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世界バレー2次・韓国戦 “低くて速いバレー”に快勝! [バレーボール]

世界バレー2次の韓国戦は3-0の順当勝ち。やっぱり、韓国は日本に苦手意識をもってますねー。第1セットは力みすぎてミスを連発、第2セット以降は意気消沈で足がストップ、って感じでしたから。そんな相手にもたもたすることなく、ちゃっちゃと片付けたことはなによりでございます。

今日の韓国戦がとても重要な1戦だったのは確かですが、韓国は勝って当たり前の相手。ここで達成感がピークに達してしまってはいけません。ここまで来たらロシアに勝って、プールFはイタリアに上がってきていただいて、準決勝で日本VSイタリアの今季再々戦をみたいですねー。で、決勝をブラジルとさせていただく、と。妄想は自由です。フリーです。タダです。

一方、負けた韓国は負け惜しみたらたら。キム・ヨンギョンは「日本はそんなに強くないと思った。ただ、韓国がベストを尽くせなかった」。いやいやいやいや。

その昔(と言ってしまいますが)、スーパー女子高生と呼ばれた中野由紀という選手がいました。当時の全日本女子は韓国にぜんぜん歯がた立たず、いいように蹴散らされていました。そんな敗戦のあとのインタビューで、中野が「韓国?全然怖くない。怖いと思ったことない」と言っていたのをふと思い出してみたり。なぜかしら。

決勝ラウンド進出が消えた韓国のパク監督は、世界バレーのあとのアジア選手権について聞かれ、「日本がこのメンバーで来ないなんて最悪!!!」。いやいやいやいやいや。そんな小さいところでムキになっても仕方ないでしょう。お互い、選手を酷使してすぐ故障させてしまうお国柄なんだから、休ませるところは休ませないと。

そんなパク監督、試合の総括はと言えば、「第1セットはよかった」。まてまてまてまて。ちょっとまて。点数は確かに接戦だったけど、世界の潮流にまだ追いつけていない日本よりも、さらに一周遅れたところでのバレーをやってたと思いますよ。その調子で行ってくれるなら、まあいいけど。

そんなこんなで素直になれない私たちのローテはこちら↓

 井上        木村       竹下

 山口        江畑       山本   L今日は大目に見てやるか佐野
-------------------------------------------------------
 サネ(S)     ヨンギョン  デヨン(MB)

 ヒョジン(MB)   ソンイ     ヨンジュ  Lジヨン

なれなれしく韓国チームを名前で表記してみました。でかいサネを前衛レフトからはじめ、ヨンギョンがレフトから、ヨンジュがライトバックからという北京五輪のアメリカ男子のような布陣の韓国。

一方、日本はそれを呼んでいたのか、韓国の攻撃が前衛2枚の間に竹下が前衛にくるローテ。サーブのいい井上が1stになるのも好都合で、柔道で言うところの“組み手争い”に勝ってのスタートとなりました。

日本は韓国のデータがばっちり。サネのトスのパターンから、アタッカーの打つコースまで完璧にデータが入ってましたね。なんでいつもこうできないんだろう?と思うぐらい。中国戦でうつむいて黙り込んでいた眞鍋監督とは別人のようでした。どんなチームに対してでも、ここまできっちり分析できていればそう簡単には負けないでしょう。

それに対して韓国は、「ストレート打ちをふさぐ」という作戦以外はなにもなかったですね。なので、日本が全員クロス打ちに切り替えると、あっという間に崩れました。なんじゃこりゃ?って感じ。サイド攻撃やブロード攻撃のコース打ちだけで右往左往しているのに、そこにさまざまなバリエーションのWクイックや縦の時間差攻撃を絡められて大混乱。ブロッカーがほとんどセンター線に張り付いてしまって、江畑が好き放題に打ってたのが面白かったです。

もう一つ、韓国の最大の敗因は、持ち前の高さを完全に殺した“低くて速いバレー”をしようとしたからでしょう。サネは180センチもあるにもかかわらず…というより、180センチもあるからこそなのかもしれませんが、ほぼまったくジャンプトスをしませんよね。それどころか、ひざを曲げてわざわざ低い位置から上げてしまっていることも多々ありました。ひざの故障が完治していないのか…とも思いましたが、昔からジャンプトスをする選手ではなかった気もします。

