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世界最終男子・イラン戦:善戦どまりは残念だけれど。 [バレーボール]

どんな星勘定であれイラン戦は山場になる試合だったわけですが、未完成のまま大会を迎えてしまった日本にとっては、1-3で最後はジュースの善戦どまりが精いっぱいでしたね。せめてフルセットで勝ち点を取りたかったところですが、実力を出し切った感にあふれていたので、現時点ではこれが彼らの持てるすべてでしょう。

試合直後の石川は敗因を「気持ちしかない」とコメントしてました。涙目の20歳にゆうきL♡VE(←発想が昭和…orz)なファンたちもうるうるでしょうが、ごめん、共感できないなー。敗因はいくつかあると思うけれど、その中の1つは君のサーブレシーブのまずさでしょ。サーブレシーブは気持ちだけは上がらないでしょ。

一方のイランもミスが多く、レベルが高かったとは言えないこの試合のスタメン・ローテはこちら↓

 深津       冨松      石川

 柳田       出来田     清水  L永野
---------------------------------------------------------
 ガエミ      マフムーディ  ゴラミ(MB)

 セイエド(MB)  マルーフ  エバディプール  Lザリフ


石川は今大会ここまでずっと、腰が高いままの位置で腕をふってサーブレシーブをしているように見えます。第1セットの6-4から2連続でサーブレシーブをミスってますが、その時も腕を出しているだけではじいてしまった印象。なんでかな?アタックに入ることを意識しすぎてしっかり腰を落とせないのかな?

しかしですね、ポーランドのクビアクはしっかり腰を落として重心を安定させ、丁寧にサーブレシーブをしてから3歩助走でクイックとシンクロしたパイプ攻撃に入ってます。そういう練習を積み重ねているからできるんだろうなと。

本番はたぶん、「気持ち」ありきじゃないんですよね。いくら気持ちが入っていても、練習/準備していないことは本番ではできない。南部監督の選手交代の大混乱がいい例じゃないですか。そこで精神論に逃げてしまうと成長は止まります。福澤の久々の代表でのプレーがいい例じゃないですか。

「気持ち」は練習にしっかり込めてもらって、本番ではそれを過不足なく出せるようにメンタルをコントロールする。石川は、サーブ、アタック、ブロックに関しては(波があるものの)それができていると思うのですが、サーブレシーブに関しては一貫してできてないですよね。それはおそらく、練習が足りないんだろうなと。

石川のサーブレシーブも含め、この試合の第1セットには日本の未完成の部分を象徴するミスがいくつかありましたね。その中で特に印象的だったのが13-13のラリーの場面、セッターのマルーフがレフト側に大きく動いてのトスアップになったため、日本の3枚ブロックはクイック/レフト攻撃と思い込んで寄ってしまい、ライト側をノーブロックにしてしまったんですね。で、マルーフにひょいとバックトスされてマフムーディがバックアタックで打ってくると。

あ、このときのライト側ブロック、石川だったっけ。彼はレフト攻撃を終えたあと、なぜそこでステイして相手のライト攻撃に備えなかったんでしょうか。マルーフがセットする以上、ライト攻撃は当然、選択肢に入ってくるわけですよね。なのに、石川はマルーフがボールの下に入る前にもう移動を開始してしまっています。

マルーフは前衛でしたが、ネットとアタックラインの中間の低い位置でボールの下に入るのがやっとだったので、ツーアタックは考えなくてよかったはず。なのに、マルーフに合わせて左へ左へと移動してしまうのは、単純に゛つられた”からでしょう。なぜつられるのか。リードブロックの練習が足りないんだろうなと。

石川は、天賦の才を持っているという意味で確かに天才だし、その片鱗を発揮しているという点でも天才です。ただ、天才でも練習していないことはできない。そんな当たり前のことが垣間見えた瞬間でした。あ、なんか私、石川君に冷ややかですね。。。生温かく見守っているつもりなのに(謎)

