世界最終男子・ベネズエラ戦：このまま深津頼みで乗り切ろう

世界最終男子の初日、ベネズエラ戦は雰囲気に慣れてきた第2セット以降、日本が丁寧な試合運びで寄り切って3－1で勝利。初日の相手は開催国特権で選べるので勝って当然ではありますが、内容も合格点でなによりです。

セットを追うごとにベネズエラの守備がばらばらに崩れていったのは、日本がサーブで前後にゆさぶったこともさることながら、深津の多彩なトスワークの結果ですね。所属のパナソニックでは清水とダンチに7割上げるようなセッターですが、彼の能力は才能がそろった代表チームでこそ活かされるのかも。

しかも深津は、多彩なだけでなく、どのセットもできるだけ高い位置でさばいてましたね。ぎりぎりの高さまでジャンプして、そこからクイックを見せつつ左右に飛ばす。なので、サイド攻撃への相手ブロックがきっちりそろわないんですね。たとえ3枚きていても穴があるから抜いていける。大会を通じてこのセットを維持できれば、日本はいい線いくんじゃないかという気がしました。深津の体力面がどこまで持つか、そこかカギになりそうです。

その深津のトスによく応えつづけたスタメンのローテはこちら。

　石川　　　　　　　深津　　　　　　冨松

　出来田　　　　　　清水　　　　　　柳田　　　　　　　Ｌ永野
-------------------------------------------------------------------
フェルナンド　　　　ケルビン　　　バレンシア（MB）

ホナタン（MB）　　チェマ（S）  　ウィルネル　　　　Ｌブリセニョ

この試合のスタメンのなかで最も仕事をしてなかったのは南部監督ですよね（笑）。なんで代表監督してはるんやろ、と疑問しか浮かびません。

第1セット、ベネズエラは攻守の要であるフェルナンドがぼろぼろだったわけですよ。日本リードで8－6となるまでに、アタックミス2本、シャットアウト2本、 サーブミス1本と、1人で5失点してるんですよね。そのあともサーブレシーブが乱れたり、返球をミスったりとミスを連発。

なのに、南部監督はフェルナンドをつぶしにいくような采配をふるわない。その結果、彼は調子が悪いなりにコートに立ち続け、22－22の同点の場面でサーブをミスってさすがに交代させられたものの、最終的には日本がこのセットを落としてしまったのでした。

で、第2セット、フェルナンドはまたしれっとコートに戻っていて、序盤でいきなりバックアタックをネットにかけています。それでも日本が彼を放置するもんだから次第に調子を取り戻し、解説呼ばわりされている川合から「彼はミスが少なく安定している選手ですから」という頓珍漢コメントを引き出すことに成功したのでした。

これがおそらく、南部監督がパナ時代から掲げているジブンタチノバレーの正体でしょう。相手の状態がどうであれジブンタチノバレーをすれば勝てる、という呪文もしくは信仰。そこに科学的な裏付けはないんですね。

また、ジブンタチノバレーは結果論でもあります。相手の状態を放置して試合を進め、勝てたら「ジブンタチノバレーができた」と胸を張り、負けたら「ジブンタチノバレーができなかった」とうなだれる。南部監督はこのレベルでとどまっているように感じます。

ではなぜ、全日本男子は4年前に比べて変わったと言われるのか。柳田、石川、出来田といった賢い選手たち＝相手の状態をよく観察して、その局面における相手の弱点を個人技で突いていける選手たちが出てきたからですね。清水や福澤が彼らの年齢のときにはまるでできていなかったプレースタイルです。

ただ、全日本男子にとって不幸なのは、そうした賢い世代を束ねられる能力を持った監督が出てこないこと。ベネズエラ戦は、勝てると思って特権を使って選んでいる相手だったからこそ選手の個人技でしのげましたが、厳しい相手との対戦では1+1を3にも4にもするような組織力が求められるわけですよね。その組織力は監督の采配があってこそなわけですよ。

そう考えると、w杯2015以降、個々の選手の心技体の上積みはあったでしょうが、チームの戦略・戦術面の上積みはないんじゃないかという気がしてきます。

いきなりそんなネガティブな視線を送ってもどうしようもないので、やはりここはもう、南部監督は置物として脇にいてもらって、ゲームメイクを深津にまかせ、深津はアタッカーに託すトスを上げ続けると。調子が悪いと口もきかないような清水主将はめんどくさいので永野にお守りをまかせて、柳田・石川・出来田／冨松の軸で前衛中心にシンプルに攻めていくスタイルがよさそうですね。

