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世界最終女子・タイ戦:いくらなんでも後味わるい。 [バレーボール]

遅く帰宅して録画でタイ戦を観戦しての感想。なんじゃこりゃ?後味わるい……。作戦面でも技術面でも日本は負けてました。どうやら真鍋監督の〝手の内”なんてものも存在しないみたい。日本完全有利の大会運営だかこそフルセットまでいったものの、第5セットは4-10で絶対絶命。まあ実力差だから仕方ないよね……と思ったところから、まさかのタイにレッドカード2枚って。

正しい発音がよくわからない名前のラッチャタギャングライ監督の試合後のコメント

私の人生のなかで、また20年のコーチ経験のなかで、こんな事態は見たことがない。タッチパネルに選手交代が表示されないことについて尋ね、確認を求めたところ、レッドカードを出された。さらに、またタッチパネルに選手交代が表示されなかったので尋ねたところ、2枚目のレッドカードを出されたのだ。タイに対して不公平な判断だ」

「タイはスポーツマンシップに則ってプレーしている。ジャッジがおかしかった。試合は終了してしまい、タイはこの結果を受け入れなければならない」

「この
(=タッチパネルの)システムは再検討されるべきだ。タイは選手交代エリアに選手が入っている時でさえ、交代が認められなかった」


はい、私も審判がおかしかったと思います。システムはあくまでも審判の補助ツールであって、審判がシステムに従うものではないですよね。そのことを理解していない審判団、および大会運営の問題です。大会初日からタッチパネルに不具合が起きていることはわかってたんだから、使用を中止して副審に交代を告げる方式に戻せばよかったんですよ。もしくは、タッチパネルに表示されていなくても副審の判断で選手交代を認めればよかったと思います。

この試合、TBSの中継ではラッチャタギャングライ監督がぶーたれて遅延行為したという印象を持ってしまうかもしれません。でも、彼はルールに則って運用していただけです。

(追記)
5月19日付の朝日新聞によると、

「選手交代をしようと、タブレット端末のボタンを2度押したが、了承されなかった」。らちが明かず、タイムアウトを要求。それが遅延行為とされた。「なぜそうなるのか理解できない」。監督は大会初日から同様の問題を審判に訴えていた、とも話した。

 2枚目は12―13の場面だ。日本の後衛のアタックがラインを踏んだように見えたという。国際連盟の規定では、ラリー終了5秒以内ならビデオ判定を要求できる。「私はルールを知っていたし、スポーツマンシップにのっとって行動した」。要求は実らず、訴えは遅延行為と見なされた。

だそうです。記事はこちら。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000006-asahi-spo


例えば、やたらと長引いた第2セット20-19のプレー中のチャレンジ、これは山口のタッチネットを審判が見逃したことについてラッチャタギャングライ監督がチャレンジしたわけですが、主審・副審とも大混乱。

主審がノーカウントをコールし、ラッチャタギャングライ監督もそれを受け入れました。ところが、真鍋監督が「ちゃれんじ!ぷりーず!のーのーのーのー!ちゃれんじ!ぷりーず!」とよくわからないひらがなを連呼。それでさらに長引いて、結果的にチャレンジが行われ、スローで見てみたら山口がブロックジャンプで降りてきたときにネットに触ってるという。

これ、遅延行為をしたのは真鍋監督ですよね。形式的には、主審はラッチャタギャングライ監督のチャレンジを却下してノーカウントをコールしたわけです。その時点で何も不利益をこうむっていない日本側としては、そのジャッジに抗議する権利などありません。なのに、真鍋監督は猛抗議して最終的に判定を覆させたんですよね。たとえ運営ルール上では真鍋監督が正しかったとしても、この行為はレッドカードでしょう。そもそも、ノーカウントでも日本に不利益はないわけですから抗議する理由がない。

(追記)
真鍋監督は第4セットの14-10の場面、プレー中にボールがアンテナにあたったことへのチャレンジをしてますよね。これもわけわからない形となり、画面には主審のチャレンジと表示され、映されたリプレイはアンテナどころかボールが普通にネットを越えている映像。で、主審のチャレンジ失敗なのかと思いきや真鍋監督のチャレンジ失敗でタイに得点が入りました。ラッチャタギャングライ監督がの2回目が遅延行為なら、この真鍋監督のチャレンジも遅延行為でしょう。

一方、第5セットで選手交代が認められず、システムの不具合について質問(〝抗議”もしたのかもしれませんが画面には映ってませんでした)したラッチャタギャングライ監督にはレッドカード2枚。これは明らかに不公平ですよ。

真鍋監督もラッチャタギャングライ監督も英語が得意ではないようで、副審が彼らの〝質問”を理解できていなかった言葉の壁の問題もあると思います。その結果、確認作業に余計な時間がかかったんだろうなと。また、第5セットについては、タイのベンチも選手も一緒になって騒いでしまった=ラッチャタギャングライ監督がコントロールできてなかった不手際もあると思います。

とは言え、真鍋監督は正当性がない抗議でおとがめなしラッチャタギャングライ監督は正当性がある質問でレッドカード2枚。どこぞの球技のなんとかの笛にも負けない日本びいきに世界中がドン引きしてることでしょう。

そんなわけで、試合後のインタビューで真鍋監督が涙目になってても、なに泣いとんの?と冷ややかな視線を送ってしまったのでした。

そんなぶさいくな試合のスタメン・ローテを一応。

  石井           長岡     荒木

  島村           宮下     古賀         L佐藤
-----------------------------------------------------------------------------------
プルームジット(MB)  アチャラポーン    マイカ

ヌットサラ         オヌマー    タットダオ(MB)  Lピヌヤット


日本は第1セット、このスタメンでタイにほぼリードされ続け、20-25で落としたんですね。その理由は、佐藤を軸としたサーブレシーブ・システムが徹底できてないこと、ラリー中の宮下のトスがシーガルズ仕様になってしまっていること、ラリー中に佐藤が突っ込み過ぎてまともなつなぎができていないこと、だったと思います。

なので、代えるならセッターとリベロを代えないといけなかったはずですが、チームとしてそれができるレベルにはなっていない。ここが真鍋監督の大きな〝油断”でしょうね。

で、第2セット、古賀→木村、長岡→迫田、島村→山口でスタートし、荒木も含めて〝銅メダルメンバー”の布陣を敷きました。でもそうじゃないよね、っていう。宮下がシーガルズ仕様に戻ってしまう=全日本仕様に仕上げられていないところが最大の原因なわけで。そこを徹底しないまま世界最終に来てしまったこの点も真鍋監督の〝油断”ですね。

さらに、真鍋監督の山口への過剰な期待も見ていてつらかったです。私はもともと山口がずっと代表入りしていることに否定的なのですが、この試合でもう完全に、山口で1枠使うのはやめたほうがいいと確信しましたですよ。

山口は4セット出場して、アタックは打数16、決定5、決定率31%です。センターとしてありえない低さですね。ブロックは得点0、手に当たったのがわずか5回。1セットで1回ぐらいしか手に当たらないわけです。この2つの結果に共通するのは、ジャンプ力の衰えでしょう。もともとジャンプ力がない選手ですが、さらに低くなってました。

また、4年前は少しぐらい無理な姿勢で打っても着地してすぐ次の行動に移れていましたが、この試合では何度もしりもちをつく場面がありました。ショートサーブで狙われてとらされた場面では、足元がよろよろしているところがカメラでばっちり抜かれていて情けない……。

そんなふうに劣化しているところがある一方、サーブは相変わらずヘタで、タイのタットダオや韓国のヒョジンみたいにハイセットを打てるわけでもない。なのに、宮下の精神安定剤として起用されてしまう本末転倒ぶりにげんなりです。そもそも宮下のシーガルズ仕様のトスが足を引っ張ってるのに、山口を入れると逆効果ですよね。

タイも韓国も、サーブ強化、ブロックシステムの徹底、センターのセミもしくはオープンの攻撃を完成させてきました。これはおそらく、4年前に日本の〝速さ”、リードブロック、センター陣のライト攻撃など自分たちにないスタイルのバレーに負けた反省からたどりついた答えなんだと思うのですね。

