W杯女子・中国戦 終わりよければすべてよし。 [バレーボール]
W杯女子最終戦は中国相手にがんばったものの1-3で敗北。点差・セット差ほどの実力差は感じられず、若手主体のチーム同士で惜敗と言ってもいいのではないでしょうか。終わりよければすべてよし、って負けておいて何言ってんだという感じですが、中国が五輪切符を獲得したので世界最終にはまわってきません。ラッキー。日本は例年通り、最低でもアジア1位になれば切符をとれるわけですね。
セルビアも切符を獲得したので激戦の欧州枠に1つ余裕ができてさらにラッキー。アメリカはどう転んでも北中米枠で切符を取るでしょうし、そうなると世界最終はドミニカ、韓国、イタリアかロシア、日本で切符を分け合うことになるのでしょう。日本が一生懸命がんばった上で中国が1抜けしてくれて、FIVBと日本のテレビ局はほっとしていることでしょう。
そんな中国戦のローテはこちら。
宮下 島村 木村
古賀 大竹 長岡
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シュ チン(S) ヨウ(MB)
ガン(MB) ソ チョウ
女子バレーでは珍しいセッターを前衛真ん中から始めるローテ。というより、シュ・テイを前衛レフトからはじめてできるだけ長く前で攻撃させるパターン+前衛が2枚になる回数が多いローテで頑張らせるパターンですね。300センチ超の高さから深いところを狙ってくる攻撃をどうやってしのげばいいのでしょう……。
決して打ち下ろさず、ブロックを無理に抜こうともせず、3枚ブロックに跳ばれてもびびることもなく、焦ってじたばたすることもなく、非常に優秀な(=やっかいな)選手。サーブでしつこくしつこく狙いまくる?でも、簡単に崩れるチョウがいるのにシュを狙いまくる判断も難しいですよね。 韓国のようにキム・ヨンギョンをつぶせばOKというチームでもないですし、攻略に手を焼きそうです。
そんな中国は郎平監督の復帰で、いい意味でいつもの中国に戻りつつありますね。クイック主体の組み立ててで、センターが前衛横幅9メートルを自在に移動してどこからでもクイックを打ってくる。ラリー中にセンターが前衛レフトの前まで割り込んでいってクイックを決めた場面がありましたが、そこまで徹底されているところがさすが中国。
クイックが拾われたらカウンターの守備はどうするんだ?とかいうことは中国はきっと考えないんでしょうね。なぜなら、決めるから。万が一、拾われたら、あとは根性。そう、13億人が根性出せばなんだってできるのです。
一方、日本は逆?の発想で、センター陣がライト攻撃することを目指しています。ただ、打数でも技術でも戦力と呼べるレベルには達していません。そもそも、センターのライト攻撃は奇襲のようなもので、しかも後衛センターからの速いバックアタックがあることを前提としているはず(というより、センター線の決定力の低さからうまれた苦肉の策)。その余裕があるんだったらクイックに入れよということなわけで、戦術の的確性としては中国の゛どこでもクイック”に軍配が上がると思います。
もう1つ、戻ってきた中国らしさが、ネット際の異様な強さ/しぶとさですね。ラリーになったときに後衛半分をがら空きにして前衛にぎゅぎゅぎゅっと詰めてくる守備陣。ブロックにカバーが2枚つく鉄壁の態勢。空中での押し合いの圧倒的な勝率。吸い込んでしまったボールをつなぐ技術。全盛期の完成度にはまだ及びませんが、それでも意識をしっかりもっていることがうかがえます。
日本はネット際のつなぎが甘いですし、そもそもセンター陣がまだそこまで意識が及んでいない気がします。かつての多治見や大友のように、ネット際の攻防に強いセンターが日本にもいたのですが、ロンドン以降、途絶えてますね。大竹にその可能性が見えるので今後に期待したいところです。