大丈夫、野球界で言えば直球とフォークボールだけで勝負する投手みたいなもので、たとえクイックと左右平行しかなくても今日の試合でのトスを維持できればアジアには勝てるはず。がんばれ深津！

コメント 19

こちらを読んで試合観戦するのが楽しい者です！ マニアックな部分かもしれませんが、関田選手は今回はもうとりあえずコートに出れたから後は控えたままでいて欲しい気がしました。石川、柳田と縁は深いようで、いずれプラスになることもあるかもしれないけれど、先輩でもあり後輩でもある彼が妙な役回りをしようとするとおかしな三角関係？みたいな事がコート上で発生しそうで。先輩後輩はコート外では勝手にどうぞだけれど、プレー中に思い入れみたいなトスはあまり良い気がしません。柳田に上げたのは見え見えだったような、、。
セッターは今のチームでは深津先輩がいいなって思いました。

石川、柳田は必要以上の芸能活動を強いられ休む暇もなく、リオより目指せ東京五輪と言われ、使えない先輩や監督やその他、、それら全てを受け止めながら強靭なメンタルで集中し、目の前の一試合に勝とうと頑張る姿を見ると、思わず応援にも力が入ります。
by お名前（必須） (2016-05-29 02:47) 

ついに男子大会開幕ですね！！
待ちに待った.....という所ですが、イキナリ第1セット落としてく、ヲイヲイ。試合後のインタで清水が1セット目落としたのは自分が不甲斐なかったからといっていましたがそのとーり。アメリカ親善試合から思ってましたが清水の調子が上がっていないですね。まぁ自分が悪かったと言える選手が男子バレー界には少ないので彼の良い所なのでしょう。
いやしかし....わたしは南部を少し見直しました/爆笑。
なぜならスタメンに山内・福澤を起用「しなかった」からです！
ほんとこの二人がスタメンだったら不快指数が高いと思っていたのでそれだけでもう100点。後は何もしないで突っ立っててください。たまにタイムアウトのボタンを押す係でいーっす。
もう南部には何も期待しません。
でんちゃんもデビューを飾りましたね！！役に立っているかはわかりませんがでんちゃんは好きなのでいいです（エコヒイキ）。そのついでに山内を出そうって発想がちょっと....ですが。

内容的には1セット目は落としたもののセンター陣の活躍でなかなかいい内容でした。確かに組み立てはシンプルでしたけど。ただ出来田が安易にＡクイックに入ってドシャットな場面が気になりましたね。真ん中を使う意識はいいのですが位置を変えてＢやロングＢ、Ｃなど工夫して使ってほしいです。両サイドは文句なし、あれだけサイドアウトを取ってくれればもう他4名が頑張るしかありませんね。全日本のサイドは、真ん中へ切り込む攻撃、いわゆるダブルを使わないのかな？一本柳田君がレシーブ乱れてアンテナ付近でトミーが囮、その後ろから切り込んで～みたいなプレーがこの試合一番のお気に入りでした。もっとバリエーション増やせばいいのに。それともシンプルでも勝てるってこと？それとも余裕がないってこと？
関田はピンサ枠だったんですね........。他にいいサーブ打つ選手いなかったのかなぁ......

あと川合が相変わらず雑音級で何とかしてほしいって友人に愚痴ったら川合の後継者はいないなぜなら川合が潰しているからとの回答。ナルホド。
柳本も滑舌の悪い声でごちゃごちゃいってましたが、歴代監督の中でもセンスのなさはダントツだったと思います。わたしは忘れませんし、許しません。いつだかの選考で菅山とかゆーなぜ選考に残ったのか不明なチビをリベロにして佐野姉さんを外した事を......そして当初は木村さおりをセッター育成しようとしていた事実....今は誰も触れませんけど、アホちゃう？？みたいな。

今日も南部・清水・永野のパナ陣営が試合をぶち壊さないように祈るばかりです。そこに福澤も加わるかとおもうと....ガクブルです....
by 恭介 (2016-05-29 08:00) 

