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WLブルガリア戦(第2週・第1戦) コツコツと前進がいい感じ。 [バレーボール]

ワールドリーグはすでに第3週。富山でキューバ戦が始まっていますが、せっかくの機械を遊ばせてしまいました…。明日の第2戦を地上波で見て、第1戦は再放送を録画しようと思います。

そんでもって、第2週のブルガリア戦の第1試合を見ました。これもBS-TBSですでにやってたんですねー。それを知らずに再放送のほうを録画してしまいました。なので結果はうすうすわかってましたがとても楽しめました。

いやー、負けはしましたがいい試合だったと思います。メドが立ってきているところと、これからまだ調整が必要なところとがはっきりしていて、次の試合はどういう展開を見せてくれるんだろうという期待が持てます。試合の流れに一喜一憂せず、必要なことをそれぞれがきちんとやっている姿勢が見えて応援にも力が入りました。

対するブルガリアは、W杯07のときのような圧倒的な強打の印象が見られませんでした。ホームでかえって緊張したのか、まだ調整中だからなのか。つなぎが甘く、ミスも多かったです。

そんな第1試合のローテはこちら↓

福澤/前田     宇佐美/阿部   枩田/松本

  富松          清水        米山
-------------------------------------------------
ガイダルスキー(MB) ニコロフ     アナニエフ

  カジースキ      ジェコフ(S)  ボグダノフ(MB)

福澤は調子があまりよくなさそうだったので、交代はしかたなかったと思います。枩田が松本に代えられたのはきっと、植田監督の必殺技”懲罰的な交代”でしょうねえ。ただ、それ以外にも、松本と比べるとクイックの入りが遅いようにも感じました。パナソニック班ということと、山村に次ぐ高身長センターということで代表入りしてるんだと思いますが、北京組との差はまだちょっとあるようです。

宇佐美/阿部の交代はある程度、戦略的だったように感じました。一般的には、セッターが代わるとトスが変わるのでタイミングが…とか言われますが、このチームに限って言えば、北京組とパナソニック・東レが中心なのであまり心配はなさそうですね。清水・福澤だけでなく米山・前田もセッター2人のトスをうまく打ち切っている(トスミスの時もカバーして決めている)ます。

休んでいる越川・石島のうち、石島は北京組でも宇佐美となかなかトスがあわなかった印象がありますが、↑こういう状況ですから、もう文句は言えません。植田監督は良くも悪くもすぐに選手を交代させてしまうので、2人にとっても安泰というわけにはいかなさそうです。

さてさて、気になった点をピックアップしてみます。

<第1セット>
日本が終盤まで先手を取り、ブルガリアが追いついてきても逃げるという見ごたえのある展開でした。が、21-20からレフト米山がブロックされ、続いてライト清水もアウトで21-22とついに逆転。ここからサイドアウトで22-23となった場面、ブルガリアの入れとけサーブをきっちり返して枩田のB…が痛恨の空振り。。。

打てば絶対に決まるタイミングだったのに、なんでミスったのかいまいちよくわかりません。枩田の手とボールの位置が完全に離れていたところを見るとサインミスだったんでしょうか。たぶんこういう場合はセッターが悪いってことになるんだと思います。ただ、世界トップのチームなら、センターがなんとかボールに触ってプレーをつなげるはずなんですよね。

日本は男女を問わず”上げ膳据え膳”のアタッカーが多いですから、思ったところにトスがこない→打てない→セッターのせいにする→キレるというパターンが多かったと思います。全日本男子も北京まではそうでした。でも、アタッカーが打ちやすいトスは相手も止めやすいんだろうなってことぐらいは素人でもわかります。すでに全日本男子は、よくないトスでもなんとかするチームになりつつあります。そんなわけで、今回の痛恨のミスは枩田が悪い!(パナソニック班だし)と勝手に判定いたしました<(_ _)>

もう一つ、このセットで気になったのは17-14でワンポイントブロックをいれた場面。なにかとワンブロ好きな植田監督ですが、いまいちタイミングを間違ってることが多いような気がしてなりません。

↑このときも、宇佐美→山村でワンブロだったんですね。宇佐美にワンブロを入れることの是非はこのブログでも何度も指摘されている通りです。この試合でも、宇佐美は何度もワンタッチをとったりはね返したりと、サイドブロッカーとしてはほぼ完璧に仕事をしていました。