ところで、第4セットのマッチポイントを握られた場面での永野のサーブレシーブミス、あれは石川をカバーに行って無理な態勢でレシーブした結果でしょうか。もしくは、石川との間に打たれたボールを永野がヘタこいただけでしょうか。真実がどうあれ、永野がヘタこいたと思いがちなのはきっと彼のキャラがそうさせるのでしょう(謎2)

明日の試合で日本がオーストラリアに勝ち、中国がイランに、カナダがフランスに負ければ、ポーランド、イラン、フランスはほぼ確定、ベネズエラとオーストラリアがほぼ絶望で、日本・中国・カナダが最後の1枠を争う展開に持ち込めそうです。

そう、実はここからがほんとの本番。メークドラマby長嶋茂雄、ですよ。2008年の最終予選で、途中、韓国の力も借りて望みをつなぎつつ、アルゼンチンにフルセットで勝って切符を手にしたあの状況を再現できるかもしれません。まずはオーストラリアに勝ち点3で勝つこと。ポーランド戦、イラン戦と攻撃面ではまとまりが出てきているので、守備の凡ミスをなくせばいけると思います。私は生温かく見守りますよ。ふふふ。

(おまけ)
フジの西岡アナ、もう出すなって。適当なことしか言わないし、実況に入るたびに選手名を混同して連呼し続けてるし。前の実況のときもそうだった。バレーに興味ないんでしょ?っていうか、アナウンサーの資質としてどうなの?

主な西岡発言(順不同)
マフムーディとエバディプールを間違い続けたまま川合のコメントを引き出そうとする。黙る川合、空気読めない西岡。


清水のバックアタックが決まり「バックから決めたのは大きいのでは?」と川合にふる。しばらく無視する川合。いや、それが清水の仕事やし、すぐ前のプレーでも決めてるし。


エバディプールの説明で「(前回の)日本戦では40%を超える決定率を残しています」。すごい数字のように言うてたけど、普通やから。むしろ、40%を超えた程度の゛決定率”やったらちょっと物足らんぐらいやから。


栗山のライト攻撃が決まり「右利きの強みもありますね」。意味不明。


日本のチャレンジが成功して「回数も減りませんでしたから、日本にとっては大きな成功です」。いや、成功したから回数が減らんわけでね。


ガエミとザリニが交代した場面「日本にとってはベテランのザリニが入ってきました」。つっこむ気力も失せる。

そして極めつけが柳田のピンチーサーブが1本で切られ、柳田がベンチに下がった場面。
「おそらく、またセットの中でこういうシーンが出てくると思います。いまちょっと感触よかったでしょうからね、柳田」え?え??ルールわかって実況してる?

こんな程度なのでイランがローテを変えてきても気づかず、どこかからの指示でぼそっとあと付けの説明をしてお茶を濁してみたりね。ほんと、ノイズでしかない。

TBSの新タアナぐらいマニアックになるとお茶の間としてはちょっとうざいかもですが、バレー愛がひしひしと伝わってきて好感が持てます。フジの西岡は出すな。


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バレー初心者

あまり詳しくはないですが昨日の中継で頭の中に?がいくつかあって、正直自分の聞き間違えとかあるんだろなって思ってたのですが、やっぱりアナウンスおかしかっのね。文字にされるとストレートに笑えます。ダメダメじゃん。
by バレー初心者 (2016-06-02 06:29) 

non

突然失礼します。いつも楽しくこっそり拝読させていただいております。

一昨日のまさかのベンチワークからどうなるかと思ってましたが…あと少しどうにかなると良かったですよね。
上向きの状況もありますし、応援してますが。

早い段階で清水があまり跳べてないように見えたのですが、そのまま出すんだなー、と思いました。石川君も4セット目あたり打点落ちてますよね?勿論仕方ないと思いますが、サーブレシーブミスしても替えがいない状況。

