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モントルー・ポーランド戦 なんじゃこりゃ? [バレーボール]

国際大会の幕開けと言われるモントルーバレーマスターズ2009ですが、日本はとりあえず、幕が開ききらないまま終わってしまいました(哀)。結局、方向性や可能性といったものを感じたのはキューバ戦だけ。ほかの試合では、この大会で何をしようとしたのかが見えないままでした。

現時点では勝利よりも内容が重要だと思いますが、取れたはずのセットも自分たちのミスで落とし、終わってみれば全試合でストレート負け。若手主体でやってもベテラン主体でやっても、結果的には同じだったわけで、なんかヘンですね。

解説のマエケンがしつこく言っていたように、新ボールにうまく対応できていないということはあるんでしょうね。サーブミスの多さ、明らかにラインを割っているスパイク、受けた瞬間に見当違いの方向へ飛んでいくサーブレシーブなんかは、日本らしくないなと。

もう一つ、チームの組織化が全然できていなかったことも敗因でしょう。ブロック・レシーブの位置取りでのミスと、つなぎのしょうもないミスが目立ちました。位置取りは今後のチーム作りで詰めていけばいいことだと思うのですが、つなぎのミスについては、Vリーグ全体のレベルの低さが表れているような気がしてなりません。だとすれば、選手の意識改革から始めなければいけないわけで。なかには素直に受け入れない選手もいるでしょうし(←そんな選手は呼ばなければいいんですが)、なかなかの難題だと思います。

※ちなみに、準決勝のイタリアVS中国も見ましたが、負けた中国はやっぱり、チームがばらばらでした。オウ・イメイの孤軍奮闘が目だった程度で、ネット際に強いはずの中国がイタリアにいいようにやられていました。ただ、中国はいつも主要大会までにはきちんとチームを整えて結果を出してきます。果たして全日本2009はどうでしょうか。

ということで、ポーランド戦なんですが…この試合、はっきり言って見る価値なしです[たらーっ(汗)] あえてポイントを探すとすれば、荒木がフル出場して活躍したという点だけですね。そのほかは日本もポーランドもぐだぐだの極み。ものすごく雑なバレーをしている若手主体のポーランドを相手に、日本は北京組を送り込んで試合を完全に支配しながらストレート負けしたわけですから、いかにげんなりな内容だったかお分かりいただけるかと。

とりあえずローテはこんな感じでした↓

 竹下     井上        栗原

 木村     荒木        石田      L佐野
--------------------------------------------------
カチョル   ベドナレク(MB)  ヤゲーロ

バランスカ  ピコシュ(MB)  バルチク(S) Lゼニク

ベドナレクやバランスカは、08年までに日本で開かれた国際大会にも出ています。が、実況いわく、北京五輪を経験したのはセッターのバルチクのみなのだとか。

一方の日本は、現時点でのベストメンバーです。7人中5人が北京五輪のスタメン。しかもポーランドはここ数年、ずっとフルセットで勝っている相手です。想像するに、真鍋監督のこの起用は「予選敗退は決まったが、せめて1勝はしたい」という意図だったはず。しかし、コテンパンに負けたことでかえってチームがぎくしゃくし、一方、若いポーランドには大きな自信をつけさせてしまう結果になったのではないかと。

こうした戦略性のなさ、采配のまずさ、試合観の鈍さは真鍋監督に限らず、日本バレー界の欠点だと思います。やたらとあちこちから口を挟むおっさんおばはんらがいて、船が山へ登ってしまってるのかもしれませんねえ。

セットを振り返るとげんなりなので、気になった点だけ。

○荒木
序盤から立て続けに2本ブロックを決め、クイックも速くて強烈。サーブでも崩すし、レシーブにも果敢に飛び込むしと、孤軍奮闘でした。決まった時の喜びや決まらなかったときの悔しさを全面に出している辺りも、キャプテンとしての自覚を感じます。

真鍋采配で謎だったのは、サーブで相手を崩している荒木に代えて、庄司(第1セット22-24)や狩野(第2セット23-23)といったピンチサーバーを送ったこと。

今大会での庄司は要所でのサーブミスが目立ちましたし、もともとサーブで点が取れるタイプでもありません。相手の攻撃を拾ってつなぐことを意識した采配だったのかなと思いましたが、それだと第2セットで狩野にした理由が不明。狩野はたしかにいいサーブを打ちますが、第2セットの同点の場面で起用されたせいか、打った瞬間にミスとわかるサーブで失点し、ゲームを壊してしまいました。

↑これにどういう意図があったのか、真鍋監督の中では結果をどう評価しているのか、聞いてみたいところです。

選手交代と言えば、このブログでもたびたび話題となっている全日本男子の宇佐美→富松のワンポイントブロック。これも、どういう根拠があっての采配なのか不明です。感覚的にやってるだけなんじゃないの?という疑念がぬぐえないのです。

野球やサッカーでは、選手交代は大きなテーマとして分析・理論化され、語りつくされてなお議論が続いています。その2球技と比べると、バレーの選手交代の判断は監督の主観に偏り過ぎなんじゃないかという気がします。これまでに体系的に研究されたことがあるんでしょうか?気になります。

○佐野
1試合に1回ぐらいはオーバーで2段トスをするようになった佐野ですが、慣れていないのがばればれですね。ドリブルをしないように慎重になっているのはわかりますが、チームのリズムを完全にぶった切るほどの遅さ。それで高々とトスを上げられても、相手ブロッカーはみんな寄ってきて待ち構えてしまいます。

ポーランド戦で、佐野が上げた超遅アンダーでのバックアタックへのトスと、超遅オーバーでのレフトへのトスが2本とも決まったのは、ポーランドのブロックがありえないぐらいにヘタだったからです。相手がイタリアだったら完全に3枚でシャットアウトされていたでしょう。

男子WLで、宇佐美がレシーブしたボールを、リベロ田辺が走りこんでセッターのようなジャンプトスでライトに上げて得点につなげた場面がありました。日本が世界で勝っていくためには、これが当たり前にできなければならないはず。

竹下は河合や冨永よりも先に、佐野にトスを教えたほうがいいんじゃないでしょうか。あるいは、竹下がリベロに転向すればいいと思います。きっとそれがベストです。

○石田
どこからでも積極的にバックアタックを打ち、前衛両サイドからも力で押すタイプのアタッカー。見ていて面白いですし、決まればスカッとします。が、つなぎのミス多すぎ[あせあせ(飛び散る汗)]細かいプレーが苦手なんでしょうか。サーブレシーブでも崩されることが多いですね。

この試合ではセッター対角に入っていますが、このポジションのライバルには狩野がいますし、大山加奈が復活すればラインナップに加わってくるでしょう。石田の武器がバックアタックだけなら、上背があってブロック力も高い狩野や大山には勝てません。

石田の守備力が成田並みになれば面白くなってくるのですが。今後に期待です。


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to

rioさん、こんばんは。

スタメンはびっくりでしたね。何かの力が働いているとしか思えない。これが真鍋監督自身の方向性でないことを願わずにおられません。もし、そうであれば全日本は不幸の道をまっしぐらです。若手を起用して成績が付いてこないことについてファンは我慢しなければと思いますが、バレー界や指導者の迷走劇にはうんざりです。

