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普通のおばさんが大ブレイク/イギリス [これはいいね]

いやー、鳥肌がたちました。

いつもイジワルな目線でチェックしているtechnobahnですが、最近は”トンデモ研究”をちっとも載せてくれなくなったので、つまんねえなあと思っていたところでした。

そこへ、目に入って来たのが「ユーチューブで普通のおばさんが大人気」というニュース。発信元のイギリスでは、すでにこのおばさん、マスコミの寵児となっているのだとか。

なんで?と思った方、とにかくまずこの動画を見てください。私はもう、背筋がぞくぞくしまくりでカゼをひくかと思うぐらいびっくらこきました。

英語圏のあちこちの国では、”スター誕生”のようなオーディション番組がしょっちゅう開かれています。映画『ドリームガールズ』でビヨンセを食う歌唱力で大ブレイクしたジェニファー・ハドソンも、アメリカのアイドル発掘番組の出身者でした(彼女が映画の中で歌った『One Night Only』は心を揺さぶられまくりでした)。

この手の番組はすべて同じスタイルで、女性審査員が真ん中、両脇は男性審査員。バックは観衆。その前でパフォーマンスを披露し、99%の挑戦者が審査員からぼろかすに言われる(rio調べ)ところを見どころにしています。

おばさんが登場したのは、イギリスのオーディション番組『Britain's Got Talent』の第3シリーズで、4月11日に放送されたばかりだそうです。

名前はスーザン・ボイル。アマチュアシンガーおよび教会のボランティアで、元自治体職員。独身。

登場するなり、会場からは失笑が漏れています。審査員(サイモン・コウウェル)の質問は明らかにやる気がなく、年齢の聞き方も露骨。スーザンが「47歳」と答えた直後に会場はまたもや失笑。「年齢なんて私の一部に過ぎないわ(That's just one side of me)と明るく切り返したスーザンの様子を、舞台袖の司会者2人までが小バカにするという…。

審査員に夢を聞かれたスーザンは、「シンガーになること」「目標はエレイン・ペイジ(←ミュージカル『キャッツ』「メモリー」を歌った人)と答えますが、そのたびに会場は苦笑、審査員はあきれ顔。演目を聞かれて、「(ミュージカル)レ・ミゼラブルの中の『I Dreamed a Dream』」と答えると、余りの難しい選曲に、ついに審査員まで失笑してしまいます。

もちろん、↑これらはすべて”演出”です(たぶん、いや、きっと)。テレビ局はそれなりに調査して、99%のぼろかす組と、1%のTalent(才能)を見つけてきているのです。

でも、ジェニファー・ハドソンがオーディション番組「アメリカン・アイドル」では7位に終わったように、日本と違って、歌唱力がなければ絶対にデビューできません。たとえ1%枠のTalentでも、その場で実力を発揮できなければ、ぼろかすに言われる厳しさがあります。

ところが、スーザンが歌い始めた途端、審査員も含めて会場中が鳥肌(たぶん、いや、きっと)。歌い終えてとっとと退場しようとするスーザンを慌てて呼びとめ、「歌う前はみんながあなたのことを笑っていた。でもいまは、誰一人として笑う人はいない。すばらしかった!」(←金髪のおねえさん)などとほめたたえたのです。

スーザンは満場一致で勝ち抜きを決めました。きっと近いうちに、CDを出し、映画かミュージカルでデビューすることでしょう。

もうすでにウィキペディアの英語版に彼女のプロフィールなどなどがくわしくアップされていました。

簡単に要約しますと、スーザンは1961年生まれのスコットランド人で、9人兄弟姉妹の末っ子。父は工場の在庫管理、母は速記のタイプライターというごく普通の家庭で育ったそうです。審査員のひとり、サイモンが手がけるSyco music(←ソニー・ミュージック系のレーベルだそうです)と契約するとのこと。

歌が好きでコンサートを聴きによく足を運び、自分でも地元の小さな会場で歌ったりもしていたのだとか。1995年、地元のショッピングセンターで開かれたオーディションでは「緊張して」落選。そこから一念発起してボイストレーニングを始めたのだとか。

その間に父が亡くなり、兄弟姉妹はすべて実家を離れ、母も2007年に亡くなり…という、まあどこの家庭にもある紆余曲折を経て、いまは10歳の猫と暮らしているそうです。

それでもって、やっぱりというかなんというか、最後まで一緒に暮らしたこのお母さんは、ずっとスーザンを応援していて、「『Britain's Got Talent』に出なさい!」と励まし続けていたのだとか。末っ子スーザンは「そんなのまだ無理…」と思っていたそうですが、ついに決心。お母さんを亡くして以来、初めて人前で歌ったのがこのオーディションだったとのこと。

そんなわけで、今後きっと、日本のメディアでも取り上げられるようになるでしょうね。私が知らないだけで、もう取り上げられているのかも。彼女の歌が世界中でヒットしたりなんかすれば、ハリウッドが映画化に…なんてこともありそうです。

人生、何がおきるかわかりません。好きなことをコツコツ続けていれば、必ずチャンスは巡ってくる。それをつかむかスルーするかは自分次第。ということを改めて感じました。エイエイオー!


