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WGP決勝・ブラジル戦 負けたけどがんばったね(虚 [バレーボール]

結果は1-3でしたが、内容は完敗。第2セットをジュースに持ち込んで取れたのは、データのない谷口が投入されたからですね。それはそれでいいんですが、ロンドンにつながるものだとは思えません(というか、このブラジル戦限定の小手先でしょう)。第2セットの中盤の一部と第3セット~第4セットの序盤までがごっそりカットされているので全体の流れはわからないものの、放送された分だけでも差が歴然なので、もうごちそうさまって感じです。

予選と違って最後まで動けていたことが唯一の救いでしょうか。ただ、それもいつものパターンなんですよねえ。開催国特権でブラジルはだいたい後回し。ほぼ優勝を決めてからの対戦でモチベーションが低いブラジルに対し、日本は「負けたけどがんばったね!」的な動きでしめくくる。なんか既視感ありありです。

序盤からリードした第1セットを取っていればかなり状況は変わったと思います。が、木村が気合の抜けたプレーとミスを連発したことで、終盤にひっくり返されて21-25。この辺のぬるい甘さが日本ですねえ。

第1セットでいちばん気になった木村のミスが、20-19の場面でのタイーザのクイック。木村・荒木・狩野の3人高いブロックで中央付近に集まり(バンチ)、タイーザのクイックに荒木が完璧に反応してクロス側に跳んでいます。なのに、なぜか木村はジャンプどころか手をあげることもせず、ネットから離れてブロックフォローの体勢を取るでもなく。中途半端な中腰で、荒木の左脇をまっすぐ抜けてきたボールを見送って20-20の同点。はあ???って感じですよ、まったく。

この場面、木村が荒木に合わせて2枚ブロックで跳んでいれば、少なくともワンタッチはとれたはず。っていうか、そこで跳ばないならバンチ・リードブロックシステムを採用している意味がありません。それなら最初から、もっとライト側に寄って、ブロード攻撃やライトバックアタックに備えたほうがマシです。

ここで同点に追いついかれてから、ブラジルの怒涛の攻撃&集中力を増した守備にやられ、気がついたら21-25。最後に栗原のレフト攻撃がつかまって、リバウンドボールが大きく木村のもとへ飛びましたが拾えず。あれだって集中力があるときの木村だったら普通につないでいるはずです。

真鍋監督の「木村と心中」という薄気味悪い呪文のせいで3ヶ月間出ずっぱりという大変さはあると思います。その辺の選手起用のまずさはもはや日本の新たな”お家芸”になりつつあります。それはそれで別に考えるとして、だからと言って自分の中で勝手にプレーをセーブしていいということにはなりません。

序盤から動きが悪く、要所で手抜きプレーをした選手を無条件にコートに立たせ続ける選手起用がそもそもおかしいと思います。何があってもはずされない選手たちに成長が見られないことは、柳本時代でわかりきっているはず。高橋、竹下、佐野の3人はアテネ~北京ほとんど成長が見られませんでした。木村もそういう列に加えられてしまうんでしょうか。

試合後の荒木主将のコメント。
「第1セットを取れなかったことが、今日の最大のミス」

↑今日の試合の評価はこれに尽きるでしょう。「取れなかった」というより、「真鍋監督が取らせられなかった」というほうが正しいと思いますが。

ところで、ちょっとこちらを↓

         Reception       Dig           Spike(効果率)            
日本       65.17%   12.75/1セット    30.41%(12.9%)

ブラジル    44.16%      12.50/1セット    47.75%(33.3%)


スパイクレシーブでは互角ですが、サーブレシーブ返球率では完全に日本が上回っています。決勝のドイツ戦と同じパターン。なのにスパイク決定率では完敗。決定数からミスを差し引いた「効果率」では、わずか12.9%です。

このブログのコメント欄でも多くの方が疑問を表明されていますが、ほんとにほんとに、日本の課題はサーブレシーブなんでしょうか???

もう一つ、ブロックを比較してみましょう。

     シャットアウト  ミス リバウンド 合計
日本     7      14   27    48

ブラジル  18      16   55    89


ミス以外の項目はブラジルが日本の約2倍。この数字を試合観戦をもとに解釈すると、ブラジルがセットプレーを一発で決めていることが多いのに対し、日本が決めきれないままラリーになっているということです。

さらに、ミス(ブロックアウトや吸い込みなど)の回数はほぼ同じ。分母(合計)が違いますから、要するに、ブロックを利用した得点を取られる率は日本のほうが圧倒的に高いということです。

↑これを総合すると、日本はつまり、サーブレシーブがきちんと返っても決定力がないから勝てない。ブラジルはサーブレシーブが返らなくても決定力があるから勝てる。そのうえ、日本はブロックシステム以前に、ブロックそのものがヘタ。ということですね。

こういう結論だと、テレビ観戦した印象と完全に一致するので非常に納得です(ちっともうれしくはありませんが)。サーブレシーブが重要であることは言うまでもありませんが、サーブレシーブがよくても勝てないのが今の日本の現状です。

それは個々の選手の努力不足でもあるはずですが、それ以上に、監督・コーチの指導力のなさ(←いまに始まったことではありませんが)、さらには戦略・戦術・発想・選手選考と起用などなどが世界トップチームと比べて周回遅れあたりにいるからだと思います(←これまたいまに始まったことではありません)。

ここ数年間でうんざりするほど実感したことを、欧州遠征~WGPまでの3ヶ月間でまた確認してうんざり。それでもまあ、「負けたけどがんばったね!」とつぶやいてみたりして(虚)。


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moody

こんにちは。

 今日も炸裂しましたねー!!
テレビ局得意の「ジャニーズの歌や選手ドキュメントは流すけど試合の一部は時間の関係でカット」攻撃。見事に決まってました。
 フジ&ジャニ氏ね。7回氏ね(←スミマセン)。

 あと、またまた炸裂してしまいました。。。。
竹下がベストセッター?ああ、恥ずかしい・・・。6位のチームから?なんで?どこみてんの?
あまりに恥ずかしくて、FIVBのサイト調べちゃいました。随分大差でランク1位になってますね。どういう基準でベストセッターか分かりませんが、開催国権限出まくりという感じでほんっと恥ずかしい。

 って、この話題前もしましたよね。
ベストセッターを決める基準や項目が偏っていて、ばたばた走り回ってるセッターにポイントが入りやすいんでしたっけ。
今回は各チームともオリンピック後のリビルディング中ですから、セッターが新人だったりしています。それでも竹下が大差で1位かというとちょっと違うだろと思います。 

 あと調べていてついでに分かったのですが、今回佐野はリベロランキング5位でした。
決勝6チーム中5位ですから成績は悪いと思います。派手なファインプレーをいくらしても、堅実なプレーという点では評価は低かったんですね。
 ちなみに今日は最後なので、オーバーパスすると死んじゃう病を押して1回くらいはオーバーパスやってくれるかなあと期待していましたが、放送された限りではやりませんでしたね。
その代わり、いつもの
1、胸元に来たサーブをむりやりアンダー→レセプション乱れる
2、フワリと返ったチャンスボール(この時点で日本の攻撃陣は準備が整っている)をゆっくりアンダーパスで返して攻撃のテンポを遅らせる
の二つは安定して見ることが出来ました。
 もう代表は引退して、病気の療養に入って欲しいです。

 今大会、いいところも少なからずあったと思いたいですが、竹下ベストセッターで力抜けました。
なんかこのパターンもいつもとおんなじですよね。

by moody (2009-08-24 00:49) 

madoka

rioさん、大変ご無沙汰しております! madokaです!
お元気そうで何よりです♪

しばらくバレーから離れていたのですが(意志の弱い私をお許しください…)、女子チーム、えーと「火の鳥ジャパン」とか言うんでしたっけ?(赤面)…について、rioさんが、
「男子の暗黒時代以来」
という驚愕の発言をなさっていたのを見て、逆に興味が湧きまして(笑)。
WGP、何試合かテレビ観戦しました。

しばらくぶり~~~に見た感想としては、
①以前はイラッとさせられてばかりだった栗原に、ほとんどイラッとしなかった。
②栗原もそうだが、不思議ちゃんスパイク(=ペチッ or ポコンッ → へたりこみ~)ばっかだった木村が、けっこうパワフルなスパイクを打てるようになっててビックリした。
③今大会ベストセッターの竹下は、かなり私を萎えさせる。
④地球ナンバーワンリベロの佐野は、激しく私を萎えさせる。
⑤火の鳥マイスター(???)の真鍋監督は、死ぬほど私を萎えさせる。
⑥狩野舞子を見ていると、心が洗われる。
山ほど言いたい事はありますが(竹下のバックアタックへのトスは、ありゃいったい何のつもりだとか、狩野がバックの時に濱口と替えて何かひとつでもいいことがあるんなら言ってみやがれとか)、まあこんなところでしょうか・・・。

moodyさん、お久しぶりです!
今日、最後の最後で、ブラジルからプッシュ攻撃のようなものを不意打ちで真正面から食らった佐野が、アンダーの姿勢をとる暇もなく、とっさにオーバーで受けたシーンがあったように記憶していますが、幻でしょうか?(笑)
ちなみに、そのオーバーパスは、案の定下手でした・・・。

私は、「佐野がオーバーを使ったら、会場を爆破する」とかいうテロ予告がなされていて、だから佐野は、会場のお客さんや選手たちの尊い命を守るため、今日も頑張ってアンダー一本やりで頑張っているのだ・・・と思うようにしています。

・・・って無理ーーーーーーー!!!

竹下・佐野・真鍋の3○カトリオがいる限り、日本の進化はないでしょうが、rioさんはじめ、常連の皆さんがバレーを見捨てずに、頑張って(笑)応援してらっしゃるのを見ていると、私もやさぐれてる場合じゃないな、と思って、コメント欄にお邪魔した次第です。
早く 「応援するのに努力が要るチーム」 じゃなくなってほしいですね!
by madoka (2009-08-24 02:20) 

BON

ブラジル戦を現地観戦してきました。
テレビの影響って恐ろしいですね。
日本のブロックが決まると、後ろの席から「やった!バンチリードだ!」と観客の声が・・・
たぶんブロック=バンチリードという単語がインプットされてしまったんでしょうね。

私も木村の甘いプレー目につきました。
特に第1セット終盤、リバウンドボールやブロックフォローが甘かったです。
木村ちょっとどうした!?と思いました。
それとブロックですが、なんで真ん中の速攻に対してワンタッチも取れないんでしょうか?
反対に日本の速攻は、ほとんどワンタッチされるんですよね。

それと第2セットから栗原に代わって出た谷口ですけど、目先を変えるには丁度良いかもしれませんが、でもそれだけなんですよね。
地上波でカットされたらしい第3セットは先発しましたが、速いと言われているレフト平行も序盤から簡単にブロック着かれてましたし、二段なんて全てシャットされおそらくレフトからは一度もブラジルコートにスパイク通ってないと思います。
このあたりの控えの選手層と人選を考えないといけないでしょうね。

相変わらず竹下のバックアタックのトスは戻ってるし、アンダーでぶん投げるような二段トスもあるし、ああいうのセッターとしてどうなんでしょうか?
面白いのは竹下から上がった二段トスは決まらない栗原が、木村や狩野が上げた二段トスをのびのびと豪快に打ちきって決めた事です。
微妙な違いがあるんですかねぇ・・・
それでも竹下がベストセッターですもんね。
これでますますアタッカーは竹下のトスに注文出来なくなりますね。
表彰式前に舞台袖で、やけに自信満々の笑顔で名前が呼ばれるのを待ってる竹下を見たら、なにか切なくなりましたね・・・
by BON (2009-08-24 02:29) 

古都の侍

こんばんは。

おおっ!madoka姐さん!!!お久しゅうございます。
madoka姐さんを死ぬほどまでに萎えさせた火の鳥NIPPON(火の車説もありますが)、11月のグラチャンの時には、改善されているでしょうか・・・
対して龍神NIPPONは期待がそれなりに持てますね。今週末に世界バレーアジア予選がありますが、楽しみでなりません。
小牧に行くつもりなんですが、19日、21日と女子の生観戦をして来た時の前に感じていたワクワクのウン百倍のワクワクを持っています。

で、ブラジル戦なんですが、実はまだ観てないんですよねぇ・・・なので何とも言えませんけど、木村をコートから外すということを考えていないというナベマサ氏。コートに出しっぱなしにすることで集中力も途切れてしまいますし、肉体的にもハードですよねぇ。それに、木村なしのオプションも考えることが大事だとrioさんは以前から指摘してましたが、全くそうだと思うんですけどね。
試合を観たらまた、感想を書きに来ます・・・

by 古都の侍 (2009-08-24 02:43) 

Taa

こんばんは。

今日の最終戦、期待してたほど面白い試合ではありませんでしたが、マリに代わって入ってきたサッサのプレーを見てたら、20数年前のカーチ・キライを思い出しました。サーブレシーブを含めた守備範囲の広さに加え、強打と軟打の使い分けやコース打ちの上手さなど。個人的に木村選手にはカーチ・キライのようなプレーをして欲しいなと思ってたものですから、今日は彼女にとって良い手本が目の前にいるなぁ…と勝手に思いつつの観戦でした。

それと狩野選手はあまり目立たないぐらい堅実なプレーぶりでしたね。彼女にはぜひ小中高生の手本となるような選手になって貰いたいので、スパイクの時はしっかりジャンプして肘を伸ばして高い位置で打つことを意識して欲しいです。レシーブのフォームなどは木村選手や栗原選手より綺麗ではないでしょうか?