それにしても、1勝を取りにいった割には気の抜けた試合でしたね。ポーランドは昔からブロックが悪いから、センターで突付いてやれば簡単に崩壊するのに、大味な試合をしたらポーランドに分があるでしょうに。勝つ気は全くなしという感じですね。あっ、ちなみにポーランドのメンバー、2人以外は北京五輪のメンバーですよ。とはいえ、この面子で戦って、グリンカ、スコブロニスカの飛車、角抜きのポーランドに0-3はないよねぇ。

荒木については、目を見張るのはレシーブですね。上げられなかったけれど、相手のスパイクに対する反応は明らかに速くなっている。これはセリエAでないと得られない効果でしょうね。

今回、狩野が加わったことで、これからの全日本ウイングスパイカーにはバックアタックが必須となりますよね。ウイングの3枚がバックアタックを打てると、前が2枚のときに必ずバックアタックは2枚で、常に4枚の攻撃が可能になりますからね。ただ、バックアタック2枚を活かすには、ウイングの次の要件として後衛でのレシーブ力も加わってくると思います。真鍋監督が石田に目を付けているのは明らかにそこなんでしょうね。

これは先のことになるかも知れませんが、センターにバックアタックを打ててレシーブも出来る選手が入ると更に幅が広がるんですが。勝負どころでリベロを抜いて、前3枚にバックアタック2枚の5枚攻撃なんてワクワクしませんか?(まぁ今の時点では、その前の前でつまづいている段階なんですが...)。

そういう意味では、山本には早く戻ってきて欲しいし、若手でもそういう選手を探して欲しいですね。

男子のロシア戦は昨日の午後にTBSで放送されているのを知らず、今日の深夜に録画です。その裏番にフジが「バレーボールネーション」を持ってきているので、どないしょ、と思っているところです。

by to (2009-06-14 21:47) 

rio

>toさん、実況が「北京出場はバルチクのみ」と言ってるのを聞いて、あれ?と思ったのですが、やっぱりベドナレクとかバランスカは北京に行ってますよね。試合に出る機会がなかったんでしょうか。

センターにもバックアタックを打たせるために後衛に残すのは、いまのところキューバ女子がやってますね。男女含めてほかのチームでは見たことないです。

カリーヨはサーブレシーブも難なくやってますね。キューバの場合はツーセッターですし、セッターへの返球の質にそれほどこだわってないからできる(乱れてもオープンで決める力がある)という特長があるから実現できているという側面もありますが。

ただ、日本に関しても、ゼッターランドがスポナビのコラムで、荒木を後衛に残したままにする戦術を提案していたように思います。荒木は栗原・木村より強烈なバックアタックを打てますし、今大会でのレシーブの積極性を見ると、試合の要所で後衛に残すのもありですね。

その場合は、レシーブが乱れた時でも処理できる高さのあるセッターが不可欠ですよね。今大会で、サーブレシーブが長くなってしまって竹下が届かず、ダイレクトで打たれる場面が何度もありました。これではせっかくのアタッカー陣が宝の持ち腐れになってしまいます。

現状のバックアタックも、栗原・木村がセンター以外の場所からもっと打てるようにならないとだめですね。いまのところ、ほとんどがコートのど真ん中からのみ。ライトからのバックアタックは、石田以外は完成しているといいがたいレベルですし、レフトとセンターの間、ライトとセンターの間というところからは1本もないように思います。

キューバ戦で書きましたが、後衛カリーヨなんかはレフトサイドラインからライトサイドラインまで回り込んで打ったりしているわけで、完成度が上がってくれば脅威です。いまでも十分に脅威ですが(笑)

サイドアタッカーでは、石田の活躍を認めつつも、やっぱり狩野を育ててほしいです。すべてのプレーをそつなくこなせるタイプですし、とてもクレバーな面もありますよね。ただ、竹下のようなセッターのもとでは石田のようなひたすら打つタイプが重宝されるわけで、そこがなんとも歯がゆいです。
by rio (2009-06-14 23:45) 

machi

せっかくrioさんがレポってくれてるというのに、どういうつもりなんでしょう、ナベマサ・ジャパン!
まぁ、内容のある敗戦ならいいんですが…純粋に選手のモチベーションが心配になっちゃいますねぇ。と、と、とりあえず、始まったばかりなんだし、頑張って欲しい!

荒木の成長ぶり、奮闘ぶり、という件は見るのが楽しみになって来ました。
荒木はいいことも悪いことも、ちゃんと自分なりに消化して経験として蓄積できる選手、という気がしています。
派手に伸びる訳ではないが確実に進歩して行く、みたいな…ん~上手く表現できないですが。

そうそう、rioさん記事中、男子WLの宇佐美レシーブ→リベロのトス→ゴリのスパイクのシーン、あたしも思わずテレビに向かって
「そうだ、そうだよ!それだよ~!」と拍手を3回ほどしながら喝采を叫んでしまいました。
あれはリベロの選手が咄嗟に反応してあげたトスのように見えたんですが、でもちゃんとジャンプしながらの早いトスでしたね。

ほんとにそういうところからして、佐野には大いに不満です。
リベロというのは、試合中にベンチやコートに出たり入った出来る守備の要、であるからして、ディフェンス面からゲームメイクしていく存在でなきゃならないと思うんですが…ベンチからの指示やデータをコート内の選手に伝えたりできる美味しい(?)役割なんだし。
なんか北京までの佐野については、(指示的なものも含めて)声出してる風でもないし、ゲームを盛り上げる風でもないし…そういう風に見えるだけなのかなぁ?
それに加えて、アンダーで「よっこらしょ」的二段トスを上げられると「おいおいおい」とげんなりしてました。

そうですねぇ、佐野にトスを教えるよりは竹下がリベロに転向した方が、はるかに早いかもしれないですね。あ、これでまるくおさまるじゃん、みたいな(爆)。
竹下ってアテネの後の全日本召集で「例え自分がコートに立てなくても、日本のチームのための覚悟が云々」てな事を言ってて「お♪」なんて思ったんですが、やっぱり選手として、というところにこだわっているんですね。
まぁ、そうは言ってもその時も正セッターだった訳だし(何しろ蓋を開けたらテンシン心中だなんつって☆)、もちろんアスリートとしては正解なんでしょうけど…こだわるんであればこそもうセッターはいいですから、って言いたくなります。

うう、長々とすいませんでした!