なので、サネが190センチのセンター・ヒョジンに上げるAクイックが、簡単に日本のブロックにかかっていました。この2人は、身長だけでいえば中国のギ/セツとあまり変わりません。しかし、中国が高い位置でボールをさばいて必殺技のセツA(←セツのAクイック)を打ってくるのに対し、サネは低い位置でそこしかない!ってなトスを上げるので、素人でも読めるぐらい。超簡単。

サネはサイドへも低いトスを出してました。たぶん、それがベンチからの指示なんでしょうね。第1セットでのヨンギョンは長いコースをねらってやたらとアウトにしていましたが、トスがもう少し高ければほとんど決まってたんじゃないかと思いながら見ていました。

韓国が↑こんなバレーをやるようになってしまったのは、きっと日本をまねしたから。もし、韓国が中国を手本にしていたら、こんなせせこましいバレーにはなっていなかったはずです。残念。日本、人のふり見てなんとやら、ですね。

一方、日本で気になったのはやはり、チャンスボールの決定率の悪さですね。相手が韓国だから、もっちゃりもっちゃりお手玉やっててもそのうち決まりますが、これが世界トップだったら、チャンスボールを決め切れなかった時点で、サイドからの大砲一発で切り替えされて終わりですよね。あるいは、センターからクイックを真下に叩きつけられるか。

ロシア相手に日本がブレイクできるチャンスはそう多くないはずで、そんな試合でチャンスボールを決められなかったら…ぞっとします。パワーは1日、2日ではどうしようもないので、せめて丁寧に。ほぼノーマークで打ったのにコースに入られて上げられました!ってなマヌケなことにならないように集中してほしいと願っています。

個々の選手のなかでは、今日は山口が良かったですねー。気合がみなぎっていました。打数10本で決定4本・ミス1本は数字の上ではダメですが、このミスはありえない誤審ですからねー。完全にワンタッチを取っていてボールの軌道も変わっているのにアウトの判定。こういう審判には、一定期間の出場停止や再研修などのペナルティを与えるべきだと思います。

それはともかく、今日の山口は、中途半端な軟打に逃げず、打ち切ってました。レフトからの攻撃の場合でも、自分からトスを呼んでいたのが印象的。それだけでなく、スパイクレシーブでもしっかりコースに入って上げ、お世辞にもうまいとは言えないものの、佐野に続くチーム2位の貢献度。

どこから湧き出たのかこの積極性。山口の“変身”が、チームにこれまでとは違った活力をもたらしていたように見えました。やればできる子。もっとがんがんアピールして、打数を倍ぐらい引き受けて、両サイドを楽にしてあげてほしいです。

ロシアをどう攻めるかについて、area71さんが北京五輪でのロシアを分析されています。ただ、イタリア人のカプララさんを招聘して惨敗した反省から、監督を自国の人間に戻し、クジュトキン監督が率いて今大会は絶好調。ということは、本来のロシアバレーが復活したということで、これは手ごわい。

強いロシアは、サーブで崩した程度では全然だめで、そのあとにきっちりブロックでシャットアウトできなければ弱ってくれない相手ですよね。ただ、打ちたいコースに絶対に打たせない。打ちたくないコースに追い込んで拾う。これを徹底すれば自滅する、という印象もあります。

日本は長らくロシアと対戦がありませんから、どこまで対応できるのかはまったくの未知数。WGPでブラジルやイタリアを破った集中力を選手・ベンチともに発揮できるかどうか。楽しみです。
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ダゴ

rioさま

いやー会心の勝利って感じでしたねって第2セットしか見て(夜中の2時にちょっと目がさめたので寝ぼけながら)ませんが、なんだか韓国チームが蛇に睨まれた蛙のようだった(その第1セットが取れなかったという理由かな?)というか、日本チームが水を得た魚のようだったです。

韓国チームは疲れもあるのかな?でもやっぱり苦手意識というか、ヨーロッパチームとかと対戦していた時の方が全然いいバレーをしていたように素人目からも見えました。

日本のマネという意味では、少し前(でもないのかなもう…)に韓国に勝てなかった日本チームを思い起こさせますね。キムサネは大会前半の試合では結構良く(色々言われているけど)見えましたが、確かになんだか遅かったというか、遅い+日本に読まれているようなトスワークだったり、トスの質が悪かったりさんざんに見えました。