やはり個人技に頼ってる気がしました。もっと戦術を徹底してほしいと思いました。
ブロックもいつまでもコミットにピョンでなくリードブロックお願い!ですし。

質の良い練習が足りないのでしょうか?
いつまでも精神論に逃げて浸ってる場合じゃないですよね。

他国の監督(名将と言われる方)だったら日本の今のメンバーでどんなバレーになるのかな?といつも考えてしまいます。
選手の能力(14人)を引き出して戦術で動いて勝ってほしいです。



by non (2016-06-02 08:05) 

Jade

ただただ勝ちたいですね。

レシーブ、ブロック、繋ぎ…
基本を知っているのはもちろん、経験値も身体能力も高い人たちばかりのはず。
考えて続けて打開策を探って欲しいです。

今夜も集中してTVの前に座ります。

by Jade (2016-06-02 09:02) 

ペルシャ犬

僕は先週中国戦を東京体育館で見てみようと電車乗って千駄ヶ谷までいきました。バレーボールはテレビでしか見たことなかったので人生初です。てか なななんと当日券売ってなくて買えずにまさかの引き返し。入口で宣伝しているから、呼び込んでるのかと思ったんですがね。どこかの国旗巻き付けた外人さんたちも、なんか食い下がってたけど取り合ってもらえないような感じですた。
そっこーで家に帰ってテレビで視ました。そういえば前どこかで読んだ記事の記憶で、堺ブレイザーズの選手が、監督さんのサーブ戦術が細かくて思い切り打てないとかタワけたことを言ってる記事とか、リードブロックを要求されるからナンチャラカンチャラっていうのありませんでしたっけ?バレー素人の僕はプロの選手にしてはポジティブではない印象もあったんです。でも、それって全部この最終予選で徹底が必要なものではないかと思うんですよ。

だから相手にサーブで狙われて転んでも起き上がってシンクロ攻撃に行くとか、リードブロックで相手にプレッシャーかけるとか、
それやるために体力で上回るとかrioさんブログで勉強させてもらっているおかげで、そういうのを気にして観戦できるようになってます!そんでも一回rioさんのブログをVりーぐのとこから読み返してみました。堺の監督ってきっとこういうOQTの試合で勝つために”日本”選手を鍛えていたんだなーって急に腑に落ちました。
Vリーグではイゴールもダンテもいないわけで。
ブロックもレシーブもヘタな日本人がトスもヘタでも何とか外人に決めてもらえる環境から、そういう存在がいるのに、日本人に高度な要求をする。出来なくてもやらなきゃなんないんだから、
やるしかないんですよね。安易なジブンタチノバレーになれている奴らはそんなことしないで勝てるやり方教えてよ、思ってそうで日本男子バレーの闇を感じました。レシーブのヘタな石島とか千々木とかを使いながらゲームメイクするって忍耐いるよねって。
全日本監督の呼ばないような石島とか松本とか個性の強そうな面々を扱える、デキタを我慢して使うとか、時間がかかることをあえてやってたんですね。視てて意図を感じるバレーボールを作っているし、何より面白いって素人の僕でも思いましたもん。
今の全日本見ててチームプレーの妙味は伝てきません。石川君がすごいとかそんな感じ。
ゴウマンになっていくスター選手、意図の伝わらないサーブやブロック、rioさんの記事もVリーグの記事の方が(特に堺とトヨタ)に関してはバリバリ戦術の解説になっていて、
代表チームがorzって、逆じゃないですかね。
by ペルシャ犬 (2016-06-02 12:41) 

パタリロ&ギダ

 これで、ほぼ地球の裏側は本当に遠くなりましたね、他国も国内リーグ
はあるのでしょうか?ボールは別のメーカー、当初深津はボールと
全日本仕様のトスに変えるのに慣れない様子だったとのこと。
 それを言い訳にはできませんが、今日のエドガーがやる気無しなのを
祈るのと、カナダに勝つのを一応期待しつつ、フランスが切符が決まって試合を投げ出すのをこれも期待しつつ、しか道はないみたいですね。
 ところで、ロシアのドーピングは選手に処分はあっても、チーム全体に
は及ばないのかなー、陸上はグルみたいだけど。
by パタリロ&ギダ (2016-06-02 14:18) 