いやぁ～、センター線が機能すると、バレーは一層楽しいものになりますね。
この試合でのＭＶＰは、個人的には富松だと思ってます。

でもやっぱ試合後の選手インタビューは石柳になってしまうのですね（苦笑）。
ま、この２人も頑張ってましたが。

柳田はつくづく全日本仕様の選手なのだな、と思いました。
Ｖリーグでよりも、全日本での方が輝ける。
そういった意味では誠に稀有で、メンタルの強さがハンパない選手ですね。

石川は、サーブにムラがあり過ぎますね。
走る時は走るけど、決まらない時は立て続けに決まらない。
むしろ、サーブミスはＷＣの時より増えてるような気が。
アタックも、相手チームからのマークがキツくなっているため、特に第一セットの序盤、なかなか決まらず、ヒヤヒヤしました。
試合には勝利したものの、彼の表情は晴れませんでした。
かなり悔しかったと思います。

清水は、思ったほど悪い状態ではありませんでした。
サーブもスゴかったですし。
ただ、解説で「（攻撃が決まらず落ち込んで）タイムアウト中に一言も発しなかった」と言われていて、それってキャプテンとしてどーなの！？とは思いましたけど（笑）。

サーブで言えば、やっぱ富松の「ゆるふわ」サーブ（笑）の時、ほぼ１００％相手チームにキメられてますね。
でもまだ、彼のサーブはミスがないからいいですよ。
出来田なんて、なんであんなサーブでミスするんでしょうか。
「入れとけサーブ」ぐらい、入れとけよッて思うのですが。
変化なんてつけなくていい、ラインぎりぎりなんて狙わなくていい、ただただキミは入れてくれればそれでいいのッ！（笑）

そして南部監督が、福澤＆山内へのこだわりを捨ててくれたのは良かったです。

親善試合等々で石川福澤対角を多用してたのは、本番もそれでいこうと思っていたけど、福澤が使いものにならず、石柳にするしかなかったのか、最初から本番は石柳にするつもりだったけど、試しに福澤を使ってみただけなのか、わかりませんが。

それから、傳田がコートに入った時、「ＯＱＴ直前で１名を外さなければならなかったのですが」という解説が始まり、「えー！でんでんが当落線上にいたの～！？」って思いました。傳田を外すなら、同じＭＢの山内を外すべきだろって思ったんですが（苦笑）。
by しょう (2016-05-29 09:34) 

rioさん男子バレーも楽しくきびしいブログ更新宜しくお願いいたします。（ぺこり）
いや～もう1セット目はいきなり石川くんがバックアタックを
シャットアウトされいやーな立ち上がりでした。
ほかの選手もガチガチだったように思います。
そんな中柳田選手がいい仕事してくれました。
rioさんが書かれていたように福澤、ゴリフィーバーの
頃の二人と違って柳田、石川両選手は周りの騒ぎに
踊らされることなくいい意味でバレーばかを発揮してくれるので
頼もしい限りです。
それから本当に深津選手の安定したトスワーク、明るいキャラ
素晴らしい！！
わたしは宇佐美選手のファンでしたがやはり高校時代に
セッターに転向した人とはやはりトスの質がちがいます。
パニックにならないとこもすてき、
頭をなでなでしてあげたいです＾＾
どうか怪我をせずに最後まで体力が続くことを願ってやみません。

いつも、永野選手にイライラを募らせているわたしも、
昨日の2セット目、１４－７？の場面でナイスレシーブで最後に
柳田選手が決めてくれた場面、あれがなかったらあのまま
ずるずるといっていたような気がします。

出来すぎくん、いやいやデキタくん、何回フローターサーブ
ミスしてくれるねん！！とつっこみを入れてましたが
さすがに最後のほうは反省してくれていてよかったです。
清水キャプテンは、私の中で愛すべきおバカキャラ（許して）
ですが、4年前、8年前と違ってきたのは、サーブミスが減ってきたことですよね。もうこれだけで偉い偉いとほめてあげたい。
いやいやまだまだドキドキで見てるんですけどね、、、。

とにかく１試合がおわっただけですが、
見ていてチームワークもよさそうですし、なんとかアジア1位を
死守してもらいたいです。（イラン強そうですね）
マークの超厳しい石川君が心折れず活躍してくれることを祈ります
膝が心配でたまりません＞＜

by MIYA (2016-05-29 10:09) 