一方、韓国に負け、タイにも1セットを取られて追い込まれた真鍋監督がとった選択はコート内を銅メダルメンバーにすることだった。これは痛い。痛すぎる采配です。

大会がここまで進んでから言っても仕方ないことですが、真鍋監督は宮下のトスをなぜ世界最終までに修正できなかったんでしょう。宮下がシーガルズ信者で真鍋監督やコーチ陣の言うことをまともに聞いていなかった疑惑は濃厚ですが(←そういう発言をしているインタビューもあったような)、まさかそれに遠慮したわけじゃないよね?っていう。

全日本の試合で実況・解説・ゲストは本質的な批判をしないのがお約束、というしょうもない了解があるなか、解説席の川合・竹下、ゲスト席の吉原の3人が、遠回しにではあるものの宮下のトスについて指摘し続けた(←「した」じゃなく「し続けた」ところがポイント)こと、そして実況の新タアナも果敢にその話題を振り続けたことも記録されるべきですね。

実は、書こうと思っていたことがほかにもいろいろあったんですよ。石井のブロックの判断が遅すぎたせいで、素早く判断した荒木の横移動をじゃましてしまった件とか、日本のオーバーハンドはタイと比べてかなりぎこちなくボールを突き飛ばしているように見えてしまう件とか、韓国に負けた真鍋監督が「韓国が選手間を狙ったサーブを打ってくるなんてこれまで見たことがなかった」とか油断しまくりな発言をしつつ、もともとサーブがいいタイ相手にも同じミスを繰り返した件とか。

こうしたことを全部ひっくるめて、韓国戦とタイ戦から見えてくるのは真鍋監督の〝油断”ですね。真鍋監督、日本バレー業界で裸の王様になってなければいいのですが。
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串丸

串丸と申します。いつも楽しみに読ませて頂いてます。
タイ戦は後味悪い試合結果でしたね。試合には勝ちましたが、勝負は「負け」でしたね。

さて、今回のチームでは後半にレシーブ強化ということで佐藤と座安が一緒にコートに入る機会が多いのですが、これってある意味では、諸刃の剣のような気がします。
リベロって「自分が守備の要」というプライドがあると思うのです。レシーバーで入る座安は当然、無意識でもリベロ感覚ですよね。実質、リベロ2人が入った状況での役割分担や指示出しとかはキチンと準備してきたのでしょうか?。「とりあえず古賀がバックに回ったらレシーブが上手い座安の方が安心」といった感覚で采配しているような。ならば、座安の役割を徹底して鍋谷あたりにした方が良いように思います。
それと、先輩・荒木が戻ってきたことで、悪い意味で木村の緊張感(キャプテンシー)が落ちているように見えます。荒木に問題がある訳ではないのですがちょっと気がかりですね。
宮下のトスに関しては全くもってrioさんのご指摘通り。特にセット後半になればなるほど「センター使うの怖いからサイドにふっとけば何とかしてくれる」「決定率が高いバックアタックを使えば何とかなる」って感じで、どうにもセッターとしての戦術が見えないように思います。シーガルズ仕様の「速いトス」はどうなんでしょかね、ほとんどのアタッカーが窮屈に打ってる感(打たされてる感)が画面から伝わっています。
とは、言ってもいまさらなので、残り3戦で(イタリアはともかくドミニカ、オランダにはしっかり勝って)キップを取って欲しいです。

by 串丸 (2016-05-19 08:14) 

排球

もともとFIVBの収入に多大な貢献をしているスポンサー日本に配慮した運営形式ですが、日本バレーの実力アップには足枷になるだけですね。
by 排球 (2016-05-19 08:23) 

よろしこ

いつも楽しくブログ拝見させていただいています。今回のOQTをみて、シドニー予選のころをふと思い出しています。日本は、シドニーには行けなかった。要因はその4年間にセッターが変わりすぎているから、だと思います。竹下になるまで、大貫、磯辺や板橋と私が知っているだけで、4人も変わっています。真鍋さんは、グラチャンでは中道、世界バレーでは宮下が先発し中道に代わる。WCでは、古藤が先発でした。国際試合の主要大会で、先発からあげるのは宮下は今回がはじめてのはず。ロンドン後一年目から宮下を使い続けなかったのはなぜなのでしょうか。目先の勝敗にこだわりすぎたのではないのでしょうか。

真鍋監督は、セッター出身なのに、セッターの指導がなぜできないのか、宮下が頑固すぎで聞く耳をもたないのか。なぞです。

石井が、今回がんばっていますが、彼女もロンドン後一年目から、固定で使ってもよかったと思います。彼女は木村以来のバレーの天才といっても過言ではないと思います。

今回のメンバーは、ロンドンメンバーよりも個々のポテンシャルは、高いと思います。それを活かしきれていない原因は、監督なのか、あるいは協会なのかわからないですが、このまま若く可能性のある選手がつぶれていくのはみててつらいです。

残りの試合、選手たちはくいのないよう、全力を出し切ってほしいと思います。そのためにもどうか、いろんな人が足をひっぱることなど、ないようにと願うばかりです。

by よろしこ (2016-05-19 09:06) 

デイちゃん

こんにちは。
前日を含め、私が言いたいことを全部言ってくれて、ありがとうございます。

真鍋監督が大会前しきりに、「サーブレシーブをなんとかしないと」と言ってたので、オポジットも含めて4枚にするんだろか?と思ったのですが。
長岡・迫田は比較的レセプションはできるし、石井をオポジッとにいれるのも可能。
ところが、真逆で、リベロ二人に取らせる作戦。
そもそも、座安・佐藤はレセプションは下手くそ。佐藤なんてVリーグでもサーブレシーブ成功率が15位ですよね。
なのに外国の強サーブなんて対応できるはずがない。
案の定、佐藤はサーブレシーブミス連発でした。

宮下も、どうしちゃったんでしょうね。頭おかしいんでしょうか。
速い平行トスを上げて、誰も打ちきれない。
相手からすれば、日本はどうせ中途半端な攻撃しかできないから大丈夫~ってなる。
宮下は東京を見据えてというけど、4年やってシーガルズバレーを修正できないので、この4年後も同じ間違いを繰り返してるんじゃでしょうか。
そもそも今大会でオリンピックに出れないとなれば、宮下は責任とってバレーやめるか、全日本辞退しそうですね。

なでしこがオリンピック予選で惨敗し、佐々木監督が退任しましたが、私はそれが今の全日本女子バレーと真鍋監督にかぶるんですよね。
ロンドンで銅メダルをとったから、何か間違ったことをしても、「でもメダルとったんだ」と言ってきた真鍋監督。
そういう人は、惨敗して失敗してはじめて、己の間違いを知るんでしょうね。
いやいや、「世界が強くなった」とか、まだ言いそう。
by デイちゃん (2016-05-19 11:39) 

パタリロ&ギダ

 エッーーーー、ウッソーーーーーこんなの本当に有りなの?
実力では完全に負けましたね、本当に試合の流れを止めてでも
抗議して一点を取ったほうがいいのか、大量リードがあるなら
そのまま試合続行したほうが良かったのか?この試合は
協会は精査してスポーツ裁判所に抗議もした方がいいと思い
ます。
by パタリロ&ギダ (2016-05-19 12:21) 

Jungle Pocket

はじめまして、いつも楽しくブログ読ませて頂いています。
Rioさんは以前よりタイを応援しているとおっしゃっていたので、
タイには残念な結果でした。

一方、タイのチャテポン監督のレッドカードですが、
彼が会見で言っていた内容と実際に随分差異があるような?
ファイナルセット 1枚目は 12-8の場面で、宮下が上げたときに
手がタイ側コートへ入ったとのチャレンジをしようとして(手を重ねて
副審にアピールしている映像があります)5秒超えていると受け付けられず、抗議を続けた上、プルームジットが主審と何か話している時にも、
副審に抗議していたので、タイムアウト(その前にもうレッドカードに主審触れてました)の後にレッドもらったように見えました。
2枚目は 12-13の場面で、 セッターの交代が認められず(タブレットの
誤操作)、認められていないのに交代しようとしたことで遅延行為(これは
韓国戦かで真鍋監督もイエローをもらったような)、既に何枚もイエロー
やレッドをもらっている状態でどう出るのか不明ですが(ここまで抗議しまくった監督はめずらしいのでは)、結果レッドでした。本人の弁の通り
だったとしても、前衛の選手(迫田)がアタックライン踏んだというチャレンジは遅延行為とられても仕方ないと思いますが、実際は違うと思います。

真鍋監督4セットのはアンテナが揺れていたので(ネットにあたった為でしたが)、主審もチャレンジしたので遅延行為ではないのでは?
個人的にはラリー中のチャレンジには反対ですが。

タブレットに関しては他チームもクレームつけていますが、タイの監督は
毎試合繰り返しており、機械の問題もありますが、本人の問題の方が
多いのではないでしょうか?