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春の遠足は高尾山へ [これはいいね]

ずっと行きたかった高尾山へ、ついに登ってきました。
の散り初めで、風が吹くたびに舞う花吹雪

↓山頂の桜
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文学部出身としては、
久方の 光のどけき  春の日に しづ心なく 花の散るらむ(紀友則)
とか、
世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし(在原業平)
とかを
思い浮かべては感慨にふける…のが正しいあり方だったのかもしれませんが、高尾山中ではこれっぽっちもそんなことにならず、ただひたすら「遠山の金さんだぃ!わーいわーい!」とはしゃいでおりました(アホ

そんなガキんちょな私ですが、ホンモノのお子たちには負けました。

お子A(小学生低学年)
マミーに「よそ見しないでちゃんと歩いて!」と言われ、「はあい」とよそ見しながら答えた直後に木に激突。泣くに泣けず涙目でがまん。自業自得。

お子B(4~5歳)
疲れすぎて大泣き。あと20メートルほどで頂上というところで座り込み。なだめすかしながらなんとか引きずっていこうとするダディの手に、まさかのかみつき攻撃。そのパワーがあれば歩け。

お子C(小学生中学年)
下山中、アンニュイな雰囲気で座り込む。か細い声でマミーに「またかかとが痛くなっちゃった…」と訴え。うんざりモードのマミーが「じゃ、ちょっと休んでいく?」と声をかけたところ、「…もう、ここから下に落ちたい」。迷惑なのでやめて。

お気づきの方もいるかと思いますが、↑これらのお子はすべて”男子”です。なんたるへなちょこぶり。日本はますます平和になることでしょう。

比較の意味もこめて、”私が出会った女子の鑑”もご紹介しましょう。

女子の鑑A(小学生低学年)
マミーと仲良く登山中の頂上付近。マミーのほめるつもりのうかつなひと言「がんばれるようになったね。幼稚園のときだと、たぶん登れなかったよねー」に即座に反応。狭い山道で立ち止まり、切り口上で「私、幼稚園のときでも登れたと思うの!絶対登れたと思う!」と猛抗議。はい。そんな勝気なあなたには、どこぞの山岳ゲリラからオファーが来ると思います。

女子の鑑B(4~5歳)
へなちょこそうな男子といっしょに、山道でかれんに咲いている花を棒で猛攻撃。本体をつついて揺らしている程度の男子に比べ、女子の鑑は根元をディープな角度でえぐるえぐる。引率らしき大人に見つかり、「なにやってんの!」と叱られた瞬間、女子の鑑は棒を捨てて大人のもとへ駆け寄り、上目づかいで「やめなさいって注意したのにね、○○君が聞いてくれないの」と切なげな表情…。はい。そんな賢いあなたには、どこぞの政党から出馬要請が来ると思います。

なんでしょう、この女子のたくましさ。今後、「女の子なんだからおとなしくしなさいっ」という世代が絶滅してしまったら…考えるだけでもちびってしまいそうです。

そんな世の中に危機感を感じているからでしょうか、一人の青年が琵琶滝に打たれて修行をしておりました。

↓滝から上がってきたところ
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修行中の声が響き渡っていたので、高尾山中で何か事件が起きたのかと思ってしまいました。2時間ドラマの見過ぎかもしれません。青年はたくさんのギャラリーに見守られながら、更衣室のような建物へと消えていきました。

を見に来たはずなのに、今回もまた、人間ばかりを見てしまった春の遠足でした。


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ご近所さんたちの桜まつり [これはいいね]

北朝鮮のミサイルが日本を飛び越えた日、東京は花見[晴れ]のピークでした。私の住んでいる街では、ご近所さんたちが毎年恒例の桜まつりを開いていました。土日の2日間、オヤジたちは酒を酌み交わしながら大声で笑い、オカンたちはダンゴをわけあいながら井戸端会議し、お子たちはただひたすら走り回っているという、とても素敵なイベントです。

                    それがこちら↓
            090404_113205.jpg

なんだか昭和な雰囲気…と感じた方、BINGOです。この写真の両脇には、学園祭の模擬店のような屋台が並んでいるほか、写真が趣味のおじさんが撮ったらしき桜を使った絵葉書や、衣料品のフリーマーケットなどもあるんですね。でもって、店側もお客もぜんぶご近所さん。昭和を通りこして、まるで江戸時代の長屋みたいに(←住んだことないけど)すごく限定されたエリアで経済が完結しているの図、でございます。