行きました

イラン戦。録画で見ると柳田くんの怪我について、解説含めて大したことないけど大事をとって、でもサーブだけならイケるみたいに出てきましたけど、実際に現地で近く見ていると、かなり辛そうな表情でかなりびっこを引きながら会場の外へ一旦出ていってしまいました。戻ってきてからも控え選手の輪に入らず、しゃがんだり後方に1人離れてジャンプしてみたりと、不安気に足を確認していて、少なくとも試合時間の中で治るようには見えなかったですが、スタッフが行ったり来たり様子を聞きに、ついには引っ張り出され、まさかサーブ打てるの?と、テレビではあまり大きく聞こえないんですけど、客席はザワザワ凄かったです。
え?出てきたよ?と、周りの人達がみんな言ってました。
自分からいけます!と闘志満々で言ってるようにはとても見えませんでした。控えのすぐ近くに座っていたので。どうしてもサーブで出なきゃダメだったんでしょうか?すごく腑に落ちなかったです。
by 行きました (2016-06-02 15:08) 

YM

こんにちは。

1セット目のイランのサーブは、よくあそこまで石川のところに行けるなって思うくらい高確率でうまく集めていましたよね。 それでいつものように崩れて先取される。
石川や柳田が『サーブ、怖い、怖い、来るな、来るな。』と言っているのが聞こえてくるようでした。
その逃げの姿勢が表れたのが、1セット9-10での柳田のラインジャッジのミス。 普通迷ったらとりますよ。

2セット目からは米山がよく拾っていたので、何とか攻撃に繋がることも多くなりました。
しくぁ~し、石川のレセプション数>バックアッタック数であれば、サーブ後の後衛時は交替といきたいところですよね。 でもその要員が・・・ 福澤・・・  いや、福澤も試してみてもいいかもしれませんよ。 中国戦では超不調でしたが、もしかすると復調しているかもしれない。 やってみたらできちゃったということがもしかしたらあるかもしれない。 ロム専さん紹介の米虫さんの記事では立派に育っているではありませんか。 頭では。 ただ私が腹立たしいのはその福澤がやる気オーラを全く出していないことなんです。 君が代斉唱でズズッとカメラが寄ってきている時から、一人だけどこ見てんの?って感じでうつろな表情。 その後みんなを鼓舞するでもなく一人別世界。 ああいった態度は(かわいそうですけど)邪魔です。

そして、1セット後半ひざを痛めた柳田を、どうして南部監督は2セット目も3セット目も4セット目もサーブ交替でひざの負担の大きいジャンプサーブを打たせるのでしょう。 悪化するとは考えないのでしょうか。 そうか、残り3戦はそれを理由に米山スタメンで出すけれど、柳田ファンとメディアに対してずっと引っ込めておくわけにはいかない。 だからサーブでって? ふぅ。
そしてそして、石川選手、レシーブで床に這ったらすぐに起きよ! 次のプレーまで這いつくばってる姿、ここ数試合散見されました。

まあ、何試合やって負けても、次に切り替える=自分たちは間違ってない=自分を信じて=ブロックがあろうがなかろうが全力で打ちつけるっていう思考回路の選手、スタッフ陣には、冷静になってって言っても瞬間蒸発するほどカッカしてるんでしょうねえ。 米山のプレーに学べって言っても、何を?って切り返されるでしょうか。


by YM (2016-06-02 17:35) 