あとバックアタックの打つ位置がブラジルと日本ではかなり違いますね。ブラジルのようにネットに近い位置でバックアタックが打てるのなら、もう少しトスのスピードが遅くても結果的に同じぐらいの速さで打てるんじゃないでしょうか?今の日本のバックアタックはアタックライン付近で打つことを想定してるようなので、トスの速度を上げないと速いバックアタックになりませんよね。なので日本のバックアタックのトスはいつも戻り気味なのかなと…?
by Taa (2009-08-24 03:11) 

o-kun

こんばんは、こんばんは。

ブラジル戦はよく頑張った方でしょう。ブラジルのチーム完成度&モチベーションのおかげで処刑にはなりませんでした。ブラジルも完成度が低い間はいまだにサッサに頼らざるを得ないのですね。おそらく技術の完成度から言えば、今のブラジルのWSの中ではサッサが一番高いのでしょうけど、北京前同様、チーム完成時にはサッサはサブにまわるよう、チームづくりされていくのだと思います。これうらやましいなぁ。チームづくりの間、技術力の高いベテランを入れておいて、育てたい新メンバーが崩れたらそこに投入して試合を立て直しつつ、新メンバーを育てていく、、、思えばアテネ後高橋はそういう立場であるべき選手でした(比較してはサッサに悪いですが…)。それがレギュラーに居座り続け、かつ後継も育たず、、、自身も技術の向上がほとんど見えなかったし。アテネ前、アテネ後、北京前、北京後で日本チームには何の連続性(技術の継承)もないですよね。できることなら今の日本チームからきちんと技術の継承がなされていくようなチームづくりをしていって欲しく思います。そのためにもこのタイミングできちんと世代交代をさせる必要があると思います。竹下、佐野をどうしても全日本に残さざるを得ないとしても、彼女らは絶対にレギュラー(先発メンバー)であってはいけないです。ただ、、残したとして何を継承すればいいのかは私にはわかりませんが…

私的には今回のチームは、リベロ&セッター&控えの顔ぶれを除いては、実は割合気に入りメンバーで、北京時のときよりかは応援のモチベーションを高く保てました。北京時は応援するにはツライメンバーであり、戦い方でしたので。また控えの顔ぶれはともかく、また使われ方もともかくとして、柳本氏から比較してある程度12人(14人でしたっけ?)でやりましょう、という姿勢が少しでも見えたことも苛立ちが減った原因かと思います。

少なくとも今のアタッカー陣は北京時よりはかなり楽しみなメンバーですので、継続して期待したいと思います。2年後でもいいのでここに大山、有田が加わることを楽しみにしたいです(大山はサブかなぁ、有田には先発できるよう頑張ってほしい)。

冬のグラチャン時には、セッター&リベロは違う方がレギュラーで出てくることを期待します。今日のブラジル戦。坂下ではなく狩野を使ってくれた真鍋さんであれば、わかってほしいなぁ…(たまたま坂下が昨日の無茶な使われまくりで疲れていただけだったとしたら、、、話にならんですが)

※本篇でrioさんが示されている決定力の差。これってアタッカー陣の能力不足もあるでしょうが、セッターの問題、チームとしての戦略、戦術の拙さも要因としては大きいのでしょうね。

※木村は出ずっぱりの影響が出ていたのだと思いたいです。そういう抜けた部分があるのも否めませんが…。だいたいがWGPのような大会で全部でなければならん理由もないはずです。今後はもう少し大事に使ってあげてほしいなぁ。
by o-kun (2009-08-24 03:13) 

o-kun

連投すみません。追記ですが。。。

今大会、あるい程度効果を示していたサーブ。
これたぶん来年の世界選手権頃にはかなり対応されてしまうでしょうね。これは日本に限ったことではなく、全体として今のボールに慣れてきて各国とも対応力が上がると思うからです。(日本は???)

ですので日本も、、、
今のうちに今回ほどサーブ効果が得られなかった場合でも勝てる方法、とか、さらなるサーブ力の強化とかいろんなことを想定し、それに伴う戦術変更も想定して対応していってほしいと思います。今回のサーブの効果をうのみにして、日本はサーブ力はある、なぞと思いこまないことを祈ります。

by o-kun (2009-08-24 03:22) 

to

rioさん、おはようございます。

試合に入るなり、ブラジルは笑顔。優勝を賭けた1戦が予選ラウンドで3-0と叩きのめした日本なら、そんな感じでしょうね。それが日本いきなりリードで、あの気分の乗らないときの悪いブラジルが顔を出してしまい序盤戦苦しんでいました、でもそれだけなんですけど。

昨日の試合は、「パチもんリード(←関西弁が達者なrioさんは意味分かりますよね。)」はあまり炸裂せず、サイド攻撃は2枚で止めていました。

途中、三宅アナが「これが日本のサーブ&ブロックだぁ~!!!」って叫んでましたが、何だかなぁ~。これって新しい戦術でもなんでもなく、「サーブ」と「ブロック」ですよね。「パチもんリード」とともに間違った認識が蔓延しそうで危険です。

rioさんが木村のブロックへの反応を指摘していましたが、マリだったかのバックアタックで荒木、木村が両サイドに完璧に散って、誰もいない中央を打たれていた場面もありましたね。レセプションがセッターに返った場面で中央を空けてサイドにコミット、謎です。

それにしても、1セット目19-15からシェイラのブラジリアン・バックアタック(←勝手に命名)が炸裂していましたが、すごいの一言ですね。敵ながら気持ち良かった。

まぁ、ロシアが勝ったので練習試合にならなかったブラジル戦で、1セット取ったのは良しとしときましょう。

rioさん、WGPお疲れ様でした。不満も含めて、なんのかんの有りますけど、やっぱり楽しかったです。次は男子予選と選挙ですね。体調を崩さぬ様に気を付けて、また色々と発信して下さい。

by to (2009-08-24 07:48) 

あすか

木村選手が天才ではないことは、これから狩野選手や坂下選手が
数年で、証明してくれることになるのでは・・・と、個人的には思います。

解説も木村選手や佐野選手のレシーブミスには、あまりふれようとせず
本当に、解説のレベルが低いな・・・と感じます。

同じような打ち方なのに、坂下選手はどうもボールの文字のあたりを
ついて、ボール自体がくるくる回るようなサーブを打つのに、荒木選手は
ポイントを狙うようなサーブで、何回も相手に速攻で返されていたのには
指導側の問題を感じました。

交代してよくなったらよくなったで、そのあと真っ白になって
何もできなくなる・・・戦術に関しては、試合を流れ(ゲーム)として
見ている未経験者のほうが上なこともあるのでは・・・と感じました。

誰も産婦人科の男性の医師に、自分で産んだことがないのに
(経験がないのに)わかるかとは、言わないでしょう・・・。

もっといろいろな角度から風を入れ、さらなる日本のバレーの
戦術のレベルアップを、期待したいです・・・。
by あすか (2009-08-24 09:01) 

あさぎね

こんにちは
終わりましたね。

韓国でのブラジル戦で栗原選手のサーブのときに、ブラジルのセッターが2回連続で”フライング?”をして失点する場面があrました。
このセット、栗原選手のサーブのときのブラジルは マリ選手(ライト側)の後ろにセッターのダニエル選手という配置だったように思います。
ジャンプサーブに対して深くかまえるレシーバーのその後ろからスタートしなければならないセッターがあせってミスをしたのだと思います。しかも連続で。

昨日の栗原選手のサーブ時は(どのセットも)、レシーブをしないタイーザ選手(レフト側)の後ろにダニエル選手でした。すんなりセットアップの位置に移動しています。

かなりいやなイメージを与えていただけに、そして栗原選手のサーブもよかっただけに前回のような配置になるようにローテーションを回してみてもおもしろかったのではないかなと。かなりのプレッシャーを与えることができたのではと思います。


試合後、ネット越しに両チームの選手がタッチをする場面でブラジルの選手になにか話しかけられたような栗原選手が二回ほどうなずいてそのブラジルの選手が親指を立てて「good!!」のようなポーズをする場面が うつっていました。(ブラジルの選手の顔は一瞬で画面をみきってしまいますが、スローで確認するとシェイラ選手です)
なにを話したのかちょっと気になります。「今度、パイオニアに移籍することにになったのでよろしくね。」みたいなことだったらいいなと、ありえない妄想に...。

by あさぎね (2009-08-24 11:21) 

犬中

rioさん、はじめまして。
月刊バレーボールの購入は惜しむけど、rioさんがバレーボールについて書かれた本なら惜しまず購入するだろう、犬中と申します。

ついにワールドグランプリが終わりイライラから解放される日がくると思ったんですが、それもまた寂しい気がしますね。
次はグラチャンですか・・・前回のグラチャンでは放送時間が1時間30分程しかなく、それに加えてジャニの歌はバッチリ見放題・・・という感じだった気がします。
まさか解説は・・・ランピン好きの松平名誉・・・オエッ

ブラジル戦・・・意外と楽しめて観戦出来た気がします。(期待していなかったからかも?)
今後この反省を含めてどのような発展を見せてくれるのか、火の鳥ニッポン(恥)に期待しても大丈夫ですよね!?rioさん!なんとか言ってください!(笑)

皆さんのコメントを拝見させてもらっていると、バレーボール・・・まだまだ棄てたもんじゃないと思っています!これだけ熱く語られているのですから!

※rioさん 日本女子はブラジルのスタイルを目指しているみたいですが、中国を目指すというのは無しなのでしょうか?
同じアジアで世界に結果を出していて、良い見本なのに・・・。
個人的にはアテネ中国のようなバレーが大好きですね。

by 犬中 (2009-08-24 14:45) 

赤原

こんにちは。
先日はモトコスペシャルについて教えていただき、ありがとうございました。
私はテレビ的に“平成枠”と呼ばれている世代なので、モトコさんも久美さんのすごさと言ってもあまりピンと来ませんが、
Youtubeで見てみるとモコトさんって本当にすごかったんだなーと。(笑)
久美さんも相当ですが、90年代のキューバのルイスには釘付けになりました。何だあのスパイクはーー!!というような^^;;
2000年のあの最終予選から見てきましたが、あれほど凄いスパイクは見たことありません。

そして、昨日の試合ですが、第3セットカットされて、2セット目終盤活躍した谷口がつぶされただろうとバレーファンにはいとも簡単に予想されてしまいますが、またしてもベストセッターは竹下・・・
最終予選であれだけ批判を受けたのに、よく何年も全日本に居座ってられるなと。精神力半端ないのでしょうね。凄いです・・・。
一概に竹下の責任とは言えませんが、“小さくても勝てる”ということを証明するにはやっぱりメダルでしょう。

そしてグラチャンと言えばあの爺さんが帰ってきます(来るはず?)!!
楽しみです・・・ねぇ?(笑)
by 赤原 (2009-08-24 16:47) 

アメちゃん

昨夜のブラジル戦は、HDDレコーダーの「追っかけ再生」で間に合うだろうということで、家人が見ていた裏番組の「行列~」を見ておりました。
だいぶふくよかになられたような高橋“エロ話(伸助命名)”みゆき元選手がご出演ということで・・
「表」で全日本の試合(録画)中継を放送している中で、裏番組に出演というのは嫌がらせか当てつけか?と思うようなエイベックスのブッキングでした
燃料(アルコール)を入れていないためかトークのエンジン掛からず・・というか話芸でもプレー同様さぼり気味で何のために呼ばれたのか・・・せめて石田(東尾)純一氏に使い古しのサポーターでもプレゼントすれば婚活のまねごとになったでしょうに・・(理子嬢より更に年下・・石田男爵は理子嬢からレッグウォーマーをプレゼントされたのが交際のきっかけだったとか)

この週末2連戦、何より大きく違いを感じさせられたのはセッター&MBの高さの差です。
 中国は魏秋月&薛明
 ブラジルはダニエル&ファビアナ
高いポイントでラリー中に速攻を決められるのを日本チームは下からよだれを垂らしている以外ありません
それに較べて、レセプションがネット近く高く返ってしまうとヒヤヒヤするなんて・・・誰か本気でタカギチエミ選手を親元に呼んでくれないでしょうか(お父さんは日本に出稼ぎに来ているとか・・)
杉山マルコス選手よりよっぽど東洋人顔しているのですが・・(闘利王レベル?)

