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Vリーグ男子をのぞき見してみた件。FCvsパナ、JTvs堺 [バレーボール]

ほんとに久々々々々ぶりにVリーグの生観戦に行ってみました。夏のW杯で男子がかなり面白かったので、Vリーグはどないなことになってるんやろか、と。対戦カードは、第1試合がFC東京VSパナソニック、第2試合がJTvs堺ブレイザーズ。なかなかの好カードでしょ。実際に試合内容もなかなかのもので、いずれもフルセットで最終盤まで競り合う展開。それも、劣勢のチームが巻き返してのフルセットで手に汗握りまくりで。練習も含めて2試合で計7時間近くも観戦できて大満足です。

↓第1試合の練習
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↓第2試合の練習
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試合中の写真はないんかい!っていう話なんですが、ええまあ、そもそもカメラを持って行かず。なんせ、試合中は拍手したりため息ついたり歓声あげたり舌打ちしたりだけでなく、メモを取らねばならぬのですね。7時間ずっとメモを取っていてもう肩が凝るを通り越して砕けそう。そうなることを見越してカメラを持って行かなかったのです。

それはさておき。
どうしても代表選手や外国人選手を中心に見てしまうのが人情というもの。テレビ観戦のようにエンドコード側からのリプレイがないので細かいところがわからなかったりもするのですが、一方で、テレビでは見えない部分でいくつかと発見や疑問がありました。

[第1試合 FC東京VSパナソニック]

試合前のアタック練習を見ていて、パナが苦戦するのでは……?と思ったのですね。レフト側やクイックの練習では、みんなトスの軌道の頂点付近で打ってました。なのに、ライト側からのアタック、つまり深津がバックトスになるときの練習になると、サイド全員がボールがかなり落ちてきたところを打ってたのです。そういう練習方法があるのかどうかよくわかりませんが、見た感じの印象ではトスが短いんじゃないか?と思ったわけです。

余談ですが、本日の3チームの中では、堺の選手数人がフロントトスの練習時に、トスの落ち際を打ってました。FCとJTはフロント、バックともにほとんどの選手が一番高いところで打ってました。

さらに余談ですが、FCは全体のトスがほかの3チームと比べると極端に低く、ネット上に肩が出ない選手も複数いて、それはそれで大変そうだなと。

それはさておき。パナの誰かが深津と話すのかなと思いながら見ているうちに練習が終わり、試合が始まったのですね。で、清水のライト攻撃ですよ。第1セット3-3の場面でいきなり2枚ブロックにぶつけてしまうという。続いて7-7の場面では1枚ブロックにぶつけてしまって。いずれもブロックアウトなどでパナソニックの得点になっているのですが、万全な態勢で打てていないことは明らか。

で、8点目のタイムアウト明けで、チャンスボールからの清水のライト攻撃がクロス打ちでアウトになってしまったのです。はい、ご想像通り、ブロックを避けすぎたからですね。さらに10-10の場面でのラリーではついに、3枚ブロックでシャットアウトされたのでした。いま思えば、これが長い長い試合の幕開けだったんですね。

清水の打数が多いから目立つわけですが、要するにパナのアタッカー陣はみんなライト攻撃のトスが合わず、打ち切れないわけですよ。ブロックの横を抜いたり、あてて出したり、なんとか個人技でしのいでいましたが、トスはずっと修正されないまま。アタッカーが言わなかったのか、言っても修正できなかったのか。

ただ、片翼が機能していない状態のパナとFCが互角、というのもまた現実なんですね。相手の武器の抑え込みに成功しつつあるのに、自分たちの武器を繰り出して流れをがっちり握る術を持っていないという。。。

セッター山田の組み立てはとてもよかったと思いました。センター線からサイドに展開していくオーソドックスなスタイルで、苦しい場面でも安易にセルジオに集めたりせず、分散させることを心がけていたことが伝わるトスワーク。さらに、サーブレシーブが長いときにツーで強打、のタイミングとコースが絶妙で、5本中4本決まったんですよね。決まらなかった1本はレシーバーの真正面に飛んでしまってつながれたので、読まれていたわけではなかったと思います。

そんな山田のもとでアタッカー陣もよくがんばったと思います。ただ、いかんともしがたい打点の低さ、要所でのつなぎのミス(セルジオが山田を押しのけて2段トスを上げようとしてドリブルをとられたり)、なんで俺にトスを上げないんだ!(←たぶん)と山田に食ってかかるセルジオ、それで次の1本をセルジオに上げてしまう山田(決まったけど)、ラリー中の浮いた2ndボールをどうしても自分で打ちたくなってしまう山本(将、そして細すぎる)……という感じで、チームの雰囲気がアマチュアっぽいんですよね。