いつも、楽しく読ませて頂いています。
いろいろ突っ込みながら見ていましたが、とりあえず、柳田・石川・出来田・富松がよかったので、ひと安心。
清水は、柳田のメンタルを少しわけてもらえばいいと思います。
一番プレッシャーのかかる国際大会の初戦。
若手を支えるのが経験値のあるベテランだと思うのですが、そのベテランが若手に支えられてどーすんねん！
清水もノッてくれば戦える実力あるのに、いい加減にメンタルの自己管理もしてくれ…と思います。
本当、いい加減に…。

ずっと、南部監督がお腹でも壊して、秋山コーチが監督にならないかなーと思ってます。
少なくとも、バカな選手起用はしないでしょう。
アメリカの親善試合で福澤がコートに立っていて、絶望…と思ってましたが、ベストなスタメンでストレスなく見れました。
福澤・山内・関田は、消化試合にでもならない限り、しまっておいてほしいです。
by 琴子 (2016-05-29 10:10) 

第1、2セットは、清水が決められず、なんかいやな感じでしたが、石川・柳田が落ち着いていた。
この人達、やっぱりすごいわ。
特に、いつもは波のある柳田が、今日はいい波が来てたみたいで、難しいボールを決めたり、大事な場面で(ほぼ)連続サーブポイントしてた。
石川は、故障を感じさせない働きで、いつも通り、天才の片鱗をうかがわせるプレーでした。連戦になった時の左ひざの状態が心配ですね。
清水は、なんとかサーブをきっかけに立ち直ってきて、最終的には最多得点でしたね。切れずに立て直せるのが、以前と比べて成長したところでしょうか。ベテランになっても成長できる人って、組織には必要です。
深津は、丁寧なトスワークで、センターにもある程度トスを配分してて、いい感じでした。サイドのトスも、山のあるちょっとゆっくり目なトスになってて、アタッカーが打ちやすそうでした。Vリーグの時とは全然違いましたね。
富松が前衛の時、ブロックがすごく低くなってて・・・。やっぱり真ん中には２ｍがほしいよね的な。オリンピックも、動きのいい190ｃｍのミドルでいくんでしょうか。
山内・・・なんで入ってるんだろ。謎。
福澤・・・どこ行った？はずした南部えらい。
控えセッター・・・謎。
リベロも謎。古賀はどこ行った？
世界レベルで活躍できる選手と、全日本に選ばれてること自体が謎な選手が混在してる龍神ニッポン。
今は、世界レベルな選手が仕事して試合してるけど、この後働き者に疲労がたまってきたときに、全日本レベルですらない選手が試合に出て惨敗すると困りますね。
by デイちゃん (2016-05-29 10:38) 

　とりあえず初戦勝利で安心しました、本当にミドルに上がるとバレーって
面白いですね(笑)　深津さんケガしないでね、石川の膝とゴリの足首と
柳田の腰が悪化しない事を祈ります、興行師の方関田くんと山内とカリメロは封印しておいて下さい、切符を取ったら出してもいいけどね。
by パタリロ＆ギダ (2016-05-29 14:56) 

こんにちは。
１セット目は緊張からだろうと大目に見たとしてアメリカとの親善試合と同じ不調のままの清水がいたのでオイオイと思ったのですが何とか後半に調子が上がってきたみたいで少し安心しました。
この試合はあれだけ後半から勢いが出る柳田が最初からかっとばしていたので強心ってこういう人を言うんだろうかと。
アメリカとの親善試合では深津のトスが低く心配していたのですがちゃんと修正してきましたね。
見た記事によると柳田が深津に高いトスをあげて欲しいと言ったみたいで。
こうやって上下関係なくはっきり言って頑固にならずきちんと受け止めて修正してくれる関係性はイイと思いました。
石川もマークは厳しいだろうと思っていたのですがそれ関係なしにミスも多くあれあれ(汗)と思ったのですがやっと３セット目あたりから調子が上がって一安心。
本人は緊張しないと思っていたのだろうけど身体は正直って事ですかね。
ただ彼の場合サーブ、エースはあったもののサーブミスが物凄く多い。
書いている人もいますがWCより波が酷くなってますね。
あとはやっぱりMBのスタメンをあの２人にした事が大きかったと思います。
ただ出耒田もWC同様本当にサーブミスが多い。怒り通り越してミスした後の顔に同情してしまいました。
永野も最初足動いてないと思ったのですが終わってみればいらぬ考えでした。
何はともあれ中国戦結構苦戦するだろうとは思っていますが頑張って欲しいです。
by 通りすがりのド素人 (2016-05-29 17:41) 