いやー4強だなんて、こっちアメリカじゃー誰も気にもとめてません(っていうのも、アメリカチームが4強に入れるかまだ分かっていないし)が、なんたって世界選手権でホームだけど、グループ分けとかの有利性もあるけど試合に勝って4強はこの時点では素晴らしいことだと思います。だけど、やっぱり中国、キューバのチーム状況が悪かったのに助けられたというか、でもヨーロッパのセルビアとポーランド(!)に勝てたのは大きいですよね。

話は変わりますが、郎平はナショナルチームの監督はしないと思うな~。なんせ、娘が今スタンフォードに在学中だし、小銭稼ぎに中国リーグ(期間が短いらしい)のチーム監督でOKだと思っていると思いますけど。噂では、娘の試合を観戦中に中国語で結構指示を出しているらしいが、その娘にサーブラインから中国語だから何言っているのか周りはわからないけど、「お母さんは黙ってて!」って言われているような雰囲気だったという報告が。郎平だって普通のお母さんなんですよね。

向こうのグループの2番目にはイタリアかアメリカどちらでしょうね?でもどっちにしても、日本がロシアに勝って(接戦でしか勝てなそうだし)も結局は日本2位通過って気がしますけど。そうすると、ブラジルですね。確かに日本はイタリアと対戦してほしいですね。

アメリカチームは日本チームを全然恐れてもいない気がします。何故だか理由はわかりませんが。雰囲気的には自チームのプレーをすれば負ける相手ではないと思われている、信じていると感じます。でも、3決で当たるかもしれない(ロシアにアメリカは勝てない気がします)し、そうしたらエバちゃんとか井上ブロックとかでぎゃふんと言わせてもらえると、嬉しいけど。
ローソンをサーブで崩しまくってってところから始まるのではと思いますが。

いつもいうことですが、アメリカチームのバレーはデータ中心でオーソドックスな面白みがないバレーですけど、選手の年齢層からみるとロンドン~リオ五輪まで安泰な気がします。

ま、日本がブラジルに勝つってことだってナキニシモアラズですよね。でも今回はブラジルがようやく(?)世界選手権・金の気がしますけど。

とにかく日本チームおめでとう!
by ダゴ (2010-11-10 02:09) 

猫田家

全日本女子の4強入りは快挙です。24チームも参加しての国際大会でホームとはいえ4強入りは快挙です。 高橋ミユキや杉山、大山らに代わって、若い力の木村、江畑、迫田らがよくやってくれました。全日本男子は何をしているんでしょうかねぇ? もっと頑張ってほしいです。

大阪会場で2日間、韓国のキム・サネ、ファン・ヨンジュ、キム・ヨンギュ、ハン・ソンイの動きを見ていました。大阪でもキム・サネはジャンプ・トスをあまりしていなかった気がします。 ヨンジュの軟攻やフェイント、ヨンギュの鋭角に落ちるスパイクが印象に残っています。韓国も日本を追いかけて、データバレーに傾斜? そうですか。 う~ん、そうだったんですねぇ。

次はロシア戦です。大阪会場ではシャチコワとコシェレワの状態が良かったです。 また202cmのユリア・メルクロワのブロック感が冴えに冴えていました。ここまで好調なロシアを見ていると、32歳のシャチコワがチームを鼓舞しているような感じがします。 ガモアは普通の状態かなぁ・・・。ロシアは過去、世界選手権の優勝回数が6回です。日本は3回です。1960年代~70年代にし烈な優勝争いをし、世界の女子バレーをリードしてきた両国が共に準決勝へ進出できて大変嬉しく思います。


by 猫田家 (2010-11-10 04:46) 

まい

Takeshita wasn't only good today, she's always good
ってヨンギョンのコメントは「今日だけじゃなくいつも良い」って事じゃないんですか?
「いつもいい竹下も、今日はよくなかった」ってヨンギョンでも流石に言わないと思うんですが・・・
by まい (2010-11-10 08:39) 

みゆ

rioさん、こんにちは。かなり久々に書き込みさせていただきます。
いや~4強嬉しいです!しかし最近の日本って本当に韓国にはめっぽう強いですね。それでもいつもはヨンギョンだけでなくファンヨンジュにけっこうやられて接戦になるイメージでしたが、昨日は彼女が全く不発でした。良かった…
ヨンギョンが日本で学んだバレーは「データバレー」だと解説で言ってましたが、昨日の韓国を見てると、日本のデータを有効利用できないばかりか、データにこだわりすぎて自分たち本来のプレーが出来ずに自滅した感じでした。日本が中国戦でオウイメイやリエンのデータにこだわり、彼女らがデータと違う戦い方をしてきたら全く対応できなかったというのを彷彿とさせました。データは上手く活用できてナンボですよね。