神社やなんかのお祭りに登場するようないわゆるプロな方々はいないので、その商売もおおらかというか、のんびりというか、ほほえましいものがあります。

たとえば、1個90円で肉まんを売っているコンビニの前に、1個100円の肉まんを売る屋台が出ていて、通りを挟んだ向かい側には、1個150円の”自家製”肉まんを売る屋台がある、といった具合。それぞれの屋台の店番は、お昼ご飯にマクドナルドのハンバーガーを食べていたりするのです。

去年はたしか天気に恵まれず、初日に大量に売れ残ったフランクフルトソーセージの箱を抱えて「明日も売れなかったらどうするのお…」と嘆いているお子を、オカンが「売るの!全部売るの!だって持って帰っても食べきれないでしょ!」と叱咤激励しているところに出くわしたのですが、天気に恵まれた今年は、どのお店もいい感じで売り切れていたようです。あ、フリマの衣料品だけは「10円で詰め放題!」という、それだったらあげたほうが早いんじゃないの?と思うような声が飛んでいましたが。

お楽しみは屋台だけではありません。ご近所さんの会社が駐車場を開放し、そこに「カラオケ大会」なる舞台ができているところも昭和な感じ。トップバッターとしてマイクを握ったおじさんは、ガードマンのような制服を着て腕章をつけていて、もしかして勤務中なのでは???なんて…ドキドキしたのはきっと私だけでしょう。氷川きよしの新曲らしき歌を情感たっぷりに(=飲んでるんじゃないの?と思うぐらいに)歌い上げていました。

私は、ご近所さんのお楽しみの雑踏をすり抜けて図書館に向かい、週刊誌を読んできたのですが、
「定額給付金の受け取り第1号は創価学会員/手柄を誇示したい公明党系議員からの指示」
とか、
「政府紙幣の発行を主張していた東洋大・高橋洋一教授(元財務官僚)、温泉で財布を盗んだ容疑で書類送検」
とか、そんな内容の記事が並んでいて、なんかもう、バカバカしすぎてどうでもいいなあと思ってしまいました。と一緒に散ってもらえれば、それでけっこうでございます。

100年に一度のどうたらこうたらなどと言われながらも、あちこちで花見が盛況で、ゴールデンウィークの海外旅行は前年と比べてかなりの増加。政官財のトップが時代についていけていないだけで、庶民はけっこうしたたか&ごきげんに毎日暮らしているんじゃないのかな、と感じた週末でした。                                      


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窓際に置いておくと充電される電池 from ノルウェー [これはいいね]

いつも何かとつっこみどころ満載の記事をアップするTechnobahnですが、今回の記事はちょっと期待できるかもしれません。

ノルウェーの、発明家なのか研究家なのかよくわからないマルチタレントの持ち主・Karlsenさんが、あれこれ発明したものや調査・実験をブログでアップしているのですが、その中で、「窓際に置いておくだけで充電される電池」(The Suncat Batteries)が紹介されました。”DIY”(=Do It Yourself、手作りしようぜ)ってことになってますが、ほんとにできるんでしょうか。などと考えても仕方ありません。もし99%の人が作れるほど簡単だったとしても、私にはできませんから(キッパリ)。ええ、それほどぶきっちょです。

それはさておき、この電池、ニッケル水素電池に太陽電池セル(フィルムみたいなやつ)を巻きつけ、キャノンのデジカメをぶっ壊して、いえ、ぶっ壊れたデジカメから取り出した金属片みたいなのと電気を通す性質のある銀ペン(←ってなに?)を使ってをこちょこちょぺったりして完成、といういたってシンプルなもの。これだけで、窓際に置いておくと自然に電気がたまっていくそうです。

太陽光を使って電池に充電する発想は、すでに商品化されています。有名なのはこちら。三洋の製品です。任天堂の『Wii』のコントローラーに単3電池が必要らしく、充電池と充電器をセットで買っていく人が増えているのだとか。

Karlsenさんの記事本文を読むと、普通の充電池と充電器を持っていて、太陽光を使ったものがあることも知っているそうなのですが、「もっとシンプルなのがいいっ!」と思ってしまったそうです。

すばらしい。世の中の新しい技術は常に、「このめんどくさい状況をなんとかしたいっ!!!」という激情に突き動かされた結果、もっとめんどくさい研究にうっかり取り組んでしまう愛すべき人たちの間から生れてきます。Karlsenさんもそういうタイプなんでしょう。

私なんかは、めんどくさいものはめんどくさいなりにめんどくさいなあと思いながらめんどくささのなかにめんどくささ以上の価値を見出して使う(あるいは、まったくよりつかない)タイプの人間なので、発明なんて逆立ちしても無理です。逆立ちしなくても無理です。