RyujiAmemiya

東レでは控えの米山選手、「いぶし銀」だの何だのと言われつつよくやってくれていますよ。それでもここ一番の仕事は絶妙のレセプションとリバウンドを取ることで、攻撃では決定力に欠けるのは致し方のないこと。
で、思ったのです。何故越川優選手を呼ばなかったのだろう?と。
W杯では、何度も窮地を救い起死回生の原動力となった清水ですが、ときに熱くなりすぎて「もう少し冷静になれていたら(本人談)」となるのをサポートできる、しかもプレーで貢献できるのは越川ではないかと。
JTに入ってからは昔の跳ねっ返り少年もすっかり大人になったようですし、石川選手の交代要員としては十分のポテンシャルを持っているでしょう。
ということで、OQTで「メイクドラマ」が作れた暁には、福澤選手を落として越川選手を再招集して欲しいと願いつつ、今夜のオーストラリア戦を見ることにします。
私的には実力からしてストレートか3-1で勝てる相手だと思っています。
by RyujiAmemiya (2016-06-02 18:27) 

しょう

石川が逸材なのは間違いないのですが、ちょっと私には腑に落ちない点があるのです。

彼が試合後のインタビューで、自分のレセプションの悪さには触れない点です(私も毎回インタビューを観ているわけではないので、ひょっとしたらそのことに触れてるインタビューもあったのかもしれませんが)。
レセプションの悪さに気づいていないのか、プライドが高すぎて触れたくないのか、レセプションの悪さなんて大した問題ではないと思っているのか・・・。

でも確か、膝故障でジャンプを禁止されていた期間、レセプションの練習にも力を入れてましたよね。
モノにできなかったのか、退屈な練習の為、あまり身が入らなかったのか。
どっかのメディアが、外国チームは石川のバックアタックを封じるためにサーブで石川を狙う、と書いてましたが違いますよね。
石川を狙えば、自分たちの得点になるか、チャンスボールが返ってくることになるから、ですよね。

そして、どんなにサーブミスを連発しても、「守りに入ったら負け。次の試合のサーブも攻めていく」と、常に攻めの姿勢だけど、ちょっと今、「攻めのサーブ=正義」という図式が、私の中で揺らぎ始めてるんですよね。

WCで、チビの日本でも、サーブが突破口となって強敵と互角に戦うことができることを実感し、「少々のミスはしょーがない。サーブで攻めないと日本に突破口はないから」と思っていたんですが、今大会では、WCの時よりサーブの精度が落ちてきており、その成功率だと、もう攻めていってる場合じゃないのではないか、と思うようになりました。

よく考えれば、ビッグサーバー依存は諸刃の剣。
そのビッグサーバーの連中が不発だと、一気にチームはガタガタに。
それに、ああいうサーブって、どんだけ練習しても、本番では結局イチかバチかになってしまうので、ジャンフロの方が練習のしがいがあるんではないかな、とも思うんです。

「自分らしさを出しなさい」「(サーブは)自分の得意なコースを打ちなさい」と言う南部監督に洗脳されてか、「自分らしいプレーがしたいです」「気持ちで負けました」などと、雲をつかむような発言が増えてきた石川。

監督に戦略がないせいで、選手たちは手探り状態でプレーするしかないのです。
で、結局ポーランド戦の栗山みたいに、自分のポジションを間違えてしまう。
栗山は何も悪くない。監督の意図が見えてこないのです。迷走しているのです。
チームプレーなどできるはずもない。

傳田の「全日本では、自分にどういう役割が求められているのかがわからない」という発言が、このチーム(てか監督)の問題をあぶり出してると思います。
by しょう (2016-06-02 18:37) 

PEARL

こんばんは。いつも楽しく見させてもらってます。
イランのMBはガエミとエバディプールじゃなくて、ゴラミとセイエドだと思います、多分。あとその下赤文字はクビエクじゃなくてクビアク。クビエクだとドミニカ女子の監督になってしまいます。私どちらかというと解説よrioさんのブログの方が楽しみだったりもするので、これからもお体壊さぬように、頑張ってください。応援しております
by PEARL (2016-06-03 02:55) 

rio

>バレー初心者さん、実況、ちゃんとプロとしての職責を果たしてほしいですよね。
by rio (2016-06-05 05:53) 

rio

>nonさん、ありがとうございます。堂々と見てくださってもよいのですよ(笑)