それに加えて、交代のタイミングが枩田サーブのときだったんですね。ということは、サーブで崩すことを期待できないだけでなく、コート内にはトスのうまいリベロ井上もいないわけですよ。前衛が富松・福澤・山村、後衛が清水・米山・枩田。←これだと、シャットアウトできなければほぼ失点確実ですよね。ワンタッチとってつないだとしてもトスがきれいに上がる保証はないですし、上げられそうなところも福澤しかありません。

結果は、冷静に判断したブルガリアが福澤ブロック狙いのライト攻撃でワンタッチをとって得点しました。そりゃそうだよなと納得するしかないプレー。←これを招いたのは植田監督の采配ミスです。

どうせワンブロを使うなら、なんでせめてもう一つ前の米山サーブのときにしなかったのか。これだと井上はコート内にいますし、この試合の米山サーブは好調でよく崩していたので、ブロックできる率も高かったはずです。ワンタッチをとった場合でも、1stの処理とトスを米山と井上で分担できるわけで。

謎です。

<第2セット>
序盤から好プレーと課題プレーが次々に飛び出す展開で、この辺の調整が今後を大きく左右するんだろうなと思ってみてました。結果的には25-19で取ったので満足でした。

3-1から相手をサーブで崩した場面。ブルガリアは完全に打てず、ライトバックからスタンディングでの返球になったのですが、それを3枚ブロックで止めに行ってしまった日本…。当然のようにいちばん内側(クロス側)を狙われ、ソフトアタックで当てられて誰もいないところに落ちてしまいました。

サーブで崩してオープン攻撃になったときは3枚で止めるというのはセオリーなんでしょうが、時と場合によるわけで。これまた、植田監督の指導力が問われるプレーだと思います。

こういう場合、コート内で「跳ぶな!」と指示出来る選手が必要なはずですよね。キャプテンなのかリベロなのか、その辺はチームによるのでしょうが。万が一そういう選手がいなければ、監督がコートサイドから怒鳴ってもいいわけですよね。こういう数字に表れないミスをどうやってなくすか。注目したいと思います。

”声かけ”でいうと、チャンスボールの1stをセッターが触る場面が何度もありました。解説の川合が例のごとくくどくどくどくどくどくどくどと文句を言う気持ちもわかります。そんなマヌケなプレーをするのは女子・竹下だけでおなかいっぱいです。男子はせっかく上り調子なんですから、しょーもないプレーで流れをきってはいけません。レシーバーが一声かけてセッターをどかせればいいだけなのに…と歯がゆかったです。

<第3セット>
清水へのマークが厳しくなったところで、米山・前田のサイドのがんばりが目立ちました。2人とも同じような身長、同じようなプレースタイル。サーブもよく、守備型サイドとして計算できるメドが立ったのではないかと思います。

サイドはこれで、越川・石島・福澤に加え、米山・前田でかなり厚みが出てきました。ここにもうひとり大型サイドがいれば、あとは植田監督の采配次第(←いちばん問題だったりして…)という理想的な展開に持ち込めそうです。

それだけに、清水の控えがいないのが気になりますね。左利きにこだわることはないと思うので、いろいろ試せるいまのうちにメドをつけておいたほうがいいように思います。石島をオポジットに入れてみるのも面白いかも。

11-11の場面で、松本がきれいなターン打ちでクイックを決めたのは印象的でした。第2セットもそうですが、いままであまり打っていなかったコースを意識的に狙っているように見えました。思ったとおり、やればできる子でした(嬉)

<第4セット>
決してブルガリアに流れがあったわけでもないのに、なんとなく取られて試合終了となったこのセット。明暗をわけたのは攻撃パターンの差だと感じました。

第3セットまでで、センター、サイドの両方でほぼ手の内を出し切っていた日本。疲れの見える清水に頼るわけにはいかず、手詰まり感が漂うなかで宇佐美/阿部はよく組み立てていたと思います。ただ、ブルガリアは温存していたセンター攻撃で勝負をかけ、これが当たりました。日本のブロックは完全に分断され、ほぼ1枚半以下。22-24でタイムアウトを取り、最後はクイックに賭けてコミットしましたが、吸い込んでゲームセットでした。