こんにちは。

清水がいろいろコントロールしてるようで良かったです。しんどい時に投げ出さず、できることをコツコツやってるのが好感を持てるようになりました。なんやかや言うて代表歴が長く成長してるんだなぁと。

どの選手も、後半はサーブが安定しないのは気になるところです。ジャンプも見るからに落ちているのも気になるところ。そして控えの薄さが気になります。

センターは富松、出來田で行くしかないんだろうなぁと。シャット食らうのは仕方ないので、そこでキレずに頑張ってほしい。

控えセッターは深津のトス回しと違う入り方をしたりして、頭はいいのかなぁとちょっと興味がわきました。控えってコートに入っていきなりプレーですからいきなりいいトスってほんと難しいと思います。だから普段からやってるプレー以上は出ないし、自分のチームでやってることがつい出てしまいますよね。そこを控えの選手がカバーしたり、スタメンがカバーしたりとチームの形としては今までよりはマシなのかなぁと。

今日は中国戦、かなりいい仕上がりのように見えますので、心配です。できることをコツコツやってがんばってほしいです。

ではでは。
by 時々。 (2016-05-29 20:25) 

　低地國(オランダ)勢を指して、《ガリバー軍団》と評スルが、
「赤・中京/男子バレー』陣ヨカ高身長＆破壊力ダトすりゃ・
・・ドンだけ凄い《殺人軍団？》ナンだ～？
by M.H (2016-05-29 23:33) 

>お名前（必須）さん、ベテランの高橋を落としてパナひいき枠で関田が入っている時点でもう半分以上終わってますよね。変な色をつけられた関田が気の毒です。

清水・福澤が学生デビューを果たした後に出オチ感満載で没落していったように、石川・柳田も同じ道を歩みそうな気配を漂わせてきましたね。少なくとも石川はがんばってるようには見えないですし、柳田は相変わらず育成枠ですし。

ポテンシャルが高いだけに、いい環境での代表入りをさせてあげたかったですね。。。
by rio (2016-05-30 02:53) 

>恭介さん、パナひいき枠の山内と関田は今大会、なにを求められてるんでしょうね。

彼らが東京五輪確定の逸材とは思えないですし、世界最終突破に不可欠な戦力とも思えない。代表って実績がなくてもなれるんだね、っていう。ほかの競技では考えられない世界です。

川合が解説席に座り続けているのは、芸能界の権力構造のなかでバレー人脈を束ねる地位を確立したからでしょうね。バレー選手から芸能界入りを目指す人間は川合に仁義を切らねばならぬ、という。

その地位にのぼりつめるまでに、元祖アイドル選手キャラをかなぐり捨てて、オネエブーム前の時代にゲイ疑惑ネタでバラエティに出まくったわけで、それなりに身を削ってる部分もあり。だからといって1ﾐﾘもすごいとは思いませんが。

ところで、同じくパナひいき枠の福澤、まさかのワンブロ起用されてましたね。なんのハズカシメなのかと眉をひそめてしまいました。。。
by rio (2016-05-30 03:02) 

>しょうさん、あほみたいなMB4人体制の当落線上がまさかのデンデンだったことに、視聴者は全員がツッコミをいれたことでしょう。。。

ただ、でんでんが入ったのは実力というよりも、合成が勝ち続けて露出が増えていくなかでルックスから人気が出たからなんでしょうね。南部監督敵には、ああしまった、次4は高橋じゃなくて傳田をいれとけばよかった、ぐらいのことなんでしょう。

冨松は植田時代には強いジャンサを打たされてたのに、東レでそれを求められないもんだから、気づいたらジジィの小便みたいなサーブしか打てなくなってるみたいですね。

あんなサーブ打つんだったらもう、アンダーサーブで100％入れとけばいいんじゃないの、と。同じことは出来田にも言えるわけですが。むしろ見てみたい。国際試合で緊迫した場面でのコート中央にふんわり飛んでいくアンダーサーブ（笑）