いや、実際アマチュアだからね、とい言われればそれまでなんですが、今日の試合は勝てた試合だったはず。フルセットでマッチポイントを握りながら、セルジオがサーブで狙われて連続失点、でもそこに守備固めを送る采配はなく、そのままひっくり返されて14-16で落とすという悪夢……。これを乗り越えるには、チームの規律をもっと高めたほうがよいのでは?と思ってしまいました。

最後に、試合後に山本(将)が捻挫?かなにか左足の負傷で運ばれてましたが、大丈夫なんでしょうか?心配です。

[第2試合 JTvs堺ブレイザーズ]

練習の時からフルセットの終わりまで、JTはメンタルがずっと安定しているように見えました。優勢/劣勢の振れ幅がほとんどない。これが王者の自信なのだな!と。一方の堺は、さすが大阪、というかもはやラテン。優勢のときはわかりやすくアゲアゲ(←古い?)で、劣勢のときはわかりやすくショボショボ、という。永遠の少年たちか!と突っ込んでしまいました。

アタック練習のことは先に書いた通りですが、それ以外に気になったのは、レシーブ練習での堺。フライングレシーブしたり、転がって隣の選手とニアミスしたり、危なくないのかな?と。いつものことなのかもしれませんが。

それはさておき。
第1試合の熱戦の余韻が残る中、第1セットから両者がっぷり四つの展開(堺のペピチ除く)。JTが狙い通りのペピチシャットアウトから八子のサービスエースでスタートダッシュの態勢に入ると、新キャプテンの千々木が越川を狙って2連続サービスエースで引き戻す。堺はとても気合が入っていてちょっとバタバタしてしまってるほどでした。

ただ、ペピチは厳しかったですねー。いきなりのシャットアウト、目の前のリバウンドボールに手も足も出ない、ネット際のこぼれ球をレシーブでネットにぶつける、と。最初のテクニカルタイムアウトまでにこれだけやらかしてしまうほど、動きが重い感じでした。そもそも跳べてない、という。

そんな堺に対し、タイムアウト明けでJTから飛んだ一言、「真ん中ないよ!」。こういう声が拾えるのは会場ならではですね。そりゃもう、堺としては[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)] でしょう。すぐ次のラリーで出来田がクイックを叩きこむという(笑)。その辺りから動きのシンクロ率が目に見えてよくなって、セットプレーだけでなくラリーの時にもアタッカー陣がみんなぶっ飛んでくるダイナミックなバレーを展開。千々木もサービスエースを重ね、圧巻は17-16の場面。

石島が、センター寄りのブロック位置からめちゃめちゃ速い横移動でライト攻撃を止めに行き、、堺のチャンスボールになったことを確認してすぐにアタックに開く。そこから全力助走で入ってきたのは実はおとりで、石島のジャンプがまだ着地していないタイミングで後ろから千々木がバックアタックを叩きこむ、という。さすがラテン。一連の動きの速さとシンクロ率は世界レベルだなと、会場で今日一の歓声をあげた私でした。

堺にはそのレベル感がありながら、なんで第1セットは終盤もつれてしまったのか。細かいミスが多かったこと、勢いがから回っていた場面もあったことに加え、やはりJTの越川のゲームメークが光ったなと感じます。例えば18-17で堺が返すだけの場面、今村はセッターの定位置を狙って返したんだと思いますが、それを読んでいた越川がレシーブに入り、安永のクイックにつなげました。

そこで堺がタイムアウト、明けての場面で越川が千々木を狙ってサービスエース。やられっぱ、では終わりません。印東監督はすかさず、千々木と伊藤を交代し、次のプレーで越川のサーブを切ってすぐに千々木を戻す采配を見せました。裏を返せば、この細かい一手を打たざるを得ないほど越川が主導権を握りかけていた、ということなんでしょう。

この采配はとても印象的でした。というのも、第1試合では、先に書いた通りFC東京が、サーブで狙われたセルジオを交代させないままひっくり返されて負けてたからですね。どちらが正しいということではなく、サーブレシーブの正確性よりもセルジオの攻撃力を重視した坂本監督と、千々木の攻撃力よりもサーブレシーブの正確性を重視した印東監督。よく似た局面でまったく異なる判断があったわけです。両監督が入れ替わっていたらどういう判断になったんだろう?とか、いろいろと妄想が妄想を読んで実に楽しいのですね(笑)