だったら島村は?……なかなか厳しいと感じました。率直に、W杯中盤までの島村は完全に落選レベルだったと思います。あらゆることをさておいて、センターを名乗るにしてはブロックが下手、というのが致命的でした。ただ手を挙げて跳んでいるだけ、というブロック。サイドのヘルプに間に合っているのにサイドブロッカーと跳ぶタイミングがずれてたり、間をしっかりと締めきれていなかったり。ガラパゴス化しているVリーグ仕様だったので、おいおいそこのお春さん……と。
島村は出場セット数が少ないので単純比較はできませんが、それでもベストブロックランキングでは88位。島村より下位のセンターは4人だけで、いずれも途中交代で出場しただけの選手たちだと思われます。また、島村は出場セット数が少ない割にフォルト数が多いんですよね。これでは、例えばシュ・テイをどう攻略するかなどそういったことを考える以前の問題となってしまいます。
ライト攻撃ができるところが持ち味なのかもしれませんが、とは言えそれもスタンディングと変わらないレベルの打ち方ですし、そもそもブロックを補てんできるほどの攻撃ではありません。サーブがいいと言われますが、いまの全日本女子の中では中の下、世界全体でも中レベルでしょう。サーブ後のスパイクレシーブの不安定さも考えると、W杯後半で成長したとは言え、甘く見ても当落線上ぎりぎりなのでは……と思ってしまいました。
一方、今大会を通じて長岡の成長はすごかったですね!高校生のときからどうにも線が細く、いつも暗い泣きそうな顔をしながらひたすら打たされているイメージがあったのですが、今大会では1プレーごとに手ごたえを感じながら前に進んでいるように感じられ、とてもとてもとても見直しました。
もちろんそれは、長岡へのマークが薄かったからということもありますね。なんだかんだ言って木村がマークされていて、宮下が強引に長岡に持っていって決めさせる、というパターンが多かったと思います。フェイントがあれだけ決まったのも相手が長岡シフトを敷いていないから。そう考えると、今後は当然、厳しいマークにあうでしょう。サーブレシーブで古賀を崩し、大竹を使えなくして、長岡をしとめにかかる。この展開になったときに真価が問われますね。
って、古賀はサーブレシーブを崩される前提か!という話なんですが(笑)、ベストサーブレシーブランキングではなんと、古賀が1位に輝きました。これは頼もしい。ちなみに、2位は木村です。このレシーブ力と長岡の攻撃力があれば、もしかしてもしかすると、四半世紀ぶりにモトコスペシャルの復活もありえるかも 多治見&大林の日立コンビがやっていた左右逆サイドに走り出すブロード攻撃もできそうです。
それには長岡がブロード攻撃を身につけ、古賀(や木村、石井)がクイックを身につけ、さらにコミットブロック全盛時代に開発したモトコ関連をリードブロックが主流の現代バレーの文脈に置き換えるための監督・コーチ陣の努力も必要になりそう。ただ、そこまでしてでも復活させてほしいですね。世界中を「なんじゃこりゃ!」と言わせてほしいです。
日本は4年前のロンドンで、しつこい!&しぶとい!ということだけを武器に銅メダルを取りました。とりあえず落とさなければいいんでしょ、体格差があっても運動量で上回ればいいんでしょ、という。そこからもう1歩上がるには、しつこい&しぶとい+なにか、が必要なはず。
待望の高身長セッターがいる、左利きがいる、サーブレシーブができる高身長アタッカーがいる。となると、その3つを結びつけて相乗効果を生み出すためのセンター攻撃のバリエーションがあれば、日本は再びメダル常連国の一角を占めるようになるのでは。
W杯の順位は平凡な結果に終わりましたが、その割にはなかなかの期待感が残りました。リオ五輪、早くも楽しみです。
そうなるとイレギュラーな存在は1人ないし2人でいいんですよね。
長岡もある意味イレギュラー、あとはセンターに誰が入るかで
基本的なスタメンは決まりでしょうか。もっとへなちょこクイックで
リバウンドを取るためだけのセンターなどもありかなぁ。
リードブロックをまずセンターに集めるための攻撃、
でもへなちょこ過ぎて被ブロックにはならないくらいの。
そこからの早い展開でサイドでブロックアウト!