3セット目まるまるカットはなんででしょう?
世界陸上に視聴率を持って行かれるほどTBSは数字を取っていたのでしょうか?(女子マラソンの録画放送だったか?)
・・・でも、三宅アナの自己陶酔実況はキライではないです。
アメリカが決勝ラウンドに来なかったのでカーチ・キライコーチの来日はおあずけですね
by アメちゃん (2009-08-24 16:49) 

rio

>moodyさん、ベストセッターはチームの順位に関わらず、データで自動的に決まってしまうのですよ(たぶん)。試合後にFIVBのHPにアップされるあの表でランキングされています。

では、そのデータはどうやってつけているのかと言いますと、なんでも「判定員」とか言うひとたちがいるらしく、その人たちが見た目で決めてます。「今の竹下のトス、よし!」とか。

しかしですねー、主審・副審ですらレベルの差が激しくて玉石混交のバレー界。判定委員がビシッ!とそろったハイクオリティであることは考えにくく…。まあ、竹下の場合はアンダーで放り投げる技をもってますから、いまの判定基準ではほとんどの場合1位になるでしょうね。07年か08年にはヌットサラに負けてましたが。

ちなみに、サーブレシーブの成功・失敗も判定員が決めてるそうです。なので、10%ぐらいは余裕で上下します。

佐野はサービスエースを何本か取られてましたし、正直、スパイクレシーブも目立ったプレー以外はぶれていたことが多かったと思います。というより、スパイクを一発でセッターに返したプレーばかりがテレビでは派手に取り上げられるので、ついつい佐野をそういうイメージで見られてしまうんですよねえ。もうほんと、次回から候補にも入らなくていいです。

ベストセッターで言えば、確かにWGP決勝の日本戦で見た限りでは、みんなどっこいどっこいでしたね。いちばんのベテランで五輪まで経験している竹下が1位を取れて当たり前の状況でした。

ただ、竹下がここまで取ってきた数々の個人賞が、日本女子バレーの発展の役にまったくたってないところが哀しいです。
by rio (2009-08-24 22:53) 

rio

>madokaさん、お元気そうで何よりです。バレー観戦は修行です。苦行です。勤行です。これからは心を入れ替え、男女バレー直視することで善根を積み、蜘蛛の糸にぶらさがれるようがんばってください。

モントルー~WGP予選ポーランド大会あたりまで、暗黒時代のかほりがぷんぷんでした。大阪に戻ってきたことと、新人・若手の育成を完全に放棄して北京組主体で”慣れたバレー”をするよう開き直った結果、域を吹き返したというような状況です。

栗原は正直、スタメンで出てくる必要性を感じない起用法だったと思います。あれだったら2枚替え要員のオポジットで十分じゃないの?という。狩野が入るとサーブレシーブはゴマメ扱いですし、後衛に下がるとなぜかレシーブのヘタな濱口がピンレで入ってきますし。でもまあ、吹き出物でぼろぼろだったお肌が完璧に治ったところを見ると、本人的には納得の大会だったのでしょうか。

木村は「嫌だから」という理由だけで真面目に取り組んでこなかった筋トレを、ちょっとやってみただけでフジテレビに「かっこいい女」に祭り上げられるぐらいですから。ちょっとその気になってビシッと打ってみたのかも。

ブラジル戦で、レフトから思い切りブロックにぶつけてライト側アウトゾーンに出したプレーがありましたよね。あれぐらいのことを常にやってくれればいいのですが。

竹下はともかく、地球ナンバーワンリベロの佐野が6人中5位(プ)。1~4位はきっと、地球外生命体なんでしょうねー。

火の鳥マイスターらしい真鍋監督は、JVA公認の上級指導員資格を持ってません。えーっと、マイスターってもともとどんな意味だったでしょうか。

狩野舞子はあらゆる点で木村を超える逸材だと思います。それをなぜは間口と代えたのか。一方、オポジットにサーブレシーブ免除の坂下を入れていたときは、濱口を投入したなかったんですね。マイスターの考えることはさっぱりわかりません。

そんなこんなで、やさぐれ人生から足を洗い、これからもボサツのようなコ…コ…コスプレで応援を続けてくださいましm(_ _)m
by rio (2009-08-24 23:15) 

rio

>BONさん、一気にそこまでいきましたか…バンチリード…orz まあ、アナウンサーが理解してないのですから、一般人に正しい理解が広まるわけないですよね。。。

日本のブロックがなんでクイックのワンタッチをとれないか。直接的な回答ではないですが、area71さんがご自身のブログでブロックについて解説されています。ぜひご覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/58775103.html

第3セット、やっぱり谷口は通用しませんでしたか。山口と同じ”使い捨て起用”ですね。代表として育て上げていくつもりなんかさらさらないのに、その場しのぎで器用な選手を投入する。柳本さんもそれを繰り返した結果、誰も代表に寄り付かなくなってしまったんだろうとにらんでます。真鍋監督もその道ですか(合掌)

竹下があんなどうしようもないバックアタックのトスを上げ続けているのは、竹下にきっちり注文を出さないアタッカー陣の軟弱さ(不真面目さ)もあると思います。

先輩を尊重することと必要な意見をきっちり伝えることは完全に両立するのに(というか、社会人ならそうしなければいけないのに)、日本の特に体育会な雰囲気では、後輩がすべてガマンすることがよしとされていたりしますよね。

日本バレー界に発展が見られないのは、指導者も含めて、上から下までこうした悪しき風習につかりきっているからだと思います。

竹下だって普通の人間ですから、言われないことはわからないはずですよね。アタッカーの面々はどこまで竹下と突き詰めて話をしているのでしょうか。それ以前に、監督がとこまで腹割って話し合ってるか、そこが疑問です。
by rio (2009-08-24 23:26) 

rio

>古都の侍さん、真鍋監督の「木村は絶対にコートからはずさない」の根拠が不明ですよね。

自分で育てた選手でもなく、所属チームの選手でもなく。最初からできあがっている万能選手を大事にすることぐらいないら誰でもできます。

そういう意味では、この3ヶ月間で、真鍋らしさはカケラも見当たりませんでした。
by rio (2009-08-24 23:31) 

rio

>Taaさん、私は世代的にカーチ・キライのプレーを見た記憶がないのですが、あのサッサはなんでずっと控えなのか、ちょっと研究したいぐらいに上手ですよね。

狩野は素質抜群だと思うのですが、この大会に関しては、最初からブロックを避けようとしている傾向が強く出ていましたね。そのせいで、ブロックが1枚なのにブロックアウトを狙う打ち方をして、裏目に出てシャットアウト…なんて場面もありました。

狩野にあこがれてバレーを始める少女たちは多いでしょうから、彼女たちに「かっこいい!」と思われるプレーをしてほしいです。

日本のバックアタックがかなり後方なのは竹下のトスのせいだと思います。WGP予選では、前で打ちたいアタッカーとトスが合わず、ほとんどがかぶり気味、失速した手打ちになってました。

普通のチームならそこで徹底的にすり合わせが行われて、セッターがアタッカーに合わせたネットに近いトスにするんでしょうが(そのほうが速くて威力も強いので)、そうならないのが全日本。結局、アタッカーが竹下に合わせてしまったんでしょうね。

そんなのでほんとに、世界で勝つ気があるのかなあって感じです。
by rio (2009-08-24 23:42) 

rio

>o-kunさん、完成度で言えば完全にサッサですが、ナタリアをスタメンで使い続けるところがさすがギマラエス監督ですね。いまの時期にそれをしておかなければ育成のチャンスがないということを熟知してるんでしょう。

高橋はさぼり癖を最後まで克服できなかった選手ですから、柳本時代の特殊状況下でなければ、アテネ代表にも呼ばれることはなかったでしょうね。

アテネ前とアテネ後は完全に分断されていますが、北京前と北京後では唯一継承されているものがあります。”センターバックアタック”です。それだけ?という感じですが、きっとそれだけです(寂)。

アタッカー陣はほんと、いい人材がそろったと思うんですよね。あとはセッター・リベロと、チームを科学的・理論的・情熱的に指導できる人材の出現を待つばかりです(痛)

私は大山にいまの栗原のポジションに入ってほしいですねー。もう一人のレフトとセッター対角を木村・栗原・狩野の3人でまわす。有田は対角のスーパーサブでいかがでしょうか。

これだけのアタッカーがそろえば、対戦相手の得意不得意で選手起用を決められますし、なんか野球のオーダーのような楽しさが出てきそうです。

それにしてもなににしても、まずセッターですね。ここを何とかしなければ、ほんとに宝の持ち腐れで終わってしまいます。真鍋監督には、その危機感を強く強く強くもってほしいと思います。でなければ、代表監督を辞めたあとも何十年もファンからうらまれ続けますよね。
by rio (2009-08-24 23:56) 

rio

>toさん、日本サーブ時に、なぜかブロックが左2枚右1枚にモーゼの十戒のように割れていくシーンが何度かありましたよね。そのど真ん中からバックアタックを思い切りぶちこまれるという。

↑これってどう考えてもベンチの指示ミスですよね。まったく選手に指示を与えなければ、少なくともミドルブロッカーは真ん中に立っているはずなので。いったい、真鍋ベンチはなにをやってるんでしょうか。

まあそれでも、第3セット以降のバックアタックは、ブラジルが本数そのものを激減させたようですから、なんらかの対策を立てたのかもしれません(カットされた第3セットを見ていないのでなんともいえませんが)。

単に、日本にデータをとられることを警戒してやめたんだったら…笑うしかないですが。

それにしても三宅アナ、いい歳してうるさすぎ。だれかのどボトケあたりに水平チョップを入れてやってほしいです。

日本のバックアタックはトスがアタックラインより後ろまでいく勢いで飛んで
きてますから、アタッカーの助走が失速し、かぶり気味になって手打ちになってるんですよねえ。

ブラジルみたいにアタックライン前で踏み切って、幅跳びみたいに前にぶっ飛んでくるバックアタックを見たいものです。セッターさえ意識をかえれば、すぐに完成すると思うのですが。

これでグラチャンのときにまた同じものを見させられたら…そのときは豆腐の角に頭をぶつけたいと思います。。。
by rio (2009-08-25 00:08) 

rio

>あすかさん、天才かどうかは別として、木村が素質と才能のかたまりであることは確かだと思います。狩野もそうですね。坂下は素質や才能は2人より劣るかもしれませんが、努力の人だと思います。

坂下のボールは回転がないので不自然に変化するんですね。荒木のサーブも無回転です。いちばんの違いは、坂下はエンドコートの真ん中後方から打っているので風の抵抗を受けやすいのに対し、荒木はエンドライン際の左から高さを活かして角度をつけていることですね。荒木もサーブがいい選手だと思います。よく相手を崩してます。
by rio (2009-08-25 00:13) 

rio

>あさぎねさん、rioメモによると、ブラジルはローテを変えてませんね。ダニエルが第1サーブになるように若干の調整をしていただけでした。

一方の日本は、木村と栗原の位置が逆になっています。なので、予選と同じマッチアップにするには竹下を前衛から始めなくてはならないローテになってました。

どこかの記事でもちょっと書きましたが、なんで木村と栗原を入れ替えたのか謎です。予選からあえてかえているので、それなりにデータ的根拠があるのでしょうが(なかったりして…)、意図がちょっとわかりませんよね。

シェイラは人の良さと責任感が表情にあふれてますよね。チームが劣勢でみんなが困った顔をしているときでも、あの表情できっちり仕事をしています。ああいう選手がいるチームは安心感が大きいでしょうね。
by rio (2009-08-25 00:22) 

rio

>犬中さん、コメントありがとうございます。私はただの素人ですからバレーについて本を書く資格なんて持ってません。ご期待に沿えずすみません。

私はずーーーーーっと昔から、全日本女子はなんで中国女子を目指さないんだろうかと不思議に思ってます。現状で世界に通用しているアジアチームは中国女子しかありませんから、学ぶことはいくらでもあるように思います。

勝手な推測ですが、節操のない日本バレーのことですから、中国が主要3大会で優勝したり、五輪を連覇したりするとあっさりと中国スタイルに乗り換えるんじゃないでしょうか。

そもそも、日本が「ブラジルのようなバレー」と言い出したのは、キューバ黄金時代だったと思います。キューバはまねできないけど、新興国のブラジルだったら、当時は身長もそれほど変わらなかったですし、真似できると思ったのかも。中国は一時低迷してましたし。

まあ、この20年、長い目を持った指導者がいなかったということになるんでしょうね(哀)

グラチャンでは、とにかくセッターとリベロを若手にし、全敗でもいいからいまのアタッカー陣が必死で若手を助けながら戦う展開にしてほしいと思います。
by rio (2009-08-25 00:30) 

rio

>赤原さん、キューバのルイスは別格ですねー。身長は175センチぐらいなんですが、ジャンプ力は100センチぐらい(以上?)あったんですよ。

ルイスいわく、大家族に生まれていつもおなかをすかせていて、なんかの木の実を食べたくて毎日ぴょんぴょん跳んでたらジャンプ力がついたのだとか。食べものの力、おそるべし。

あの時代のキューバはすごいですよ。カルバハル(←大好きでした)、トレス、アゲロ(←後に帰化してイタリア代表になり、W杯07で出てきた彼女です)、ベルといった強烈なアタッカー(アゲロは2セッターの1人)がそろってました。

そのとき、能天気な日本バレー界およびバレーマスコミは、キューバの身体能力ばかりとりあげて、「身体能力の差があるから仕方ない」的な言い訳をふりまいてました。しかし、引退後のルイスのインタビューなどから当時の状況を想像すると、あの時代に世界でいちばん練習していたのはキューバだったんでしょうね。

日本開催の大会にも、ぎりぎりまで自国で練習して大会前々日や前日ぐらいに日本入りし、到着後すぐに練習をしていたようですから。

努力したから強かった。そういうチームでした。ルイスははっきり言ってます。「いまのキューバチームは、練習にしょちゅう遅刻するし、デートを理由に休んだりもする。世界で勝とうと思っていない」。なるほど、キューバが弱くなったのも納得です。
by rio (2009-08-25 00:40) 

rio

>アメちゃん、タレント(もどき)になった(つもりの)高橋をチェックされるとは、なかなかの度胸の持ち主ですね(謎)

スポナビにリンクされている高橋のブログを見られたことはありますか?明らかにゴーストライターに丸投げしているようなテキトーな内容。三十路が書くものとは思えず、目が痛んだので画面を閉じてしまいました。