ブロックはシステムがないし、選手は体力がないし、技術力もないし、メンタルも弱いし、控えもいないし、ないことばっかりですね。練習という名の自己満足な時間を積み重ねてきたんでしょうね。

そもそもの基本技術が甘いので、それを作戦だけで勝たせるのも難しいでしょうね。。。
by rio (2016-06-05 05:56) 

rio

>Jadeさん、その基本が身についていないのではないか疑惑が。。。

山内は例外としても、カナダ戦の福澤、レセプションは後ろに飛ばし、リバウンドは拾えず、ブロックの基準もまともにつくれない。練習の仕方がおかしいんでしょうね。
by rio (2016-06-05 05:59) 

rio

>ペルシャ犬さん、客寄せのジャニが必要ないほどの石柳人気の結果、海外チームの対戦はがらがらなのに当日券がないという惨状で、JVAがいくら「バレーの普及」なんて言っても鼻ちょうちんぷーですね。

堺の印東監督の2年間は、おっしゃる通り、世界で゛当たり前”に行われてるプレーや戦術を導入しようと奮闘された時間だったと思います。堺の選手たちは代表経験が豊富ですし、能力もあり、少しずつできるようにもなっていたと思います。だから楽しいし、わざわざ堺まで行って応援したくなるんですよね。

出来田の成長は印東監督の功績の1つですね。正直、高い位置から力強いアタックを打ち込める選手になるとは思ってませんでした。彼の攻撃とブロックは今大会を通して機能していて、世界で通用することが証明されましたね。

バレーを観るときには、あの手のこの手の戦術の繰り出し方に期待してしまうのですが、全日本では植田時代からずっとそういうところがまったく見られず残念です。

イラン戦でも、イランがローテを変えたり、守備位置を変えたりと戦術を調整してきても、日本はただジブンタチノバレーをやっているだけ。かみ合わないまま力負けして、盛り上がらないことはなはだしいという。

印東監督、次はどうされるんですかね。。。
by rio (2016-06-05 06:17) 

rio

>パタリロ&ギダさん、エドガーはやる気十分だったし、カナダにも負けるべくして負けましたね。。。

バレー界は過去、中国女子の選手がドーピングで処分を受けてますね。その時にはチーム責任ではなかったと思います。

ロシアの今回のドーピング疑惑がクロで、チーム全体の責任に発展して出場取り消しになったとしても、次点は日本ではないので、やっぱり日本は落選確定ですね。
by rio (2016-06-05 06:21) 

rio

>行きましたさん、私もすごく腑に落ちなかったです。モトコさんリポートによるとフルジャンプできない状態だったらしく、余計にはあ?と。

柳田のジャンプサーブはフルジャンプが前提で、それができないなら、ただの入れとけサーブですよね。実際、まったく跳べないまま打ってミスってました。

南部監督、そんな指示をだしてしまうぐらいパニクっていた、ということなんでしょうね。。。
by rio (2016-06-05 06:25) 

rio

>YMさん、柳田のジャッジミス、確かに迷ったら取れ、がセオリーですが、あの場面に関しては周りから盛んに「アウト!」という声がかかっていたと思います。永野?ベンチ?声の主はわかりませんでしたが。

福澤については、どうやら米虫さんの見込み違いだったようですね。コートの上での1人で別世界、ミスっても謝らないどころか周りと目も合わせない。最後にはニヤニヤ。いっちゃってます。