16-21で阿部→宇佐美の交代になり、宇佐美は最初に前田のバックアタックを使いました。ブルガリアは完全にサイド警戒で清水に2枚、米山に1枚。松本のAクイックは無視していたようですが、その後ろから前田が飛んできたので慌てて中に寄ってきたという感じでした。

宇佐美の判断はよかったと思います。残るカードはバックアタックぐらいしかなかったですし、きれいに決まりました。ただ、パナソニック班の福澤と比べると、コンビの安定感や速さはまだこれから。ローテがまわって前田が前衛にきてしまったこともあり、立て続けに使ってブロッカーを混乱させるまでには至りませんでした。

”隠し玉”を持ちながら戦うのは、いまの日本にはまだ無理かもしれません。ただ、それができるチームになったときには、もう一段高いところへ行ける気がします。そのためにはまず、監督の経験値アップが欠かせないんじゃないかと…そんな気がしています。


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hat

おはようございます
 男子はイイ感じということで何よりです。植田監督は選手選抜と育成計画は素晴らしいですね。イキの良さと、同時に継続性という不思議な感じです。

 試合中に勘違い?が出るのは、コートの真横に立っているからではないでしょうか?
 素人考えですが、監督が選手と一体化するのは良くないと思います。ベンチに座って、視点を一歩引いて、冷静に状況分析してほしいと思います。そして、自分がコートに出した選手を信頼してほしいと思います。

追伸 コメント1のリンクをクリックしないでください。不快なリンク投稿です。

by hat (2009-06-28 09:34) 

LLR

はじめまして
ブルガリア戦、翌日の試合は勝ったのでその感想も聞きたいです
ところで越川は朝長より宇佐美の方が合ってたような
アタッカーが合わせるべきってところは同意です
特にゴッツに言ってやりたい
by LLR (2009-06-28 11:22) 

rio

>hatさん、植田監督の選抜は方針がはっきりしていますよね。

それでも08年までは、山本の位置づけやセッターの方針で試行錯誤が続いた感がありましたが、北京以降はさらに明確になったと思います。

WL序盤で、越川・石島が休んでいるのも、結果的にはプラスに働いているとように感じます。解説の川合も繰り返し指摘していましたが、この2人がいると福澤・米山・前田・北島というサイド陣の出場機会が減り、底上げにはつながらなかったかもしれないからです。

そう考えると、竹下・佐野を代表にいれ、しかも出場させまくっている真鍋監督の経験不足な感じがよりはっきりと見えてきますねえ。。。

もう一つ、男子はサーブレシーブもスパイクレシーブも極力オーバーで処理し、リベロ井上はコート中を走り回って隙あらばレフトへライトへとトスをあげまくっています。これができるのは”男子だから”ではなく、”やろうとしているから”ですよね。その辺も、真鍋監督や女子選手たちがどう見ているのか、気になります。

追伸 削除しました。ありがとうございます。
by rio (2009-06-28 14:40) 

rio

>LLRさん、コメントありがとうございます。そうでした。越川は宇佐美とあってましたね。ご指摘ありがとうございます。越川・宇佐美といつもセットで書いていたので勢い余ってしまいました。

ブルガリア第2戦も見終わりました。日本初勝利ということで、これまた見ごたえがありました。フルセットにせずに勝ったのが大きいですね。

ただ、試合内容としては第1試合のほうが上だったと思います。第2試合は、1セット目がブルガリアの自滅、2セット目が日本の自滅、3~4セットでは、お互いにセンター線へのトスがあわないなか、サイド攻撃のバリエーションの差で日本が競り勝ち、という印象でした。

これから地上波でキューバ戦なので、それを見届けてからちょこっと書いてみたいと思います。
by rio (2009-06-28 14:49) 

しっぽなし

こんにちは。

感想文、ありがとうございます。楽しみにしてました。

ケーブルテレビに加入して早5年、WLが1試合も見られないのは今年が初めてです。(アナログ契約のままにしている私が悪いんですけどね…)

やっぱり清水の控えがいないんですね。前田はNECでは両方やってたので清水の控えに入ることもあるのかと思ってましたが、今のところそんな感じでもなさそうですし。

世界選手権の予選でしっかり活躍できるよう、きちんと調整しつつ頑張ってもらいたいです(祈)。
by しっぽなし (2009-06-28 14:57) 

rio

>しっぽなしさん、ありがとうございます。

先週末の富山開催だったキューバ戦はTBS地上波でしたが、ごらんになったでしょうか?15歳の2メートルがスタメンだったりして、平均身長も約2メートルのガリバー軍団ですが、チームとしての完成度はまだこれからという感じでした…が、個人技の差でボロ負けでした。。。