ダニエルとファビアナ・タイーザは、セッターの前でのクイックをほぼ平行トスでやってますよね。竹下の下から上がってくるトスとくらべてそのほうがテンポが速いのは明らか。「速いバレー」という真鍋監督(柳本さんもそうでしたが)が、なんで竹下を使い続けるのか。その矛盾からなぜ目を逸らし続けるのか。その理由が知りたいです。

マエケンがモントルー解説のときに、タカギさんを日本に呼んだら…と言ってましたが、(本人の希望があるなら別ですが)私はありえないと思います。タカギさんはきっと日本語でのコミュニケーションは難しいでしょうし、そもそも、日系だから日本になじめるという保証はありませんからねえ。

日本のセッターについては、高校1年生の時点で180センチ台の複数の選手をセッター専従にさせるぐらい思い切ったことをやらないと解決できないでしょうね。もういっそ、貝塚に集める選手は全員セッターにしたらいいのにと思います。
by rio (2009-08-25 00:51) 

moody

こんにちは。毎度長文すみません。

 昨日のコメントは7回氏ねとか言って失礼しました。テレビ局と死んじゃう病とベストセッター賞にちぃとばかしムカ入ってしまいました。
 バレーが終わってしまいましたね。週末の男子アジアまでおあずけです。

 madokaさん、ご無沙汰しております。最近madokaさんいないなーと思ってました。お元気そうで何よりです。
 かなり・激しく・死ぬほど萎えた気持ちは一晩たって復活されましたか?まったく同感です(笑)


 ベストセッター賞の話って、前も盛り上がりましたよね。rioさんがわざわざ項目を調べて日本語訳して説明して下さって。で、結局はいいセッターとは、いいトスとはなんぞや?ってとこまで考えたりして、勉強になりました。
 竹下は、失礼ながら戦略的に卓越しているとは言えず、何より身長という致命的欠陥のために、レシーバーに本来不要なプレッシャーを与えている。
 トスの技術は素晴らしいのでしょうが、チームに対して相当な不利益を余儀なくさせている彼女が、「世界で1番いいセッターです」ってのはやっぱり納得できないです。
 ベストセッターの決め方を考え直してほしいですね。

 rioさんも言及されてましたが、今回大会を通算して一番残念に思ったのは私も同じで、「ロンドンにつながるものが少ない」ということでした。
 細かく見ていけば、若手の台頭、個人的技術の向上などいいころはたくさんあるけれど、アテネから続くでっかい欠陥はずーっとそのまま。北京からの1年を日本は無駄にしてしまったことになります。いいメンバーが揃っているだけに、哀しいですよね。


 試合終盤で、佐野が腰から上でなにやら触ったように見えたプレー、あれをオーバーパスと認めるかどうか躊躇しました。オーバーパスというよりは、顔面辺りに来たスパイクを、手のひらに当てて上にはじくレシーブ方法ありますよね。あんな感じに近いんじゃないかなと捉えました。
 まああれがどっちにせよ、顔のあたりにフワッときたボール(チャンボですよあんなん)なら、普通は無意識にオーバーで難なく処理するはず。それをあんなに慌てて不恰好に処理するってことは、彼女の頭にオーバーパスっていう概念が全くないことを証明してしまったと思います。まじめな話、学生だったら監督やコーチにどやされるプレーですよね、あれ。おそらく、毎日の練習とか、ちょっとしたパスとかでもほとんどオーバーパス使ってないんだろうなと。
 ひょっとして佐野はオーバーパスすると死んじゃう病なのではなく、オーバーパスという技術が存在しないパラレルワールドから来たんじゃねーかとすら思っています(←いや、じゃあ教えてやれよコーチが)。
 リベロでライバルとされている濱口が、全日本のリベロとしてのきらめきにはもう少し・・・に見えたので、このままではリベロ佐野の座は安泰かもしれないと危惧しています。オーバーパスすると死んじゃうのに。
 竹下・岡野・石田とか、ある程度ベテラン枠を考えているなら、リベロにも、成田をコーチ兼で全日本に帯同させればいいと思います。成田本人が承諾するかはわかりませんが。

by moody (2009-08-25 00:53) 

o-kun

しつこく済みません。

日本のアタッカー陣。rioさん記載の案で私は何の文句もないです。ほんとうに早くそれを見てみたいですね。実を言えばそのメンバー、狩野を除けば私はアテネ後でその夢を見ていました。(MBのことは置いておきます…)
加えて坂下もサブで置いておきましょう。アジアンキラーですし、サーブもいいし、今後、その努力でレシーブ力、ブロック力も上がってくるかもしれませんし。有田にはモトコスペシャルを再現してもらいたいなぁ。柳本氏もアテネ前は有田は秘密兵器だったのですよね。そういう意味で彼の目の付けどころはあまり間違っていないかったような気もしてます。ある意味不運がいっぱい重なって重なって、、、結局残ったのが高橋と竹下だった、ついでに言えば成田に去られ、佐野がいた、というところが最大の不幸でした。

ともかく、
後はセッター&リベロですね…(気が重い。。。)

サッサは本当にうまいですよね。180cm強(弱?)の本当のオールラウンダーです。だから彼女がコートに立つと必然的にチームの中心になってしまうようです。ところがギマラエス氏によれば、それでは3大大会で優勝することはできない、と踏んでいるようなのですね(この辺はT.wさんのブログに詳しいです)。あのサッサでさえです。目先の1勝にこだわってチビッコギャングを招集してコートに立たせる日本とは大きな違いですよねー。日本はとりあえず優勝はいいので、サッサくれないですかねぇ…。あるいはせめてVリーグに来てくんないかな・・・。日本のWSはぜひともサッサのプレーを見習ってほしく思います。
by o-kun (2009-08-25 00:56) 

today

こんばんは、はじめまして。

WGPに関するブログ読ませていただきました。やっぱりrioさんの記事は面白いですね!画面の前で何度も頷いてしまいます。笑
今回のWGPも突っ込みどころ満載でした。川合さんの「バンチリード」、中田さんの「オランダもバンチリードなのですか」発言が特に印象に残っています。

なんというか、結局、名前(名称?)が先行していて、中身がからっぽなバレーをしていたように思えてしまって。怖さが微塵も感じられないアタックライン上でのバックアタック。えせリードブロック。そして、テンぱった時のライトブロードにアンダーしか使わないリベロ。(1回だけオーバー使ったのを見ました!madokaさんが書いていたのと同じ場面だと思われます)

最後になりますが、「栗原=技巧派レフト」ですかね。世間では栗原=強打者・スーパーエースという認識をされているかと思うのですが。技巧派で推していったほうが彼女のためにもなるかなと・・・。
by today (2009-08-25 00:59) 

ゆりかげ

荒木や井上の繋ぎやトスは見ていて腹立たしい。オマケに荒木は動くの遅いはクイック遅いわで控えでいいと思って見てました。オマケ少し前に今の全日本で世界のトップレベルなのは荒木だけだと言い切る管理人さんのコメントを見た時笑ってしまいました。まさかこんなに戦術や用語に詳しそうな管理人さんからそんな言葉が出てくるから。それと、どなたかもみてね。指摘されてた荒木のミスまで佐野のアンダーのせいにしてるのを見て目が点になりました。荒木びいきかどうかはさておき、いくらなんでもそこに結びつけるのは鬼も笑うと思う。ついでに言えば、オーバーでもキムは間に合ってたし、もちろんアンダーよりオーバーの方が速く返せるのは道理だけれどして荒木も間に合う間に合わない関係なくあれを佐野の責任にするのはお門違いと言うものです。これもないどなたかが指摘されてた言葉を借りますけど、何でもかんでも噛み付きゃいいと言うものではない。管理人さんはそういうつもりないかもしれないけど、はた目には荒木に関しては大変ひいきしてるように見えせっかく論理的に説いても、「なんだ結局は好き嫌いで喋るのか」などと誤解も受けるだろうから、読み応えのあるブログなのにもたいないです。でせっと荒木にかせっかく読み応えのあるおもしろいブログなのにもったいないです。荒木だとワンゲームに二度もボールを見失っても管理人さんは指摘するどころか荒木らしいと言い(自分的にはかなり腹立たしいプレーです)、動きが遅いと誰かが指摘すればテレビで○○キロ太ったっていってましたからと軽く流す。そうでしょうか。試合に出れないからかストレスからか知らないけどいかなる理由があろうとも、して技術より何より先に体調管理が一番重要。このこと一つ取ってみても荒木が世界のトップレベルなどでは決してありません。栗原は高いトスでは無理だと思いますよ。中田さんも断言してましたよ「栗原はもう高いトスでは絶対無理」だと。
まあ結論は、あんな背の低いセッター使ってる限り世界上位とは勝負になるはずもなく、レシーバ陣に多大な迷惑をかけることだけは確かです。あの真後ろで守る選手は気の毒でなりません。
by ゆりかげ (2009-08-25 01:50) 

rio

>moodyさん、たぶん、いま現役のセッターのなかで、国際大会でベストセッターを取っている回数は竹下がいちばん多いでしょうからねえ。

Vリーグでも、昔はベストセッターを取っているチームが優勝する確率が圧倒的に高かったように記憶していますが、いまは単にベストセッターというだけで、チームの勝率とまったく連動してないですよね。

サイドアウト制とラリーポイント制の違いがあるからといえばそれまでですが(サイドアウト制時代のほうが、より高い戦略性が求められたと思います)なんだかなあという感じです。

ほんと、この3ヶ月は何を目的として活動してきたのか意味不明ですよね。”目先の勝利”というテーマ以外になにも思い当たりません。その結果、ゴマメで出場のWGP決勝でベベ。結局、ここからまたゼロからのスタートなわけで、賽の河原の石積みのようです。

佐野が代表にいるいちばんの弊害は、少年少女のリベロたちに”お手本”と思われてしまうことだと思います。テレビでは海外のリベロのアップなぞほとんどなく、佐野のサーカスレシーブばかりが大写しされますから…危険です。
by rio (2009-08-25 21:23) 

rio

>o-kunさん、アテネのときは夢見ましたねえ。有望株がほとんど10代。あのちっちゃいおばちゃんはもう呼ばれないだろうし、ついに大型セッターを擁する世界と渡り合える日本に…(虚)

坂下のあのサーブは面白いですね。相手をイラッとさせる効果もありそうです。スイングが速くてブロックにまともに打つ傾向が強いので、ブロックがへぼいチーム(主にアジアチーム)にはいい感じですよね。

モトコスペシャルはですねー、ライトだけではできないんですよ。モトコスペシャルの真髄は、センターとレフトがダブルクイックでおとりに入るところなんですね。なので、レフトが序盤にBクイックを決めて「クイックあるよ!」と思わせるところからスタートなのです。

そのうえで、ライトサイドラインから走り出して、ダブルクイックのおとりとほぼ同じタイミングで片足踏切→ブロードジャンプへと移行するものすごいシンクロ攻撃なのです。

モトコスペシャルがいまだにモトコさんしか実現できていないのは、あまりにも難しすぎるからだと思います。それをスイスイ決めてたモトコ・クミラインっていったい…。

モトコスペシャルができるかどうかは別としても、その頃までの日本は新技を開発する意欲と柔軟性と努力がありましたよね。いまの全日本女子にいちばん欠けているところはそこだと思います。

まだ男子のほうがオリジナルの日本バレーを追求しているように感じます。
by rio (2009-08-25 21:36) 

rio

>todayさん、コメントありがとうございます。

中田発言についてはコメント欄でも見解がわかれてますが、私は「中田が川合にわざと振った説」に一票入れました。真相はどうなんでしょうか。

私は以前から声高に主張しているのですが、栗原はもっとコンビにからんでいくべきですよね。なんだったらクイックを打てばいいと思います。今大会ではセンターとのXプレーなど時間差攻撃にからむことがありましたが、それもなぜか一貫しませんでしたよね。なんでやったりやらなかったりするんでしょうか。ベンチの指示なのか、竹下の気分次第なのか、謎です。

少なくとも、栗原は非力なので強打者ではないですよね。もういい加減、栗原自身がしっかりと方針を決め、パワーヒッターでいきたいならがっつり筋トレ、技巧派で行きたいならコンビを磨くというふうに道を決めるべきだと思います。言われたまんまでは成長は見込めないですよね。
by rio (2009-08-25 21:41) 

rio

>ゆりかげさん、何でもかんでも噛み付きゃいいと言うものではないという言葉をそのままお返しします。

荒木がどんくさいこと、つなぎが悪いこと、クイックが遅いことなどいまに始まったことではありません。それどころか、アテネの頃はターン打ちさえままならず、ブロードに突進して竹下を跳ね飛ばしそうになったり、ストレート打ちして思い切りラインを割ったり、ボールを見失って地面に落ちてから床にはいつくばってみたり、やりたい放題でした。そんなことはこれまで書き尽くした上で、「キャプテンにするなら荒木」と主張し、「世界に通用するのは荒木だけ」と評価しているのです。

荒木はそれだけの努力を続け、プレーの質を高め、北京五輪ではベストブロッカーを受賞しました。ご存知でしたか?