それはさておき。第1セットいきなりのジュースを取った堺がこのまま波に乗るかと思われたのですが。第2セット、最初のテクニカルタイムアウトまでにJTが息を吹き返し、タイムアウト明けにいきなり堺・横田のクイックをシャットアウト。松本がいない、ペピチが機能しない、出来田の打数が伸びない、という状況で横田が踏ん張ってきたのですが、そこにブロックが集まってきてしまったのですね。

そして今村が壊れます。サーブミス、千々木のレフト攻撃がシャットアウト、堺がタイムアウトを取りますが、明けていきなり横田のクイックが2枚ブロックでシャットアウト。たまらず、セッター交代となったのでした。このとてもわかりやすい劣勢で、堺はショボショボモードに突入。第1セットで猛威をふるった千々木サーブがミス(打つ瞬間にコース変えた?)で得意ローテで挽回できないまま、ボールがつながらなくなり、焦りからかブロックのタイミングがはやくなってワンタッチで吹っ飛ばされるようになり、ついでにタッチネットもしてしまったり。そして攻撃がサイドの単発となっていってJTに走り去られてしまったのでした。

一方、このとてもわかりやすい優勢でもJTは浮足立つことなく、堺の弱点を着実に突いて得点を重ねていく展開。212センチのレアンドロまで指先を狙ったワンタッチを仕掛けてくるんだから徹底してます。八子のサーブも好調で一気にたたみかけたのでした。

JT-堺で、第2セットが25-15、似たような展開になった第3セットが25-19。第1セットで競り合った面影はなく、もはやこのままJTなんだろうな、と思ったのか私の隣に座っていた女性3人組(←たぶん、第1試合のパナのファン)が帰ってしまうなど客席がもやっとする中、私は堺がどこを修正してくるのかに興味津々で(笑)。やはりブロックでしたね。第2、3セットで、ワンタッチからの速い切り返しが機能せず、ことごとくコート奥に吹っ飛ばされたところ。

ブロックをゆっくりめに跳び、ワンタッチがコート内に上がるようになりました。そうするとつなぎに余裕がうまれ、カウンター攻撃のバリエーションが増える。ペピチは相変わらず重いけれど、石島・千々木の両サイドと横田がふんばって、もう一度、第1セットのレベルまで状態を戻してきたのでした。追い込まれて本領を発揮する、そういうところもラテンっぽい(笑)。石島がサービスエースなどで12-10としてからは、最後までこの点差を詰めさせませんでした。

それでもJTは、レアンドロがブロックにつかまりながらも点数を取っていましたし、越川のサービスエースも出ていました。八子のサーブが入らなくなるなど失速要因はあったものの、正直、この期に及んでなんで堺に持っていかれてるんだろう?と思いながら観てました。堺のポテンシャルが発揮されればJTでも手に負えないということなのか、それともこの第4セットに私が気づかなかった堺の仕掛けがあったのか。謎です。

で、追い込まれた立場のJTと息を吹き返した堺のフルセット。当然のように競り合いで、そりゃもう、盛り上がりますわな。決定的だったのは9-9の同点での横田のクイック。ずっとターン打ちで攻めていた横田が、ここで満を持してのクロス打ち……だったのでしょうけど、ラインを割ってしまったのですね。堺の選手たちがアピールするも判定は覆らず。印東監督はタイムアウトを取りますが、それが明けた直後、今村はもう一度、横田のクイックに上げてシャットアウトされてしまったのです。いまむーがタイムアウト明けにクイックを使うことが読まれてるのでは?と思ってみたり。

今村はそれでも、ワンハンドで横田にあげてついに決めさせたのですが、この時点でJT11-堺10。次のプレーで、サーブで越川を崩したのにラリーに持ち込まれてつなぎが乱れ、石島のライト攻撃がシャットアウトされたのでした。慌てたのかなあ。もったいないプレーでした。印東監督はすかさず2回目のタイムアウトを取りますが、流れはもはやJT。ここにきて今村はペピチにボールを集め、そしてそれはおそらく、JTの思うつぼだったのでした。

大阪出身、クラブチームびいき、たばこ大嫌いの私としては、堺がJTに土をつけ、一気に戦国時代の幕を開けてほしかったです。ただ、JTは劣勢のときに傷を最小限にとどめてがまんする戦い方を身につけていたように感じます。この1戦でさらに自信を深めたでしょうし、どこかが早いところ足を引っ張らないと走ってしまう可能性がありそうですね。