前田が、オポジットというよりライトとして対角に入る手はあるでしょうね。ただ、現状では清水が(またしても!)ベストスコアラー1位になってしまっているチーム事情です。そこをなんとかしてバランスのいい配球にしなければ、清水をはずした途端にチームバランスが崩れてしまいそうです。

またのちほど、キューバ戦の感想もアップしたいと思います。
by rio (2009-06-29 08:48) 

古都の侍

こんにちは。

いや~、外は暑いっすね。ローストビーフになってしまいそうです・・・っておい、おまえは牛だったんかい!モ~そりゃ、大変だ!
と、寒い寒いダジャレで少しは涼しくなったでしょうか。私は恥ずかしさのあまり、紅潮しております。

前田をオポジットというよりはやはり、3枚WSの考え方のほうがしっくりきますよね。
くどくどと、今井がビーチに行ってしまい「今井フェイ化計画の頓挫」をいまだにちょろっと悔んでいますが・・・
現状だとやはり石島にライトっていうのがいいと思います。なんだかそれはいけそうな気がする~~あると思います!
OP候補らしい古田は生で見たところ、だいぶ厚みのある胸板ですねぇ。OQT~五輪にかけて世の女子を「ポッ」とさせたマストランジェロには及びませんが、なかなかいい線いっていると思います。
キューバはあらびきながら、いいですねぇ。ただ、2試合続けてストレート負けする相手じゃないと思いますけど・・・

by 古都の侍 (2009-06-29 14:20) 

しっぽなし

rioさん、北海道ではWL地上波の放送がないんです…(涙)

国際試合は女子は来ますが男子は来ませんし、Vリーグ男子も何年かぶりにやっと函館でやってくれた程度。遠くて日帰りはちょっと難しいので行けず。

北海道で男子のファンをやるのはなかなかキツイです~。
by しっぽなし (2009-06-29 20:00) 

rio

>古都の侍さん、前田をライトにいれるとした場合の”売り”がなにかという問題ですよね。

いわゆるオールラウンダー型として守備も攻撃も両面で、という千葉タイプになるのでしょうが、千葉がW杯2007で通用しなかったことを考えると、どうなのかなあという気がします。

米山・前田はこのWLで守備型サイドのメドがついているようには思いますが、「WLだから」という側面もあるわけで。本気の大会で通用するかどうかはこれからですね。

古田はたしかに体格いいですね。というより、ほかがまだまだだと思います。マストランジェロにしてもリーにしてもグスタボにしてもシモンにしても、センタープレイヤーであの体格ですからねー。

それにくらべて山村・松本…。2人のクイックが簡単に上げられるのを見るのはかなり切ないです。それにもまして枩田…。はっきり言って、彼は身体作りからしてできていないと思います。

足と腕が細くて胸板がなくてわき腹が余っているアスリート…国内だとそれでも、身長2メートルで食っていけてしまうんでしょうね(悲)
by rio (2009-06-29 21:20) 

rio

>しっぽなしさん、なんとなんと!そういうしっぽなしさんのために私めがお目となりお耳となって…と鼻息荒く録画の機械に向かったところ、キューバ戦第1試合が抜け落ちてました…orz 文明の利器は難しいです。

というわけで、ブルガリア第1~2試合と、キューバ第2試合を見終わったところですが、日本男子の良さがいちばん出ていたのは記事に書いたブルガリア第1試合だと思いました。

キューバ戦は、選手以前にベンチが右往左往って感じで…。関係者の方々は「ずっと対戦がなくてデータがなかった」というかもしれませんが、スタッフがてんこ盛りいるんだから、世界中のあちこちに出向いて足で情報を稼いでほしいとと思います。
by rio (2009-06-29 21:37) 

カリメロ&パタリロ

えぇ、地上波あったんですかー日本って狭いようで地方局がいっぱいあるので何処の地方がやっているのかしてないのかがイマイチ掴めず…一度調べてみたいですが、確実なのは勿論BS、CSでしょうか…リオさーん文面!じゃなかった文明の機器に負けず頑張って下さーいリオさんだけが頼りです。
by カリメロ&パタリロ (2009-06-30 20:33) 