by machi (2009-06-15 00:42) 

o-kun

こんばんは。こういう状況(一つも勝てていない、どころか1セットも取れていない)でポーランド戦の結果は一番やってはいけないことだったですね。ゲームの目的は棚に上げおいて、中途半端に勝ちにいき、よくわからんまま負けてしまう。選手サイドにはストレス満タンだったろうと思います。
セッターに関して言えば遠征直前で横山さんが怪我でリタイヤしたのは、真鍋さんにとっては最大の誤算だったでしょう。本当はこの大会で一番確認したかったことが出来なかったことで、目的が全部あいまいになってしまった感があります。ただそれでも「若手を試す」と明言していたわけですから、チーム河合版とチーム冨永版の2つを徹底的に試して欲しかったと思います。竹下さんは、使うならあくまで2枚代えの控えに置いておくべきで、先発させるべきではなかったと思います。
真鍋氏がいろいろ試すのにTV中継が邪魔(要は日本に勝って欲しいと願うTV観戦者への意識)なのであれば、中継はないほうがいいですよね。次の大会では目的のわからない、中途半端な勝ちに行くようなことがないことを祈りたいです。
by o-kun (2009-06-15 01:18) 

rio

>machiさん、同感です。全日本女子はリベロルールの半分ぐらいしか使いこなせていない気がします。

リベロ=守備専門ということにこだわりすぎて、後衛ではオーバーでトスを上げていいことや、試合中に何度もベンチに戻って監督・コーチを打ち合わせできることの大切さを理解していないですよね。

そういうことに早くから気づいていた成田は、あっさりとリベロに転向して存在感を発揮し続けています。

柳本体制の末期は、試合中のタイムアウトすらただの休憩タイムになってましたよね。コミュニケーションを放棄して、団体競技でどうやって勝つつもりだったんだって感じです。

そういう状況で育ってしまった竹下・佐野ですから、”司令塔”ってのがなんなのかよくわかってないんでしょうね。野球の古田にでも弟子入りして学んできてほしいです。

竹下にしても佐野にしても、数字に表れる面のよさばかりがクローズアップされますが、数字に表れないところでかなりチームの足を引っ張っていると思います。竹下の場合は身長が原因であることが多いのでどうしようもないですが、佐野に関しては意識と努力で改善できることばかり。

それでもやろうとしないんだから、現状に満足しきっているということなんでしょう。そういう選手が新しいチームにふさわしいのかどうか、シビアに評価すべきだと思います。

竹下にしても佐野にしても、高橋もそうですが、あの程度の身長・意識でも若い頃から使い続けていると五輪本番の予選突破ぐらいまではいくわけで。そう考えると、体格や身体能力があって意識が高い選手を同じように使い続けていれば、さらに上にいけるってことですよね。

そのために、冨永、狩野、井上(琴)を連れていったんじゃないの?って感じです。どうしても竹下を残したいならリベロ。コーチも兼任できますし、一石二鳥です。
by rio (2009-06-15 02:38) 

rio

>o-kunさん、ほんと、ポーランド戦はいちばんやってはいけない負け方をしましたよね。

ベストメンバーを組んで試合を支配しながら、逆転でセットを取られ続けてストレート負け。若手の中には、ベテランを見て「この程度か」と思った選手もいるかもしれませんし、ベテランの中には真鍋体制への不満がつのったかもしれません。

いずれにしても、チームが課題を確認した!とか、この敗戦を気に結束力が高まった!という前向きな雰囲気が感じられない負け方でした。「凡ミスをなくしましょう」なんて、代表がそこから始めるの?って感じです。

TV中継については、私はばんばんやるべきだと思ってます。彼ら・彼女らはバレーを見せることを仕事にしているわけですから、それがファンの目に触れなければ、仕事をしていないのと一緒だということになって、存在意義を問われてしまいます。

中継を見ていろんな人がいろんなことを言うのは、ファンだからですよね。関心のない人は文句すら言ってくれないわけで。

確かに、みんなの注目が集まるなかで試行錯誤を繰り返すのは大変だと思います。でもそれはバレーに限ったことではないですし、そもそも真鍋監督は自分で手を挙げたわけですから。

Vリーグのなかで足の引っ張り合いがあるという大きなハンデを背負っているものの、それはそれとして、まずはどういう方針でチームを作るのかを明確にしてほしいと思います。
by rio (2009-06-15 02:50) 

NO NAME

>柳本体制の末期は、試合中のタイムアウトすらただの休憩タイムになってましたよね。コミュニケーションを放棄して、団体競技でどうやって勝つつもりだったんだって感じです。
>そういう状況で育ってしまった竹下・佐野ですから、”司令塔”ってのがなんなのかよくわかってないんでしょうね。野球の古田にでも弟子入りして学んできてほしいです。

竹下さんも、リベロに転身して一から始めれば、ゲームメイクのできるプレーヤーに生まれ変われるかもしれませんね。

>TV中継については、私はばんばんやるべきだと思ってます。彼ら・彼女らはバレーを見せることを仕事にしているわけですから、それがファンの目に触れなければ、仕事をしていないのと一緒だということになって、存在意義を問われてしまいます。

これにも賛成ですが、一番心配なのは、自分たちの作った「竹下人気」を信じて疑わないテレビ局が「ファンが許さないから竹下を使え」というプレッシャーをかけることです。
by NO NAME (2009-06-15 13:53) 

taknuno55

先のコメント(NO NAME)は私です。
by taknuno55 (2009-06-15 13:55) 

tiKi

昨日みたワールドグランプリのCM…最後にバーンと先頭に立つNo.3の彼女…。ちょっとテンション下がりました。
by tiKi (2009-06-15 15:08) 

Sacchan

>これにも賛成ですが、一番心配なのは、自分たちの作った「竹下人気」を信じて疑わないテレビ局が「ファンが許さないから竹下を使え」というプレッシャーをかけることです。

横からナンですが、地上波で流さない試合に口を出すほどテレビ局は暇じゃないですよ。スポーツ専門チャンネルの視聴者にはその手のギミックは無意味どころか逆効果ですし。

営利企業として、顧客の傾向に合わせて商品を提供するだけですから。サッカー解説の松木安太郎なんて、地上波代表戦とBSのJリーグ中継でテンションを意図的に変えてきますからね。テレビ屋ってのは視聴者を見ながら番組を作るものです。
by Sacchan (2009-06-15 17:58) 

taknuno55

>地上波で流さない試合に口を出すほどテレビ局は暇じゃないですよ。

Sacchanさん、ありがとうございます。ちょっと安心しました。
国内の試合が始まるまでに方向が見えてくるといいのですが。
by taknuno55 (2009-06-15 18:29) 

rio

>taknuno55さん、いまはわかりやすいキャラ全盛時代ですから、そういう意味では竹下ほど”わかりやすい”バレー人っていないですもんねー。人気かどうかはわかりませんが、バレーを知らない人にも訴求できる存在だということは間違いないですね。

ただ、熱心なファンだけじゃなくほどほどにバレーを見る程度の人でも、竹下のトスワークのつまらなさには気づき始めているんじゃないかと思います。つまらなくても勝てればいいんですが、”格下にしか勝てない”というboringの極みですから。。。

残念です。
by rio (2009-06-15 23:07) 

rio

>tiKiさん、私はオランダ戦にNo.3が登場したときかなり凹みました…。
by rio (2009-06-15 23:13) 

to

rioさん、こんばんは。

竹下のリベロが取り上げられているので、再度の書き込みです。

竹下のリベロについて私は否定的です。確かにディグと試合中のトスについては申し分ないでしょう。しかし、彼女はサーブレシーブをもう何十年もやっていないんです。能力は高いので直ぐに対応するのかもしれませんが、そこは未知数です。