柳田はメンタルが強くて工夫できる選手なので好きなのですが、米山と変えられてしまうレベルのミスをするところが残念ですよね。。。その米山はなんで代表に選ばれているのかよくわからず。もはや考えても無駄なことなのかも。。。
by rio (2016-05-30 03:11) 

>MIYAさん、キャプテンの能力ってやっぱりチームに反映されてしまうものなんですね。清水がキャプテンの時点で、作戦なんて立てても意味なさそう。そもそもパナには作戦がないわけですし。

今回の代表チームが衝撃的なのは、W杯2015で見えた課題をまったく解決せずに世界最終に出てきたところだと思っています。なので、開幕戦でそのなかでも゛まし”な選手を取り上げるとしたら深津しかなかったという。

パナのバレーを世界に持っていったらこういうことになるのかと、我々はいま、それを確認する旅に出発したのかもしれません（謎）
by rio (2016-05-30 03:21) 

>琴子さん、タイムアウト中に口をきかない清水に周りが一生懸命声をかけていた、っていうモトコさんリポートがありましたね。

あほらしいですよね。口をきかないヤツはそのまま黙らせておけばいい。ほかの競技の選手たちがいう「メンタルを鍛える」ってこととはレベルが違いすぎて情けないですよね。。。

福澤・山内・関田は、消化試合でもないのに漏れ出てきてますし、南部監督はわざわざタイムアウトを取っておきながら「もらっとこ」の一言だったり（中国戦）。

男子はなんでこう毎回毎回、応援の焦点が合わせられないようなチームで出てくるんでしょうね。。。
by rio (2016-05-30 03:26) 

>デイちゃんさん、石川のヒザはどこまで深刻なんでしょうね。中国戦ではバックアタックで324cm跳んでましたが。

でも、痛いんだったら休めばいいと思います。彼の大会は東京五輪なんだし。石川ブランドでコートに立って、アタックミス、サーブミス連発ではイメージに傷がつきますよね。

>全日本に選ばれてること自体が謎な選手

ほんと、謎だらけですよね。パナひいき枠＋文句を言わない選手枠＋興収見込み枠で構成されているチーム。

例えば関田、このまま代表に固定すれば女子の竹下のようにメダルを取ってくれるかも、なんて笑えることを考えてるんでしょうか。山内の実績って骨折以外になにかありましたっけ？っていう。

でも、いいんですよね。彼らはサラリーマンと学生で、五輪に行けなくても飯が食えなくなるわけではないですから。帰れる場所があるって素敵です。
by rio (2016-05-30 03:35) 

>パタリロ＆ギダさん、関田、山内、カリメロは興行的にも意味不明なところで出てきましたね。もはやあの方は興行師ですらないのかも。これがたとえば゛9時またぎ”とか綿密に計算していたらむしろすごいですが。


by rio (2016-05-30 03:39) 

>通りすがりのド素人さん、石川のミスは緊張なんでしょうかねえ。。。集中力がないからミスってる、というふうに見えてしまいますが。。。

柳田、深津、出来田、冨松はがんばってると思うんです。思うんですが、試合でがんばる前提になるべき技術が伴ってないという。冨松がブロック1位なのはVリーグだからであって国際試合ではほぼ通用したことないよねとか、なんかもう、中国戦を観た後では悪態しか浮かんできません。出来田のサーブにいたっては。。。

困りましたね。
by rio (2016-05-30 03:48) 

>時々さん、清水を永野がコントロールしているようなので、そうするとあのチームは永野がキープレイヤーなんでしょうか。だとしたら不安しかないです。。。

控えセッターの関田は所属チームでやってることといってもほぼ学生のノリですからねえ。。。Vリーグで場数を踏んだわけでもないですし、まさかの前衛ローテで出場したらトスの前にブロックの大穴になるわけですし。

そもそも、最初の構想ではベテランの阿部＋中堅の深津という構想だったわけですよね。阿部のケガで深津がメインに押し出されましたが、そのバックアップが実績のない関田って。

こうやって露骨なパナひいき枠が、パナの企業イメージそのものを悪くしていくんでしょうね。。。大阪人としては心が痛いです。
by rio (2016-05-30 03:57)