ぷりぴん7☆LОⅤE

rioさん、おはようございます♪
早いもので、もう7月ですね・・・

地上波TBSは、土居&川合氏のもの凄いコンビネーションwで尚且つディレイ放送関東のみですが、結局関東圏以外のバレーファンは観戦したければ有料放送に加入しなければならないんですよね(哀)

土居氏の実況内容は相変わらずだし、ハッキリ言って『ウルサイ#』ですが、あの聞きやすい声質でだいぶ緩和されていると思います。
(新タアナは顔も声もカビラ氏ソックリだしw)

今回の感想文は、ひたすらフクロウの様に「ホウホウ」と頷きながら拝読させていただきました。

ブルガリアとの第二戦はFIⅤBのライスコ観戦をしましたが、後日録画中継を見て、良く勝てたなあ・・・と言うのが正直な感想でした。
ソリーズ隊長ウサミンのトスが低い・速いでヤマコフとまったく合わず・・・orz
現状の日本チームが相手のブロックを交わす為には速い攻撃は必須なので、体格をはじめとしたMB陣の底上げが一番の課題ですね。
私もゴッツのОPやMBは見たい気持ありますが、速いセッターとは合わないのではないかと言う大きな不安が・・・
やはりセッターは違うタイプ二人の構成が良いのではと思いました。

負けはしましたが、第一戦のほうが確かに良い内容でしたよね。
一番心配だったのはいくら若くてパワフルなゴリ君でも、あれじゃ疲れて潰れてしまうんじゃないかと言う点です。
タッチャン、若手が育つまでの間だけでも山神様に謝って呼び戻せば良いのに・・・とふと思ったりもしました。
そう考えると山神様を控えにしているPanasonicは何と贅沢なチームなんでしょう。
リベロの両人も頑張っていますが、やっぱりツマ様のコース読みと二段トスは芸術品ですね☆(こむぎさん、見てる?)

ブルガリアの応援もDJ&パンパン棒だったので、今ではこれが世界標準なのでしょうか???

週末(土)は隊長らぶ☆のなつさんと一緒に有明に観戦に行く予定です。
私は国際試合のライブ観戦はかなり久々です。
七夕(実は棚ボタw)間近のアリーナ観戦なので、先日のブルガリア美人に対抗wして浴衣&団扇持参にしようと思いましたが、ジャニファンみたいなので自粛致します。

イタリア移籍がやっと新聞発表になったコッシーを見るのも楽しみですが、今回も#タッチャンがどんな奇襲攻撃をしかけてくるのか今からドキ×2×∞です。
by ぷりぴん7☆LОⅤE (2009-07-02 07:23) 

関空おばさん

はじめまして。1年ぐらい前から楽しく読ませていただいています。
知性的、抜群のユーモアセンス、誠実で芯の通ったrioさんの大ファンです!
私がもう20歳若かったらrioさんに猛烈アタックしていたことでしょう。

最近ケーブルテレビの予約録画に成功し喜んでいます。
(何回か失敗あり。予約はできない機械と思い込むようにした時期も・・)
rioさんも最近加入されたようでバレーボールの感想文が増えるかなと
勝手に喜んでいます。
とーっても楽しみにしていますのでよろしくお願いします。

ところでぷりぴん7☆LOVEさんが書かれているように
<タッチャン、若手が育つまでの間だけでも山神様に謝って呼び戻せば良いのに・・・とふと思ったりもしました。>

ベンチに山本がいると安心と思うのですがrioさんはどう思われますか?

by 関空おばさん (2009-07-02 13:46) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、日曜夕方の放送ってローカルだったんですね。。。あれやこれやと大会を乱立したツケのような気がしてなりません。日テレでも巨人戦を切るご時勢。バレーが、1年間で男女合わせて何度も2時間枠を占拠できるわけないですもんねえ。。。

というわけで、ここのところバタバタしていましたが、これから観なおして書きたいと思います。
by rio (2009-07-03 23:08) 

rio

>ぷりぴん7☆LОⅤEさん、TBSのあのコンビは聞き苦しい…のではなく、聞いていて苦しくなります(嫌)