そんなわけで、Karlsenさんのこの発明の結果に大きな期待を持って読みすすめました。

が、最後の一行。

The sun did not shine today, infact it was snowing.
(今日は太陽が出なかった。雪だったし)

Ooops!!!思わず英語で驚いてしまいました…。そうでした…。彼のお国は北の最果てノルウェー…[雪]そしてノルウェーの冬は極夜…。

Karlsenさん、なんてうっかりな人なんでしょう。発明を夏にやっていれば、白夜で24時間充電できたかもしれないのに。

そんなわけで、ほんとにこれで充電ができるのかどうかについては、現在、「ノルウェーの太陽待ち[晴れ]」だそうです。


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R-1 2009 えーっと…一部の審査員のレベルが… [これはいいね]

R-1も見ました。全体のレベルは去年より上がった気がしました。面白かったです。…。……。なんでしょう、このしっくりこない感じ。

10人のピン芸人のことよりもまず、「だれが堺正章なんか呼んだんだよ!」という後味がぬぐえないんですよねえ。長々と好き嫌いを述べるだけ。モノマネ番組の審査じゃないんだから。浮いてましたねえ。

さらに、ゲストとかいう名目でタレントを集めたあのひな壇はなに?あんなの去年ありましたっけ?あそこに並んでいるゲストに話をふるんだったら審査委員にふれよ、って話ですよね。私の記憶が正しければ、審査員の太平サブローと清水ミチコは発言しないまま終わった気がします。

※↑2人ともしゃべっていたという情報をいただきました。ありがとうございます。ガン見してたのに覚えてないなんて…orz 脳トレにハゲむべきときですね。。。

番組の構成がまずいのか、司会の雨上がり(と優香)の腕がないのか、その辺はよくわからないですが。ただ、出ている芸人にとっては人生がかかっているわけですから、もうちょっとなんとかしてほしかったなあ。

審査については、んー、まあ、まあ、まあ、納得いかないこともありつつ、大筋ではそうだろうなあという煮え切らない感じでした。

敗者復活の2人、必要だったのかなあ。8人だけでよかったと思うけど。視聴率対策か、前座をさせるためか、2時間の尺を持たせるためか、なんかそういう別の使命を帯びていたんじゃないかと思ってしまうぐらいのレベルでした。点数にもきちんと表れてたからいいのですが。あ、敗者復活だから妥当といえば妥当なのか。

あとの8人は激戦でしたね。8人の中で上位と下位の点差が40点ぐらいありますが、そこまでの差はなかったような気がします。

なので、極私的な順位をつけて楽しんでみました。

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1、バカリズム (実際の順位 同点3位) 「都道府県を持つ」ネタ 
発想がおかしすぎる!小学生の間ではやりそう。っていうか、バカリズムがたぶん小学生(笑)

2、COWCOW山田與志 (同点3位) 「テニスのスコアラー」ネタ
ゴルゴと「フフフ…」の組み合わせががツボ。

3、あべこうじ (5位) 「ほほぉん…、ってなる」ネタ
技術的には8人中最高。去年よりもうまくなってたと思いました。緩急も表情も間も。

4、中山功太 (1位) 「まもなく○○をお報せします」ネタ
一つだけ笑ったネタがあったけど。なんでひとりだけ680点超…?そこまで突出してなかった気が。

5、エハラマサヒロ (2位) 「ライブ」ネタ
初めて見ました。腕はあるなあと思いましたが、ネタが平凡だったかも。

6、サイクロンZ (6位) 「ダンス」ネタ
これまた初めて。ネタすべてをつなげるストーリーがあればよかったかも。

7、鳥居みゆき (8位) 「こっくりさん」ネタ
江川達也が構成力をほめてましたねー。売れっ子漫画家にあれだけほめられるのはすごい。

8、鬼頭真也 (7位) 「本の紹介」ネタ
ラサール石井のコメント「ネタのすき間というか遊びがなかった」がすべてだったと思います。

9、どきどきキャンプ・岸学、夙川アトムが同率 (岸9位、夙川10位)

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となりました。われながら、ネタも構成も練習もきちんとしている正統派好きだなあと。フフフ…。


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「地図を読めない女」の誤解/Nスペ・『女と男』 その2 [これはいいね]

私はNHKに縁もゆかりもないのですが、Nスペ『女と男』シリーズのとくに第2回が面白く、こうして勝手に広報活動にいそしんでおります。再々放送(←再放送はもう終わってしまいました)があれば、ぜひごらんください[ムード]

第2回のテーマは「地図の読めない女」。いきなりテーマに切り込むのではなく、そこに至るまでに、男女で発症率が違う病気の話とか、思春期の発達の違いとか、いろいろと男女の違いについての予備情報を与えて、下ごしらえ(=無用な批判を避ける工夫)をしているあたりが、さすが”みなさまのNHK”です。だから受信料はビタ一文まけません。