抗議もカザフスタンの監督とかはイエローもらって
おとなしくなっていたのに対して、タイは毎試合レッドもらってる
ようなので、日本有利判定とかそんなのは
関係ないんじゃないかなと思います。

ただ、チームとしてはタイのほうが明らかに良いチームなので、真鍋
監督には猛省して欲しいですね。
by Jungle Pocket (2016-05-19 14:57) 

眉唾

まぁ、何じゃコリャ?な試合でしたね。
セッターを頑として替えないのは、信用してるんではなくて替えが居ない(替えを呼んでない)からですよね…。
北京時代の柳本さんみたいな感じがします。
江畑迫田枠を一人にしたのは正解だとは思いますが、これで行くの?ってメンバーでもありますよね…。

タイはアジア枠から外れて、日本がアジア枠になりそうな感じがします。
by 眉唾 (2016-05-19 15:35) 

YM

こんにちは。
アジア1位の解りやすい説明、ありがとうございます。

フルセットで勝利ということにはなりましたが、なんだかなあ。
タイチームに少なからず同情します。
タッチパネルの問題もさることながら、昨日の主審、副審はひどすぎやしませんか。
どの参加国にとっても大切な大会だから、毅然とジャッジしていればどちらの監督もあそこまでヒートアップせず、ゲームの邪魔にはならなかったのではないか。
それに、レフリーチャレンジって必要ですか?
判定が間違ってたら相手の監督がチャレンジするってことでいいのではないでしょうか。
ラリー中のチャレンジは5秒以内って・・・・ 4.9秒と5.1秒の違いは誰が正確に測ってるんだい!!!
テニスでは精度の高い審判がいて(時には変な人もいますが)、チャレンジがうまく機能しています。 また、サッカーでは審判たちがマイクをつけて誤審を防いでいます。
でもバレーでのこの起用はやり過ぎだと思います。
このままだとリオ五輪でも、今回のようなブッタ切りの試合が行われないとも限らない。
正確を期すのは必要ですが、器械に頼り過ぎていてはおもしろいものもおもしろくなくなる。

ああああ、眞鍋監督orz
宮下だって大会中に負傷して出場できなくなる可能性もあるわけですよ。昨日の試合だって3セット目から体が震えてたって言ってます。頭だってパンク状態だったでしょう。 田代が控えであるならば、なぜにカザフスタン戦あたりで一度出して慣らしておかなかったのか。 これじゃあセッター二人がかわいそう。
まだあります。 古賀の控えが石井として、木村の控えは誰ですか? 鍋谷?  江畑が故障した時期は知りませんが、迫田や長岡にも木村のポジションでのプレーも少しは練習させておくべきでは? だって木村があんまりにも決められなさすぎ。 宮下の力とか癖とかは、木村レベルの選手であれば織り込み済みなはず。 逃げのプッシュは殆どが拾われているように思います。
木村がトルコチームに移籍した時も、好きなトスが来ないとフェイントで逃げてばっかりで決められない。それが目立ってメンバーから外されたんですよね。 燃え尽き症候群の火種が再燃するのを心から期待しています。 あ、ブロックはうまくなった。 とっても。


by YM (2016-05-19 18:19) 

デイちゃん

ドミニカ戦もやばそうですね。
私は大会前はドミニカ戦がカギとか勝手に思ってましたが、今大会、ドミニカは鳴かず飛ばずですね。???

私はリベロは、丸山の方がマシなんじゃない?って思いますが。
この後12人にしぼるから、リベロは一人ですね。
セッター宮下は・・・代えられないですよね・・・。
レセプション4枚となると、ライトに石井を入れて、レフトが木村・古賀・鍋谷のうち調子のいい人二人。
センターは、荒木と長岡にしてみたらどうでしょ。
山口と島村はほぼ貢献度ないでしょうし。
でも、そもそも日本人の身長で、サーブレシーブしない(できない)選手はいらないですね。

そうそう、昨日の試合、山口?がめずらしくサーブレシーブしたら相手コートに返っちゃってすかさずダイレクト打たれて、チッと鋭い舌打ちをした記憶があるのですが、今日試合通してみても見当たらないですね・・・。
管理人様、わかりますか?

by デイちゃん (2016-05-19 19:02) 

RyujiAmemiya

タイチーム、国際試合(テレビ放送のないアジア選手権を除く)でしばらく見ていなかった気がするのですが、ブルームジットとヌットサラというアジアンビューティー(高田ありさ選手じゃなく)がまだ健在で、若手も台頭してきて、やっぱりいいチームです。ポーンプンという若手セッターもヌットサラに劣らぬ冴えたトスアップをする瞬間があり将来性大ですね。

レッドカードの場面では、Jungle Pocketさんと同様に記事に書かれている場面と中継映像の中の実際が違うようで、いずれにせよメンバーチェンジにせよチャレンジにせよ、申請にタブレットのタッチパネルを使うのというのはシステム的なリスクありすぎです。まさか監督が汗っかきで手の汗によりタッチパネルの反応が鈍くなったとか・・なきにしもあらず。
機械的な押しボタンでブザーを鳴らし、申請内容は副審に伝達するということの何が問題なのだろうと思います。現行システムでは副審の存在意義が全く感じられません。

これでアジア枠は日本と韓国に絞られたと思いますが、タイチームにはなんとか「アジア以外の3枠」に入って欲しいと願います。その為にはオランダが順位を落とすことが条件となる厳しい状況ではありますが。

いい意味でも悪い意味でも歴史に残りそうな第5セットの動画URLを貼り付けます。
https://youtu.be/lgVfzaQBNes
by RyujiAmemiya (2016-05-19 20:40) 

rio

>串丸さん、コメントありがとうございます。FIVBのレポートでも「奇跡の生還」と書かれてましたが、いろいろな意味で奇跡的な勝ち方でしたね・・・

座安について、「とりあえず古賀がバックに回ったらレシーブが上手い座安の方が安心」ということは真鍋監督自身が言ってますね。真鍋監督はこの采配が好きなんだと思います。ロンドン組では一度、後衛全員がリベロ+ピンチレシーバーになってしまったことがありました。

結局、得点できる確率の問題で、バックアタックを打てるけれど守備力は落ちる選手と、バックアタックは打てないけれど守備力は高い選手のどっちを採用するか、ということなんだと思います。

古賀が、2段のハイセットを後ろから打ち切って決められるようなアタッカーであれば代える必要はないと思いますが、現時点ではそのレベルになってないのでやむをえず、というところもあるんでしょうね。

役割分担については、リベロが指示をだすことで統一されているはずです。ただ、ここまでの試合を見ていると、佐藤を軸とした守備体制の詰めが甘い感じがしますよね。何度も間を抜かれたり、前に突っ込み過ぎたり、ルーズボールに触るのが精いっぱいで〝返球”になってなかったり。この辺りは佐藤ががんばってほしいところです。

セッターは難しいですね。30年前ならいざ知らず、最近の五輪ではベテランセッターを擁しているチームが勝ってますから。それだけ子戦略・戦術が複雑になっていって、個々の技術も上がっているということなんでしょうね。20歳そこそこのセッターがトスをあげることで精いっぱいになってしまうのは仕方名がない気もします。