それに、ディフェンスのリーダーシップを担うことについても大いに不安です。アテネ以降キャプテンを任された竹下ですが、本来は寡黙な性格で、本人もプレーで引っ張ると言っていたほどです。アテネまでは、吉原が絶対的なキャプテンシーで引っ張ったことで、チームをまとめていたと思いますが、それ以降のチームで竹下がキャプテンシーを発揮できたとは思いません。

佐野については問題があるかもしれませんが、全日本はそれに対する答えを持っていないと思います。佐野を替えたとして、今の若いリベロにリーダーシップを発揮する人材が居るか疑問に思います。何か、みんな似ている様に思われるのです。多分、日本のバレー界のリベロの位置付けが間違っているかも知れません。そうは言っても、人材探しを止める訳にはいかないですから、新しいリベロは試して欲しいですが...。

本題に戻りますが、竹下のリベロならば、成田に頼み込んで戻ってもらった方が良いと思います。荒木キャプテンに栗原副キャプテンですが、同世代だと言いづらいこともあると思うので、そういう意味での大ベテランは必要かもしれません。

by to (2009-06-15 23:24) 

hat

月バレ見ました「女の決断」
真鍋監督のインタビューがありました。早くもスイスで、軌道をずれてる気がします。

欧州遠征では
1.(セッター)「冨永、河合の若手がどこまでできるか」
2.(選手起用)「国際経験の少ない選手、若い選手を中心に起用」
3.(北京組)「(竹下荒木木村栗原は)全員が同じコートに立つことはないようにしたい」

追伸
女子特集号だったので、浅尾選手と木村選手のポスターをつければ売れ行きが増えたんじゃないかと思います。来月は男子特集ですから、ポスターにコッシー選手やユキチ選手はどうでしょうか。
by hat (2009-06-16 08:53) 

rio

>toさん、私は竹下が代表にいること自体に否定的です(笑)。ただ、どーしてもどーしてもロンドンに行くというのなら、セッターじゃなくてリベロにしてほしいと思います。

日本バレー界のリベロの位置づけが間違っているかも、というご指摘、私も同感です。男子は世界標準になりつつあると思いますが、女子はまだ、サーブレシーブとアクロバティックなスパイクレシーブがすべて、とうい感じがありますよね。

チームバランスについては、いまの中核になっている栗原・荒木・木村あたりは、”大ベテラン”がいないほうが伸びるような気がします。それぞれ芯がしっかりしていて、自立・協調してやっていける素質も能力もあると思います。キューバ戦での木村を見ると、特にそう感じました。

ただ、いままでずっと、吉原・竹下・高橋といった大ベテランが、ときとして”目の上のたんこぶ”として存在していたために、やらされてる感あふれるバレーをしてしまっていたのでは。

ここで一つ、セッターもリベロも若手にして、それをメグカナ世代に育てさせればいいんじゃないかという気がしていますが、いかがでしょう。
by rio (2009-06-16 09:06) 

rio

>hatさん、月バレ最新号はまだ読んでないんですよー。最近、最寄の図書館の月バレに愛読者がついたようで、発刊直後ぐらいに行くと読めないことが増えました。いいことですよね。

また近いうちに読んでみて、面白い話題があったら取り上げたいと思います。
by rio (2009-06-16 22:08) 

to

rioさん、こんばんは。

いかがでしょうと書かれていたのでコメントします。

栗原、荒木、木村が自分を成長させる能力を持ち合わせていることには異存ありません。協調性があることも否定はしません。でも、何となくそこまでなんです。もう一歩先に踏み込めるかが重要だと感じています。北京の全日本はその象徴的なチームで、3人も結局、竹下、高橋が引っ張らないなら自分達が、という気概はなかった様に思います。

個人の能力としては申し分ない、しかしチーム力が感じられない。もし竹下が重しになっているのであれば、あんなにちっちゃいんだから、荒木のパワーならヒョイって退けて欲しいんです。今大会の最中にでも、キャプテンなら監督に言えるほどに図太くなって欲しいんです。

成田については竹下のリベロよりは良いかなと思って、それに前述した様なことも感じていたので書きました。まあ大ベテランを起用するのはまだまだ先に考えることで、優先すべきは若手の起用であることには異議なしですが、中堅がチームのリーダーシップを取るという壁を突き破らなければ、セッターもリベロも育てるのは難しいと思っています。

吉原は決して目の上のタンコブにはなっていなかったと思いますが、吉原の存在によって竹下、高橋が依存から抜けられなかったという弊害はあったかもしれませんね。そう考えると、先の先を考えた場合、中堅選手たちに全てを委ねることがバレー界の進歩に繋がるかもしれません。WGPは、中途半端に勝つのではなくて、惨敗することも日本にとっては価値のあることなのかも。

by to (2009-06-16 23:10) 

古都の侍

こんばんは。

先ほど、この試合を見ました。3セット見るのにこれほど苦痛だったことはありません・・・と言うのが正直な感想です。
まぁしかし、このメンバーでこう言う試合をしているようでは・・・竹下のトスもイマイチ安定感がありませんし、アタッカーも河合の方が打ちやすそうですよね。

で、竹下リベロありかなしかですが、私個人としては消極的理由として賛成ですね。セッターとしてはなしだけど、まぁリベロくらいなら考えなくもない、みたいなところでしょうか。
いずれにせよ、モントルーでの竹下を見ていると、このままではロンドンは遠いなぁと思います。

hatさんご指摘の通り、月バレではそういうことが述べられているんですよね。政治家だったらマニフェスト違反とか言われて叩かれそうです。
資料を探すために久々に訪れたジュンク堂で立ち読みしていたのですが、思わず足許が崩れそうになってしまいました。たぶん、ジュンク堂の防犯カメラには挙動不審者に映っていたに違いありません。

by 古都の侍 (2009-06-16 23:46) 

rio

>toさん、ありがとうございます。

私も吉原主将時代の竹下、高橋が頭をよぎったんですよ。あの頃の2人は、吉原・成田を壁にして自分の事だけに専念していればいいポジションだったんですよね。でも、その2人が同時に去って、流れから竹下がやるしかなくなって引き受けたという経緯でしたよね。

以前にここでも書いたことがあると思いますが、私はずっと杉山か荒木(大本命は大山ですが)がキャプテンになればいいなと思ってたんですね。吉原のキャプテンシーは優れていたと思いますが、五輪まで1年余りしかなかったからなんとかもったという面があるように感じていたんです。

面倒見がよくて、チームの「和」を作っていけるのは杉山か荒木(か大山)しかいないだろうなと。荒木はバレー歴の中でキャプテン経験がないそうですが(←高校時代は大山がいたので)、その分、新しい発想でやってくれるんじゃないかなと期待しています。

そのためには、荒木が萎縮してしまうような存在は取り除いておいてほしいんですよねー。その選手が100%必要ならとうぜんチームにいるべきですが、取替え可能なら取り替えておきたい、という感じです。