ちなみに、うつ病は思春期ごろから女が急増、アルツハイマーは女が男の2倍。一方、自閉症は男が女の2.5倍だそうです。

それでもって、問題の「地図」です。公園(墓地?)で、メモを頼りに、どこかに置かれたコインを見つけるという実験で、中年の白人男女が実験台でした。

渡されたメモは、方角と距離だけが書いてあるもの。「1、東に150メートル 2、南に100メートル」とか、そんな感じです。男は時間と太陽の位置から方角の見当をつけ、歩幅で距離をはかって、ほとんど迷わずにコインを発見しました。ところが、女は迷いまくり。実験を担当しているおばさん教授に何度もヒントをもらい、やっとのことでコインにたどりついたのです。そうです。やっぱり、女は地図が読めないのです。

というだけで終わるわけないですよね。コインの場所を変え、教授は次に、別のメモを男女に渡しました。そうすると、女はすいすいとコインにたどりついたのに、男は迷いまくって泣きが入り、見つけるまでにかなりの時間がかかったのです。そのメモとは…方角や距離ではなく、「ちいさい人形の像のあるカドを左」とかの具体的な目印が書かれたものだったのです。

つまり、空間認知能力にすぐれた男には、方角と距離で書かれたメモが有利。言語能力にすぐれた女には、具体的な目印が書かれたメモが有利。ということなんだそうで、それぞれに有利なメモを使えば、結果=コインを見つけ出す速さには、たいした違いはないのだとか。

では、なぜ「女は地図が読めない」と言われるのか。それは、地図が方角と距離で書かれている=男有利にできているからなんだそうです!いやー、目からウロコ。

言われてみれば、女向けのグルメ雑誌や観光案内なんかは、「ここにポスト」「かわいい雑貨屋さんの横の通り」みたいな目印が、地図の縮尺を無視してやたらと載ってますが、そういうことだったんですね。いっそ、そういうタイプの道路地図や海図も作ってみてはどうでしょう?「趣味の悪いムラサキ屋根の家のカドを右」とか、「○×島の島影がしゃくれたアゴに見えるあたりにイカの群れ」とか。

などと書いてますが、決してバカにしているわけではありません。

実は私、地図が読めません…orz

言葉を手がかりにして目印をすばやく見つける能力の仕組みについては、まだ解明されていないそうです。ただ、こうした能力の違いは、男が狩猟/女が採集という役割分担の時代(何百万年も昔)にできたと考えられているとのこと。

そして、それを裏付けるもう一つの研究を紹介していました。IQテストで同じような成績をおさめた男女の脳を調べると、使っている部分がぜんぜん違っていたというのです。女は”ブローカ野”というところで、男は…忘れました。使っている場所が違う=問題解決へのアプローチが違うということだそうです。しかし、そのことは、結果の良し悪しとは関係ない!と、NHKは繰り返し強調していました。

でもって、おちこぼれを作らせないようにとの目的で、「アプローチの違い」を意識した女子クラス/男子クラスを導入しているアメリカの例を紹介していました。いわゆる、日本の女子校/男子校とは違い、共学の学校に選択クラスとして設けられているそうです。大事なのは性差よりも個人差ですから、選択制度が望ましいのは言うまでもありません。

紹介されていた授業スタイルが特徴的でした。たとえば読書の時間。女子クラスはフツーにイスに座って読んでいましたが、男子クラスでは、寝転がったり、机の下にもぐりこんだり、狭い隙間に入り込んだり。あえて好き勝手にさせているんですね。不自然な体勢&場所での読書、私はいまだによくやります。こうした現象を、いままでずっと「男子はバカだから」だと思ってたのですが、そうじゃなかったんですね。男子は「男子だから」こういうバカなことをやるのです。似ているようで大違い。ああすっきり!

また、先生の口調や指導スタイルも違っていました。女子クラスは、仲良し同士の「ペア」「協力」がキーワード。先生の口調も柔らかいのです。一方、男子クラスは、先生があえて命令口調で「ボス」であることをはっきりさせ、お互いに競わせていく手法でした。そのほうが、活気が出て能力が伸びるのだとか。私のように、競争も命令もペアも協力も苦手なタイプはどうすれば…あ、普通に共学クラスに行けばいいのか。

↑この違いの背景にあるのも男女の違いです。女は、お互いにコミュニケーションを取りながら、複数のことを同時に処理していく能力にすぐれ、男は、相手と競いながら、優先順位の高いものから一つずつ処理していく能力にすぐれているのだそうで。なので、ビジネスでプレゼンをするときにも、相手が女か男かで、アプローチの方法がかわってくる、というところまで話を展開していました。

ちなみに私は…って、自分のことばかり言ってますが、私は「人とバカ話をしながら、深刻な内容の文章を書ける」とか「テレビを見ながら本を読んで、両方とも理解できる」とか、そういうまったく別のことを同時並行でできます。ずっと「特技」だと思ってましたが、男でそれができるから、ちょっと珍しがられていただけなんですね…。