川合はW杯やなんかのときよりは真面目に解説してますが、まとめたり要約したりする能力がないですよね。ずーーーっとだらだらだらだらしゃべってる感じで。あの歳になるともうどうしようもないんだと思いますが、バレー畑以外のタレント業務でも司会者業務でもまったくパッとしない最大の原因だと思います。

女子もそうですが、男子は特にセンター線の体格差が大きいですねえ。これはもう、完全に日本バレー界の失策だと思います。「センターはパワーよりもスピード」という考え方を誤解して、「パワーはいらないんだから筋トレをしなくていい」みたいな風潮に染まっていった結果だと思います。

枩田なんかアスリートとしては不摂生にしか見えませんし、山村や松本にしても、クイックをあれだけ簡単に上げられることをどう感じているのか聞いてみたいです。

そんななか、富松は1年でずいぶんと身体を作ってきたように思います。もちろんまだ十分とはいえませんが、以前だと筋力の弱さを補うようなうち方に見えた変則サーブも力強くなりましたよね。

パワーもスピードも、どちらも筋力アップで向上するものですから、専門家の指導のもとで体格も世界標準に近づけてほしいと思います。

リベロ井上は、新しいチームを作るうえではかなり面白い起用だと思いました。安定感ではまださすがに08年までの津曲に及ばないところがありますが、トスをハイセット(いわゆる2段トス)にせずに平行…と言わないまでも、セミぐらいの高さ・速さで出してますよね。しかも、意識してバックトスを使っているところがいい感じです。

津曲があの安定感に達したのも、何年も代表スタメン固定で使われ続けたからだと思います。それでも、日本バレー界の戦術の遅れもあって、津曲がトスを上げるようになったのはここ2年ぐらいじゃないでしょうか。

そう考えると、最初から世界標準の動きをしているいまのリベロ陣は、津曲を超えるプレイヤーになるかもしれませんね。

山本に関しては、いないほうが若手のためだと思います。女子で竹下がいないほうがいいのと同じです。

北京五輪で「スタープレイヤーなんかいらない」が持論のマッカーチョン監督率いるアメリカが優勝したように、ビッグネームに頼る時代は完全に終わったと思います。そういう時代のなかで日本が勝っていくためには、スタッフも含めてチーム全体が、苦しみながら少しずつ底上げをしていくしかないと思います。

すでにWL予選の日本が入っている組では、清水がベストスコアラーだとか(先週時点ですが)。これってぜんぜん喜ぶべきことじゃないはずで、実際に、宇佐美は「トスがオポジットに偏っている」とダメだしをくらったのだとか。

↑こういう”まとも”な努力を続けている男子がどこまで強くなるか、楽しみです。順調にいけば、ロンドン五輪出場だけでなく、バルセロナ世代に匹敵するぐらいまで復調するかもしれませんよ。タッチャンの采配次第ですが(笑)
by rio (2009-07-03 23:33) 

rio

>関空おばさん、コメントありがとうございます。猛烈アタックしていただいたら、素早い回転レシーブでよけ…いえ、コースにしっかり入って上げたいと思います!

「予約はできない機械と思い込むようにした」←こういう解決法、ものすごく親近感がわきます(笑)。IT弱者、携帯弱者と、気づいたらさまざまな弱者として21世紀を生きている私ですが、その根っこにあるのは20世紀からひきずっているメカ音痴だったりします。。。

ところで山本ですが、私は以前何度もこのブログで叱られたほど、山本を評価していません。それでも08年OQTのときはがんばったと思います。それ以前でも、バレーの見方を知らないマスコミの無責任な報道に振り回されながらがんばってたと思います。

ただ、いま彼が代表にいることが若手のためになるとは思えないんですね。技術面、メンタル面での指導力は望めないですし、ポジションもオポジットしかできませんから。

それと、自分のブログで監督批判をして代表引退を宣言したことは重いですよ。もちろん山本だけが悪いわけではなく、五輪前の月バレで荻野が山本不要論があったことを暴露するなど、おかしな動きもいろいろありましたから。

そう考えると、いま山本がベンチに入っても全員がやりづらいだけでしょうね。

2メートルの左利きであれだけ動けるサイドは世界にもめったにいませんから、もし山本が日本全盛時代やあるいは欧米のどこかに生まれていたら金メダリストだったかも。なんて妄想してしまいました。
by rio (2009-07-03 23:54) 

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