その上で、かつて新人・中田久美がベテラン(といっても、いまの荒木や栗原と同年齢ぐらいですが)アタッカーに育てられたように、将来有望なセッターをメグカナ世代が育てながら、チームとして強くなっていってくれれば理想的だなあと思ってます。

そのための最初の大きなハードルが監督…ってことになりそうで、ちょっとげんなりなんですが。
by rio (2009-06-16 23:54) 

rio

>古都の侍さん、私はまだ月バレを確認してないのですが、お話から妄想するに、やっぱりモントルーでは横槍が入ったんじゃないですかねえ。。。

就任直後から、JVAのあほなおっさんに「世界バレーで結果がでなければクビもありえる」的なことを言われてましたから。予選敗退した時に「1勝ぐらいしろ」とか圧力をかけられて、渋々”ベストメンバー”でやるしかなかった、とか。

↑いくらなんでも真鍋監督に甘すぎる妄想でしょうか(笑)

アテネ直後からずっと言われてきたことですが、そもそも竹下がずっと故障しないという保証はありませんよね。このままロンドンで引っ張って、いきなりガタがきたらどうするつもりなんでしょうか。

かつて中田が満身創痍のまま代表で正セッターを張り続けていて、日本が格下のチーム(たしかドイツ)に負けそうになったとき、交代を志願して中田を引きずりおろし、ゲームをひっくり返して勝ったのが中西でした。

そういう若手・中堅が出てきてほしいです。女子は男子と違って、どことなく「代表なんて…」と消極ムード(本気でイヤなのかもしれませんが)が漂ってますよね。。。

ちなみに、中西は月バレで「大型セッターが必要」と言い切ってました。ご自身が小型セッターだったので、より強くその必要性を感じているんでしょうね。
by rio (2009-06-17 00:03) 

hat

> rio様の「女子は男子と違って、どことなく「代表なんて…」と消極ムードが漂ってますよね」に同感です。

 そういえば柳本前監督の時、チームがセッターを代表に出してくれないと言ったとか言わないとかいう話がありました。

 後任の真鍋監督は、遠征に行く前には、若手を使うと明言したのに、本番では、スタメン常連の竹下選手を起用した、ということで、就任早々、前監督と同じことの繰り返しになるんじゃないでしょうか。
by hat (2009-06-18 07:46) 

rio

>hatさん、真鍋監督は、遠征から帰国したらまず、遠征での選手起用の意図と自己評価について、ファンに説明する必要があると思います。

これまでの代表チームは、ファンが「?」と感じていることを一切説明しないまま、ただひたすら業界内の理屈だけで進んできたと思います。それでファンを増やそうなんていくら言ってみたところで、成功するわけないですよね。

真鍋監督がいきなり「公約」を破ったことで、もともとあまり期待していなかった私は、さらに心が離れつつあります。なんとか今年一杯は見守ろうと言い聞かせている状態です。。。
by rio (2009-06-18 23:39) 

U3

rioさんの記事自体にバレーボールへの熱意を感じました。
バレーに限らず個人競技でないものは全体の一体感がないと絶対といっていい程勝てません。
もちろんそれを作り出すのは指導者の役目です。
一貫性のない指示や指導は選手のモチベーションを下げるだけです。
何を達成する為にこの試合に臨むのか指導者は選手に明確に示していたのでしょうか。
日本のバレーボールが駄目になった理由はそんなところにあるのかも知れませんね。
by U3 (2009-06-20 07:40) 

rio

>U3さん、次に生まれ変わったときには身長210センチのセッターになろうと思ってます。

「一体感」、私もまったく同感です。ここでたびたび、バレーと囲碁将棋は似ていると書いているのですが、いちばん似ているのはすべてが一体的に動かなければ勝てないという点だと思います。

日本バレーの場合、↑これを頭でわかっていながら、実現させるためのことをしていない(方法がわかっていない?あるいは、しがらみにがんじがらめになってできない?)ように感じます。

今回の真鍋監督も「全員がリベロの気持ちで」と言ってます。これもまた一体感の重要性への決意表明なんでしょう。しかし、それを実現するために170センチ台のレシーバーを2人に150センチ台のセッター、さらにピンチレシーバーまで同時にコートに立たせているようではまったく意味がありませんよね。

モントルーの試合を見る限り、ほとんどの選手の場合、生き生きとしていたのは初日だけだと感じました。真鍋監督はすでに、選手のモチベーションを下げてしまってるのかもしれませんね。

まあ、まだ発足してすぐですから、軌道修正はいくらでもできると思います。この遠征で、まず監督のメンタルが強化されていることを願ってます。
by rio (2009-06-21 01:02) 

o-kun

こんにちは。
真鍋氏はさっそく袋小路に入っているように見えてしまいますね。
トリノ国際でも悲しいメンバーで戦っているようですし。。。
各選手は全日本にどういう意味で選ばれて、どういう理由で試合に出ているのか理解できているでしょうか?理解できていないとすればそれはマネジメントサイド、すなわち監督、コーチ、チームスタッフ(もっといえば強化委員も含めで)の責任ですよね。理解もできずにただ試合をこなしているだけでは、選手も不幸だしチームも強くならないと思います。そういう意味で竹下は今どういう理由で試合に出ているのか、自分が試合に出ることで全日本にどう貢献できているのか、きちんと説明できるのかどうか聞いてみたいです。竹下くらいのベテランであれば、それくらいはきちんと言葉で表すことができてもいいのかな、と私は思います。
by o-kun (2009-06-21 18:42) 

三毛猫

はじめまして。
横山が怪我したなら、橋本や大山未希を追加召集すれば良いのでは?と思いました。よりによって五輪翌年に竹下を使うなんて…。
by 三毛猫 (2009-06-22 18:30) 

rio

>o-kunさん、まったく同感です。プロたるもの、引き際を誤ってはいけませんよね。

竹下は国内リーグではまだ”引き”があるわけですから、そっちに専念すればいいのにと思います。どういう意図で代表入りし、後進の道をふさいでいるのか疑問です。

「竹下を超える若手が出てこないことが問題」という見方もあるかもしれません。しかし、裏を返せば、竹下の身長とトスワークでも、若いころから使い続ければあの程度にはなるわけで。

竹下の五輪成績を並べると、予選敗退、5位、5位ですよね。その間、世界トップチームに勝った試合はほとんどありません。シドニー敗退のときに「低すぎて世界に通用しない」と批判の矢面に立たされたことは気の毒だと思います。

しかし、代表に復帰してから5年間をかけて彼女自身が証明したことは、「やっぱり世界には通用しない」ということでしかなかったと思ってます。それが”プロ”である彼女につきつけられた現実なんだろうなと。

「国際経験豊富」ということを言うメディアもありますが、それなら栗原も五輪を2回、スタメンで戦ってますよね。荒木も木村も控えで出場しています。その世代がいまは主将、副主将ですから、そっちにまかせてみるのが自然な流れだと思います。
by rio (2009-06-22 21:52) 

rio

>三毛猫さん、私もまったく同じ疑問を持っています。

特に橋本をなぜ呼ばないのか。セッターは監督の考えをいちばん理解している存在でなければならない。セッター出身の真鍋監督ですから、そんなことは百も承知なはず。横山の辞退があったとき、橋本を呼ぶということはきっと頭をよぎったと思うんです。