(おまけ)
サーブの歩数と歩幅は、テレビではなかなか確認できないので、会場では楽しみの1つです。床に線が引いてあるのでわかりやすいのですね。

清水はジャンプサーブのときに、エンドラインから5歩下がりますよね。歩数はいつも一緒なんですが、歩幅がけっこうぶれてるんですね。で、5歩さがったあとに半歩戻ったり(なぜか、もう半歩さがる、ということはなかったです)、助走で強引に合わせたりしていることがあるように見えるんですね。そういうときにネットにかけたり、入れとけサーブになったりしてるような気がします。5歩で定位置に来たときはいいサーブを打ってます。なので、ベストの歩幅を体に覚えさせればよいのでは?と思いましたとさ。

一方、石島はあらかじめ下がっておいてから助走するタイプですが、その歩幅や歩数がけっこうばらばら。歩数が合わなくて慌てて打ったりしてます。ただ、それでも入る。感覚の人なんだなあという印象です。

越川は歩数や歩幅が合わなければ半ばあきらめてしまう感じですが、清水よりも歩数・歩幅が正確だなと思いました。ただ、打つ瞬間に右足(踏み切る足)のつま先が内側に向いてるんですね。ラインを踏まないように、ってことですよね。これって越川だけじゃないですし、越川はサーブだけじゃなくてバックアタックや前衛でのアタックもこうなってますよね。

で、素朴な疑問。人間の力学は、前に進む力=つま先が向いている方向にかかる力、という関係が自然だと思うのです。なので、つま先を内側に向けるということは、前に進む力を内側に向く力(右足の場合は左向きになる力)に変換しているんじゃないかなと。そして、その力をさらに体の回旋動作を使って前向きに変換(戻している)のでは。これって効率のいい力の使い方なんでしょうか?けがしやすくなったりしないんでしょうか?


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kiyoka

女子のついでにと思って見た男子バレーが予想外に善戦でハマりました。
男子はラリーが続くとスピードが速い分、見ていてとても面白かったです?
Vリーグもニコ動で見られるんですね、楽しみが増えました。
JTは越川選手と新監督が効いて好調なんででしょうか?
柳田選手と高評価の阿部選手が居るサントリー強いのかと思ってたら開幕から連敗で驚いてます。
チームが出来上がってないとかあり得るんでしょうか?
質問ばかりでスミマセン
全然詳しくないので、ここの沢山の記事が凄く勉強になります。
今は過去記事を遡って読むのが一番の楽しみになってます(^_^)
Vリーグ記事UPされてないかなと覗いていたので更新されてて嬉しいです。
満員電車の憂鬱な時間がブログのおかげで楽しい時間に変化しました、ありがとうございます?
by kiyoka (2015-11-10 02:07) 

maki

rioさんの写真、凝視してしまいました!
私のいた席ととても近かったので。
あの位置はベンチの指示が垣間見れて面白かったですね。
私は第2試合しかみられなかったのですが、最終セットまで目が離せない展開だったから私も満足でした。
試合終了後、石島選手が監督に食い気味に話し込んでいたのも印象的で。
もうネットも片付けちゃってる中・・・
これからもrioさんのⅤリーグの記事を楽しみにしています!

by maki (2015-11-10 11:46) 

sasaki

rioさんはじめまして。
WCから男子バレーにハマったにわかです…。twitterでは試合の見方がよく分からなくて、こちらのブログを参考にして楽しんでました。凄く分かりやすくて為になってます、ありがとうございます!
私もⅤリーグ観戦しています。パナソニックの清水選手が好きで追ってるんですが、FCの試合を事前に見ていて、これは楽に勝てるなと思っていたらフルセットになってしまい驚きました。
清水選手はWC中はブロックアウトを何度も取っていたし、ライトは得意な選手だと思っていたのに何度もシャットアウトされてしまっていたので、単に打ち方が悪いんだと思っていました。でもトスの問題だったのですね。素人でそういう事も分からず漠然と見てしまっていました。恥ずかしいです。