それはともかく、こうした男女の違いは、人類が発展していくために必要な役割分担で、どっちが良い悪いという話ではないんですね。ということは当然、男に有利なやり方を”正しい”と考えてしまう集団や個人より、それぞれの特徴を活かした役割分担ができる集団や個人のほうが発展性があるわけで。

だから、母子家庭や父子家庭では、親ががんばって”1人2役”をするということだったんですね。よくわかりました。

だとすると、たとえば部活では、男子部のマネージャーは女子、女子部のマネージャーは男子、としたほうがいいのかもしれません。

その昔、高校ラグビーの監督から「うちに女子マネージャーは必要ない!」との持論を聞いたことがありましたが、そんなガンコなことではいけませんね。やっぱり、水をいれたヤカンを持って走ってくるのは、女子マネがいいんです。ええそうです。そうに決まってます。ラガー男子のために、ぜひそうしてあげてくださいと、機会があったらお願いしておきます(謎)

(追記)
その3は、精子の数が減っているとか、SRY遺伝子がどーのこーのとか、顕微授精があーだこーだとか、なんか理系っぽい話がいろいろで、それはそれで興味深かったのですが、いろいろ確認するのが大変なので、割愛します。またの機会に。


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「話を聞かない男」の正体/Nスペ・『女と男』 その1 [これはいいね]

NHKスペシャルで、1月11日から3回シリーズ『女と男』が放送されていました。「女」を最初に書く配慮がNHK的ですね。ここ10年間の”男女研究”の成果をコンパクトにまとめた(といっても3回ですが)という内容でした。わりと知られていることも多かったものの、見せ方がうまくて面白かったです[ムード]

※番組の内容はすべて、「一般的」「平均値」の話で、個人差のほうが大きくて重要であることは言うまでもありません。
※以下の要約は私の独断と偏見による解釈です。

第1回のテーマは、恋愛で結びついたはずの女と男が、気持ちが冷め、すれ違うのはなぜか。論から言えば「繁殖期が終わったから」です(rio訳)。登場した学者によると、男女の恋愛の賞味期限は4年間だそうで。これはいわゆる「出会ってから、子どもが3歳になるまで」の期間ですね。身もふたも無い…orz

なので、NHK的にはもっとほかの理由も提供しなければなりません。そこで、2ndテーマが「話を聞かない男」攻撃だったんですねー。中年の白人夫婦が登場し、2人の会話から”すれ違い”の原因を探るという趣向。いやー、笑いました。

<クレジットカードの使い方について>
夫「支払いは大丈夫なの?」
妻「どういう意味?」
夫「これまでもあったんだけど、高額な請求がきてぼくが…(以下、略)」
←批判
妻「私が家族を危機にさらしているような言い方はやめて!」
←防御
夫「専門家に聞いてごらん。支払いの先延ばしというのはね…(以下、略)」
←見下し

↑この「批判→防御→見下し」が、ケンカになってすれ違う典型パターンなんだそうで。”夫きっかけ”だけじゃなくて、”妻きっかけ”でもこういうパターンってありそうですが…まあ、NHKが「男が悪い!」というんだから、そうなんでしょう。

男がこうした会話パターンに陥りやすい理由が、2つあげられていました。ひとつは、「男は感情の読み取りがヘタ」という…まあ仕方ないですね。表情の写真から感情を読み取るテストをして正解率を調べると、圧倒的に女>男なんだそうで。しかもそのときに、女は男の半分しか脳を使ってない(=省エネ)そうです。

そしてもうひとつ、感情がたかぶった際の心拍数は、男>女なんだそうで。よく「女は感情的」などと言われますが、数値で比べると、男の方が「感情的」だったんですねー。これはホルモンの違いが影響しているそうで、女のほうが気持ちを早く落ち着かせることができるのだそうです。

男、へなちょこ…orz

単純に言えば、女に「どういう意味?」と言われたときに、「その話はしたくないの」という意味に脳内変換できないのが男。女が「やめて!」って怒ってるのに、感情がたかぶって歯止めがかからないのが男。ってわけですか…。まあねえ、周りを見てもそういうことは多々ありますねえ。

でもねえ…、女がどんどん強くなって…、そのせいかどうかわかりませんが…、「空気を読め!」という言葉が定着しつつあるじゃないですか…。男も読めないなりにがんばってるんですけどねえ…。などと、蚊のなくような声でいちおうの意思表示をしておきます…。

ちなみに、NHKいわく、「会話」は本来、女にとってはコミュニケーション、男にとっては問題解決だそうで。なので、会話をうまく続けるには、「男が相手の分析をせずにストレートに気持ちを受け止め、主張を抑え、上手に質問すること」だそうです。なんか、どこぞの恋愛講座みたいな結論になってました。いや、恋愛講座がそれだけすごいってことなのかな?