ともかく、日本はドミニカにけっこうやられてますし、ブロックの弱さなどを考えるとオランダにも危うい気がします。今日の休息日の間にどこまで修正できるか、余裕だったはずが一転、かなり心配な状況になってきましたね。。。
by rio (2016-05-19 21:11) 

rio

>排球さん、いまの世界最終は中国が出場しない+韓国やタイなどが日本の格下であることを前提とした優遇措置ですよね。

4年前にすでに日本は韓国に負け、タイにも肉薄されました。今回は結果的にはタイに勝ちましたが、内容面では韓国・タイに2連敗でしたよね。

これだけ優遇されても勝てない、しかし日本の放映権料はほしい、となると、さらなる優遇の上積みがありそうでげんなりしますね。

とはいえ、2020年は保証されているので、いまのFIVBやJVAの幹部連中はその先のことなんて考えてないでしょうけど。
by rio (2016-05-19 21:15) 

rio

>よろしこさん、真鍋監督はもちろんセッターの指導ができる方だと思いますよ。竹下が10年以上培ってきたスタイルを捨て、真鍋体制に合うトスに作り直したのがその典型ですね。

宮下が気の毒なのは、前任者の竹下と比べられてしまうからですね。竹下は2000年落選で一度引退しましたが、復帰して2003年~2012年まで不動の代表・正セッターでした。宮下がいきなりその大ベテランと肩を並べられるはずもなく。

また、セッターをいろいろ試すのは必要なことだと思います。代表は選手育成の場ではなく、代表レベルに達している選手が集まる場ですから。

宮下のシーガルズ仕様のトスで、木村をはじめとする主要アタッカーが打ち切れていない。そうなったとき、勝利を犠牲にして宮下の育成に力を注ぐという選択を〝代表”でやるのは違うかなと思います。

どんな仕事でも〝走りながら考える”ということは重要ですよね。中道や古藤で走っている間に宮下が追いつき、一緒に走れるようになることが求められていたわけですが、ちょっと間に合わなかった感があります。

ただ、宮下はここがスタートで、長期的なピークは東京五輪だと期待されている選手。今は多分、重圧と混乱のまっただなかにいるでしょうが、つぶれないように周りがしっかりサポートしてあげてほしいと思います。

石井については私もとても期待しています。彼女はメンタルが強いところもいいですよね。ただ、個々のプレーにはまだまだ甘いところがたくさんあると思います。特に、ラリー中の位置取りやブロックの判断はまずいですね。。。

そういった点も含めて、今回のチームはロンドン組と新規加入組のコミュニケーションがうまくいってないのでは???という印象を持っています。木村なりに努力をしたんでしょうけど足りないというか。

その点を荒木がフォローしてあげられるといいですね。代表復帰で自分のことだけでも大変でしょうが、説得力のあるプレーを続けている荒木だからこそ言えることもあるのかなと。
by rio (2016-05-19 21:30) 

rio

>デイちゃんさん、真鍋監督の今回のサーブレシーブ体制も〝油断”の1つでしょうね。

ロンドンのときは栗原もいれて4枚を敷く場面が何度もあったと思いますが、今回は間に打たれてエースを取られても対策しようとしませんでした。多少乱れても打ち切れるという思いがあるからなのか。

佐藤は強いサーブというより、変化球に対応できてない印象です。特に、前後に揺さぶられたときに動けてないですね。相手にもそれがばれていて、執拗に前後に揺さぶられてますよね。

リベロは自由に交代できるんだから、サーブレシーブのときだけ丸山をいれて、日本サーブのときは佐藤を戻すということをなんでしないのか。その点も謎です。

私もなでしこJAPANが頭をよぎりました。世界が強くなるのは当たり前で、そこに遅れずついていかないといけない。一方で、監督・スタッフも選手も、〝成功体験”から抜け出すのはなかなか難しい。

〝成功体験”がない新人からすると、それでいいの?なんでそんなことにこだわるの?ということがあるはずなんです。でも、メダリストの監督や先輩に向かってそんなことは言えない。疑問に気づいてもらえず、表面上はなんとなくコミュニケーションがとれている感じで本番を迎えてしまう。その結果・・・というのが現状なんだろうなと思って観ています。


by rio (2016-05-19 21:37) 

rio

>パタリロ&ギダさん、タイは4-10とリードした時点で、何があっても耐えがたきを耐え、しのびがたきをしのんで勝つべきでしたね。そのあと会見で思う存分、文句を言えばよかったと思います。

FIVBは少なくとも、この件について報告書をまとめてHPに掲載してほしいと思います。
by rio (2016-05-19 21:39) 

sugi

こんばんは。
勝てたのは良かったと思いますが、内容が…。
やはりタッチパネルはやはり今大会での使用は見直すべきですよね。
きちんと作動するのか確認したのか?って感じです。
審判も、何かレベル低いというか。
タイも、「ダメだこりゃ」っと思ってそこは引き下がって、後でせつめいを求めに行ったりしたら良かったのに。
だってその時はまだ勝ってたんだから。
あれだけアピールを続けてしまったら遅延行為を取られても仕方ないかなと。
勝ちたい気持ちが強かったんでしょうが、そこで流れが変わってしまったように感じました。
やはりタイの選手たちの気持ちを思うと心構え痛いです。

初戦から、何となく違和感があったのですが、「油断」とおっしゃっていてなるほど!と思いました。
韓国、タイと2試合見ていて、つなぎがこんなにヘタクソだったかなと思ったんですよね。
なんかバタバタして、チャンスがピンチになるっていう…。
相手もミスってくれるんだから、そこにつけこむくらいの実力はあったはずなのに、油断してるのね。
あと3試合、このへんをどう修正してくるのか見守りたいと思います。
それにしても、もし無事にオリンピック行けたとしてもこのメンバー、すごく心配!
by sugi (2016-05-19 21:43) 

MIYA

rioさんいつもありがとうございます。
ここで大好きなバレー談義ができるのを、大変うれしく
思っています。
全日本のバレーを見続けてうん十年(年がばれる)
特にセッターの動きを観察するのが好物のわたくしなんですが
宮下にはその~セッターとしてのセンスが感じられず、
試合を見ていて全くワクワクしません。。。
シーガルズ仕様のトスアップ、身についたものもあるでしょう。
しかし、全日本に選ばれるだけの人であるならば
アタッカーが一番好きな場所と高さでのびのびとうてる
トスをあげるのは最低条件だと思います。
ごめんなさい、きびしい意見かもしれませんが
正セッターとしてはあまりにも力不足です。

木村キャプテンの試合後のインタビューの受け答えも
いい加減なんとかならないものでしょうか
若いころの彼女だったら天然でかわいいで済まされたでしょうが
今はあの間が逆にこわくないですか?
とまあ、文句ばかりたれてしまいましたがなんだかんだいっても
声援を送り続けることに変わりはありません。

by MIYA (2016-05-19 21:43) 

sugi

すみません!
自分の書き込み読み返したら変換ミス多いのに気がつきましたー!
ごめんなさい!
スマホからの書き込み難しい(涙)
by sugi (2016-05-19 21:48) 

rio

>Jungle Pocketさん、ご指摘の点は、同じことを違う側から見ていることで印象が異なるということなんだと思います。

>タイムアウト(その前にもうレッドカードに主審触れてました)の後にレッドもらった

これはその通りで、タイの監督もタイムアウトを取ったことが1回目のレッドにつながったという認識はあるんですよね。主審がレッドに触っている場面はカメラでも抜かれていましたし、ジュリーから指示があったのかもしれません。

そのタイムアウトを取った行為をどう見るか、で、タイの監督は、「選手交代が認められず、仕方なくタイムアウトを取った」という認識なんでしょう。一方、審判団は「抗議し続け、それが受け入れられないと見るや、さらに重ねてタイムアウトを取った」と受け止めた。よくあるミス・コミュニケーションで、そこには言葉の壁もあっただろうと思うのです。

2枚目は、FIVBのレポートと朝日の報道も食い違ってますね。映像で見る限り、〝遅延”とされたのは選手交代が認められなかったことへの抗議なのかなと思えます。FIVBのレポートと合致してますね。一方、朝日の報道では後衛の選手のアタックライン踏み越しについてのチャレンジと書いてます。