省エネだし、ブロックさえ割れれば木村も楽々復活できるかなと。
男子も観るのでしょうか?僕は見ないかもしれません……ちょっとは観るかな。。。そんな感じです。はぁ。
by 通りすがり (2015-09-07 13:57)
>通りすがりさん、コメントありがとうございます。
イレギュラーな存在が何を指しているかちょっとわからないのですが、サイドの決定力を上げるにはオープンスペースをどのように作るかがカギですよね。ブロックを1枚以下にするだけでなく、相手にレシーブの穴を作らせることが必要です。
その役割を担っているのがセンター線なので、そのポジションではリバウンドなんて悠長なことをやっていてはダメなんですよね。一発で仕留めなければ。そうすることで初めて守備の連係にほころびが生じて、サイドが活きてくるんだと思います。
ところで男子。いや正直、なにを応援すればええのかなあという感じです。石川と柳田の成長と、劣勢の時の深津の展開力、ぐらいでしょうか。。。
by rio (2015-09-07 15:43)
「駒は揃った。あとは木村、お前次第だ!(続く)」みたいな、漫画のような展開ですね。いや~、面白かった。
振り返ってみたら、若手がかなりの成長を見せた大会でしたね。前向きに受け取れる内容だったと思います。
真鍋監督のハイブリッド6って、要は宮下+モトコ5人が縦に横に走り回るのが理想なんですよね?
ポジション“モトコ”に入る候補として、木村・石井・古賀がいるわけですし、木村引退後も継続できそうなのが良いですね。試してみる価値はありそうです。
5人レセプションとか、トリプルクイックとか見てみたい(笑)
木村、確かにセルビア戦で下げられた後、頻りに肩を気にしてましたね。
私も「荒木キャプテン投入」に1票ですが、若手にさせるなら、大竹でもいいかも、と思ってます。宮下だと、木村の二の舞になりそうで。
迫田にはちょっとガッカリですね。「私にはバックアタックしかない!」って、江畑みたいなこと言い出しちゃって。
ちなみに江畑、アルゼンチン戦で歩いていたのが映ったので、来年には間に合うんじゃないでしょうか?
by レイドリック (2015-09-07 19:38)
確かにな・・・。宮下+オールラウンダー5人。
レシーブしたら、宮下以外の全員が攻撃に入る。
さすがに5枚攻撃なら止められんやろ・・・。(笑)
素子さんならサーブレシーブからクイック、平行、オープン、バックアタック、ついでにブロック、何でも来いだからいいけど、今のメンバーだと全部が出来ない人いるな。
オールラウンダーとしては、宮部や井上とかもいけそう。今からオールラウンダーの意識付けをしなければなるまい。
by デイちゃん (2015-09-07 20:18)
>レイドリックさん、コート内をモトコ5人が疾走……なんという気持悪……いや壮観な光景であることでしょう!「草原のバンビ」とのキャッチフレーズでデビューした当時をほうふつとさせますね!!そんなことになったらもう泣いて謝るしかありません!!! (T人T) ナムナム
大竹、いいですね。各マスコミに「今大会で柱に成長」と書かれていて、本人のモチベーションも相当高まっているのではと想像します。
おかげで大竹パパの悪口を言いづらくなってしまいましたが、ピンク・レディーのUFOのふりつけか!と思うようなポーズをおとりのクイックと自称していた過去はもう時効として忘れてあげることにします。
迫田は厳しいですね。年齢的にピークはリオ五輪ですから、東京五輪を見据えたメンバーを入れるよりも迫田でなければ!と思わせる何かがないと厳しい。なのに……という感じです。
思い起こせば、中国が北京五輪開催を決めた後、女子バレーの強化を急ぎすぎてアテネで優勝してしまったんですよね。で、そこで選手の身体がけっこう傷んでしまって北京では故障者続出で銅メダルだったという。