落ち際で打っているから打点が低くなる、ブロックにかかる、つまり高くて長く伸びたトスならみんなのタイミングが合っただろうって事でしょうか。
良く知らないのですが、ダンチ選手は短い助走からファースト・テンポで打つらしく、平行トスが一番打ちやすいみたです。深津さんはリーグの初戦からダンチ選手にだけ少し低くして上げてるように見えました。
だから選手に応じて変えているトスが、時に混ざってしまうのかな?と思ったり…。
清水さんは全日本の時のような高いトスが打ちやすそうで、意見すればいいのにと思ったのですが、どんなトスでも打ててこそのオポジットと思っているらしいので何も言わないんだと思いました…。宇佐美選手が言ってましたが、福澤清水の二人はトスに全く文句を言わないいいアタッカーなんだそうです…。

長くなってすみません。サーブの歩幅のところ、目からうろこでした。清水選手、フォームは同じに見えるのに入れてけサーブになってしまう時って何が原因なんだろうと思っていたので!
ありがとうございます。これからも楽しみにしています!

by sasaki (2015-11-11 15:24) 

rio

>kiyokaさん、コメントありがとうございます。テレビ中継以外のVリーグ観戦は久々でサントリーの調子もよくわからないのですが、ニコ動が全試合中継でしたっけ?いい時代になりましたね。

過去記事まで見てくださってありがとうございます。私にはこう見えた、という雑感を書いているだけなので、そうは見えないよという点も多々あると思いますが、そんなときはビシビシつっこんでくださいね。

実際、過去記事を忘れたころに自分で読み返して、え?そうなの??と思うことがあります(笑)

そうやってみんなであーでもないこーでもない、と盛り上がることが日本バレーのレベルアップにもつながるんじゃないかなと思ってます(^^
by rio (2015-11-12 01:35) 

rio

>makiさん、奇遇ですね!と言いつつ、私は周りにどんな人がいたかほぼ覚えてないのですが(^^;

会場で見るときは、今回の席のようにコートの対角線上の高い位置が好きなんですよ。全体を立体的に俯瞰できて、ベンチも控えの選手も見えるので。さらにトイレに近いことも重要です(笑)

すごく楽しくて満足したのに、いま記事を見返してみると文句ばっかり書いていて反省。。。

写真の位置だと、石島おとりの千々木のバックアタックの動きが、どっち側のコートの時でもばっちり見えて最高でした!
by rio (2015-11-12 01:43) 

rio

>sasakiさん、コメントありがとうございます。この試合での清水の清水の調子はむしろよかったんじゃないかと思います。

例えば、サーブはエース6本とってるんですよね。しかも、強打だけでなく、コート中央のあいているところを狙ったコントロールサーブでノータッチエースを取ったり。スパイクも、レフトからの攻撃は威力、速さ、高さ、コースいずれもばっちりだったと思います。

それだけに、ライト攻撃であれだけ苦労してたのが謎ですね。ブロックアウトも苦し紛れ、一か八かが決まっていただけで、あれがブロックのいいチームだったらことごとくシャットアウトかつながれていたと思います。

その原因が深津のトスなんだろうな、というのは私が勝手に思っているだけなんです。専門家は違う見立てをしているかもしれません。

ただ、深津は夏のW杯のときもそうでしたが、バックトスが短くなる傾向がありますよね。低くてもアンテナまで伸ばしていれば、清水はストレート打ちがうまいですし、ブロックアウトの技術も向上しているので、対応できたと思うんですね。

でも、短いと難しいですよね。理想の位置で踏み切ってしまうと打つ姿勢が崩れるし、短いトスに合わせて助走するとブロックに囲まれてしまうので。

打ちにくいなと思っても決まるのであればセッターに注文を付ける必要はないかもしれませんが、あれだけ決まらないんだったらきちんと伝えるべきなんじゃないかなと思いました。それがチームの勝利のためですよね。

試合中、清水がライト攻撃で指先のワンタッチを狙って、それがアウトと判定され、珍しく猛抗議してましたよね。それぐらいフラストレーションがたまっていたんじゃないかと。

一方で、深津はどう感じてたのか興味があります。清水のライト攻撃がなかなかきれいに決まらない、というときに、セッターはトスがあってないから?ということを一瞬でも考えるんじゃないかと思うんですね。でも、最後まで修正されなかったのは……?

清水のサーブの助走を近くで見たのははじめてだったので、サーブのたびにガン見してしまいました。5歩さがってから半歩前に出たら歩数を決めてる意味ないやろ、と(笑) もしかしたらその半歩に重要ななにかが秘められているのかもしれませんが。

いずれにしても、次の試合までにどう修正してくるか楽しみですね!
by rio (2015-11-12 02:32) 

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