しかし、フタを明けてみれば代わりに呼ばれたのは河合。成長ぶりがうかがえたのはよかったですが、どういう力学が働いたのか。謎ですよね。

橋本にしてみれば心中は複雑だろうなあと思ってしまいます。
by rio (2009-06-22 22:05) 

クイック

ちびセッターでメダルレベルになんて到底届くはずがないって、なぜ時の指導者が確固たる信念を持てないのか理解に苦しみます。ほんとうにトス質、ワークに優れていても無理なのに。第一優れてませんからー。右ィー真ん中ぁー左ィーですから。
いつも考えてることだけど今(ほんとはアテネ後と言いたいが)って日本にとって一番良いときだと思うんです。ゴールド世代と表現すればいいんですか。大山や荒木や木村や栗原、有田や狩野、ちょい下にいくと岩坂など実業団のほうにもまだいるだろうし。こういた180越えの84や86や87の選手が同時期に揃うことって日本ではもうないんじゃないかと言ってえほどいまはチャンスだと思うんですよ。日本が強くなるにはこのチャンスを絶対のがしてはいけないなあと思うしだいです。それを別段トス技術に秀でたわけでもなく相手スパイカーに上からノープレッシャーでバンバン打たれるチビッ子(前監督時は前衛で二人並ぶと言う光景も)が妨げてる感じは否めない。よく解説者が竹下の上から強烈なのを打たれ点取られたら「これはもしようがない」などと戯けたこと言ってるが、一試合に必然的に何度も起きる現象を「しようがない」などと言うことばで片付けて世界相手に勝てるとでも思ってるのでしょうか?よく耳にする一点の重みとやらの思想とは一体何なのでしょうか?何と説得力のない言葉なんでしょうか!?青春まっさかりの中高生に向けたカッコつけたいが為の浮きゼリフにしか聞こえない。
by クイック (2009-06-23 03:05) 

NO NAME

ゴールド世代、というクイックさんのコメントを読んで、大いに同感です。

身長的には、2012年ロンドン五輪が全日本女子の最高身長のチャンスなんじゃないでしょうか?

真鍋監督には、日本に戻ってきたら橋本選手を追加招集してほしいと思います。
10年間不動のセッターで他の選手の士気が低迷するよりも、久光だから呼ぶほうが、他の選手にも理解できる手法だろうと思うのですが。久光の選手で、真鍋イズムを代表全員に浸透させるのは積極的な方法だと思います。

他のスポーツなんですが、男子ゴルフで、最近のトップ選手の平均身長が低くなってきている、という仮説を聞きました。
中嶋常幸氏が感想として、昔のAONは180cmあったけど、今の男子トップ選手は身長が低くなっている、距離を飛ばすゴルフで低いのは不利だと思う、というお話しでした。
by NO NAME (2009-06-23 08:05) 

NO NAME

きっとね、真鍋監督には『セッターは竹下か河合の2択』っていう
一般人には見えない呪縛があるんだよ。

どこの板を読んでもセッターの人選は疑問視されてるし、素人の私でさえも皆さんと同じ疑問を持っています。
という事は、誰がどう見てもおかしいという事ではないでしょうか。

真鍋監督だろうとどこのVプレミア監督だろうと、素の状態ではこんな人選はありえない。
という訳で、間違いなく呪縛以外の何者でもない。
JVAもJTに頭が上がらないのかもしれませんが、バレー人気を落とす事だけは上手いと思います。

つまらない投稿で失礼しました。書かずにいられませんでした。
by NO NAME (2009-06-24 06:49) 

hat

おはようございます。06-23 08:05のNONAMEのコメントはhatでした。失礼しました。入力欄を間違えました。

セッターの件、なんだかVリーグの女子では、選手の異動情報がいろいろ出てきたようで、単純には行かないようですね。23日の投稿は勘違い投稿で、失礼しました。

いずれにしましても、今代表に招集されてEUで外国チームと戦っている選手には、選手自分自身のために、全力を出し切ってほしいと思います。
by hat (2009-06-24 08:34) 

まりふぁな

Sacchanさんとtaknuno55さんの問答にあるトコロですが、

>一番心配なのは、自分たちの作った「竹下人気」を信じて疑わない
>テレビ局が「ファンが許さないから竹下を使え」というプレッシャーを
>かけることです。

≫地上波で流さない試合に口を出すほどテレビ局は暇じゃないですよ。
≫スポーツ専門チャンネルの視聴者にはその手のギミックは
≫無意味どころか逆効果ですし

これ、TV局側から見た動向としちゃわかりきったハナシなんやけど、
脳死状態のJVAがそのロジックを理解できてないフシがあるよぉな。

「“TV局が祭り上げてくれたテンちゃんをハブる”っていうアクションでは
“TV局、ひいては視聴者(≠バレーファン?)”が離れてしまう↓」な~んて
とんちきなカン違いして「天の声」をタレ流してる可能性はアリな気します。
まぁJT・久光辺りに対する配慮ってのも当然あるモノとして。

なにはともあれ現場・現実から乖離した、くだらん既得権益確保主眼の
政治的パワーゲームに日々精進してるんでしょね、老害どもは。

こぉなってくるとTV局や代理店の側に「ホンモノの嗅覚持った」ヤリ手の
担当者が出てくるのを待つしかない…のかもしれませんな。
外圧なきゃ変われないっていう間抜けさはどこぞの国政・お役所連中と
おなじ腐臭がプンプン漂ってるよぉに思います、はぃ。
…これから気温も上がってくるし、なお一層ハナにつきそぉでイヤンです罠↓

by まりふぁな (2009-06-24 11:15) 

yoko

私もセッター「橋本」に大賛成です。
女子の監督が真鍋監督に決まった時に、必ず呼ばれると思ったのですが‥
セッターの技術うんぬんは詳しくわかりませんが、橋本の勝に対する執念は必要だと思います。
by yoko (2009-06-24 13:37) 

rio

>クイックさん、竹下が代表の正セッターであることに、つねに批判はあると思うんですね。ファンだけでなく関係者からも。

なのになんで、いまだに竹下なのか。ほんと理解できません。結果を出しているならまだしも…。観るのがいたたまれない試合が多すぎて、その印象ばかり残ってしまいます。

03年のときに集められたメンバーには、掛け値なしに”日本中”が期待したと思います。その後の5年間がまさかあんなことになるなんて。

そのうんざり感をがまんし続けて北京が終わり、やっと新しい一歩を踏み出せると思ったら、真鍋監督がまた同じことを…。JVAは本気でバレー人気を高めようとしているのか、心底うたがってしまいます。