それを思うと、リオ五輪では迫田の世代がふんばってほしいところですが。江畑は、中国戦のときに少し流れた話ではアキレス腱やっちゃったんですよね。歩けるということは部分的なのかもしれませんが、跳躍力に影響するでしょうから、攻撃onlyであることや上背がないことを考えると厳しいかもしれませんね。
by rio (2015-09-08 01:10)
>デイちゃんさん、ヨーコ・ゼッターランド改め今は何ヨーコになっているのかよくわからないあの方が、ロンドンシーズンのときに「荒木のときにリベロを入れず、そのまま後衛でバックアタックを打たせろ」と主張してましたね。
かつて、キューバのセンター、カリーヨだったかな(違ってたらすみません)、後衛でもリベロと交代せず、バックアタックを打っていたことがあった気がします。そうなると5人攻撃できますね。セッターが前衛だったら攻撃6枚(笑)
アタッカー5人がEXILE並みにシンクロして動く時間差、とか見てみたいです。
by rio (2015-09-08 01:15)
Rioさん、お久しぶりです。
やっぱり他の皆さんと同じく、こういう試合の時はRioさんのブログがないと!おかげさまでとっても楽しませていただきました♪
日本のこの順位はまぁ想定通りかな、という感じで、
木村の不調(?なのか?)っぷりも皆さんと同じように
感じましたが、驚いたのは長岡がホントに頼りがいがある感じになりましたね!
以前は、私もRioさんと同じく暗いというか薄幸な雰囲気なのが気になっていまして、
少し決まらなくなったりミスしたりすると、すぐに顔に縦線が入るちびまるこちゃんの花輪くんのように「どよーん」となっちゃうんだから、と思っていたのですが、今回は宝塚の男役スターのように凛々しく見えました!!
代わりに、今の日本女子での薄幸キャラといえば鍋谷ですな。
中国戦ではサーブが走りまくって何点もとっているのに、なぜか不幸っぽい。細すぎなんですよね。もう少しガタイをよくしてもらいたいです。
全体に細いですよね、やっぱり世界を相手にすると。
バレーは面の大きさでやるわけではないとはいえ、荒木がいないとさみしいっす。島村じゃねえ…ブロックが…
by がぶりんこ (2015-09-08 08:46)
こんにちは、WGPの時のチームの雰囲気、状態が結構ひどくて、WCではだいぶマシな状態になったので、このまま最終予選でもっといい状態でオリンピックの切符取れたらいいな、と思っています(楽観的)。
ただ、僕が一番心配してるのは宮下です。宮下は全日本の正セッターでいくなら岡山シーガルズ以外のチームに移籍してほしいと思います。ここ数年の宮下はシーズン明けは岡山仕込みのトスワーク(さらに、シーガルズはバックアタックもhぼありませんですし、、、)でほかのアタッカーの打ちやすいトスがあげれず、それを終盤の大会で徐々に修正していっているのですが、vリーグがまた始まると、また元のネットに近い低いトスになっていき、翌年の全日本でまた同じような繰り返しをしているような気がします。
来年もそうなってしまうのでは、、、と思ってしまいます。
by 76 (2015-09-08 10:52)
今大会、選手が事あるごとに口にしていたチームのまとまり。世界選手権、余程酷かったんでしょうねw。
木村はこの立て直しに一杯で自身のプレーどころじゃなかったような記事もありました。
そんな木村を抱えつつ、チーム成績で光った一つがサーブでした。
WGPでは交代させられてた長岡がエースが取れるサーバーに変貌していたのが驚きでした。
古賀、宮下、島村、鍋谷が日替わりで効果を出していたのもよかったです。24-23で思いっきりふかす山本さん、打った瞬間からアウトで暗い顔で謝る荒木さんが懐かしい。
但し、全日本で変るのじゃなく、技術はリーグで磨いて圧倒して持ち込んでほしい。どころか自チームに戻ると全く違うサーブに戻る、戻されちゃうケースもありますから。