引き合いに出して気の毒ですが、ブラジル戦での井上のブロックをご覧になりましたか?ナタリアのレフト攻撃にストレート側で跳び、タイミングも位置も完璧だったのに、ナタリアが強引に強打したらボールが手の間をすり抜けたんですよ。

「日本でいちばんブロックがうまい」と何度も放送された井上で、そのレベルです。そもそも、ミドルブロッカーの真正面からスパイクを打つのは、それだけヘボいと思ってるからですね。ナメられているわけで、ミドルブロッカーにすると相当な屈辱だろうと思います。

私の見た限りでは、荒木が全日本のスタメンを張るようになってから、アタッカーにまともに勝負を挑まれてぶち抜かれた場面など見たことがありません。そもそも、相手に勝負しようという気を起こさせない威圧感があるために、しばしばアタッカーが荒木のブロックを避けすぎてスパイクアウトしているほどです。それこそが世界に通用している何よりの証拠ではないでしょうか。

解説は「荒木のクイックの入りが遅い」とたびたび言ってますね。確かに荒木は速いわけではありません。しかし、2枚ブロックがきっちりクイックにつくほどには遅くないはずです。クイックが遅い場合、アタッカーの問題とセッターの問題とその両方の問題がからんでいる場合があります。放送席からの竹下批判がタブー化されている昨今、放送席の言葉を鵜呑みにするのはいかがなものでしょうか。

それは、「栗原の高いトス」についても同じです。私は栗原がハイセットを打つだけで食べていけるアタッカーと言ったつもりはまったくありませんが、ハイセットをきちんと打てるのが彼女の大きな武器だと思っています。事実、今大会でも、竹下以外の選手が上げたハイセットを何度もきちんと決めています。

ご意見を下さるのは結構なのですが、全日本女子の試合を見たイライラを私にぶつけるのはやめてください。
by rio (2009-08-25 22:02) 

ゆめ

私は見た!佐野のオーバー!!

土曜日と日曜日、共に3セット目が始まる前。。。
佐野と竹下がコーチを相手にレシーブ練習してたんですけど
そのとき!
両日とも2回ほどですが、わざわざ会場まで行って
貴重なものを見させていただきました。

娘は”試合で”オーバーしたら死んじゃう病じゃない?
と申しております。
by ゆめ (2009-08-25 23:17) 

kiyo

rioさん、はじめまして。
いつもこちらのブログ、とても楽しみにしています。
私はぎりぎりモトコスペシャルをTVで見たことがある世代です。
しかしながら、モトコスペシャルがそれほどすごい技だということを
こちらのブログや他の方のブログで拝見して知ったという
“ただ見ていただけの期間が長い”ファンです。

今回のWGP・ブラジル戦の感想を拝見して
「あぁ、クミ・モトコに続き、rioさんにも木村が嫌われている・・(泣)」と。

私は木村のファンなのですが、それでもブラジル戦のミスは、はいっ?(怒)と。
というかですね、その前の中国戦から既にダメでした。
ブロックの横移動が遅く(普段から速くはないにしても)、
がんばって斜めに出した指が白帯の5cm上という・・。
「もう無理!限界!狩野に代えてあげて!」と涙をこらえながら見ていました。
決して手抜きのプレーであったとは思いたくありません。
でも、木村、ブラジル戦終了時 “くやしいっ!” ではなく “ほっ” とした顔をしました。
←私は見た。ファンだから。
rioさんのご指摘のとおりです。
木村本人はもちろん、チーム関係者もこのブログを見て猛省してほしいです。

ただ、rioさんのブログで一点気になったころがあります。
madokaさんへのご返信の部分で

>木村は「嫌だから」という理由だけで真面目に取り組んでこなかった筋トレ

という部分です。
「木村は筋トレが嫌い」と通説になっていますが、
以前、フジテレビのインタビュー(3年ほど前)では
「以前は(筋トレを)正直流していたところもあったが、腰痛(ヘルニア)をやってから、やっぱり大事だなと思って、意識して行うようにしている」
と話していましたし、北京後の取材でも今後のことを聞かれて
「柳本さんの時に一度体を作った。もう一度、作りたいと思っている」
とも語っていました。

多分「筋トレって好き?」と聞かれたら、「嫌い(キッパリ)」と言ってしまうんでしょう。正直に。
で、栗原あたりだと「でも、必要なことですからちゃんとやります」ぐらいのことはフォローとして言うんでしょうが、彼女は言いっぱなしなんじゃないか、と。

やる気はある、のです。
自分に足りないものは見えているんだと思います。
ただ、彼女は試合に追われています。
東レは良い意味でも悪い意味でも、固いチームです。
セミ・ファイナルを決めた後の試合はもちろん、黒鷲旗の大学生との試合ですら、ガチメンです。
当然、木村出てます。はっきり言って、日本で一番試合に出ているプレイヤーなんじゃないか、と。
(中高生を含めても)
その中で行うトレーニングは、自ずと体を整えることがメインとなり、
負荷を与えて、筋力をつけるトレーニングを行うところまで行えていないのではないでしょうか。

今回、全日本が召集された時、真鍋監督は
「北京組は外から見てほしい(試合には出さない)」と話していました。
だから、私はここで北京組の3人(荒木・栗原・木村)にはじっくり体作ってほしいな、と思っていました。
なのにぃぃ(怒) 荒木だって、体重オーバー分絞れたのに!
何で、こんなに試合出ちゃってるんでしょうか。

>戦略・戦術・発想・選手選考と起用などなどが世界トップチームと比べて周回遅れあたりにいるからだと思います

これ、rioさんのブロックに関するお答えでしたが、私の問いへの答えにもなっちゃってるんでしょうか・・?

by kiyo (2009-08-26 00:32) 

kiyo

ごめんなさい、すっごく長い文章になっちゃってました・・。
by kiyo (2009-08-26 00:36) 

rio

>ゆめさん、たしかこの3ヶ月で、私が白昼夢を見たのでなければ、佐野は試合で2回ほどオーバーで2段トスを上げてます。なので「オーバートスを1日3回上げると死んじゃう病」なのかもしれません。。。

佐野のオーバーを見た人間にはなにか非日常なことが起こるかもしれませんね。娘さんともどもご用心なさってください(違)


by rio (2009-08-26 01:19) 

rio

>kiyoさん、コメントありがとうございます。長文大歓迎のブログです。

私は木村、好きですよ。私は基本的に、紆余曲折あっても成長する選手が好きなんです。いまのチームでなんだかんだ言って要所で決めているのは栗原でも荒木でもなく木村ですし、アテネ以降で着実に成長している選手だと思いますし、ふにゃふにゃしているように見えますが、内面は相当な根性の持ち主だと思います。

今大会では、アタックのパワーアップもさることながら、ブロックが見違えるようによくなったと思います。というより、以前が、あの身長にしてはあり得ないぐらいにヘタだったので(笑)、やっと身長と才能に見合ったブロックができるところまで来たということでしょうか。

それだけに、アテネからずっと出ずっぱりに使い倒されていることが心配です。ただ、それを言ってしまうと、世界にはそういう選手もいますし、他競技でもたとえばテニスのプロなんかは、世界中のどこかで毎週試合をやってたりするので、あまり言わないようにしています。

それはさて置くとしても、試合中にありえないプレーが飛び出すといくらなんでも下げないといけないんじゃないかと思います。

木村を下げるとチーム事情は苦しくなりますし、木村もショックでしょうが、悪いことばかりではないと思います。なにより休息になりますし、外から全日本女子の試合を見る機会がほとんどない彼女にイメージトレーニングの機会を与えることにもなるのでは。

そもそも、木村(に限らず特定のアタッカー)がいなければ成立しないようなチームの作り方がおかしいですよね。あらゆる事態を想定してオプションを持っておかなければいけないはずで、その中には「木村がコートにいないときの戦い方」というのもあるべきだと思います。

幸い、今大会から狩野が本格始動しました。私は、狩野は木村に勝るとも劣らない逸材だと思っています。アテネ以降、出ずっぱりで経験を積ませてもらえた木村と違い、真鍋監督のもとでなかなか機会が与えられていませんが、彼女の存在は木村にとっても大きな刺激となっていく気がします。

狩野が順調に育てば、木村・狩野・栗原・坂下に大山や有田を加えて野球の投手の先発・リリーフみたいなオーダーを組めそうですよね。

筋トレについては、木村だけでなくほとんどの選手が真面目に取り組んでないと思います。本人たちはやっていると言うかもしれませんが、岡野の腕とほかの選手の腕をくらべると一目瞭然。世界トップの選手たちはもっとやってますよね。

ほかの競技と比べても、バレーの選手たちは追い込み度が足りないと思います。バレーの試合の消費カロリーを測ったら、点数を決めて喜んでいるときがいちばんカロリーを使っていたという調査もあるそうです(痛)。メダル常連のシンクロやマラソンの選手が聞いたら…(恥)。なんか私が恥ずかしくなってしまいました。

筋トレについては個々の選手の自覚に加え、チームとしての取り組み方の工夫も大きいと思います。植田監督が全日本男子に筋トレを徹底させるようになり、それVリーグでも浸透したのか、最近の男子選手は結構しっかりした体格になってきましたよね(それでも世界と比べるとまだまだですが)。月バレでも筋トレの重要性が取り上げられるようになりました。それを見ると、女子もまだまだできるんだろうなと思います。

実際、代表がどういうふうにしているのかわかりませんが、日本バレー界には一般的に、「自主練習」という名の強制練習がありますよね(それ自体どうかと思うのですが)。筋トレやサーブなんかの個人でできることは「自主練習」の中で個人でやっとけよ、みたいなぬるーい感じになってしまっているんじゃないでしょうか。

という文句はすべておいておくとしても、私の最大の不満はkiyoさんとまったく同じ=「なんで北京組を出しまくったのか」という点です。

日本開催のゴールデンの試合にお茶の間へのサービスで何試合か出すならともかく、欧州遠征時やテレビ中継が無いような試合まで、徹底して北京組で戦って敗戦の山を築いたわけですよね。真鍋監督は何を考えているのか(怒)と思い始めるとなんかもう朝までしか眠れません。

そんなわけで、私はこの3ヶ月で、真鍋監督がマスコミにしゃべることを当面、信用しないことにしました。あれだけマスコミに語ったことを、モントルー2日目から反故にしたわけですから。

今大会のサーブレシーブだって、ロシア戦で45%で負けて激怒して居残りしておきながら、ブラジル戦では65%で負けてるんですよね。どう考えたって、敗因はサーブレシーブではなく監督・コーチの問題です。
by rio (2009-08-26 02:01) 

o-kun

こんばんは。

ゆりかげ様

荒木の件は仰られているとおりだろうと思います。特に今回は以前、全日本で控えだった頃の荒木に逆戻りしたのか、というくらいの雰囲気(太さ)でしたよね。確かに荒木は従来の日本のMBプレーヤーから見ればかなり変わった位置づけにいる選手だと思います。日本のMBプレーヤーってスラッとスリムで線が細いイメージでしたから(往年の江上さんは違ったかな)。
ただ、
MBプレーヤーの一番の仕事ってやっぱりブロックだと思います。野球において捕手の一番の仕事がリードであり、次いで盗塁阻止率であって、決してバッティングではないことと近いと思います。この辺、野球でも誤解されている方が多いようにも思いますが。。。(例えが悪かったですかね…)個人的にはスパイク(クイック等)よりもブロック力の方が大事と思います。

そしてその一点(ブロックの仕事)で荒木は評価できる、と私も思います。もう一つ言えばブロックはシャットアウトだけではなく、ワンタッチ取れること、RIO氏記載のようにこわがられることも重要な仕事だと思います。私は井上さんはいいと思ってますが、もしrio氏おっしゃられているように怖がられていないなら、そしてこの先も線が細いままならば、荒木の方が世界での可能性は上なのかな、と思います。もちろん荒木にはもっと伸びてもらいたい、言われたように横移動ももっと速くしてほしいし、2段のトスももっともっと練習してうまくなってもらわないと、レギュラーに残ることは難しくなるだろうと思います。でも荒木は頑張るだろうな、ということも思っております。
そうそう、一見細いですが庄司は私は買ってます。全然目立たないですけどね。でもフェイクは一生懸命だし、トスは上手い(下手なときをよく見ますが、全般的にはMBの中では上手い方と思います)。サブでもいいので全日本には呼び続けてほしく思ってます。

栗原の高いトスの件。これはrio氏も書いておられたように、ゆりかげさんのおっしゃる高いトスは2段のトスのことですよね?であれば今の栗原では2段で悠々と世界に通じるとは全然思いません。ただ、今の日本のWSの中では通じている方でしょうね。彼女の器用さの部分でしのいでいるのでしょうけど、2段だけでみればどんなに調子が良くても今の栗原で決定率を30%以上にするのは難しいと思います。ここのブログ等で栗原に対して言っている「高いトス」というのはセットの位置が高く、栗原にとって打点がマッチした高さの早いトスを打つ、というところの「高いトス」です。竹下のトスはどうみてもネット際まで伸びのない、低いトスですよね。栗原にとって一番良い高さではないはずです。それを栗原が打とうと努力するのは栗原のために良くないだろう、ということです。高くて速いトスのイメージは男子ですが東レの阿部選手の両サイドへのトスがまさに高くて速いトスになっていると思います。いわゆるネットに本当に平行に近い感じですよね。ですからよく言われるセッターの手から離れてスパイクヒットまでの時間を短くする、というのなら、こういうトスが一番速いはずです。理由はトス-ヒット間の距離が短くなるからです(すみませんが、この辺は人の受け売りです)。竹下の場合は速いといっても斜めに走るトス(三角形の斜辺の部分のようなトス)ですので、距離は長くなるし、下から来て伸びがないため途中でお辞儀してしまい、結果、低い打点でスパイクを強いられているわけです。ですから…
栗原には東レの阿部選手が繰り出すようなトスでいろんなバージョンのスパイクを練習させるべきだと思ってます。それから練習ならば栗原にはMBの練習をやらせてみてもいいのかもしれないですね。幅を広げるために。