そして最後に、夫妻が「あなたの夢は?人生で成し遂げたいことは?」をお互いに質問する場面で、第1回は終了。そんなことを夫が妻にうっかり聞いて、「夢は、亭主元気で留守がいい。人生で成し遂げたいことは、熟年離婚」とか答えられた日には…どうやって生きていけばいいんでしょうか[ムード] (つづく)


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M-1 2008 レベルたかっ! [これはいいね]

いやー、びっくりしましたねー。今年のM-1は、過去最高といっていいぐらいのレベルの高さだった気がします。特に、NON STYLEとオードリー。浅田真央VSキム・ヨナぐらいの見ごたえがありました。あんな難しいスタイルの漫才をやり通せるだけですごい(ナイツもかなり難しいことやってますが)のに、かなりMAXのところで戦ってましたね。

レベルの高さにちょっと感動したので、好き勝手な感想を↓

優勝者をさておき、最初にダイアンです(笑)。個人的にはダイアンを応援していた…にもかかわらず、ダイアンだけ見逃してしまいました[ふらふら] You Tubeにアップされているダイアンの「寿司」は、彼らのよさがよく出ていると思います。が、やっぱりトップバッターは大変だったんだろうなあと。

NON STYLEボケの石田のキレにびっくり。あんなうまかったかな、という感じで。ツッコミの井上がひっぱってるイメージのあるコンビでしたが、もはや石田なしには成立しないですね。直前が、だだすべりだったザ・パンチだったというラッキーもあって、強烈な印象でした。

オードリーは2本目が1本目よりさらに難しい(←技術的に)漫才で、ボケの春日があそこまでツッコミの若林についていけるようになっていたことに驚きです。ただねえ、島田紳助が露骨に嫌ってましたからねえ。気の毒でした。紳助、いまの漫才が理解できないのであれば、もう審査委員長を辞めればいいと思います。

ナイツは、今年のNHK演芸の新人賞(←見た)と関東のお笑いホープ大賞をとってるんですよね。しかし、3冠ならず。安定感は抜群ですが、相手が悪かったと思います。NHK演芸のときは、メンツがちょろかった(←あごはずれるぐらいヘタなオリエンタルラジオとか)のもありましたが、NHKの雰囲気がナイツにぴったりだったことが大きかったと思います。それと比べると、M-1はナイツ向きじゃないのかも。

笑い飯キングコングの常連組は…厳しいですね。「新鮮味」「驚き」というところでポイントを稼ぎづらいだけに、4分間でライバルに差をつけるのは至難の技かも。やっぱり、M-1は取れるときに一気に駆け上がれ!というタイプの賞なんだなということが、改めてはっきりした気がします。

U字工事は腕は持ってると思いますが、関東人以外にはピンと来ないネタ。まあ、彼らはローカル芸人の道を極めるでしょうから、それはそれでいいんだと思います。モンスターエンジンは、ツッコミの大林があと20倍ぐらいがんばらないと厳しい気がします。ザ・パンチは(好きですが)まあ来年はもう出られないのでお疲れさまって感じでした。

最後に、紳助。
紳助は審査中に、「みんなうまい。だから評価は好き嫌いになってしまう」と発言していましたが、何を勘違いしているのでしょうか。好き嫌いを「審査」というなら、NHKのオンエアバトルみたいに、観客の人気投票のみにすればいいんですね。わざわざプロを7人も並べているのは、笑い(芸術点)だけでなく、笑いを生み出しているもの(技術点)もあわせて評価するためでしょう。

審査員7人中5人が吉本所属で、過去の優勝は8回中5回が吉本所属。世間は「吉本所属芸人は、分母が大きいから優勝者も多い」ということで納得している面もあるのに、それをぶち壊すような発言です。あれほど露骨に好き嫌いだけで差をつけるとはねえ。

ほかの6人が公平に評価していた(と感じられる)ことが救いでした。紳助には、かつてのようなカリスマ性はもはやないと思います。ザ・パンチと一緒に卒業してくださいm(_ _)m


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サンタさん、『MVPen』をください! [これはいいね]

クリスマスが迫ってきました。私はクリスチャンではないので、特別なことはなんにもしません。ただ…あの…どーしてもほしいものがあるんです!サンタさん!これください!