それから山口は私も「今日は良い表情してるなぁ」と思いました!rioさんのコメント読んでるんじゃないですかね?(笑)
特に2セット目だか3セット目で、ライトからストレートのコーナーに強打を決めたときは「おお!」と思いました。これからますます厳しい戦いになるので、彼女には頑張ってもらいたいです(こういっては失礼ながら栗原や狩野の代わりに入っているようなものですから彼女らと同等の働きを期待してしまうのでした…)。
by みゆ (2010-11-10 08:59) 

rio

>まいさん、ご指摘ありがとうございます!記事を直しました。onlyを見落としていて、ヨンギョンもけっこう冷たいこと言うなあ…と思ってしまってました(恥)。気をつけます。
by rio (2010-11-10 09:32) 

ふみふみ

録画に失敗してしまい観れませんでした(T_T)
もう今大会でこんなに気持ちいい(観てないけど)快勝をすることはないんじゃないかって思ってしまいます。
だから余計に失敗した事が悔やまれますo(TヘTo) クゥ

今夜はロシア戦。どうなることやら。

by ふみふみ (2010-11-10 16:33) 

eigo

まさに快勝でしたね。序盤の佐野選手の二段のまずさや、韓国のグダグダ感を除いても、しっかり日本がやって勝った試合で、素晴らしいです。

勝負を決めたのは1セット目だと思うんですよね。接戦だった終盤の場面から、ポンポンと点を取り、セットを取ったのは韓国側の精神にかなり影響を与えたんじゃなかろうかと。

今回の大会を見ていて、サーブがしっかり強く打つと、試合が楽になるなということです。
日本はほとんどがジャンプフローターで、結構崩していますが、栗原選手のようなジャンプサーバーがもう一人いたら、ほんとにおもしろいのに。ジャンサがいて、フローターがいて、となると相手は嫌でしょうね。ぜひとも取り組んでほしいです。

メダルを目指すなら、まだまだMBやライトの選手を使っていかないとだめだと思います。ただでさえアキンラデオやタイーザに比べて攻撃力のない日本MBなので、上手く使っていかないといけないと思います。
準決勝は応援します!

韓国は予想よりひどかった印象です。MBは目立たないし、オープン打ってるし、2セット目からの韓国チームの集中力のなさは残念でした。
なぜあんなにMBが出てこないのかも不思議。若手がほとんどおらず、チョンデヨンや、キムセヨンがいまだに代表チームにいるのがそもそも・・
by eigo (2010-11-10 18:22) 

o-kun

なにはともあれ、今回の日本はチャンスを活かしてくれました!
ベスト4、よかったです。
前回は同じようなチャンスを活かせず、日本にあったチャンスをセルビアさんが得て、3位でしたもんね。
なんとかして3位確保祈ります。

※今日のロシア戦は…。rioさんの解説を待ちますか。
by o-kun (2010-11-11 00:26) 

rio

>ダゴさん、韓国ははっきりとバレーが雑ですよね。守備も攻撃も中途半端で。

日本戦のキム・サネはだめでしたねー。あれはひどい。チームのじゃまをしているようにしか見えませんでした。

黄金時代のキューバ相手にフルセットにもつれこんでいた時代の韓国を知っているだけに、いまの韓国は残念ですね。しかも、選手だけでなく監督までヨンギョンの顔色をうかがっているような。そういうチームは絶対に強くなれませんよね。ヨンギョンも大変だろうと思います。

セルビアとポーランドですが、どちらにも勝ったのが大きかったですね。柳本時代はポーランドだけに集中していて、セルビアには手が回っていませんでした。格下とは言え、ここを取りこぼさなかったのはよかったと思います。

中国人の知人によると、郎平は代表復帰を固辞し続けているそうです。中国女子の代表は日本以上にすべてを拘束されてしまうため、家族との時間がまったく持てなくなるそうです。ただ、国民からは根強い支持があるらしく、悩ましいところなんでしょうね。

90年代半ばまで、日本とアメリカはどっこいどっこいで、日本が半歩先だったかな?というぐらいでしたよね。そこからそれから10年余り。アメリカは五輪で銀メダルを取り、日本は出場して予選突破がせいぜい。この差がどこから生まれたのか、わかりすぎてもういまさら口にするのも嫌ですが。