ということで横入りすみませんです。

仰るように結論としては、セッターの世代交代を急ぎましょう、言うことだと思います。もう一つ言えば竹下はアタッカーの打ちやすさよりも、ブロッカーを振る(振れてないですが…)とか、そのための速さを意識的に重要視していて、結果、アタッカーが打ちやすいかどうかを二の次にしているのは、私は大きな間違いだと思ってます。基本はアタッカーの打ちやすいトスを上げるのが大前提、最低限必要な技術だと私は思います。時代は違うのかもしれないですが、その昔、柳本氏が全盛期を過ぎた猫田氏から最後までレギュラーを奪えなかったのはその一点だった、と柳本氏自身も言っていたように思います。私は最近思うのですが、竹下と正反対で、そんなにトスのスピードが速くなくても、各アタッカーが一番打ちやすいトスを普通に配給できるセッターの方がいい成績を収めるんじゃないかと思います。
by o-kun (2009-08-26 02:07) 

ゆりかげ

きつちりと詳しく意見を返してくださってるのに、全日本の試合を見てイライラを管理人さんにぶつけるほど暇でもないですが、反論してるとみなせばすぐそういう言葉で片付ける悪い癖は治さなれた方がいいですよ。イライラぶつけたつもりもないです。そう取られたなら仕方ないけど。よく読ませてもらってるけど管理人さんは通な経験者のような方の意見は聞く耳を持ち折れる時は折れてる気がするがそれ以外の方が反論しようものなら絶対折れず凄く我の強さをあらわにしますね。わたしの勝手な思い込みかもしれませんが。言っておきますが、管理人さんの意見が明らかに???な時があるんですよ。難しい問題ではなく簡単な一般論ようなときでも。今回の荒木のミスを佐野のせいにしたり、だいぶ前のことだが、アナが横山の話を持ち出し木村を泣かせようとした時に「前に多治見にも聞いたから木村にも聞かないと失礼だ…」等々、訳の分からん主張をされますよね。この件も自分と同じような意見で前にどなたかが指摘されてましたね。自分が指摘したいのはアナの行為の良し悪しの判断ではなく、良いなら良い悪いなら悪いを語るその理由にです。あっちに聞いたからこっちも聞かなきゃ失礼なんて、理由にもならない理由がよく思いつくなあと。これについてはどうですか??また小倉さん張りの持論で言い返されそうですが。まだ、テレビ局も金払って放送してやってるんだからお涙ちょうだいを誘う権利あるよ、とかだったら理解できるけど。佐野の荒木ミスの件も自分に言わせれば、風が吹いたらオケ屋が儲かるばりの発想でビックリです。
荒木の北京でのベストブロッカーですか?もちろん知ってますよ。知らないとお思いで?知らなければそれが何か関係あるんですか?管理人さんは「今世界レベル」なのはと言った「今」と。だから私は反論した。こういう?質問される意図が分からない。どういう意図だったのか今後の読解力の向上の為に教えてくださいませんか。まあ自分は北京の頃の荒木でも世界レベルなんて思ったことないですが、この頃ならあえて反論まではしてなかったでしよう。ついでに言わせてもらえば、プレミアのMVPもスバイク、ブロック賞などなども存じ上げてますよ。(自分は最初から使ってもらえないの分かってたけど)レンタル移籍したが補欠でほとんど出られずもね。もしかしてあれですか。管理人さんが荒木を世界レベルと言ったのはブロックに関してのみだったんですか?それなら自分はわざわざ反論までする気なかったです。まさか違いますよね。世界レベルって言うくらいなら繋ぎやトスもスバイクも全てですよね。それなら佐野もレシーブだけを評すればいいですしね。アンダーや指示出し問題の指摘も説得力なくなりますもんね。言っておきますがイライラをぶつけてるつもりも佐野のファンでもいやがらせをするつもりもないですのでそういう言葉で片付けず意見や質問と見なしてください。ただ単に荒木の繋ぎやトスが下手くそで動きも遅く体調管理もできない選手を世界トップレベルと言うのかが疑問に思っただけですので。納得のいく説明お願いします。理にかなってると思うなら貫いたらいいですがもしそうでないならなにも負けん気をだして無理にこじつけたりしないで、今の荒木じゃ当てはまらんなでもいいし、世界レベルは言い過ぎたなあなど、前言撤回する意見でもいいので。
by ゆりかげ (2009-08-26 02:22) 

KGB

ゆりかげさん、言い過ぎだと思いますよ。

別にrioさんの意見が全て正しい訳でもないし、私だって意見が合わない場合もあります。

ただ、それを「あなたは間違ってる。たから訂正しろ」的な指摘を上から目線でやるのはどうかと思います。某首相にしてもそうですが、物には言い方ってのがあります。

rioさんの意見とゆりかげさんの意見は違う、それを伝えるには、最初のコメントはいささか感情的に見えました。

お互い、同じバレーボールファンなのですから、もっと建設的な議論をしたいものです。

(久々の登場がこんな形ですみませんm(__)m>皆様)
by KGB (2009-08-26 08:51) 

ダゴ

はじめまして。

日本が世界に追いつくには(っていきなりですが)、日本のチームとしてのシステムの構築をしていくことが何よりも先決なんだと思います。

現状でも今までも個人の選手に対応したチーム作りをしているため、その中心選手が怪我もしくは不調で駄目になるととたんにチームとして成り立たなくなりますからね。

そう言った意味では、ブラジルはもちろん、今回大学新卒ばかりを起用し予選リーグ敗退したアメリカ、またドイツなどもそのシステムを構築していけばそんなにどん底に落ちることはないでしょうし。

それは結局は高校とか大学、もちろんVリーグでそういった監督がいないとなかなかね〜。

システム自体国内チームが同じシステムとかではなくていいのですが、そういったコンセプトに慣れる、理解するということが前提でナショナルチームに選手を招集することができるといいのでしょうけど。真鍋監督はブラジルにもバレー研修(もしくは見学?)にいったとか言ってましたが、その辺どうなんでしょうかね?

色々と選手各自に意見があることはありますが、根底はそこなのではと僕は思っています。


by ダゴ (2009-08-26 15:19) 

kiyo

rioさん、丁寧なご返信いただき、ありがとうございます。

>私は木村、好きですよ。

よかったー。何でしょう、この安心感(笑)。

筋トレについては、私、やっぱり考えが甘いんですね。
ましてや、消費カロリーの話を聞いてしまっては、私もとっても恥ずかしいです。
「筋トレやったの?いつやるの?」と口うるさいおかんになった方が
木村・・というか、全日本女子のためかも。
(言う機会はありませんがっ)

木村、ブロックよくなりましたよね。顔にぶつけちゃったけど。
顔にぶつけちゃうのって、あごが上がってるせいじゃないか、と思っているのですが。普通は当たるにしても、頭ですよね。
あごを上げて、最後までアタッカーとボールを目で追っているのか、
でも、あごを引いたほうが手は前に出るような気もするし・・。
どうなんでしょう?

狩野は、アタックもブロックも綺麗なフォームでしたー!
中田久美も絶賛。
Vリーグの時よりも生き生きして見えたのは、大物ってことなのかなー、と。
何だか 「この子になら仕方ない。負けて悔いなし!」って思いました(?)

真鍋監督の「木村だけは、はずさない(このWGPは)」って
( )付いていたんじゃないか、もしくはこれから付けるつもりなんじゃないか、と思ってます。
狩野があれだけできるなら、どんどん出して当然ですよね?
今回だけは、真鍋監督が翻っても文句は言いません!

お気に入りの選手のプレーが今までより見れなくなっちゃう寂しさはありますが、

>狩野が順調に育てば、木村・狩野・栗原・坂下に大山や有田を加えて野  球の投手の先発・リリーフみたいなオーダーを組めそうですよね。

↑ rioさんのこの言葉を私も夢見て、ロンドンまで見ていきたいです。

by kiyo (2009-08-26 20:52) 

rio

>o-kunさん、KGBさん、ありがとうございます。

>ゆりかげさん、感情的にいろいろと書く前に、まず最初のコメントでご自分が何を問題視されていたのか、もう一度確認してください。

はた目には荒木に関しては大変ひいきしてるように見えせっかく論理的に説いても、「なんだ結局は好き嫌いで喋るのか」などと誤解も受ける

↑こういう表現自体がおかしいと思いませんか?もし、ゆりかげさんがお感じになっているように私が荒木を「大変ひいきしてる」としても、それは悪いことなのでしょうか。

私は常々、このブログでは個人の感想を書いていると言っています。内容がすべて正しいと言ったことは一度もありませんし、実際、これまでも指摘を受けて間違いを訂正した箇いろいろあります。

しかし、「事実関係の間違い」と「解釈の違い」は別物です。まったく同じ事実を目にしても、人によって解釈が違うことはよくあることで、それを正解・不正解に分けること自体がナンセンスです。

荒木にしてもそうです。同じ荒木のプレーをずっと見てきていても、ゆりかげさんのように腹立たしく思う人もいれば、私のように荒木のことだからすぐに調子を取り戻すだろうと思って見ている人間もいます。そうした解釈の違いを否定することにどんな意味を見出されているのでしょうか。

※ところで、私は荒木を「世界トップレベル」とどこかに書きましたでしょうか。「今の日本のセンターの中で世界に通用するのは荒木だけ」という書き方をした記憶はありますが。

このコメント欄には、たまに、ゆりかげさんのように人それぞれの解釈を全否定する人が登場します。そのコメントに反論すると、さらに感情的なコメントが返ってくるのもパターンです。

そういうのって困るんですよ。ほかのコメントを下さってる方々や読むこと専門の方々も気分よくはないでしょうし、お返事を書く私も疲れます。

それはともかく、ゆりかげさんのご質問が、荒木をなぜ世界に通用するレベルだと言うのかという内容だとすれば、答えは「実際に通用しているから」です。また、前回のお返事の繰り返しになりますが、アテネ以降も一貫して成長し続けており、北京五輪で結果を出してもいるからです。

このお返事に納得されるかどうかはゆりかげさん自身の問題であって、納得できなかったとしてもそれは単なる”見解の相違”です。私に文句を言われても対応できませんので悪しからず。
by rio (2009-08-26 22:35) 

rio

>ダゴさん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通りだと思います。チームとしてのシステムを構築するには、なによりもまず、監督・コーチ陣の戦略・戦術を明確化することと、それを具体化するための適切なセッター・リベロ選びだと思っています。

ネット上のあちこちのブログでも、選手各自へのコメントの多くはセッターに関するものだと思います。選手を入り口にして、日本にはチームとしてのシステムがないことへの危機感を表明されているのかなと感じています。

今回、アメリカは決勝に進出できずに敗退しました。しかし、この時期に新人に経験を積ませて土台作りからはじめようという一貫した意思を感じます。さすがマッカーチョン監督。メダルを取るためのチーム作りを心得ているんでしょうね。

一方、東レの小林コーチは以前、ご自身のブログで「選手に合わせた戦略・戦術を立てるほうが現実的」という主旨のことを書かれていました。シナリオを作ってから役者をあてるか、役者を決めてからシナリオを作るか、どちらが正しいということはないのかもしれませんね。

ただ、代表監督が2代続けて「○○選手と心中」などと気持ち悪いことを言っているのを耳にすると、いまの日本にとっては、まずチームのシステムをきっちり作ってから、それを具体化できる選手を選ぶほうがいいんだろうなと思います。
by rio (2009-08-26 22:50) 

rio

>kiyoさん、筋トレはなによりもまず、ケガ防止になりますもんね。「無事これ名馬」の言葉通り、一線で活躍するためにはケガしないことが最重要ですよね。

木村の顔面ブロック、なんでぶつかったのかイマイチよくわかりませんでした。おっしゃる通り、普通はあごをひいて跳ぶので頭に当たりますよね。

以前、たしか解説・川合だったと思いますが、どこか外国の選手が顔面ブロックをしてしまって、「ああいうことになるのはブロックがヘタだから」という意味の発言をしていた記憶があります。木村にはさすがに言いませんでしたが(笑)。

木村もそれだけ疲れていたのかもしれませんねえ。

ご参考までに、area71さんがブロックのお手本(アメリカのセンター・スコット)の写真をご自身のブログで掲載されています。すごいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/58775103.html

木村と狩野はプレースタイルが似ているので、お互いに差をつけようとしてがんばってくれると面白いですよね。ロンドン五輪だけでなく、そのあともこの2人が引っ張っていくことになるでしょうから。
by rio (2009-08-26 23:04) 

ダゴ

RIO様

早速返答(?!)ありがとうございます。アメリカに現在いるのでなかなか日本チームのバレーをテレビで見ることもできず、かといってアメリカチームも北京で銀とはいえ、こちらではマイナースポーツなので今回のWGPは少しだけアメリカの若手チームを見ることができました。

そうなんですよね、さすがのマッカッチョン監督でどんなに負け続けても(!)ベテランはリベロの二人とメカトフ選手だけで、あとは本当に大学オールスター選手(新卒~3年前卒)ばかりを使い続けました。もちろんそれ自体はアメリカのバレーファンサイトでも異常に叩かれたこともありましたが、やっぱりそこはカリスマ性のある北京金を導いた監督ということで最終的にはファンも納得してきた感じです。

日本は結局それができないんですよね。もちろん、監督の能力、知識もだろうし、TV局、芸能界など商業的目的が異常に絡んでくる日本だからってこともあるかと思いますが。

そうですが、小林さんもそういったことを過去に述べていたとなると、今そのマッカッチョン監督について研修しているのでちょっと期待しているのですが、どんなコーチングを身に着けて帰ってくるのでしょうかね?