2枚目のレッドの前に攻撃したのは前衛ライトの迫田ですが、バックアタック並みの後方からの助走なので、これまでの試合でも(審判にさえ)勘違いされることがありました。ただ、実際にチャレンジのブザーは鳴っていません。

タイの監督が選手交代が認められないどさくさにまぎれて↑このことも持ち出してごちゃごちゃ言ったのか、会見で突然ありもしないことを口走ったのか、単純に朝日の記事のミスなのか、その辺もよくわかりませんね。

ただ、いずれにしても、この2枚のレッドは審判団が試合をきちんとコントロールしていれば未然に防げたと思います。そもそも、接触プレーがないバレーボールでレッドが出るというのは相当なこと。それが1セットで立て続けに2枚というのは、選手に無用な負担をかけたという点で審判団の責任も重いと言わざるを得ません。

一方で、真鍋監督があれだけ理不尽な抗議をして試合を止めてもイエローすら出ないわけですよね。この一貫性のなさも問題です。真鍋監督の抗議はなぜ遅延にあたらなかったのか、その点もFIVBはきちんと説明するべきですね。

なお、タイの監督が毎回レッドをもらっているというのはちょっとよくわかりませんでした。記録などありましたら教えてくださいm(_ _)m ただ、監督・スタッフ・選手の行動はその試合の中だけで判断されるものであって、前の試合でどうだったなどは関係ないはずなんですね。

審判も人間ですから心証が悪くなるということはあるでしょうが、それ以前に、破たんしている選手交代用システムにこだわり続けること、プレー中のチャレンジ、主審のチャレンジを認めていること、こうした迷走が今回の悲劇を生んだと思っています。

タイはいいチームだけに、これで五輪を逃すことになってしまっては残念すぎますね。。。



by rio (2016-05-19 22:19) 

rio

>眉唾さん、セッター、まさにご指摘の通りかと・・・orz なんで田代だったのか、前季のVリーグ女子はチラ見しかしていないのでよくわからないのですが。

まあ、主力が木村であること、迫田も控えていることを考えると、東レをいれておくことが無難だと思ったのでしょうか。

もうここまできたら、上位3位までをイタリア、韓国、タイか日本として、アジア枠がタイか日本で、みんなまとめて五輪にいってほしいですね。

いまのメンバーから山口は外したほうがいいと思います。サーブレシーブができるサイドがそろっている以上、江畑も卒業でいいのではないかと。あと、鍋谷は残りたいなら猫背を直したほうがいいと思います。
by rio (2016-05-19 22:26) 

rio

>YMさん、まったく同感です。審判団がシステムに振り回されてどうする、って話ですよね。しかも、審判を審判するジュリーも配置されているわけで、そろいもそろってポンコツだらけなのか???と思ってしまいました。

レフリーチャレンジもまったく必要ないと思います。これは、スポーツにおける正確なジャッジとはなにか、という問いをはき違えている発想だなと。

物理的に完璧なジャッジを必要とするなら、人間の審判を廃止してすべてビデオ判定にすればいいんですよね。1回、1回プレーを止めてビデオで確認して進めるという。誰も観戦しなくなると思いますが。

ジャッジはあくまで審判が下すものとしている以上、機械はその能力の必要最小限の範囲で補うものとすべきですよね。審判がジャッジできないのであれば、まず第1に審判技術の向上を図るべきであって、機械で安易に解決できると思っているところがまったく謎です。

ラリー中のチャレンジにいたってはもう意味不明です。タイ戦のように、ラリー中のチャレンジに対して審判がノーカウントを宣告した場合、どっちが優先されるんだ?ということを審判団さえわかってないからもめたんですよね。

テニスのチャレンジは原則、芝かハードコートのみに適用されて、ボールのあとが残るクレーでは導入されていないですよね。しかも、チャレンジできるのはイン/アウトのみ。

それだけでなく、ジョコビッチのように、微妙な判定のときに自分から「今のはアウトだった」などと申告する文化も根付いています。そうした審判・選手の信頼関係があった上での、必要最低限のシステムなわけで。

前季のVリーグ男子の記事でも書きましたが、バレーはまず、選手が自己申告をするような意識改革から着手すべきだと思います。少なくともワンタッチや、落ちた/上がったは選手が一番よくわかっているはずですよね。

田代はカザフ戦で出てきた気がします。ただ、セットプレーのチャンスはなく、2段トスを1回上げたぐらいだったかな。1セットまかせてもよかったですよね。

木村の控えという点では、一応、鍋谷なんでしょうね。ただ、ロンドンのときも木村の控えはいなかったですし、そういう発想がないのかもしれません。古賀・石井・鍋谷と木村、みたいな。

それにしても、古賀が宮下と前衛で2回一緒になるという並びでうまくいってないんだから、木村と入れ替えればよいのではという気もします。そうすると、荒木・木村が前衛で2回一緒になるので、この2人の時間差だけでブレイクを重ねられそうな気がします。

ブロックはほんとうまくなりましたね!
by rio (2016-05-19 22:48) 

rio

>デイちゃんさん、ドミニカが低迷しているのは日本にとっては安心材料ですね。毎回苦戦している相手ですから。

リベロは2人まで登録できるので12人の中に2人リベロという可能性もありますね。セッター2、センター3、リベロ2、サイド5というのがオーソドックスなパターンかと。

長岡のセンターはないですね。経験も上背もないですし、左利きなのでライト側への移動攻撃が難しく、メリットが感じられません。島村が貢献できていないのは宮下とのトスがあっていない部分が大きいので、そこの改善が急務ですね。

ただ、島村はブロックに難があり、彼女がベストの選択かというところは要検討の気もします。山口を外してブロックがいい大竹を入れれば解決、という気もしますが。

山口のショートサーブのレセプションは、記事に書いた通りタイ戦です。第2セットの22-22の同点の場面です。
by rio (2016-05-19 22:57) 

オーソノ

こんばんは。
録画の追っかけで観てたのですが、いい加減録画表示が消灯しないとおもったら、こんな惨状とは想像できませんでした。

チャレンジ申請に5秒ルールがあるとか、ラリー中も認めるとか、今大会の実況で知ったのですが、どこかの大会で試行したのでしょうか。まさか今大会が初ってことはないでしょうが、ラグビーのようにチャレンジは主(副)審が判断に迷った時のみに限定すべきとおもいます。FIVB要再考

それと、国際大会では英語が共通語なので、監督としてモノ申すならば、英語が使えない場合は自粛。もう、母国語(含むカタカナ英単語の乱発)では聞いた側も異音でしかないので止めた方がいいです。抗議が遅延行為として返ってくるだけですね。

解説席がこぞってセットの高さに固執していたのは感じてました。宮下も分かってはいるとは思うのですが、どうしても追い込まれてくると、急ぐ、そして低く、短くなってしまうのかもしれません。

先シーズンのVプレミアを観てきましたが、どのチームのセッターもこの現象がみられました。NECと日立と東レ(昨季とは激変)は高さを意識していたようにみて取れましたが、劣勢になるとほとんどが、低く短くなって自滅していくのです。

これって、日本のバレーがブロックが揃う前に白帯を通過させることに根付いてますよね。バレーを始めたころに備わった日本独自の性質のような気がします。だから、今このセットの乱れが発症しないセッターはリーグには見当たりません。

何か毎度、育成・指導の話になってしまいますが、アタッカーがコースを選択できるセットがベースになって変化形があるといったようにコンセプト自体を変える必要があるのではないでしょうか。

韓国もタイもとっくに転換している点におおいなる遅れを感じた大会中盤でした。
by オーソノ (2016-05-19 22:59) 

rio

>RyujiAmemiyaさん、あんなに男前だったブルームジットが江戸時代の村娘みたいな髪型で登場してけっこうな衝撃でした(笑)

ラリー中でも果敢に速攻を繰り出してきていたタイが、タットダオのような異色のミドルを要請して力技を仕掛けてきたところが意外でした。ブルームジットにもその片鱗がありましたが、タットダオはその上をいき、世界的に見ても珍しい本物のオールラウンダーですね。