セッターとリベロに課題が残るものの、OQTでほぼ確実の出場権を取って、リオでは是非表彰台へ上がってもらいたいものです。
引き続き男子が始まりますが、うーん、こちらもある意味正念場のラグビーW杯中心になる。でした。
by オーソノ (2015-09-08 23:48)
>がぶりんこさん、お久しぶりです。長岡、花輪くんから花組トップヘ(笑)。あのムーミン的なフォルムが凛々しく見えましたよね。
鍋谷はがっついている感がほとばしり出ていて、それはそれでとてもいいことだと思うんですね。なので、格下相手のスタメンで木村の代わりに出してもよかったのでは、と思ってます。内瀬戸にまかせた場面でも、なんで鍋谷だとダメなのかな?と。
ただ、確かに細すぎですよね。あれはアスリートではない。部活やVリーグは非力でも勝てますが、世界相手に非力なアタッカーが奮闘しても通用しないか、中途半端に通用したらいつかケガしますよね。
体脂肪が男性アスリート並みに低くて細く見えるだけならいいんですが、全日本女子は総じて筋肉量が少ないことがばればれですよね。それでもさすがに足腰はしっかりしている選手が大半ですが、鍋谷は足腰も細い。もう部活じゃないんだよ、と言ってあげたいです。
by rio (2015-09-09 01:05)
>76さん、宮下は当初、真鍋監督の指示が理解できないどころか、頭から間違っていると決めつけてたんですよね。自分の経験則のほうが正しい、と。しかもシーガルズの勝利のほうが重要で、代表に呼ばれるのはむしろ迷惑、ぐらいな意識で。そんなことをマスコミにしゃべってしまうという。
部活とシーガルズしかしらない少女がセッター出身の五輪銅メダル監督と代表に対して。若いって素敵、無知って無敵、という感じですが。
宮下に謙虚さが備わって、なおかつ今大会でなぜ木村が絶不調だったのかを、試合の録画を分析しながらロジックで理解できるだけの賢さがあれば、世界最終までに急成長する可能性を秘めていると思います。
でも、その間にはさまっているVリーグのぬるいお手玉バレーにまた染まりなおすようだったら、神童も二十歳過ぎればただの人コースを歩んでしまうかも。
そうならないように、心を鬼にして彼女をぬるま湯から引きずり出せる大人が周りにいればいいのですが。果たして。
by rio (2015-09-09 01:14)
>オーソノさん、世界バレー2014でちらっと書いたような気もしますが、チームのまとまりはひどかったと思いますよ。
木村がコート内でほかの選手(しかも若手)をにらみつける姿なんて、世界バレー2014以外では見たことないなと思った記憶があります。当時の宮下は今よりお子ちゃまだったでしょうし、長岡は委縮しっぱなし、今回のチームから落選したメンバーはいつまでたっても消極的、というなかで孤軍奮闘でしたよね。
山本さん改め今は何本さんなのかよくわからない大友さんは、もしやイップスなのでは?と思うぐらいサーブが入らなかったですよね。アテネの翌年のグラチャンのブラジル戦の大事な場面でサーブをミスったトラウマとか言われていたような気もしますが。アラキングはたぶん、馬鹿力のコントロールがちょっと苦手なだけなんだと思いますが。そうそう、「ジャンサは疲れるからイヤ」と言い放った高橋何某とかいう選手もいましたね。
そういう時代からすると、サービスエースの本数で1位ですか。サーブランキングのベスト10にも複数ランクイン。サーブは身長が一番関係ない分野で、しかも一発で点数がとれるわけで、ここを磨き上げたのは大きいですよね。
どんなに劣勢でもサービスエースやレセプションの崩れが続いたら流れが変わる、ということはよくあるわけで、どんな状況でどんな心理状態でもサーブだけは開き直って攻めて決める、というところを最大の武器に戦ってほしいです。
by rio (2015-09-09 01:28)