チームのとしての戦略の確立(各監督としてのチーム戦略でしょうが)しておくと、新しい選手がどのポジションに入っても、混乱することも少なく、選手も育つし、チーム自体方向性が決まっているのでやりやすいと思うのですがね。まぁ、長らく世界トップに君臨できていない日本、昔のバレー体質が根強く残る日本バレー界では難しそうですよね。

アメリカチームの話にまたなってしまいますが(それしかTVではみれなかったんので)、セッターに関すると、多分マッカッチョン監督は男子のボール選手のように長身でブロックにも長ける選手を使いたかったんでしょうが、結局は最初に長身セッターを使って(ボールの下に入るのが遅い+サーブレシーブが崩壊)機能せずに、170センチの動きのいいセッターを使うことになりました。そのセッター(実は地元の大学を出身しているので4・5年前からを観ていたのですが)は動きもさることながらトス回し、トスの質がやっぱりいいんですよね。Bキャッチでもセンターを使うし、リーダーシップもあるし。おそらくバレーIDもある(彼女の出身大学の監督はマッカッチョン監督の戦略と類似しているし、友人)そこは監督も女子バレーは男子とはもしかしたらちょっと違うと感じているところかもしれません。

来年からはアメリカは強烈なOHの新人が出てくるかもしれません。現在4年生で、サーブレシーブもできて時間差、クイックなどもできて、もちろんスパイクの威力は強烈です。ま、国際レベルで通用するかは未知ですがね。

でも、正直今の日本チームは今まで以上に魅力を感じますけどね。だからいろいろな意見が出てくるのも当たり前なのですかね。

関係ないですが、岡野選手の腕筋肉には驚きます(そのくらい日本の選手も筋トレとかしないといけませんね)。シーガルスはサーブレシーブが悪い分(と話にはよく聞きますので)、Bキャッチからの攻撃に慣れているんじゃないかと勝手に思っているのですが。国際レベルではAキャッチよりもBとかCキャッチでどれだけ得点できるかってところなのかと思うんですが。もちろん、綺麗なバレーも日本バレーとして見たいですが、勝つためにはどうするかとなるとそういったところだと思います。

また長々と書いてしまいました。

これからも興味深いブログ・バレー論楽しみにしています。

by ダゴ (2009-08-27 01:02) 

あさぎね

荒木選手は実践不足のように感じました。ワンシーズン控えだったのは荒木選手にとってはじめての経験だと思います。
ベルガモの練習量が日本のそれに比べて非常に少ない、というようなコメントを以前荒木選手が言ってました。決して練習量が多ければよいとは思いませんが、ただ荒木選手にかぎっては、みっちり練習してみっちり試合に出て、というタイプのように思います。またそれに耐えられるだけの体力が荒木選手の魅力であり武器なのだと。

でも、この海外移籍が無意味だとは思いません。目標はロンドンですから。

今大会で印象に残ったのは、レギュラーからはずれた荒木選手がロスタイムni大きな声でチームを鼓舞している姿です。
by あさぎね (2009-08-27 19:40) 

rio

>ダゴさん、アメリカの詳細情報をありがとうございます。なんと、マッカーチョンも叩かれてますか。

日本ではネット上で多くの方が「負け続けてもいいから新人を育てろ!」と言い続けたにもかかわらず、3ヶ月間きっちり北京組で全力投球してほとんど成果を出せませんでした。なんかもうロンドンの結果が透けて見えますねえ。。。

つい最近まで、日本バレーは、一貫して監督が大きな”絵”を描き、それを実現できる選手だけを選んで鍛え上げていたようにと思います。実は竹下が選ばれたのもその一環で、葛和さんがどうしてもサイドへのトスを速くしたくて白羽の矢を立てたんですよね(その是非はさておき)。

ところが、いつのまにか竹下ありきになってしまい、攻撃だけでなく、レシーブやブロックまで竹下に合わせるようなレベルに落ちてしまいました。これはもちろん竹下の責任ではなく、歴代の監督・コーチ・JVAの問題ですよね。

大きいセッターをあきらめて、使うセッターが170センチってのがいいですねえ。。。日本も170センチのセッターならそれほど難しくなく育成できそうなのですが、それすらもしてないですもんね。

マッカーチョンがどのようなチームを作ってくるか、すごく楽しみです。ロンドン五輪の決勝がまたアメリカVSブラジルになったら面白いですね。ギマラエスに続いて男女で優勝監督となれるでしょうか。

いまの日本チームは、ほんとに人材がそろっていると思います。本来なら、04年のアテネを黎明期として、北京~ロンドン~その次ぐらいで黄金期がおとずれてもおかしくないほどですよね。

サーブレシーブに関しては、私もまったくその通りだと思います。60%の返球率を70%に上げる努力をすることと、Bキャッチ以下の決定率をたとえば20%から30%に上げる努力をすることと、どっちが上達が早いか、そして勝利により近いか、明らかだと思うんですけどねえ。

真鍋監督のマスコミ発言を見聞きしていると、敗戦のたびにその場しのぎの小手先コメントを言っているようにしか思えません。サーブレシーブが悪ければすぐにそのせいにするのですが、悪くないのに負けたときなどはコメントが意味不明だったりしますし。

世界トップとのいちばん大きな差はやっぱり、監督の能力なんだと思います。
by rio (2009-08-27 21:46) 

rio

>あさぎねさん、ヨーロッパはどこの国でも総じて練習量は少ないようですね。

必要なことを集中してやることで故障の発生率も少なくなるでしょうし、なにより「バレーしか知らない人生」になることを避けられるように思います。一方で、上背のない南米やアジアが開発してきたような細かいコンビや技術、チームのシンクロ率を磨くのは難しいんでしょうね。

荒木は器用な選手ではないだけに(というか、はっきりと不器用)、徹底した反復練習があってこそ成長できるタイプだと思います。次回はもっと試合に出られそうな具合だそうですし、期待しましょう。

私も荒木のロスタイム中の動きは印象的でした。チームがタイムアウトに入るとすぐにベンチまで出て行って、いろいろ声をかけてましたよね。

08年のWGP予選で柳本さんが控え選手主体で試合にのぞんだとき、竹下と高橋は控えゾーンから一度もベンチへ行かなかったどころか、タイムアウト中でも声もかけていませんでした。冷たい人たちです。

そういうチームじゃなくなってほんとによかったと思います。あとはセッターとリベロを見つけるだけですね。
by rio (2009-08-27 21:54) 

kiyo

rioさん、こんばんわ。
ブロックのことでご返事と、area71さんの記事をお教えいただいて
ありがとうございました。

・・スコットすごいですね。
圧倒的な迫力。ここには打ちこめない、とアタッカー思ってしまうでしょうね・・。
体もまったく流れない。(遅れてしまったのか)2枚の間が空いても、体軸はまっすぐなまま、腕だけ空いてしまった空間を埋める。長いリーチがあってこそ、であるかもしれませんが、何より基本がきっちり体に入ってるんですね。

残念ながら、木村まだまだでした(木村だけでなく)。
でも、どうせ始めて1から教わっているようなものらしいので、
この際、きっちり基本(システムもね)から学んでほしいです。
で、1枚でスコットの迫力は出せないかもしれませんが、荒木と2枚で相手を圧倒してみせてほしいです!



by kiyo (2009-08-27 23:40) 

ゆりかげ

正解不正解に分けようとしたわけではないですがある箇所においては誤解を生む書き方だったかもしれません。
ご指摘の表現自体がおかしいとのことですが、おかしいとは思いません。
管理人さんからこの返しがきたことには大変ビックリしてますが、ひいき自体は大変ひいきしてらっしゃつても勿論何ら問題ありません。ただ自分が異議申し立てのような意見を書いたのは荒木のミスを佐野のアンダーのせいにして「すべて佐野の責任」と書いてたからです。ただ、一見論理的ぽく書かれてたし、もし荒木へのひいき目が多少あってもそのこととは区別して分析してられるかもしれないし、ひいきしてるのどうかの確証もなかった(この3ケースを最初のコメント書く前に考えた)ので極力乱暴な言葉を押さえ反論したまでです。ゆえに、ひいきでないと考えた場合でもあのように、風が吹いたら…ばりに佐野に結びつける発想に少々腹立たしさににた感情が込み上げてくるのにもし、ひいき目が手伝ってああいう文章を書いたのであれば確実に乱暴な言葉だけ並べて意見のかけらにもならなかっでしょう。 上の3ケースの真ん中に書いた、ひいきがあっても区別して分析されてるとしてもあれだけ強引なこじつけだとそうは取ることができずひいき目だけで語ってるように受け止る人も少なくないと思います。だから自分はせっかく論理的に述べられても(ひいき目だと確実に)反感をかいますよ。と書いただけです。自分はこれまで管理人さんの選手に対する批判的な意見に腹立たてることなんてなかったけど佐野の件は理不尽だと思う。これはいかんと思う。例え、論理的という自負してても。それに結びつけるかー一みたいな。種のいじめみたいなきがした。佐野のファンでなんでもな自分が不快になったくらい。
冒頭で書いたように正解不正解ではなく、選手への批判や戦術その他の案件のものとは違いこの佐野の件は言い過ぎで失礼だと思うので反省して今後は気をつけてもらいたいだけです。自分が間違ってるでしょうか?佐野の件は言い過ぎだと思いませんか?管理人さん、みなさん。
お荒木の世界レベルの件は前回最後の方でトップと打ちそんじました。それまでもよく間違えて訂正してたんですが見直しができておらずすみませんでした。
で、管理人さんの場合過去に通用したなら今現在もそうなんですね。自分の場合は過去は過去ですので。あくまでも評するのは今現在今後復活するであろうかもでも、未来のことだし断言して誰かにあげあしとられるのがきらいなもんで。
by ゆりかげ (2009-08-28 18:49) 

rio

>kiyoさん、スコットのあの目つきがすごいですよね。W杯07年で、スコットとハニーフの並びのブロックで日本がぽこぽこ止められてました。ハニーフの高さもさることながら、スコットがいたからこその強力ブロックだったんですね。

木村は、地道な努力を続けさえすればロンドンまでには普通に上手なブロッカーになっていると思います。素質はばっちりですもんね。
by rio (2009-08-28 20:45) 

カリメロ&パタリロ

終わってだいぶ経ってますが、一セット取ればフルまでいっていい試合だったかもしれません、セッターが横山だったらもっと…木村はまだまだブロックが苦手というかボーッとしてしまったようですね、これから後3年でブロックとレシーブの関係が上手くいけばいいところいくのではないでしょうか?まぁ今年はこのぐらいで勘弁…男子は予選ですね、リオさん楽しみに待ってます。
by カリメロ&パタリロ (2009-08-28 20:46) 

rio

>ゆりかげさん、ありがとうございました。
by rio (2009-08-28 20:47) 

rio

>カリメロ&パタリロさん、人材は女子のほうが豊かにそろっているように思いますが、取り組み方が面白いのは圧倒的に男子ですね。

ただ、男子はいくらなんでも180センチ台ばかり集めすぎですね。いないからと言ってしまえばそれまでですが…ほんとにいないんでしょうか。

小さくて器用な選手に依存してしまうのが日本女子バレーの最もよくない伝統だと思っているのですが、女子だけでなく男子までも(というより植田監督が)、その安易な感じに心を奪われつつあるのかも。その意味でも、石島、北島あたりにがんばってほしいです。

by rio (2009-08-28 21:00) 

moody

こんばんは

火に油をそそぐかもしれませんが、自分も関与してるのかな?と思って横槍です。勘違いだったら笑って下さい

佐野について揉めてるみたいですね
佐野を死んじゃう病認定したのは私ですので、一部は原因があるかもしれません。煽ったし。
大変失礼しました

でも差し支えなければ、多分今後も言います(笑)


たくさんの方がこのブログを見て、バンチリードが世界最先端のシステムだとか、日本はサーブレシーブで負けた(=よかったら勝てた)とか、そういった誤った認識が正される方が数多くいるであろう一方、言い掛かりに近いような方もいるわけで

反対意見ならばいいですが、はじめっから明らかに喧嘩越しでしたもんねぇ・・・

読み返しても句読点が少なくて読みにくいし(まあそれはいいんですが)、イマイチ要点がわからないんで、やっぱり言い掛かりに近いなあと思いました
いや、あくまで私の読解能力に難があるだけなんですけどね


毅然としたご返信はお見事でした。ほんとにご苦労様です

釈迦に説法ですが、はじめにピシャリと相手に言って、その返信がやはり言い掛かりみたいなもんなんですから、あとは相手にしないのが1番かと。

通常ならば、rioさんがいつも大変丁寧に御対応下さるのはみな知ってますから



今夜は男子ですね。ロンドンに向け、内容のあるいいプレーを期待したいですね

by moody (2009-08-28 21:09) 

moody

おっと、入れ違いでしたね

失礼しました
by moody (2009-08-28 21:11) 