>機械的な押しボタンでブザーを鳴らし、申請内容は副審に伝達するということの何が問題なのだろうと思います。

まったく同感です。機械に故障はつきものですし、これまでにも押しボタンですら故障して鳴らなかったことがありました。それでも、審判団がジャッジする大前提が維持されていれば、試合はできるわけですよね。人間が機械に振り回される場面をこんなところで目撃するなんて。

タイも韓国もとても面白いチームを作ってきているので、ぜひ五輪に出てほしいですね。そうすることで再びアジア型バレー=ゆるやかな分業制であうんの呼吸を生命線とする変幻自在のバレーが脚光を浴びる時代が来るような気がします。

時代の歯車がまわることを期待しましょう!
by rio (2016-05-19 23:12) 

rio

>sugiさん、タイの監督は試合の第1の目的=勝つことを見失ってしまった時点で、指揮官としての適性には「?」ですね。選手交代が認められなくても、結果的に勝てばチャラなわけで。

その空気を逃さずサービスエースを決めた宮下。やっぱり彼女はそういう何かを持ってるんでしょうね。エンドライン手前であんなにきれいに落ちるサーブ、久々に見ました(笑)

今大会では、日本は試合を重ねるごとに〝ヘタ”になってますね。ペルー戦でのバタバタがスタートラインでそこからよくなっていくと思い込んでいたので、かなり意外です。

このままだと、五輪に行けたとしてもガチガチになって終わりそうですね。真鍋監督もタイムアウト中に弱気な表情を見せてましたし、言葉も少ないですし、心配です。
by rio (2016-05-19 23:37) 

rio

>MIYAさん、木村のインタビュー、世間のミラクルサオリンファンの目を恐れてこれまで大きな声では言えなかったのですが、三十路を目前にしてなお、あの〝天然”アピール。それが許されるのは黒柳徹子だけなんだよ、ということを誰か教えてあげてほしいです。

宮下は韓国戦・タイ戦で頭が真っ白になっていたみたいですから、これが彼女のポテンシャルだと判断されるとつらいものがあるかもしれませんね。

精神安定剤で投入された山口とのコンビすらあってなかったですよね。そこで合わないならもうないよ、っていう。

メンタルの鍛え方に正解はないですし、1日で生まれ変わるときもあれば何年もかかるときもありますし、こればっかりは本人次第ですから難しいですね。宮下はなんだかんだで乗り越えてくると思いますが、チームのなかで孤立していないかどうか、そこが心配です。
by rio (2016-05-19 23:46) 

rio

>オーソノさん、いやほんと、何回止まるんだってぐらい止まりましたね。。。

ラリー中にもチャレンジを認めるのは世界最終が初回なのではという気がします。もしかしたらローカルな大会で試行したのかもしれませんが、主要国際大会では初ではないかと。

代表監督・スタッフが英語ができないというのは、厳しい言い方ですが、怠慢でしかないですね。完璧な英語や複雑なビジネス英語を話す必要はなく、試合に関することを日常会話レベルで言えればいいだけのこと。本気で勉強すれば、半年もすればできるようになるはずです。

せめてスタッフ陣の中に1人ぐらい英語ができる人間がいてもよさそうなものですよね。そうすればとっさの場合の通訳ができるわけですし。

セッターの件、まったく同感です。いまのセットなら、竹下・中道のサイズを宮下サイズに変えた意味がないですよね。

代表セッターのこうした弱点が明らかになると、代表入りできなかった選手はチャンス!と思うべきなんですよね。代表ができないことを身につければ代表入りの可能性が高まるわけですから。

なのに、Vリーグはどこまで内向き。宮下ですら代表セッターを言われてやってるレベルなわけで。

そう思うと、引き留められた木村、呼び戻された荒木など、今のチームはロンドン組と比べて、ガツガツとした感じが少ないですね。というか、ガツガツしている石井、鍋谷、大竹といったところになかなか陽が当たらない。

この辺りに、〝成功体験”の呪いがかかっているような気がします。
by rio (2016-05-19 23:58) 

ゆみ

おっしゃるとおりです。ここ数年ずっとおんなじことしてる気がして見ててイライラするんですけど、真鍋監督、低い速いトスをセッターに要求してますが、これによって木村選手が不調になったりしていったと思うんですが宮下選手にも未だにそういうトスを要求してるんじゃないかと思いました。
ロンドン五輪の中国戦は真鍋監督の指示をスルーしたのかは分かりませんが竹下選手が高いトスに変えて見事に勝利したという結果があるのに、なんで誰も言わないんでしょうかね。。。

今大会で、古賀選手がもっと高く上げてほしいと宮下選手に言ったというエピソードがありましたが、監督と選手の意思疎通ってどうなっているんでしょうか。

タイ戦は、両監督に苦しめられた選手っていう印象しかないです。
黙ってればいいのにチャレンジ連呼して結果相手のチャレンジ成功とか、終始ふてくされた顔してタイムとっても何も言わないとか、見てて呆れました。
言い方悪いですがタイ相手にあんなに苦戦して、レッドカードのおかげで勝ったようなもんなのに、泣いてる監督と選手にはがっかりです。
木村選手、涙腺弱くなったのかよく泣くようになりましたけど、彼女ならもっとできると思うんですけどね。。。仲良しこよしのチームじゃダメでしょ。


by ゆみ (2016-05-20 00:04) 

M/H

 半世紀に、2度も「同一国家」で《5輪開催》セズバ為らぬ
合理的事由が、1960産のボキにゃ不可解です!
 彼の大会開催≒地場國家活性化に成る完璧な理由が在る為ラバ
尚の事・・・他國ゑ譲る可きジャア?
by M/H (2016-05-20 00:13) 

通りすがりのド素人

お久しぶりです。
一気に続けて試合を見たので辛口になってしまうのですが、
はっきりいって今の日本の女子チームって去年のWCから何か変わりましたか?
去年も宮下のトス回しに苛々した覚えしかないです。
タイ相手に向こうの監督のおかげで逆転勝利。
それをあたかも実力で勝ったかのようなコメントや報道。
宮下はレシーブいいブロックもいいサーブもいい、
ただ肝心の正ポジションであるセッターの一番の役割であるトスがまるで上達しない。
監督含めベンチやコート内の選手が試合中その事に対して宮下本人に言ってる所を今のところほとんど見かけません。
言っても聞いてくれないと諦めてるんですかね?
韓国戦後の自身のコメントで試合の内容はよく覚えていない、自分のトスミスは3本だけだったと言ってました。
これではセッターとして成長するのに一体何年かかるんだろうと不安になりました。
既に拾おうと構えている選手がいるのにその所にまでわざわざ行ってボールあげたの見て君が拾って誰がトスあげるの?と思った回数多々。
むしろあのボールへの執念さ、リベロが向いてるのでは?
それから田代を頑なに使わない理由も気になります。
そんなに使いたくないなら古藤を選んでおけよと。
これでたとえOQT突破してもメダルはおろかドンなんじゃないかと。
by 通りすがりのド素人 (2016-05-20 01:13) 

MIYA

またまた失礼いたします。
そうなんですrioさん、がつがつ感、、、がつがつ感が
ないんですよ~。だからこちらも燃えない。
そう考えると鍋谷のパフォーマンス、決まった後の
ガッツポーズ、テンション上がります。
どんなに劣勢の時も指を開いて、いっぽん、いっぽん
と手をパチパチたたくだけで、若手にはっぱをかけない
キャプテン(あっ、またさおりんをディスってしまった!)
たまにはきりっとした顔も見てみたい。
今日は仕事が休みで、みなさんのコメント、rioさんのコメント返しをゆっくりよんでいます。
さて、今から用事をすませ、食材を買って、夜の試合に
準備万端そなえます。
追伸
TBSの錦織大好き石井アナ、大好きです。
にったアナもバレー詳しくてすき^^


by MIYA (2016-05-20 09:26) 

MIMOZA

はじめまして。いつもバレーの大会があるたびに、こちらの
ブログを拝見させていただいております。
自分自身も中学からバレーをしており、一応バレーの
基本は把握しております。
コメントをするのは初めてです。今回ばかりはあきれ果てて愚痴半分(ごめんなさい)で、初コメントさせてもらいます。