石川がレシーブ後にすぐに起きないのはバテてたからでしょうね。清水もそう。そもそも長丁場を戦う体ができていなかったということでしょう。

身長以外でできることはたくさんあるのに、なに一つ、突き詰めずにきてしまった心の弱さ。監督もコーチも選手も。それが日本の弱さですね。



by rio (2016-06-05 06:32) 

rio

>しょうさん、サーブミスについては、マスコミがよく理解しないまま記事を書いていることも話をややこしくしている思います。

サーブミスはそれ単体ではなく、サイドアウト率とセットで考えられるべきだと思うのですね。極端な話、サイドアウト率が100%のチームだと、サーブはミスを恐れず、毎回全力でぎりぎりを狙っていいんですよ。ミスっても必ずサイドアウトを切れるので点差は開きませんから。

では、サイドアウト率が70%だったら?10%だったら?というところでサーブ戦術が変わってくるはずなんですね。でもおそらく、南部監督にそんな発想はない。だから、ケガでジャンプできない柳田をピンサで使ってみたりするんだろうなと。

栗山のポジションミスは、さすがに栗山も悪いと思います(笑)。自分がどの選手と交代したのかど忘れするほど緊張してたのかもしれませんね。

ただ、それ以上に、おっしゃる通り南部監督が見よう見真似の作戦っぽいことを適当にやろうとしたからチームが大混乱したんだと思います。情けないですね。。。
by rio (2016-06-05 06:43) 

rio

> PEARLさん、ありがとうございます。深い時間に書いていてきちんと確認もせず、失礼しましたm(_ _)m


by rio (2016-06-05 06:48) 

ペルシャ犬

コメント返しウレシカッタデス!調子に乗ってまた書き込みます。
今回の世界最終予選でがぜんバレーボールに興味が出て、知識のある友達や、ネットで色々情報収集しています。ベラスコという名監督がイランの監督の時にオリンピック出場できていないんですね。なんで待望論があるのですか?これまでの男子バレーのことをほとんど知らないので、新たに調べれば調べるほど、理解できないことが出てきました。外人監督を望む声もあるみたいですが、
トヨタのアンディッス監督を押す声もみかけますが、伝田のブロックやスパイクサーブをみても世界には通用していないと思いました。ウィキペディアの情報でも就任してから8チーム中5位という成績もあって優勝するまでに何年もかかっているようです。
日本を強くする速効性はないと思いますけどどう思います?代表でメダルを取れるようにするまでやっぱり何年もかかるんじゃないですか?頑張って色々調べてみたのですがすごいといわれる監督も
数年レベルの時間がかかっていました。柳田のチームのジルソン監督は最下位くらいで下のリーグに落ちそうで、JTも6位くらいで日本人監督と比べて特に優れていることはないんじゃないかと思いました。出耒田というのは、僕がバレーを見始めた時には名前を聞かなかったので、ここ1,2年で台頭したんですね。どうして世界相手にで通用するようになったんですか。
友達に聞いても南部監督のことは全く認めていない感じですが、
パナソニックでは前述の外人監督よりいい成績を納めています。
それなのにどうして全日本では通用しないんですか?もし世界一の外人監督をつれて来たら時に選手とどうやって話をするんですか?
東レも去年下のリーグに落ちそうな順位ですね。どこのチームも成績が一定していないと感じました。rioさんが見に行ったこともあるという堺は「世界で゛当たり前”に行われてるプレーや戦術を導入」しているのに監督を変わるんですか?
この世界最終予選では世界でできていることが全日本選手ができていないから負けたんだと思います。

興味を持ちましたが、わからないことだらけで試合に集中できなくなりそうです。
by ペルシャ犬 (2016-06-05 10:30) 

rio

>ペルシャ犬さん、そんな一度にたくさんにのことを聞かれても(^^; 私はJVAの人間ではないですし、バレーボール関係者ですらないので確定的なことは何も言えません。ただ、こうなんじゃないかな、ということをお伝えしますね。

ベラスコ待望論
これは、ベラスコさんが一時期、監督候補に名前が挙がっていたからだと思います。JVAが態度をはっきしりなかったかなんだかで、ベラスコさんはイランのオファーを受けたのかな。で、いまのイランの躍進につながる礎を築きました。