まりふぁな

既にKGB氏やmoodyさんが語ってはるんでわざわざちょっかいかけるんもアレなんやけど、「みなさん」とかって振られたんで(多分お呼びでないのはわかってるけどw)ちょぃ乱入。

>ゆりかげさん

「間違ってますか?」と訊かれたら、正直「…残念ながら『色々』間違ってます」としか返事のしようがなく。

そもそも他人サマのブログで「問題提起」したいなら、それ相応の書き方ってのを意識すんのが最低限のマナーです。
のっけからいきなし「笑ってしまいました」とかって不躾なコト口走っといて、後出しのコメで「極力乱暴な言葉を押さえ反論したまでです」とか述べちゃってる非常識っぷりに気づいてない(理解ってない)ヒトに四の五のいわれちゃたまりません罠。
てかそれ以前のハナシとして、何の前フリもなく2ヶ前のエントリのハナシを始めるトコからして正直「…ぉぃぉぃ?」って思いますよ、俺なんかは。

そぉいう部分からしてダウトな上に、根本的な文意が読めてないし。
この場合の「すべて」ってのは「初手からしてつまずいた:すべての原因となった」と読むのが普通やと俺は思いますがね?
もしか佐野ちゃん~テンちゃんとナイスつなぎで来てたにも関わらずアラキングがミスったのに、「佐野が全部悪いっ=アラキングは悪くないっっ」とかブログ主サンがいい切ったなら、さすがに(俺も含めた)読者陣が一斉に猛然とツっこんでたハズです罠。

ましてや「ワンチとられたアラキング」が(ここではうんざりするぐらい繰り返し指摘されてる)「オーバーで処理できない佐野」よりも「明らかなミス」をした・って主張しはるんなら、せめてどういうミスをしたのか?具体的にどうすべきやったんか?ってのを(俺らみたいなど素人ギャラリーにも理解るよぉに)きっちし説明すんのがケンカ売る上での筋やと思いますが。
(真偽はともかく)具体的な事象に対してこれまた具体的な論点を挙げて指摘してるヒトに反論するなら、論者(ブログ主)以上の具体性/客観性/そして何より説得力を持ったコト書かなきゃハナシにならんと思いませんか?

そぉいうの抜きでキャンキャン吠えられても、そりゃまさしく「咬みつきゃええってモンやないやろw」としかいいようがなく。

あ・この手の話題じゃ毎回述べてるコトを念のためにゆっときますと、俺は別にブログ主サンを盲目的に擁護したりはしてないっすよ?
多分現役やと(madoka姐さんの次ぐらいにw)ブログ主サンとあ~だこ~だいい合ってるクチやし、「rioさんを凹ますような論客の登場を望む」って以前から公言してるワケで(そして多分rioさん自身も歓迎すると思われ)。

なので、「他人サマに咬みつく牙」を磨くんは一休みして、自身のマナーなり論理的思考力なり(他人に伝える+適宜改行を入れるっていうw)文章力なりをまず磨くんが先決ちゃいますか?と。

で・もしかメゲてらっしゃらないなら、せっかくやし「あのプレイで佐野よかアラキングのが断然悪い理由(ついでにテンちゃんは?)」ってのを「極力乱暴な言葉を控えて」「具体的かつ客観的に」ご披露頂けると、俺的にはかなり嬉しいんすけどねぇ?

by まりふぁな (2009-08-28 23:44) 

KGB

まぁ、荒木がどんくさい事、佐野がオーバーパスが出来ない事、竹下のトスがバレバレな事は、ずぅ~っと指摘し続けているわけで。
それこそ北京以前から抱えている問題を克服しようとする「気配」すら感じられないのが問題なんですよねぇ。

佐野に対する指摘は言い過ぎでも失礼でもなければ、いじめであるわけなんてありません。当然の指摘であり、私のような地域リーグレベルのバレーボーラーでさえ指摘される程度の話です。それをトッププレイヤーであるはずの彼女が出来ない(しようとない)のは、そういう意識がないと思われても仕方ないでしょう。彼女は趣味でバレーボールをやっているわけではないのですから。

チャンスボールをオーバーパスで返すのとアンダーパスで返すのとでは、明らかに後者のほうがセットアップおよびアタックヒットまでに時間を有します。その間に相手は崩れたディフェンスフォーメーションを戻す余裕が生まれます。当然、後者の方が攻撃を止められる可能性が増します。

↑こういった話は個別の機会ではなく、ず~っとそうなのですから全日本女子のトランジションアタック成功率を押し下げていると言っていいと思います。今回のプレーのみを指摘しているのではありません。

荒木に責任があるとすれば、そんな佐野に何も言えない事でしょうか。私がアタッカーならその場で指摘しますし、即座に修正させます。その面においては荒木に責任の一端はあるかもしれません(もっと言えばそんなのをほったらかしにしている前体制時代からの負の遺産なわけですが)。

なので、ブロックに止められていようがいまいが、「チャンスボールをゆっくりとアンダーでセッターに返す行為そのものへの批判」であって、その後に起きるプレーはあくまで副次的なものに過ぎないと感じています。だから、荒木が決めていても、私は佐野のあのプレーに対して批判をし続けています。

P.S.
明日、全日本男子のイラン戦を観戦してきます。
植田のタッチャンはいい内容の試合をと言っているようですが、世界バレーの予選である以上、内容以上に、まずは結果をキチッと出す努力をして欲しいと思います。
願わくば、全日本男子が正しい「バンチ/リード」ブロックシステムを見せつけてもらいたいですねぇ。
by KGB (2009-08-29 02:22) 

クイック

横やりで失礼します。
佐野がオーバーできない(しない)ことが争点ではないと思いますので、moodyさんが煽ったわけでもなんでもないと思いますよ。
ただ、o‐kunさんのような具体的な意見の横やりではないのでそう言った意味では火に油かも?冗談ですよ。

私は言わんとされてることは感情的な(私も感情的になるほうので偉そうなこと言えませんが)部分はさておき、ゆりかげさんの言わんとされてること、何となくですがだいたい解ります。たぶん、toさん(だったと思います)が佐野がオーバーで返していたらコート外に出てた相手セッターがコート内へ帰ってくるのが間に合わず荒木はフェイント等していた。すべて佐野の責任だと記事にあったからだと思います。
それで一見荒木のプレーを庇い(ひいき?)、佐野に責任を擦り付けるような感じに受け取れなくはないので感情的な部分が入ったのではないかと思います。私もtoさん(私は面倒くさいの時速までは目測ですが)やゆりかげさんと同じ箇所に引っ掛かったので争点はこの部分かと。

私もそれはあまりにも飛躍した考え方、悪く言えば言いがかりだなと思いながら読んでました。
見解の相異だと突っぱねられれば、相異には違いないですが飛躍しすぎであり、佐野自身にも失礼だと思います。因果関係もあるような、ないような全くもって想像の域でしかないです。あの場面でオーバーで返したとしても荒木がフェイント等をする確証もなく、同じように打ってたかもしれません。また、もし荒木があそこで得点もしくはrioさんの描くプレーができていれば佐野のアンダーについての指摘は当然されてたでしょうが、佐野の責任だなんて酷な書き方はされてなかったと思います。私、思うんですが、セッターのトスが読まれる極端にブレる等、特別な状況以外は最終的にボールを触ったものの責任だと思います。ただ、セッターのトス等とは違い、rioさんはやろうと思えば上手下手はさて置き、とりあえずは誰でも上げることができるオーバーで上げる意識がいつまで経っても見えず、その重要性を軽視してるかに見える監督や本人への不満が日頃から強い為、ああいう書き方(結びつき)になってしまったのではないかとも勝手ながら理解してます。 以前にプレミアリーグのVTRか何かのミニ特集で、佐野がレシーブだけでなくトスでも貢献できるようにしたいとかで練習風景が映ってましたが、全部アンダーだったので思いきり呆れましたよ。
私自身も佐野の問題点やちびっこセッター不要論などバレー界の発展を願うゆえ、ファンの方から見れば怒られそうなキツいことも時折、言うタイプですが、今回のrioさんの記事中の指摘はいつものとは異なり、この争点のような書き方(考え方)はするものではないと思います。
by クイック (2009-08-29 02:48) 

rio

>みなさま、ご意見ありがとうございます。

クイックさんなのかゆりかげさんなのか判別しがたい文面ですが、クイックさんからは以前にも何かよくわからないことで感情的なコメントをぶつけられた記憶があります。迷惑です。

また、どのような書き方、考え方をしようと、公序良俗に反しない限り私の自由です。クイックさんに禁止される筋合いのものではありません。

なお、こだわっておられる荒木のクイックについては、ブロックが2枚ついていました。クイックにブロックが2枚。このことが何を意味するかおわかりですよね。それをシャットアウトにならないようにワンタッチで逃げた荒木がむしろよくやったと思います。

もちろん、返信は不要です。
by rio (2009-08-29 03:19) 

大鷲の健

お久しぶりでございます。
長い旅に出ていましたら、色んな意味で日本が変わっていて驚きの連続です。
WGP。北京組には全く期待せず、それよりもVで実績を残してきた新メンバーに多大なる期待を寄せてテレビ観戦した次第であります。
谷口、森、岡野、井上。この4人には深い思い入れがあります。
それだけに今回の使われ方には納得がいかない。
谷口には確かにデータがない。しかし、彼女にしてはそこそこの働きをしたと思います。パワーがあるわけでもない。竹下を生かすための選出か、谷口を生かすための竹下かは分かりませんが、速さはまあ、あった。
しかし、その速さもとっつかまる。WSならブロックアウトかワンチとるくらいの働きしてくれよ、2枚待ってるところにまともに打ってお約束のドシャットを何度くらったか。そして、3セット目テレビの画面にはっきり映った「もう、無理」という唇の動き。何年連続か知らないが、「Vでの日本人1位の得点力」とやらを見せてほしかった。大ファンなだけに、幻滅。Vのときのサイドからの攻撃は単にブロックが低いとか、相手の動きが遅かったから通用してきたのか?センター一枚おとりつきの攻撃しかできないことがはっきりした
谷口。今後はVで活躍して「日本代表」とは別の「代表じゃないけど日本人1位」の地位を確保して、観客動員に貢献して欲しいと願います。岡野と森と井上は今後も是非、懲りずに招集願います。
まあまあ、新生全女も連立政権と同じように船出したばかりですからもう少し長い目で見るべき所は見ましょうよ、と提案したいと願いつつ、(キャッチだけはまともだった)、それでも谷口を応援し続けたいと思う大鷲です。

(追伸)「データがないから」で全てばっさり切られてしまうのもどうでしょう?
初選出は全てそれでしか評価されないのもどうかとも思うのですが。
それだけは、これまでのコメントを読みながら納得がいかないところです。
by 大鷲の健 (2009-09-09 20:04) 

rio

>大鷲の健さん、お久しぶりです。

「データがないから通用している」というのは、それがすべてではありませんが、大きな要因であることは事実ですよね。選手本人もそのことを自覚しているようで、たとえば井上は試合後のインタビューで、はっきりと「今はまだデータがないから通用している」と自己分析しています。

そもそもデータがなくても通用しない選手もいるはずで、そういう意味では、”データがなければ通用する”レベルは代表レベルの必要最低限をクリアしていると見ることもできます。

ただ、怖いのは、そのことをもって選手の実力が世界レベルだとか、Vリーグのバレーが世界で通用するとか、そういう誤解をうんでしまうことだと思います。

モントルーからの3ヶ月間で、森・谷口は厳しいことが見えたと思います。森はモントルーではかなり起用されたのですが、ちょっと居所がないなあという感じでした。井上・坂下については努力次第でのびしろはあると思います。

ただ、ほかのかたのブログを拝見していると、ブロック力で呼ばれているはずの井上についても「あれはリードブロックではなくゲスブロック」と分析されていたりします。

個人的には、局面に応じてゲスブロックでもいいケースはあると思いますが、リードブロックとゲスブロックを使い分けているのか、”素早いゲスブロック”しかできないのか、このあたりで、今後通用していくかどうかが分かれてくると思います。

それとは別に、ブラジルのナタリアに、真正面からブロックの両手の間をぶち抜かれた場面が衝撃的でした。2枚ブロックでMBがアタッカーの真正面で完璧にタイミングがあっているのに強引にぶち抜かれる非力さでは、なす術がありません。井上の悔しそうな顔もアップで映し出されていましたので、その悔しさをバネに筋力アップに必死に取り組んでほしいと思います。

私が真鍋監督に文句を言い続けているのは、「新人を育てる。北京組は休ませて外から試合を見せる」と明言しておきながら、それを守ったのが初遠征の初戦の第1~2セットのみだったからです。

WGPになると新人をどんどんはずして控えにもベテランをいれ、あろうことか「木村は絶対にはずさない。木村と心中する」とまで言い出しました。

こんないい加減な監督、サッカーや野球だったらファンから強烈なバッシングにあってると思います。それ以前に、サッカー・野球の監督は、方針転換の際は必ずファンに説明しますよね。真鍋監督はそれすらしていません。

長い目、温かい目で見守るところがバレーファンのいいところだと思っていますが、おかしいことはおかしいとファンが言い続けなければ、”失われた20年”が30年、40年と続いていってしまう気がしています。
by rio (2009-09-10 09:11) 

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