この大会、すでに最初から韓国戦前のペルーとカザフの二戦で、勝ちはしたものの「このチーム大丈夫?」感がぬぐえませんでした、OQTで緊張して堅くなっているとも違うし、今までには感じなかったなんとも言えない違和感があったのです。あくまで、今思うとなのですが。。。

ペルーとカザフどちらの試合の後か覚えてませんが、
木村と古賀のインタビューのフワフワした感じも気持ち悪く、
「これってオリンピック最終予選だったよね?ね?ね?」
と自分の中で二度ほど確認しました。
察しが悪い私でも
「あ、このこ達なめとんな(悪い言い方ですが)。イタリアは難しくても
ほかのチームには勝てるやろと思ってるやろ。
労せずオリンピック行けると思ってるやろ。」と思っていたところでの韓国戦。接戦どころか力負けといってもいいくらいの試合内容で負けましたね。

韓国は4番の選手をサイドに転向させたことで、攻撃に厚みができ、
スピードはそれほどではないものの、ヨンギョンがマークされたら、どうにもならなかったこれまでのチームと違い、サーブも強くなっていたし確実にレベルアップしていました。

タイも辛勝しましたが、完全に内容では負けていましたよね。
リベロとアタッカーとの間をねらったサーブ(リベロの佐藤が
横のボールを取るのが得意でないのを見抜いていたのか)
にもよく崩されたし、アタッカーのスパイクにはよく体重が乗りキレの
あるボールを打っていたし、チャンスボールを宮下の守備範囲に
返すことで、二段トスさせて日本の攻撃を封じようと工夫が
見られました。

どちらにも言えることですが、両方日本よりも選手がクレバーでした。
日本ってこんなんでしたっけ?
日本が弱くなったのか他のチームのレベルが上がったのかまでは
私にはわかりませんが。

とにかく非難ばかりしてても、このチームで残り3戦戦わないと
いけないのは事実ですから、泣いても笑っても悔いのないよう
力を出し切って、オリンピックの切符を勝ち取ってもらいたいものです。
そのあとに男子最終予選も控えていることだし。



by MIMOZA (2016-05-20 09:41) 

レイドリック

こんにちは、いつも更新お疲れ様です。
審判団の問題については、皆さんの仰るとおりなので割愛しますが、批判の矛先に木村が含まれているんですね。ああ、もう本当に後味悪い…

佐藤は懸念したとおりになりましたね。「明大ラグビー部か!」っていうくらい前に出過ぎで。一向に修正出来ないベンチも情けない。

宮下は、どうしたものやら…
あの竹下を指導した眞鍋監督が宮下を指導出来ないのはちょっと考え難いですし、やっぱり宮下の意識の問題なんでしょうか。

ガツガツ感って、やっぱりある程度は必要なんでしょうね。今思えば、ロンドンメンバーは最年少の新鍋ですらああでしたから。
by レイドリック (2016-05-20 18:19) 

RyujiAmemiya

Rioさん、リプライありがとうございます。
もういちど録画を見直した上で、再投稿させていただきます。

今回のタッチパッド・システム、この試合に限らず特にメンバーチェンジの場面で不動作・誤動作があるようですね。
警告は受けませんでしたが、タイにとって最も不運だったのが第4セットの最終版、タイはMBタットダオが後衛に下がる場面でユパ様をピンチサーバーに入れます。ユパはそのまま3ローテをレシーバーとしてコートに残り、リベロのピヌヤットはサイドのオヌマーなどと交代するシステムのようです。
日本側が木村選手の奮起で巻き返して逆転し24-23となりユパが前衛に上がる場面でタットダオとの選手交代が却下されました。タットダオはプラカードを掲げコートインしたにも関わらず覆されました。結局ユパがMBのポジションに入りますが、レシーバーのユパにMBの仕事ができるわけもありません。ブロックに飛べず何もできずにセットを取られたのは致し方ないでしょう。勝負に「タラレバ」はありませんが、この場面でタッチパッドの不具合がなければ、局面もゲーム展開も変わっていたのではないかと思います。
これが複線となり、第5セットの2枚目のレッドカード(13-12からセッター交代の場面)に繋がっていると思います。

このシステムはリオの本番でも使用されるようですが、早急の改善が必要です。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1605/19/news104.html

身内贔屓はいつものことながら割と冷静に分析する大山加奈さんがこの試合について次のようにインタビューに答えています。

――タイの監督の抗議に対するレッドカードの2点。どう見ましたか。

「日本にとってはラッキーでしたが、あれだけいい試合をしていたタイの選手が、可哀想に思いました。私もレッドカードで点数が動くケースは、あまり見たことがありません。ただ、日本戦の直前にあったドミニカ共和国対オランダ戦でも、レッドカードが出されて点数が動いたんです。最初の遅延行為は、タブレット操作による選手交代がうまく いかなかったことが原因だと伝えられていますが、今大会から導入されたタブレット操作による選手交代に関しては、機械の不具合が目立ちます。こういう大事な大会で、なぜ初めて導入するのでしょうか。テストを他の大会で先にやっておくべきで、選手が可哀想で仕方ありません。」
https://thepage.jp/detail/20160520-00000001-wordleafs?page=1

今日の試合で、オランダがストレートでイタリアを下し、タイの五輪切符はほぼ絶望的になりましたが、タイチームが好きな私としては最後まで良い試合をして欲しいと願います。

>ラリー中でも果敢に速攻を繰り出してきていたタイが、タットダオのような異色のミドルを要請して力技を仕掛けてきたところが意外でした。ブルームジットにもその片鱗がありましたが、タットダオはその上をいき、世界的に見ても珍しい本物のオールラウンダーですね。

第2セット20-19の長いチャレンジタイム明け、予想外の豪快なバックアタックにブルームジットの<侠気>を感じましたし、タットダオはレフトでもライトでも開いてハイセットを打ち込む凄みを感じさせましたね。
もはや忘却の彼方ですが、思えば「ハイブリッド6」はそういうチーム作りを目指したはず。
スパイクもブロックも効果率低くサーブもイージーでブロックフォローも手抜きしている山口選手の起用は本当に問題です。いっそ暦を戻し、荒木選手の対角に迫田選手を入れて、長岡選手とを同時起用できるMB1のシステムで戦った方が良くはないでしょうか?木村・古賀・石井のウイング陣はレセプションも比較的安定していますし、(ドタバタはしますが)荒木も迫田もつなぎのプレーは問題なさそうですし。
by RyujiAmemiya (2016-05-20 18:55) 

M.H

 VS,ドミニカ。
 日替わりで『ヒロイン』が顕れる状況は、相手方ニャあ「計算
され難クテ好い」が・・・結局、絞めるノガ木村+荒木+山口
ト謂うのは気懸りデス!
 タしか・・・沙織ン自身が『廃業』サヱ考えてた筈で、テ言う
事は・・・若手だけで今の戦績が担保サレテ居ただろ~カ?
by M.H (2016-05-21 00:54) 

rio

>ゆみさん、実は真鍋監督をめぐるあれこれについてよくわからなくて口を出していないことがあるのですが、真鍋監督はほんとに低い+速いトスを要求しているのでしょうか?