その名も『MVPen』。 すごいですよ、これ。専用ボールペンと専用クリップのセットなんですね。紙をクリップでとめ、ボールペンで字を書きます。ボールペンからは超音波と赤外線を組み合わせたなにかがほとばしっていて、それをクリップががっちりキャッチ。書かれた文字をどんどん記憶します(←特許とってるそうです)。A4で50枚分ぐらいは記憶できるそうです。でもって、それをパソコンにつなげば、自分が書いた通りのメモが画面上に表示されるのです。

このグッズのすごいところはそれだけではありません。なんと、パソコンに取り込んだメモ画像を、一発でデジタルテキストに変換できるのですよ!あとは、普通の文書として、パソコン上で編集作業ができるようになるのです。

いやー、すごい!すばらしい!私、別にまわしものじゃないんですが、まわしものになってもいいぐらいほしい。
ビジネスパーソンだけじゃなく、受験生が図書館で勉強したり、主婦が料理番組のレシピをメモしたり、バレーボールの指導者がコートサイドで取ったメモを、セット間にパソコンに取り込む、なんてことも!

この会社、急成長するんじゃないでしょうか。株、株、株。って、本社はイスラエルだそうですが。

私はメモ取りに、無地の大学ノートを愛用しています。電話の内容をメモするのも、取材関連のメモも、喫茶店であーでもないこーでもないと頭を悩ませながらぐちゃぐちゃ書くのも、全部、無地の大学ノートです。表紙に○年○月~とだけ書いておいて、メモを取る前にその日の日付を書きます。

この方法は、自由度が高くて、お気に入りです。ただ、それをきちんと整理するのがめんどくさい、という欠点があるのです。いつどこに何を書いたかを、日付と記憶を手がかりに探し出し、やっと見つけて開いてみるとぐちゃぐちゃの文字や意味不明なひとりごとが…なんてことも珍しくありません。とてつもなく重要なメモは、その部分に付箋を貼るようにしていますが、付箋ってノートをカバンにいれたらくちゃっと折れ曲がったり、破れたり、知らない間にはがれていたりと、けっこう危険です。

そんな私に、『MVPen』はぴったりのグッズだと思いませんか???って、そんなこと聞かれても知らねーよ!って言われるでしょうが…ああほしい。オヤジギャグ系のちょっとさぶい商品名まで、深く愛してしまいそうです。

きょうからさっそく、枕元に靴下を吊り下げたいと思います[雪]


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【再掲】 うまい焼き芋が10分でできます。 [これはいいね]

so-netブログには「アクセス解析」という項目があるのですが、きょう久々にそこをのぞくと、昨年10月に書いた焼き芋ネタへのアクセスが急増(笑)。お気持ちよーくわかります。私は今年も、せっせとサツマイモを食べてます。ということで、昨年の記事に、私の1年間の経験を足して、再掲します。

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日テレ『所さんの目がテン!』(07年10月放送分)で、”おいしい焼き芋の秘密”をやってました(画像はイメージ)。サツマイモを加熱すると、酵素がデンプンを分解して糖分に変え、甘くなるそうです。その最適条件はイモの内部の温度を60~70度で10分間キープすること石焼きはこの条件にぴったりな方法だそうです。一方、電子レンジで普通に加熱するとキープ時間が短すぎてだめなんだとか。

と、↑ここまでが、日テレの番組情報。

ネットでいろいろ調べてみると、同じ番組を見て、実際においしい焼き芋に挑戦された方がおられました。その方の発見された方法をもとに、私がやっている方法がこれ↓です。

1、サツマイモを新聞紙でくるむ
→ラップだと蒸気でイモが蒸れてしっとりします。ラップをとって1分ぐらい放置すると、蒸気が抜けていい感じになります。「電子レンジに新聞」は怖いなあという方は、ラップでどうぞ。

2、電子レンジで約1分半加熱する。新聞の表面に触れるとじんわり温かいぐらい(約60度)
→大事なのは「内部」なので、表面はさっさと加熱します。

3、さらに電子レンジの解凍で10分程度加熱する(中ぐらいのイモの場合)
→大きいイモの場合は、途中でひっくり返すとさらにいい感じです。イモの大きさによって時間を調節してください。

4、1~3をしてもまだイモがかたい場合は、解凍ではなく「レンジ」で、普通に3分ぐらい加熱する
→イモの糖度は、約60度/約10分間の加熱でピークになり、あとは何時間加熱しても変わらないそうです。ということで、約10分間「解凍」したら、あとは一気にチン!してしまいましょう。


たったこれだけで、石焼芋のような甘みとホクホク感が出ます。今年は、実家から送ってきたイモで作りまくり。今年も大成功!焦げがほしい場合は、この後にちょっとガス火であぶればOK。

これまで「魚焼きグリルで50分」コースは試したことがあって、でも全然おいしくできなかったのです。でもこの方法なら10分ちょっとでできて、絶対に失敗しない。すごいぞ電子レンジ。お試しあれ。

※ちなみに、上記の方法で何度試してもイモが甘くならなかったり、パサパサしたりする場合は、悪いのはイモです(断言)。または、そんなイモを扱っているスーパーです(断言)。ちゃんとしたイモでやれば、成功率100%です。


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