竹下の上からバカスカ打たれているのは明らかなのに、公式記録に残る数字だけで竹下は評価されているんですよね。ありえないと思います。

私の感覚では、竹下は少なくとも1セットあたり5点のビハインドを背負っていると思います。一度、竹下の上から打たれた失点や、20点以降のローテで竹下が前衛になってしまったときのセット取得率など、きちんとデータを出してみてほしいです。
by rio (2009-06-24 22:16) 

rio

>hatさん、ほんとはアテネがステップ、北京がジャンプで、ロンドンのときに世界トップに食い込めるはずだったんですよね。

いまの選手たちの体格や能力を考えると、↑この見通しは相当現実味を帯びていたと思います。それをここまで後退させてしまったJVAのアホさ加減には、乾いた笑いもおきません。

横山がはずれて河合が入ったことを関係者の方々はどう思ってるんでしょうね。私の妄想では、柳本前監督が河合を選んだのは、竹下の控えになりたがるセッターがいなかったからだったはず。そういう事情があったからこそ、真鍋監督も最初は河合を選ばなかったんだろうなと思ってます。ほんとに期待の新人だったら選んでるはずですから。

河合は確かに成長してますし、一生懸命だと思います。しかし、足が動いていないのは誰の目にも明らかですし、プロフィールを見る限り身体もしぼれていないと思います。

なんで橋本を招集しなかったのか。面と向かって聞いてみたいですね。
by rio (2009-06-24 22:26) 

rio

>NO NAMEさん、コメントありがとうございます。

真鍋監督は、一度は河合を選ばなかったわけですからねー。だからこそ余計に、なんで???と思ってしまいます。

それでもまだ、河合を使い続けるならわかります。若手に経験をつませるという大義名分が立ちますから。でも結局、真鍋監督も竹下をベンチに座らせ続けることができなかったんですよね。

多くのファンは「だからあれだけ竹下をはずせ!と言ったのに!!!」と思っていることでしょう。私もそのひとりです。
by rio (2009-06-24 22:32) 

rio

>まりふぁなさん、JVAが残間里江子を理事に選んだことに、くもの糸のような細い期待をつないでいます。

とはいえ、ひとりのカリスマが外からやってきただけで大きく変われるとも思えず…JVAがどれだけ本気であのおばちゃんにゆだねるのか。今年1年はそれも見ものだと思ってます。

話はそれますが、つい最近、改めてJVAのHPで組織関連をのぞいていて、理事・監事の異常な増殖っぷりに鼻水がたれました。ここ2年ぐらいで1.5倍ほどになってるのでは。

それ以外にも意味不明な役職がてんこ盛りあって、誰が何を担当しているのか、全容を把握している人間は誰もいないのではないかと思ってしまいます。

カネがないとかいいつつポストは増やし、余計な出費がさらに増大。一度作ったポストはなかなか無くせませんから、自分で自分の首をしめているようなものです。つぶれる組織の典型的な末期症状ですね。

↑こんなのを食わせるために、きょうもせっせと練習に励む若者たち。『蟹工船』がはやるわけだよなあと思ってしまいました。
by rio (2009-06-24 22:46) 

rio

>yokoさん、もうほんと、素人にはわからないことだらけですよね。

真鍋監督から明確な説明があって、それにもとづいて遠征が行われているのならまだ見守ろうと思うのですが、言ったことと正反対の采配をしたあげくに内容のない試合を立て続けにみせられると…。あれだけもめにもめた挙句に監督になったのはなんだったの?って感じです。
by rio (2009-06-24 22:56) 

古都の侍

こんばんは。

真鍋交響楽団の、「迷走行進曲≒埋葬行進曲」は着実に、コンマスの竹下を軸に着実に進んでいるような気がします・・・
河合、いいですね。選ばれた経緯はひとまず横へ置いておいて、河合の評価をしたいと思いますが、思ったよりよくやっていると思いますよ。でも、河合が北京の控えとして成り立つレヴェルか?という疑問に対しての答えは、「成り立たない」というものになってしまいます。今さら北京のことを蒸し返してもどーしよーもないですが、やはり河合は北京控えセッターのレヴェルじゃないなぁと。
欧州遠征、竹下が出ているセットよりも河合が出ているセットの方が、いい雰囲気でバレーをやっているように思えてなりませんねぇ。モントルーでも、トリノ国際でもそうですが、竹下のムードのあれはホントに・・・

ポーランドの単純バレーにやられる試合も、みんな竹下ですよね。しかも、北京組で固めて9連続失点したりと、ちょっと頭が痛くなってしまいます。

月バレにはしっかりと欧州遠征では、「若手主体起用」、「セッターは河合と冨永主体」、「なるべく北京組がコートに並ぶことをなくしたい」と言うような趣旨のことが書かれていたと記憶しています。
なのに・・・

他方、男子の方では越川が富山大会は出場する意向だったような気がしますが、エントリーされず・・・石島もいまだにエントリーされていませんね。情報が入ってこないので何とも言えないですが、コンディションの問題でしょうかねぇ?8月末の世界バレー予選があるので、WLも数試合は出るのではないかと思っていたのですが、どうなるのでしょうか?後半3週にエントリーされるのかどうか、気になりますね。

そうそう、プレミアリーグの方では、高橋がNECの登録選手から外れているんですよねぇ~(成田も)。久光からは山本や兵頭、橋本が外れています。パイオニアや武富士からの選手移動もあって、今オフの人事異動は激しくなりそうですね。
因みにJTは寺廻監督が辞めて、監督ポストが開いた状態。竹下の海外移籍の話も立ち消えって、高橋のNECの登録がなくなり、丼はフリーの状態。まさか、神戸にてテンシン丼??と、今日の帰りの電車内で、ふと思いついてしまいました。もちろん、妄想に近い閃きですが、そんなことってあったら・・・怖い。

by 古都の侍 (2009-06-24 22:57) 

三毛猫

rio様レスありがとうございます。確か2003年って温水も登録されていましたよね?(違ったらごめんなさい。)
もしも2003年の正セッターが温水だったら…、アテネ後に若手の大型セッターを使っていたら…。

いいアタッカーが揃っているだけに残念でなりません。
by 三毛猫 (2009-06-25 00:08) 

Sacchan

>カネがないとかいいつつポストは増やし、余計な出費がさらに増大。一度作ったポストはなかなか無くせませんから、自分で自分の首をしめているようなものです。

えーと、理事・監事は無給ですから出費は増えませんよ。寄附行為の第22条参照。この条の例外事項に当たる常勤の役員は名簿で肩書きが「(財)日本バレーボール協会 理事」になっている4氏と、「(財)日本バレーボール協会 監事」になっている岡崎氏だけです。この手の公益法人は役員はタダ働きが原則。例外は大相撲協会とサッカー協会くらいで、サッカー協会も川淵前会長が改定したのだから5,6年前までは無給だったと思いますよ。

禄を食んでないから責任ある運営ができないと捉えるか、禄を食んでないから組織におもねることなく大胆な提案ができると捉えるかは微妙なところですが、彼らは「無駄飯食い」ではないです。
by Sacchan (2009-06-25 09:54) 

rio

>古都の侍さん、私も08年~09年モントルーを見る限りでは、河合はよくやってると思います。

ただ、そのこととは別に、なんか大人たちに都合のいい手駒として動かされてる気がします。柳本前監督にしても、真鍋監督にしても、打つ手がなくなって「じゃ、河合にしとくか」ということだったんじゃないかという印象が拭えません。

