしかけていたんでしょうか。越川・福澤・石島ともにタイプとしては攻撃型ですから、北島が荻野のように守備型サイドのスペシャリストになればスタメンに定着できると思うのですが。

そうそう、昔は”日ソ親善バレー”とか言う名前でしたね(古)。平成生まれの子だと、「ソってなに?ソース?」とかいう感じでしょうねえ。。。
by rio (2009-06-17 23:49) 

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