アメリカは、北京五輪銀メダルチームのほうがまだ戦いやすかったかもしれませんよね。いまのチームは、もたもたしているところもありますが、ポテンシャルは相当なもんだと思います。ロシアなんかメじゃないぐらいに蹴散らすんじゃないでしょうか。
by rio (2010-11-11 22:23) 

rio

>猫田家さん、キム・サネはけがする前からジャンプトスをする選手じゃなかったすよね。

今のトスは、ジャンプの推進力をつかってやっとサイドまで飛ばしてる、という感じです。サネより5センチ高いロシアのセッター・スタルツェワ185センチが、ガモワ202センチにきれいなジャンプトスを上げていたのが印象的でした。

日本はロシアに負けてしまいましたが、ロシアは決していいチームには見えませんでした。解説の川合が「日本と同じ身長だったら、日本が12~13点差ぐらいで勝つ」と言ってましたが、たしかにそんな印象を受けます。ノリに乗っているのは確かですが、足元をすくわれるんじゃないかと思っています。でかいだけに(笑)
by rio (2010-11-11 22:29) 

rio

>みゆさん、眞鍋監督も植田監督も根本的に間違っていると思うんですが、データは「解釈」すべきものですよね。

「数字にこれこれ表れたからその通りにやってみました」というのは言い訳にしかならなくて、数字に表れたものの背景になにがあるのかを解釈して手立てを考えるのが監督の仕事だと思います。それがまるっきりできない2人が代表監督で、そりゃーこの人たちが現役だったときにもせいぜい6位がいいとこだったもんなあと思ってしまいました。

山口は韓国戦から急に、人が変わったように強打を打つようになりましたよね。サーブレシーブにも集中してるし、ディグでもあと一歩!の足が出て拾える場面が増えています。

おっしゃる通り、これまでの山口だったら、栗原・狩野が戻るまでの“つなぎ”で終わりですよね。代表入りが同期の井上は2年目で定着したと言っていいと思いますが、山口はまだそこまでに達していません。

本気で代表に残るなら、強打を身につけ、バックアタックも打てるようにして、ライトポジションを奪い取りにいく気迫が必要ですよね。所属チームとの兼ね合いもあるでしょうが、今後に期待です。
by rio (2010-11-11 22:39) 

rio

>ふみふみさん、私もいつも録画が心配です。家を出るときはガスの元栓よりも録画を先に確認してます(謎)。ロシアには…思い出しても怒りが。。。


by rio (2010-11-11 22:41) 

rio

>eigoさん、ぐだぐだの相手につきあわないできっちり勝っておくことは大事ですよね。苦手意識を徹底的に植えつけておけば、世代交代するまでは勝てなくなりますから。

第1セット、韓国は中盤に3点差つけられて離されかけたところから追いついて、20点以降の競り合いでしたよね。そこでソンイがどシャットをくらって22-22の同点。慌ててタイムアウトをとったのに、そこから、ソンイが拾われ、ヨンギョンはアウト、ヨンジュも拾われるというどうしようもない状態。しかも、敗因はあきらかにサネのトスにあるわけで、これは心が折れますよね。

韓国は大型化にこだわってますし、セヨンもデヨンもまだ20代ですからはずすわけにもいかないでしょうね。本気で強化してきたら怖いチームですが、当分は大丈夫そうですね。

ジャンプサーバーについては、迫田が強力なのを打てますよ。Vリーグで打っていたサーブを見ると、威力だけで言えば栗原よりも上なんじゃないかと思います。データを解釈できない眞鍋監督が、「ジャンプフローターがいちばん効果率が高いという数字が出ている」と言い出して“統一”されたんですよね。ばかじゃないかと思ってます。
by rio (2010-11-11 22:52) 

rio

>o-kunさん、今季の全日本女子は、北京五輪までのチームと比べて雰囲気はいいですよね。監督が代わったからなのか、高橋(み)がいないせいなのか、よくわかりませんが。

セルビアはロシア相手に、第2セットはわずか8点でしたよね。日本VSセルビアでたいしたことないチームだなあと思っていましたが、そこまでとは。

ともあれ、日本はmustだった1次リーグ全勝通過を果たし、そうするとほぼもれなくついてくる決勝ラウンドまで進めました。ファンがほんとに楽しめるのはここからではないかとわくわくしています。
by rio (2010-11-11 22:56) 

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