いまウインブルドンをやっているから言うわけではないですが、いっそ、すべてのポジションで国内ランキングをつければいいと思います。もちろん、ランキングの高い順に呼べば強くなるというものではないでしょうが、誰にとってもわかりやすい基準になると思います。

越川・石島については、無理しなくていいように思ってます。むしろ、彼らが休んでいる間に08年まで控えだった人材が伸びてくるほうが、全体の底上げになりますし。試合に出ていないときにしかできないこともあると思うので、そっちの方面のスキルを伸ばして戻ってきてほしいです。

テンシン丼がVリーグに何かする分には、もはやどうだっていいと思ってしまいます(笑)。代表に食い込みさえしなければ。
by rio (2009-06-25 21:03) 

rio

>三毛猫さん、温水は少しの期間、代表で試合に出たこともあったと思います。温水については、area71さんがブログで分析されてます。
http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/49866556.html
全日本には彼女を使いこなせる指導者がいなかったのかもしれませんね。
by rio (2009-06-25 21:10) 

rio

>Sacchanさん、「無給」だから「出費が増えない」というロジックは成り立ちません。私は「余計な出費がさらに増大」と書いております。そのニュアンスを汲み取っていただければと思います。
by rio (2009-06-25 21:16) 

古都の侍

再びこんばんは。

NEC&久光の登録抹消問題、一時的にサマーリーグシフトに変更する最中だったようで・・・そのあとに説明記事が掲載されていました。
お騒がせいたしました・・・
申し訳ございません。


by 古都の侍 (2009-06-26 02:23) 

rio

>三毛猫さん、温水は代表でトスを上げたことはないそうです。控えで交代で出てきたと思ったのですが、選手を勘違いしていたかVリーグと勘違いしていました。すみません。
by rio (2009-06-26 08:43) 

rio

>古都の侍さん、ここ数日、あちこちで情報が飛び交ってましたね。ファンの熱心さに広報体制が追いついていないように感じていました。
by rio (2009-06-26 08:47) 

to

rioさんが検証して欲しいですね、と言っていたので、「竹下の上からバカスカ打たれているか」だけですが、映像が残っているモントルーの4試合で検証してみました。

4試合のうち竹下がセッターに入ったのは7.44セットで、明らかに竹下の背丈のせいで取られた点は、ノータッチで打ち込まれたのが1点、ブロックアウトで点を取られたのが1点でした。あと、明らかにとは言えませんが、フェイントが2点、竹下と一緒に飛んだミドルブロッカーとの間を抜けたり、ミドルブロッカーがワンタッチを取られたりしたものが2点。

明らかにというものでセット当たり0.26点、明らかとは言えないが影響はあるかもというものでセット当たり0.81点でした。

竹下がストレート側に飛んだり、前衛でブロッカーを入れたりの対策で、バカスカ打たれているということは少なくなっている様です。裏返して言えば、バカスカは印象が強いだけで、それよりもrioさんの指摘していた20点以降の取得率、具体的に言うとコントロールタワーとしての能力に問題があるのかもしれませんね。

そうなると、セッターの高さの問題ではなく、159cmが170cmになってもいきなり全日本が強くなる訳ではなく、本当はコントロールタワーの能力の問題が議論されなければならないのですが、素人目には難しい問題ですし、竹下が選ばれていることで同じ土俵で比較する機会を色んな選手に与えられていないことには不満が残りますね。

by to (2009-06-26 15:27) 

Sacchan

>「無給」だから「出費が増えない」というロジックは成り立ちません。

なぜ?直後に「こんなのを食わせるために云々」という表現が来る以上金銭的な問題を指摘しているのでしょうが、多少無給の役員が増えたところで会議のお茶代がちょっと増える程度のことです。10億円以上の金を動かしている組織にとって誤差のうちでしょう。

組織の効率という点では人数の問題じゃありませんし。そもそも「効率」なんてものは実務を担当する各事業本部について問うべきもので、理事の人数とは無関係です。なんでもかんでも噛み付きゃいいってものじゃないと思いますよ。安全な場所に隠れていて、為に実情をよく知らないならなおさらです。
by Sacchan (2009-06-26 22:14) 

rio

>toさん、統計をとってくださってありがとうございます!

08年までは高橋と竹下が前衛で並ぶローテがあったので、それでバカスカ打たれていた印象になってたのかもしれないですね。柳本時代はブロックが3枚そろうこともまずなかったですし。。。

ほかに考えられる理由は、竹下の上を狙う必要がないぐらいブロックが穴だらけだった、ブロックの上から打ちたがるキューバ戦に前衛で出ていなかった、ポーランドのように相手もぐだぐだだった、などでしょうか。

ただ、以前の記事でも少し書きましたが、竹下が入っていることでブロックの完成が遅れる面はあると思います。セッターは味方ライト側ストレートに跳ぶことが”セオリー”だと思うのですが、竹下の場合は、外、中、はずれるの3パターンありますよね。

外側のブロッカーは基準を作らなければいけませんから、竹下がイレギュラーな動きをせざるを得ないことで、基準を作るブロッカーがころころ変わってしまうというデメリットがあるんじゃないかと思ったりします。この辺はプロに聞いてみないとわかりませんが。

20点以降については、竹下のトスワークの単調さが改善されない限り、難しい気がしています。竹下に戦術的センスがないことも大きいと思いますが、同時にこれも、身長の問題なんだろうなと。

たとえば中田久美…は古いのでヒョウ・コンにしますが(笑)、彼女だとたとえばAクイックを何段階もの高さで上げられると思うんですね。そうすると、攻撃位置だけじゃなくて攻撃の高さや速さ(テンポ)を変えることでバリエーションを作れます。

↑これが竹下はほとんどできてないですよね。しないのか、できないのか、してるけど効果がないのか、その辺はよくわかりませんが。そういう駆け引きを捨てて、ひたすら横の速さに命をかけている気がします。

などいろいろ考えてみたとことで、おっしゃる通り、この5年間、比較できるほど代表でトスを上げている選手がいないですからねー。そこがいちばんの問題点ですね。
by rio (2009-06-26 23:45) 

rio

>Sacchanさん、とてもお詳しいご様子ですので、JVAの理事の権限・仕事の実態と出費の実態、理事選出の実態、各事業本部と理事の関係性、なぜ理事が急増しているのかなど、つまびらかにしていただけませんでしょうか。

直接お話したことのある都道府県協会の役職ポストにある方でも「調べたけどよくわからない」とおっしゃっていたので、私だけでなく多くの方にとても参考になると思います。

また、個人的には「会議のお茶代がちょっと増える程度」とは到底思えないので、そう断言されていることに驚きました。理事の数と効率性に関連性がないというご指摘も、JVAの実態についてそう言えるということなんですよね?

もしおっしゃる通りなら、私はずっと大きな勘違いをしてきたことになりますので、その際はきちんと訂正したいと思います。
by rio (2009-06-27 00:04) 

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