真鍋監督は「速い」トスの要求については公言してますよね。ただ、低いトスを上げろと言っているという記事や何かしらが見つからないのです。

もしかしたら、真鍋監督は「速いトス」としか言っていないのではないかと。ただ、速いトス=アタッカーに1秒以内で届くトスという言い方をしたことと、竹下・中道というもともと低いセッターが上げる速いトスが結果的に〝速くて低いトス”になってしまうことがあり、これがバボッターな方々の逆鱗に触れ、「真鍋監督が速くて低いトスを要求している」と誤変換されてしまっているのでは・・・と感じています。

今大会の初日ペルー戦の序盤、宮下は白帯の上でトスアップすることを意識していたように見えます。韓国、タイでパニクってトスが乱れまくりましたが、ドミニカ戦では立て直し、また白帯の上でトスアップしています。

さらに、高さだけでなく、全身のばねをつかってボールを速く飛ばそうとしている努力もうかがえます。監督が〝速くて低い”トスを要求していたらこうはならないと思うのですね。

ロンドン・シーズンに竹下が高くて打ちやすいトスに変えたのは、本番決勝トーナメントの中国戦だけでなく、世界バレーあたりからだったと思います。木村、江畑といった個人技で勝負できるアタッカーの能力を活かすために、アンテナまで伸ばして浮かせたトスを上げるように変えたと記憶しています。

ということもあり、真鍋監督が宮下に要求している速いトスは、高さが大前提となっているのではないかと。で、宮下がその要求にこたえようとすると、どうしてもトスが低くなってしまうのではないかと。

ただ、宮下も進化してますよね。代表に選ばれた当初は、余裕があるのにジャンプトスをせずにただ左右に振る場面が非常に多かったと思います。しかし、今大会ではジャンプトスでブロッカーの視線を引き付け、クイックをにおわせてサイドやバックに上げる技を繰り出しています。あの若さでここまで進化してきたわけですからこの先が楽しみです。
by rio (2016-05-21 11:58) 

rio

>M/Hさん、五輪開催、ほんとは日本はもう1回あっていいぐらいなんですよね。第2次世界大戦で1回分流れてるので。

さらに、国際情勢の悪化で、テロのリスクが高い欧州、米国、ロシアおよび周辺国、アフリカ、中東では開催しづらい事情があるんでしょうね。逆に言えば、それだけ日本の治安への期待が高いということでもあるのかなと。
by rio (2016-05-21 12:06) 

rio

>通りすがりのド素人さん、宮下はパニクっていた韓国戦、タイ戦で絶体絶命を味わったあと、ドミニカ戦で修正してきましたね。

修正できるということは、スキルは身についているということですね。それを安定して発揮できるようになるために経験を積んでいる段階、ということなんでしょう。

宮下はハンドリングという点では確かに超一流ではないかもしれません。でも、代表レベルには十分達していると思います。戦術眼は確かなものがあって、精神的に余裕がある局面ではクレバーな戦い方を見せてます。+αの要素として、サーブ、ブロック、レシーブがいいですよね。

これだけそろった選手だから世間の期待値も高く、その分、いろいろ言われてしまうのは仕方ないところですが、順調に成長していると思いますよ。

セッターなのにわざわざ1stを取りにいってしまうのはレシーブがよい証拠です。竹下なんて、ほかの選手を押しのけてボールを取りに行く場面が何度あったことかというぐらい。

セットアップがヘタなレシーバーはいますが、レシーブがヘタなセッターはいません。いません、というより、レシーブがヘタなセッターは監督の人選ミスです。セッター適正がある選手はすべてリベロ適正もあるものだと思いますよ。
by rio (2016-05-21 12:19) 

rio

>MIYAさん、木村の妹はあんなにおそろし……いえ、その、気迫のこもったお顔でプレーをなさっておられられられるのに、ねえちゃんはなんでいつまでたっても森の小リス感を漂わせようとするんでしょうね。あんなにでかいのに。謎です。

鍋谷はいいですねー。ピンチサーバーで出てきて必ず仕事をする安定感と、漫画にしやすそうなあの独特のサーブのフォームとぎょろ目。猫背を直せば身長が3センチぐらい伸びてもっと豪快なアタックが打てるようになる気がしていて、誰か早く気づかせてあげてほしいなと念力を送り続けています。
by rio (2016-05-21 12:26) 

rio

>MIMOZAさん、コメントありがとうございます。そうですね、あの違和感の正体、振り返ってみるとやはりあれは油断ですよね。

正直私も、まあイタリアに負けるぐらいで通過するだろうと思ってました。韓国に完敗したときにはありゃ?と思いましたが、立て直してくるだろうと。

ところがどすこい、タイにも〝完敗”。チームはばらばらで精度はぼろぼろでベンチはだんまり、という最悪な内容でしたね。

ただ、救いなのはこの韓国・タイ戦の内容が、日本の実力100%ではないという点ですね。言い換えると、あれだけ内容が悪くてもストレート負けはしないレベル。

ここで目を覚まして残り全勝、という気概でファンをわかせてほしいですね。
by rio (2016-05-21 12:35) 

rio

>レイドリックさん、佐藤=明大ラガーマン説www 佐藤はまだ〝司令塔”になりきれていないように見えますね。

バレーの世代交代の難しさはいまに始まったことではないですが、やはりセッターとリベロという2人の司令塔が同時に変わってしまうのは難しさ倍増なんでしょうね。

とは言え、いまさらそんなことを言っても仕方がないので、佐藤にはレシーバー陣をしっかり束ねる役目をしてもらって、自分が無理に突っ込んでいかなくていい状態へと高めていってほしいと期待しています。所属チームでできてるんだから、代表でもできるはず、ですよね。
by rio (2016-05-21 12:39) 

rio

>RyujiAmemiyaさん、さまざまな情報をありがとうございます。大山の記事は私も読みました。その通り、って感じですよね。私の知る限りでも、関係各位、世界最終での初システム導入+ルール変更にみんな怒ってます。

ただ、タイの五輪出場は絶望的ではないようなのですね。私も勘違いしていたのですが、今大会では、最初にアジア1位を選んでから残り7チーム中3位までを選ぶそうなのです。

しかも、本日(21日)の第1試合のタイvs韓国戦で、タイがフルセットで勝ちました。タイの最終試合はペルーなので、これも順当勝ちが見込まれます。

一方、日本はオランダ、イタリアとの対戦を残しています。ここで2連敗をしたら五輪出場はない・・・ということになりそうなんですね。

タイ戦で九死に一生を得たものの、その後のタイのがんばりで再び大ピンチになっているわけです。日本がここで奮起してオランダ、イタリア戦ともフルセットにせずに勝てば、日韓タイがそろって五輪に行く可能性も残されています。

今日と明日の試合、目が離せないですね!
by rio (2016-05-21 12:52) 

rio

>M.Hさん、どこかぼーっとしていた全日本も、さすがにタイ戦で目が覚めたでしょう。そのタイは韓国を撃破して五輪に望みをつなぎました。2セットとられてからの3セット連取、しかも第3、第4セットはジュース、という大激闘です。日本再びピンチ!日本の真価が問われますね。
by rio (2016-05-21 12:56) 

RyujiAmemiya

三度、失礼します。
タイvs韓国戦、先ほどネット録画動画で観戦しました。
3・4セットともジュースゲームとなり拮抗する試合を勝ち取ったタイチーム、粘り強かったです。長年正リベロとして守ってきたワンナもいい仕事をしていました。
韓国も最終試合はドミニカ戦なので順当勝ちをするとして、
  韓国:5勝2敗・勝ち点16
  タイ:4勝3敗・勝ち点12
現在4勝1敗(11点)の日本は、残るイタリア戦・オランダ戦で1勝するか、2試合ともフルセット以上の2ポイント獲得でタイに上回ります。

先ほど終わった今日の第3試合でオランダが五輪切符を獲得(勝ち点15)したので、残る全体枠は2ヵ国。イタリア(4勝1敗12点)も最終日カザフ戦なので当確でしょう。
日本としては連勝してアジア枠1位を狙いたいところでしょうが、オランダ、イタリアがどのようなモチベーションで日本戦を戦うか、も気になるところです。
逆に日本が連敗したら、おっしゃる通り五輪を逃す正念場となりますね。
直前の練習試合ではそれぞれ勝っているらしいですが、あてにはなりませんものね。
by RyujiAmemiya (2016-05-21 17:17) 

rio

>RyujiAmemiyaさん、終わってみれば日本がアジア枠1位、先に予選突破を決めた韓国は最終日に負けて4位通過でしたね。

日本と韓国はオランダに勝ちましたがタイはストレート負けだったので、予選突破の4組は順当と言えば順当ですね。タイがオランダに勝っていれば4位に入れたかもしれないわけですから。

一方、日本vsタイ戦であのまま日本がフルセット負けになっていたら、日本とタイの立場がまったく入れ替わっていた可能性もあったわけで、4年間に続いて、1セット、1点の重みが身に染みた大会だったかなと思います。

いずれにしても結果は出ましたから、あとは五輪本番で実力を発揮することに期待ですね!
by rio (2016-05-23 15:12) 

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