ベラスコさん就任以前のイランはまったく無名のチームでしたから、一番大変な基礎工事の部分を請け負い、成功させた手腕がバレーファンに評価されているんだと思います。

アンディッシュ待望論
私としては、アンティッシュ待望論は的がずれていると思います。彼はVリーグの1チームという限られた人材をつかって、Vリーグで勝つためのシステムを作り上げた監督です。

Vリーグが世界のバレーとかけ離れたものになってしまっている現状で、彼は現状を変えるのではなく受け入れる方向性を選択したんですね。それが彼に与えられたミッションなので当然の選択だと思います。

では同じことを全日本で、となったときに、全日本にはイゴールはいません。また、合成はパイプ攻撃を使いませんが、世界のバレーでそんなチームはありません。さらに、代表選手が所属チームの選手のように素直に言うことを聞くかどうか、という低レベルな問題もあります。結局、信頼関係を築くところから始めなくてはならず、1からのやり直しになるでしょうね。

ジルソン、ブコビッチなど他の外国人監督待望論

私も同感です。外国人監督をつれて来ればいいという発想は、清水が「サーブがあたれば4,5点はすぐ追いつける」と恥ずかしげもなく言ってしまう発想と同じだと思います。問題はそんな表面的なことではないはずなんですね。

また、日本人監督・コーチ・選手のもとでさえまともにコミュニケーションが取れていないチームが、外国人監督でその点を改善できるとは思えません。

そもそもVリーグの選手たちがどれだけ世界のバレーを知っているのか、この監督に指導されたい!という願望があるのかどうか、そこが問題だと思います。例えマッカーチョンをひっぱってきたとしても、指導を受ける選手たちにモチベーションがなければ結果は出ないでしょうから。

出来田の台頭
サーブとつなぎではまだ凡ミスが多い彼ですが、クイックとブロックは世界で通用するレベルになってきましたね。理由は明快、堺の印東監督がそのように指導し、彼がそれを素直に受け入れて努力したからだと思います。伸び盛りの彼ですが、印東監督は退任されたので、今後どうなるのかちょっと心配です。

南部監督がなぜ世界で通用しないか
理由の1つは、アンディッシュのところに書いたことと同じです。彼のVリーグでの実績は、パナソニックのメンバーでVリーグで勝つためにどうすればよいか、ということを実践したものでした。

それはとても単純で、山本、清水といった゛大砲”をオポジットに配置し、速い平行トスでひたすら打たせる、というもの。Vリーグはブロックのレベルが極めて低く穴だらけなので、そういうやり方をすればどんなチームでも結果が残せるんですね。

そういうバレーしかしていない監督が、世界を相手にしたときの戦い方を見いだせず、Next4とかいって新人の台頭をただ夢見て2年間を過ごしていた、ということなんだと思います。

理由のもう1つは、南部監督のさぼり、要するに準備不足でしょう。今大会、わけのわからない選手交代を繰り返した挙げ句、交代回数をミスって失点する醜態をさらしましたね。

世界最終予選に照準をあわせてきちんと準備をしてきたチームは、選手交代もシステム化されていて、勝負所で練習通りの交代をしてきていました。

一方、日本は、大会序盤で実施した選手交代時、選手がコート内であわてて位置取りを確認するなど準備されたものではないことがばればれでした。大砲に打たせておけばいいバレーしかしていない監督の尻拭いを選手がさせられていたわけですね。

>世界でできていることが全日本選手ができていないから負けた

その通りだと思います。それを南部監督も、大勢いるコーチ陣も指導できなかった。また、選手たちも能動的に世界のバレーを学び、実践しようとしなかった。でも、マスコミは取り上げるし、会場にはファンが行列を作る。男子は変わったなどと言われてその気になり、俺たちふつーに五輪に行けるんじゃね?ぐらいなことを思ってたんでしょうね。いつまでたっても学習しない組織だなあとうんざりします。
by rio (2016-06-05 13:34) 

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